JPH06225448A - 母線保護方法 - Google Patents

母線保護方法

Info

Publication number
JPH06225448A
JPH06225448A JP5099996A JP9999693A JPH06225448A JP H06225448 A JPH06225448 A JP H06225448A JP 5099996 A JP5099996 A JP 5099996A JP 9999693 A JP9999693 A JP 9999693A JP H06225448 A JPH06225448 A JP H06225448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
current
connection point
busbar
current detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5099996A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Suzuki
勇 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5099996A priority Critical patent/JPH06225448A/ja
Priority to DE69319561T priority patent/DE69319561T2/de
Priority to EP93309660A priority patent/EP0604037B1/en
Priority to US08/161,513 priority patent/US5566082A/en
Publication of JPH06225448A publication Critical patent/JPH06225448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/08Locating faults in cables, transmission lines, or networks
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/22Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for distribution gear, e.g. bus-bar systems; for switching devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Locating Faults (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 母線の故障位置を特定して厳密に検出できる
ようにし、適切な保護を図り得るようにする。 【構成】 変流器BCT−と母線との接続点までの部
分、例えばP点、または母線の相隣接する引き出し部間
の部分、例えばQ点を流れる各電流は、各変流器BCT
−からの出力の一定の加減算式で表現され、通常は零で
あるが故障が発生したときは零でない有意の値となるこ
とに着目し、故障の発生個所を特定して厳密に検出可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送,配電系統などの
母線の故障を検出してその保護を図る母線保護方法、特
に故障箇所を限定して検出することが可能な母線保護方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は変電所単線結線図の一部を示すも
ので、高圧側母線を詳細に示す結線図である。なお、変
圧器1B,2Bは同図の下側が低圧側で、その2次側母
線の詳細は省略されている。すなわち、送電線A,Bや
変圧器1B,2Bは、甲乙2重母線のうちのいずれに接
続するかを選択するために、線路開閉器LX−A1,L
Y−A1などで両母線をブリッジするように接続され、
その中間点から送電線A,Bまたは変圧器1B,2Bへ
の接続回路が引き出されている。ここに、図示されない
各種機器を接続する場合も、図示と同様の方法にて接続
されることが多い。
【0003】引き出された回路は、しゃ断器を通して目
的とする機器に接続される。そのしゃ断器の両側には変
流器LCT−,BCT−などが接続され、母線側につな
がれた変流器は線路または変圧器のような機器の保護に
使用され、機器側につながれた変流器は母線保護に使用
される(変流器LCT−,BCT−は母線側または機器
側にまとめて接続される場合もある。その場合でも、母
線に近い方に接続される変流器がLCT−で、機器側に
接続される変流器がBCT−である)。また、両母線を
連絡する回路として、同図ではしゃ断器CB−Bを中心
にLX−B,LY−BおよびCT−X,CT−Yなどが
設けられている。2重母線に接続される送電線や変圧器
は、通常は両母線に対し等負担となるよう運用するた
め、例えば図3のように線路1Lを甲母線に接続した
ら、線路2Lは乙母線に接続するようにしている。その
結果、しゃ断器CB−Bを流れる電流は殆ど0となる。
【0004】ここで、2重母線の保護方式について説明
する。図3はその一括保護方式の原理を説明するための
原理説明図である。すなわち、線路や変圧器などの機器
につながる変流器BCT−のそれぞれ同一の端子を一括
して接続し、これに検出用リレーRYを並列に接続する
ようにしている。こうすれば、BCT−より母線側に故
障がなければリレーRYに流れる電流は0であるが、そ
のいずれかの箇所に故障が発生すると、故障箇所に流れ
る電流相当の電流が、変流器BCT−により変換されて
流れることになる。そこで、この変換電流が変流器誤差
等を考慮した適宜なしきい値以上になったら、リレーR
Yを動作させるようにしておくことにより、故障が発生
したことを検出することができる。
【0005】故障は甲母線,乙母線のいずれかに発生す
ることが多く、2つの母線にまたがることは比較的少な
いため、甲乙いずれの母線の故障かを区別して検出する
ことが望ましい。つまり、故障母線側のみを選択して切
り離す方が、一括して切り離すよりも電力供給を維持さ
せる観点からも有利だからである。この点につき、図4
を参照して以下に説明する。図4の母線保護装置1に
は、線路,変圧器および各種機器側につながる変流器B
CT−からの出力だけでなく、母線連絡用変流器CT−
からの出力、さらには母線側線路開閉器LX−,LY−
の状態を示す出力なども入力するようにしている。
【0006】母線保護装置1はディジタル処理装置を内
蔵しており、これらの各入力を一定周期でサンプリング
しながら、以下のようなディジタル演算を逐次実行す
る。なお、この演算に当たっては電流瞬時値を用いても
良く、実効値に変換してベクトル合成するようにしても
良い。また、ここでは電流も1つの相の電流だけを考え
ているが、実際には3相分を考量しなければならないこ
とは勿論である。 ΣI(LX−側でオンとなっている変流器2次電流)>K …(1) ΣI(LY−側でオンとなっている変流器2次電流)>K …(2) ΣI(IX,IYを除く変流器2次電流)>K …(3) 上記(1)式は甲母線内で故障が発生していることを示
し、(2)式は乙母線内で故障が発生していることを示
し、(3)式は甲乙いずれかの区別なしに母線のどこか
で故障が発生していることを示す。
【0007】したがって、母線保護装置1からは以下の
各条件成立により、しゃ断器CBへのトリップ指令が出
力されることになる。 (a)甲母線の接続しゃ断器トリップ指令は(3)∧
(1) (b)乙母線の接続しゃ断器トリップ指令は(3)∧
(2) (c)全接続しゃ断器トリップ指令は(3)∧(2)
(−)∧(1)(−) ここに、∧は論理積(アンド)を示す記号、(1)
(−),(2)(−)は各式の条件不成立を示す記号と
する。実際は、装置の健全性,安定性を保つため、故障
相の電圧低下や地絡故障に対する零相電圧発生、または
母線連絡部における過電流の検出などをアンド条件にす
ることもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方式では母線を単位として検出,保護を図るよう
にしているため、母線や線路のどこで故障が発生してい
るかというようなことまでは検出できず、その分だけ適
切な保護ができないという問題がある。したがって、こ
の発明の課題は故障の発生箇所を特定して検出すること
ができるようにし、適正な保護を図り得るようにするこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の発明では、母線に接続される線路を含む機器
にそれぞれ電流検出器を設置し、所定の線路Aと母線と
の接続点a1と、線路Aを含む機器における電流検出器
の設置箇所a2とで囲まれる区間について、設置箇所a
2に設置された電流検出器以外の他の所定の電流検出器
により検出された各電流値を用いて、接続点a1と線路
Aとの間に流れる電流値を演算により求め、この電流値
と設置箇所a2に設置された電流検出器にて検出された
電流値との差を演算により求め、この電流値の差が所定
値以上の時、接続点a1と設置箇所a2との間に故障が
発生したものと判断し、母線の保護を図ることを特徴と
している。
【0010】第2の発明では、母線に接続される線路を
含む機器にそれぞれ電流検出器を設置し、所定の線路A
と母線との接続点a1と、線路Aに隣接する線路Bと母
線との接続点b1とで囲まれる区間について、所定の電
流検出器にて検出された各電流値を用いて接続点a1と
接続点b1とに流れる電流値の差を演算により求め、こ
の電流値の差が所定値以上の時、接続点a1と接続点b
1とに囲まれた区間に故障が発生したものと判断し、母
線の保護を図ることを特徴としている。
【0011】第3の発明では、母線に接続される線路を
含む機器にそれぞれ電流検出器を設置し、所定の線路A
と前記母線との接続点をa1、線路Aに隣接する線路B
と母線との接続点をb1とし、線路Aに設置された電流
検出器以外の他の所定の電流検出器により検出された各
電流値を用いて接続点a1と線路Aとの間に流れる電流
値を演算により求め、この電流値と線路Aを含む機器に
設置された電流検出器にて検出された電流値との差を演
算により求めた場合、その差が所定値以下となり、所定
の電流検出器にて検出された各電流値を用いて接続点a
1と接続点b1とに流れる電流値の差を演算により求め
た場合、その差が所定値以下となり、かつ、所定の電流
検出器により検出された電流値の和を演算により求めた
場合、その和が所定値以上となった時、母線の端点に故
障が発生したものと判断し、母線の保護を図ることを特
徴としている。
【0012】第1乃至3の発明については母線を二重母
線とし、この二重母線のそれぞれに線路を線路開閉器を
介して接続する構成とし、線路開閉器の開閉情報を用い
て演算に使用する電流検出器の電流値を選択することが
でき(第4の発明)、また、母線は単母線とすることが
できる(第5の発明)。
【0013】
【作用】電流検出器と母線との接続までの部分(第1部
分)、または母線の相隣接する引き出し部間の部分(第
2部分)を流れる各電流は可観測値、つまり各電流検出
器からの出力電流の一定の加減算式で示され、通常は
(故障が発生していなければ)零であり、故障の発生に
よって零でない有意の値となることに着目し、故障の発
生箇所を特定して検出可能とする。このことから、上記
第1部分および第2部分の電流値がともにほぼ零である
にもかかわらず、各電流検出値の和が所定値以上のとき
は、母線の端点に故障が発生しているものとほぼ特定し
て検出することが可能となる。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の原理を説明するためのもの
で、基本的には図4を抽象化したものである。すなわ
ち、iA1は図4のIA1に相当するが、iA2,iB ,i
B1,iB2,iT1,iT2などについても同様である。な
お、個々の電流値は変流器(CT)だけでなく、これと
同様の検出器を介して検出することができる。このよう
に考えると、母線部分の故障はBCT−の母線側からC
T−Xの甲母線側内が甲母線部の故障であり、CT−Y
とBCT−との間の故障は乙母線部の故障と判断する範
囲となる。しかし、詳細に観察すると、 (1)BCT−と母線との接続までの部分 (2)相隣接する引き出し部間の部分 (3)4箇所の端部、すなわちX1,X2,Y1,Y2
と隣接引き出し部間 の各部が対象となる。
【0015】つまり、従来は上記3つのいずれのケース
でも甲母線または乙母線の故障として扱っている。これ
に対し、この実施例では上記3つのケースの識別を明確
にするとともに、(1),(2)のケースについては各
部分のどこまでかを判別し得るようにしたものである。 (1)の場合 図1において、例えばP点で故障が発生しているとする
と、iA1P が発生する(流れる)ことになる。そして、
この電流iA1P が可観測値であるiA1,iA2,iB1,i
B2,iT1,iT2およびiB を用いて表現できれば、P点
で故障が発生していると言える。
【0016】そこで、同図に点線で示すような電流
A1’を想定すると、これは次の(4)式のように表現
できる。 iA1’=iT1+iB −iB1 …(4) そうすると、 iA1P =iA1’−iA1=iT1+iB −iB1−iA1 …(5) となる。ところで、この電流値iA1P は本来は零である
べきであり、これが或る値になるということは、とりも
直さず故障が発生していることを示している。
【0017】そこで、この発明では可観測値の加減算式
として求められるP点の電流iA1Pに対し或る設定値K
を設け、 iA1P >K …(6) が成立したら、母線への接続点と変流器BCT−A1と
の間に故障が発生しているものと判断するようにする。
なお、上記P点は母線への接続点と変流器BCT−A1
との間のどこに設定しても同様であることは言うまでも
ない。また、母線への接続点と変流器BCT−A2、B
CT−B1,B2、BCT−T1,T2との間について
も同様である。
【0018】(2)の場合 上述のような考え方は、相隣接する引き出し部間Q,R
点などについても適用することができる。すなわち、図
示のような電流i1 ,i1 ’については、 i1 =iA11 ’=iT1+iB −iB1 が成立するので、Q点を流れる電流iQ は、 iQ =i1 ’−i1 =iT1+iB −iB1−iA1 …(7) となる。
【0019】同様に、電流i2 ,i2 ’で示されるR点
の電流iR は、 i2 =iA1−iT12 ’=iB −iB1R =i2 ’−i2 =iB −iB1−iA1+iT1 …(8) となり、いずれの場合も可観測値の加減算式として表現
することができる。これは、他の相隣接する引き出し部
間についても同様である。
【0020】(3)の場合 この場合は、甲または乙グループの故障と判断する場合
と同様の扱いとなる。つまり、例えば甲母線側の端点に
故障が発生している場合には、上記(1)および(2)
で説明したような各点の電流値iA1P ,iQ およびiR
などが略零で、かつ、次の(9)式で示される電流iN
が、 iN =iA1+iT1+iB1+iB …(9) 所定値以上のときは、いずれかの端点に故障が発生して
いると考えられる。ただし、これだけでは端部X1とそ
の隣接部なのか、端部X2とその隣接部なのかなどの特
定はこの方法では難しいが、限られた部分であることか
ら実用上の問題は余りないと考えられる。また、このよ
うな端点を作らない構成とすることも考えられ、その場
合は(3)の場合は考慮する必要はない。
【0021】上記では、(1),(2)および(3)の
各場合を個別に論じたが、実際はこれらの場合を総合し
て故障個所を検出し、所定の保護リレーにて母線の保護
を図るのが通例である。また、以上では主として複母線
の場合について説明したが、この発明は単母線や環状母
線の場合についても同様にして適用することが可能であ
る。
【0022】これ迄は、図2を図3のように置き換えて
検討して来た。しかし、故障が発生する可能性のある部
分は電圧が印加されている部分の全てであり、上記
(1),(2)および(3)の各場合に含まれない部分
についても、然るべき手当てが必要である。そのために
は、置き換えをせず図2に基づいて検討することが必要
となる。図2にもとづきA線1Lと2Lの部分を図4と
対比して示すと図5のようになる。なお、図5(イ)は
図4のA線1L,2Lの部分、図5(ロ)は図2に基づ
くA線1L,2Lの部分を示している。この図からも明
らかなように、図4では図5(ロ)に一点斜線Bで示す
部分について検討していることになる。
【0023】しかし、給電には寄与していないが、電圧
が印加されているところを顕在化すれば、1A1,1A
2と2A1,2A2が存在する。1A2および2A2の
部分は、図からも容易に判断できるように、その部分が
接続されている母線と一体の構造として扱うことがで
き、(2)の場合に包含されていることになる。ところ
が、1A1と2A1の部分は上記には含まれていないの
で、この部分について以下のように対処することとす
る。すなわち、図5(ロ)の例えばF点で故障が発生し
ているものとすると、電流i1A1 Fが発生する(流れ
る)ことになる。そして、この電流i1A1 Fが可観測値
であるiA1,iA2,iB1,iB2,iT1,iT2およびiB
を用いて表現することができれば、F点で故障が発生し
ていると言える。
【0024】そこで、同図に点線で示すような電流i
1A1 を想定すると、これは次の(10)式のように表現
できる。 i1A1 F+i1A1 =iA1 …(10) そうすると、 i1A1 F=iA1−i1A1 =iA1−(iT1+iB −iB1) =iA1−iT1−iB +iB1 …(11) となる。ところで、この電流値i1A1 Fは本来は零であ
るべきであり、これが或る値になるという事は、とりも
直さず故障が発生していることを示している。
【0025】そこで、この発明では可観測値の加減算式
として求められるF点の電流i1A1Fに対して或る設定
値K1を設け、 i1A1 F>K1 …(12) なる関係が成立したら、給電に寄与している母線への接
続を司る断路器(線路開閉器)と、しゃ断器の接続部分
から分岐してもう一方の母線にこのしゃ断器を接続する
ための開路状態の断路器との間に故障が発生しているも
のと判断するようにする。なお、F点は分岐部分のどこ
に設定しても上記と同様であることは言うまでもない。
また、これと同様の他の部分についても同様である。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、単母線や複母線など
の故障を、その位置を限定して厳密に検出することがで
きるので、従来のものに比べてきめの細かい保護が可能
となる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理説明図である。
【図2】一般的な変電所単線結線図である。
【図3】故障の一括検出,保護方式の原理説明図であ
る。
【図4】故障の群別検出,保護方式の原理説明図であ
る。
【図5】図2の一部分を示す詳細結線図である。
【符号の説明】
1…母線保護装置、A,B(1L,2L)…送電線、1
B,2B…変圧器、LX,LY…線路開閉器(断路
器)、CT,BCT,LCT,TCT…変流器、CB…
しゃ断器、RY…リレー。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母線に接続される線路を含む機器にそれ
    ぞれ電流検出器を設置し、 所定の線路Aと母線との接続点a1と、線路Aを含む機
    器における電流検出器の設置箇所a2とで囲まれる区間
    について、 設置箇所a2に設置された電流検出器以外の他の所定の
    電流検出器により検出された各電流値を用いて、接続点
    a1と線路Aとの間に流れる電流値を演算により求め、 この電流値と設置箇所a2に設置された電流検出器にて
    検出された電流値との差を演算により求め、 この電流値の差が所定値以上の時、接続点a1と設置箇
    所a2との間に故障が発生したものと判断し、母線の保
    護を図ることを特徴とする母線保護方法。
  2. 【請求項2】 母線に接続される線路を含む機器にそれ
    ぞれ電流検出器を設置し、 所定の線路Aと母線との接続点a1と、線路Aに隣接す
    る線路Bと母線との接続点b1とで囲まれる区間につい
    て、 所定の電流検出器にて検出された各電流値を用いて接続
    点a1と接続点b1とに流れる電流値の差を演算により
    求め、 この電流値の差が所定値以上の時、接続点a1と接続点
    b1とに囲まれた区間に故障が発生したものと判断し、
    母線の保護を図ることを特徴とする母線保護方法。
  3. 【請求項3】 母線に接続される線路を含む機器にそれ
    ぞれ電流検出器を設置し、 所定の線路Aと前記母線との接続点をa1、線路Aに隣
    接する線路Bと母線との接続点をb1とし、 線路Aに設置された電流検出器以外の他の所定の電流検
    出器により検出された各電流値を用いて接続点a1と線
    路Aとの間に流れる電流値を演算により求め、この電流
    値と線路Aを含む機器に設置された電流検出器にて検出
    された電流値との差を演算により求めた場合、その差が
    所定値以下となり、 所定の電流検出器にて検出された各電流値を用いて接続
    点a1と接続点b1とに流れる電流値の差を演算により
    求めた場合、その差が所定値以下となり、 かつ、所定の電流検出器により検出された電流値の和を
    演算により求めた場合、その和が所定値以上となった
    時、 母線の端点に故障が発生したものと判断し、母線の保護
    を図ることを特徴とする母線保護方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の母線保護方法に
    おいて、 母線を二重母線とし、この二重母線のそれぞれに線路を
    線路開閉器を介して接続する構成とし、 線路開閉器の開閉情報を用いて演算に使用する電流検出
    器の電流値を選択することを特徴とする母線保護方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3に記載の母線保護方法に
    おいて、 母線が単母線であることを特徴とする母線保護方法。
  6. 【請求項6】 母線に接続される線路を含む機器にそれ
    ぞれ電流検出器を設置し、 給電に寄与している母線への接続を司る線路開閉器L1
    と、この線路開閉器L1としゃ断器との接続点から分岐
    して、他の母線にこのしゃ断器を接続するための開路状
    態の線路開閉器L2との間の区間について、 前記線路開閉器L1としゃ断器との接続点と前記線路開
    閉器L1との間を流れる電流を演算により求め、 この電流値と前記電流検出器により検出される電流検出
    値との差を求め、 この差の電流値が所定値以上の時、前記接続点と線路開
    閉器L2との間に故障が発生したものと判断し、母線の
    保護を図ることを特徴とする母線保護方法。
JP5099996A 1992-12-04 1993-04-27 母線保護方法 Pending JPH06225448A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099996A JPH06225448A (ja) 1992-12-04 1993-04-27 母線保護方法
DE69319561T DE69319561T2 (de) 1992-12-04 1993-12-02 Verfahren zum Schutz einer Sammelschiene
EP93309660A EP0604037B1 (en) 1992-12-04 1993-12-02 Busbar protection method
US08/161,513 US5566082A (en) 1992-12-04 1993-12-06 Method of detecting a fault section of busbar

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32556992 1992-12-04
JP4-325569 1992-12-04
JP5099996A JPH06225448A (ja) 1992-12-04 1993-04-27 母線保護方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06225448A true JPH06225448A (ja) 1994-08-12

Family

ID=26441084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5099996A Pending JPH06225448A (ja) 1992-12-04 1993-04-27 母線保護方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5566082A (ja)
EP (1) EP0604037B1 (ja)
JP (1) JPH06225448A (ja)
DE (1) DE69319561T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019165569A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 三菱電機株式会社 故障判定装置、および保護継電装置
CN111433992A (zh) * 2018-01-31 2020-07-17 西门子股份公司 具有分布式能源的电网故障检测方法和装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249230B1 (en) * 1999-03-18 2001-06-19 Abb Power T&D Company Inc. Ground fault location system and ground fault detector therefor
US7006085B1 (en) * 2000-10-30 2006-02-28 Magic Earth, Inc. System and method for analyzing and imaging three-dimensional volume data sets
EP1223652A1 (de) * 2001-01-16 2002-07-17 Abb Research Ltd. Verfahren zum Lokalisieren eines Fehlers in einem Stromnetz
US8804291B2 (en) 2011-12-12 2014-08-12 Utc Fire & Security Americas Corporation, Inc. Line isolators for isolating multiple faults in emergency systems
GB2518188B (en) * 2013-09-12 2020-11-18 Ea Tech Limited Fault level monitor
US9520254B2 (en) * 2014-06-24 2016-12-13 Eaton Corporation Circuit interrupter including thermal trip assembly and printed circuit board Rogowski coil
WO2016029466A1 (zh) * 2014-08-29 2016-03-03 西门子公司 确定电力传输线路故障方向的方法和装置
EP3650871B1 (en) * 2018-11-08 2023-12-13 NKT HV Cables AB Power cable measurement system
CN110707667B (zh) * 2019-09-10 2022-02-18 许继电气股份有限公司 一种直流配电网直流线路保护方法及装置
CN113030831B (zh) * 2021-03-10 2024-02-06 国网山西省电力公司检修分公司 一种快速查找运行状态下电压互感器故障的方法
CN113241844B (zh) * 2021-06-23 2022-06-14 广东电网有限责任公司 一种10kV母线的分段备自投方法及设备
CN114465236B (zh) * 2022-04-11 2022-07-08 赫兹曼电力(广东)有限公司 配电网应对接地故障的自愈方法及配电网

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3771049A (en) * 1971-01-05 1973-11-06 Dossert Mfg Corp Fault indicator and locator for buried cables and zero sequence current sensing device
CH577762A5 (ja) * 1974-02-27 1976-07-15 Bbc Brown Boveri & Cie
US4096539A (en) * 1976-08-31 1978-06-20 Scaturro Angelo J Detector of backfeed electrical currents
JPS5829471B2 (ja) * 1978-10-30 1983-06-22 東京電力株式会社 事故点判別方式
US4290013A (en) * 1979-06-22 1981-09-15 Genrad, Inc. Method of and apparatus for electrical short testing and the like
FR2504331B1 (fr) * 1981-04-17 1989-12-08 Prigent Hubert Dispositif de detection de courant pour localiser une boucle resistive ou non dans une ligne bifilaire ou pour commuter deux lignes bifilaires
DE3122109A1 (de) * 1981-06-04 1983-01-05 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Elektronische schalt-, schutz- und ueberwachungsvorrichtung fuer niederspannungs-verteileranlagen
US4459693A (en) * 1982-01-26 1984-07-10 Genrad, Inc. Method of and apparatus for the automatic diagnosis of the failure of electrical devices connected to common bus nodes and the like
US4514845A (en) * 1982-08-23 1985-04-30 At&T Bell Laboratories Method and apparatus for bus fault location
JPS5996824A (ja) * 1982-11-19 1984-06-04 三菱電機株式会社 母線保護継電器
DD275144A1 (de) * 1984-08-15 1990-01-10 Orgreb Inst Kraftwerke Schaltungsanordnung zum schutz von sammelschienen
DD257332A1 (de) * 1986-09-04 1988-06-08 Magdeburg Starkstrom Anlagen Zentraler kurzschlussschutz in schalt- und verteilungsanlagen
SE459706B (sv) * 1987-11-12 1989-07-24 Asea Ab Laengsdifferentialskydd
US5138265A (en) * 1988-11-30 1992-08-11 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Apparatus and system for locating thunderstruck point and faulty point of transmission line
US5125738A (en) * 1988-12-13 1992-06-30 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Apparatus and system for locating a point or a faulty point in a transmission line
US5043655A (en) * 1989-03-14 1991-08-27 John Fluke Mfg. Co., Inc. Current sensing buffer for digital signal line testing
US5243293A (en) * 1989-05-29 1993-09-07 Ngk Insulators, Ltd. System utilizing optical current sensors for detecting fault location in substation
JPH03180936A (ja) * 1989-12-08 1991-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 内部バスのテスト回路
US5250894A (en) * 1992-03-31 1993-10-05 Bridges Electric, Inc. Current sensing system having electronic compensation circuits for conditioning the outputs of current sensors
SE9201972L (sv) * 1992-06-26 1993-11-29 Asea Brown Boveri Förfarande och anordning för att bestämma den felström som uppstår vid ett fel på kraftlinjer vid kortslutning mellan fas/faser till jord

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111433992A (zh) * 2018-01-31 2020-07-17 西门子股份公司 具有分布式能源的电网故障检测方法和装置
CN111433992B (zh) * 2018-01-31 2023-09-19 西门子股份公司 具有分布式能源的电网故障检测方法和装置
US11831158B2 (en) 2018-01-31 2023-11-28 Siemens Aktiengesellschaft Power grid fault detection method and device with distributed energy resource
JP2019165569A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 三菱電機株式会社 故障判定装置、および保護継電装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69319561T2 (de) 1998-10-29
EP0604037A1 (en) 1994-06-29
US5566082A (en) 1996-10-15
DE69319561D1 (de) 1998-08-13
EP0604037B1 (en) 1998-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8300369B2 (en) System and method for polyphase ground-fault circuit-interrupters
JP3863123B2 (ja) 3相回路の負荷不平衡解消制御システム
JPH06225448A (ja) 母線保護方法
US7535686B2 (en) Control of circuit breakers in a multi-phase power system
KR101008416B1 (ko) 과전류 계전기의 역조류 방지 장치 및 그의 구동 방법
US20050073780A1 (en) Fault detector for two line power distribution system and protection apparatus incorporating the same
JP4199065B2 (ja) 保護継電装置
JPS5810934B2 (ja) 地絡故障検出装置
KR20030042222A (ko) 전력공급시스템의 계통 연계장치
JP7347952B2 (ja) 保護装置
Guzmán et al. Reliable busbar and breaker failure protection with advanced zone selection
JP6729483B2 (ja) 比率差動継電器
US11398725B2 (en) Circuit for reducing fire hazard risk in a power distribution network
KR20160122503A (ko) 모선보호계전기의 오작동 방지 시스템
JP2022182679A (ja) 保護制御システム
JPH0837730A (ja) 母線保護継電装置
Love Ground fault protection for electric utility generating station 480-volt auxiliary power systems
JPH07236226A (ja) 地絡保護装置
Bishop et al. Device miscoordination affects plant reliability
JPH07143666A (ja) 地絡保護装置
JP2023136559A (ja) 環状配電線の配線方法、及び環状配電線
JPH01252120A (ja) スポットネットワークシステムの短絡事故点判別装置
JPH0583844A (ja) 距離継電装置
JPS639232Y2 (ja)
JPH0524730B2 (ja)