JPH07194135A - インバータの制御装置 - Google Patents

インバータの制御装置

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Publication number
JPH07194135A
JPH07194135A JP5337809A JP33780993A JPH07194135A JP H07194135 A JPH07194135 A JP H07194135A JP 5337809 A JP5337809 A JP 5337809A JP 33780993 A JP33780993 A JP 33780993A JP H07194135 A JPH07194135 A JP H07194135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
reset
circuit
power supply
inverter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5337809A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuhei Watabe
隆平 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5337809A priority Critical patent/JPH07194135A/ja
Publication of JPH07194135A publication Critical patent/JPH07194135A/ja
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各軸ごとのマイコンのリセットのタイミング
を一致させ、電源の立ち上がりのバラツキによる不具合
を防止する。 【構成】 多軸インバータにおいて主電源を共有し、各
軸ごとにDC−DCコンバータ(マイコンのVccを含
む)とマイコンとVcc監視用リセット回路が設けられ
た構成にて、各リセット回路からの出力信号の論理積を
リセット信号として各マイコンに入力することにより、
電源投入時のDC−DCコンバータの立ち上がりのバラ
ツキによってトリップ信号のラッチが解除されず、マイ
コンがトリップしたままとなるような不具合を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2台以上の誘導電動機を
同時にしかも独立して制御するインバータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に誘導電動機用インバータは、三相
または単相交流を直流に変換するコンバータ部と、直流
をふたたび交流に変換するためのスイッチング素子を備
えたインバータ部と、インバータ部のスイッチング素子
のオン,オフを制御するためのマイコン等を備えた制御
回路部と、インバータ部や制御回路部に電源を供給する
DC−DCコンバータ部等から構成される。
【0003】また制御回路部には制御用電源の電圧を監
視し、ある一定の電圧以下になるとマイコンをリセット
するリセット回路と、モータの過電流やコンバータ部の
過電圧などを検出するトリップ検出回路や、トリップ検
出回路からのトリップ信号をラッチするトリップラッチ
回路等がある。
【0004】図2は、従来のインバータのDC−DCコ
ンバータ部と制御回路部のブロック図である。図2にお
いて、1はDC−DCコンバータ部、2はリセット回
路、3はマイコン、4はトリップ回路であり、これらの
動作を図3のタイミングチャートを用いて説明する。
【0005】まず、インバータに電源が投入されると、
DC−DCコンバータ部1が作動し制御用電源が立ち上
がり、リセット回路2が解除されリセット信号が「L」
から「H」へ変化する。リセット解除後マイコン3はト
リップリセット信号を出力し、トリップ回路4をリセッ
トする。トリップ回路4は制御用電源が立ち上がると同
時に初期値「H」を出力するが、その後マイコン3のト
リップリセット信号により「L」に変化する。トリップ
リセット信号出力後、初めてマイコン3はトリップ回路
4の出力値「H」に対してスタンバイ状態となる。そし
て、インバータ運転中何らかの原因で過電流等の異常が
発生すると、トリップ回路4の出力が「L」から「H」
に変化し、それを受けてマイコン3はスイッチング素子
への出力を停止しトリップ状態となる。
【0006】次に、2台の誘導電動機を同時にしかも独
立して制御するインバータを構成しようとする場合、コ
ンバータ部を共有しそれぞれ2つずつのインバータ部,
制御回路部,DC−DCコンバータ部から構成されるの
が普通である。
【0007】図4は、上述のように2台の誘導電動機を
制御するインバータの制御回路部とDC−DCコンバー
タ部のブロック図である。図4において、1aは第1の
DC−DCコンバータ部、2aは第1のリセット回路、
3aは第1のマイコン、1bは第2のDC−DCコンバ
ータ部、2bは第2のリセット回路、3bは第2のマイ
コン、4はトリップ回路である。トリップ回路4は第1
のマイコン3aおよび第2のマイコン3bに共通であ
り、電源は第2のDC−DCコンバータ部1bによる制
御用電源から供給されている。
【0008】図4におけるインバータのリセット時およ
びトリップ時の動作は、図3によって説明したものと全
く同一である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4のよ
うな構成では、第1のDC−DCコンバータ部1aと第
2のDC−DCコンバータ部1bの制御電源が同時に立
ち上がった場合には問題がないが、第1のDC−DCコ
ンバータ部1aと第2のDC−DCコンバータ部1bの
立ち上がりのタイミングが異なった場合には不具合が生
じる。このことを図5を参照しながら説明する。
【0010】まず、第1のDC−DCコンバータ部1a
が立ち上がりリセット回路2aが解除されると、第1の
マイコン3aはトリップリセット信号を出力しスタンバ
イ状態となる。その後、第2のDC−DCコンバータ部
1bが立ち上がった場合、第2のリセット回路2bが解
除されると同時に、トリップ回路4にも電源が供給され
初期値「H」を出力するが、第2のマイコン3bのトリ
ップリセット信号によって「L」に変化する。ところ
が、この時第1のマイコン3aはすでにスタンバイ状態
にあるため、トリップ回路4の初期値「H」を受けてト
リップ状態となってしまう。
【0011】すなわち、2つのDC−DCコンバータ部
の立ち上がりのタイミングによっては、一方のマイコン
が電源投入時にトリップしてしまう可能性があるという
問題を有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のインバータの制御装置は、第1のリセット
回路の出力と第2のリセット回路の出力と論理積をリセ
ット信号として第1のマイコンおよび第2のマイコンに
入力するマイコンリセット手段を有するものである。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成によって、2つのDC−D
Cコンバータ部の立ち上がりのタイミングが異なって
も、2つのリセット回路の出力の論理積をリセット信号
として2つのマイコンに入力するため、2つのマイコン
は同時にリセット状態が解除となり、トリップリセット
信号も同時に出力されることになる。したがって、電源
投入時にトリップ回路の初期値「H」によって一方のマ
イコンがトリップしてしまうことを防止できる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1は本発明の実施例におけるインバータ
の制御装置のDC−DCコンバータ部と制御回路部のブ
ロック図である。図1において、1a,2a,3a,1
b,2b,3bおよび4は図2と全く同一である。5は
第1のリセット回路2aの出力と第2のリセット回路2
bの出力の論理積をリセット信号として第1のマイコン
3aおよび第2のマイコン3bに入力するマイコンリセ
ット手段を示す。
【0016】本実施例によれば、マイコンリセット手段
5を設けることにより、第1のマイコン3aと第2のマ
イコン3bを同時にリセット状態を解除することができ
る。
【0017】なお、本実施例は2台の誘導電動機を制御
するインバータの制御装置の例であるが、制御対象の誘
導電動機が3台以上であってもDC−DCコンバータ
部,リセット回路,マイコンがそれぞれ誘導電動機の台
数と同数になるだけであり、それぞれのリセット回路の
出力の論理積を各マイコンに入力するという点では同じ
である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1のリセット
回路の出力と第2のリセット回路の出力と論理積をリセ
ット信号として第1のマイコンおよび第2のマイコンに
入力するマイコンリセット手段を有することにより、電
源投入時に一方のマイコンがトリップするという不具合
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインバータの制御装
置のブロック図
【図2】従来のインバータの制御装置のブロック図
【図3】従来のインバータの制御装置のリセット時およ
びトリップ時の動作を説明するタイミングチャート
【図4】従来のインバータの制御装置のブロック図
【図5】従来のインバータの制御装置のリセット時およ
びトリップ時の動作を説明するタイミングチャート
【符号の説明】
1 DC−DCコンバータ 1a 第1のDC−DCコンバータ部 1b 第2のDC−DCコンバータ部 2 リセット回路 2a 第1のリセット回路 2b 第2のリセット回路 3 マイコン 3a 第1のマイコン 3b 第2のマイコン 4 トリップ回路 5 マイコンリセット手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバータ部から供給される直流電源を共
    有する第1のDC−DCコンバータ部および第2のDC
    −DCコンバータ部と、 第1のDC−DCコンバータ部から供給される制御用電
    源により動作する第1のマイコンとそのマイコンの電源
    電圧を監視し、ある電圧以下になると信号を出力する第
    1のリセット回路と、 第2のDC−DCコンバータ部から供給される制御用電
    源により動作する第2のマイコンとそのマイコンの電源
    電圧を監視し、ある電圧以下になると信号を出力する第
    2のリセット回路と、 上記第1のリセット回路からの出力信号と第2のリセッ
    ト回路からの出力信号との論理積をリセット信号として
    第1のマイコン、および第2のマイコンに入力するマイ
    コンリセット手段を有するインバータの制御装置。
JP5337809A 1993-12-28 1993-12-28 インバータの制御装置 Pending JPH07194135A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5337809A JPH07194135A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 インバータの制御装置

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JP5337809A JPH07194135A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 インバータの制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012420A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 株式会社デンソー モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法
JP2018139481A (ja) * 2016-07-11 2018-09-06 株式会社デンソー モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法
JP2019004682A (ja) * 2017-02-28 2019-01-10 株式会社デンソー モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012420A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 株式会社デンソー モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法
JP2018139481A (ja) * 2016-07-11 2018-09-06 株式会社デンソー モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法
JP2019004682A (ja) * 2017-02-28 2019-01-10 株式会社デンソー モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法

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