JPH0622574Y2 - 自動車のドア保護具 - Google Patents
自動車のドア保護具Info
- Publication number
- JPH0622574Y2 JPH0622574Y2 JP18448387U JP18448387U JPH0622574Y2 JP H0622574 Y2 JPH0622574 Y2 JP H0622574Y2 JP 18448387 U JP18448387 U JP 18448387U JP 18448387 U JP18448387 U JP 18448387U JP H0622574 Y2 JPH0622574 Y2 JP H0622574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- longitudinal direction
- sandwiching
- piece
- door protector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は自動車のドアの開口端部に装着し、該端部を
保護する保護具に関する。
保護する保護具に関する。
［従来の技術］ 自動車が工場から販売店に届くまでの間に数多くの回数
のドアの開閉が行われる。このため、ドアを開いたと
き、ドアの開口端部が誤って外部物体に当たり傷がつい
てしまう場合がある。かかる事態を防止するため、ドア
の開口端部に装着し、ドアの端部を保護するドア保護具
が使用されている。従来使用されているドア保護具は一
般に、第６図に示すように一側に、長手方向一側を接続
し他側を開口した基片１と挟着片２とからなる断面略コ
字状の挟着部３をもち、他側に筒状の緩衝部４をもつ可
撓性ある合成樹脂製の長尺体からなっており、前記挟着
部３の挟着片２を拡げて基片１と挟着片２との間にドア
の端部を挿入して使用される。
のドアの開閉が行われる。このため、ドアを開いたと
き、ドアの開口端部が誤って外部物体に当たり傷がつい
てしまう場合がある。かかる事態を防止するため、ドア
の開口端部に装着し、ドアの端部を保護するドア保護具
が使用されている。従来使用されているドア保護具は一
般に、第６図に示すように一側に、長手方向一側を接続
し他側を開口した基片１と挟着片２とからなる断面略コ
字状の挟着部３をもち、他側に筒状の緩衝部４をもつ可
撓性ある合成樹脂製の長尺体からなっており、前記挟着
部３の挟着片２を拡げて基片１と挟着片２との間にドア
の端部を挿入して使用される。
［考案が解決しようとする問題点］ 上記従来のドア保護具によれば、挟着部３を構成する基
片１と挟着片２の内面が平滑面となっているためドアの
端部から外れ易く、またドアの端部を挟着部３に挿入す
るに際し挟着片２を広げることが困難であり作業性が悪
いといった問題がある。
片１と挟着片２の内面が平滑面となっているためドアの
端部から外れ易く、またドアの端部を挟着部３に挿入す
るに際し挟着片２を広げることが困難であり作業性が悪
いといった問題がある。
この考案は上記問題点を解決することを目的とした自動
車のドアの保護具を提供するものである。
車のドアの保護具を提供するものである。
［問題点を解決するための手段］ この考案は上記目的を達成するために、一側に断面略コ
字状の挟着部をもち他側に筒状の緩衝部をもつ長尺に形
成した合成樹脂製の自動車のドア保護具において、前記
挟着部の内面に複数の突部を長手方向に形成し、また筒
状の緩衝部にあってはその略中央部を長手方向に内方に
折曲して長手方向に２つの膨出部を形成した。
字状の挟着部をもち他側に筒状の緩衝部をもつ長尺に形
成した合成樹脂製の自動車のドア保護具において、前記
挟着部の内面に複数の突部を長手方向に形成し、また筒
状の緩衝部にあってはその略中央部を長手方向に内方に
折曲して長手方向に２つの膨出部を形成した。
［作用］ この考案によれば、挟着部の内面に複数の突部を長手方
向に形成したから、この挟着部に挿入したドアの端部の
面に前記突部が圧接して強い摩擦抵抗が生じ、ドアの端
部から保護具が外れることを防止する。また、筒状の緩
衝部にあってはその略中央部を長手方向に内方に折曲し
て長手方向に２つの膨出部を形成したから、２つの膨出
部を両側から指等で強く挟み潰すと、挟着部が変形しそ
の挿入開口部を広げる。更にまた前記２つの膨出部は柔
軟な弾力性に富み、外部からの衝撃をより効果的に緩衝
する。
向に形成したから、この挟着部に挿入したドアの端部の
面に前記突部が圧接して強い摩擦抵抗が生じ、ドアの端
部から保護具が外れることを防止する。また、筒状の緩
衝部にあってはその略中央部を長手方向に内方に折曲し
て長手方向に２つの膨出部を形成したから、２つの膨出
部を両側から指等で強く挟み潰すと、挟着部が変形しそ
の挿入開口部を広げる。更にまた前記２つの膨出部は柔
軟な弾力性に富み、外部からの衝撃をより効果的に緩衝
する。
［実施例］ 以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
図面は、一側に断面略コ字状の挟着部５をもち他側に筒
状の緩衝部６をもつ長尺に形成した合成樹脂性のドア保
護具を示す。前記挟着部５は、長手方向一側を接続し他
側を開口して開口部７とした基片８と挟着片９とからな
っており、断面が略コ字状となっている。前記挟着片９
の内面には長手方向に多数の突部１０が形成されてい
る。また、前記筒状の緩衝部６にあっては、その略中央
部を内方に折曲して長手方向に２つの膨出部１１、１２
を形成している。
状の緩衝部６をもつ長尺に形成した合成樹脂性のドア保
護具を示す。前記挟着部５は、長手方向一側を接続し他
側を開口して開口部７とした基片８と挟着片９とからな
っており、断面が略コ字状となっている。前記挟着片９
の内面には長手方向に多数の突部１０が形成されてい
る。また、前記筒状の緩衝部６にあっては、その略中央
部を内方に折曲して長手方向に２つの膨出部１１、１２
を形成している。
しかして、挟着部５に開口部７から自動車のドア１３の
端部１４を挿入すると、この端部１４は挟着部５を構成
する基片８と挟着片９とにより挟着され、そして挟着片
９の内面に形成した突部１０が端部１４の面に圧接して
強い摩擦が生じ、ドア１３の端部１４から保護具が外れ
ることを防止する（第４図）。そしてまた、前記挟着部
５にドア１３の端部１４を挿入するに際し、緩衝部６を
形成する２つの膨出部１１、１２を両側から指で強く挟
んで押し潰すようにすると、基片８が外方へ折曲して変
形し、この変形により挟着部５の開口部７が拡がり（第
３図）、ドア１３の端部１４の挿入が容易になる。更に
は前記緩衝部６を形成する２つの膨出部１１、１２は柔
軟な弾力性に富み、外部からの衝撃をより効果的に緩衝
するので、ドア１３の端部１４の保護効果が高い。
端部１４を挿入すると、この端部１４は挟着部５を構成
する基片８と挟着片９とにより挟着され、そして挟着片
９の内面に形成した突部１０が端部１４の面に圧接して
強い摩擦が生じ、ドア１３の端部１４から保護具が外れ
ることを防止する（第４図）。そしてまた、前記挟着部
５にドア１３の端部１４を挿入するに際し、緩衝部６を
形成する２つの膨出部１１、１２を両側から指で強く挟
んで押し潰すようにすると、基片８が外方へ折曲して変
形し、この変形により挟着部５の開口部７が拡がり（第
３図）、ドア１３の端部１４の挿入が容易になる。更に
は前記緩衝部６を形成する２つの膨出部１１、１２は柔
軟な弾力性に富み、外部からの衝撃をより効果的に緩衝
するので、ドア１３の端部１４の保護効果が高い。
なお、上記実施例では、突部１０を、挟着部５を構成す
る挟着片９の内面に形成しているが、これに限定される
ものではなく、同じく挟着部５を構成する基片８の内面
或は挟着片９及び基片８のそれぞれの内面に形成しても
よい。
る挟着片９の内面に形成しているが、これに限定される
ものではなく、同じく挟着部５を構成する基片８の内面
或は挟着片９及び基片８のそれぞれの内面に形成しても
よい。
［考案の効果］ 以上のようにこの考案によれば、一側に断面略コ字状の
挟着部をもち他側に筒状の緩衝部をもつ長尺に形成した
合成樹脂製の自動車のドア保護具において、前記挟着部
の内面に複数の突部を長手方向に形成し、また筒状の緩
衝部にあってはその略中央部を長手方向に内方に折曲し
て長手方向に２つの膨出部を形成してなるものであるか
ら、挟着部の内面に設けた突部が自動車のドアの端部に
圧接することにより、該端部からの保護具の外れを有効
に防止することができ、また２つの膨出部を両側から相
互に押して潰すことにより挟着部が開くのでドアの端部
の挿入が容易となり装着の作業性が向上し、また上記２
つの膨出部が外部からの衝撃をより効果的に緩衝するの
で自動車のドアの端部の保護の向上が図れ、更には構成
が簡単なので製造が容易であり安価に得ることができる
といった効果がある。
挟着部をもち他側に筒状の緩衝部をもつ長尺に形成した
合成樹脂製の自動車のドア保護具において、前記挟着部
の内面に複数の突部を長手方向に形成し、また筒状の緩
衝部にあってはその略中央部を長手方向に内方に折曲し
て長手方向に２つの膨出部を形成してなるものであるか
ら、挟着部の内面に設けた突部が自動車のドアの端部に
圧接することにより、該端部からの保護具の外れを有効
に防止することができ、また２つの膨出部を両側から相
互に押して潰すことにより挟着部が開くのでドアの端部
の挿入が容易となり装着の作業性が向上し、また上記２
つの膨出部が外部からの衝撃をより効果的に緩衝するの
で自動車のドアの端部の保護の向上が図れ、更には構成
が簡単なので製造が容易であり安価に得ることができる
といった効果がある。
第１図はこの考案の斜視図、第２図は側面図、第３図は
２つの膨出部を押して挟着部を拡げた状態を示す説明
図、第４図は挟着部にドアの端部を挟着させた状態を示
す説明図、第５図は使用例を示す説明図、第６図は従来
例を示す斜視図である。 ５……挟着部、６……緩衝部、７……開口部、 ８……基片、９……挟着片、１０……突部、 １１、１２……膨出部
２つの膨出部を押して挟着部を拡げた状態を示す説明
図、第４図は挟着部にドアの端部を挟着させた状態を示
す説明図、第５図は使用例を示す説明図、第６図は従来
例を示す斜視図である。 ５……挟着部、６……緩衝部、７……開口部、 ８……基片、９……挟着片、１０……突部、 １１、１２……膨出部
Claims (1)
- 【請求項１】一側に断面略コ字状の挟着部をもち他側に
筒状の緩衝部をもつ長尺に形成した合成樹脂製の自動車
のドア保護具において、前記挟着部の内面に複数の突部
を長手方向に形成し、また筒状の緩衝部にあってはその
略中央部を長手方向に内方に折曲して長手方向に２つの
膨出部を形成してなる自動車のドア保護具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18448387U JPH0622574Y2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 自動車のドア保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18448387U JPH0622574Y2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 自動車のドア保護具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0187920U JPH0187920U (ja) | 1989-06-09 |
| JPH0622574Y2 true JPH0622574Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31475841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18448387U Expired - Lifetime JPH0622574Y2 (ja) | 1987-12-03 | 1987-12-03 | 自動車のドア保護具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622574Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6069743B1 (ja) * | 2016-07-04 | 2017-02-01 | 株式会社クニムネ | 自動車用ドアプロテクター |
-
1987
- 1987-12-03 JP JP18448387U patent/JPH0622574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0187920U (ja) | 1989-06-09 |
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