JP2714806B2 - インバータ制御装置 - Google Patents

インバータ制御装置

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JP2714806B2 JP63087191A JP8719188A JP2714806B2 JP 2714806 B2 JP2714806 B2 JP 2714806B2 JP 63087191 A JP63087191 A JP 63087191A JP 8719188 A JP8719188 A JP 8719188A JP 2714806 B2 JP2714806 B2 JP 2714806B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体を用いた周波数変換装置(以下、
「インバータ装置」と称する)の制御機能に係るインバ
ータ制御装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来のインバータ制御装置のブロック図であ
る。図において、(1)はインバータ装置で、交流が入
力される電源入力端子RST、交流を直流に変換するダイ
オードの順変換器(1a)、平滑コンデンサ(1b)、直流
を交流に変換するトランジスタの逆変換器(1c)及び出
力端子UVWにより構成されている。
(2)は逆変換器(1c)の入力側の電流を検出する電
流検出器、(3)は出力電圧、出力周波数等が指令値と
して入力される複数の制御入力端子、(4)は信号入力
変換部、(5)はインバータ制御回路として機能する中
央演算処理装置(以下、「CPU」という)、(5A)は記
憶手段ROM、(6)は逆変換器(1c)のベースに出力す
るPWM信号を作成するPWM回路、(7)はPWM回路(6)
のPWM信号を増幅する増幅器、(8)は信号出力変換
部、(9)は信号出力変換部(8)の出力側に接続され
た複数の機能信号出力端子、(10)は電流検出器(2)
に接続された電流比較器、(11)は基準電流設定器であ
る。(12)は電流比較器(10)の出力側に接続された特
定の機能信号出力端子である電流信号出力端子である。
従来のインバータ制御装置は上記のように構成され、
例えばインバータ装置(1)の電源入力端子RSTに交流
電圧が印加され、制御入力端子(3)に例えば出力電圧
と出力周波数が指令値として入力されると、その指令値
は信号入力変換部(4)を介してCPU(5)に伝達さ
れ、CPU(5)からは周波数制御信号を含む制御信号がP
WM回路(6)に伝達され、PWM回路(6)で作成されたP
WM信号は増幅器(7)で増幅されてトランジスタの逆変
換器(1c)の制御端子であるベースに入力され、逆変換
器(1c)からは出力端子UVWに周波数変換された所望の
交流電圧が出力される。
また、インバータ装置(1)の運転周波数や正方向運
転・逆方向運転等の機能信号はCPU(5)より信号出力
変換部(8)を介して複数の機能信号出力端子(9)に
出力される。
更に、電流検出器(2)で検出した電流は電流比較器
(10)に送られ、電流比較器(10)では基準電流設定器
(11)の基準値と比較され、例えば基準値以上で電流信
号出力端子(12)へ電流一致信号ILを出力する。
第4図は第3図に示すインバータ制御装置とは異なる
機能をもった別の従来のインバータ制御装置のブロック
図である。図において、第3図と同一符号は第3図と同
一構成部分を示し、重複した構成の説明を省略する。な
お、第4図において第3図のインバータ装置(1)の部
分は省略されている。(13)は信号出力変換部(8)に
接続された周波数比較器、(14)は基準周波数設定器、
(19)は周波数比較器(13)の出力側に接続された特定
の機能信号出力端子である周波数信号出力端子である。
この従来のインバータ制御装置で、インバータ装置
(1)の電源入力端子RSTに交流電圧が印加されると共
に制御入力端子(3)に出力電圧と出力周波数が指令値
として入力されると、出力端子UVWから周波数変換され
た所望の交流電圧が出力されることと、インバータ装置
(1)の運転周波数や正方向運転・逆方向運転等の機能
信号が機能信号端子(9)に出力される動作は第3図に
示す従来例と同じである。異なるのはCPU(5)から出
力される制御信号に含まれる周波数制御信号が周波数比
較器(13)にも送られ、周波数比較器(13)で基準周波
数設定器(14)の基準値と比較され、例えば基準値以上
で周波数信号出力端子(19)へ周波数一致信号FLを出力
する動作である。なお、この周波数一致信号FLは、例え
ばインバータ運転から商用運転へ切換える場合等の作動
用信号として利用される。
このように、第3図の従来例では電流一致信号ILを、
第4図の従来例では周波数一致信号FLを、特定の機能信
号出力端子(12),(19)から取り出すようにしている
が、各々の比較器(10),(13)に加える電気信号の経
路は第3図では電流検出器(2)から比較器(10)へ、
また第4図では信号出力変換部(8)から比較器(13)
へとそれぞれ異なっている。このことは異なった特定の
機能信号を取り出すには各機能毎に電気回路構成が異な
り、且つ特定の比較器(10),(13)が必要であること
を意味する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のインバータ制御装置では例えば特
定の機能信号として電流一致信号ILを取り出すために電
流検出器(2)の検出した電流が入力される電流比較器
(10)と基準電流設定器(11)とを設けているから、取
り出すべき特定の機能信号が異なるとそれに見合った比
較器と基準設定器とが必要となると共に電気回路構成も
必要であり、複数、多種類の機能を備えるようにする
と、電気回路構成が複雑になると共に製造原価が高くな
るという問題点があった。更に、当初単機能とすれば他
の機能へ変更する場合に、電気回路構成の変更を伴うた
めに例えばプリント基板の再設計、再製作などに時間と
費用を費やすこととなって多品種、少量生産には不向き
であるという問題点もあった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたも
ので、取り出すべき特定の機能信号毎に対応した電気回
路を設けることもなく、複数の機能信号を選択的に取り
出すことができ、機能信号の変更も容易にできるインバ
ータ制御装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るインバータ制御装置は、指令値が入力
される制御入力端子と、PWM信号を作成するPWM回路と、
所定の基準値を記憶する記憶手段と、逆変換器の入力側
の電流を検出する電流検出器と、制御入力端子に入力さ
れた指令値に基づきPWM回路に制御信号を出力し、且つ
電流検出器によって検出された電流或いは上記制御信号
に含まれる周波数制御信号の周波数と記憶手段に記憶さ
れている基準値とを比較演算して一致信号を出力するCP
Uとを備えるようにしたものである。
[作 用] この発明において、インバータ装置の逆変換器を駆動
するPWM回路に接続されたCPUは制御入力端子に入力され
た少なくとも出力電圧と出力周波数の指令値に基づいて
PWM回路に逆変換器から所望の電圧と周波数が出力され
るようにPWM回路に制御信号を出力し、且つ電流検出器
によって検出された電流或いは上記制御信号に含まれる
周波数制御信号の周波数と記憶手段に記憶されている電
流基準値或いは周波数基準値とを比較演算して電流或い
は周波数の一致信号を出力するようにしているから、特
定の機能信号、例えば電流一致信号をCPUから出力させ
るためにはCPUに付属する記憶手段に特定の機能信号を
取り出すことが可能な基準値例えば電流基準値を記憶さ
せておけばよく、別の特定の機能信号例えば周波数一致
信号を取り出すように機能の変更を行うにあたってはCP
Uに付属する記憶手段を別の基準値例えば周波数基準値
が記憶されている記憶手段と入れかえれば対処すること
ができる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2
図はCPU内部を示すブロック図である。図において、従
来例と同一の構成は同一符号を付して重複した構成の説
明を省略する。(15)は制御入力端子(3)からの指令
値と、電流検出器(2)からの検出値が入力される信号
入力変換部、(16)はCPU、(16A)は記憶手段としての
RAM、(17)はCPU(16)からの機能信号が出力される信
号出力変換部、(20)は制御入力端子(3)に入力され
た指令値に基づいてPWM回路(6)に制御信号を出力す
るインバータ制御部、(21)は電流検出器(2)の検出
した電流或いはインバータ制御部(20)からの制御信号
の一部である周波数制御信号の周波数と基準値とを比較
演算する比較演算部、(22)は電流基準値が記憶されて
いる特定機能用の記憶手段としてのROMである。この実
施例のCPU(16)はインバータ制御部(20)と比較演算
部(21)とを備えて構成されている。
上記実施例の動作について説明する。
インバータ装置(1)の電源入力端子RSTに電圧が印
加されると共に制御入力端子(3)に出力電圧と出力周
波数が指令値として入力されると、その指令値が信号入
力変換部(15)を介してCPU(16)内のインバータ制御
部(20)に伝達され、インバータ制御部(20)からは制
御信号がPWM回路(6)に伝達され、PWM回路(6)で作
成されたPWM信号は増幅器(7)で増幅されてトランジ
スタの逆変換器(1c)の制御端子であるベースに入力さ
れ、逆変換器(1c)からは出力端子UVWに周波数変換さ
れた所望の電圧が出力される。また、インバータ装置
(1)の運転周波数や正方向運転・逆方向運転等の機能
信号はインバータ制御部(20)より信号出力変換部(1
7)を介して複数の機能信号出力端子(9)に出力され
る。
また、電流検出器(2)で検出した電流は信号入力変
換器(15)及びインバータ制御部(20)を介して比較演
算部(21)に送られる。比較演算部(21)では電流検出
器(2)が検出した電流値と記憶手段(22)に記憶され
た電流基準値とが比較演算処理され、その電流一致信号
が信号出力変換部(17)を介して電流信号出力端子(1
2)に出力される。この間、インバータ制御部(20)は
インバータ装置(1)への制御信号も従来通り行ってい
る。従って、この実施例では特定の機能信号である電流
一致信号を検出するための比較演算もCPU(16)で行っ
ている。
次に、特定の機能信号である周波数一致信号を検出す
るには、記憶手段(22)を基準周波数が記憶されている
ものに取り換えれば、比較演算部(21)でインバータ制
御部(20)から出力される制御信号に含まれる周波数制
御信号の周波数と取り換えられた記憶手段(22′)に記
憶された周波数基準値とが比較演算処理され、その周波
数一致信号が信号出力変換部(17)を介して周波数信号
出力端子(19)に出力される。このように、記憶手段
(22)を別の種類の基準値が記憶されている記憶手段
(22′)に変換することにより、電気回路の変更を伴う
ことなく、多種類の機能を盛り込むことが可能となっ
た。この記憶手段(22),(22′)はCPU(16)に着脱
可能な状態で付属しているものである。なお、取り換え
られる記憶手段(22′)がCPU(16)に内蔵されている
ものである場合にはCPU自身を交換するようにしてもよ
い。
上述したように、電圧と周波数を指令値として与えた
時に、逆変換器の入力電流や周波数制御信号の周波数と
記憶手段の電流や周波数基準値とを比較演算して一致信
号を出力するのは、インバータ装置や電動機を駆動して
システム運転する場合、例えば電動機の回転数は周波数
で、電動機の負荷状況は電流の大きさで間接的に知るこ
とができるため、電流及び周波数の基準値を設定するこ
とにより、基準負荷状態や基準周波数状態を境として判
断し、運転状態を変更し、次のステップに移るようにし
たりしてインバータによる運転の精度を上げるためのも
のであり、用途に対応した機能の割付を容易にするもの
である。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、インバータ制御時に
特定の機能信号を出力させるために、特定の機能信号の
基準値を記憶させる記憶手段を設け、その記憶させた基
準値と、インバータ装置から検出器で検出された信号或
いはインバータ制御回路の制御信号から取り出した信号
とをCPU内で比較演算処理して出力させるようにし、CPU
に付属の記憶手段を交換することのみで複数の異なった
特定の機能信号が得られるようにしたので、得られた機
能信号に基づいて運転状態を変更し、次のステップに移
るようにしたりしてインバータによる運転の精度を上げ
ることができ、しかも従来例のように電気回路の変更や
複数の目的に対応した比較器を設ける必要がなくなり、
回路構成が簡単になって、変更に要する時間と費用も少
なくて済み、しかも多品種、少量生産にも適用できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はCPU内部を示すブロック図、第3図は従来のインバー
タ制御装置のブロック図、第4図は別の従来のインバー
タ制御装置のブロック図である。 図において、(1)はインバータ装置、(2)は電流検
出器、(3)は制御入力端子、(6)はPWM回路、(1
6)はCPU、(22)は記憶手段である。 なお各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも出力電圧と出力周波数が指令値
    として入力される制御入力端子と、インバータ装置の直
    流を交流に変換する逆変換器の制御端子に出力するPWM
    信号を作成するPWM回路と、 少なくとも電流基準値或いは周波数基準値を記憶する記
    憶手段と、 逆変換器の入力側の電流を検出する電流検出器と、 制御入力端子に入力された指令値に基づき逆変換器から
    所望の電圧と周波数が出力されるようPWM回路に制御信
    号を出力し、且つ電流検出器によって検出された電流或
    いは上記制御信号に含まれる周波数制御信号の周波数と
    記憶手段に記憶されている電流基準値或いは周波数基準
    値とを比較演算して一致信号を出力する中央演算処理装
    置と、 を備えていることを特徴とするインバータ制御装置。
JP63087191A 1988-04-11 1988-04-11 インバータ制御装置 Expired - Lifetime JP2714806B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62144561A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 Toyo Electric Mfg Co Ltd パルス幅制御方式インバ−タの異常検出方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62144561A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 Toyo Electric Mfg Co Ltd パルス幅制御方式インバ−タの異常検出方法

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