JPH062243Y2 - チツプ抵抗 - Google Patents
チツプ抵抗Info
- Publication number
- JPH062243Y2 JPH062243Y2 JP13534089U JP13534089U JPH062243Y2 JP H062243 Y2 JPH062243 Y2 JP H062243Y2 JP 13534089 U JP13534089 U JP 13534089U JP 13534089 U JP13534089 U JP 13534089U JP H062243 Y2 JPH062243 Y2 JP H062243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip resistor
- electrodes
- insulating substrate
- resistor
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント配線板に面実装されるチップ抵抗に
関する。
関する。
第2図は従来一般のチップ抵抗をプリント配線上に実装
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
同図において、チップ抵抗1は、スラリを薄板状に形成
した所謂グリーンシートを焼成・分割してなる略直方体
のセラミック基板2と、このセラミック基板2の側面を
抱き込んで天面および底面に至る一対の電極3,4と、
銀くわれを防止するために各電極3,4の表面に被着さ
れたニッケルメッキ層5,6と、はんだ濡れ性を確保す
るために各ニッケルメッキ層5,6の表面に被着された
はんだメッキ層7,8と、セラミック基板2の天面で両
電極3,4を連結する抵抗体9と、この抵抗体9の表面
を覆うガラス材等のオーバーコート10とによって構成
されている。
した所謂グリーンシートを焼成・分割してなる略直方体
のセラミック基板2と、このセラミック基板2の側面を
抱き込んで天面および底面に至る一対の電極3,4と、
銀くわれを防止するために各電極3,4の表面に被着さ
れたニッケルメッキ層5,6と、はんだ濡れ性を確保す
るために各ニッケルメッキ層5,6の表面に被着された
はんだメッキ層7,8と、セラミック基板2の天面で両
電極3,4を連結する抵抗体9と、この抵抗体9の表面
を覆うガラス材等のオーバーコート10とによって構成
されている。
かかるチップ抵抗1をプリント配線板11上に実装する
際には、図示せぬ自動実装機のマウントノズルで天面側
のオーバコート10を吸引チャッキングし、予めペース
ト状のはんだを塗布しておいた一対のランド12,13
に電極3,4を位置合わせしてチップ抵抗1を搭載した
後、リフロー炉等で加熱してはんだ付けを行い、これに
よってチップ抵抗1はプリント配線板11に面実装され
る。
際には、図示せぬ自動実装機のマウントノズルで天面側
のオーバコート10を吸引チャッキングし、予めペース
ト状のはんだを塗布しておいた一対のランド12,13
に電極3,4を位置合わせしてチップ抵抗1を搭載した
後、リフロー炉等で加熱してはんだ付けを行い、これに
よってチップ抵抗1はプリント配線板11に面実装され
る。
しかしながら、上述した従来のチップ抵抗1をランド1
2,13上ではんだ付けする際には、各はんだメッキ層
7,8に側方から付着して接着強度を確保するはんだフ
ィレット14,15の形成個所として、チップ抵抗1の
外側に大きくせり出したランド12,13が必要となる
ため、プリント配線板11上でのランド12,13のス
ペースファクタが悪くなってしまい、その結果、高密度
実装が阻害されるという不具合があった。
2,13上ではんだ付けする際には、各はんだメッキ層
7,8に側方から付着して接着強度を確保するはんだフ
ィレット14,15の形成個所として、チップ抵抗1の
外側に大きくせり出したランド12,13が必要となる
ため、プリント配線板11上でのランド12,13のス
ペースファクタが悪くなってしまい、その結果、高密度
実装が阻害されるという不具合があった。
したがって本考案の目的とするところは、上記従来技術
の課題を解消し、実装密度を高めることができるチップ
抵抗を提供することにある。
の課題を解消し、実装密度を高めることができるチップ
抵抗を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、絶縁基板と、該
絶縁基板の側面を抱き込んで天面および底面に至る一対
の電極と、該絶縁基板の天面でこれら両電極間を連結す
る抵抗体とを備えたチップ抵抗において、上記絶縁基板
の底面の略中央部に凹所を設け、該凹所の相対向する内
壁面にそれぞれ上記一対の電極を延設する構成とした。
絶縁基板の側面を抱き込んで天面および底面に至る一対
の電極と、該絶縁基板の天面でこれら両電極間を連結す
る抵抗体とを備えたチップ抵抗において、上記絶縁基板
の底面の略中央部に凹所を設け、該凹所の相対向する内
壁面にそれぞれ上記一対の電極を延設する構成とした。
上記手段によれば、チップ抵抗の底面側の凹所と対向す
るランド上にはんだフィレットを形成して接着強度を確
保することができるので、該ランドを該チップ抵抗の外
側にせり出す必要がなくなり、その分、ランドのスペー
スファクタが向上して実装密度を高めることができる。
るランド上にはんだフィレットを形成して接着強度を確
保することができるので、該ランドを該チップ抵抗の外
側にせり出す必要がなくなり、その分、ランドのスペー
スファクタが向上して実装密度を高めることができる。
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るチップ抵抗をプリント
配線板上に実装した状態を示す断面図であって、第2図
と対応する部分には同一符号が付してある。
配線板上に実装した状態を示す断面図であって、第2図
と対応する部分には同一符号が付してある。
第1図に示すチップ抵抗1は、セラミック基板2の底面
の略中央部に凹所16が形成してあって、この凹所16
の相対向する内壁面16a,16bにそれぞれ、セラミ
ック基板2の側面から底面に至る一対の電極3,4が延
出形成してあり、この内壁面16a,16b上の電極
3,4についてもニッケルメッキ層5,6およびはんだ
メッキ層7,8で被着してある。そして、この凹所16
を利用して、凹所16と対向するランド12,13上に
それぞれはんだフィレット14,15を形成することが
でき、これによりチップ抵抗1の接着強度が確保される
ことから、各ランド12,13をチップ抵抗1の外側に
せり出す必要がなくなっている。換言するなら、チップ
抵抗1の外形寸法L内に一対のランド12,13を配設
しておけばよいので、プリント配線板11上でのランド
12,13のスペースファクタが向上している。
の略中央部に凹所16が形成してあって、この凹所16
の相対向する内壁面16a,16bにそれぞれ、セラミ
ック基板2の側面から底面に至る一対の電極3,4が延
出形成してあり、この内壁面16a,16b上の電極
3,4についてもニッケルメッキ層5,6およびはんだ
メッキ層7,8で被着してある。そして、この凹所16
を利用して、凹所16と対向するランド12,13上に
それぞれはんだフィレット14,15を形成することが
でき、これによりチップ抵抗1の接着強度が確保される
ことから、各ランド12,13をチップ抵抗1の外側に
せり出す必要がなくなっている。換言するなら、チップ
抵抗1の外形寸法L内に一対のランド12,13を配設
しておけばよいので、プリント配線板11上でのランド
12,13のスペースファクタが向上している。
このように、チップ抵抗1の底面側に凹所16を設けて
おき、この凹所16内にはんだフィレット14,15が
形成されるようにすれば、従来のようにランド12,1
3をチップ抵抗1の外側にせり出す必要がなくなり、そ
の分、ランド12,13のスペースファクタが向上し、
実装密度を高めることができる。
おき、この凹所16内にはんだフィレット14,15が
形成されるようにすれば、従来のようにランド12,1
3をチップ抵抗1の外側にせり出す必要がなくなり、そ
の分、ランド12,13のスペースファクタが向上し、
実装密度を高めることができる。
以上説明したように、本考案によれば、チップ抵抗の底
面側に設けた凹所内をはんだフィレットの形成個所とな
し、プリント配線板のランドを該チップ抵抗の外側にせ
り出す必要がないので、その分、ランドのスペースファ
クタが向上して実装密度が高まるという効果があり、高
密度実装に好適なチップ抵抗を提供することができる。
面側に設けた凹所内をはんだフィレットの形成個所とな
し、プリント配線板のランドを該チップ抵抗の外側にせ
り出す必要がないので、その分、ランドのスペースファ
クタが向上して実装密度が高まるという効果があり、高
密度実装に好適なチップ抵抗を提供することができる。
第1図は本考案の一実施例に係るチップ抵抗をプリント
配線板に実装した状態を示す断面図、第2図は従来一般
のチップ抵抗をプリント配線板に実装した状態を示す断
面図である。 1……チップ抵抗、2……セラミック基板(絶縁基
板)、3,4……電極、9……抵抗体、11……プリン
ト配線板、12,13……ランド、14,15……はん
だフィレット、16……凹所、16a、16b……内壁
面。
配線板に実装した状態を示す断面図、第2図は従来一般
のチップ抵抗をプリント配線板に実装した状態を示す断
面図である。 1……チップ抵抗、2……セラミック基板(絶縁基
板)、3,4……電極、9……抵抗体、11……プリン
ト配線板、12,13……ランド、14,15……はん
だフィレット、16……凹所、16a、16b……内壁
面。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁基板と、該絶縁基板の側面を抱き込ん
で天面および底面に至る一対の電極と、該絶縁基板の天
面でこれら両電極間を連結する抵抗体とを備え、プリン
ト配線板に面実装されるチップ抵抗において、上記絶縁
基板の底面の略中央部に凹所を設け、該凹所の相対向す
る内壁面にそれぞれ上記一対の電極を延設したことを特
徴とするチップ抵抗。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13534089U JPH062243Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | チツプ抵抗 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13534089U JPH062243Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | チツプ抵抗 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0375503U JPH0375503U (ja) | 1991-07-29 |
JPH062243Y2 true JPH062243Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31682613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13534089U Expired - Lifetime JPH062243Y2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | チツプ抵抗 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062243Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP13534089U patent/JPH062243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0375503U (ja) | 1991-07-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |