JP2638178B2 - 並列運転電源制御方式 - Google Patents

並列運転電源制御方式

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JP2638178B2
JP2638178B2 JP1014593A JP1459389A JP2638178B2 JP 2638178 B2 JP2638178 B2 JP 2638178B2 JP 1014593 A JP1014593 A JP 1014593A JP 1459389 A JP1459389 A JP 1459389A JP 2638178 B2 JP2638178 B2 JP 2638178B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電源制御方式に関し、特に制御用にマイクロ
プロセツサを使用した並列運転電源制御方式に関する。
(従来の技術) 従来、この種の並列運転電源制御方式では、並列運転
されるそれぞれのスイツチング電源モジユールに対し
て、定格出力電流付近に動作点を有する出力電圧垂下回
路を設けていた。
この出力電圧垂下回路は一つのスイツチング電源モジ
ユールに出力電流が集中しようとした場合、定格出力電
流付近で出力電圧を低下させ、それ以上の電流の増加を
防止しようとするものである。
(発明が解決しようとする課題) 従来の出力電圧垂下回路を使用する並列運転電源制御
方式では、並列接続されるそれぞれのスイツチング電源
モジユールの出力電流は殆ど平衡していないので、普通
は一部のスイツチング電源モジユールに対して常に大き
な電流が流れて大きな負荷が加わり、信頼性の面で不都
合な結果を生ずるという欠点があつた。一方、出力電流
を平衡させようとすると定格出力電流以下での出力イン
ピーダンスが非常に小さいため調整に手間取り、また、
調整後の安定性に欠けるという欠点があつた。
本発明の目的は並列接続されたスイツチング電源モジ
ユールの出力電流の平衡と安定化を同時に図ることがで
きる並列運転電源制御方式を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明による並列運転電源
制御方式は、n個のスイッチング電源モジュールからの
n個のアナログデータを多重化するマルチプレクサ、前
記マルチプレクサの出力をA/D変換するA/D変換部、前記
A/D変換部からのn個のデータの平均値を算出し、前記
平均値から各データの偏差を求め、偏差が所定の許容範
囲より小さい場合は、そのデータに偏差を加算し、偏差
が所定の許容範囲より大きい場合はそのデータより偏差
を減算するマイクロプロセッサ、前記マイクロプロセッ
サで処理したn個のデータをD/A変換するD/A変換部、前
記D/A変換部のn個のデータの各データの並列出力デー
タとをそれぞれ比較し、誤差データを出力するn個の誤
差増幅器および基本パルスを発生する基本パルス発生部
からなり、前記n個のアナログ誤差データと前記基本パ
ルスを出力する並列運転電源制御モジュールと、 前記基本パルス発生部の基本パルスと前記各誤差デー
タにしたがって駆動パルスを発生する駆動パルス発生
部、前記駆動パルスに基づく安定化電圧を出力するDC−
DCコンバータ部および前記DC−DCコンバータ部の出力電
流を監視し、定期的に出力電流に関するデータである前
記アナログデータを出力する電流帰還部からなる前記n
個のスイッチング電源モジュールと、 前記n個のスイッチング電源モジュールのDC−DCコン
バータ部の出力を並列接続して並列出力データとなし、
前記並列出力データを入力とする論理装置とから構成し
てある。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明す
る。
第1図は本発明による並列運転電源制御方式の一実施
例を示すブロツク図である。
本実施例はスイツチング電源モジユールが2台並列接
続された場合で、上位制御装置1、論理装置2、並列運
転電源制御モジユール3、第1および第2のスイツチン
グ電源モジユール5,6とから成立つ。
並列運転電源制御モジユール3はマイクロプロセツサ
31、クロツク信号発生器32、レジスタ部33、プログラム
メモリ34、I/Oポート35、A/D変換部36、マルチプレクサ
37、D/A変換部38、第1のサンプルホールド回路39、第
2のサンプルホールド回路40、第1の誤差増幅部41、第
2の誤差増幅部42および基本パルス発生部43とから構成
されている。
インタフエースを具備した上位制御装置1はこの並列
運転電源制御モジユール3に接続されている。
第1のスイツチング電源モジユール5は第1の駆動パ
ルス発生部51、第1の電流帰還部53および電源入力端子
7と出力端子8とを具備した第1のDC−DCコンバータ50
とから構成されている。第2のスイツチング電源モジユ
ール6は第2の駆動パルス発生部61、第2の電流帰還部
63および電源入力端子9と出力端子10とを具備した第2
のDC−DCコンバータ60とから構成されている。第1およ
び第2のスイツチング電源モジユール5,6の出力電圧は
入力端子11で並列接続されて論理装置2へ入力されてい
る。入力端子11は並列運転電源制御モジユール3の誤差
増幅部41,42の一方の入力端子にも接続されている。
並列運転電源制御モジユール3は、マルチプレクサ37
を介して定期的に第1および第2のスイツチング電源モ
ジユール5,6からの出力電流に関する第1および第2の
アナログデータを受信すると、マイクロプロセツサ31の
制御の下にA/D変換部36は第1および第2のアナログデ
ータをデイジタルデータに変換する。マイクロプロセツ
サ31は上記の出力電流I5,I6に対応する第1と第2のデ
イジタルデータの和とそれぞれの出力電流I5,I6に対応
するデイジタルデータの並列接続台数倍(ここでは2
倍)したものとをそれぞれ比較する。
後者が例えば前者よりも1A以上大きければ、大きい値
を示しているスイツチング電源モジユールに対するデイ
ジタルデータから1単位を差引いてこれを基準データと
する。逆に後者が例えば前者よりも1A以上小さければ、
小さい値を示しているスイツチング電源モジユールに対
するデイジタルデータに1単位を加えて基準データとす
る。
マイクロプロセツサ31の制御によりこのように生成さ
れた第1と第2の基準データは、D/A変換部38を介して
アナログデータに変換され、スイツチング電源モジユー
ル5,6に対応する第1と第2のサンプルホールド回路39,
40にそれぞれ保持される。
第1および第2のスイツチング電源モジユール5,6は
まつたく同様な構成である。したがつて、以下、第1の
スイツチング電源モジユール5について動作を説明す
る。
並列運転電源制御モジユール3からの誤差データは第
1の駆動パルス発生部51に入力される。駆動パルス発生
部51は誤差データと基本パルス発生部43からの基本パル
スに基づいて第1のDC−DCコンバータ50のスイツチング
トランジスタを駆動するためのパルス幅制御された駆動
パルスを形成する。駆動パルス発生部51の出力は第1の
DC−DCコンバータ50を駆動し、その結果、DC−DCコンバ
ータ50の出力端子8からは安定化電圧を出力される。さ
らに、第1のスイツチング電源モジユール5は第1の電
流帰還部53によつて第1のDC−DCコンバータ50の出力電
流を監視し、定期的に並列運転電源制御モジユール3に
対して出力電流I5に関するデータを第1のアナログデー
タとして送信する。
第2のスイツチング電源モジユールについても同様
で、マルチプレクサ37に対しては第2のアナログデータ
が送信されるとともに、DC−DCコンバータ6からは安定
化電圧が出力される。論理装置2にはこれら第1と第2
のスイツチング電源モジユールの並列出力が入力され
る。そして論理装置2の入力端子11の電圧は並列運転電
源制御モジユール3の第1の誤差増幅部41および第2の
誤差増幅部42に入力される。
一方、マイクロプロセツサ31により生成され、サンプ
ルホールド回路39,40に保持された基準データは誤差増
幅部41,42の他方の端子に入力される。誤差増幅部41,42
はこれら電圧をそれぞれ比較し、入力端子11の電圧を安
定化するにふさわしい誤差データをそれぞれ発生する。
この動作を繰返すことによつて定常状態でスイツチング
電源モジユール5,6の両電流がほぼ平衡する。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、並列運転電源制御モジ
ユールとスイツチング電源モジユールとの制御にマイク
ロプロセツサを利用し、制御することにより、出力電圧
の安定化と並列接続されたスイツチング電源モジユール
の出力電流の平衡と安定化を同時に、しかも高精度で行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による並列運転電源制御方式の一実施例
を示すブロツク図である。 1……上位装置、2……論理装置 3……並列運転電源制御モジユール 5,6……スイツチング電源モジユール 7,9……非安定化電源入力端子 8,10……安定化電源出力端子 31……マイクロプロセツサ 32……クロツク信号発生部 33……レジスタ部 34……プログラムメモリ 35……I/Oポート、36……A/D変換部 37……マルチプレクサ、38……D/A変換部 39,40……サンプルホールド回路 41,42……誤差増幅部 43……基本パルス発生部 50,60……DC−DCコンバータ 51,61……駆動パルス発生部 53,63……電流帰還部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n個のスイッチング電源モジュールからの
    n個のアナログデータを多重化するマルチプレクサ、前
    記マルチプレクサの出力をA/D変換するA/D変換部、前記
    A/D変換部からのn個のデータの平均値を算出し、前記
    平均値から各データの偏差を求め、偏差が所定の許容範
    囲より小さい場合は、そのデータに偏差を加算し、偏差
    が所定の許容範囲より大きい場合はそのデータより偏差
    を減算するマイクロプロセッサ、前記マイクロプロセッ
    サで処理したn個のデータをD/A変換するD/A変換部、前
    記D/A変換部のn個のデータの各データと並列出力デー
    タとをそれぞれ比較し、誤差データを出力するn個の誤
    差増幅器および基本パルスを発生する基本パルス発生部
    からなり、前記n個のアナログ誤差データと前記基本パ
    ルスを出力する並列運転電源制御モジュールと、 前記基本パルス発生部の基本パルスと前記各誤差データ
    にしたがって駆動パルスを発生する駆動パルス発生部、
    前記駆動パルスに基づく安定化電圧を出力するDC−DCコ
    ンバータ部および前記DC−DCコンバータ部の出力電流を
    監視し、定期的に出力電流に関するデータである前記ア
    ナログデータを出力する電流帰還部からなる前記n個の
    スイッチング電源モジュールと、 前記n個のスイッチング電源モジュールのDC−DCコンバ
    ータ部の出力を並列接続して並列出力データとなし、前
    記並列出力データを入力とする論理装置とから構成した
    ことを特徴とする並列運転電源制御方式。
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JPS58218867A (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 Nec Corp 並列運転電源制御方式
JPS58218868A (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 Nec Corp 並列運転電源制御方式
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