JPH0622423B2 - クッション蹄鉄 - Google Patents
クッション蹄鉄Info
- Publication number
- JPH0622423B2 JPH0622423B2 JP14068190A JP14068190A JPH0622423B2 JP H0622423 B2 JPH0622423 B2 JP H0622423B2 JP 14068190 A JP14068190 A JP 14068190A JP 14068190 A JP14068190 A JP 14068190A JP H0622423 B2 JPH0622423 B2 JP H0622423B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushioning material
- main body
- horseshoe
- hoof
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、競争及び調教用等の軽合金蹄鉄にお
いて、クッション機能を持たせたものに関する。
いて、クッション機能を持たせたものに関する。
[従来の技術] 従来、この種のクッション蹄鉄としては、例えば特公昭
58−11973号公報に示すものがある。この蹄鉄に
おいては、蹄取付面及び接地面又はそれらのうちいずれ
か一方の面に緩衝材が埋設され、着地時に生ずる衝撃を
緩和して蹄や脚の関節等を保護するようにしている。
58−11973号公報に示すものがある。この蹄鉄に
おいては、蹄取付面及び接地面又はそれらのうちいずれ
か一方の面に緩衝材が埋設され、着地時に生ずる衝撃を
緩和して蹄や脚の関節等を保護するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] このような蹄鉄において、接地面側にある緩衝材はクッ
ション機能を果たすために接地面から若干突出させる必
要があるが、頻繁に使用すると緩衝材が摩耗して接地面
と面一となり、クッション機能を果たすことができなく
なるおそれがあった。又、蹄取付面側にある緩衝材は直
接蹄に密着しているので、腐敗し易く、蹄に悪影響を及
ぼすとともに、クッション機能を果たすことができなく
なるおそれがあった。さらに、各釘孔が緩衝材を貫通し
ているので、走行時に緩衝材の弾性が釘の蹄付力を弱め
るように働き、釘が緩むおそれがあった。
ション機能を果たすために接地面から若干突出させる必
要があるが、頻繁に使用すると緩衝材が摩耗して接地面
と面一となり、クッション機能を果たすことができなく
なるおそれがあった。又、蹄取付面側にある緩衝材は直
接蹄に密着しているので、腐敗し易く、蹄に悪影響を及
ぼすとともに、クッション機能を果たすことができなく
なるおそれがあった。さらに、各釘孔が緩衝材を貫通し
ているので、走行時に緩衝材の弾性が釘の蹄付力を弱め
るように働き、釘が緩むおそれがあった。
本発明は緩衝材の埋設構造に改良を加えることにより、
クッション機能を長期に渡り維持するとともに、走行時
における釘の緩みを少なくすることを目的としている。
クッション機能を長期に渡り維持するとともに、走行時
における釘の緩みを少なくすることを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本発明に係るクッション蹄鉄は、後記す
る実施例の図面に示すように、蹄取付面1aと接地面1
bと内外両側面1c,1dとを有する馬蹄形本体1にあ
って、その内外両側面1c,1dのうち少なくとも一方
の面に開放される凹部9を形成し、この凹部9内に緩衝
材10を埋設するとともに、この緩衝材10を避けて本
体1に釘孔7を形成したものである。
る実施例の図面に示すように、蹄取付面1aと接地面1
bと内外両側面1c,1dとを有する馬蹄形本体1にあ
って、その内外両側面1c,1dのうち少なくとも一方
の面に開放される凹部9を形成し、この凹部9内に緩衝
材10を埋設するとともに、この緩衝材10を避けて本
体1に釘孔7を形成したものである。
[作用] このように構成した蹄鉄は、蹄11に装着したとき、緩
衝材10が地面や蹄11に直接接触しない。又、釘が緩
衝材10を貫通せず、緩衝材10の弾性による悪影響を
受けない。
衝材10が地面や蹄11に直接接触しない。又、釘が緩
衝材10を貫通せず、緩衝材10の弾性による悪影響を
受けない。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に従って説明
する。
する。
馬蹄形をなすようにほぼU状に湾曲する本体1は軽合金
製であって、蹄取付面1aと接地面1bと内外両側面1
c,1dとを有する。その頭部2の接地面1b側には接
地鋼片3が本体1の長手方向に沿って嵌着されて若干突
出している。
製であって、蹄取付面1aと接地面1bと内外両側面1
c,1dとを有する。その頭部2の接地面1b側には接
地鋼片3が本体1の長手方向に沿って嵌着されて若干突
出している。
本体1の頭部2には蹄取付面1a側へ突出する蹄鉄ずれ
防止用の鉄唇4が形成されている。
防止用の鉄唇4が形成されている。
本体1の両側部5の接地面1b側には長溝6が本体1の
長手方向に沿って形成されているとともに、この長溝9
内において複数の釘孔7が並設されている。
長手方向に沿って形成されているとともに、この長溝9
内において複数の釘孔7が並設されている。
特に、本体1の内外両側面1c,1dのうち、着地時に
最も衝撃力がかかる外側面1dには本体1の頭部2、両
側部5及び両尾部8に渡り長溝状の凹部9が同外側面1
dに開放されるように形成され、この凹部9内にはゴム
等からなる緩衝材10が埋設されている。前記釘孔7は
この緩衝材10を避けて本体1の接地面1b側と蹄取付
面1a側とに貫設されている。
最も衝撃力がかかる外側面1dには本体1の頭部2、両
側部5及び両尾部8に渡り長溝状の凹部9が同外側面1
dに開放されるように形成され、この凹部9内にはゴム
等からなる緩衝材10が埋設されている。前記釘孔7は
この緩衝材10を避けて本体1の接地面1b側と蹄取付
面1a側とに貫設されている。
このように構成された蹄鉄は、第3図に示すように蹄1
1に対し装着される。この装着状態で、緩衝材10は本
体1の外側面1dに露出しているので、蹄11や地面に
対し直接接触することはなくなる。
1に対し装着される。この装着状態で、緩衝材10は本
体1の外側面1dに露出しているので、蹄11や地面に
対し直接接触することはなくなる。
このような蹄鉄を利用して走行すると、緩衝材10が着
地時における衝撃を緩和し、蹄11や脚の関節等を保護
する。
地時における衝撃を緩和し、蹄11や脚の関節等を保護
する。
特に本実施例においては、緩衝材10が地面に直接接触
しないので、頻繁に使用しても緩衝材10が摩耗しにく
くなり、クッション機能を長期に渡って維持することが
できる。又、緩衝材10が蹄11に直接接触していない
ので、緩衝材10が腐敗しにくくなり、蹄11に悪影響
を及ぼすことがなくなるとともに、クッション機能も長
期に渡り維持することができる。さらに、釘孔7が緩衝
材10を貫通していないので、釘が緩衝材10の弾性に
よる悪影響を受けず、釘の締付力を維持でき、走行時に
釘が緩むこともなくなる。
しないので、頻繁に使用しても緩衝材10が摩耗しにく
くなり、クッション機能を長期に渡って維持することが
できる。又、緩衝材10が蹄11に直接接触していない
ので、緩衝材10が腐敗しにくくなり、蹄11に悪影響
を及ぼすことがなくなるとともに、クッション機能も長
期に渡り維持することができる。さらに、釘孔7が緩衝
材10を貫通していないので、釘が緩衝材10の弾性に
よる悪影響を受けず、釘の締付力を維持でき、走行時に
釘が緩むこともなくなる。
第4図に示す他の実施例は本体1の両側部5及び両尾部
8のみに凹部9及び緩衝材10を設けたものである。な
お、凹部9及び緩衝材10を本体1の内側面1cのみに
設けたり内外両側面1c,1dに設けたり、本体1の長
手方向に沿って複数並設したりしてもよい。
8のみに凹部9及び緩衝材10を設けたものである。な
お、凹部9及び緩衝材10を本体1の内側面1cのみに
設けたり内外両側面1c,1dに設けたり、本体1の長
手方向に沿って複数並設したりしてもよい。
発明の効果 本発明の蹄鉄によれば、頻繁に使用しても、緩衝材10
の摩耗や腐敗が少なくなり、クッション機能を長期に渡
り維持することができるとともに、走行時に釘が緩みに
くくなる。
の摩耗や腐敗が少なくなり、クッション機能を長期に渡
り維持することができるとともに、走行時に釘が緩みに
くくなる。
第1図は本発明の一実施例に係るクッション蹄鉄の接地
面側を示す平面図、第2図は第1図のX−X線拡大断面
図、第3図はクッション蹄鉄を蹄に装着した状態を示す
側面図、第4図は他の実施例に係るクッション蹄鉄を示
す平面図である。 1……本体、7……釘孔、9……凹部、10……緩衝
材。
面側を示す平面図、第2図は第1図のX−X線拡大断面
図、第3図はクッション蹄鉄を蹄に装着した状態を示す
側面図、第4図は他の実施例に係るクッション蹄鉄を示
す平面図である。 1……本体、7……釘孔、9……凹部、10……緩衝
材。
Claims (1)
- 【請求項1】蹄取付面(1a)と接地面(1b)と内外
両側面(1c)(1d)とを有する馬蹄形本体(1)に
あって、その内外両側面(1c)(1d)のうち少なく
とも一方の面に開放される凹部(9)を形成し、この凹
部(9)内に緩衝材(10)を埋設するとともに、この
緩衝材(10)を避けて本体(1)に釘孔(7)を形成
したことを特徴とするクッション蹄鉄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14068190A JPH0622423B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | クッション蹄鉄 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14068190A JPH0622423B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | クッション蹄鉄 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0436135A JPH0436135A (ja) | 1992-02-06 |
JPH0622423B2 true JPH0622423B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=15274284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14068190A Expired - Fee Related JPH0622423B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | クッション蹄鉄 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622423B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7624811B2 (en) * | 2006-01-26 | 2009-12-01 | Coloumbe Robert W | Horseshoe crease structure for improved traction and locking attachment nails |
JP4547464B1 (ja) * | 2010-03-17 | 2010-09-22 | 勝之 山口 | 蹄鉄 |
DE102016106366B4 (de) | 2016-04-07 | 2017-12-07 | Schott Ag | Linsenkappe für ein TO-Gehäuse |
WO2018016009A1 (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | タイワ工業 株式会社 | 蹄鉄 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP14068190A patent/JPH0622423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0436135A (ja) | 1992-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |