JPH06227476A - 自転車用リヤディレーラ - Google Patents
自転車用リヤディレーラInfo
- Publication number
- JPH06227476A JPH06227476A JP5015817A JP1581793A JPH06227476A JP H06227476 A JPH06227476 A JP H06227476A JP 5015817 A JP5015817 A JP 5015817A JP 1581793 A JP1581793 A JP 1581793A JP H06227476 A JPH06227476 A JP H06227476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- axis
- guide pulley
- mounting
- derailleur
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/125—Mounting the derailleur on the frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1248—Mechanisms for shifting laterally characterised by the use of biasing means, e.g. springs; Arrangements thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/126—Chain guides; Mounting thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 変速がスムーズにかつ応答性よくできる自転
車用リヤディレーラを提供する。 【構成】 チェンCがガイドプーリ3、テンションプー
リ4、13枚歯のリヤギヤG1に掛かり、回動軸芯3a
と回動軸芯4aを通る第2仮想直線Sが鉛直線になる状
態において、揺動リンク体7のブラケット体2に対する
第1揺動軸芯Z1と、支持体6に対する第2揺動軸芯Z
2とに平行で、ハブ軸芯Xを通る第3仮想直線Tが第1
揺動軸芯Z1と第2揺動軸芯Z2の間に位置し、さら
に、回動軸芯3aが、取り付け部材1に対する第1軸芯
Bと、支持体6に対する第2軸芯Pを通る第1仮想線Y
より低レベルに位置する。これにより、支持体2が第1
軸芯Bまわりで揺動昇降する揺動角、ガイドプーリ3が
第2軸芯Pまわりで揺動昇降する揺動角の割りには、ガ
イドプーリ3がギヤG1〜G7に接近してチェンCの掛
け換えを効率よく行う。
車用リヤディレーラを提供する。 【構成】 チェンCがガイドプーリ3、テンションプー
リ4、13枚歯のリヤギヤG1に掛かり、回動軸芯3a
と回動軸芯4aを通る第2仮想直線Sが鉛直線になる状
態において、揺動リンク体7のブラケット体2に対する
第1揺動軸芯Z1と、支持体6に対する第2揺動軸芯Z
2とに平行で、ハブ軸芯Xを通る第3仮想直線Tが第1
揺動軸芯Z1と第2揺動軸芯Z2の間に位置し、さら
に、回動軸芯3aが、取り付け部材1に対する第1軸芯
Bと、支持体6に対する第2軸芯Pを通る第1仮想線Y
より低レベルに位置する。これにより、支持体2が第1
軸芯Bまわりで揺動昇降する揺動角、ガイドプーリ3が
第2軸芯Pまわりで揺動昇降する揺動角の割りには、ガ
イドプーリ3がギヤG1〜G7に接近してチェンCの掛
け換えを効率よく行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体に連結するための
連結部を備える取り付け部材、この取り付け部材によっ
てハブ軸芯に平行またはほぼ平行な第1軸芯まわりで揺
動自在に支持されるブラケット体、チェン用のガイドプ
ーリおよびテンションプーリを前記第1軸芯に平行また
はほぼ平行な第2軸芯まわりで揺動自在に支持するとと
もに前記ブラケット体より車体前方側に配置される支持
体、ハブ軸芯方向視において前記第1軸芯および前記第
2軸芯を通る第1仮想線に平行またはほぼ平行に位置し
て、前記ブラケット体と前記支持体を連結する一対の揺
動リンク体、前記ブラケット体を前記車体に対して揺動
付勢することによってチェンに緊張力を付与する第1テ
ンションスプリング、前記ガイドプーリおよび前記テン
ションプーリを前記支持体に対して揺動付勢することに
よってチェンに緊張力を付与する第2テンションスプリ
ングを備えてある自転車用リヤディレーラに関する。
連結部を備える取り付け部材、この取り付け部材によっ
てハブ軸芯に平行またはほぼ平行な第1軸芯まわりで揺
動自在に支持されるブラケット体、チェン用のガイドプ
ーリおよびテンションプーリを前記第1軸芯に平行また
はほぼ平行な第2軸芯まわりで揺動自在に支持するとと
もに前記ブラケット体より車体前方側に配置される支持
体、ハブ軸芯方向視において前記第1軸芯および前記第
2軸芯を通る第1仮想線に平行またはほぼ平行に位置し
て、前記ブラケット体と前記支持体を連結する一対の揺
動リンク体、前記ブラケット体を前記車体に対して揺動
付勢することによってチェンに緊張力を付与する第1テ
ンションスプリング、前記ガイドプーリおよび前記テン
ションプーリを前記支持体に対して揺動付勢することに
よってチェンに緊張力を付与する第2テンションスプリ
ングを備えてある自転車用リヤディレーラに関する。
【0002】
【従来の技術】上記自転車用リヤディレーラは、ハブ軸
芯方向視において前記第1仮想線と揺動リンク体とが平
行またはほぼ平行であることにより、取り付け部材や支
持部材の面から比較的構造簡単に得られるものである。
この種ディレーラにおいて、車体フレームのリヤフォー
クエンド部にディレーラ取り付け用延出部が備えられて
いる車体に装着する形式のディレーラの場合、ディレー
ラのハブ軸芯に対する位置がディレーラ取り付け用延出
部の構成によって決まることから、また、ディレーラに
おける前記揺動リンク体の長さは、ガイドプーリが所定
の横移動ストロークを移動して複数枚のギヤに対するチ
ェン掛け換えを所望どおり行うようにするに足る長さに
する必要があることから、変速操作をするに伴い、ガイ
ドプーリがギヤから車体前方側に比較的離れた箇所で車
体横方向に移動するようになっていた。すなわち、リヤ
ディレーラの組付けを行うに当たり、チェンがリヤギヤ
装置の13枚歯を備えるギヤに掛かると、リヤギヤ装置
に13枚歯が存在しない場合には13枚歯ギヤを姿勢設
定のゲージ用に取り付けてこのゲージ用ギヤにチェンが
掛かると、ガイドプーリおよびテンションプーリそれぞ
れの回動軸芯を通る仮想直線が鉛直線になるようにして
行えば、いずれの速度状態に変速操作してもディレーラ
のテンション作用が所定どおりになってチェンテンショ
ンが適切になる。ところが、この組付け姿勢になって
も、一対の揺動リンク体のうちの車体外側に位置する方
の揺動リンク体がブラケット体に対して揺動する揺動軸
芯に平行でハブ軸芯を通る仮想直線が、ハブ軸芯方向視
において前記揺動軸芯に一致するか、あるいはその揺動
軸芯より車体後方側を通る状態になり、ガイドプーリが
ギヤから車体前方側に比較的離れて位置するようになっ
ていた。また、リヤフォークエンド部にディレーラ取り
付け用延出部が備えられていない車体に装着する形式の
ディレーラの場合、リヤフォークエンド部にブラケット
を介して連結するようになっているが、このようにして
車体に装着した場合、取り付け部材に備えられている形
状や大きさのために、ディレーラとハブ軸芯との位置関
係が、ディレーラ取り付け用延出部に直付けする型式の
ディレーラを車体に装着した場合のディレーラとハブ軸
芯との位置関係に等しくまたはほぼ等しくなっていた。
すなわち、ディレーラを車体に装着した際のディレーラ
の車体に対する位置関係が、直付け型ディレーラを車体
に装着した際の車体に対する位置関係と等しくまたはほ
ぼ等しくなるように取り付け部材を形成されていた。し
たがって、例えば特公昭47−27656号公報に示さ
れるように、車体にブラケットを介して連結するブラケ
ット型ディレーラにおいても、直付け型ディレーラと同
様に、車体外側に位置する方の揺動リンク体がブラケッ
ト体に対して揺動する揺動軸芯に平行でハブ軸芯を通る
仮想直線が、ハブ軸芯方向視において前記揺動軸芯に一
致するか、あるいはその揺動軸芯より車体後方側を通る
状態になり、ガイドプーリがギヤから車体前方側に比較
的離れて位置するようになっていた。
芯方向視において前記第1仮想線と揺動リンク体とが平
行またはほぼ平行であることにより、取り付け部材や支
持部材の面から比較的構造簡単に得られるものである。
この種ディレーラにおいて、車体フレームのリヤフォー
クエンド部にディレーラ取り付け用延出部が備えられて
いる車体に装着する形式のディレーラの場合、ディレー
ラのハブ軸芯に対する位置がディレーラ取り付け用延出
部の構成によって決まることから、また、ディレーラに
おける前記揺動リンク体の長さは、ガイドプーリが所定
の横移動ストロークを移動して複数枚のギヤに対するチ
ェン掛け換えを所望どおり行うようにするに足る長さに
する必要があることから、変速操作をするに伴い、ガイ
ドプーリがギヤから車体前方側に比較的離れた箇所で車
体横方向に移動するようになっていた。すなわち、リヤ
ディレーラの組付けを行うに当たり、チェンがリヤギヤ
装置の13枚歯を備えるギヤに掛かると、リヤギヤ装置
に13枚歯が存在しない場合には13枚歯ギヤを姿勢設
定のゲージ用に取り付けてこのゲージ用ギヤにチェンが
掛かると、ガイドプーリおよびテンションプーリそれぞ
れの回動軸芯を通る仮想直線が鉛直線になるようにして
行えば、いずれの速度状態に変速操作してもディレーラ
のテンション作用が所定どおりになってチェンテンショ
ンが適切になる。ところが、この組付け姿勢になって
も、一対の揺動リンク体のうちの車体外側に位置する方
の揺動リンク体がブラケット体に対して揺動する揺動軸
芯に平行でハブ軸芯を通る仮想直線が、ハブ軸芯方向視
において前記揺動軸芯に一致するか、あるいはその揺動
軸芯より車体後方側を通る状態になり、ガイドプーリが
ギヤから車体前方側に比較的離れて位置するようになっ
ていた。また、リヤフォークエンド部にディレーラ取り
付け用延出部が備えられていない車体に装着する形式の
ディレーラの場合、リヤフォークエンド部にブラケット
を介して連結するようになっているが、このようにして
車体に装着した場合、取り付け部材に備えられている形
状や大きさのために、ディレーラとハブ軸芯との位置関
係が、ディレーラ取り付け用延出部に直付けする型式の
ディレーラを車体に装着した場合のディレーラとハブ軸
芯との位置関係に等しくまたはほぼ等しくなっていた。
すなわち、ディレーラを車体に装着した際のディレーラ
の車体に対する位置関係が、直付け型ディレーラを車体
に装着した際の車体に対する位置関係と等しくまたはほ
ぼ等しくなるように取り付け部材を形成されていた。し
たがって、例えば特公昭47−27656号公報に示さ
れるように、車体にブラケットを介して連結するブラケ
ット型ディレーラにおいても、直付け型ディレーラと同
様に、車体外側に位置する方の揺動リンク体がブラケッ
ト体に対して揺動する揺動軸芯に平行でハブ軸芯を通る
仮想直線が、ハブ軸芯方向視において前記揺動軸芯に一
致するか、あるいはその揺動軸芯より車体後方側を通る
状態になり、ガイドプーリがギヤから車体前方側に比較
的離れて位置するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のディレーラにあ
っては、前記組み付け姿勢においてガイドプーリがギヤ
から車体前方側に比較的離れて位置することから、チェ
ンの掛け換えを行うべく車体横方向に移動するガイドプ
ーリがギヤから比較的離れた箇所でチェンを移動操作す
ることになり、この結果、ガイドプーリによるチェン掛
け換え操作力がチェンに外し作用したり掛け作用する効
率が悪く、変速操作してからチェンの掛け換わりが完了
するまでに比較的時間がかかるなど変速性が悪くなって
いた。本発明の目的は、比較的構造簡単に得えられるも
のでありながら、変速性がよい自転車用リヤディレーラ
を提供することにある。
っては、前記組み付け姿勢においてガイドプーリがギヤ
から車体前方側に比較的離れて位置することから、チェ
ンの掛け換えを行うべく車体横方向に移動するガイドプ
ーリがギヤから比較的離れた箇所でチェンを移動操作す
ることになり、この結果、ガイドプーリによるチェン掛
け換え操作力がチェンに外し作用したり掛け作用する効
率が悪く、変速操作してからチェンの掛け換わりが完了
するまでに比較的時間がかかるなど変速性が悪くなって
いた。本発明の目的は、比較的構造簡単に得えられるも
のでありながら、変速性がよい自転車用リヤディレーラ
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による自転車用リ
ヤディレーラにあっては、冒頭に記したものにおいて、
目的達成のために、前記取り付け部材が車体に連結さ
れ、かつ、車体に装着された13枚歯のリヤギヤ、前記
ガイドプーリおよび前記テンションプーリにチェンが巻
回するとともに、前記ガイドプーリの回動軸芯および前
記テンションプーリの回動軸芯を通る第2仮想直線がハ
ブ軸芯方向視で鉛直線になるように組付けると、前記揺
動リンク体のうちの車体横外側に位置する方の外側揺動
リンク体の前記ブラケット体に対する第1揺動軸芯、お
よび、前記外側揺動リンク体の前記支持体に対する第2
揺動軸芯に平行で、ハブ軸芯を通る第3仮想直線が、ハ
ブ軸芯方向視において前記第1揺動軸芯と前記第2揺動
軸芯の間に位置し、かつ、前記ガイドプーリの前記回動
軸芯がハブ軸芯方向視で前記第1仮想線と同レベルまた
は前記第1仮想線より低レベルに位置する組付け姿勢に
なるように、前記取り付け部材を形成してあることを特
徴とする。
ヤディレーラにあっては、冒頭に記したものにおいて、
目的達成のために、前記取り付け部材が車体に連結さ
れ、かつ、車体に装着された13枚歯のリヤギヤ、前記
ガイドプーリおよび前記テンションプーリにチェンが巻
回するとともに、前記ガイドプーリの回動軸芯および前
記テンションプーリの回動軸芯を通る第2仮想直線がハ
ブ軸芯方向視で鉛直線になるように組付けると、前記揺
動リンク体のうちの車体横外側に位置する方の外側揺動
リンク体の前記ブラケット体に対する第1揺動軸芯、お
よび、前記外側揺動リンク体の前記支持体に対する第2
揺動軸芯に平行で、ハブ軸芯を通る第3仮想直線が、ハ
ブ軸芯方向視において前記第1揺動軸芯と前記第2揺動
軸芯の間に位置し、かつ、前記ガイドプーリの前記回動
軸芯がハブ軸芯方向視で前記第1仮想線と同レベルまた
は前記第1仮想線より低レベルに位置する組付け姿勢に
なるように、前記取り付け部材を形成してあることを特
徴とする。
【0005】
【作用】ガイドプーリのギヤに対する位置が後側に移動
するほどチェンのギヤへの掛かり代が減少するが、本発
明による場合、前記第1揺動軸芯、第2揺動軸芯および
第3仮想直線が前記位置関係にあることにより、チェン
のギヤへの掛かり代が減少しても、車輪駆動に支障が生
じたり、チェン掛け換えに必要な操作力が著しく重くな
るまでは減少しないようにしながら、ガイドプーリのギ
ヤに対する位置が従来より後側になる。すなわち、ハブ
軸芯方向視で、ガイドプーリがリヤギヤの下方に入り込
むようになる。この結果、支持体が第1軸芯まわりで下
降したり上昇するに伴ってガイドプーリがギヤから離れ
たり、ギヤに接近する距離が支持体の揺動角の割りには
大になる。つまり、ガイドプーリが従来より効率よくギ
ヤに接近したり、ギヤから離れたりする。さらに、ディ
レーラが前記組付け姿勢にある状態でのガイドプーリと
小径側ギヤとの間隔を所定間隔にするに当たり、ガイド
プーリの回動軸芯が前記第1仮想線に対して高レベル、
低レベルおよび同レベルのいずれに位置するようにして
もできるが、同レベルあるいは低レベルに位置する方
が、高レベルに位置するよりも、変速に伴って第2軸芯
まわりで揺動昇降するガイドプーリがギヤに対して効率
よく離れたり接近したりする。すなわち、ガイドプーリ
の回動軸芯が第1仮想線と同レベル、または第1仮想線
より低レベルに位置すると、たとえ取り付け部材の形状
や支持体の配置レベルなどの都合に起因して第1仮想線
が前下がり傾斜になっても、ガイドプーリがリヤギヤの
小径側に位置する時、ガイドプーリの回動軸芯が、ガイ
ドプーリの揺動昇降の支点である第2軸芯に水平にまた
はそれに近い状態に並ぶことになり、ガイドプーリが第
2軸芯まわりで下降するに伴ってガイドプーリがギヤか
ら離れる距離がガイドプーリの揺動角の割りには大にな
る。したがって、支持体の第1軸芯まわりでの揺動昇降
に起因する面と、ガイドプーリの第2軸芯まわりでの揺
動昇降に起因する面の両面から、ガイドプーリがギヤに
対して効率よく接近したり、ギヤから効率よく離れたり
する。これにより、最高速から最低速のいずれの速度状
態に変速する場合でも、ガイドプーリがギヤに極力接近
してチェン掛け換え操作力がチェンに効率よく作用す
る。
するほどチェンのギヤへの掛かり代が減少するが、本発
明による場合、前記第1揺動軸芯、第2揺動軸芯および
第3仮想直線が前記位置関係にあることにより、チェン
のギヤへの掛かり代が減少しても、車輪駆動に支障が生
じたり、チェン掛け換えに必要な操作力が著しく重くな
るまでは減少しないようにしながら、ガイドプーリのギ
ヤに対する位置が従来より後側になる。すなわち、ハブ
軸芯方向視で、ガイドプーリがリヤギヤの下方に入り込
むようになる。この結果、支持体が第1軸芯まわりで下
降したり上昇するに伴ってガイドプーリがギヤから離れ
たり、ギヤに接近する距離が支持体の揺動角の割りには
大になる。つまり、ガイドプーリが従来より効率よくギ
ヤに接近したり、ギヤから離れたりする。さらに、ディ
レーラが前記組付け姿勢にある状態でのガイドプーリと
小径側ギヤとの間隔を所定間隔にするに当たり、ガイド
プーリの回動軸芯が前記第1仮想線に対して高レベル、
低レベルおよび同レベルのいずれに位置するようにして
もできるが、同レベルあるいは低レベルに位置する方
が、高レベルに位置するよりも、変速に伴って第2軸芯
まわりで揺動昇降するガイドプーリがギヤに対して効率
よく離れたり接近したりする。すなわち、ガイドプーリ
の回動軸芯が第1仮想線と同レベル、または第1仮想線
より低レベルに位置すると、たとえ取り付け部材の形状
や支持体の配置レベルなどの都合に起因して第1仮想線
が前下がり傾斜になっても、ガイドプーリがリヤギヤの
小径側に位置する時、ガイドプーリの回動軸芯が、ガイ
ドプーリの揺動昇降の支点である第2軸芯に水平にまた
はそれに近い状態に並ぶことになり、ガイドプーリが第
2軸芯まわりで下降するに伴ってガイドプーリがギヤか
ら離れる距離がガイドプーリの揺動角の割りには大にな
る。したがって、支持体の第1軸芯まわりでの揺動昇降
に起因する面と、ガイドプーリの第2軸芯まわりでの揺
動昇降に起因する面の両面から、ガイドプーリがギヤに
対して効率よく接近したり、ギヤから効率よく離れたり
する。これにより、最高速から最低速のいずれの速度状
態に変速する場合でも、ガイドプーリがギヤに極力接近
してチェン掛け換え操作力がチェンに効率よく作用す
る。
【0006】
【発明の効果】リヤギヤ装置が7段式で、最小径ギヤと
最大径ギヤの径差が大になる場合でも、そして最高速か
ら最低速のいずれの速度状態に変速する場合でも、ガイ
ドプーリによるチェン掛け換え操作力がチェンに効率よ
く作用してスムーズにかつ応答性よく変速できるように
なった。
最大径ギヤの径差が大になる場合でも、そして最高速か
ら最低速のいずれの速度状態に変速する場合でも、ガイ
ドプーリによるチェン掛け換え操作力がチェンに効率よ
く作用してスムーズにかつ応答性よく変速できるように
なった。
【0007】
【実施例】図1および図2に示すように、取り付け部材
1に第1軸芯Bまわりで揺動するように連結してあるブ
ラケット体2、ガイドプーリ3およびテンションプーリ
4を回動可能に取り付けてあるチェンガイド5、このチ
ェンガイド5を前記第1軸芯Bに平行またはほぼ平行な
第2軸芯Pまわりで揺動可能に支持する支持体6、側面
視において前記第1軸芯Bおよび前記第2軸芯Pを通る
第1仮想直線Yに平行またはほぼ平行に位置して前記支
持体6と前記ブラケット体2とを連結する一対の揺動リ
ンク7,8によって、リヤディレーラ本体を構成し、こ
のリヤディレーラ本体と前記取り付け部材1とにより、
自転車用のリヤディレーラを構成してある。すなわち、
取り付け部材1を車体フレームFのリヤフォークエンド
部FEに連結することによって、車体への装着状態にな
り、この装着状態では、第1軸芯Bおよび第2軸芯Pが
ハブ軸芯Xに平行またはほぼ平行になる。変速操作装置
(図示せず)からの変速ワイヤ9のアウターワイヤを、
ブラケット体2に備えてあるアウター受け具10に装着
するとともに、変速ワイヤ9のインナーワイヤ9aを一
方の揺動リンク体7に備えてあるインナー連結部7aに
連結し、変速操作装置によるインナーワイヤ9aの引っ
張り操作をすると、インナーワイヤ9aの引っ張り力の
ために揺動リンク体7,8がブラケット体2に対して車
体内方側に揺動することにより、かつ、ブラケット体
2、揺動リンク体7,8、支持体6が四連リンク機構を
構成していて支持体6が同方向に移動することにより、
ガイドプーリ3がブラケット体2に対して車体内方側に
移動してリヤギヤ装置のギヤG1〜G7の小径側から大
径側にチェンCを掛け換える。そして、インナーワイヤ
9aの緩め操作をすると、図2に示すリターンスプリン
グ11の復元力による操作力のために揺動リンク体7,
8がブラケット体2に対して車体外方側に揺動して支持
体6が同方向に移動することにより、ガイドプーリ3が
ブラケット体2に対して車体外方側に移動してギヤG1
〜G7の大径側から小径側にチェンCを掛け換える。ブ
ラケット体2が取り付け部材1に対して回動可能なこと
により、支持体6が取り付け部材1に対して第1軸芯B
まわりで揺動昇降することが可能であり、図2に示す如
くブラケット体2に内装してある第1テンションスプリ
ング12が、ブラケット体2を取り付け部材1に対して
揺動付勢して支持体6を取り付け部材1に対して第1軸
芯Bまわりで上昇揺動するよう付勢することによってガ
イドプーリ3およびテンションプーリ4を介してチェン
Cに緊張力を付与する。チェンガイド5が支持体6に対
して揺動可能なことにより、ガイドプーリ3およびテン
ションプーリ4が支持体6に対して第2軸芯Pまわりで
揺動昇降することが可能であり、支持体6に内装してあ
る第2テンションスプリング13が、チェンガイド板5
を支持体6に対して回動付勢してガイドプーリ3および
テンションプーリ4を支持体6に対して第2軸芯Pまわ
りで揺動するように付勢することによってチェンCに緊
張力を付与する。これらにより、ガイドプーリ3がチェ
ン掛け換えのために車体横方向に移動する際、支持体6
の第1軸芯Bまわりでの揺動と、チェンガイド5の第2
軸芯Pまわりでの揺動とのために、ガイドプーリ3がギ
ヤG1〜G7に接触しないように、かつ、ギヤG1〜G
7に極力接近してチェンCの掛け換え操作を効率よく行
うように、ギヤG1〜G7に対して昇降しながら横移動
する。また、チェンCがギヤG1〜G7のいずれに掛か
る場合にも、テンションスプリング12,13による作
用のためにチェンCが所定の緊張状態になる。
1に第1軸芯Bまわりで揺動するように連結してあるブ
ラケット体2、ガイドプーリ3およびテンションプーリ
4を回動可能に取り付けてあるチェンガイド5、このチ
ェンガイド5を前記第1軸芯Bに平行またはほぼ平行な
第2軸芯Pまわりで揺動可能に支持する支持体6、側面
視において前記第1軸芯Bおよび前記第2軸芯Pを通る
第1仮想直線Yに平行またはほぼ平行に位置して前記支
持体6と前記ブラケット体2とを連結する一対の揺動リ
ンク7,8によって、リヤディレーラ本体を構成し、こ
のリヤディレーラ本体と前記取り付け部材1とにより、
自転車用のリヤディレーラを構成してある。すなわち、
取り付け部材1を車体フレームFのリヤフォークエンド
部FEに連結することによって、車体への装着状態にな
り、この装着状態では、第1軸芯Bおよび第2軸芯Pが
ハブ軸芯Xに平行またはほぼ平行になる。変速操作装置
(図示せず)からの変速ワイヤ9のアウターワイヤを、
ブラケット体2に備えてあるアウター受け具10に装着
するとともに、変速ワイヤ9のインナーワイヤ9aを一
方の揺動リンク体7に備えてあるインナー連結部7aに
連結し、変速操作装置によるインナーワイヤ9aの引っ
張り操作をすると、インナーワイヤ9aの引っ張り力の
ために揺動リンク体7,8がブラケット体2に対して車
体内方側に揺動することにより、かつ、ブラケット体
2、揺動リンク体7,8、支持体6が四連リンク機構を
構成していて支持体6が同方向に移動することにより、
ガイドプーリ3がブラケット体2に対して車体内方側に
移動してリヤギヤ装置のギヤG1〜G7の小径側から大
径側にチェンCを掛け換える。そして、インナーワイヤ
9aの緩め操作をすると、図2に示すリターンスプリン
グ11の復元力による操作力のために揺動リンク体7,
8がブラケット体2に対して車体外方側に揺動して支持
体6が同方向に移動することにより、ガイドプーリ3が
ブラケット体2に対して車体外方側に移動してギヤG1
〜G7の大径側から小径側にチェンCを掛け換える。ブ
ラケット体2が取り付け部材1に対して回動可能なこと
により、支持体6が取り付け部材1に対して第1軸芯B
まわりで揺動昇降することが可能であり、図2に示す如
くブラケット体2に内装してある第1テンションスプリ
ング12が、ブラケット体2を取り付け部材1に対して
揺動付勢して支持体6を取り付け部材1に対して第1軸
芯Bまわりで上昇揺動するよう付勢することによってガ
イドプーリ3およびテンションプーリ4を介してチェン
Cに緊張力を付与する。チェンガイド5が支持体6に対
して揺動可能なことにより、ガイドプーリ3およびテン
ションプーリ4が支持体6に対して第2軸芯Pまわりで
揺動昇降することが可能であり、支持体6に内装してあ
る第2テンションスプリング13が、チェンガイド板5
を支持体6に対して回動付勢してガイドプーリ3および
テンションプーリ4を支持体6に対して第2軸芯Pまわ
りで揺動するように付勢することによってチェンCに緊
張力を付与する。これらにより、ガイドプーリ3がチェ
ン掛け換えのために車体横方向に移動する際、支持体6
の第1軸芯Bまわりでの揺動と、チェンガイド5の第2
軸芯Pまわりでの揺動とのために、ガイドプーリ3がギ
ヤG1〜G7に接触しないように、かつ、ギヤG1〜G
7に極力接近してチェンCの掛け換え操作を効率よく行
うように、ギヤG1〜G7に対して昇降しながら横移動
する。また、チェンCがギヤG1〜G7のいずれに掛か
る場合にも、テンションスプリング12,13による作
用のためにチェンCが所定の緊張状態になる。
【0008】前記取り付け部材1は、図3に示す正面視
形状を有する板状体でなり、かつ、一端側に、ディレー
ラ本体の連結を可能にする連結部の一例としての円形ま
たはほぼ円形のボルト孔1aを備え、他端側に、車体フ
レームFへの連結を可能にする連結部の一例としての切
欠き孔1bを備え、この切欠き孔1bの近くに円形また
はほぼ円形のネジ孔1cを備えることにより、ディレー
ラ全体の車体フレームFへの連結を可能にし、ディレー
ラ本体の取り付け部材1への連結を可能にしている。す
なわち、ボルト孔1aは、ディレーラ本体のブラケット
体2を取り付け部材1に連結をするものである。つま
り、図2に示すように、ブラケット体2に装着されてい
る取り付けボルト2aをボルト孔1aに装着する。する
と、取り付けボルト2aがブラケット体2に回動可能に
付いていることにより、取り付けボルト2aが取り付け
部材1によるブラケット体2の枢支を可能し、ブラケッ
ト体2が取り付け部材1に第1軸芯Bまわりで回動可能
に連結する。切欠き孔1bとネジ孔1cとは、取り付け
部材1を車体フレームFのフォークエンド部FEに連結
するためのもであり、かつ、取り付け部材1のフォーク
エンド部FEに対する取り付け姿勢を予め設定してある
図1の設定組付け姿勢に決定する姿勢決め手段となって
いる。つまり、図4に示すように取り付け部材1をこれ
の切欠き孔1bにハブ軸16が入り込むようにしてリヤ
フォークエンド部FEに位置合わせし、ネジ孔1cに装
着したセットボルト17をリヤフォークエンド部FEに
締め付けるとともに、ハブ軸16をリヤフォークエンド
部FEに締め付ける。すると、セットボルト17による
締め付け力と、ハブ軸16の締め付け力とによって取り
付け部材1がフォークエンド部FEに連結する。また、
切欠き孔1bが取り付け部材1とフォークエンド部FE
とのハブ軸16を介しての係止を可能にして、取り付け
部材1がフォークエンド部FEに対してセットボルト1
7を支点として回動することを阻止し、ネジ孔1cが取
り付け部材1とフォークエンド部FEとのセットボルト
17を介しての係止を可能にして、取り付け部材1がフ
ォークエンド部FEに対してハブ軸16を支点として回
動することを阻止することにより、切欠き孔1bとネジ
孔1cとが協働により、取り付け部材1をフォークエン
ド部FEに前記設定組付け姿勢で組付くように姿勢決め
する。
形状を有する板状体でなり、かつ、一端側に、ディレー
ラ本体の連結を可能にする連結部の一例としての円形ま
たはほぼ円形のボルト孔1aを備え、他端側に、車体フ
レームFへの連結を可能にする連結部の一例としての切
欠き孔1bを備え、この切欠き孔1bの近くに円形また
はほぼ円形のネジ孔1cを備えることにより、ディレー
ラ全体の車体フレームFへの連結を可能にし、ディレー
ラ本体の取り付け部材1への連結を可能にしている。す
なわち、ボルト孔1aは、ディレーラ本体のブラケット
体2を取り付け部材1に連結をするものである。つま
り、図2に示すように、ブラケット体2に装着されてい
る取り付けボルト2aをボルト孔1aに装着する。する
と、取り付けボルト2aがブラケット体2に回動可能に
付いていることにより、取り付けボルト2aが取り付け
部材1によるブラケット体2の枢支を可能し、ブラケッ
ト体2が取り付け部材1に第1軸芯Bまわりで回動可能
に連結する。切欠き孔1bとネジ孔1cとは、取り付け
部材1を車体フレームFのフォークエンド部FEに連結
するためのもであり、かつ、取り付け部材1のフォーク
エンド部FEに対する取り付け姿勢を予め設定してある
図1の設定組付け姿勢に決定する姿勢決め手段となって
いる。つまり、図4に示すように取り付け部材1をこれ
の切欠き孔1bにハブ軸16が入り込むようにしてリヤ
フォークエンド部FEに位置合わせし、ネジ孔1cに装
着したセットボルト17をリヤフォークエンド部FEに
締め付けるとともに、ハブ軸16をリヤフォークエンド
部FEに締め付ける。すると、セットボルト17による
締め付け力と、ハブ軸16の締め付け力とによって取り
付け部材1がフォークエンド部FEに連結する。また、
切欠き孔1bが取り付け部材1とフォークエンド部FE
とのハブ軸16を介しての係止を可能にして、取り付け
部材1がフォークエンド部FEに対してセットボルト1
7を支点として回動することを阻止し、ネジ孔1cが取
り付け部材1とフォークエンド部FEとのセットボルト
17を介しての係止を可能にして、取り付け部材1がフ
ォークエンド部FEに対してハブ軸16を支点として回
動することを阻止することにより、切欠き孔1bとネジ
孔1cとが協働により、取り付け部材1をフォークエン
ド部FEに前記設定組付け姿勢で組付くように姿勢決め
する。
【0009】取り付け部材1は、フォークエンド部FE
に前記設定組付け姿勢で組付き、かつ、図3に示す切欠
き孔1bとボルト孔1aとの位置関係や形状を備えてい
ることにより、リヤディレーラ全体をスムーズに応答性
よく変速するように、車体フレームFに図1に示す好適
組付け姿勢で組付くことを可能にしている。すなわち、
取り付け部材1をリヤフォークエンド部FEに前記設定
組付け姿勢で組付け、チェンCがガイドプーリ3とテン
ションプーリ4に掛かり、かつ、リヤギヤG1〜G7の
うちの13枚歯を備えるギヤG1に掛かる状態にする。
リヤギヤ装置が13枚歯ギヤを備えない場合には、13
枚歯のリヤギヤを組付け姿勢設定用に装着し、この姿勢
設定用の13枚歯ギヤにチェンCを掛ける。また、複数
枚のフロントギヤを備える車体の場合には、そのフロン
トギヤの最大径のものにチェンCが掛かる状態にする。
さらに、前後輪がともに水平地面に接地する状態にし、
かつ、図1に示すように、ガイドプーリ3の回動軸芯3
aとテンションプーリ4の回動軸芯4aを通る第2仮想
直線Sが水平地面に垂直な線、すなわち鉛直線になるよ
うにする。すると、図1に示すように、揺動リンク体
7,8のうち車体外側に位置する方の外側リンク体7が
ブラケット体2に対して揺動する第1揺動軸芯Z1、お
よび、外側リンク体7が支持体6に対して揺動する第2
揺動軸芯Z2に平行で、ハブ軸芯Xを通る第3仮想直線
Tが、ハブ軸芯方向視において前記第1揺動軸芯Z1と
前記第2揺動軸芯Z2との間に位置し、かつ、取り付け
部材1の車体前方側端1dより車体後方側を通り、さら
には、ガイドプーリ3の回動軸芯3aが、ハブ軸芯方向
視で前記第1仮想線Yより低レベルに位置する姿勢にな
る。この姿勢が好適組付け姿勢である。この好適組付け
姿勢で組付くと、変速操作をするに伴い、支持体6が第
1軸芯Bまわりで揺動昇降し、かつ、チェンガイド5の
揺動のためにガイドプーリ3が第2軸芯Pまわりで揺動
昇降することにより、ガイドプーリ3がギヤG1〜G7
に対して接触しないように昇降しながらハブ軸芯方向に
移動するに当たり、ガイドプーリ3がギヤG1〜G7に
対して効率よく昇降し、チェンCをギヤG1〜G7のい
ずれに掛け換える場合にも、ガイドプーリ3がギヤG1
〜G7に極力接近してガイドプーリ3による掛け換え操
作力が効率よく作用する。つまり、第3仮想直線Tが第
2揺動軸芯Pに一致したり、第2揺動軸芯Pより車体前
方側を通る程度にガイドプーリ3がギヤG1〜G7の下
方に入り込むと、チェンCのギヤG1〜G7への掛かり
代が著しく減少し、車輪駆動に支障が生じたり、変速に
必要な操作力が著しく重くなるが、第1揺動軸芯Z1、
第2揺動軸芯Z2および第3仮想直線Tの前記位置関係
により、車輪駆動が支障なくできるとともに変速操作力
があまり重くならない程度に、ガイドプーリ3がギヤG
1〜G7の下方に入り込む。この結果、第3仮想直線T
が第1揺動軸芯Z1に一致したり、図9に示す如く第1
揺動軸芯Z1より車体後方側を通る状態になるまでに、
ガイドプーリ3がギヤG1〜G7に対してその前方側に
位置するに比し、支持体6が第1軸芯Bまわりで下降し
たり上昇するに伴ってガイドプーリ3がギヤG1から離
れたり、ギヤG1に接近する距離が支持体6の揺動角の
割りには大になる。さらに、ガイドプーリ3の回動軸芯
3aが第1仮想線Yより低レベルに位置することによ
り、第1仮想線Yより高レベルに位置するに比し、ガイ
ドプーリ3が支持体6に対して第2軸芯Pまわりで下降
するに伴ってガイドプーリ3がギヤG1から離れる距離
がガイドプーリ3の揺動角の割りには大になる。要する
に、支持体6の第1軸芯Bまわりでの揺動昇降に起因す
る面と、ガイドプーリ3の第2軸芯Pまわりでの揺動昇
降に起因する面の両面から、ガイドプーリ3がギヤG1
〜G7に対して効率よく昇降する。これは、つぎの表1
に示す実測結果からも明らかである。すなわち、表1に
示す実測結果は、図1に示す本発明のディレーラにおい
て、チェンCが7枚のリヤギヤG1〜G7それぞれに掛
かる場合のガイドプーリ3とリヤギヤとの間隔D1、お
よび、図9に示す従来のディレーラにおいて、チェンC
が7枚のリヤギヤG1〜G7それぞれに掛かる場合のガ
イドプーリ3とリヤギヤとの間隔D2を示すものであ
る。また、本発明によるディレーラと、従来のディレー
ラのそれぞれにおいて、チェンが48枚歯のフロントギ
ヤに掛かっている場合と、28枚歯のフロントギヤに掛
かっている場合とにおいて行った。
に前記設定組付け姿勢で組付き、かつ、図3に示す切欠
き孔1bとボルト孔1aとの位置関係や形状を備えてい
ることにより、リヤディレーラ全体をスムーズに応答性
よく変速するように、車体フレームFに図1に示す好適
組付け姿勢で組付くことを可能にしている。すなわち、
取り付け部材1をリヤフォークエンド部FEに前記設定
組付け姿勢で組付け、チェンCがガイドプーリ3とテン
ションプーリ4に掛かり、かつ、リヤギヤG1〜G7の
うちの13枚歯を備えるギヤG1に掛かる状態にする。
リヤギヤ装置が13枚歯ギヤを備えない場合には、13
枚歯のリヤギヤを組付け姿勢設定用に装着し、この姿勢
設定用の13枚歯ギヤにチェンCを掛ける。また、複数
枚のフロントギヤを備える車体の場合には、そのフロン
トギヤの最大径のものにチェンCが掛かる状態にする。
さらに、前後輪がともに水平地面に接地する状態にし、
かつ、図1に示すように、ガイドプーリ3の回動軸芯3
aとテンションプーリ4の回動軸芯4aを通る第2仮想
直線Sが水平地面に垂直な線、すなわち鉛直線になるよ
うにする。すると、図1に示すように、揺動リンク体
7,8のうち車体外側に位置する方の外側リンク体7が
ブラケット体2に対して揺動する第1揺動軸芯Z1、お
よび、外側リンク体7が支持体6に対して揺動する第2
揺動軸芯Z2に平行で、ハブ軸芯Xを通る第3仮想直線
Tが、ハブ軸芯方向視において前記第1揺動軸芯Z1と
前記第2揺動軸芯Z2との間に位置し、かつ、取り付け
部材1の車体前方側端1dより車体後方側を通り、さら
には、ガイドプーリ3の回動軸芯3aが、ハブ軸芯方向
視で前記第1仮想線Yより低レベルに位置する姿勢にな
る。この姿勢が好適組付け姿勢である。この好適組付け
姿勢で組付くと、変速操作をするに伴い、支持体6が第
1軸芯Bまわりで揺動昇降し、かつ、チェンガイド5の
揺動のためにガイドプーリ3が第2軸芯Pまわりで揺動
昇降することにより、ガイドプーリ3がギヤG1〜G7
に対して接触しないように昇降しながらハブ軸芯方向に
移動するに当たり、ガイドプーリ3がギヤG1〜G7に
対して効率よく昇降し、チェンCをギヤG1〜G7のい
ずれに掛け換える場合にも、ガイドプーリ3がギヤG1
〜G7に極力接近してガイドプーリ3による掛け換え操
作力が効率よく作用する。つまり、第3仮想直線Tが第
2揺動軸芯Pに一致したり、第2揺動軸芯Pより車体前
方側を通る程度にガイドプーリ3がギヤG1〜G7の下
方に入り込むと、チェンCのギヤG1〜G7への掛かり
代が著しく減少し、車輪駆動に支障が生じたり、変速に
必要な操作力が著しく重くなるが、第1揺動軸芯Z1、
第2揺動軸芯Z2および第3仮想直線Tの前記位置関係
により、車輪駆動が支障なくできるとともに変速操作力
があまり重くならない程度に、ガイドプーリ3がギヤG
1〜G7の下方に入り込む。この結果、第3仮想直線T
が第1揺動軸芯Z1に一致したり、図9に示す如く第1
揺動軸芯Z1より車体後方側を通る状態になるまでに、
ガイドプーリ3がギヤG1〜G7に対してその前方側に
位置するに比し、支持体6が第1軸芯Bまわりで下降し
たり上昇するに伴ってガイドプーリ3がギヤG1から離
れたり、ギヤG1に接近する距離が支持体6の揺動角の
割りには大になる。さらに、ガイドプーリ3の回動軸芯
3aが第1仮想線Yより低レベルに位置することによ
り、第1仮想線Yより高レベルに位置するに比し、ガイ
ドプーリ3が支持体6に対して第2軸芯Pまわりで下降
するに伴ってガイドプーリ3がギヤG1から離れる距離
がガイドプーリ3の揺動角の割りには大になる。要する
に、支持体6の第1軸芯Bまわりでの揺動昇降に起因す
る面と、ガイドプーリ3の第2軸芯Pまわりでの揺動昇
降に起因する面の両面から、ガイドプーリ3がギヤG1
〜G7に対して効率よく昇降する。これは、つぎの表1
に示す実測結果からも明らかである。すなわち、表1に
示す実測結果は、図1に示す本発明のディレーラにおい
て、チェンCが7枚のリヤギヤG1〜G7それぞれに掛
かる場合のガイドプーリ3とリヤギヤとの間隔D1、お
よび、図9に示す従来のディレーラにおいて、チェンC
が7枚のリヤギヤG1〜G7それぞれに掛かる場合のガ
イドプーリ3とリヤギヤとの間隔D2を示すものであ
る。また、本発明によるディレーラと、従来のディレー
ラのそれぞれにおいて、チェンが48枚歯のフロントギ
ヤに掛かっている場合と、28枚歯のフロントギヤに掛
かっている場合とにおいて行った。
【0010】
【表1】
【0011】〔別実施例〕図5に示すリヤディレーラ
は、ディレーラ本体においては図1のリヤディレーラと
同一の構成を備え、取り付け部材において、図1のリヤ
ディレーラとは異なる構成を備えており、図8に示すよ
うにリヤフォークエンド部FEにディレーラ取り付け用
延出部18が同時鋳造によって一体成形されている車体
フレームFに装着するものである。すなわち、取り付け
部材15は、図6に示すほぼL字形の正面視形状を有す
る板状体でなり、一端側に、ディレーラ本体の連結を可
能にする連結部の一例としての円形またはほぼ円形の第
1ボルト孔15a備え、他端側に、車体フレームFへの
連結部の一例としての円形またはほぼ円形の第2ボルト
孔15bを備え、この第2ボルト孔15bの近くに図7
の如くブラケット裏側に突出する突起15cを備えるこ
とにより、ディレーラ全体の車体フレームFへの連結
と、ディレーラ本体の取り付け部材15への連結とを可
能にし、かつ、リヤディレーラ全体をスムーズに応答性
よく変速するように、車体フレームFに図5に示す好適
組付け姿勢で組付くことを可能にしている。すなわち、
第1ボルト孔15aは、ディレーラ本体のブラケット体
2を取り付け部材15に連結するものである。つまり、
ディレーラ本体のブラケット体2に装着されている取り
付けボルト2aを第1ボルト孔15aに装着することに
より、ブラケット体2が取り付け部材15に第1軸芯B
まわりで回動可能に連結する。第2ボルト孔15bは、
取り付け部材15を前記ディレーラ取り付け用延出部1
8に連結するものである。つまり、図5に示すように、
連結ボルト19を、第2ボルト孔15bと、ディレーラ
取り付け用延出部18に形成されているボルト孔18a
とを通るようにして取り付け部材15とディレーラ取り
付け用延出部18とに装着して締め付け操作する。する
と、連結ボルト19による締め付け力によって取り付け
部材15がディレーラ取り付け用延出部18に連結す
る。突起15cと、第2ボルト孔15bとは、取り付け
部材15のリヤフォークエンド部FEに対する組付け姿
勢を予め設定してある図5の設定組付け姿勢に決定する
姿勢決め手段になっている。すなわち、取り付け部材1
5をリヤフォークエンド部FEに締め付け固定するに当
たり、図8に示すように、突起15cをディレーラ取り
付け用延出部18に同時鋳造によって備えてあるストッ
パー部18bに接当させながら締め付け操作する。する
と、突起15cがストッパー部18bに接触しているこ
とにより、取り付け部材15がリヤフォークエンド部F
Eに対して連結ボルト19を支点として回動することを
阻止する。第2ボルト孔15bが取り付け部材15とデ
ィレーラ取り付け用延出部18との連結ボルト19を介
しての係止を可能にして、取り付け部材15がフォーク
エンド部FEに対して突起15cの付近を支点として回
動することを阻止することにより、突起15cと第2ボ
ルト孔15bとが協働により、取り付け部材15をリヤ
フォークエンド部FEに対して前記設定組付け姿勢で組
付くように姿勢決めする。
は、ディレーラ本体においては図1のリヤディレーラと
同一の構成を備え、取り付け部材において、図1のリヤ
ディレーラとは異なる構成を備えており、図8に示すよ
うにリヤフォークエンド部FEにディレーラ取り付け用
延出部18が同時鋳造によって一体成形されている車体
フレームFに装着するものである。すなわち、取り付け
部材15は、図6に示すほぼL字形の正面視形状を有す
る板状体でなり、一端側に、ディレーラ本体の連結を可
能にする連結部の一例としての円形またはほぼ円形の第
1ボルト孔15a備え、他端側に、車体フレームFへの
連結部の一例としての円形またはほぼ円形の第2ボルト
孔15bを備え、この第2ボルト孔15bの近くに図7
の如くブラケット裏側に突出する突起15cを備えるこ
とにより、ディレーラ全体の車体フレームFへの連結
と、ディレーラ本体の取り付け部材15への連結とを可
能にし、かつ、リヤディレーラ全体をスムーズに応答性
よく変速するように、車体フレームFに図5に示す好適
組付け姿勢で組付くことを可能にしている。すなわち、
第1ボルト孔15aは、ディレーラ本体のブラケット体
2を取り付け部材15に連結するものである。つまり、
ディレーラ本体のブラケット体2に装着されている取り
付けボルト2aを第1ボルト孔15aに装着することに
より、ブラケット体2が取り付け部材15に第1軸芯B
まわりで回動可能に連結する。第2ボルト孔15bは、
取り付け部材15を前記ディレーラ取り付け用延出部1
8に連結するものである。つまり、図5に示すように、
連結ボルト19を、第2ボルト孔15bと、ディレーラ
取り付け用延出部18に形成されているボルト孔18a
とを通るようにして取り付け部材15とディレーラ取り
付け用延出部18とに装着して締め付け操作する。する
と、連結ボルト19による締め付け力によって取り付け
部材15がディレーラ取り付け用延出部18に連結す
る。突起15cと、第2ボルト孔15bとは、取り付け
部材15のリヤフォークエンド部FEに対する組付け姿
勢を予め設定してある図5の設定組付け姿勢に決定する
姿勢決め手段になっている。すなわち、取り付け部材1
5をリヤフォークエンド部FEに締め付け固定するに当
たり、図8に示すように、突起15cをディレーラ取り
付け用延出部18に同時鋳造によって備えてあるストッ
パー部18bに接当させながら締め付け操作する。する
と、突起15cがストッパー部18bに接触しているこ
とにより、取り付け部材15がリヤフォークエンド部F
Eに対して連結ボルト19を支点として回動することを
阻止する。第2ボルト孔15bが取り付け部材15とデ
ィレーラ取り付け用延出部18との連結ボルト19を介
しての係止を可能にして、取り付け部材15がフォーク
エンド部FEに対して突起15cの付近を支点として回
動することを阻止することにより、突起15cと第2ボ
ルト孔15bとが協働により、取り付け部材15をリヤ
フォークエンド部FEに対して前記設定組付け姿勢で組
付くように姿勢決めする。
【0012】取り付け部材15は、ディレーラ取り付け
用延出部18に前記設定組付け姿勢で組付き、かつ、図
6に示す第1ボルト孔15aと第2ボルト孔15bとの
位置関係や形状を備えていることにより、リヤディレー
ラ全体をスムーズに応答性よく変速するように、車体フ
レームFに図5に示す好適組付け姿勢で組付くことを可
能にしている。すなわち、 取り付け部材15をディレ
ーラ取り付け用延出部18に前記設定組付け姿勢で組付
け、図1のディレーラの場合と同様に、チェンCがガイ
ドプーリ3、テンションプーリ4、13枚歯を備えるリ
ヤギヤG1、フロントギヤの最大径のものに掛かり、前
後輪がともに水平地面に接地し、ガイドプーリ3の回動
軸芯3aとテンションプーリ4の回動軸芯4aを通る第
2仮想直線Sが鉛直線になるようにする。すると、図5
に示すように、揺動リンク体7,8のうち車体外側に位
置する方の外側リンク体7がブラケット体2に対して揺
動する第1揺動軸芯Z1、および、外側リンク体7が支
持体6に対して揺動する第2揺動軸芯Z2に平行で、ハ
ブ軸芯Xを通る第3仮想直線Tが、ハブ軸芯方向視にお
いて前記第1揺動軸芯Z1と前記第2揺動軸芯Z2との
間に位置し、ガイドプーリ3の回動軸芯3aが、ハブ軸
芯方向視で前記第1仮想線Yより低レベルに位置する姿
勢になる。この姿勢が好適組付け姿勢である。
用延出部18に前記設定組付け姿勢で組付き、かつ、図
6に示す第1ボルト孔15aと第2ボルト孔15bとの
位置関係や形状を備えていることにより、リヤディレー
ラ全体をスムーズに応答性よく変速するように、車体フ
レームFに図5に示す好適組付け姿勢で組付くことを可
能にしている。すなわち、 取り付け部材15をディレ
ーラ取り付け用延出部18に前記設定組付け姿勢で組付
け、図1のディレーラの場合と同様に、チェンCがガイ
ドプーリ3、テンションプーリ4、13枚歯を備えるリ
ヤギヤG1、フロントギヤの最大径のものに掛かり、前
後輪がともに水平地面に接地し、ガイドプーリ3の回動
軸芯3aとテンションプーリ4の回動軸芯4aを通る第
2仮想直線Sが鉛直線になるようにする。すると、図5
に示すように、揺動リンク体7,8のうち車体外側に位
置する方の外側リンク体7がブラケット体2に対して揺
動する第1揺動軸芯Z1、および、外側リンク体7が支
持体6に対して揺動する第2揺動軸芯Z2に平行で、ハ
ブ軸芯Xを通る第3仮想直線Tが、ハブ軸芯方向視にお
いて前記第1揺動軸芯Z1と前記第2揺動軸芯Z2との
間に位置し、ガイドプーリ3の回動軸芯3aが、ハブ軸
芯方向視で前記第1仮想線Yより低レベルに位置する姿
勢になる。この姿勢が好適組付け姿勢である。
【0013】取り付け部材15の前記突起15cは、取
り付け部材15を形成する板状体の一部分を取り付け部
材裏側に打ち出し加工することによって形成してある。
また、図3または図6に示すように、取り付け部材1の
ボルト孔1aの近くに備えてある孔1e、取り付け部材
15の第1ボルト孔15aの近くに備えてある孔15d
は、前記第1テンションスプリング12の一端側を挿入
して取り付け部材1または15に係止するためのもので
ある。
り付け部材15を形成する板状体の一部分を取り付け部
材裏側に打ち出し加工することによって形成してある。
また、図3または図6に示すように、取り付け部材1の
ボルト孔1aの近くに備えてある孔1e、取り付け部材
15の第1ボルト孔15aの近くに備えてある孔15d
は、前記第1テンションスプリング12の一端側を挿入
して取り付け部材1または15に係止するためのもので
ある。
【0014】尚、上記各実施例においては、デイレーラ
が好適組付け姿勢にある状態で、ガイドプーリ3の回動
軸芯3aが前記第1仮想線Yより低レベルに位置する
が、第1仮想線Yと同レベルに位置するように構成して
実施してもよい。すなわち、ガイドプーリ3が第2軸芯
Pまわりで下降揺動してギヤG1に対して下降するに当
たり、回動軸芯3aが第2軸芯Pと同レベルまたその付
近のレベルに位置する状態から下降し始めると、ガイド
プーリ3が下降揺動する角度の割りにはガイドプーリ3
がギヤG1に対して下方に離れる距離が大になり、ガイ
ドプーリ3がギヤに対して効率よく昇降するのである。
が好適組付け姿勢にある状態で、ガイドプーリ3の回動
軸芯3aが前記第1仮想線Yより低レベルに位置する
が、第1仮想線Yと同レベルに位置するように構成して
実施してもよい。すなわち、ガイドプーリ3が第2軸芯
Pまわりで下降揺動してギヤG1に対して下降するに当
たり、回動軸芯3aが第2軸芯Pと同レベルまたその付
近のレベルに位置する状態から下降し始めると、ガイド
プーリ3が下降揺動する角度の割りにはガイドプーリ3
がギヤG1に対して下方に離れる距離が大になり、ガイ
ドプーリ3がギヤに対して効率よく昇降するのである。
【0015】前記ネジ孔1cに替え、フォークエンド部
に接触作用するように構成して取り付け部材1に付設し
た突起やセットピンを採用して実施してもよい。また、
前記突起15cに替え、セットボルトを採用してもよ
い。
に接触作用するように構成して取り付け部材1に付設し
た突起やセットピンを採用して実施してもよい。また、
前記突起15cに替え、セットボルトを採用してもよ
い。
【0016】本発明は、13枚歯ギヤを備えるギヤ装置
と組み合わせて使用するディレーラの他、13枚歯ギヤ
を備えないギヤ装置と組み合わせて使用するディレーラ
にも適用できる。この場合、ディレーラの組付け姿勢を
設定する際、13枚歯のリヤギヤを姿勢設定用に装着す
る。尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にす
るために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面
の構成に限定されるものではない。
と組み合わせて使用するディレーラの他、13枚歯ギヤ
を備えないギヤ装置と組み合わせて使用するディレーラ
にも適用できる。この場合、ディレーラの組付け姿勢を
設定する際、13枚歯のリヤギヤを姿勢設定用に装着す
る。尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にす
るために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面
の構成に限定されるものではない。
【図1】リヤディレーラ全体の側面図
【図2】リヤディレーラの断面図
【図3】取り付け部材の正面図
【図4】取り付け部材の車体フレームへの連結要領の説
明図
明図
【図5】別実施リヤディレーラ全体の側面図
【図6】別実施取り付け部材の正面図
【図7】別実施取り付け部材の側面図
【図8】別実施取り付け部材の車体フレームへの連結要
領の説明図
領の説明図
【図9】従来のリヤディレーラ全体の側面図
1,15 取り付け部材 1b,15b 連結手段 2 ブラケット体 3 ガイドプーリ 3a 回動軸芯 4 テンションプーリ 4a 回動軸芯 6 支持体 7 外側揺動リンク体 8 揺動リンク体 12 第1テンションスプリン
グ 13 第2テンションスプリン
グ 15a 第1連結手段 15b 第2連結手段 1b,1c,15b,15c 姿勢決め手段 18 ディレーラ取り付け用延
出部 B 第1軸芯 C チェン F 車体 FE リヤフォークエンド部 P 第2軸芯 S 第2仮想直線 T 第3仮想直線 X ハブ軸芯 Y 第1仮想線 Z1 第1揺動軸芯 Z2 第2揺動軸芯
グ 13 第2テンションスプリン
グ 15a 第1連結手段 15b 第2連結手段 1b,1c,15b,15c 姿勢決め手段 18 ディレーラ取り付け用延
出部 B 第1軸芯 C チェン F 車体 FE リヤフォークエンド部 P 第2軸芯 S 第2仮想直線 T 第3仮想直線 X ハブ軸芯 Y 第1仮想線 Z1 第1揺動軸芯 Z2 第2揺動軸芯
Claims (6)
- 【請求項1】 車体(F)に連結するための連結部(1
b),(15b)を備える取り付け部材(1),(15)、
この取り付け部材(1),(15)によってハブ軸芯
(X)に平行またはほぼ平行な第1軸芯(B)まわりで
揺動自在に支持されるブラケット体(2)、チェン用の
ガイドプーリ(3)およびテンションプーリ(4)を前
記第1軸芯(B)に平行またはほぼ平行な第2軸芯
(P)まわりで揺動自在に支持するとともに前記ブラケ
ット体(2)より車体前方側に配置される支持体
(6)、ハブ軸芯方向視において前記第1軸芯(B)お
よび前記第2軸芯(P)を通る第1仮想線(Y)に平行
またはほぼ平行に位置して、前記ブラケット体(2)と
前記支持体(6)を連結する一対の揺動リンク体(7)
(8)、前記ブラケット体(2)を前記車体(F)に対
して揺動付勢することによってチェン(C)に緊張力を
付与する第1テンションスプリング(12)、前記ガイ
ドプーリ(3)および前記テンションプーリ(4)を前
記支持体(6)に対して揺動付勢することによってチェ
ン(C)に緊張力を付与する第2テンションスプリング
(13)を備えてある自転車用リヤディレーラであっ
て、前記取り付け部材(1),(15)が車体(F)に連
結され、かつ、車体(F)に装着された13枚歯のリヤ
ギヤ(G1)、前記ガイドプーリ(3)および前記テン
ションプーリ(4)にチェン(C)が巻回するととも
に、前記ガイドプーリ(3)の回動軸芯(3a)および
前記テンションプーリ(4)の回動軸芯(4a)を通る
第2仮想直線(S)がハブ軸芯方向視で鉛直線になるよ
うに組付けると、前記揺動リンク体(7),(8)のうち
の車体横外側に位置する方の外側揺動リンク体(7)の
前記ブラケット体(2)に対する第1揺動軸芯(Z
1)、および、前記外側揺動リンク体(7)の前記支持
体(6)に対する第2揺動軸芯(Z2)に平行で、ハブ
軸芯(X)を通る第3仮想直線(T)が、ハブ軸芯方向
視において前記第1揺動軸芯(Z1)と前記第2揺動軸
芯(Z2)の間に位置し、かつ、前記ガイドプーリ
(3)の前記回動軸芯(3a)がハブ軸芯方向視で前記
第1仮想線(Y)と同レベルまたは前記第1仮想線
(Y)より低レベルに位置する組付け姿勢になるよう
に、前記取り付け部材(1),(15)を形成してある自
転車用リヤディレーラ。 - 【請求項2】 前記取り付け部材(15)が、前記連結
部(15b)として、前記車体(F)のリヤフォークエ
ンド部(FE)に形成されているディレーラ取り付け用
延出部(18)に連結する手段を備えている取り付け部
材である請求項1記載の自転車用リヤディレーラ。 - 【請求項3】 前記取り付け部材(1),(15)を車体
(F)に連結する際に、リヤディレーラが前記組付け姿
勢になるように、前記取り付け部材(1),(15)の前
記車体に対する組付け姿勢を決定する姿勢決め手段(1
b,1c),(15b,15c)が前記取り付け部材
(1),(15)に備えてある請求項1または2記載の自
転車用リヤディレーラ。 - 【請求項4】 前記姿勢決め手段が前記連結部(1b)
とネジ孔(1c)とからなる請求項3記載の自転車用リ
ヤディレーラ。 - 【請求項5】 前記姿勢決め手段が前記連結部(15
b)と突起(15c)とからなる請求項3記載の自転車
用リヤディレーラ。 - 【請求項6】 前記取り付け部材(1)が車体(F)に
連結され、かつ、車体(1)に装着された13枚歯のリ
ヤギヤ(G1)、前記ガイドプーリ(3)および前記テ
ンションプーリ(4)にチェン(C)が巻回するととも
に、前記ガイドプーリ(3)の回動軸芯(3a)および
前記テンションプーリ(4)の回動軸芯(4a)を通る
第2仮想直線(S)がハブ軸芯方向視で鉛直線になるよ
うに組付けると、前記ガイドプーリ(3)の回動軸芯
(3a)、および、前記テンションプーリ(4)の回動
軸芯(4a)を通る前記第2仮想直線(S)が、ハブ軸
芯方向視において前記取り付け部材(1)の車体前方側
端(1d)より車体後方側を通る請求項3記載の自転車
用リヤディレーラ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01581793A JP3375163B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 自転車用リヤディレーラ |
US08/188,768 US5397273A (en) | 1993-02-03 | 1994-01-31 | Rear derailleur for a bicycle |
DE9422229U DE9422229U1 (de) | 1993-02-03 | 1994-02-01 | Hinteres Schaltwerk für ein Fahrrad |
DE69414888T DE69414888T2 (de) | 1993-02-03 | 1994-02-01 | Hintere Gangschaltung für Fahrrad |
EP94101468A EP0609833B1 (en) | 1993-02-03 | 1994-02-01 | Rear derailleur for a bicycle |
CN94102615A CN1047989C (zh) | 1993-02-03 | 1994-02-03 | 自行车后换速叉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01581793A JP3375163B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 自転車用リヤディレーラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227476A true JPH06227476A (ja) | 1994-08-16 |
JP3375163B2 JP3375163B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=11899407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01581793A Expired - Fee Related JP3375163B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 自転車用リヤディレーラ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5397273A (ja) |
EP (1) | EP0609833B1 (ja) |
JP (1) | JP3375163B2 (ja) |
CN (1) | CN1047989C (ja) |
DE (1) | DE69414888T2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5961409A (en) * | 1996-12-26 | 1999-10-05 | Shimano, Inc. | Rear derailleur for a bicycle |
US5919106A (en) * | 1997-04-30 | 1999-07-06 | Shimano, Inc. | Quick release derailleur |
US6203459B1 (en) | 1997-07-25 | 2001-03-20 | John L. Calendrille, Jr. | Bicycle derailleur system with integral flexible seal to protect moving parts from contaminants |
US6293883B1 (en) | 1998-09-10 | 2001-09-25 | Shimano, Inc. | Quick release derailleur |
USD432056S (en) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Shimano, Inc. | Bicycle rear derailleur |
US20030171176A1 (en) * | 2002-03-07 | 2003-09-11 | Shimano, Inc. | Bicycle rear derailleur |
JP3645872B2 (ja) * | 2002-07-29 | 2005-05-11 | 株式会社シマノ | 自転車用リアディレーラ |
JP3746025B2 (ja) * | 2002-07-31 | 2006-02-15 | 株式会社シマノ | 自転車用リアディレーラ |
US7396304B2 (en) * | 2004-09-01 | 2008-07-08 | Shimano Inc. | Bicycle rear derailleur |
US20080272253A1 (en) * | 2007-05-03 | 2008-11-06 | Peng-Yu Tseng | Derailleurbracket for a bicycle |
DE202007006451U1 (de) * | 2007-05-05 | 2007-10-25 | Grätz, Michael | Steckachssystem zur Radbefestigung |
US20090280938A1 (en) * | 2008-05-09 | 2009-11-12 | Shimano, Inc. | Apparatus for positioning a derailleur on a bicycle frame |
US10207772B2 (en) | 2011-01-28 | 2019-02-19 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
US9327792B2 (en) | 2011-01-28 | 2016-05-03 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
US9033833B2 (en) | 2011-01-28 | 2015-05-19 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
CN103434605A (zh) * | 2013-08-23 | 2013-12-11 | 宁波力盟工业有限公司 | 一种自行车及其后拨装置 |
US9676444B2 (en) * | 2013-10-23 | 2017-06-13 | Sram, Llc | Electromechanical rear derailleur |
US20160039494A1 (en) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | Cycling Sports Group, Inc. | Bicycle with pivoting derailleur hanger |
DE102018001253A1 (de) * | 2017-03-20 | 2018-09-20 | Sram Deutschland Gmbh | Hinteres Schaltwerk zur koaxialen Montage |
US10501147B2 (en) * | 2017-08-22 | 2019-12-10 | Shimano Inc. | Bicycle derailleur |
US11319021B2 (en) * | 2017-08-23 | 2022-05-03 | Shimano Inc. | Bicycle rear derailleur |
TWI647146B (zh) * | 2017-11-10 | 2019-01-11 | 台灣微轉股份有限公司 | 自行車後變速器 |
US10981626B2 (en) * | 2018-03-20 | 2021-04-20 | Sram Deutschland Gmbh | Drive arrangement for a bicycle |
DE102018206104A1 (de) * | 2018-04-20 | 2019-10-24 | Sram Deutschland Gmbh | Schaltauge zur Montage eines hinteren Schaltwerks an einem Fahrradrahmen und Set von Komponenten zur wahlweisen Montage alternativer hinterer Schaltwerke an dem Fahrradrahmen |
ES2966753T3 (es) * | 2019-04-25 | 2024-04-24 | Sram De Gmbh | Mecanismo de cambio electromecánico para montaje coaxial |
DE102020000827A1 (de) * | 2019-04-25 | 2020-10-29 | Sram Deutschland Gmbh | Elektromechanisches Schaltwerk zur koaxialen Montage |
US11608139B2 (en) * | 2019-05-13 | 2023-03-21 | Shimano Inc. | Bicycle rear derailleur |
DE102020132208A1 (de) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | Sram Deutschland Gmbh | Fahrrad-Schaltwerk und Anbindung eines Schaltwerks an einem Fahrrad-Rahmen |
US20230166813A1 (en) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | Shimano Inc. | Bracket apparatus and bracket assembly |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829570B2 (ja) * | 1975-11-12 | 1983-06-23 | 日本電子株式会社 | デンカイホウシユツガタデンシジユウ |
JPS5566894A (en) * | 1978-11-13 | 1980-05-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Dc power supply for device for firing discharge lamp |
JPS5853587A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-30 | マエダ工業株式会社 | 自転車用外装変速機 |
JPS6025871A (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-08 | 株式会社シマノ | 自転車用チエンギヤ |
US4637808A (en) * | 1984-02-16 | 1987-01-20 | Kawamura Cycle Co., Ltd. | Bicycle rear derailleur |
US4637809A (en) * | 1984-11-30 | 1987-01-20 | Shimano Industrial Company Limited | Rear derailleur for a bicycle |
US4599079A (en) * | 1985-03-04 | 1986-07-08 | Chappell Gilmore H | Automatic derailleur shifter |
JPS6210874A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Nissan Motor Co Ltd | 液体燃料電池 |
JP2926668B2 (ja) * | 1991-12-26 | 1999-07-28 | 株式会社シマノ | 自転車用リヤディレーラ |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP01581793A patent/JP3375163B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-01-31 US US08/188,768 patent/US5397273A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-01 DE DE69414888T patent/DE69414888T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-01 EP EP94101468A patent/EP0609833B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-03 CN CN94102615A patent/CN1047989C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3375163B2 (ja) | 2003-02-10 |
CN1047989C (zh) | 2000-01-05 |
CN1097174A (zh) | 1995-01-11 |
US5397273A (en) | 1995-03-14 |
EP0609833B1 (en) | 1998-12-02 |
EP0609833A1 (en) | 1994-08-10 |
DE69414888T2 (de) | 1999-08-12 |
DE69414888D1 (de) | 1999-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3375163B2 (ja) | 自転車用リヤディレーラ | |
JP2607328Y2 (ja) | 自転車用リヤディレーラ | |
JP2606242Y2 (ja) | 自転車用のリヤディレーラ用ブラケット | |
JP3372616B2 (ja) | 自転車用ディレーラ | |
US4027542A (en) | Derailleur for bicycle | |
JPS6349434Y2 (ja) | ||
JPH07156855A (ja) | 自転車用リヤディレーラおよびその取付け構造 | |
JP2003160087A (ja) | 自転車用フロントディレーラ | |
JP2004175351A (ja) | 自転車用ディレイラ | |
JP2000247284A (ja) | ディレイラケーブルルーター及び自転車用ディレイラ | |
JP3746025B2 (ja) | 自転車用リアディレーラ | |
JP2002193176A (ja) | 自転車用制動ケーブル係止具、自転車用制動レバー、自転車用制動ケーブル連結装置及び自転車用制動システム | |
CN212290183U (zh) | 一种自行车 | |
JPH0725378A (ja) | 自転車用ディレーラ | |
JPH08328679A (ja) | 操作レバー装置 | |
JP2596766B2 (ja) | 自転車用リヤディレーラー | |
WO1993016910A1 (en) | Rear derailleur for bicycle | |
JP2926668B2 (ja) | 自転車用リヤディレーラ | |
JP3204705B2 (ja) | 自転車用リヤディレーラ | |
JP3249560B2 (ja) | 自転車用リヤディレーラ | |
JPH1016865A (ja) | 自転車用リヤディレーラ | |
JPH0322072Y2 (ja) | ||
JPH0644796Y2 (ja) | 自転車用ディレーラー | |
EP0294341A2 (en) | Bicycle chain transfer transmission adapted to be controlled by a flexible cable and to be fitted to sports bicycles | |
JPS607277Y2 (ja) | 自転車用フロントデイレ−ラ− |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |