JPH0622497B2 - 医用画像表示装置 - Google Patents
医用画像表示装置Info
- Publication number
- JPH0622497B2 JPH0622497B2 JP59153400A JP15340084A JPH0622497B2 JP H0622497 B2 JPH0622497 B2 JP H0622497B2 JP 59153400 A JP59153400 A JP 59153400A JP 15340084 A JP15340084 A JP 15340084A JP H0622497 B2 JPH0622497 B2 JP H0622497B2
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Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 238000009206 nuclear medicine Methods 0.000 description 4
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Nuclear Medicine (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、Ｘ線ＣＴ装置、ＮＭＲ−ＣＴ装置、超音波
診断装置、核医学映像装置などで得られる画像を表示す
るための医用画像表示装置の改良に関する。
診断装置、核医学映像装置などで得られる画像を表示す
るための医用画像表示装置の改良に関する。
（ロ）従来技術 Ｘ線ＣＴ装置、ＮＭＲ−ＣＴ装置、超音波診断装置、核
医学映像装置などで得られる画像をＣＲＴに表示しよう
とする場合、従来の医用画像表示装置でも、画像の各画
素の値のどれを表示上の中央値（Mean値）とするか、お
よびその値のどれだけの幅を表示幅（Window幅）とする
かを調整する機能は備えられている。すなわち、従来で
も、たとえば、各画素の値をグレイレベルで表示する場
合、特定の任意の値をグレイレベルの中央値とし、黒か
ら白までの表示幅を画素の値のどれだけの幅に対応させ
るかの調整ができるようになっている。
医学映像装置などで得られる画像をＣＲＴに表示しよう
とする場合、従来の医用画像表示装置でも、画像の各画
素の値のどれを表示上の中央値（Mean値）とするか、お
よびその値のどれだけの幅を表示幅（Window幅）とする
かを調整する機能は備えられている。すなわち、従来で
も、たとえば、各画素の値をグレイレベルで表示する場
合、特定の任意の値をグレイレベルの中央値とし、黒か
ら白までの表示幅を画素の値のどれだけの幅に対応させ
るかの調整ができるようになっている。
しかしながら、従来の医用画像表示装置では、これらMe
an、Windowの調整はできるが、この調整が１つの画面の
全体に適用されてしまうものとなっている。そのため、
１つの画像のなかに設定される複数の関心領域ごとに適
切なMean、Windowの設定ができない。Ｘ線ＣＴ装置、Ｎ
ＭＲ−ＣＴ装置、超音波診断装置、核医学映像装置など
で得られる画像により診断を行なおうとする際には、各
部位ごとにMean、Windowを設定する必要があるので、大
変不便なものとなっている。
an、Windowの調整はできるが、この調整が１つの画面の
全体に適用されてしまうものとなっている。そのため、
１つの画像のなかに設定される複数の関心領域ごとに適
切なMean、Windowの設定ができない。Ｘ線ＣＴ装置、Ｎ
ＭＲ−ＣＴ装置、超音波診断装置、核医学映像装置など
で得られる画像により診断を行なおうとする際には、各
部位ごとにMean、Windowを設定する必要があるので、大
変不便なものとなっている。
（ハ）目的 この発明は、１つの画像において設定される複数の関心
領域のそれぞれについて独立にMean、Windowの調整がで
きるように改善した医用画像表示装置を提供することを
目的とする。
領域のそれぞれについて独立にMean、Windowの調整がで
きるように改善した医用画像表示装置を提供することを
目的とする。
（ニ）構成 この発明による医用画像表示装置では、Mean設定器とWi
ndow設定器とがそれぞれ接続されている複数のMean・Wi
ndow演算回路を備え、１つの画像内で複数の関心領域が
任意に設定され、かつその関心領域に関する属性データ
が各画素ごとに付加された、１つの画像として表示すべ
き画像データが入力されたとき、選択回路が、各画素ご
とに付加された属性データに基づいて上記複数の演算回
路の一つを選択し、その画素に関しての変換処理を行な
わせるようにしたことが特徴となっている。
ndow設定器とがそれぞれ接続されている複数のMean・Wi
ndow演算回路を備え、１つの画像内で複数の関心領域が
任意に設定され、かつその関心領域に関する属性データ
が各画素ごとに付加された、１つの画像として表示すべ
き画像データが入力されたとき、選択回路が、各画素ご
とに付加された属性データに基づいて上記複数の演算回
路の一つを選択し、その画素に関しての変換処理を行な
わせるようにしたことが特徴となっている。
（ホ）実施例 この発明の一実施例に係る医用画像表示装置は、第１図
に示すように、４個のMean・Window演算回路１〜４を有
しており、それらには各々ボリューム等で構成されるMe
an設定器１ａ〜４ａ、Window設定器１ｂ〜４ｂが接続さ
れている。これらMean・Window演算回路は、設定器でMe
anとWindowとが設定されたとき、その設定された値に基
づき、もとの各画素のデータを演算してMeanとWindowと
がその設定された通りになるような表示が行なえるよう
データ変換するものである。そして、これらの演算回路
１〜４には、表示メモリ５から画素毎に各画素のデータ
が送られる。ある画素のデータが表示メモリ５から出力
されたときに、どの演算回路がそのデータの演算を行な
うかを決定するのは、演算回路選択用メモリ６およびそ
の出力をデコードする選択用デコーダ７である。演算後
のデータはビデオ変換回路８を経てビデオ信号に変換さ
れ、ＣＲＴ表示装置９に送られて表示される。
に示すように、４個のMean・Window演算回路１〜４を有
しており、それらには各々ボリューム等で構成されるMe
an設定器１ａ〜４ａ、Window設定器１ｂ〜４ｂが接続さ
れている。これらMean・Window演算回路は、設定器でMe
anとWindowとが設定されたとき、その設定された値に基
づき、もとの各画素のデータを演算してMeanとWindowと
がその設定された通りになるような表示が行なえるよう
データ変換するものである。そして、これらの演算回路
１〜４には、表示メモリ５から画素毎に各画素のデータ
が送られる。ある画素のデータが表示メモリ５から出力
されたときに、どの演算回路がそのデータの演算を行な
うかを決定するのは、演算回路選択用メモリ６およびそ
の出力をデコードする選択用デコーダ７である。演算後
のデータはビデオ変換回路８を経てビデオ信号に変換さ
れ、ＣＲＴ表示装置９に送られて表示される。
１０はＸ線管ＣＴ装置などの主計算器から送られてくる
データを表わし、たとえば１０２４×１０２４の表示マ
トリクスでビット深さが１６ビットの画像データとビッ
ト深さが２ビットの属性データとにより構成されてい
る。画像データは表示メモリ５に転送され、属性データ
は演算回路選択用メモリ６に転送される。
データを表わし、たとえば１０２４×１０２４の表示マ
トリクスでビット深さが１６ビットの画像データとビッ
ト深さが２ビットの属性データとにより構成されてい
る。画像データは表示メモリ５に転送され、属性データ
は演算回路選択用メモリ６に転送される。
第２図に示すように１画面を４分割して、それぞれたと
えば５１２×５１２の表示マトリクスを持つ分割領域Ｉ
〜IVの各々にそれぞれ独立の画像を表示するいわゆるマ
ルチフレーム方式の表示を行なおうとする場合、各画素
のデータ毎に、その画素が領域Ｉ〜IVのどれに入るかを
示す２ビットのデータ（たとえば００、０１など）が属
性データとして付される。この場合、００はＩの領域を
示し、演算回路１が選択され、０１はIIの領域であって
演算回路２が選択され、１０はIIIの領域で演算回路３
が選択され、１１はIVの領域で演算回路IVが選択され
る。つまり、表示メモリ５のアドレスが指定されて１つ
の画素のデータが読み出されるとき、それに同期して演
算回路選択用メモリ６でもそのアドレスの属性データが
読み出され、その属性データによって指定される演算回
路が選択されて、その演算回路で上記の１つの画素のデ
ータの、設定された値に応じたMeanとWindowの演算が行
なわれる。
えば５１２×５１２の表示マトリクスを持つ分割領域Ｉ
〜IVの各々にそれぞれ独立の画像を表示するいわゆるマ
ルチフレーム方式の表示を行なおうとする場合、各画素
のデータ毎に、その画素が領域Ｉ〜IVのどれに入るかを
示す２ビットのデータ（たとえば００、０１など）が属
性データとして付される。この場合、００はＩの領域を
示し、演算回路１が選択され、０１はIIの領域であって
演算回路２が選択され、１０はIIIの領域で演算回路３
が選択され、１１はIVの領域で演算回路IVが選択され
る。つまり、表示メモリ５のアドレスが指定されて１つ
の画素のデータが読み出されるとき、それに同期して演
算回路選択用メモリ６でもそのアドレスの属性データが
読み出され、その属性データによって指定される演算回
路が選択されて、その演算回路で上記の１つの画素のデ
ータの、設定された値に応じたMeanとWindowの演算が行
なわれる。
そこで、４分割された領域Ｉ〜IVの各々につき設定器１
ａ〜４ａ、１ｂ〜４ｂにより、各領域毎に独立にMeanと
Windowとを任意に設定することによって、領域Ｉ〜IVの
各々に表示される画像毎に、その画像に最適と思われる
MeanとWindowとを調整することができる。
ａ〜４ａ、１ｂ〜４ｂにより、各領域毎に独立にMeanと
Windowとを任意に設定することによって、領域Ｉ〜IVの
各々に表示される画像毎に、その画像に最適と思われる
MeanとWindowとを調整することができる。
なお、このようなマルチフレーム方式でなく、１つの画
像を、その複数の関心領域毎に独立にMeanとWindowを調
整して表示することもできる。すなわち、主計算器の側
で適当な領域入力装置により第３図のように１つの画像
において複数の領域Ｉ〜IVを設定する。この領域Ｉ〜IV
は要するに演算回路１〜４が動作する領域であるから、
第３図に示すように、各領域が１つである必要はなくII
の領域が２つになっていたりIIIの領域が２つになって
いたりしてもよい。こうして定められた各領域毎に属性
データが付加されるので、１つの画像であっても、複数
の関心領域毎に独立にMeanとWindowの調整が可能とな
る。
像を、その複数の関心領域毎に独立にMeanとWindowを調
整して表示することもできる。すなわち、主計算器の側
で適当な領域入力装置により第３図のように１つの画像
において複数の領域Ｉ〜IVを設定する。この領域Ｉ〜IV
は要するに演算回路１〜４が動作する領域であるから、
第３図に示すように、各領域が１つである必要はなくII
の領域が２つになっていたりIIIの領域が２つになって
いたりしてもよい。こうして定められた各領域毎に属性
データが付加されるので、１つの画像であっても、複数
の関心領域毎に独立にMeanとWindowの調整が可能とな
る。
（ヘ）効果 この発明の医用画像表示装置によれば、１つの画像のな
かに任意に複数の関心領域を設定したとき、Mean及びWi
ndowについて同じに調整すべきと判断した領域について
は同じ属性データを付加させ、Mean及びWindowについて
他の領域と異なるように調整すべきと判断した領域につ
いては異なる属性データを付加させるようにしておけ
ば、この属性データに応じて演算回路が選択されるの
で、各演算回路のMean設定器とWindow設定器とによりMe
an、Windowを調整しておくことによって、その各々の関
心領域ごとに最適なMean、Windowとした表示ができる。
その結果、Ｘ線ＣＴ装置、ＮＭＲ−ＣＴ装置、超音波診
断装置、核医学映像装置などで得られる画像のなかに、
画像の性質が異なる複数の関心領域がある場合に、その
各々につきMean、Windowを最適なものとした表示ができ
ることとなり、これらの画像に基づいて患者の医学的診
断を行なう際、実際上非常に役立つ画像の表示が可能と
なる。
かに任意に複数の関心領域を設定したとき、Mean及びWi
ndowについて同じに調整すべきと判断した領域について
は同じ属性データを付加させ、Mean及びWindowについて
他の領域と異なるように調整すべきと判断した領域につ
いては異なる属性データを付加させるようにしておけ
ば、この属性データに応じて演算回路が選択されるの
で、各演算回路のMean設定器とWindow設定器とによりMe
an、Windowを調整しておくことによって、その各々の関
心領域ごとに最適なMean、Windowとした表示ができる。
その結果、Ｘ線ＣＴ装置、ＮＭＲ−ＣＴ装置、超音波診
断装置、核医学映像装置などで得られる画像のなかに、
画像の性質が異なる複数の関心領域がある場合に、その
各々につきMean、Windowを最適なものとした表示ができ
ることとなり、これらの画像に基づいて患者の医学的診
断を行なう際、実際上非常に役立つ画像の表示が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図およ
び第３図は画面の分割例を示す図である。 １〜４……Mean・Window演算回路 １ａ〜４ａ……Mean設定器 １ｂ〜４ｂ……Window設定器 ５……表示メモリ ６……演算回路選択用メモリ ７……選択用デコーダ ８……ビデオ変換回路 ９……ＣＲＴ表示装置 １０……データ
び第３図は画面の分割例を示す図である。 １〜４……Mean・Window演算回路 １ａ〜４ａ……Mean設定器 １ｂ〜４ｂ……Window設定器 ５……表示メモリ ６……演算回路選択用メモリ ７……選択用デコーダ ８……ビデオ変換回路 ９……ＣＲＴ表示装置 １０……データ
Claims (1)
- 【請求項１】各画素のどの値を表示上の中央値とするか
を設定するＭean設定器と、各画素の値のどれだけの幅
を表示幅とするかを設定するＷindow設定器と、これら
がそれぞれ接続されてこれらにより設定された値に基づ
き、もとの各画素のデータを演算して上記設定された通
りの表示が行なえるよう変換されたデータを得る、複数
のＭean・Ｗindow演算回路と、複数の関心領域が任意に
設定され、かつ画素ごとに関心領域に関連する属性デー
タが付加された、１つの画像を表わす画像データが入力
されたとき、上記の各画素ごとに付加された属性データ
に基づいて上記複数の演算回路の一つを選択し、その画
素に関しての変換処理を行なわせる選択回路とを備える
ことを特徴とする医用画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59153400A JPH0622497B2 (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 医用画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59153400A JPH0622497B2 (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 医用画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131125A JPS6131125A (ja) | 1986-02-13 |
| JPH0622497B2 true JPH0622497B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=15561660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59153400A Expired - Fee Related JPH0622497B2 (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | 医用画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622497B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61146248A (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-03 | 松下電器産業株式会社 | 超音波診断装置 |
| JPS62200474A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | Toshiba Corp | 画像処理表示装置 |
| JPS6311146A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | ジーイー横河メディカルシステム株式会社 | 画像診断装置 |
| JP2782194B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1998-07-30 | 株式会社ニデック | 眼科用超音波診断装置 |
| JPH04303427A (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-27 | Fujitsu Ltd | 放射線画像処理方法および放射線画像処理装置 |
| JP4942477B2 (ja) * | 2004-06-03 | 2012-05-30 | 株式会社日立メディコ | 画像診断支援方法及び画像診断支援装置 |
| JP6266179B2 (ja) | 2015-12-22 | 2018-01-24 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用画像処理装置及び内視鏡システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58177635A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | 横河電機株式会社 | Ｃｔ画像表示装置 |
-
1984
- 1984-07-24 JP JP59153400A patent/JPH0622497B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6131125A (ja) | 1986-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |