JPH0622453A - 並列運転電源制御方式 - Google Patents
並列運転電源制御方式Info
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- JPH0622453A JPH0622453A JP19743692A JP19743692A JPH0622453A JP H0622453 A JPH0622453 A JP H0622453A JP 19743692 A JP19743692 A JP 19743692A JP 19743692 A JP19743692 A JP 19743692A JP H0622453 A JPH0622453 A JP H0622453A
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- power supply
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J1/00—Circuit arrangements for dc mains or dc distribution networks
- H02J1/10—Parallel operation of dc sources
- H02J1/102—Parallel operation of dc sources being switching converters
Abstract
(57)【要約】
【目的】 並列接続されるそれぞれのスイッチング電源
モジュールの各出力電流を平衡させて、出力電流を安定
化する。 【構成】 上位制御装置と、並列運転電源制御モジュー
ルと、安定化電源出力端子を相互に並列接続された複数
台の並列運転電源制御モジュールと、論理装置とを備
え、スイッチング電源モジュールの安定化電源端子の任
意の1点における安定化出力電圧を第1のアナログデー
タとして検出し、また、各出力電流を第2のアナログデ
ータとして検出し、並列運転電源制御モジュールは、第
1および第2のアナログデータをデジタルデータに変換
し、マイクロプロセッサの制御により、駆動パルスをス
イッチング電源モジュールに出力し、安定化電圧を得
る。
モジュールの各出力電流を平衡させて、出力電流を安定
化する。 【構成】 上位制御装置と、並列運転電源制御モジュー
ルと、安定化電源出力端子を相互に並列接続された複数
台の並列運転電源制御モジュールと、論理装置とを備
え、スイッチング電源モジュールの安定化電源端子の任
意の1点における安定化出力電圧を第1のアナログデー
タとして検出し、また、各出力電流を第2のアナログデ
ータとして検出し、並列運転電源制御モジュールは、第
1および第2のアナログデータをデジタルデータに変換
し、マイクロプロセッサの制御により、駆動パルスをス
イッチング電源モジュールに出力し、安定化電圧を得
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源制御方式に関し、特
に制御用のマイクロプロセッサを使用した並列運転電源
制御方式に関する。
に制御用のマイクロプロセッサを使用した並列運転電源
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の並列運転電源制御方式で
は、並列運転されるそれぞれのスイッチング電源モジュ
ールに対して、定格出力電流付近に動作点を有する出力
電圧垂下回路を設けていた。この出力電圧垂下回路は、
一つのスイッチング電源モジュールに出力電流が集中し
ようとすると、定格出力電流付近で出力電圧が低下し始
めるため、それ以上の電流の増加を防止するように動作
する。
は、並列運転されるそれぞれのスイッチング電源モジュ
ールに対して、定格出力電流付近に動作点を有する出力
電圧垂下回路を設けていた。この出力電圧垂下回路は、
一つのスイッチング電源モジュールに出力電流が集中し
ようとすると、定格出力電流付近で出力電圧が低下し始
めるため、それ以上の電流の増加を防止するように動作
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力電
圧垂下回路を使用する並列運転制御方式では、並列接続
するそれぞれのスイッチング電源モジュールの出力電流
は、ほとんど平衡していないため、普通は一部のスイッ
チング電源モジュールに対して常に大きな電流が流れ
て、大きな負荷が加わり、信頼性の面で不都合な結果が
生ずる。一方、出力電流を平衡させようとすると、定格
出力電流以下での出力インピーダンスが非常に小さいた
め、調整に手間取り、しかも調整後の安定性に欠けると
いう問題点があった。
圧垂下回路を使用する並列運転制御方式では、並列接続
するそれぞれのスイッチング電源モジュールの出力電流
は、ほとんど平衡していないため、普通は一部のスイッ
チング電源モジュールに対して常に大きな電流が流れ
て、大きな負荷が加わり、信頼性の面で不都合な結果が
生ずる。一方、出力電流を平衡させようとすると、定格
出力電流以下での出力インピーダンスが非常に小さいた
め、調整に手間取り、しかも調整後の安定性に欠けると
いう問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る並列運転電
源制御方式は、上位制御装置と、並列運転電源制御モジ
ュールと、安定化電源出力端子を相互に接続する複数台
のスイッチング電源モジュールと、論理装置とを備え、
前記並列電源制御モジュールは、マイクロプロセッサ、
クロック信号発生部、レジスタ部、プログラムメモリ、
データメモリ、I/Oポート、A/D変換部、カウン
タ、コンパレータ、フリップフロップを具備しており、
下記(A)〜(C)の機能を有する。
源制御方式は、上位制御装置と、並列運転電源制御モジ
ュールと、安定化電源出力端子を相互に接続する複数台
のスイッチング電源モジュールと、論理装置とを備え、
前記並列電源制御モジュールは、マイクロプロセッサ、
クロック信号発生部、レジスタ部、プログラムメモリ、
データメモリ、I/Oポート、A/D変換部、カウン
タ、コンパレータ、フリップフロップを具備しており、
下記(A)〜(C)の機能を有する。
【0005】また、前記それぞれのスイッチング電源モ
ジュールは、電流帰還部、非安定電圧入力、DC−DC
コンパレータを具備しており、下記(D)〜(F)の機
能を有する。
ジュールは、電流帰還部、非安定電圧入力、DC−DC
コンパレータを具備しており、下記(D)〜(F)の機
能を有する。
【0006】(A) 第1のアナログデータをデジタル
処理するため、A/D変換し、データメモリに予め格納
されている基準電圧データと比較して第1の偏差を求
め、この第1の偏差が予め定めた許容範囲を外れている
場合にはデータメモリに予め格納されている基準パルス
幅に第1の偏差を加算、または減算し、これによって得
られた結果を第1のパルス幅データとする機能である。
処理するため、A/D変換し、データメモリに予め格納
されている基準電圧データと比較して第1の偏差を求
め、この第1の偏差が予め定めた許容範囲を外れている
場合にはデータメモリに予め格納されている基準パルス
幅に第1の偏差を加算、または減算し、これによって得
られた結果を第1のパルス幅データとする機能である。
【0007】(B) 第2のアナログデータをデジタル
処理するため、A/D変換し、スイッチング電源モジュ
ールのそれぞれにおける出力電流の第2の偏差を平均値
から算出する。この第2の偏差があらかじめ定められた
許容範囲を外れている場合には、第1のパルス幅データ
に第2の偏差を加算または減算し、これによって得られ
た結果を第2のパルス幅データとする機能である。
処理するため、A/D変換し、スイッチング電源モジュ
ールのそれぞれにおける出力電流の第2の偏差を平均値
から算出する。この第2の偏差があらかじめ定められた
許容範囲を外れている場合には、第1のパルス幅データ
に第2の偏差を加算または減算し、これによって得られ
た結果を第2のパルス幅データとする機能である。
【0008】(C) 第2のパルス幅データがカウンタ
出力のデータと比較し、一致したとき、フリップフロッ
プをセットし、カウンタがオーバフローしたとき、フリ
ップフロップをリセットすることにより、パルスを生成
し、このパルスを非安定電圧を安定化するための駆動パ
ルスとしてスイッチング電源モジュールに送出する機能
である。
出力のデータと比較し、一致したとき、フリップフロッ
プをセットし、カウンタがオーバフローしたとき、フリ
ップフロップをリセットすることにより、パルスを生成
し、このパルスを非安定電圧を安定化するための駆動パ
ルスとしてスイッチング電源モジュールに送出する機能
である。
【0009】(D) スイッチング電源モジュールの安
定化電源出力端子の任意の1点における安定化出力電圧
を第1のアナログデータとして検出して並列運転電源制
御モジュールに送出する機能である。
定化電源出力端子の任意の1点における安定化出力電圧
を第1のアナログデータとして検出して並列運転電源制
御モジュールに送出する機能である。
【0010】(E) それぞれの出力電流を第2のアナ
ログデータとして検出して並列運転電源制御モジュール
に送出する機能である。
ログデータとして検出して並列運転電源制御モジュール
に送出する機能である。
【0011】(F) 第1のアナログデータおよび第2
のアナログデータに対してデジタル処理を施して生成さ
れた駆動パルスを並列運転電源制御モジュールから受信
し、駆動パルスによりスイッチング電源モジュールに入
力される非安定電圧を制御して安定化出力電圧を論理装
置に送出する機能である。
のアナログデータに対してデジタル処理を施して生成さ
れた駆動パルスを並列運転電源制御モジュールから受信
し、駆動パルスによりスイッチング電源モジュールに入
力される非安定電圧を制御して安定化出力電圧を論理装
置に送出する機能である。
【0012】
【作用】本発明は、並列接続されたスイッチング電源モ
ジュールの出力電流の平衡と安定化とを同時に、しかも
高精度に行うことができ、出力電圧を安定化することが
できる。
ジュールの出力電流の平衡と安定化とを同時に、しかも
高精度に行うことができ、出力電圧を安定化することが
できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る並列運転電源制御方式の
一実施例を示すブロック図であり、一例として2台のス
イッチング電源モジュールを設け、その安定化電源出力
を並列に接続した場合である。同図において、1は図示
せぬインターフェースを備え、下記の並列運転電源制御
モジュールに接続する上位制御装置である。
一実施例を示すブロック図であり、一例として2台のス
イッチング電源モジュールを設け、その安定化電源出力
を並列に接続した場合である。同図において、1は図示
せぬインターフェースを備え、下記の並列運転電源制御
モジュールに接続する上位制御装置である。
【0014】2はI/Oポート、3はプログラムメモ
リ、4は予め基準電圧データを格納したデータメモリ、
5は下記の第1スイッチング電源モジュールの第1安定
化出力電圧に関する第2のアナログデータI4をデジタ
ルデータに変換する第1A/D変換部、6は下記の第2
スイッチング電源モジュールの第2安定化出力電圧に関
する第2のアナログデータI5をデジタルデータに変換
する第2A/D変換部である。
リ、4は予め基準電圧データを格納したデータメモリ、
5は下記の第1スイッチング電源モジュールの第1安定
化出力電圧に関する第2のアナログデータI4をデジタ
ルデータに変換する第1A/D変換部、6は下記の第2
スイッチング電源モジュールの第2安定化出力電圧に関
する第2のアナログデータI5をデジタルデータに変換
する第2A/D変換部である。
【0015】7は下記の第1スイッチング電源モジュー
ルの第1安定化出力電圧と下記の第2スイッチング電源
モジュールの第2安定化出力電圧とが並列に印加する安
定化電源出力電圧に関する第1のアナログデータVをデ
ジタルデータに変換する第3A/D変換部、8は各部を
制御するマイクロプロセッサ、9は上記の第2のアナロ
グデータI4に対応して生成された第2のパルス幅デー
タを格納する第1レジスタである。
ルの第1安定化出力電圧と下記の第2スイッチング電源
モジュールの第2安定化出力電圧とが並列に印加する安
定化電源出力電圧に関する第1のアナログデータVをデ
ジタルデータに変換する第3A/D変換部、8は各部を
制御するマイクロプロセッサ、9は上記の第2のアナロ
グデータI4に対応して生成された第2のパルス幅デー
タを格納する第1レジスタである。
【0016】10は上記の第2のアナログデータI5に
対応して生成された第2のパルス幅データを格納する第
2レジスタ、11は下記の第2クロック発生部の出力パ
ルスをカウントし、そのカウント値を出力するカウン
タ、12は上記I/Oポート2、プログラムメモリ3、
データメモリ4、第1A/D変換部5、第2A/D変換
部6、第3A/D変換部7、マイクロプロセッサ8、第
1レジスタ9および第2レジスタ10がそれぞれ接続し
たバスである。
対応して生成された第2のパルス幅データを格納する第
2レジスタ、11は下記の第2クロック発生部の出力パ
ルスをカウントし、そのカウント値を出力するカウン
タ、12は上記I/Oポート2、プログラムメモリ3、
データメモリ4、第1A/D変換部5、第2A/D変換
部6、第3A/D変換部7、マイクロプロセッサ8、第
1レジスタ9および第2レジスタ10がそれぞれ接続し
たバスである。
【0017】13は第1クロック発生部、14は下記の
第1スイッチング電源モジュールおよび第2スイッチン
グ電源モジュールが、その出力電圧の安定化制御を行う
のに十分な最小パルス幅のパルスを出力する第2クロッ
ク発生部、15は第1レジスタ9に格納された第2のパ
ルス幅データとカウンタ11の出力値を比較し、一致し
たとき一致信号を出力する第1コンパレータである。
第1スイッチング電源モジュールおよび第2スイッチン
グ電源モジュールが、その出力電圧の安定化制御を行う
のに十分な最小パルス幅のパルスを出力する第2クロッ
ク発生部、15は第1レジスタ9に格納された第2のパ
ルス幅データとカウンタ11の出力値を比較し、一致し
たとき一致信号を出力する第1コンパレータである。
【0018】16は第2レジスタ10に格納された第2
のパルス幅データとカウンタ11の出力値を比較し、一
致したとき、一致信号を出力する第2コンパレータ、1
7は第1コンパレータ15から出力する一致信号によっ
てセットされ、第1DC駆動パルスを出力し、カウンタ
11のオーバーフロー信号によってリセットする第1フ
リップフロップ(以下単に第1F/Fと言う)である。
のパルス幅データとカウンタ11の出力値を比較し、一
致したとき、一致信号を出力する第2コンパレータ、1
7は第1コンパレータ15から出力する一致信号によっ
てセットされ、第1DC駆動パルスを出力し、カウンタ
11のオーバーフロー信号によってリセットする第1フ
リップフロップ(以下単に第1F/Fと言う)である。
【0019】18は第2コンパレータ16から出力する
一致信号によってセットされ、第2DC駆動パルスを出
力し、カウンタ11のオーバーフロー信号によってリセ
ットする第2フリップフロップ(以下単に第2F/Fと
言う)、19は上記I/Oポート2、プログラムメモリ
3、データメモリ4、第1A/D変換部5、第2A/D
変換部6、第3A/D変換部7、マイクロプロセッサ
8、第1レジスタ9、第2レジスタ10、カウンタ1
1、バス12、第1クロック発生部13、第2クロック
発生部14、第1コンパレータ15、第2コンパレータ
16、第1F/F17および第2F/F18から構成さ
れた並列運転電源制御モジュールである。
一致信号によってセットされ、第2DC駆動パルスを出
力し、カウンタ11のオーバーフロー信号によってリセ
ットする第2フリップフロップ(以下単に第2F/Fと
言う)、19は上記I/Oポート2、プログラムメモリ
3、データメモリ4、第1A/D変換部5、第2A/D
変換部6、第3A/D変換部7、マイクロプロセッサ
8、第1レジスタ9、第2レジスタ10、カウンタ1
1、バス12、第1クロック発生部13、第2クロック
発生部14、第1コンパレータ15、第2コンパレータ
16、第1F/F17および第2F/F18から構成さ
れた並列運転電源制御モジュールである。
【0020】20は第1DC駆動パルスの入力により、
出力を安定にするためのパルス幅制御を行う第1DC−
DCコンバータ部、21は第1非安定電圧入力、22は
第1電流帰還部、23はこの第1DC−DCコンバータ
部20、第1非安定電圧入力21および第1電流帰還部
22から構成し、第1安定化出力電圧24を出力する第
1スイッチング電源モジュールである。
出力を安定にするためのパルス幅制御を行う第1DC−
DCコンバータ部、21は第1非安定電圧入力、22は
第1電流帰還部、23はこの第1DC−DCコンバータ
部20、第1非安定電圧入力21および第1電流帰還部
22から構成し、第1安定化出力電圧24を出力する第
1スイッチング電源モジュールである。
【0021】25は第2DC駆動パルスの入力により出
力を安定にするためのパルス幅制御を行う第2DC−D
Cコンバータ部、26は第2非安定電圧入力、27は第
2電流帰還部、28はこの第2DC−DCコンバータ部
25、第2非安定電圧26および第2電流帰還部27か
ら構成し、第2安定化出力電圧29を出力する第2スイ
ッチング電源モジュールである。
力を安定にするためのパルス幅制御を行う第2DC−D
Cコンバータ部、26は第2非安定電圧入力、27は第
2電流帰還部、28はこの第2DC−DCコンバータ部
25、第2非安定電圧26および第2電流帰還部27か
ら構成し、第2安定化出力電圧29を出力する第2スイ
ッチング電源モジュールである。
【0022】30は第1スイッチング電源モジュール2
3の第1安定化出力電圧24と第2スイッチング電源モ
ジュール28の第2安定化出力電圧29が並列に印加
し、安定化電源出力電圧が印加する安定化電源出力端
子、31はこの安定化電源出力電圧が入力する論理回路
である。
3の第1安定化出力電圧24と第2スイッチング電源モ
ジュール28の第2安定化出力電圧29が並列に印加
し、安定化電源出力電圧が印加する安定化電源出力端
子、31はこの安定化電源出力電圧が入力する論理回路
である。
【0023】次に、上記構成による並列運転電源制御方
式の動作について説明する。まず、並列電源制御モジュ
ール19の第3A/D変換部7は、第1スイッチング電
源モジュール23の第1安定化出力電圧24と第2スイ
ッチング電源モジュール28の第2安定化出力電圧29
が並列に印加して生じた安定化電源出力電圧に関する第
1のアナログデータVを受信すると、マイクロプロセッ
サ8の制御により、この第3A/D変換部7はこの第1
のアナログデータVをデジタルデータに変換する。
式の動作について説明する。まず、並列電源制御モジュ
ール19の第3A/D変換部7は、第1スイッチング電
源モジュール23の第1安定化出力電圧24と第2スイ
ッチング電源モジュール28の第2安定化出力電圧29
が並列に印加して生じた安定化電源出力電圧に関する第
1のアナログデータVを受信すると、マイクロプロセッ
サ8の制御により、この第3A/D変換部7はこの第1
のアナログデータVをデジタルデータに変換する。
【0024】そして、マイクロプロセッサ8は、この第
1アナログデータVに対応するデジタルデータとデータ
メモリ8に予め格納された基準電圧データとを比較し、
その電圧偏差値を求める。この電圧偏差値が予め定めら
れた許容範囲を外れている場合には、データメモリ8に
予め格納されている基準パルス幅データに、この電圧偏
差値を加算または減算し、これによって得られた結果を
第1パルス幅データとする。
1アナログデータVに対応するデジタルデータとデータ
メモリ8に予め格納された基準電圧データとを比較し、
その電圧偏差値を求める。この電圧偏差値が予め定めら
れた許容範囲を外れている場合には、データメモリ8に
予め格納されている基準パルス幅データに、この電圧偏
差値を加算または減算し、これによって得られた結果を
第1パルス幅データとする。
【0025】また、並列運転電源制御モジュール19の
第1A/D変換部5は、定期的に第1スイッチング電源
モジュール23の第1安定化出力電圧24に関する第2
のアナログデータI4を受信すると、マイクロプロセッ
サ8の制御により、この第2のアナログデータI4をデ
ジタルデータに変換する。
第1A/D変換部5は、定期的に第1スイッチング電源
モジュール23の第1安定化出力電圧24に関する第2
のアナログデータI4を受信すると、マイクロプロセッ
サ8の制御により、この第2のアナログデータI4をデ
ジタルデータに変換する。
【0026】同様に、並列運転電源制御モジュール19
の第2A/D変換部6は、定期的に第2スイッチング電
源モジュール28の第2安定化出力電圧29に関する第
2のアナログデータI5を受信すると、マイクロプロセ
ッサ8の制御により、この第2のアナログデータI5を
デジタルデータに変換する。
の第2A/D変換部6は、定期的に第2スイッチング電
源モジュール28の第2安定化出力電圧29に関する第
2のアナログデータI5を受信すると、マイクロプロセ
ッサ8の制御により、この第2のアナログデータI5を
デジタルデータに変換する。
【0027】そして、このマイクロプロセッサ8は、上
記の第2のアナログデータI4、I5にそれぞれ対応す
るデジタルデータの和と、それぞれの第2のアナログデ
ータI4、I5に対応するデジタルデータの並列接続台
数倍(ここでは2倍)したものをそれぞれ比較する。
記の第2のアナログデータI4、I5にそれぞれ対応す
るデジタルデータの和と、それぞれの第2のアナログデ
ータI4、I5に対応するデジタルデータの並列接続台
数倍(ここでは2倍)したものをそれぞれ比較する。
【0028】そして、後者が前者よりも1A以上大きけ
れば、第1のパルス幅データから1単位を差し引いて、
それを第2のパルス幅データとして生成し、逆に後者が
前者よりも1A以上小さければ、第1のパルス幅データ
に1単位を加えて、これを第2のパルス幅データとして
生成する。
れば、第1のパルス幅データから1単位を差し引いて、
それを第2のパルス幅データとして生成し、逆に後者が
前者よりも1A以上小さければ、第1のパルス幅データ
に1単位を加えて、これを第2のパルス幅データとして
生成する。
【0029】これらの第2のパルス幅データは、それぞ
れ第2のアナログデータI4、I5に対応して生成さ
れ、第1レジスタ9および第2レジスタ10に格納され
る。定常状態では、第1スイッチング電源モジュール2
3の出力電流と第2スイッチング電源モジュール28の
出力電流が平衡するように動作する。
れ第2のアナログデータI4、I5に対応して生成さ
れ、第1レジスタ9および第2レジスタ10に格納され
る。定常状態では、第1スイッチング電源モジュール2
3の出力電流と第2スイッチング電源モジュール28の
出力電流が平衡するように動作する。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る並列運転電源制御方式によれば、並列運転電源制御
モジュールの制御にマイクロプロセッサを利用すること
により、出力電圧の安定化と並列接続されたスイッチン
グ電源モジュールの出力電流の平衡と安定化とを同時
に、しかも高精度で行うことができるという効果があ
る。
係る並列運転電源制御方式によれば、並列運転電源制御
モジュールの制御にマイクロプロセッサを利用すること
により、出力電圧の安定化と並列接続されたスイッチン
グ電源モジュールの出力電流の平衡と安定化とを同時
に、しかも高精度で行うことができるという効果があ
る。
【図1】本発明に係る並列運転電源制御方式の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 上位制御装置 2 I/Oポート 3 プログラムメモリ 4 データメモリ 5 第1A/D変換部 6 第2A/D変換部 7 第3A/D変換部 8 マイクロプロセッサ 9 第1レジスタ 10 第2レジスタ 11 カウンタ 15 第1コンパレータ 16 第2コンパレータ 20 第1DC−DCコンパレータ 23 第1スイッチング電源モジュール 25 第2DC−DCコンパレータ 28 第2スイッチング電源モジュール 31 論理回路
Claims (1)
- 【請求項1】 上位制御装置と、並列運転電源制御モジ
ュールと、各安定化電源出力端子を相互に並列接続した
複数台のスイッチング電源モジュールと、論理装置とを
備え、前記スイッチング電源モジュールは、その任意の
1点における安定化出力電圧を第1のアナログデータと
して検出して並列運転電源制御モジュールに出力し、ま
た、それぞれの出力電流を第2のアナログデータとして
検出して並列運転電源制御モジュールに出力し、並列運
転電源制御モジュールから出力する駆動パルスを受信
し、入力する非安定電圧を制御して安定化出力電圧を出
力し、前記並列運転電源制御モジュールは、前記第1の
アナログデータを受信してデジタル処理したデジタルデ
ータとデータメモリに予め格納されている基準電圧デー
タと比較して第1の偏差を求め、この第1の偏差が予め
定められた許容範囲を外れている場合には、データメモ
リに予め格納された基準パルス幅データに、この第1の
偏差を加算又は減算し、これによって得られた結果を第
1のパルス幅データとし、前記それぞれの第2のアナロ
グデータを受信してデジタル処理したそれぞれのデジタ
ルデータの和とそれぞれの並列接続台数倍したものとを
それぞれ比較し、後者が前者よりも1A以上大きけれ
ば、第1のパルス幅データから1単位を差し引いた第2
のパルス幅データとし、後者が前者より1A以上小さけ
れば、第1のパルス幅データに1単位を加えて第2のパ
ルス幅データとし、この第2のパルス幅データとクロッ
クパルスを計数したカウンタの計数値とを比較し、一致
したとき一致信号を出力してフリップフロップをセット
し、このカウンタのオーバフローでこのフリップフロッ
プをリセットして生成される駆動パルスを対応するスイ
ッチング電源モジュールに出力するように構成したこと
を特徴とする並列運転電源制御方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19743692A JP2771394B2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 並列運転電源制御方式 |
US08/085,037 US5594286A (en) | 1992-07-02 | 1993-07-02 | Power control system for electrical power supply modules |
Applications Claiming Priority (1)
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