JP2935386B2 - コードレス電話機回路 - Google Patents
コードレス電話機回路Info
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- JP2935386B2 JP2935386B2 JP4029027A JP2902792A JP2935386B2 JP 2935386 B2 JP2935386 B2 JP 2935386B2 JP 4029027 A JP4029027 A JP 4029027A JP 2902792 A JP2902792 A JP 2902792A JP 2935386 B2 JP2935386 B2 JP 2935386B2
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- modulation circuit
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電話機の
子機における変調回路に安定化した電源電圧を供給する
コードレス電話機回路に関する。
子機における変調回路に安定化した電源電圧を供給する
コードレス電話機回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機などでは、直流信号を
音声等の交流信号に変調してアナログ網へ出力するた
め、変調回路に安定した電源電圧を供給することが必要
である。また、このために電源電圧が安定しているかど
うかを常にチェックする必要がある。また、電源オン時
における変調回路の立上りの変動を抑える必要もある。
音声等の交流信号に変調してアナログ網へ出力するた
め、変調回路に安定した電源電圧を供給することが必要
である。また、このために電源電圧が安定しているかど
うかを常にチェックする必要がある。また、電源オン時
における変調回路の立上りの変動を抑える必要もある。
【0003】このため、今日では、上記変調回路の安定
化のために、専用のICと、バッテリ電圧チェック用の
ICが、少なくとも1個ずつ設けられ、また、上記安定
化のために、上記変調回路のバイアス回路にツェナダイ
オードを併用する方法が採用されている。
化のために、専用のICと、バッテリ電圧チェック用の
ICが、少なくとも1個ずつ設けられ、また、上記安定
化のために、上記変調回路のバイアス回路にツェナダイ
オードを併用する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のコードレス電話機においては、変調回路の動作の
安定化及びバッテリ電圧の検出のために、各一のICを
用いなければならないため、コストアップが避けられな
いという問題点があった。また、ツェナダイオードを用
いた回路では、消費電流増のために常時バイアス電圧を
かけることができず、変調回路の動作が不安定になるな
どの問題点があった。
従来のコードレス電話機においては、変調回路の動作の
安定化及びバッテリ電圧の検出のために、各一のICを
用いなければならないため、コストアップが避けられな
いという問題点があった。また、ツェナダイオードを用
いた回路では、消費電流増のために常時バイアス電圧を
かけることができず、変調回路の動作が不安定になるな
どの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、簡単かつ安価な回路構成に
て変調回路への安定化電源電圧の供給と、バッテリ電圧
の検出を実現できるコードレス電話機回路を得ることを
目的とする。
目してなされたものであり、簡単かつ安価な回路構成に
て変調回路への安定化電源電圧の供給と、バッテリ電圧
の検出を実現できるコードレス電話機回路を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコードレ
ス電話機回路は、コードレス電話機における変調回路に
変調コード出力を供給する変調回路制御用ICと、バッ
テリ電圧を安定化して出力する電圧レギュレータと、該
電圧レギュレータからの電圧を分圧して上記変調回路に
バイアス電圧として供給する分圧用の抵抗と、上記電圧
レギュレータの入出力間の電位差をトランジスタにより
検出して、この検出出力を上記変調回路制御用ICのバ
ッテリ電圧検出用ポートに入力するようにしたものであ
る。
ス電話機回路は、コードレス電話機における変調回路に
変調コード出力を供給する変調回路制御用ICと、バッ
テリ電圧を安定化して出力する電圧レギュレータと、該
電圧レギュレータからの電圧を分圧して上記変調回路に
バイアス電圧として供給する分圧用の抵抗と、上記電圧
レギュレータの入出力間の電位差をトランジスタにより
検出して、この検出出力を上記変調回路制御用ICのバ
ッテリ電圧検出用ポートに入力するようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】この発明におけるレギュレータは、バッテリ電
圧を設定値に自動調整し、分圧抵抗はこの自動設定され
た安定化電源電圧をバイアス電圧として変調回路に供給
する。これにより、変調回路の動作を安定化する。ま
た、トランジスタはレギュレータの両端子間に得られる
電圧の差を検出して、バッテリ電圧低下時に、変調回路
制御用ICのバッテリ電圧検出用ポートに上記検出出力
を入力して、バッテリ電圧の低下を変調回路制御用IC
に検出させる。
圧を設定値に自動調整し、分圧抵抗はこの自動設定され
た安定化電源電圧をバイアス電圧として変調回路に供給
する。これにより、変調回路の動作を安定化する。ま
た、トランジスタはレギュレータの両端子間に得られる
電圧の差を検出して、バッテリ電圧低下時に、変調回路
制御用ICのバッテリ電圧検出用ポートに上記検出出力
を入力して、バッテリ電圧の低下を変調回路制御用IC
に検出させる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は変調回路、2はこの変調回路
1を制御する変調回路制御用IC、3はこの変調回路制
御用IC2の変調コード出力端子13から変調回路1に
対し変調コード出力を供給するコード出力回路で、微分
回路等を含む。4はバッテリ、5はバッテリ4からのバ
ッテリ電圧を規定の安定な電圧値に自動調整して出力す
るCMOSタイプのレギュレータで、IC構成とされ
る。
する。図1において、1は変調回路、2はこの変調回路
1を制御する変調回路制御用IC、3はこの変調回路制
御用IC2の変調コード出力端子13から変調回路1に
対し変調コード出力を供給するコード出力回路で、微分
回路等を含む。4はバッテリ、5はバッテリ4からのバ
ッテリ電圧を規定の安定な電圧値に自動調整して出力す
るCMOSタイプのレギュレータで、IC構成とされ
る。
【0009】また、6,7はレギュレータ5の出力電圧
を設定比に分圧して、上記変調回路1にバイアス電源と
して供給する分圧抵抗、8はPNP型のトランジスタ
で、ベースは抵抗9を介してレギュレータ5の出力側に
接続され、エミッタはレギュレータ5の入力側に接続さ
れ、また、コレクタは変調回路制御用IC5のバッテリ
電圧検出用ポート10に接続されている。11はポート
電圧設定用の抵抗、12はバッテリ4とレギュレータ5
とを結ぶ電源ラインの途中に接続された電源スイッチで
ある。
を設定比に分圧して、上記変調回路1にバイアス電源と
して供給する分圧抵抗、8はPNP型のトランジスタ
で、ベースは抵抗9を介してレギュレータ5の出力側に
接続され、エミッタはレギュレータ5の入力側に接続さ
れ、また、コレクタは変調回路制御用IC5のバッテリ
電圧検出用ポート10に接続されている。11はポート
電圧設定用の抵抗、12はバッテリ4とレギュレータ5
とを結ぶ電源ラインの途中に接続された電源スイッチで
ある。
【0010】次に動作について説明する。まず、コード
レス電話機による送話中においては、変調回路制御用I
C2から出力された変調コード出力が、コード出力回路
3を介して変調回路1に入力されて、アナログ網に送出
できるように変調処理される。このとき、レギュレータ
5にて安定化されたバッテリ電圧が、安定化電源電圧と
して分圧抵抗6,7に入力されて分圧され、これが変調
回路1にバイアスとして印加される。
レス電話機による送話中においては、変調回路制御用I
C2から出力された変調コード出力が、コード出力回路
3を介して変調回路1に入力されて、アナログ網に送出
できるように変調処理される。このとき、レギュレータ
5にて安定化されたバッテリ電圧が、安定化電源電圧と
して分圧抵抗6,7に入力されて分圧され、これが変調
回路1にバイアスとして印加される。
【0011】このため、変調回路1は動作が安定し、電
源スイッチ12のオン時の立上り時における動作も安定
化する。また、このとき、トランジスタ8はレギュレー
タ5の入出力の電位差を検知しており、常時は、その電
位差が設定値を保って、ベース・エミッタ間に電流が流
れてオンになり、変調回路制御用IC2のバッテリ電圧
検出用ポート10にバッテリ電圧が定常である信号を入
力し、バッテリ電圧が正常であると判断させる。
源スイッチ12のオン時の立上り時における動作も安定
化する。また、このとき、トランジスタ8はレギュレー
タ5の入出力の電位差を検知しており、常時は、その電
位差が設定値を保って、ベース・エミッタ間に電流が流
れてオンになり、変調回路制御用IC2のバッテリ電圧
検出用ポート10にバッテリ電圧が定常である信号を入
力し、バッテリ電圧が正常であると判断させる。
【0012】一方、電力消費量が増えて、バッテリ電圧
が設定値以下に低下すると、上記電位差が小さくなり、
トランジスタ8のベース・エミッタ間に電流が流れなく
なる。従って、トランジスタ8のエミッタ・コレクタ間
には電流が流れず、バッテリ電圧検出用ポート10にバ
ッテリ電圧が異常である信号(例えば0ボルトの電圧)
が入力され、バッテリ電圧の異常を制御回路用IC2が
認識することになる。
が設定値以下に低下すると、上記電位差が小さくなり、
トランジスタ8のベース・エミッタ間に電流が流れなく
なる。従って、トランジスタ8のエミッタ・コレクタ間
には電流が流れず、バッテリ電圧検出用ポート10にバ
ッテリ電圧が異常である信号(例えば0ボルトの電圧)
が入力され、バッテリ電圧の異常を制御回路用IC2が
認識することになる。
【0013】このように、安定化電源を使用して変調回
路にバイアス電源電圧を供給すると共に、このバイアス
電源電圧をバッテリ電圧の検出にも利用することができ
る。
路にバイアス電源電圧を供給すると共に、このバイアス
電源電圧をバッテリ電圧の検出にも利用することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によればコード
レス電話機における変調回路に変調コード出力を供給す
る変調回路制御用ICと、バッテリ電圧を安定化して出
力する電圧レギュレータと、該電圧レギュレータからの
電圧を分圧して上記変調回路にバイアス電圧として供給
する分圧用の抵抗と、上記電圧レギュレータの入出力間
の電位差をトランジスタにより検出して、この検出出力
を上記変調回路制御用ICのバッテリ電圧検出用ポート
に入力するように構成したので、簡単な回路構成にて変
調回路の動作の安定化及びバッテリ電圧の検出を、高精
度かつローコストに実現できるという効果が得られる。
レス電話機における変調回路に変調コード出力を供給す
る変調回路制御用ICと、バッテリ電圧を安定化して出
力する電圧レギュレータと、該電圧レギュレータからの
電圧を分圧して上記変調回路にバイアス電圧として供給
する分圧用の抵抗と、上記電圧レギュレータの入出力間
の電位差をトランジスタにより検出して、この検出出力
を上記変調回路制御用ICのバッテリ電圧検出用ポート
に入力するように構成したので、簡単な回路構成にて変
調回路の動作の安定化及びバッテリ電圧の検出を、高精
度かつローコストに実現できるという効果が得られる。
【図1】この発明の一実施例によるコードレス電話機回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
1 変調回路 2 変調回路制御用IC 4 バッテリ 5 レギュレータ 6,7 分圧用の抵抗 8 トランジスタ 10 バッテリ電圧検出用ポート
Claims (1)
- 【請求項1】 コードレス電話機における変調回路に変
調コード出力を供給する変調回路制御用ICと、バッテ
リ電圧を安定化して出力する電圧レギュレータと、該電
圧レギュレータからの電圧を分圧して上記変調回路にバ
イアス電圧として供給する分圧用の抵抗と、上記電圧レ
ギュレータの入出力間の電位差を検出して、この検出出
力を上記変調回路制御用ICのバッテリ電圧検出用ポー
トに入力するトランジスタとを備えたコードレス電話機
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4029027A JP2935386B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | コードレス電話機回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4029027A JP2935386B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | コードレス電話機回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199152A JPH05199152A (ja) | 1993-08-06 |
JP2935386B2 true JP2935386B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12264933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4029027A Expired - Fee Related JP2935386B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | コードレス電話機回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935386B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4029027A patent/JP2935386B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05199152A (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
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