JPS607277Y2 - 自転車用フロントデイレ−ラ− - Google Patents
自転車用フロントデイレ−ラ−Info
- Publication number
- JPS607277Y2 JPS607277Y2 JP13974379U JP13974379U JPS607277Y2 JP S607277 Y2 JPS607277 Y2 JP S607277Y2 JP 13974379 U JP13974379 U JP 13974379U JP 13974379 U JP13974379 U JP 13974379U JP S607277 Y2 JPS607277 Y2 JP S607277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- gear
- fixing member
- chain gear
- bottom bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車用フロントディレーラ−1詳しくは固定
部材にチェノガイドをもった可動部材を、フロントチエ
ンギヤの軸方向に移動自在に支持して戊る自転車用フロ
ントディレーラ−に関する。
部材にチェノガイドをもった可動部材を、フロントチエ
ンギヤの軸方向に移動自在に支持して戊る自転車用フロ
ントディレーラ−に関する。
一般に自転車においてフロントチエンギヤは、リャチェ
ンギャに比較して歯数を多くし、所定の増速比で後車輪
を駆動しており、前記増速比を変化させるために、前記
チェノギャを多段としてギヤ比を変化させている。
ンギャに比較して歯数を多くし、所定の増速比で後車輪
を駆動しており、前記増速比を変化させるために、前記
チェノギャを多段としてギヤ比を変化させている。
所でギヤ比を変化させる場合リャチェンギャを多段とし
て、リヤディレーラ−で歯数の異なるリャチェンギャに
掛換えた場合、僅かな歯数の変化でも、前記ギヤ比は大
きく変化し、駆動トルクの変化が大きいのであるが、フ
ロントチエンギヤを多段としてフロントディレーラ−で
歯数の異なるフロントチエンギヤに掛換えた場合のギヤ
比ノ変化は小さく、駆動トルクの変化も小さくできるの
である。
て、リヤディレーラ−で歯数の異なるリャチェンギャに
掛換えた場合、僅かな歯数の変化でも、前記ギヤ比は大
きく変化し、駆動トルクの変化が大きいのであるが、フ
ロントチエンギヤを多段としてフロントディレーラ−で
歯数の異なるフロントチエンギヤに掛換えた場合のギヤ
比ノ変化は小さく、駆動トルクの変化も小さくできるの
である。
又ディレーラ−を操作して変速を行なう場合特に小径チ
ェノギャから大径チェノギャにチェノを掛換える場合、
前記チェノは大径チェノギャの歯先に乗り上がった後前
記大径チェンギャに噛合うことになり、前記大径チェノ
ギャに乗り上がって噛合うときにチェノに弛みが生ずる
。
ェノギャから大径チェノギャにチェノを掛換える場合、
前記チェノは大径チェノギャの歯先に乗り上がった後前
記大径チェンギャに噛合うことになり、前記大径チェノ
ギャに乗り上がって噛合うときにチェノに弛みが生ずる
。
しかしてリヤディレーラ−により変速する場合、前記チ
ェノの弛みは、チェノの駆動側に生じ、この弛みがペダ
ルに伝わってショックとなる。
ェノの弛みは、チェノの駆動側に生じ、この弛みがペダ
ルに伝わってショックとなる。
之に対しフロントディレーラ−により変速する場合前記
チェノの弛みはチェノの従動側に生じ、駆動側のチェノ
を常に緊張した状態にできるので、前記したショックは
ないのであって、前記ショックによりペダルから足が滑
ることも少ないのである。
チェノの弛みはチェノの従動側に生じ、駆動側のチェノ
を常に緊張した状態にできるので、前記したショックは
ないのであって、前記ショックによりペダルから足が滑
ることも少ないのである。
従って大きなギヤ比が必要でないモトクロス用自転車や
、婦女子や子供用のミニサイクルではフロントチエンギ
ヤのみを多段と腰フロントディレーラ−で変速できるよ
うにすることが望まれている。
、婦女子や子供用のミニサイクルではフロントチエンギ
ヤのみを多段と腰フロントディレーラ−で変速できるよ
うにすることが望まれている。
所が前記フロントディレーラ−は、多段フロントチエン
ギヤの近くに設けて、前記フロントチエンギヤに掛設す
るチェノを、前記チェノガイドにより案内して、チェノ
ギャの一つに掛換えて変速を行なうようになっている。
ギヤの近くに設けて、前記フロントチエンギヤに掛設す
るチェノを、前記チェノガイドにより案内して、チェノ
ギャの一つに掛換えて変速を行なうようになっている。
所がこのフロントディレーラ−の前記チェノガイドは、
チェン幅より広い間隔を置いて相対向する2つの側板に
より形成されていて、前記チェノを前記フロントチエン
ギヤの軸方向に移動させる機能しかもっていないため、
フロントディレーラ−のみを用いて変速することができ
なかった。
チェン幅より広い間隔を置いて相対向する2つの側板に
より形成されていて、前記チェノを前記フロントチエン
ギヤの軸方向に移動させる機能しかもっていないため、
フロントディレーラ−のみを用いて変速することができ
なかった。
しかして従来、前記フロントディレーラ−を用いる場合
、リヤディレーラ−とともに用い、前記リヤディレーラ
−に設けたテンションばねにより、前記従動側チェノに
一定のチェノテンションを与え、前記チェノが多段フロ
ントチエンギヤ及び多段リャチェンギャの何れのギヤに
掛換えられても、前記チェノが常に緊張するごとく威し
ていた。
、リヤディレーラ−とともに用い、前記リヤディレーラ
−に設けたテンションばねにより、前記従動側チェノに
一定のチェノテンションを与え、前記チェノが多段フロ
ントチエンギヤ及び多段リャチェンギャの何れのギヤに
掛換えられても、前記チェノが常に緊張するごとく威し
ていた。
従ってフロントディレーラ−のみを用いて、変速する場
合には、以上の如くリヤディレーラ−と併用する以外、
チェノテンションを与えるための特別な機構が必要とな
り、フロントギヤを多段にするだけでよい場合でも、リ
ヤディレーラ−やテンション機構を特別に用いる必要が
あって、自転車の構造が複雑で、大幅にコスト高となる
問題があった。
合には、以上の如くリヤディレーラ−と併用する以外、
チェノテンションを与えるための特別な機構が必要とな
り、フロントギヤを多段にするだけでよい場合でも、リ
ヤディレーラ−やテンション機構を特別に用いる必要が
あって、自転車の構造が複雑で、大幅にコスト高となる
問題があった。
本考案は以上の点に鑑み考案したもので、目的は、フロ
ントディレーラ−における固定部材を利用し、該固定部
材を自転車におけるボトムブラケットに固定する構造に
形成して、この固定部材に、アームとプーリーとテンシ
ョンばねとから成るテンション機構を支持することによ
り、リヤディレーラ−を特別に用いなくともフロントデ
ィレーラ−のみを用いて変速することができ、しかもテ
ンション機構の自転車フレームへの特別の固定部材をな
くシ、フロントディレーラ−における固定部材をボトム
ブラケットに固定するだけで、前記プーリーを所定位置
に配置できるようにする点にある。
ントディレーラ−における固定部材を利用し、該固定部
材を自転車におけるボトムブラケットに固定する構造に
形成して、この固定部材に、アームとプーリーとテンシ
ョンばねとから成るテンション機構を支持することによ
り、リヤディレーラ−を特別に用いなくともフロントデ
ィレーラ−のみを用いて変速することができ、しかもテ
ンション機構の自転車フレームへの特別の固定部材をな
くシ、フロントディレーラ−における固定部材をボトム
ブラケットに固定するだけで、前記プーリーを所定位置
に配置できるようにする点にある。
しかして本考案はチェノガイドをもった可動部材を支持
する固定部材に、自転車におけるボトムブラケットへの
結合部を設け、該結合部を、前記ボトムブラケットのフ
ロントチエンギヤ側端部に固定すると共に、前記固定部
材に、プーリーを回転自由に支持したアームを揺動自由
に支持し、前記アームにテンションばねを作用させ、前
記プーリーにより前記フロントチエンギヤにおける従動
側チェノにチェノテンションを与えるごとくしたことを
特徴とするものである。
する固定部材に、自転車におけるボトムブラケットへの
結合部を設け、該結合部を、前記ボトムブラケットのフ
ロントチエンギヤ側端部に固定すると共に、前記固定部
材に、プーリーを回転自由に支持したアームを揺動自由
に支持し、前記アームにテンションばねを作用させ、前
記プーリーにより前記フロントチエンギヤにおける従動
側チェノにチェノテンションを与えるごとくしたことを
特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は自転車用フレームに取付ける固定部材、2.3はこ
の固定部材1にピン4,4を介して枢着するリンク部材
、5はこれらリンク部材2,3の先端にピン6.6を介
して枢着する可動部材で、この可動部材5には2つの側
板7a、7bから威るチェノガイド7が一体的に設けら
れており、又前記リンク部材3の一端は外方に延長され
て、この延長部に操作ワイヤーの固定具8が、又前記固
定部材1には前記ワイヤーを案内するアウター筒の支持
具9がそれぞれ設けられており、又前記固定部材1とリ
ンク部材2との間にはリターンばね10が設けられてい
る。
の固定部材1にピン4,4を介して枢着するリンク部材
、5はこれらリンク部材2,3の先端にピン6.6を介
して枢着する可動部材で、この可動部材5には2つの側
板7a、7bから威るチェノガイド7が一体的に設けら
れており、又前記リンク部材3の一端は外方に延長され
て、この延長部に操作ワイヤーの固定具8が、又前記固
定部材1には前記ワイヤーを案内するアウター筒の支持
具9がそれぞれ設けられており、又前記固定部材1とリ
ンク部材2との間にはリターンばね10が設けられてい
る。
しかして前記固定部材1は、一枚の板体から成り、その
一端を外方に延長して自転車におけるボトムブラケット
11への結合部1aを設け、この結合部1aに取付孔1
bを形成して、前記ボトムブラケット11のフロントチ
エンギヤG1.G2側端部に螺着される椀12の外側端
縁部外周に前記結合部1aの取付孔1bを挿入し、前記
椀12のボトムブラケット11へのねじ込みにより前記
結合部1 aを、ボトムブラケット11の端面と、前記
椀12の一端に設けられた鍔12aとの間で挟着するの
である。
一端を外方に延長して自転車におけるボトムブラケット
11への結合部1aを設け、この結合部1aに取付孔1
bを形成して、前記ボトムブラケット11のフロントチ
エンギヤG1.G2側端部に螺着される椀12の外側端
縁部外周に前記結合部1aの取付孔1bを挿入し、前記
椀12のボトムブラケット11へのねじ込みにより前記
結合部1 aを、ボトムブラケット11の端面と、前記
椀12の一端に設けられた鍔12aとの間で挟着するの
である。
又前記固定部材1の結合部1aの側端には、アーム13
を枢支ピン14を介して揺動自在に支持し、このアーム
13の先端にプーリー軸15を介してプーリー16を、
回転自由で、かつフロントチエンギヤの軸方向に所定長
さ移動自由に支持すルト共に、前記枢支ピン14にテン
ションばね17を巻回し、該ばね17の一端を前記固定
部材1に、他端を前記アーム13にそれぞれ係止して、
前記アーム13にチェノテンションを作用させるのであ
る。
を枢支ピン14を介して揺動自在に支持し、このアーム
13の先端にプーリー軸15を介してプーリー16を、
回転自由で、かつフロントチエンギヤの軸方向に所定長
さ移動自由に支持すルト共に、前記枢支ピン14にテン
ションばね17を巻回し、該ばね17の一端を前記固定
部材1に、他端を前記アーム13にそれぞれ係止して、
前記アーム13にチェノテンションを作用させるのであ
る。
そして前記固定部材1のボトムブラケット11への取付
時、フロントチエンギヤG工。
時、フロントチエンギヤG工。
G2に掛設するチェノCの、前記チェノギャG1゜G2
における駆動側チェノC1側に前記チェノガイド7を、
従動側チェノC2側に前記プーリー16をそれぞれ配置
して、前記チェノガイド7により前記チェノCを、前記
チェノギャG1.G2の軸方向に移動させて何れか一つ
のフロントチエンギヤG□、G2に掛換えるごとく威す
一方、前記プーリ−16を前記従動側チェノC2に係合
させて該プーリー16により前記従動側チェノC2にチ
ェノテンションを与えるごとく威すと共に、前記プーリ
ー16を、前記チェノCのフロントチエンギヤにおける
軸方向への移動に追従させるごとく威すのである。
における駆動側チェノC1側に前記チェノガイド7を、
従動側チェノC2側に前記プーリー16をそれぞれ配置
して、前記チェノガイド7により前記チェノCを、前記
チェノギャG1.G2の軸方向に移動させて何れか一つ
のフロントチエンギヤG□、G2に掛換えるごとく威す
一方、前記プーリ−16を前記従動側チェノC2に係合
させて該プーリー16により前記従動側チェノC2にチ
ェノテンションを与えるごとく威すと共に、前記プーリ
ー16を、前記チェノCのフロントチエンギヤにおける
軸方向への移動に追従させるごとく威すのである。
又前記アーム13の先端には、前記ブーIJ−16の外
周部−側面に対向するガード部13aを設けると共に、
このガード部13aに対向するチェノガード18を前記
プーリー軸15を介して設け、これらガード部13aと
チェノガード18とにより前記チェノCがプーリー16
から脱落するのを防ぐのである。
周部−側面に対向するガード部13aを設けると共に、
このガード部13aに対向するチェノガード18を前記
プーリー軸15を介して設け、これらガード部13aと
チェノガード18とにより前記チェノCがプーリー16
から脱落するのを防ぐのである。
又前記固定部材1の結合部1aの側端部には、前記フロ
ントチエンギヤG□の側面に沿って上下方向に延びる第
1、第2支持片1c、ldを設け、これら支持片1C9
1dの先端を前記フロントチエンギヤG□の軸方向に屈
曲して、該屈曲部にチェノケース19を取付ねじ20,
20により取付けるごとく威す一方、前記第1支持片I
Cの中間に、高速用となる大径フロントチエンギヤG2
の歯先部側方を覆うガード部21aをもつチェノガード
21を取付けると共に、前記第1支持片1cの中間を屈
曲させて、該屈曲部に低速用となる小径フロントチエン
ギヤG□の歯先部側方を覆うガード部1eを設け、この
ガード部1eと前記ガード部21aとにより前記チェノ
ギャG1゜G2からチェノが脱落するのを防ぐのである
。
ントチエンギヤG□の側面に沿って上下方向に延びる第
1、第2支持片1c、ldを設け、これら支持片1C9
1dの先端を前記フロントチエンギヤG□の軸方向に屈
曲して、該屈曲部にチェノケース19を取付ねじ20,
20により取付けるごとく威す一方、前記第1支持片I
Cの中間に、高速用となる大径フロントチエンギヤG2
の歯先部側方を覆うガード部21aをもつチェノガード
21を取付けると共に、前記第1支持片1cの中間を屈
曲させて、該屈曲部に低速用となる小径フロントチエン
ギヤG□の歯先部側方を覆うガード部1eを設け、この
ガード部1eと前記ガード部21aとにより前記チェノ
ギャG1゜G2からチェノが脱落するのを防ぐのである
。
尚図中22は前記可動部材5に取付ける調整ねじ、23
はシートチューブ、24はダウンチューブ、25はチェ
ノステーである。
はシートチューブ、24はダウンチューブ、25はチェ
ノステーである。
しかして以上の構成において、固定部材1の結合部1a
を、自転車におけるボトムブラケット11に椀12を介
して固定することにより、前記チェノガイド7と、アー
ム13に支持したプーリー16とを所定位置に配置でき
ると共に前記ボトムブラケット11に支持できるのであ
る。
を、自転車におけるボトムブラケット11に椀12を介
して固定することにより、前記チェノガイド7と、アー
ム13に支持したプーリー16とを所定位置に配置でき
ると共に前記ボトムブラケット11に支持できるのであ
る。
又一方多段フロントチエンギヤに掛設したチェノCを大
径フロントチエンギヤG2から小径フロントチエンギヤ
G1に掛換える場合には、操作ワイヤーの引張りにより
可動部材5をリターンばね10の力に抗して前記チェノ
ギャの軸方向に移動させ、この移動によりチェノガイド
7を小径フロントチエンギヤ側に変位させることにより
行なうのであって、このチェノCの掛換時、前記アーム
13がテンションばね17の力により第1図矢印X方向
に揺動して(仮想線の状態)、従動側チェノC2にチェ
ノテンションが与えられると共に、前記アーム13に支
持したプーリー16が、前記チェノCの掛換えに伴なっ
て軸方向に移動し、前記チェノCのチェノラインが修正
されるのである。
径フロントチエンギヤG2から小径フロントチエンギヤ
G1に掛換える場合には、操作ワイヤーの引張りにより
可動部材5をリターンばね10の力に抗して前記チェノ
ギャの軸方向に移動させ、この移動によりチェノガイド
7を小径フロントチエンギヤ側に変位させることにより
行なうのであって、このチェノCの掛換時、前記アーム
13がテンションばね17の力により第1図矢印X方向
に揺動して(仮想線の状態)、従動側チェノC2にチェ
ノテンションが与えられると共に、前記アーム13に支
持したプーリー16が、前記チェノCの掛換えに伴なっ
て軸方向に移動し、前記チェノCのチェノラインが修正
されるのである。
又以上の如く小径フロントチエンギヤG1に掛換えたチ
ェノCを再び大径フロントチエンギヤG2に掛換える場
合には、操作ワイヤーの引張りを解除してリターンばね
10の力により可動部材5を移動させ、この移動により
チェノガイド7を大径フロントチエンギヤ側に変位させ
ることにより行なうのであって、このチェノCの掛換時
、前記アーム13が第1図矢印Y向に揺動して(実線の
状態)、従動側チェノC2にチェノテンションが与えら
れると共に、前記プーリー16が、前記チェノCの掛換
えに伴なって軸方向に移動−前記チェノCのチェノライ
ンが修正されるのである。
ェノCを再び大径フロントチエンギヤG2に掛換える場
合には、操作ワイヤーの引張りを解除してリターンばね
10の力により可動部材5を移動させ、この移動により
チェノガイド7を大径フロントチエンギヤ側に変位させ
ることにより行なうのであって、このチェノCの掛換時
、前記アーム13が第1図矢印Y向に揺動して(実線の
状態)、従動側チェノC2にチェノテンションが与えら
れると共に、前記プーリー16が、前記チェノCの掛換
えに伴なって軸方向に移動−前記チェノCのチェノライ
ンが修正されるのである。
又前記チェノCの掛換えは、駆動側チェノC1をフロン
トチエンギヤの軸方向に移動させて行なうから、このチ
ェン掛換時前記チェンが大径フロントチエンギヤG2の
歯先に乗り上がった後、前記大径フロントチエンギヤG
2に噛合っても駆動側チェノC1を常に緊張した状態に
できるのである。
トチエンギヤの軸方向に移動させて行なうから、このチ
ェン掛換時前記チェンが大径フロントチエンギヤG2の
歯先に乗り上がった後、前記大径フロントチエンギヤG
2に噛合っても駆動側チェノC1を常に緊張した状態に
できるのである。
従ってペダルにショックを受けることがなく、ペダルか
ら足が滑ることも少ないのである。
ら足が滑ることも少ないのである。
以上の如く本考案は、フロントディレーラ−における固
定部材を利用し、該固定部材を自転車におけるボトムブ
ラケットに固定する構造に形成して、この固定部材に、
アームとプーリーとテンションばねとから戊るテンショ
ン機構の前記アームを支持したから、リヤディレーラ−
を特別に用いなくともフロントディレーラ−のみを用い
て変速することができるのである。
定部材を利用し、該固定部材を自転車におけるボトムブ
ラケットに固定する構造に形成して、この固定部材に、
アームとプーリーとテンションばねとから戊るテンショ
ン機構の前記アームを支持したから、リヤディレーラ−
を特別に用いなくともフロントディレーラ−のみを用い
て変速することができるのである。
従って大きなギヤ比が必要でないモトクロス用自転車や
、婦女子や子供のミニサイクルに適したフロントディレ
ーラ−を提供できるのである。
、婦女子や子供のミニサイクルに適したフロントディレ
ーラ−を提供できるのである。
しかもフロントチエンギヤ側においてのみ変速すること
ができるから、駆動側チェノを常に緊張した状態にでき
るのである。
ができるから、駆動側チェノを常に緊張した状態にでき
るのである。
従ってペダルにショックを受けることがなく、ペダルか
ら足が滑ることも少ないのである。
ら足が滑ることも少ないのである。
その上、フロントディレーラ−における固定部材を利用
腰該固定部材に前記テンション機構のアームを支持する
から、テンション機構の自転車フレームへの特別の固定
部材をなくすることができると共に、フロントディレー
ラ−における固定部材をボトムブラケットに固定するだ
けで前記プーリーを所定位置に配置することができるの
である。
腰該固定部材に前記テンション機構のアームを支持する
から、テンション機構の自転車フレームへの特別の固定
部材をなくすることができると共に、フロントディレー
ラ−における固定部材をボトムブラケットに固定するだ
けで前記プーリーを所定位置に配置することができるの
である。
従って、チェノテンションを与えることができる割に構
造が簡単で、かつコンパクトに形成できると共に1、自
転車フレームへの取付けも容易に行なうことができ、コ
ストダウンを図ることができるのである。
造が簡単で、かつコンパクトに形成できると共に1、自
転車フレームへの取付けも容易に行なうことができ、コ
ストダウンを図ることができるのである。
又前記固定部材に結合部を設けて、この結合部を、前記
ボトムブラケットに取付けることにより、実施例に示し
たごとくボトムブラケットに螺合する椀を利用し、この
椀のボトムブラケットへの螺合により前記結合部を挟着
して固定できながら、前記固定部材を自転車用フレーム
に取付けるための取付部材を不要にできるのであり、又
固定部材のボトムブラケットへの固定により、前記チェ
ノガイドを、フロントチエンギヤに対し正確な位置に配
置できるのである。
ボトムブラケットに取付けることにより、実施例に示し
たごとくボトムブラケットに螺合する椀を利用し、この
椀のボトムブラケットへの螺合により前記結合部を挟着
して固定できながら、前記固定部材を自転車用フレーム
に取付けるための取付部材を不要にできるのであり、又
固定部材のボトムブラケットへの固定により、前記チェ
ノガイドを、フロントチエンギヤに対し正確な位置に配
置できるのである。
又、フロントディレーラ−における固定部材をボトムブ
ラケットに固定する構造とし、かっこの固定部材に前記
テンション機構のアームを支持したことにより、チェノ
ケースを全ケース型チェノケースとした場合でも、前記
固定部材をシートチューブに、またテンション機構をチ
ェノステーなどに取付ける場合に比べてチェノケースの
フロントディレーラ−に対応して切欠く切欠部分を少な
くできるのである。
ラケットに固定する構造とし、かっこの固定部材に前記
テンション機構のアームを支持したことにより、チェノ
ケースを全ケース型チェノケースとした場合でも、前記
固定部材をシートチューブに、またテンション機構をチ
ェノステーなどに取付ける場合に比べてチェノケースの
フロントディレーラ−に対応して切欠く切欠部分を少な
くできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は側面
図、第3図は固定部材の取付状態を示す説明図である。 1・・・・・・固定部材、1a・・・・・・結合部、5
・曲・可動部材、7・・・・・・チェノガイド、11・
・・・・・ボトムブラケット、13・・・・・・アーム
、16・・・・・・プーリー、17・・・・・・テンシ
ョンばね、G1.G2・・・・・・フロントチエンギヤ
、C・・・・・・チェノ、C2・・・・・・従動側チェ
7゜
図、第3図は固定部材の取付状態を示す説明図である。 1・・・・・・固定部材、1a・・・・・・結合部、5
・曲・可動部材、7・・・・・・チェノガイド、11・
・・・・・ボトムブラケット、13・・・・・・アーム
、16・・・・・・プーリー、17・・・・・・テンシ
ョンばね、G1.G2・・・・・・フロントチエンギヤ
、C・・・・・・チェノ、C2・・・・・・従動側チェ
7゜
Claims (1)
- 固定部材にチェノガイドをもった可動部材を、フロント
チエンギヤの軸方向に移動自由に支持して戊るフロント
ディレーラ−であって、前記固定部材に、自転車におけ
るボトムブラケットへの結合部を設け、該結合部を、前
記ボトムブラケットのフロントチエンギヤ側端部に固定
すると共に、前記固定部材に、プーリーを回転自由に支
持したアームを揺動自由に支持し、前記アームにテンシ
ョンばねを作用させ、前記プーリーにより前記フロント
チエンギヤにおける従動側チェ7にチェノテンションを
与えるごとくしたことを特徴とする自転車用フロントデ
ィレーラ−0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13974379U JPS607277Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 自転車用フロントデイレ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13974379U JPS607277Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 自転車用フロントデイレ−ラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5656486U JPS5656486U (ja) | 1981-05-16 |
JPS607277Y2 true JPS607277Y2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=29371089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13974379U Expired JPS607277Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 自転車用フロントデイレ−ラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607277Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8064666B2 (en) | 2007-04-10 | 2011-11-22 | Avantis Medical Systems, Inc. | Method and device for examining or imaging an interior surface of a cavity |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP13974379U patent/JPS607277Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5656486U (ja) | 1981-05-16 |
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