JPH0622696B2 - 籾摺機における安全装置 - Google Patents

籾摺機における安全装置

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JPH0622696B2
JPH0622696B2 JP60209485A JP20948585A JPH0622696B2 JP H0622696 B2 JPH0622696 B2 JP H0622696B2 JP 60209485 A JP60209485 A JP 60209485A JP 20948585 A JP20948585 A JP 20948585A JP H0622696 B2 JPH0622696 B2 JP H0622696B2
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治光 十亀
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、籾摺機における安全装置に関し、殊に作業
開始時におけるトラブルを未然に防止するものである。
〔従来技術〕
籾摺作業を行なうに当たり、脱部へ穀粒を供給する以
前に、脱ロール間隙を所定巾に設定しなければならな
い。このため、一般に対のロールを一旦接触させて間隙
「0」の状態から、徐々に開いて所謂初期間隙を設定す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記一連の初期間隙設定動作中、脱ロール上に不測に
穀粒が供給されると、正確な初期間隙を得られない。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は、上記欠点を解消することを目的とし、次の
技術的手段を講じた。
即ち、脱作業前に自動的に脱ロール間隙を一定の間
隙に初期設定して後脱部への穀粒供給シャッタを開い
て負荷制御乃至脱率制御を行なう籾摺機において、少
なく共上記初期設定完了前の上記シャッタ開動を検出す
る検出手段を設け、この検出結果に基づいて運転各部を
停止すべく構成してなる籾摺機における安全装置の構成
とする。
〔発明の作用及び効果〕
この発明は上記の構成であるから、脱ロールの初期間
隙設定動作中に、手動により穀粒供給シャッタが開かれ
ると、直ちに運転各部は停止し、同時に脱ロールの初
期間隙設定動作も中断されるものである。
このため、オペレータは直ちに異常状態を認識でき、始
動スイッチ「0N」動作などにもとずいて、再作業を行
なえるものである。
尚、穀粒供給シャッタを残米処理等のため手動で開閉で
きる形態とする場合に有効である。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
(1)は脱ぷ部で、籾供給漏斗(2)や一対の脱ぷロール(3)
・(3)等を有する。脱ぷ部(1)下方には、排塵風路(4)が
形成されて、摺出米中に混入する籾殻を吸引ファン(5)
により、排塵筒(6)を介して機外に排出し、籾等は風路
(4)途中から下方に集積させる構成である。
摺り出された籾・玄米の混合米は、下方の受樋(7)内に
落下する。(8)はこれに連通揚穀機である。
(9)は、選別機枠で、内部には内周面に多数の壺穴(10)
・(10)…を有した回転選別筒(11)を、水平軸芯まわりに
回転自在に設けてある。又、この機枠(9)には、回転選
別筒(11)内に位置すべく混合米移送樋(12)が上面開放状
に架設され、その始端側に上記揚穀機(8)の終端開口部
をのぞませて、移送螺旋(13)で回転選別筒(11)の供給側
(機枠(9)の後方側)に混合米を供給移送する構成であ
る。
(14)は上記混合米移送樋(12)と平行に架設される玄米移
送樋で、移送螺旋(15)を備え、かつ、任意に角度調節自
在な調節弁(16)を連設している。混合米は回転選別筒(1
1)の壺穴(10)・(10)…で掬われて、籾と玄米とに分離さ
れ、うち玄米はこの調節弁(16)を越えて移送樋(14)に移
されて移送される構成である。
上記玄米移送樋(14)の排出側は、玄米流下筒(17)に連通
する。この流下筒(17)下方には、流穀板(18)をのぞませ
て、玄米を玄米樋(19)内に案内する。(20)は揚穀機であ
る。
上記回転選別筒(11)の排出側には、環状体(21)を連設し
て一体回転すべくなし、この環状体(21)内周面には、所
定間隔毎に揚穀羽根(22)・(22)…を設け、回転選別筒(1
1)の排出側に至った未回収玄米の混入した籾を掬い上げ
る構成としている。(23)は、選別機枠(9)の前面に開口
する還元孔でこの還元孔(23)巾に対応して、揚穀羽根(2
2)・(22)…で掬われる上記籾等を受ける傾斜還元樋(24)
を設けてある。尚、脱ぷ部(1)の供給漏斗(2)の後部壁
は、選別機枠(9)前面に接合されて、傾斜還元桶(24)か
らの流下籾等は、そのまま供給漏斗(2)部に還元される
構成である。
前記対の脱ぷロール(3)(3)は、第3図フローチャート図
に示される手順で、制御モータ(32)の正逆転により間隙
制御される。即ち、始動スイッチ(図示せず)を「O
N」し、脱ぷロール(3)(3)駆動モータ(25)の起動スイッ
チ(図示せず)を「ON」すると、対の脱ぷロール(3)
(3)が離間した状態で、無負荷(電流)測定を行なう。
この無負荷電流を基準に、徐々に脱ぷロール(3)(3)間隙
を狭くしつつ電流測定を行ない、当該電流の変化をもっ
てロール(3)(3)接触を知り、その後、逆に脱ぷロール
(3)(3)を離間すべく徐々にタイマセット時間だけ移動さ
せ、ロール間隙初期調節を終了する。この時点では例え
ばロール間隙は0.8mm〜1.2mm程度に設定されることとな
る。
(26)は籾供給漏斗(2)の下部に設ける開閉可能の籾供給
シャッタで、支軸(27)まわりに手動レバー(28)で開閉動
作でき、かつ、この支軸(27)に設けるカム(29)外周のギ
ヤ部に制御モータ(30)側駆動ギヤ(31)を噛合させて、こ
の制御モータ(30)の正逆転に連動して開閉できる構成で
ある。
前記ロール間隙初期調節終了後、上記シャッタ(26)は開
かれて、所謂負荷制御が開始される。脱ぷロール(3)(3)
間に供給されると脱ぷ作用が行なわれ、駆動モータ(25)
に負荷が加わる。負荷制御はこの駆動モータ(25)負荷を
一定以下にするため、脱ぷロール(3)(3)間隙を広狭調節
する構成である。
脱ぷロール(3)(3)で脱ぷされた摺出米を適宜サンプリン
グして、脱ぷ率センサー(例えば光学センサ)にかける
と、負荷制御運転中の脱ぷ率が算出され、この算出結果
に基づいてロール間隙を調節する所謂脱ぷ率制御を行な
い、通常はこの脱ぷ率制御を継続する。
前記籾供給シャッタ(26)の支軸(27)部には、このシャッ
タ(26)が開動状態にあることを検出する検出器(図示せ
ず)を設け、始動スイッチ「ON」後ロール間隙初期調
節完了までの間、籾供給シャッタ(26)が開いていないか
どうか監視し(第3図中(イ)(ロ)(ハ)(ニ))、その間に当該
シャッタ(26)が開くと、駆動モータ(25)を停止する構成
としている。
上例の作用について説明する。
コントロールボックスに配設された始動スイッチ及び起
動スイッチを「ON」すると、籾供給シャッタ(26)が閉
じていることを確認して(第3図(イ))駆動モータ(25)
が起動し、脱ぷロール(3)(3)、各部移送螺旋、吸引ファ
ン(5)、回転選別各部を駆動する。
引き続き自動的にロール間隙初期調節が行なわれる。即
ち、脱ぷロールを徐々に開き任意に電流測定し、無負荷
電流を記憶する。その後、逆に脱ぷロールを閉じ測定電
流値の変更により、ロール接触を認識し、この後は所定
時間(タイマセット時間)だけロール間隙を開いて、初
期調節を完了する。
上記の無負荷測定からロール間隙初期調節完了までの間
に、手動操作等によりあやまって籾供給シャッタ(26)が
開動すると、これを認識して駆動モータ(25)は停止する
(第3図(ロ)(ハ)(ニ))。
このため、無負荷電流の測定時、ロール接触時の電流測
定時等、脱ぷロール(3)(3)部へ籾供給されては正確な測
定が行なえない時に不測に籾供給状態となるや駆動モー
タ(25)が停止し、ロール間隙初期調節をも中断させるも
ので、誤測定を生じさせない。
不測に籾供給シャッタ(26)が開かれない正常時、又は一
旦開かれた後再度ロール間隙初期調節を行なって後は、
自動的にこのシャッタ(26)が開かれ籾供給漏斗(2)中の
籾は脱ぷロール上に落下に脱ぷ処理される。
当初は脱ぷ率測定すべきサンプルがないため負荷制御が
行なわれる。短時間の負荷制御中に一定粒数のサンプリ
ングをし、籾・米判別して脱ぷ率が算出できる状態とな
った後は所謂脱ぷ率制御が行なわれる。
尚、脱ぷされた摺落米は排塵風路(4)中を流下する際風
選されて、籾殻・粃は分離される。籾及び玄米の混合米
は、受樋(7)、揚穀機(8)を経て、回転選別部の混合米移
送樋(12)に供給される。移送螺旋(13)の作用によって順
次移送され、回転選別筒(11)の供給側に至る。
回転選別筒(11)は一定方向に回転し、壺穴(10)・(10)…
で混合米を掬い上げる。玄米はこの壺穴(10)・(10)…で
高い位置まで上昇し、調節弁(16)を越えて玄米移送樋(1
4)内に落下する。又、籾も同様、壺穴(10)・(10)…で掬
い上げられようとするが、長粒であり、かつ重心位置が
高いため、この壺穴(10)・(10)…から低い位置で脱落
し、回転選別筒(11)内に流下し、あるいは、混合米移送
樋(12)内に落下して、再度回転選別筒(11)供給側に戻さ
れる。この選別作用が回転選別筒(11)の供給側から排出
側に互って繰り返し行なわれ、籾と玄米とに分離する。
尚、玄米は玄米流下筒を経て機外に回収される。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は全体断
面図、第2図はその一部の拡大図、第3図はフローチャ
ート図である。 図中、(1)は脱ぷ部、(3)(3)は脱ぷロール、(25)は駆動
モータ、(26)は籾供給シャッタ、(30)は制御モータを示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱作業前に自動的に脱ロール間隙を一
    定の間隙に初期設定した後、脱部への穀粒供給シャッ
    タを開いて、負荷制御乃至脱率制御を行なう籾摺機の
    脱ロール間隙制御において、少なくとも上記初期設定
    完了前に上記シャッタが開かれることを検出する検出手
    段を設け、この検出結果に基づいて運転各部を停止すべ
    く構成してなる籾摺機における安全装置。
JP60209485A 1985-09-20 1985-09-20 籾摺機における安全装置 Expired - Fee Related JPH0622696B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511620A (ja) * 1974-06-25 1976-01-08 Yoshinaga Kobayashi Komenukayorimizumushino chiryoekio seizosuruhoho
JPS5691851A (en) * 1979-12-26 1981-07-25 Satake Eng Co Ltd Automatic controller for gluten removing machine

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