JPH0592174A - 回転穀粒選別装置の穀粒飛散センサ - Google Patents

回転穀粒選別装置の穀粒飛散センサ

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Publication number
JPH0592174A
JPH0592174A JP25186191A JP25186191A JPH0592174A JP H0592174 A JPH0592174 A JP H0592174A JP 25186191 A JP25186191 A JP 25186191A JP 25186191 A JP25186191 A JP 25186191A JP H0592174 A JPH0592174 A JP H0592174A
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JP
Japan
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grain
rice
gutter
sorting
cylinder
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Pending
Application number
JP25186191A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的]この発明は、回転選別筒11型の籾摺選別機に
おいて、回転選別筒11を取り外す際には、回転選別筒
11の内部に位置している仕上米樋16の穀粒受止板1
6a及び穀粒飛散センサ26を共に内周側に退避させ
て、回転選別筒11の取り外しの容易化及び穀粒飛散セ
ンサ26の破損を防止する。 [構成]回転選別筒11を点検整備のために取り外す際
には、操作ハンドル28を内周側に回動操作し、作動ア
ーム29及びセンサ取付棒30を内周側に移動させる
と、仕上米樋16の穀粒受止板16a及び穀粒飛散セン
サ26が共に回転選別筒11の内周側に移動するので、
回転選別筒11を穀粒受止板16a及び穀粒飛散センサ
26に衝突させずに取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内周面に多数の壷穴
の構成されている回転選別筒で、籾・玄米の混合米を選
別する回転穀粒選別装置の穀粒飛散センサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】内周面に多数の壷穴が構成されていて横
軸回りに回転する回転選別筒には、壷穴により掻き上げ
られた玄米を受ける仕上米樋が設けられていて、この回
転選別筒の内部の仕上米樋前部を機体に取り付けたまま
の状態で、回転選別筒を後方へ移動することにより取り
外しできると共に、この仕上米樋に掻き上げられた玄米
の飛散状態を検出できる穀粒飛散センサが設けられてい
て、この穀粒飛散センサにより回転選別筒の回転数調節
をしたり、あるいは、飛散状態が異常の時には警報を発
する籾摺選別機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、仕上米
樋に掻き上げられている玄米の飛散状態を検出する穀粒
飛散センサが、仕上米樋の穀粒受止板の先端部近傍に配
置されていて、回転選別筒を後方へ移動させて取り外す
際にも、仕上米樋の穀粒受止板に取付られている穀粒飛
散センサが上面側に露出しているので、回転選別筒を取
り外す際に穀粒飛散センサを損傷するという問題点があ
つた。
【0004】そこで、この発明は、このような欠点を解
消して、回転選別筒を取り外す際には穀粒飛散センサを
仕上米樋の内周側に退避させることにより損傷を防止し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部1及び内周面に
多数の壷穴が構成されていて横軸回りに回転する回転選
別筒11が内部に設けられている選別ケース10を具備
し、この回転選別筒11内に設けられていて壷穴により
掻き上げられた玄米を受ける仕上米樋16の前端部を選
別ケース10の前側壁24に片持ち状に連結すると共
に、この仕上米樋16の先端側の穀粒受止板16aを外
周側に突出した穀粒受け止め状態と内周側に退避した収
納状態とに変更可能に構成し、この仕上米樋16が内周
側に退避した収納状態のときに回転選別筒11を内部の
仕上米樋16の前端部を選別ケース10の前側壁24に
取付けたままの状態で後方に引き出して取外し可能に構
成した籾摺選別機において、仕上米樋16の穀粒受止板
16aを突出状態あるいは退避状態に切替る操作ハンド
ル28に関連的に連係されているセンサ取付棒30に穀
粒飛散センサ26を取り付け、穀粒受止板16aの外周
側への突出切替状態では穀粒飛散センサ26が穀粒受止
板16aの上面側に位置して穀粒の飛散を検出し、穀粒
受止板16aの退避切替状態では穀粒受止板16aの内
周側に位置することを特徴とする回転穀粒選別装置の穀
粒飛散センサとしたものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、実施例の構成について説明する。1
は、籾摺部で、この籾摺部1は、籾ホッパ2,一対の籾
摺ロール3,3等で構成されている。4は、摺落米風選
路で、前方の吸引ファン5により発生する選別風によっ
て、籾摺部1からの摺落米を風選し、軽い籾殻は吸引フ
ァン5から排塵筒6を経て機外に排出され、重い玄米お
よび籾の混合米は下方の摺落米受樋7に落下選別され
る。摺落米受樋7に落下した混合米は、混合米揚穀機8
により混合米ホッパ9に揚穀され、混合米ホッパ9から
回転選別筒11内の供給樋14の始端部に供給される構
成である。
【0007】10は、選別ケースで、この選別ケース1
0内には、内周面に多数の壷穴11a,11a,…の構
成されている回転選別筒11が横軸回りに回転できるよ
う、供給側端部(図1で左側)および排出側端部(図1
で右側)が、駆動ロ−ラ12,12で回転自在に支持さ
れている。この回転選別筒11内には、供給ラセン13
の有る供給樋14および仕上米ラセン15の有る仕上米
樋16が横架されている。
【0008】この供給樋14および仕上米樋16を回転
選別筒11内に配設するにあたっては、供給樋14を図
2に示すように、回転選別筒11の下方から上方へ回転
する掻き上げ側に、また、仕上米樋16を回転選別筒1
1の上方から下方へ回転する側に配設して、回転選別筒
11の壷穴11a,11a…により低く掻き上げられた
混合米は、供給樋14及び回転選別筒10に落下し、供
給樋14に落下した混合米は供給ラセン13で供給樋1
4の終端側に移送されて、回転選別筒11で再選別され
る構成であり、供給樋14は混合米受樋の機能も兼ねて
いる。
【0009】仕上米樋16の排出側端部は、仕上米流下
筒17,仕上米流穀板18を経て仕上米受樋19に連通
されていて、玄米は仕上米流下筒17および仕上米流穀
板18を経て仕上米受樋19に落下する間に風選され
て、仕上米受樋19に流下した玄米は、仕上米揚穀機2
0を経て機外に取り出される構成である。回転選別筒1
1の排出側端部の下方には、籾受樋21を設け、籾受樋
21に流下した選別後の籾米を主体とした穀粒は、籾揚
穀機22で籾還元ホッパ23に揚穀されて、籾摺部1に
還元され、再度籾摺される構成である。
【0010】選別ケース10の前側壁24には、供給樋
14,供給ラセン13及び仕上米樋16,仕上米ラセン
15の前側部が片持ち状に支持されると共に、供給樋1
4及び仕上米樋16の後部を選別ケース10の後側壁2
5の支持部25aで支持し、後側壁25を選別ケース1
0から取り外すと、選別ケース10の後部に回転選別筒
11の径よりも大きな開口部ができて、供給樋14及び
仕上米樋16の前部を選別ケース10の前側壁24に連
結したままの状態で、回転選別筒11だけを取り外すこ
とができる構成である。
【0011】次に、図3乃至図4に基づき穀粒飛散セン
サ26の取付関係について説明する。仕上米樋16にお
ける回転選別筒11の上方から下方に回転する側の穀粒
受止板16aは、その基部が軸支されていて、図3及び
図4に示すように、外周側に突出伸展して穀粒を受ける
状態と、内周側に退避縮小した状態とに切替できる構成
としている。供給樋14及び仕上米樋16の後端部には
支持板27が取り付けられていて、この支持板27に設
けられている操作ハンドル28を操作し、作動アーム2
9を回動操作することにより、穀粒受止板16aを突出
位置あるいは退避位置に移動できる構成である。この操
作ハンドル28の軸部には、センサ取付棒30が作動ア
ーム29と関連して回動するように取り付けられてい
て、そのセンサ取付棒30の先端部に穀粒飛散センサ2
6が取り付けられていて、穀粒受止板16aの上面側に
位置するように穀粒受止板16aが外周側に突出してい
る状態では、穀粒飛散センサ26は穀粒受止板16aよ
りも所定間隔上面側に突出し、穀粒受止板16aが内周
側に退避した状態では、穀粒受止板16aよりも内周側
に位置する関係に構成されている。穀粒飛散センサ26
のコネクタ・ケ−ブル(図示省略)は、穀粒受止板16
aの裏面側に数個所係止しながら機体前方のコントロ−
ルボックス(図示省略)に接続される。
【0012】次に図1乃至図2に示す実施例の作用につ
いて説明する。籾摺作業をする場合には、籾ホッパ2に
原籾を供給し、籾摺選別機の回転各部を駆動する。する
と、籾ホッパ2から籾摺ロ−ル3,3に供給された籾は
籾摺され、摺落米は下方の摺落米風選路4で風選され、
軽い籾殻は排塵筒6から機外に排出され、重い玄米及び
籾の混合米は、摺落米受樋7に落下選別される。摺落米
受樋7に落下した混合米は、混合米揚穀機8で揚穀さ
れ、混合米ホッパ9を経て、回転選別筒11側の供給樋
14の始端側に供給され、供給樋14内の供給ラセン1
3で回転選別筒11の供給側端部に移送供給される。次
いで、混合米は、図2で時計方向へ回転している回転選
別筒11の壷穴11a,11a,…により掻き上げら
れ、短粒の玄米は高く掻き上げられて仕上米樋16に落
下し、長粒の籾及び一部の玄米の混合米は低く掻き上げ
られて、供給樋14あるいは回転選別筒11に落下して
選別される。そして、供給樋14に落下した未選別の混
合米は、供給ラセン13で供給樋14の搬送終端部から
再度回転選別筒11内に供給され、再選別される。
【0013】また、仕上米樋16に落下した玄米は、仕
上米ラセン15で仕上米流下筒17に搬送され、仕上米
流穀板18を経て仕上米受樋19へ落下する間に選別風
により風選され、仕上米揚穀機20で機外に取り出され
るものである。また、回転選別筒11の排出側端部へ送
られた選別後の籾米を主体とした穀粒は、下方の籾受樋
21に流入し、籾揚穀機22で揚穀されて籾還元ホッパ
23に還元され、再度籾摺部1で籾摺されるものであ
る。
【0014】上述のような籾摺選別作業中に、穀粒飛散
センサ26で検出された穀粒飛散状態は、コネクタ・ケ
−ブル(図示省略)を経由してコントロ−ルボックス
(図示省略)に送られて、表示部(図示省略)に飛散状
態を表示したり、あるいは、この検出結果に基づき回転
数調節手段(図示省略)を調節制御して回転選別筒11
の回転数を調節する。また、回転選別筒11を点検整備
のために取り外す際には、操作ハンドル28を内周側に
回動操作し、作動アーム29及びセンサ取付棒30を回
転選別筒11の内周側に移動させ、次いで、支持板27
を後側壁25から取り外すと共に、選別ケース10の後
側壁25を取り外すと、仕上米樋16及び供給樋14
は、選別ケース10の前側壁24で片持ち状の支持状態
となり、次いで、回転選別筒11を後方へ移動させるこ
とにより、回転選別筒11だけを取り外すことができ
る。このように、回転選別筒11を取り外す際には、仕
上米樋16の穀粒受止板16a及び穀粒飛散センサ26
が共に回転選別筒11の内周側に位置しているので、回
転選別筒11を穀粒受止板16a及び穀粒飛散センサ2
6に衝突させずに取り外すことができる。
【0015】
【発明の効果】上述のように、仕上米樋16の穀粒受止
板16aを外周側に突出した穀粒受け止め状態では、穀
粒飛散センサ26が穀粒受止板16aの上面側に位置し
て穀粒飛散状態を検出できるものでありながら、仕上米
樋16の穀粒受止板16aを内周側に退避させると、穀
粒飛散センサ26も関連して穀粒受止板16aの内周側
に位置するように変更されるので、回転選別筒11を仕
上米樋16の穀粒受止板16a及び穀粒飛散センサ26
に衝突しにくい状態で取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】全体の切断背面図
【図3】要部の切断側面図及び切断背面図
【図4】要部の切断側面図及び切断背面図
【符号の説明】
1 籾摺部 2 籾ホッパ 3 籾摺ロール 4 摺落米風選路 5 吸引ファン 6 排塵筒 7 摺落米受樋 8 混合米揚穀機 10 選別ケース 11 回転選別筒 11a 壷穴 12 駆動ローラー 13 供給ラセン 14 供給樋 15 仕上米ラセン 16 仕上米樋 16a 穀粒受止板 17 仕上米流下筒 18 仕上米流穀板 19 仕上米受樋 20 仕上米揚穀機 21 籾受樋 22 籾揚穀機 23 籾還元ホッパ 24 前側壁 25 後側壁 25a 支持部 26 穀粒飛散センサ 27 支持板 28 操作ハンドル 29 作動アーム 30 センサ取付棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部1及び内周面に多数の壷穴が構成
    されていて横軸回りに回転する回転選別筒11が内部に
    設けられている選別ケース10を具備し、この回転選別
    筒11内に設けられていて壷穴により掻き上げられた玄
    米を受ける仕上米樋16の前端部を選別ケース10の前
    側壁24に片持ち状に連結すると共に、この仕上米樋1
    6の先端側の穀粒受止板16aを外周側に突出した穀粒
    受け止め状態と内周側に退避した収納状態とに変更可能
    に構成し、この仕上米樋16が内周側に退避した収納状
    態のときに回転選別筒11を内部の仕上米樋16の前端
    部を選別ケース10の前側壁24に取付けたままの状態
    で後方に引き出して取外し可能に構成した籾摺選別機に
    おいて、仕上米樋16の穀粒受止板16aを突出状態あ
    るいは退避状態に切替る操作ハンドル28に関連的に連
    係されているセンサ取付棒30に穀粒飛散センサ26を
    取り付け、穀粒受止板16aの外周側への突出切替状態
    では穀粒飛散センサ26が穀粒受止板16aの上面側に
    位置して穀粒の飛散を検出し、穀粒受止板16aの退避
    切替状態では穀粒受止板16aの内周側に位置すること
    を特徴とする回転穀粒選別装置の穀粒飛散センサ。
JP25186191A 1991-09-30 1991-09-30 回転穀粒選別装置の穀粒飛散センサ Pending JPH0592174A (ja)

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