JPH06226793A - 多心光コネクタ用フェルール製造用金型及びその製造方法 - Google Patents

多心光コネクタ用フェルール製造用金型及びその製造方法

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JPH06226793A
JPH06226793A JP4070793A JP4070793A JPH06226793A JP H06226793 A JPH06226793 A JP H06226793A JP 4070793 A JP4070793 A JP 4070793A JP 4070793 A JP4070793 A JP 4070793A JP H06226793 A JPH06226793 A JP H06226793A
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 金型を成形機により型締めした時にでき
る空間のフェルール成形時の金型温度での内接円の直径
が該コアピンのフェルール成形温度での直径に比べて特
定範囲内(0.5μm乃至4.5μm)で小さくなるよ
うに作られている多心光コネクタ用フェルール製造用金
型。 下型に用いる材料の縦弾性係数よりコアピンに
用いる材料の縦弾性係数の方が大きいようにする点。
下型に用いる材料の(1−ν2 )/Eより上型に用い
る材料の(1−ν2 )/Eの方が小さいようにする点。 【効果】 超多心コネクタのファイバ穴の並びと直径方
向のバラツキを小さくできる。また、ピンの材質を金型
の材質より縦弾性係数の高いものを用いることにより、
より細いコアピンでファイバを通せるようになる。従来
より低損失の多心コネクタが作れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の光ファイバを
一括して接続させることができる多心光コネクタに関
し、特に該多心光コネクタ用フェルール製造用金型の改
良、及び多心光コネクタ用フェルールの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】複数本の光ファイバを配設したテープ電
線において、それらの光ファイバを一括して接続させる
ためのコネクタとして、多心光コネクタが使用されてい
る。図面を用いて従来例を説明する。
【0003】図3は、従来の多心光コネクタ用フェルー
ル製造用金型の外観を示す概略図である。図4は、従来
の多心光コネクタ用フェルールの外観を示す概略図であ
る。図5は、多心光コネクタの構造を示す模式図であ
る。
【0004】すなわち、このタイプの光コネクタとして
は、例えばエポキシ樹脂などのプラスチック成形材料を
用いて、図4に示すような形状に成形されたフェルール
100が使用されており、中央部側に光ファイバを挿入
するさせるための細孔101と、その両側に図5に示す
ように多心光コネクタ102、103同士を正しく位置
決めさせるためのガイドピン104が嵌合するガイド孔
105が形成されている。(この多心光コネクタにおい
ては、フェルールに光ファイバテープを取り付けたもの
を光コネクタという。)
【0005】ところで、このようなタイプのフェルール
を製造する場合には、例えば図3に示すような一対の金
型、下型106、上型107とコアピン108、109
を固定したスライダ110を用い、トランスファ成形や
射出成形等によって成形するようになっている。
【0006】これらの金型のうちの一方の金型106に
は、光ファイバ挿入用の細孔101及びガイドピン10
4の嵌合用のガイド孔105を形成するための大小2種
の径のコアピン108、109をセットするV溝106
aを複数刻設したV溝部分111と本体112を有して
いる。
【0007】また、他方の金型107には、樹脂の通路
107aが設けられている。実際にフェルールを成形す
る時は、金型106にスライダ110をセットし、金型
106、107をトランスファ成形機で型締めし、樹脂
を流路107aを通して注入する。
【0008】樹脂が硬化したら、トランスファ成形機を
型開きし、スライダ110を引き抜き、フェルールを取
り出す。金型の材質としては、一般的にSKD11等の
金型鋼かジルコニアセラミックが使用され、成形ピンの
材質としてはSUS440C等が使用されている。
【0009】このようにして製造された多心光コネクタ
は、その使用に際して迅速かつ簡易に接続部での着脱が
できることが要請される反面、コネクタとして結合した
時に、光ファイバ相互が精密に同心結合されることが必
要である。
【0010】例えば、現状では、ファイバ穴軸ずれ量が
平均1.0μmのフェルールを用い、SMファイバで平
均接続損失0.35dBの光コネクタを得ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように接続損失の
低い光コネクタを得るためには、フェルール偏心の小さ
いものを使用する必要がある。これを可能にするフェル
ールを得るためには、金型のV溝加工精度が高くでき
ていること、 金型のV溝の位置がフェルールの穴位
置に精度良く転写されていることが重要である。
【0012】この中、金型のV溝加工精度は多心光コネ
クタの場合に、各V溝単独の深さ角度のみでなく、V溝
相互のピッチ深さが超精密に加工されている必要があ
る。平均偏芯1μmのフェルールを得るには、金型のV
溝の精度はサブミクロンにする必要がある。
【0013】しかし、このようなV溝加工は困難であ
り、多くの金型を作って良い金型をその中から選んでい
るのが実情である。さらに、現状より低接続損失の多心
光コネクタが求められており、それだけ高精度の金型を
得るのは益々困難になっている。
【0014】次に、金型のV溝の位置がフェルールの穴
位置の精度に良く転写される必要があるが、1μmのオ
ーダーでバラツキがあるのが実情である。この転写性が
悪い原因は、例えば樹脂の硬化収縮率のバラツキや成形
品のソリ等が複雑に関係しているものと考えるが、その
中の一つの原因としてV溝部と上型で作る空間にコアピ
ンが完全に内接しておらず、遊び代があるためことが挙
げられる(図2参照)。
【0015】コアピンは遊び代の範囲で動きうるので、
フェルールの穴位置はV溝位置に転写しない。対策とし
て遊び代を無くすことが考えられるが、前述の如く多心
光コネクタの複数のV溝の深さを完全に揃えることがで
きないので、コアピンの遊び代を無くすることが出来な
かった。
【0016】すなわち、V溝の深さを丁度コアピンが内
接するように加工しても、深さ方向の加工精度が例えば
±1μmあるとすると、1μmのコアピンが遊ぶ可能性
があり、転写性が悪くなる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
課題に鑑み、フェルールを製造するのに、金型を成形機
により型締めした時にできる空間のフェルール成形時の
金型温度での内接円の直径が該コアピンのフェルール成
形温度での直径に比べて特定範囲内で小さく作られると
きに、コアピンの遊び代を無くすることができることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0018】また、該金型を用いた多心光コネクタ用フ
ェルールの成形方法をも完成させるに至った。すなわ
ち、本発明は: 多心数の光ファイバを取り付ける穴とフェルール同
士を結合するガイドピンを取り付ける穴とを有する多心
光ファイバコネクタ用フェルールを成形するためのフェ
ルール製造用金型において、該金型は上記光ファイバ取
付穴とガイドピン取付穴を形成するためのコアピンを位
置決めするための複数のV溝の形成された下型と、該下
型と組み合わせられる上型と、コアピンを保持し該上型
と該下型とで形成されるキャビティー部に挿入され、該
コアピンは該下型のV溝で位置決めされるスライダとか
ら構成される多心光コネクタ用フェルール製造用金型に
おいて、該V溝の全てについて、該上型と該下型のV溝
を型締めした時にできる空間のフェルール成形時の金型
温度での内接円の直径が、該コアピンのフェルール成形
温度での直径に比べて0.5μm乃至4.5μm小さく
なるように作られている、多心光コネクタ用フェルール
製造用金型を提供し、また、
【0019】 該下型に用いる材料の縦弾性係数より
該コアピンに用いる材料の縦弾性係数の方が大きいよう
にする点にも特徴を有する、さらに 該下型に用いる材料の(1−ν2 )/Eより該上型
に用いる材料の(1−ν2 )/Eの方が小さいようにす
る点にも特徴を有する。さらに(但し、E:縦弾性係
数、ν:ポアソン比)
【0020】 光ファイバ取付穴とガイドピン取付穴
を形成するためのコアピンを位置決めするための複数の
V溝の形成された下型と、該下型と組み合わせられる上
型と、コアピンを保持し該上型と該下型とで形成される
キャビティ部に挿入されるスライダとから構成される金
型を成形機に取り付けて型締めし、該金型のキャビティ
部に樹脂を注入し、多心数の光ファイバを取り付ける穴
とフェルール同士を結合するガイドピンを取り付ける穴
とを有する多心光コネクタ用フェルールの製造方法にお
いて、該下型の全てのV溝について、該上型と該下型の
V溝を型締めした時にできる空間のフェルール成形時の
金型温度での内接円の直径が、該コアピンのフェルール
成形温度での直径に比べて0.5μm乃至4.5μm小
さくなるように金型を構成し、この状態で該下型のV溝
に該コアピンをセットし、該上型を上下金型が完全に閉
まるまで該下型のV溝、該上型、該コアピンを変形させ
ながら型締めし、該型締めした金型のキャビティ部に樹
脂を注入・成形し、多心光コネクタ用フェルールを得
る、多心光コネクタ用フェルールの製造方法を提供す
る。
【0021】以下、図面などを援用して詳細に説明す
る。ここで、フェルール成形時の金型温度としたのは、
コアピンと下型に熱膨張率が違う材料を使った場合に、
温度により内接円とコアピンの直径の差が変わるためで
あり、実際に転写性にきくのは成形時の金型温度である
ためである。
【0022】さらに、望ましくは該下型に対しコアピン
の縦弾性係数が大きくなるようにする。さらに望ましく
は、該下型に対して該上型の(1−ν2 )/Eで示され
る係数が小さいようにする。
【0023】上型については、型の全てではなく、下型
のV溝部分及びコアピンに当たる部分のみ(1−ν2
/Eの大きい材料を用いれば良い。(但し、E:縦弾性
係数、ν:ポアソン比)
【0024】
【作用】本発明によると、V溝に合わせてコアピンを位
置決めし、フェルール穴位置を変形させることにより、
正確にコアピンが転写した場合に、V溝の加工精度以上
にフェルールの偏芯精度を向上できる。さらに、詳しく
説明する。
【0025】図2に示すように、項角α、内接円直径d
のV溝に直径D(ξ=D−d)のコアピンをセットし、
型締めした時にコアピンの中心の下型基準の沈み込み量
Δを求める。〔ここで、ξは0.5≦δ≦4.5μmで
ある。δ:セットした時のコアピンがV溝上面より出て
いる量とすると、
【0026】
【数1】
【0027】となり、このバラツキ(δmax −δmin
がV溝加工により生ずるファイバ並び直角方向のフェル
ール偏芯のバラツキ要因となる。〕 ここで、EU :上型縦弾性係数、EL :下型縦弾性係
数、EP :コアピン縦弾性係数、νU :上型ポアソン
比、νL :下型ポアソン比、νP :コアピンポアソン
比、λU :上型とコアピンの接近量、λL :下型とコア
ピンの接近量、WU :上型とコアピンの荷重、WL :下
型とコアピンの荷重とすると、ヘルツの接触理論より、
【0028】
【数2】
【0029】 力の釣り合いより、WU =2WL sin α/2 (3) 幾何学的に、 Δ=λL /sin α/2 (4) δ=λL /sin α/2+λU (5) これを解くと、
【0030】
【数3】 となる。この分母は1より大の正の数であるため、
【0031】
【数4】δ−Δ=Cδ (0<C<1) すなわち、V溝加工精度は、バラツキ(δmax
δmin )より型締め後のピン中心のバラツキ
【0032】
【数5】(δ−Δ)max −(δ−Δ)min は小さくな
る。一方、型締め時に隙間があれば、その分ピンが遊
び、バラツキが大きくなるので、全てのコアピンの径を
V溝の内接円の径より大きくするのは有効である。
【0033】但し、ピンを型締め時に締めすぎると、フ
ェルールのファイバ穴の形状やコアピンが変形すること
により真円でなくなる。このためにファイバが通らなく
なるが、ファイバを通すためにより大きいコアピンを使
わなければならず、ファイバ取り付け時にファイバの偏
心要因になり好ましくない。
【0034】すなわち、ピンが確実にV溝を変形させて
いるから、その値は十分小さい0.5〜4.5μmの範
囲にするのが好ましい。もちろん、これは全て光コネク
タ成形温度で成り立っている必要がある。
【0035】コアピンの縦弾性係数を下型の縦弾性係数
より大きくすると、同じコアピン径と下型のV溝と上型
で作る空間の内接円の直径の差に対してコアピン径の変
形量を小さくできる。すなわち、成形品のファイバ穴の
真円度をより良くできる。
【0036】従って、より細いコアピン径でファイバを
通すことができるので好ましい。該上型に用いる材料の
(1−νU 2 )/ EU を該下型に用いる材料の(1−ν
L 2 )/ EL より小さくすると、前記(6)式の分母の
2項目が小さくなるので、δに対しΔが大きくなる。
【0037】すなわち、型締め後のピン中心のバラツキ
【数6】(δ−Δ)max −(δ−Δ)min は小になる。従って、このような組み合わせが好まし
い。
【0038】なお、この場合に、上金型の変形は、コア
ピンと金型の接触する部分で起こるので、上型のピンと
当たる部分、周辺の一部のみ(1−νU 2 )/EU が小
さい材料を使えば十分である。
【0039】これらの特徴を生かすための成形方法は、
上型と下型が完全に閉まるまで、下型のV溝、上型、コ
アピンを変形させながら型締めした金型のキャビティ部
に樹脂を注入成形し、多心光コネクタ用フェルールを得
ることが好ましい「
【0040】
【実施例】本発明は下記の実施例により具体的に説明さ
れるが、これらは本発明の範囲を制限しない。図1は、
本発明の実施例に従う多心光コネクタフェルール製造用
金型を用いて多心光コネクタ用フェルールを製造する過
程を示す模式図である。
【0041】図2は、図1の下型のV溝、上型、コアピ
ンの寸法関係を示したものである。実際には、同じ下型
を用い、比較例の実験を行った後、下型の上面を約3μ
mラップ研磨して実施例の実験を行った。図1は、図3
と同じで上型の下型のV溝及び成形ピンに当たる部分の
みが別の部品113になっている。金型の各部材質は;
【0042】
【表1】 また、物性値は;
【0043】
【表2】 である。
【0044】図2に示す値は、全て成形温度180℃で
の寸法である。また、V溝の項角は60°とした。8芯
のコネクタを用いた。評価は、比較例と実施例、で
それぞれ20個のフェルールを成形し、全160芯のフ
ァイバ穴並びと直角方向の偏芯バラツキで下記表3で評
価した(この偏芯方向をy偏芯という)。
【0045】
【表3】
【0046】以上のように、金型ピンの内接円の直径を
成形ピンの直径より0.5μm乃至4.5μm小さくな
るようにすることにより、多心コネクタ用フェルールの
ファイバ穴並びと直角方向の偏芯バラツキを小さくする
ことができる。
【0047】次に、実施例、のフェルール穴にφ1
25.5〜φ126.4μmのゲージピンを通してき
た。(各2コのフェルールで8芯のためn=16)
【表4】
【0048】以上のとおり、コアピンの縦弾性係数の大
きい超硬合金の方がより大径のゲージピンが入る。熱膨
張係数はSUS440の方が大きく、180℃では約0.1μ
m太くなっていたはずである。これは、超硬合金の方が
縦弾性係数が2.7倍あるために、変形が小さくファイ
バ穴が真円心に近いためと考える。
【0049】逆に、同じ径のファイバを通すためには、
それだけ細いコアピン径でファイバを通せることである
ので、フェルールにファイバを通した時のバラツキが小
さくなることが期待できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、超
多心コネクタのファイバ穴の並びと直角方向の偏芯バラ
ツキを小さくできる。また、ピンの材質を金型の材質よ
り縦弾性係数の高いものを用いることにより、より細い
コアピンでファイバを通せるようになる。
【0051】従って、フェルールの穴の並びとファイバ
を取り付けた時のファイバの並びが小さくなる。多心コ
ネクタにおいて、ファイバの並び及び径がバラツイてい
ないのは、低損失のコネクタを作る必要条件なので、本
発明の方法を用いることにより、従来より低損失の多心
コネクタが作れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に従う多心光コネクタフェルー
ル製造用金型の構造を示す模式図である。
【図2】図1の下型のV溝、上型、コアピンの寸法関係
を示したものである。
【図3】従来の多心光コネクタ用フェルール製造用金型
を構造を示す模式図である。
【図4】多心光コネクタ用フェルールの外観を示す概略
図である。
【図5】多心光コネクタの構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1 クランプ 2 テープ状光ファイバ 100 フェルール 101 細孔 102、103 (多心)光コネクタ(フェルール) 104 嵌合又はガイドピン 105 ガイド孔 106 下型 106a V溝 107 上型 107a 樹脂の通路(流路) 108、109 コアピン 110 スライダ 101 光ファイバ挿入用の細孔 111 V溝部(分) 112 本体 113 他の部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多心数の光ファイバを取り付ける穴とフ
    ェルール同士を結合するガイドピンを取り付ける穴とを
    有する多心光ファイバコネクタ用フェルールを成形する
    ためのフェルール製造用金型において、該金型は上記光
    ファイバ取付穴とガイドピン取付穴を形成するためのコ
    アピンを位置決めするための複数のV溝の形成された下
    型と、該下型と組み合わせられる上型と、コアピンを保
    持し該上型と該下型とで形成されるキャビティー部に挿
    入され、該コアピンは該下型のV溝で位置決めされるス
    ライダとから構成される多心光コネクタ用フェルール製
    造用金型において、 該V溝の全てについて、該上型と該下型のV溝を型締め
    した時にできる空間のフェルール成形時の金型温度での
    内接円の直径が、該コアピンのフェルール成形温度での
    直径に比べて0.5μm乃至4.5μm小さくなるよう
    に作られていることを特徴とする、多心光コネクタ用フ
    ェルール製造用金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多心光コネクタ用フェル
    ール製造用金型において、該下型に用いる材料の縦弾性
    係数より該コアピンに用いる材料の縦弾性係数の方が大
    きいようにすることを特徴とする、多心光コネクタ用フ
    ェルール製造用金型。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の多心光コネクタ用
    フェルール製造用金型において、該下型に用いる材料の
    (1−ν2 )/Eより該上型に用いる材料の(1−
    ν2 )/Eの方が小さいようにすることを特徴とする、
    多心光コネクタ用フェルール製造用金型。(但し、E:
    縦弾性係数、ν:ポアソン比)
  4. 【請求項4】 光ファイバ取付穴とガイドピン取付穴を
    形成するためのコアピンを位置決めするための複数のV
    溝の形成された下型と、該下型と組み合わせられる上型
    と、コアピンを保持し該上型と該下型とで形成されるキ
    ャビティ部に挿入されるスライダとから構成される金型
    を成形機に取り付けて型締めし、該金型のキャビティ部
    に樹脂を注入し、多心数の光ファイバを取り付ける穴と
    フェルール同士を結合するガイドピンを取り付ける穴と
    を有する多心光コネクタ用フェルールの製造方法におい
    て、 該下型の全てのV溝について、該上型と該下型のV溝を
    型締めした時にできる空間のフェルール成形時の金型温
    度での内接円の直径が、該コアピンのフェルール成形温
    度での直径に比べて0.5μm乃至4.5μm小さくな
    るように金型を構成し、この状態で該下型のV溝に該コ
    アピンをセットし、該上型を上下金型が完全に閉まるま
    で該下型のV溝、該上型、該コアピンを変形させながら
    型締めし、該型締めした金型のキャビティ部に樹脂を注
    入・成形し、多心光コネクタ用フェルールを得ることを
    特徴とする、多心光コネクタ用フェルールの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024234A1 (fr) * 1997-11-10 1999-05-20 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Procede de fabrication de pieces moulees de precision
KR100432783B1 (ko) * 2002-06-14 2004-05-24 한국전자통신연구원 광접속 소자 제조 장치 및 방법
JP2007030436A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバフェルール製造用金型、及びそれによって製造された光ファイバフェルール
CN103273590A (zh) * 2013-06-26 2013-09-04 苏州速腾电子科技有限公司 一种模具定位机构

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