JP2003244938A - 電源並列接続制御方法および装置 - Google Patents

電源並列接続制御方法および装置

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JP2003244938A JP2002041602A JP2002041602A JP2003244938A JP 2003244938 A JP2003244938 A JP 2003244938A JP 2002041602 A JP2002041602 A JP 2002041602A JP 2002041602 A JP2002041602 A JP 2002041602A JP 2003244938 A JP2003244938 A JP 2003244938A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源並列接続用のオアダイオードの温度変動に
起因する電流バランスのくずれを防止する。 【解決手段】ダイオード11、12の周囲温度を温度セ
ンサ13で検出し、演算制御回路14は検出した温度に
おけるダイオード11、12のオン電圧を温度テーブル
15、16から読み出し、オン電圧の差電圧を演算し、
この差電圧分だけ一方の電源、例えば1系DC電源3の
出力電圧を電源調整器17を介して調整する。あるい
は、ダイオード11、12とのオン電圧が同一の時のオ
ン電圧からそれぞれ読み出したオン電圧を差し引いた差
電圧分だけ対応するDC電源2、3の出力電圧を調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源並列接続制御方
法および装置に関し、特に0系、1系の2電源を並列接
続した時に並列接続用のオアダイオードの特性バラツキ
により0系、1系電源の電流バランスがくずれるのを防
止するための制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、0系、1系の2電源をオアダイオ
ードで並列接続した電源装置において、各電源の出力電
圧、即ちオアダイオードの入力電圧を同一電圧に調整し
て後、並列接続して負荷に給電することにより、2電源
間の電流が均等になるようにしている。
【0003】この2電源間で電流バランスをとる目的
は、若し、電源の負荷電流にアンバランスが生じて一方
の電源側に負荷電流が偏たると、相対的にこの電源に発
熱が集中し、電源の内部温度が上昇して使用部品の劣化
を早め、故障の発生また寿命の短縮など信頼性が低下す
ることになる。このため2電源間の電流バランスをと
り、2電源を同一条件で動作させることが必要となる。
尚、オアダイオードの目的は、直接出力を並列接続する
と出力電圧が互いに相手電源の出力回路に加わり干渉す
るのでこれを防止するためのものである。
【0004】前述したように2電源間で電流バランスを
とるには、両電源の出力電圧を揃えることが条件となる
が、一方の電源の出力電圧が相対的に高くなると、この
電源側に負荷電流が増加してアンバランスになる。しか
し初期設定で両電源の出力電圧を揃えたとしても環境条
件の変化また経年変化などで出力電圧に差が生ずるとア
ンバランスとなる問題がある。
【0005】この問題を改善するために特開昭62−7
3315号公報に開示された技術がある。図4はこの従
来例を示す回路図である。図において、電源モジュール
44、45の出力側をダイオード48、49で並列接続
して負荷50へ給電する電源装置において、直流出力電
圧46、47を検出し、この両検出電圧に差電圧が生じ
た時に一方の電源モジュール45の電圧を制御し、この
差電圧を極小にして電流バランスをとるものである。
【0006】以下、やや詳細にこの動作を説明する。直
流出力電圧46を抵抗52、53で分圧した電圧と直流
出力電圧47を抵抗54、55で分圧した電圧を差動増
幅器56で比較し、出力電圧47が高い時、差動増幅器
56の出力に信号を出し、ドライバー回路部57を駆動
する。この時、検出切離し用スイッチ58がオン状態で
あると別電源59より抵抗60を通じて接続されている
フォトカプラ61が動作して検出信号62を電源モジュ
ール45に与える。この検出信号62を使用して強制的
に電源モジュール45の直流出力電圧47を下げること
ができる。これにより直流出力電圧46、47との差が
縮小され、負荷電流のアンバランスが少なくなる。抵抗
63は電流制限抵抗である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例にお
いては、2電源の出力電圧に差電圧が発生しないように
一方の電源の出力電圧を制御しているので電流バランス
が一応保たれるようになっている。しかしながら実際に
負荷に加わる電圧は出力側を並列接続しているオアダイ
オードのオン電圧を差引いた電圧であり、両オアダイオ
ードのオン電圧が同一であれば問題はないが、実際には
オン電圧のバラツキまた温度変動があるので電流バラン
スがくずれるという問題がある。
【0008】図3は一般的なダイオードのオン電圧の温
度特性を示す特性図である。尚、図3は電流を例えば定
格電流に一定とした場合の特性である。図示のようにオ
ン電圧は、温度変動でダイオードA、B間に差電圧が発
生する。即ち周囲温度25℃では、その差電圧は0Vで
あるが、+60℃では0.1Vの差電圧が発生する。
【0009】このダイオードをオアダイオードとして使
用すると、0.1Vの電圧差を補正するためにオン電圧
が0.1V低いダイオードA側の電流は増加し、一方
0.1V高いダイオードB側の電流は減少してオン電圧
は電圧差がなくなるように動作する。従って2電源間に
は電流のアンバランスが生ずることになる。
【0010】更に図4を参照して具体的に説明すると、
ダイオード48、49に図3のダイオードA、Bをそれ
ぞれ使用したとする。先ず周囲温度25℃で出力電圧4
8、49は、それぞれ電源モジュール44、45の出力
電圧調整機能で同一電圧に初期設定される。その後、こ
の出力電圧間に差電圧が発生した時は前述したように差
電圧は極小になるよう制御される。そして周囲温度が+
60℃となった時、出力電圧48、49は同一電圧に安
定化されているので、ダイオード48、49のオン電圧
は同一電圧でなければならない。しかしダイオード4
8、49のオン電圧は図3で示したように+60℃では
電流が同一条件で0.1Vの差があり、結局この差を0
にするためには電流が変化することになる。即ち、ダイ
オード48に流れる電流は増加し、ダイオード49に流
れる電流は減少する。即ち、電源モジュール44は電流
が増加し、電源モジュール45は減少して電流バランス
はくずれることになる。一般にダイオードの動作抵抗は
小さいので、この電流の増減変化は大きくなるのでその
影響は無視できない。また、ダイオードの特性は固体差
がありこのバラツキによっても以上説明した同じ理由で
電流バランスがくずれる。
【0011】このように2電源の出力電圧を同一に調整
しても、オアダイオードの特性、特に温度変動によって
電流バランスがくずれてしまうという問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電源並列接続制
御方法は、0系および1系のDC電源の出力側を並列接
続するためのオアダイオードの周囲温度を検出し、あら
かじめ用意された前記オアダイオードの温度テーブルか
らそれぞれ検出温度に対する前記オアダイオードのオン
電圧を読み出し、この読み出されたオン電圧の値を演算
処理しこの演算結果により前記DC電源の出力電圧を制
御している。
【0013】前記演算処理は、前記温度テーブルから読
み出された両前記オアダイオードのオン電圧の差を求
め、この差電圧分だけ前記DC電源の何れか一方の出力
電圧を制御するようにしても良い。
【0014】あるいは前記演算処理は、あらかじめ前記
温度テーブルから前記オアダイオードのオン電圧が等し
くなる温度点のオン電圧を基準オン電圧として求めて置
き、前記温度テーブルから読み出された前記オアダイオ
ードのオン電圧からそれぞれ前記基準オン電圧を減算
し、この減算結果の差電圧分だけ対応する前記DC電源
の出力電圧をそれぞれ制御するようにしても良い。
【0015】そして具体的な本発明の電源並列接続制御
装置は、0系および1系のDC電源の出力をそれぞれア
ノード側に受けカソード側を並列接続した0系および1
系のオアダイオードと、前記オアダイオードの周囲温度
を検出する温度センサと、前記オアダイオードの周囲温
度の変化に対するオン電圧の変化をそれぞれデータ化し
た0系および1系の温度テーブルと、前記温度センサか
ら出力された検出温度に対応する前記オアダイオードの
オン電圧を前記温度テーブルから所定周期でそれぞれ読
み出し読み出したオン電圧のデータを所定の計算式で演
算処理し0系および1系の制御データとしてそれぞれ出
力する演算制御回路と、前記制御データを前記DC電源
に対応するアナログの出力制御信号にD/A変換してそ
れぞれ出力する0系および1系の電源調整器とを備えて
いる。
【0016】前記電圧調整器は、手動で前記出力制御信
号を可変し対応する前記DC電源の出力電圧を調整する
機能を備えるようにしても良い。
【0017】更に本発明の電源並列接続制御方法は、0
系および1系のDC電源の出力側を並列接続するための
オアダイオードの周囲温度を検出し、検出温度が所定の
基準温度になるように前記オアダイオードに対する冷却
風の風量を制御するようにしても良い。
【0018】そして具体的は本発明の電源並列接続制御
装置は、0系および1系のDC電源の出力をそれぞれア
ノード側で受けカソード側を並列接続する0系および1
系のオアダイオードと、前記オアダイオードの周囲温度
を検出する温度センサと、前記オアダイオードを冷却す
るためのファンと、前記温度センサの検出温度を入力し
この検出温度が所定の基準温度になるように前記ファン
の回転数を制御する制御回路とを備えている。
【0019】例えば前記所定の基準温度とは、両前記オ
アダイオードのオン電圧が等しい時の周囲温度に設定す
るようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態例を示すブロック図、図3は図1のダイオードの特
性を示す特性図である。先ず図1において、0系DC電
源2と1系DC電源3とは冗張関係にあり、電源並列接
続制御装置1により並列接続されて共通の負荷4へ電源
を給電している。
【0021】この0系および1系DC電源2、3は、そ
れぞれ内部に出力電圧を所定値に設定すると同時に設定
電圧を自動的に安定化する制御機能を有するスイッチン
グ電源装置であり、また、外部から制御信号101、1
02を受けて出力電圧を調整する外部制御端子を有して
いる。そして通常は負荷4に対し共に定格電流の50%
以下の負荷電流で運転される。
【0022】本発明の電源接続制御装置1の構成を説明
する。0系および1系DC電源2、3の出力をそれぞれ
アノード側に受けカソード側を並列接続した0系および
1系のダイオード11、12と、ダイオード11、12
の周囲温度を検出する温度センサ13と、ダイオード1
1、12の周囲温度の変化に対するダイオードのオン電
圧の変化をそれぞれデータ化した0系および1系の温度
テーブル15、16と、温度センサ13から出力された
検出温度に対応するダイオード11、12のオン電圧を
温度テーブル15、16から所定周期でそれぞれ読み出
し読み出したオン電圧のデータを所定の計算式で演算処
理し0系および1系の制御データ103、104として
それぞれ出力する演算制御回路14と、制御データ10
4、105を0系および1系DC電源2、3に対応する
アナログの制御信号101、102にD/A変換してそ
れぞれ出力する0系および1系の電源調整器17、18
とを備えて構成する。
【0023】次にこの装置の動作について説明する。先
ず、0系および1系DC電源2、3は、それぞれ単独の
状態で出力V0、V1を内部の出力電圧調整機能で所定の
電圧、例えば48Vに初期設定される。そしてこの初期
設定された48Vの電圧は、以後の入力、負荷、温度な
どの変動に対して内部の制御機能により自動的に安定化
され固定される。
【0024】次に0系および1系DC電源2、3の出力
をダイオード11、12で並列接続して負荷4への給電
を開始すると、この時図3に示す25℃点であればダイ
オード11、12のオン電圧Vd0、Vd1は同電圧、即
ち0.7Vであるので負荷電圧Vcは47.3Vとな
る。
【0025】この状態から周囲温度が+60℃に変化し
たとすると、ダイオード11、12を図3のダイオード
A、Bとすれば、それぞれ同一電流に対してオン電圧
は、Vd0=0.5V、Vd1=0.6Vとなる。しかし
実際の動作においては、出力電圧V0、V1は共に48
Vに固定されているので、ダイオード11の電流が増加
しダイオード12の電流が減少してVd0=Vd1=0.
5〜0.6Vで安定化する。しかしながらこのままでは
電流バランスがくずれてしまうので、本装置においては
以下に説明する制御が行われる。
【0026】温度センサ13により+60℃の温度が検
出されると、演算制御回路14は、この検出信号を受け
0系および1系の温度テーブル15、16に対して+6
0℃におけるダイオード11、12のオン電圧Vd0
Vd1のデータを読み出し、内部でVd0−Vd1の減算
を行いその差電圧を演算する。
【0027】即ち、Vd0=0.5v,Vd1=0.6v
であるからその差電圧は−0.1Vとなる。このデータ
は電源調整器17へ送られ、ここでD/A変換されて所
定の信号フォーマットの制御信号101に変換され、1
系DC電源3の外部制御端子に加えられる。1系DC電
源3はこの制御信号101により出力電圧V1を0.1
Vだけ上げる制御が行われる。従って負荷電圧Vcは、
48V(V0)−0.5V(Vd0)=47.5Vあるい
は48.1V(V1)−0.6V(Vd1)=47.5V
となる。
【0028】また、周囲温度が反対に0℃に変化した時
は、差電圧は+0.1Vとなるので、V1は0.1Vだ
け下げる制御が行われる。このようにしてダイオード1
1、12のオン電圧の差を電源の出力電圧を制御するこ
とにより補償して電流バランスを保持している。
【0029】以上説明した演算制御の方法は、電流バラ
ンスのみを保持するものであるが、以下に説明する演算
制御の方法は、負荷電圧の絶対値も補償することができ
るもので、やや回路が複雑になるがこの方法を用いても
良い。演算制御回路14は、あらかじめ温度テーブル1
5、16からダイオード11、12のオン電圧が等しく
なる温度点、この場合25℃のオン電圧を基準オン電
圧、この場合0.7Vを求めて置き、例えば+60℃の
時の温度テーブル15、16から読み出されたオアダイ
オード11、12のオン電圧、この場合0.5V、0.
6Vから基準オン電圧0.7Vを減算し、この差電圧分
−0.2V、−0.1Vだけ対応する0系DC電源2お
よび1系DC電源3の出力電圧V0、V1を電源調整器1
7、18を介してそれぞれ制御する。
【0030】尚、電源調整器17、18は、手動で制御
信号101、102を可変する機能を有しているので、
初期設定時の調整、例えばダイオード11、12のオン
電圧に個体差があった時の調整などが可能である。
【0031】即ちV0=48−0.2=47.8V、V1
=48−01=47.9Vとなる。従って負荷電圧VC
=47.8(V0)−0.5(Vd0)=47.3Vある
いはVC=47.9(V1)−0.6(Vd1)=47.
3Vとなり初期設定の47.3Vと比べ変化していな
い。
【0032】次に図2を参照して本発明の第2の実施例
について説明する。本実施例は図1と比べて演算制御方
法を簡略化したものである。図2において、本発明の電
源並列接続制御装置5は、0系DC電源2と1系DC電
源3との出力側を並列接続するためのダイオード51、
52の周囲温度を検出し、検出温度が所定の基準温度、
例えば図3に示す25℃に一定となるようにオアダイオ
ード51、52に対するファン55の冷却風の風量を制
御している。基準温度は、ダイオード51、52のオン
電圧が等しい時の周囲温度25℃であり、この温度を保
持して両電源2、3の電流バランスをとっている。
【0033】本装置は、0系および1系DC電源2、3
の出力をそれぞれアノード側で受けカソード側を並列接
続する0系および1系のダイオード51、52と、ダイ
オード51、52の周囲温度を検出する温度センサ53
と、ダイオード51、52を冷却するためのファン55
と、温度センサ53の検出温度を入力しこの検出温度が
所定の基準温度になるようにファン55の回転数を制御
する制御回路54とで構成している。
【0034】尚、本装置は図3に示す例では周囲温度+
25℃以下の温度領域に対しては制御不能となるが、一
般にダイオードの周囲温度は装置内温度上昇により装置
外周囲温度に比べて高くなるので、この温度上昇分だけ
下方向に制御範囲が広がる。即ち10℃の内部温度上昇
があれば+15℃まで制御可能となり実用性が損なわれ
ることは少ない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源並列接
続制御装置は、オアダイオードのオン電圧の温度変動を
電源の出力電圧を調整することにより補償し、あるい
は、オアダイオードの周囲温度を所定の基準温度に一定
に保持しているので、オアダイオードのオン電圧の温度
変動に起因する電源の電流バランスのくずれを確実に防
止することができるという効果がある。更にオアダイオ
ードのオン電圧の温度変動に起因する負荷電圧の変動も
同時に補償することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第二の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図3】ダイオードの温度特性を示す特性図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、5 電源並列接続制御装置 2 0系DC電源 3 1系DC電源 4 負荷 11、12、51、52 ダイオード 13、53 温度センサ 14 演算制御回路 15、16 温度テーブル 17、18 電源調整器 54 制御回路 55 ファン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0系および1系のDC電源の出力側を並
    列接続するためのオアダイオードの周囲温度を検出し、
    あらかじめ用意された前記オアダイオードの温度テーブ
    ルからそれぞれ検出温度に対する前記オアダイオードの
    オン電圧を読み出し、この読み出されたオン電圧の値を
    演算処理しこの演算結果により前記DC電源の出力電圧
    を制御することを特徴とする電源並列接続制御方法。
  2. 【請求項2】 前記演算処理は、前記温度テーブルから
    読み出された両前記オアダイオードのオン電圧の差を求
    め、この差電圧分だけ前記DC電源の何れか一方の出力
    電圧を制御することを特徴とする請求項1記載の電源並
    列接続制御方法。
  3. 【請求項3】 前記演算処理は、あらかじめ前記温度テ
    ーブルから前記オアダイオードのオン電圧が等しくなる
    温度点のオン電圧を基準オン電圧として求めて置き、前
    記温度テーブルから読み出された前記オアダイオードの
    オン電圧からそれぞれ前記基準オン電圧を減算し、この
    減算結果の差電圧分だけ対応する前記DC電源の出力電
    圧をそれぞれ制御することを特徴とする請求項1記載の
    電源並列接続制御方法。
  4. 【請求項4】 0系および1系のDC電源の出力をそれ
    ぞれアノード側に受けカソード側を並列接続した0系お
    よび1系のオアダイオードと、前記オアダイオードの周
    囲温度を検出する温度センサと、前記オアダイオードの
    周囲温度の変化に対するオン電圧の変化をそれぞれデー
    タ化した0系および1系の温度テーブルと、前記温度セ
    ンサから出力された検出温度に対応する前記オアダイオ
    ードのオン電圧を前記温度テーブルから所定周期でそれ
    ぞれ読み出し読み出したオン電圧のデータを所定の計算
    式で演算処理し0系および1系の制御データとしてそれ
    ぞれ出力する演算制御回路と、前記制御データを前記D
    C電源に対応するアナログの出力制御信号にD/A変換
    してそれぞれ出力する0系および1系の電源調整器とを
    備えることを特徴とする電源並列接続制御装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧調整器は、手動で前記出力制御
    信号を可変し対応する前記DC電源の出力電圧を調整す
    る機能を備えることを特徴とする請求項4記載の電源並
    列接続制御装置。
  6. 【請求項6】 0系および1系のDC電源の出力側を並
    列接続するためのオアダイオードの周囲温度を検出し、
    検出温度が所定の基準温度になるように前記オアダイオ
    ードに対する冷却風の風量を制御することを特徴とする
    電源並列接続制御方法。
  7. 【請求項7】 0系および1系のDC電源の出力をそれ
    ぞれアノード側で受けカソード側を並列接続する0系お
    よび1系のオアダイオードと、前記オアダイオードの周
    囲温度を検出する温度センサと、前記オアダイオードを
    冷却するためのファンと、前記温度センサの検出温度を
    入力しこの検出温度が所定の基準温度になるように前記
    ファンの回転数を制御する制御回路とを備えることを特
    徴とする電源接続並列制御装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の基準温度とは、両前記オアダ
    イオードのオン電圧が等しい時の周囲温度に設定するこ
    とを特徴とする請求項6あるいは7記載の電源並列接続
    制御方法および装置。
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JP2009261079A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Diamond Electric Mfg Co Ltd デジタルコンバータ及びその制御方法
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