JPH06223674A - トリガースイッチ - Google Patents

トリガースイッチ

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JPH06223674A
JPH06223674A JP2960993A JP2960993A JPH06223674A JP H06223674 A JPH06223674 A JP H06223674A JP 2960993 A JP2960993 A JP 2960993A JP 2960993 A JP2960993 A JP 2960993A JP H06223674 A JPH06223674 A JP H06223674A
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JP
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movable contact
fulcrum
movable
brake
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Application number
JP2960993A
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English (en)
Inventor
Masayuki Sasano
正之 笹野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な部材を追加することなく、ブレーキ機
能を付加することができるトリガースイッチを提供する
ことである。 【構成】 スイッチ本体1内の操作軸挿入部2の側面部
に、ブレーキ接点3、支点接点4および固定接点6を配
置し、操作軸8に可動接点17を揺動可能に設け、前記
操作軸挿入部2に操作軸8を移動可能に挿入して可動接
点17によりブレーキ接点3と支点接点4を短絡させて
モーター35にブレーキ機能を働かせ、可動接点17に
より支点接点4と固定接点6を短絡させてモーター35
を電源28に直結するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動工具等のスイッチ
として使用されるトリガースイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトリガースイッチを図8
および図9に示す。このトリガースイッチにあっては、
操作軸40は操作方向Fに摺動可能な状態でスイッチ本
体41に取り付けられており、支点接点42、43はそ
れぞれFPからL2、L3の距離をおいて操作方向Fと
垂直に配置され、支点接点42、43の操作方向F前方
に固定接点44、45が配置されている。
【0003】可動接点46はその凹部46a、46bが
支点接点42の突起42a、42bと嵌合するように取
り付けられており、支点接点42の支点42cを中心に
して回転自由な状態で保持されている。
【0004】摺動子47は接圧ばね48を介して上下運
動可能な状態で可動接点46上を摺動するように操作軸
40に取り付けられており、この摺動子47は操作軸4
0に同期して動く。操作軸40には復帰用として復帰ば
ね48aが取り付けられている。
【0005】もう一組の可動接点49、摺動子50、接
圧ばね51も同様に操作軸40に取り付けられている。
スイッチ本体にはモーター接点52a、52bが配置さ
れ、FP状態においてこの両接点を短絡するように短絡
接点53が接圧ばね54を介して操作軸40の凹部40
aに取り付けられている。
【0006】また、図10に回路図、図11(a)、
(b)、(c)、(d)にスイッチ接点動作を示す。図
10において、切替接点55、56はモーター57の回
転方向を切り替える接点である。切替接点55および切
替接点56が切替固定接点57、58および切替固定接
点59、60を短絡している時、モーター57は正方向
回転を行う。
【0007】図11(a)はFP状態で、短絡接点53
によりモーター接点52a、52bが短絡されてモータ
ー57にはブレーキ機能が働いている。前記操作軸40
を操作方向Fに引くことにより摺動子47が可動接点4
6上を摺動し、FPから距離L1押し込んだ位置で短絡
接点53はモーター接点52a、52bから離れ、ブレ
ーキ機能はオフとなる(図11(b))。
【0008】さらに、距離L2の位置で摺動子47が支
点接点42の支点42cを越えると可動接点46は支点
接点42を中心に反転動作を行い、支点接点42と固定
接点44を短絡する。これによって、電源61、切替接
点55、モーター57、切替接点56、制御素子62、
切替固定接点63、可動接点46、支点接点42が接続
され、制御素子62の発信信号によりモーター57は変
速回転を始める。
【0009】さらに、距離L3の位置で可動接点49は
支点接点43を中心に反転動作を行い、可動接点49は
支点接点43と固定接点45を短絡する(図11(c)
参照)。これにより、電源61、切替接点55、モータ
ー57、切替接点56、固定接点64、可動接点49、
支点接点43が接続されてモーター57は電源61に直
結される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトリガース
イッチにあっては、バッティング方式の接点を採用して
おり、その支点を中心に可動接点46、49が反転動作
するだけであった。このため、反転するタイミングが支
点位置によって決まってしまい、ブレーキ機能、変速機
能を付加しようとした場合、余分な部材、特にブレーキ
機能を持たせるのに、モーター接点52a、52bと短
絡接点53および接圧ばね54から成るブレーキスイッ
チを別構成で必要としていたし、また、組立性に関して
も、従来の接点構造では可動接点46、49と操作軸4
0との嵌合がないために、接圧ばね48、51の復帰力
によりばらばらになるという不具合があり、これを防止
するために粘性の高いグリスを塗布するか、専用の治具
を用いて取り付けを行わなければならないという問題点
があった。
【0011】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、特別
な部材を追加することなく、ブレーキ機能を付加するこ
とができるトリガースイッチを提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的とするところ
は、可動接点の反転するタイミングを任意に調整するこ
とができるトリガースイッチを提供することにある。
【0013】また、本発明の第3の目的とするところ
は、特別な部材を追加することなく、変速機能を付加す
ることができるトリガースイッチを提供することにあ
る。
【0014】また、本発明の第4の目的とするところ
は、従来の接点構造のように、可動接点と操作軸との嵌
合がなく、接圧ばねの復帰力によりばらばらになるため
に粘性の高いグリスを塗布するか、専用の治具を用いて
取り付けを行わなければならないという不具合を解消す
ることができるトリガースイッチを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明は、スイッチ本体内の操作軸挿入部
の側面部に、ブレーキ接点、支点接点および固定接点を
配置し、操作軸に可動接点を揺動可能に設け、前記操作
軸挿入部に操作軸を移動可能に挿入して可動接点により
ブレーキ接点と支点接点を短絡させてモーターにブレー
キ機能を働かせ、可動接点により支点接点と固定接点を
短絡させてモーターを電源に直結するようにしたことを
特徴とする。
【0016】また、第2の目的を達成するために、本発
明は、請求項1記載のトリガースイッチにおいて、支点
接点の可動接点との摺接部を平坦面にした。
【0017】また、第3の目的を達成するために、本発
明は、請求項2記載のトリガースイッチにおいて、スイ
ッチ本体内の操作軸挿入部の側面部に、ブレーキ接点、
支点接点および固定接点の他に可動接点により支点接点
との短絡によりモーターの変速回転を可能にする固定接
点を設けた。
【0018】また、第4の目的を達成するために、本発
明は、操作軸の可動接点収容部の圧接ばね挿入凹部に圧
接ばねを挿入し、摺動子を、可動接点収容部の凸部間の
挿入凹部に挿入して、摺動子の圧接ばね挿入凹部に圧接
ばねを挿入し、可動接点を可動接点収容部内に挿入し、
この可動接点で摺動子を押さえて、この可動接点を移動
させて、この可動接点を摺動子の可動接点受け部に挿入
し摺動子の押さえを解除して圧接ばねで可動接点を押し
上げ、前記可動接点の凸部を、可動接点収容部の凸部に
内側から当てて、この可動接点を保持したことを特徴と
する。
【0019】
【作用】請求項1の構成により、特別な部材を追加する
ことなく、ブレーキ機能を付加することができる。すな
わち、ブレーキスイッチを、従来のように、モーター接
点と短絡接点および接圧ばねから構成し、別構成で具備
する必要がなくなり、構成が簡単になり、コストを安く
することができる。
【0020】請求項2の構成により、操作軸を操作方向
Fに押し込むと可動接点は操作軸の動きに追従して支点
接点の平坦部を摺動し、支点接点の平坦部を越えたとこ
ろで可動接点は反転動作するが、支点接点の平坦部によ
り可動接点は水平状態を保つことにより、可動接点はブ
レーキ接点を離れ、ブレーキ機能はオフとなるし、さら
に、前記操作軸を押し込むと、可動接点は水平状態を保
ったまま移動し、支点接点の平坦部を越えたところで可
動接点は再び反転動作を行い、支点接点と固定接点を短
絡する。このように、支点接点の可動接点との摺接部を
平坦面にすることにより、可動接点を水平状態に保ち、
可動接点の反転するタイミングを任意に調整することが
できる。
【0021】請求項3の構成により、特別な部材を追加
することなく、変速機能を付加することができる。
【0022】請求項4の構成により、可動接点を可動接
点収容部内に挿入し移動させることにより、この可動接
点を操作軸に組み込むことができるので、組立性がよく
なる。
【0023】したがって、従来の接点構造のように、可
動接点と操作軸との嵌合がなく、接圧ばねの復帰力によ
りばらばらになるために粘性の高いグリスを塗布する
か、専用の治具を用いて取り付けを行わなければならな
いという不具合を解消することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係わるトリガースイッチの一部
破断した側面図、図2は図1A−A線に沿う断面図、図
3はスイッチ接点部の分解斜視図、図4(a)は可動接
点組立てにおける接圧ばねおよび摺動子組立ての斜視
図、図4(b)は可動接点組立てにおける可動接点挿入
の斜視図、図4(c)は可動接点組立てにおける可動接
点移動の斜視図、図4(d)は可動接点組立て完了の斜
視図、図5は本発明に係わるトリガースイッチのスイッ
チ回路図である。
【0025】図面中1はスイッチ本体であり、このスイ
ッチ本体1内には操作軸挿入部2が形成してあり、この
操作軸挿入部2の側面部には、この操作軸挿入部2の前
側(図2において右側)から奥(左方)に向かってブレ
ーキ接点(固定接点)3、支点接点(固定接点)4、第
1の固定接点5および第2の固定接点6がこの順序に配
置してある。そして、前記支点接点4は、その端部に平
坦部4aを有しており、第1の固定接点5は、その後部
に傾斜部5aを有している。
【0026】前記操作軸挿入部2には、トリガー7の操
作軸8が挿入してある。この操作軸8には図3に示すよ
うに可動接点収容部9が形成してあり、この可動接点収
容部9の左側面部(図3において下側)は開放されてお
り、可動接点収容部9の右面部(図3において上側)9
aのほぼ中央部には接圧ばね挿入凹部10が形成してあ
り、また、可動接点収容部9の上、下面部9b、9cの
ほぼ中央部には凸部11a、11b、11c、11dが
突設してあり、凸部11a、11b間および凸部11
c、11d間にそれぞれ挿入凹部20a、20bが形成
してある。さらに、操作軸8の後端部には復帰ばね受け
部12が形成してある。
【0027】13は摺動子であり、この摺動子13はプ
レート状であり、摺動子13の右部には接圧ばね挿入凹
部14が、また、左部には可動接点受け部15がそれぞ
れ形成してあり、この可動接点受け部15の上下には凸
部16a、16bが形成してある。
【0028】前記可動接点17はプレート状であり、こ
れの前後には第1、第2の接点部17a、17bが形成
してあり、また、可動接点17の前部の上下には凸部1
8a、18b、18c、18dが突設してあり、凸部1
8a、18b間および凸部18c、18d間にそれぞれ
嵌合凹部19a、19bが形成してある。
【0029】前記操作軸8への可動接点17の組立ては
図4(a)、(b)、(c)、(d)に示すように行わ
れる。
【0030】すなわち、前記操作軸8を回転して可動接
点収容部9の開放部を上方に位置させ、前記接圧ばね挿
入凹部10に接圧ばね21を挿入し、前記摺動子13の
上、下縁部を、凸部11a、11b間および凸部11
c、11d間の挿入凹部20a、20bに挿入して、摺
動子13の接圧ばね挿入凹部14に接圧ばね21を挿入
する(図4(a)参照)。
【0031】次に、前記可動接点17を可動接点収容部
9内に挿入し、この可動接点17で摺動子13を押さえ
(図4(b)参照)、この可動接点17を矢印方向に移
動させて、嵌合凹部19a、19b内に摺動子13の凸
部16a、16bを嵌合し、可動接点17を可動接点受
け部15に挿入する(図4(c)参照)。
【0032】次に、可動接点17の押さえを解除して接
圧ばね21で摺動子13を押し上げ、前記可動接点17
の凸部18a、18b、18c、18dを、可動接点収
容部9の左、右縁部の凸部11a、11b、11c、1
1dに下から当てて、この可動接点17を保持する(図
4(d)参照)。
【0033】上記のように可動接点17を組付けた操作
軸8は、これの復帰ばね受け部12と操作軸挿入部2の
端面との間に復帰ばね22を介在させて操作軸挿入部2
に挿入されている。
【0034】なお、23は制御回路、24は制御素子、
25はブラシ、26はヒートシング、27は切替レバー
である。
【0035】そして、図5に示すように前記ブレーキ接
点3は電源28の陽極側に接続してあり、第1の固定接
点5は制御素子24と直列に電源28の陰極側に接続し
てあり、第2の固定接点6は電源28の陰極側に接続し
てある。また、前記可動接点17はフライホイールダイ
オード29と直列に電源28の陽極側に接続してある。
【0036】モーター回路30の第1、第4の切替固定
接点31、34は並列に電源28の陽極側に接続してあ
り、第2、第3の切替固定接点32、33は前記可動接
点17に並列して接続してあり、モーター35の切替固
定接点36、37に接続された切替接点38、39は連
動して前記切替レバー27により切替作動されるように
なっている。
【0037】次に、上記のように構成されたトリガース
イッチの作動を図6(a),(b)、(c)、(d)、
(e)、(f)、(g)を参照して説明する。
【0038】前記切替接点38が第1の切替固定接点3
1に接し、切替接点39が第3の切替固定接点33に接
して切替固定接点36が第1の切替固定接点31に、切
替固定接点37が第3の切替固定接点33にそれぞれ短
絡し、可動接点17が第1、第2の固定接点5、6のい
づれかに接続している時、前記モーター35は正方向回
転を行い、前記切替接点38が第2の切替固定接点32
に接し、切替接点39が第4の切替固定接点34に接し
て切替固定接点36が第2の切替固定接点32に、切替
固定接点37が第4の切替固定接点34にそれぞれ短絡
している時、前記モーター35は逆方向回転を行う。
【0039】図6(a)はFP状態であり、可動接点1
7はブレーキ接点3と支点接点4を短絡させており、前
記モーター35にはブレーキ機能が働いている。
【0040】この状態から操作軸8を操作方向Fに距離
L1押し込むと可動接点17は操作軸8の動きに追従し
て支点接点4の平坦部4aを摺動し(図6(b)参
照)、前記摺動子13の可動接点受け部15が支点接点
4の平坦部4aを越えたところで可動接点17は反転動
作するが、支点接点4の平坦部4aにより可動接点17
は水平状態を保つ(図6(c)参照)。これにより、可
動接点17はブレーキ接点3を離れ、ブレーキ機能はオ
フとなる。
【0041】さらに、前記操作軸8を押し込むと、可動
接点17は距離L2間で水平状態を保ったまま移動し
(図6(c)参照)、支点接点4の平坦部4aを越えた
ところで可動接点17は再び反転動作を行い(図6
(d)参照)、支点接点4と第1の固定接点5を短絡す
る。これによって、電源28、切替接点38、モーター
35、切替接点39、支点接点4、可動接点17、第1
の固定接点5、制御素子24と接続され、制御素子24
の発信信号によりモーター35は変速回転を始める。
【0042】さらに、前記操作軸8を押し込むと可動接
点17の第2の接点部17bは第2の固定接点6の面を
摺動し、距離L3の位置で可動接点17は支点接点4と
第2の固定接点6を短絡する。これにより、モーター3
5は電源28に直結される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スイッ
チ本体内の操作軸挿入部の側面部に、ブレーキ接点、支
点接点および固定接点を配置し、操作軸に可動接点を揺
動可能に設け、前記操作軸挿入部に操作軸を移動可能に
挿入して可動接点によりブレーキ接点と支点接点を短絡
させてモーターにブレーキ機能を働かせ、可動接点によ
り支点接点と固定接点を短絡させてモーターを電源に直
結するようにしたから、特別な部材を追加することな
く、ブレーキ機能を付加することができる。すなわち、
ブレーキスイッチを、従来のように、モーター接点と短
絡接点および接圧ばねから構成し、別構成で具備する必
要がなくなり、構成が簡単になり、コストを安くするこ
とができる。
【0044】また、本発明は、請求項1記載のトリガー
スイッチにおいて、支点接点の可動接点との摺接部を平
坦面にしたから、操作軸を操作方向Fに押し込むと可動
接点は操作軸の動きに追従して支点接点の平坦部を摺動
し、支点接点の平坦部を越えたところで可動接点は反転
動作するが、支点接点の平坦部により可動接点は水平状
態を保つことにより、可動接点はブレーキ接点を離れ、
ブレーキ機能はオフとなるし、さらに、前記操作軸を押
し込むと、可動接点は水平状態を保ったまま移動し、支
点接点の平坦部を越えたところで可動接点は再び反転動
作を行い、支点接点と固定接点をを短絡する。
【0045】このように、支点接点の可動接点との摺接
部を平坦面にすることにより、可動接点を水平状態に保
ち、可動接点の反転するタイミングを任意に調整するこ
とができる。
【0046】また、本発明は、請求項1または請求項2
記載のトリガースイッチにおいて、スイッチ本体内の操
作軸挿入部の側面部に、ブレーキ接点、支点接点および
固定接点の他に可動接点により支点接点との短絡により
モーターの変速回転を可能にする固定接点を設けたか
ら、特別な部材を追加することなく、変速機能を付加す
ることができる。
【0047】また、本発明は、操作軸の可動接点収容部
の接圧ばね挿入凹部に接圧ばねを挿入し、摺動子を、可
動接点収容部の凸部間の挿入凹部に挿入して、摺動子の
接圧ばね挿入凹部に接圧ばねを挿入し、可動接点を可動
接点収容部内に挿入し、この可動接点で摺動子を押さえ
て、この可動接点を移動させて、この可動接点を摺動子
の可動接点受け部に挿入し摺動子の押さえを解除して接
圧ばねで可動接点を押し上げ、前記可動接点の凸部を、
可動接点収容部の凸部に内側から当てて、この可動接点
を保持したから、可動接点を可動接点収容部内に挿入し
移動させることにより、この可動接点を操作軸に組み込
むことができるので、組立性がよくなる。
【0048】したがって、従来の接点構造のように、可
動接点と操作軸との嵌合がなく、接圧ばねの復帰力によ
りばらばらになるために粘性の高いグリスを塗布する
か、専用の治具を用いて取り付けを行わなければならな
いという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるトリガースイッチの一部破断し
た側面図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】スイッチ接点部の分解斜視図である。
【図4】(a)可動接点組立てにおける接圧ばねおよび
摺動子組立ての斜視図である。 (b)可動接点組立てにおける可動接点挿入の斜視図で
ある。 (c)可動接点組立てにおける可動接点移動の斜視図で
ある。 (d)可動接点組立て完了の斜視図である。
【図5】本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ回
路図である。
【図6】(a)本発明に係わるトリガースイッチのスイ
ッチ接点動作におけるブレーキ状態の初期の説明図であ
る。 (b)本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ接点
動作におけるブレーキ状態の後期の説明図である。 (c)本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ接点
動作における可動接点の支点接点による水平保持状態の
説明図である。 (d)本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ接点
動作における可動接点による支点接点と第1の固定接点
との短絡状態の初期の説明図である。 (e)本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ接点
動作における可動接点による支点接点と第1の固定接点
との短絡状態の後期の説明図である。 (f)本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ接点
動作における可動接点による支点接点と第2の固定接点
との短絡状態の初期の説明図である。 (g)本発明に係わるトリガースイッチのスイッチ接点
動作における可動接点による支点接点と第2の固定接点
との短絡状態の後期の説明図である。
【図7】ストローク特性図である。
【図8】従来のトリガースイッチの一部破断した側面図
である。
【図9】同トリガースイッチのスイッチ接点部の分解斜
視図である。
【図10】同トリガースイッチのスイッチ回路図であ
る。
【図11】(a)従来のトリガースイッチのスイッチ接
点動作におけるブレーキ状態の説明図である。 (b)従来のトリガースイッチのスイッチ接点動作にお
けるブレーキオフ状態の説明図である。 (c)従来のトリガースイッチのスイッチ接点動作にお
ける可動接点による支点接点と固定接点との短絡状態の
説明図である。 (d)従来のトリガースイッチのスイッチ接点動作にお
ける可動接点による支点接点と固定接点との短絡状態の
後期の説明図である。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 2 操作軸挿入部 3 ブレーキ接点 4 支点接点 5 第1の固定接点 6 第2の固定接点 17 可動接点 28 電源 35 モーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体内の操作軸挿入部の側面部
    に、ブレーキ接点、支点接点および固定接点を配置し、
    操作軸に可動接点を揺動可能に設け、前記操作軸挿入部
    に操作軸を移動可能に挿入して可動接点によりブレーキ
    接点と支点接点を短絡させてモーターにブレーキ機能を
    働かせ、可動接点により支点接点と固定接点を短絡させ
    てモーターを電源に直結するようにしたことを特徴とす
    るトリガースイッチ。
  2. 【請求項2】 支点接点の可動接点との摺接部を平坦面
    にした請求項1記載のトリガースイッチ。
  3. 【請求項3】 スイッチ本体内の操作軸挿入部の側面部
    に、ブレーキ接点、支点接点および固定接点の他に可動
    接点により支点接点との短絡によりモーターの変速回転
    を可能にする固定接点を設けた請求項1または請求項2
    記載のトリガースイッチ。
  4. 【請求項4】 操作軸の可動接点収容部の圧接ばね挿入
    凹部に圧接ばねを挿入し、摺動子を、可動接点収容部の
    凸部間の挿入凹部に挿入して、摺動子の圧接ばね挿入凹
    部に圧接ばねを挿入し、可動接点を可動接点収容部内に
    挿入し、この可動接点で摺動子を押さえて、この可動接
    点を移動させて、この可動接点を摺動子の可動接点受け
    部に挿入し摺動子の押さえを解除して圧接ばねで可動接
    点を押し上げ、前記可動接点の凸部を、可動接点収容部
    の凸部に内側から当てて、この可動接点を保持したこと
    を特徴とするトリガースイッチ。
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