JPH0542224Y2 - - Google Patents

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JPH0542224Y2
JPH0542224Y2 JP13628187U JP13628187U JPH0542224Y2 JP H0542224 Y2 JPH0542224 Y2 JP H0542224Y2 JP 13628187 U JP13628187 U JP 13628187U JP 13628187 U JP13628187 U JP 13628187U JP H0542224 Y2 JPH0542224 Y2 JP H0542224Y2
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clip
handle
curved portion
door
lateral direction
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、観音開きドアの双方の把手に係止さ
れて、ドアの開放を拘束するクリツプに関するも
のである。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
実公昭58−20546号公報によれば、家具の輸送
時における観音開きドアの開放を防止するため
に、両ドアのコの字形把手に、ロツク部材として
一体成形されコの字形の緩衝材を嵌入させるのが
開示されている。同様に、一般家庭においても観
音開きドアの中に皿等の特に破損し易いものが収
納されている場合、地震が発生したとき或は不意
にこれらが飛出すのを防止するためにロツクして
おきたい場合がある。
しかしながら、一般家庭で日常的に使用するの
に適した構造の観音開きドア用のロツク具は存在
していなかつた。
よつて、本考案は、操作が簡単で嵩ばらない構
造により把手に装着できる観音開きドア拘束用ク
リツプを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、曲げ弾
性を有するほぼ直線状の線状体の一方の端部に、
一方の把手部分3,13に係入用の隙間5a,1
5aを残して回転可能に係合するように横方向外
側から内側へ向けて曲がる曲部5b,15bを形
成した。また、線状体の他方の端部には、一方の
端部への係合状態で他方の把手部分3a,13a
に弾性緊張状態で係合するように横方向外側から
内側へ向けて曲がる曲部5d,15d及びこの係
合位置へ他方の把手部分3a,13aに沿つて滑
入するように逆に横方向外側へ曲がる曲部5e,
15eを形成した。
尚、()内の符号は、後述する実施例のものを
引用してある。
〔作用〕
ドア1,1a,11,11aをロックするため
にクリツプ5,15を把手2,2a,7,7a,
12,12aにセツトする場合、一方の把手部分
3,13に隙間5a,15aから曲部5b,15
bを係合させ、他方の把手部分3a,13aに曲
部5e,15eを当てて曲部5d,15dが係合
するように滑入させ、曲げ弾性により左右の把手
部分3,3a,13,13a間を互の方向へ締め
付けるように挟持させる。
ロツクを解除する場合、曲部5e,15eがば
ね力に抗して他方の把手部分3a,13aに沿つ
て最大開拡位置第1図bを過ぎるまで指で操作す
ると、クリツプ5,15の通常状態へ復帰する圧
縮力により回転方向の力が生じ、自動的に一方の
把手部分3,13に向つて回転する。
〔考案の実施例〕
第1及び第2図は本考案の第1の実施例を示す
もので、第2図に示す例えば食器戸棚の観音開き
ドア1,1aにそれぞれ横方向に並置され、かつ
円筒状基部3,3a及び円板状つまみ部3b,3
cより形成された把手2,2aにセツトされるド
ア拘束用クリツプ5について説明する。
このクリツプは、第1図aに示すように、曲げ
弾性を有するほぼ直線状の線状体より構成され
る。例えば、金属ばね材に把手2,2aを傷付け
ないように合成樹脂チユーブでカバーする。ま
た、チユーブの色は意匠性を考慮してドア1,1
aに整合させるのが好ましい。その一方の端部
に、左側の把手部分2の基部3に係入するための
隙間5aを残してその円筒面に沿つて回転可能に
係合するように横方向外側から内側へ向けて曲が
る曲部5bを形成されている。この曲部5bの先
端部には、係入を容易にするために基部3の円筒
面に対して離反して隙間5aを拡大する方向に曲
がる曲部5cが形成されている。
一方、線状体の他方の端部には、一方の端部へ
の係合状態で右側の基部3aに弾性緊張状態で係
合するように横方向外側から内側へ向かう曲部5
dと、さらに先方においてこの係合位置へ基部3
aの円筒面に沿つて開拡しつつ滑入するように逆
に横方向外側へ曲がる曲部5eとを備えるように
形成されている。曲部5eの先端部には、クリツ
プ5を指で上方へ押すためのほぼ水平方向の操作
部5fが形成されている。
動作は次の通りである。
使用に際しては、クリツプ5の左側の曲部5b
を隙間5aから基部3に係合させる。そして、右
側の曲部5eを右側の基部3bに当てて(第1図
b)、上方から押すと曲部5d,5eが横方向外
側へ開拡しつつ下降して曲部5dが基部3aに係
合することにより、クリツプ5が把手2,2aに
セツトされる。しかだつて、クリツプ5は、曲げ
弾性により左側の基部3及び右側の基部3a間を
互の方向へ締め付けるように挟持する。
この状態において地震等の振動により、ドア
1,1aが開放しようとすると、自ずと基部3及
び基部3aが互に離反するが、クリツプ5がこれ
らを互の締付方向へ挟持しているために、ドア
1,1aの開放が拘束される。
ドア1,1aのロツクを解除する場合、操作部
5fを指で上方へ押して曲部5d,5eを基部3
bに沿つて開拡させる。曲部5eの最も内側に位
置している部分が、その最大開拡位置(第1図
b)を過ぎると、弾性圧縮力によりクリツプ5の
直線部5gには斜目上方から回転可能に支承され
たその左側の曲部5bに向けて力が加えられる。
したがつて、その回転方向の力成分により、クリ
ツプ5は自動的に反時計方向へ回転して第1図c
に示す状態で支持される。
ロツクが不要であり、クリツプ5を把手2,2
aから完全に外す場合には、隙間5aから離脱さ
せる。クリツプ5の把手2,2aへのセツトは、
周囲構造、個人的な操作性等に応じて、場合によ
つては左右逆にしたり或は上下を逆に行うことも
できる。
尚、前述の実施例によるクリツプ5は、第3図
に示すように縦方向にほぼコの字形の把手7,7
aが並置されている場合にも対応する形状に変形
して適用可能である。
第4図は本考案の第2の実施例よるクリツプ1
5を示すもので、観音開きドア11,11aのそ
れぞれに並置された横方向にコの字形の把手1
2,12aにセツトされる。
このクリツプは、曲げ弾性を有するほぼ直線状
の線状体の一方の端部に、左側の把手12の右片
13に係入するための隙間15aを残して回転可
能に係合するように横方向外側から内側へ向けて
直線部分15gからほぼロ字形に曲がる曲部15
bを形成されている。一方、他方の端部は、右側
の把手12aの左片13aに弾性緊張状態で係合
するように横方向外側から内側へ向けて曲がる部
分15d及びさらに先方にはこの係合位置へ左片
13aに沿つて開拡しつつ滑入するように逆に横
方向外側へ曲がる曲部15eを備えるように形成
されている。
使用に際しては、クリツプ15を左側の把手1
2の右片13にその隙間15aから係合させる。
そして、右側で曲部15eを左片13aの上面に
当てて、上方から押すと曲部15d,15eが横
方向外側へ開拡しつつ下降し、図示の状態にセツ
トされる。この状態で正面から見るとクリツプ1
5はリボン状に見え意匠的な効果も得られる。ク
リツプ15を一方の把手12aから離脱させる場
合、曲部15eを左片13aの上面を越えるまで
上方へ押すと、同様に開拡状態が復帰する際に生
じる力により、曲部15bを支点として図で見て
反時計方向に自動的に回転して、一方の把手部分
12に載置される。
尚、クリツプ15のつる側の曲部15dは、第
5図aに示すように同一面を下降しているが、ド
ア11,11aの上方に突出部分があり、回転離
脱時に邪魔になる場合、第5図bに示すように、
曲部15dを下降するにつれて、ドア11,11
a面に向けて曲げる。これにより、直線部分15
gの回転離脱時に手前上方へ向けて回転し、上方
での衝突が回避される。さらに、線状体の両側の
曲部を前述の実施例以外の種々の形状に構成した
り、先端部を曲げて傾向を容易にする代りに、線
状体の一端部を部分的にボール状に形成する等、
本考案の範囲で種々の変形例が考えられる。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば把手にセツトされる簡単
な構造のクリツプにより観音開きドアの振動等に
よる不意の開放が拘束される。クリツプの装着及
びロツク・アンロツク操作も簡単であり、またロ
ツクしたいドアにのみ装着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例によるクリツプ
の正面図であり、同図aはセツト状態、同図bは
ロツク及びアンロツク操作の途中状態並びに同図
cはアンロツク状態を示し、第2図は同実施例の
適用される把手の斜視図、第3図は同実施例の適
用される別の把手の斜視図、第4図は本考案の第
2の実施例によるクリツプのセツト状態を示す斜
視図並びに第5図はこの第2の実施例によるクリ
ツプの概略の右側面図である。 1,1a,11,11a……観音開きドア、
2,2a,7,7a,12,12a……把手、5
a,15a……隙間、5b〜5e,15b〜15
e……曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 観音開きドアの双方の横方向に並置された把手
    に係止されて前記ドアの開放を拘束するクリツプ
    であつて、 曲げ弾性を有するほぼ直線状の線状体の一方の
    端部に、一方の前記把手部分へ係入するための隙
    間を残して、この把手部分に回転可能に係合する
    ように横方向外側から内側へ向けて曲がる曲部を
    形成し、 前記線状体の他方の端部に、前記一方の端部へ
    の前記係合状態で他方の前記把手部分に弾性緊張
    状態で係合するように横方向外側から内側へ向け
    て曲がる曲部及びこの係合位置へ前記他方の把手
    部分に沿つて開拡しつつ滑入するように逆に横方
    向外側へ曲がるより先方の曲部を形成して成る観
    音開きドア拘束用クリツプ。
JP13628187U 1987-09-08 1987-09-08 Expired - Lifetime JPH0542224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13628187U JPH0542224Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13628187U JPH0542224Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS6443171U JPS6443171U (ja) 1989-03-15
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JP13628187U Expired - Lifetime JPH0542224Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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JP2720810B2 (ja) * 1995-03-07 1998-03-04 コクヨ株式会社 扉のロック装置
KR100722257B1 (ko) * 2006-07-05 2007-05-29 정순양 유아용 도어 잠금부재 및 이를 이용한 도어 잠금장치

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JPS6443171U (ja) 1989-03-15

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