JPH0622319B2 - 遅延装置 - Google Patents

遅延装置

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JPH0622319B2
JPH0622319B2 JP59278418A JP27841884A JPH0622319B2 JP H0622319 B2 JPH0622319 B2 JP H0622319B2 JP 59278418 A JP59278418 A JP 59278418A JP 27841884 A JP27841884 A JP 27841884A JP H0622319 B2 JPH0622319 B2 JP H0622319B2
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英夫 青木
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はクロックパルス列の遅延装置に係り、特に複数
個の制御目標値パターンをプレプログラム制御方式によ
り制御するプロセス制御装置において、プレプログラム
データを出力するクロック周期よりも長い任意の時間だ
けクロック信号を遅延するのに使用するクロックパルス
列の遅延装置に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕 加速器のマグネット電源の制御装置のように複数台の被
制御装置の制御目標を同期して制御する必要のあるプロ
セス制御装置では、予め各被制御装置の制御目標値パタ
ーンを計算機により算出し、これを各記憶装置に転送し
ておき、プロセスの制御中はクロック信号に同期して記
憶装置より制御目標値を読み出して被制御装置を制御す
るプレプログラム制御方式がとられる。
ここでプレプログラム制御方式の制御装置のブロック線
図を第6図に示す。
図においては、1i(i=a,…,n)は例えばマグネ
ット電源のような被制御装置、2i(i=a,…,n)
は各被制御装置1i(i=a,…,n)にそれぞれ対応
して設けられ、その対応する被制御装置1iの制御目標
値パターンを記憶する記憶装置、3i(i=a,…,
n)は各記憶装置2i(i=a,…,n)に対応して設
けられ、対応記憶装置2iの書込み、読出し時のアドレ
スを指定するアドレスカウンタ、4はアドレスカウンタ
3i(i=a,…,n)にカウントアップのパルスを送
るためのクロックパルス発生器、5は制御目標値の計
算、及びデータバス6を介してアドレスカウンタ3i
(i=a,…,n)の設定、記憶装置2i(i=a,
…,n)への上記制御目標値の書込み等を行なうなど、
種々の制御を司る計算機である。
このような構成において前記被制御装置1i(i=a,
…,n)を運転する場合は、まず、制御目標値パターン
を計算機5で算出し、データバス6を介して、このデー
タをアドレスカウンター3i(i=a,…,n)のアド
レスを指定して記憶装置2i(i=a,…,n)に書込
む。
次に計算機5からアドレスカウンタ3i(i=a,…,
n)の初期値を設定し、クロックパルス発生器4にクロ
ックパルス列の発生を指示するSTART信号を入力する。
クロックパルス発生器4から送られるクロックパルス列
によるアドレスカウンタ3i(i=a,…,n)は定周
期でカウントアップされ、記憶装置2i(i=a,…,
n)に記憶されている制御目標値パターンを制御基準値
として被制御装置1i(i=a,…,n)に出力する。
運転を終了する場合は、クロックパルス発生器4にSTOP
信号を入力し、クロックパルス列の発生を停止する。
ところで、上述したようなプレプログラム制御方式のプ
ロセス制御装置では、例えば、加速器のマグネット電源
のように、各被制御装置1i(i=a,…,n)の負荷
が大きく異なる場合は、制御目標値パターンに対する実
際の制御量(例えばマグネットに流れる電流)の遅延時
間が各被制御装置1i(i=a,…,n)によって異な
る事態が生じる。
このため、各被制御装置1i(i=a,…,n)の同期
が激しく要求されるプロセス制御装置では、遅延時間の
補正が必要となる。すなわち、被制御装置1i(i=
a,…,n)の中で最も遅れ時間が大きい被制御装置の
実際の制御量に同期がとれるように他の被制御装置1i
の制御目標値パターンを遅延させる処理を行なう。
そのため、従来は、予めこの遅延時間を考慮して計算機
5で制御目標値パターンを算出し、記憶装置2i(i=
a,…,n)に転送して運転していた。しかし、この方
式では遅れ時間を補正をし直す場合、再度、被制御装置
1i(i=a,…,n)の制御目標値パターンを計算し
直し転送する必要があるため、運転効率が低下するとい
う問題があった。これを改善するために、第7図に示す
ように、クロックパルス発生器4とアドレスカウンタ3
i(i=a,…,n)を入れ、これで遅延時間の補正を
行なう方式も提案されている。
しかしながら、上述したような用途で使用するクロック
パルス列の遅延装置として、従来の遅延装置は不適当で
あった。それは次の理由による。
第8図に従来方式の遅延装置7i(i=a,…,n)の
入力パルスと出力パルスの関係を示す。
第8図(a)に示すように遅延装置7iの入力パルスをP
IN、出力パルスをPOUTとすると、従来方式の遅延装置
7iでは遅延時間TDに比べて入力するクロックパルス
列の間隔TPが小さい場合、第8図(b)に示すように、一
旦クロックパルスが入力パルスPINとして入力すると遅
延時間TDが経過してPOUTが出力されるまでの間、入力
パルスPINは無視されるが、或いは第8図(c)に示す
ようにクロックパルスが入力する毎に経過時間をカウン
トするカウンタがクリアされるために、入力パルス列の
最後のパルスが入力してから、遅延時間TD経過後にパ
ルスが出力されるかの何れかであった。
すなわち、前者ではクロックパルスを遅延時間TDだけ
遅らせるのではなく、TDの時間経過毎に1パルス発生
するように間引いてしまうことになり、また、後者では
クロックパルス発生が停止した時点よりはじめて動作し
てTD時間後に出力パルスPOUTを1つ出し、これで出力
を停止すると云った動作となり、これではプロセス制御
に用いることはできない。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであり、その
目的とするところは入力パルス列を所望の時間だけ遅延
させて出力することのできるようにした遅延装置を提供
することにある。
〔発明の概要〕
すなわち、上記目的を達成するため本発明は、基準クロ
ックパルスを発生して出力するとともにスタート指令を
受けてからストップ指令を受けるまでの間、この基準ク
ロックパルスを1/N(Nは整数)に分周した分周パル
スを出力するパルス発生手段と、このパルス発生手段よ
り出力される前記基準クロックパルスを1/Nに分周し
て出力パルスを発生する分周手段と、前記パルス発生手
段の出力する分周パルスを受けてアップカウントし、前
記分周手段の出力パルスを受けてダウンカウントするア
ップダウンカウンタと、このアップダウンカウンタのカ
ウント値が零に戻ったときリセット出力を発生するリセ
ット手段と、前記アップダウンカウンタのカウント値が
零ではないとき、前記基準クロックパルスをカウント
し、予め設定した所望のカウント値に達すると出力を発
生する遅延時間発生手段と、この遅延時間発生手段の出
力により前記分周手段を作動させるとともにリセット信
号により分周を停止させる分周制御手段とより構成した
ものである。そして、パルス発生手段より基準クロック
パルスを発生させて出力さると共に、また、このパルス
発生手段ではスタート指令を受けてからストップ指令を
受けるまでの間、前記基準クロックパルスを1/N(N
は整数)に分周した分周パルスを出力させるようにして
おり、また、最終出力はこのパルス発生手段より与えら
れる前記基準クロックパルスを1/Nに分周する分周手
段により得るようにする。また、前記基準クロックパル
スを遅延時間発生手段によりカウントして予め設定した
遅延時間を得るとともに、この遅延時間発生手段にて得
た遅延時間経過時に前記分周手段を作動させ、また、ア
ップダウンカウンタを前記パルス発生手段の分周パルス
出力にてアップカウントさせ、前記分周手段の出力パル
スにてダウンカウントさせることにより、遅延時間経過
期間中に発生したパルス発生手段の分周パルス出力のパ
ルス数を保持させ、ストップ指令を与えてパルス発生手
段より分周パルス出力を停止させた後は上記保持パルス
数分のパルスを分周手段より出力させてからこの分周手
段により基準クロックパルスの分周を停止させるように
して、前記出力パルスとしてパルス発生手段の分周パル
ス対応の出力パルスを所望の時間遅延させた後に出力さ
せることが出来るようにする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について第1図〜第5図を参照
して説明する。
第2図は本発明装置を用いて構成したプロセス制御装置
の一例を示すブロック図であり、図において1a,〜1
nは被制御装置、2a,〜2nは記憶装置、3a,〜3
nはアドレスカウンタ、5は計算機であり、これらは第
6図で説明したものと構成、作用とも同じである。
4Aはクロックパルス発生器、8a,〜8nは本発明に
よる遅延装置である。
クロックパルス発生器4Aは基準となるパルス列を発生
する基準クロック発生器9、この基準クロック発生器9
の出力パルス列を1/Nに分周して出力する1/Nディケイド
カウンタ10、外部から与えられるスタート信号START
でセットされ、外部から与えられるストップ信号STOPで
リセットされるフリップフロップ11、このフリップフ
ロップ11のセット時に前記1/Nディケイドカウンタ1
0の出力を通すANDゲート12より成り、ANDゲート12
を通して出力される1/Nディケードカウンタ10の1/N分
周パルスPcと基準クロック発生器9の出力するパルス
列PFを出力する構成としてある。
本発明の遅延装置8a,〜8nは第1図に示す如き構成
としてあり、上記クロックパルス発生器4Aの出力する
1/N分周パルスPCとパルス列PFにより動作して1/N分周
パルスPCを所望の遅延時間だけ遅延させた後に予定数
分、この1/N分周パルスPC(=P)を出力させること
ができるようにしたものである。
このように本発明の遅延装置8a,〜8nが従来の遅延
装置7a,〜7nと異なる点は、基準クロック発生器9
の出力を1/Nディケウドカウンタ10によって分周した
クロックパルス列PCに加えて基準クロック発生器9の
出力パルス列PFも使用している点にある。
Fの周波数は一般的に1MHzのオーダーであり、1/Nデ
ィケイドカウンタ10として1/104分周のディケイドカ
ウンタを使用すれば100Hzのプレプログラム制御用クロ
ックパルス列Pが得られる。
遅延装置8a,〜8nの詳細を第1図を参照して説明す
る。図において81はパルス列S5を1/N分周してパル
ス列PDとして出力する1/Nディケイドカウンタ82はパ
ルス信号S6でセットされ、パルス信号S3でリセット
されるフリップフロップ、83,84はANDゲート、8
5,86はORゲートである。87はイニシャライズ信
号INZをCLEAR端子に入力されることによりクリアされ、
クロックパルス発生器4Aの出力する1/N分周パルスPC
の端子UPへの入力でカウントアップすると共に1/Nデ
ィケイドカウンタ81の出力するパルス列PDの端子DOW
Nへの入力でカウントダウンするアップ・ダウンカウン
タ、88は前記ORゲート85を介して前記アップダウ
ンカウンタ87の出力を受け、そのネガティブエッジで
動作して、所定パルス幅のパルスを発生するワンショッ
トタイマ、89はイニシャライズ信号INZまたはワンシ
ョットタイマ88の出力をORゲート86を通すことに
より得られるパルス信号S6によりクリアされ、プリセ
ット値を保持するプリセットレジスタ90で設定する値
をプリセットされると共に該プリセット値分だけ入力パ
ルス列S2をカウントするパルス信号S3を出力するプ
リセットカウンタ、91は前記フリップフロップ82の
否定出力(セット時の出力)を反転して出力するNOT
ゲートである。
尚、前記ANDゲート84は前記ORゲート85の出力S
1と前記NOTゲート91の出力及びクロックパルス発生
器4Aの出力パルス列PFのAND論理をとって出力S2を
出し、プリセットカウンタ89に入力パルス列S2とし
て与えている。
次に上記構成の本装置の動作について説明する。本装置
においては基準クロック発生器9の発振により第3図に
示す如く、所定クロックレートのパルス列PFが発生
し、クロックパルス発生器4Aの出力として遅延装置8
a,〜8nに与えられる。
また、プロセス制御装置を起動させるべくスタート信号
STARTを与えるとクロックパルス発生器4Aのフリップ
フロップ11がセットされ、これによりANDゲート12
が開かれる。一方、基準クロック発生器9の発生するパ
ルス列Pが、1/Nディケイドカウンタ10に入力さ
れ、1/Nに分周されてANDゲート12に与えられているの
で、このANDゲート12が開かれたことにより、このAND
ゲート12を通って第3図に示す如く1/N分周パルスPC
がクロックパルス発生器4Aより出力され、遅延装置8
a,〜8nに与えられる。
遅延装置8a,〜8nではこれら与えられたPC,PF
うち、パルス列PFはANDゲート83,84に、また、1/
N分周パルスPCはアップダウンカウンタ87のアップカ
ウント入力端子UPに入力される。
ここで、遅延装置8a,〜8nではアップダウンカウン
タ87に1/N分周パルスPCを入力する前にイニシャ
ライズ信号INZを入力させてアップダウンカウンタ8
7、フリップフロップ82、プリセットカウンタ89、
1/Nディケイドカウンタ81をクリアしておくものとす
る。また、プリセットレジスタ90には分周比を考慮し
て M=(TD−TC)/TF …… (1) て定義される値Mを設定しておく。
ここで、TDは1/N分周パルス列PCが入力されてから出
力パルス列PD(1/Nディケイドカウンタ81の出力パル
スで遅延装置8a,〜8nの出力パルスとなる)が出力
されるまでの遅延時間、TCは1/N分周パルス列PCまた
は出力パルス列PDのパルス間隔、TFは基準クロックで
あるパルス列PFのパルス間隔である。
第3図に示すように遅延装置8a〜8nにクロックパル
ス発生器4Aからの1/N分周パルス列PCの最初のパルス
が入力するとアップヅンカウンタ87のカウント値は
“0”から“1”に変わり、その出力を受けたORゲー
ト85の出力S1も“1”に変わる。また、フリップフ
ロップ82はリセット状態で出力は“0”であり、こ
れを反転するNOTゲート91の出力は“1”となってAND
ゲート84は入力される基準クロックパルス列PFを通
すからこれを受けたプリセットカウンタ89は基準クロ
ック信号であるパルス列PFのカウントを開始する。プ
リセットカウンタ89は先のクリアによりその際にプリ
セットレジスタ90の設定値Mがプリセットされている
ので、この結果、プリセットカウンタ89のカウント値
がMに達すると該プリセットカウンタ89はフリップフ
ロップ82に対してパルスS3をセット入力として送
る。そのためフリップフロップ82はセットされてその
出力は“1”となり、これが信号S4としてANDゲー
ト83に与えられ、ANDゲート83が開かれる。従っ
て、ANDゲート83を通って1/Nディケイドカウンタ81
にパルス列PFが入力されるようになるのでこれ以後、1
/Nディケイドカウンタ81はPFをN個カウントする毎
に、すなわちTC経過する毎に出力パルスPDを発生す
る。
一方、アップダウンカウンタ87は1/N分周パルスPC
入力する毎にカウントアップし、出力パルスPが出力
される毎にカウントダウンを行なう。そのため、プロセ
ス制御を停止すべくストップ信号STOPをクロックパルス
発生器4Aに与えて1/N分周パルス列PCの出力を停止さ
せると、アップダウンカウンタ87はカウントダウンの
み行なう状態となる。
そしてアップダウンカウンタ87のカウント値が“0”
になるとORゲート85の出力は“0”となるので、そ
の出力の立下がりで動作するネガティブエッジワンショ
ットタイマ88はパルスを出力する。
このパルスはORゲート86を通って信号S6として出
力され、この信号S6によってフリップフロップ82が
リセットされるとともに、1/Nディケイドカウンタ8
1、プリセットカウンタ89もリセットされ、初期状態
に戻る。そして、このフリップフロップ82のリセット
によってその出力は“0”となるので、ANDゲート8
3は閉じ、従って、1/Nディケイドカウンタ81の出力
パルス列PDは止まる。
この結果、起動時にはパルス列PFを1/N分周したパルス
をプリセットカウンタ89のプリセット値で定まる時間
Dと1/N分周されたパルスのパルス幅を加えた分だけ遅
らせてから出力し、プロセス制御を停止するときにはそ
の停止指令を与えてから上記遅延時間を経るまでの間、
1/N分周したパルスを出力してその後、パルスの出力を
停止する。
また、プリセットカウンタ89を用いてパルス列PF
プリセット値までカウントすることにより目的遅延時間
を得ているので、入力するパルス列Pのパルス間隔に
対する複数倍の任意の遅延が可能であり、しかも、遅延
時間、出力パルス列の間隔をパルス列PFの時間精度で
設定できる。
そのため、この遅延装置8a,〜8nの出力パルスPD
をそれぞれ対応するアドレスカウンタ3a,〜3nに与
えてアドレスを進め、記憶装置2a,〜2nより制御目
標パターンを読み出して制御すれば、遅れ時間の最も大
きい被制御装置に合わせて確実な制御ができるようにな
る。
尚、上記実施例ではプリセットレジスタ90には目的と
する遅延時間を得るために(1)式で定義される値Mを設
定しているが、もっとわかり易い設定の仕方とするべく M′=TD/TF …… (2) で定義される値M′を設定することにより目的遅延時間
を得るようにすることも可能である。この場合の実施例
を第4図に、そして、その動作タイミングチャートを第
5図に示す。
第4図の構成はプリセットカウンタ89の出力S3をも
アップダウンカウンタ87のダウンカウントに用いるこ
とができるようにすべくORゲート92を介して該S3
をダウンカウント端子DOWNに与えるようにしたもので、
これにより、プリセットカウンタ89の出力するパルス
を出力パルス列の最初のパルスとすることができ、従っ
てプリセットカウンタ89の1/N分周パルス幅分TCの時
間遅れを考慮しないで済むようになるのでカウント値が
M′に達した時点から出力パルス列PDの出力を開始で
きる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、目的とする遅延
時間分遅らせて必要数のパルス列を出力でき、しかも該
パルス列の遅延時間は基準となるクロックパルス列を分
周回路出力により得られるパルス間隔に固定されず、プ
リセット値を変えるだけで任意の遅延が可能であり、遅
延時間、出力パルス列の間隔も基準クロックの時間精度
で設定できるため、結果として、複数台の被制御装置を
高い精度で同期制御することが可能となるなどの特徴を
有する遅延装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図装置を適用したプロセス制御装置の一例を示すブ
ロック図、第3図は第1図装置の作用を示すタイムチャ
ート、第4図は本発明の変形例を示すブロック図、第5
図はその作用を示すタイムチャート、第6図,第7図は
従来のプロセス制御装置の一例を示すブロック図、第8
図は従来の遅延装置を説明するための図である。 4A……クロックパルス発生器、8a,〜8n……遅延
装置、9……基準クロック発生器、10,81……1/N
ディケイドカウンタ、11,82……フリップフロッ
プ、12,83,84……ANDゲート、85,86,9
2……ORゲート、87……アップダウンカウンタ、8
8……ワンショットタイマ、89……プリセットカウン
タ、90……プリセットレジスタ、91……NOTゲー
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロックパルスを発生して出力すると
    ともにスタート指令を受けてからストップ指令を受ける
    までの間、この基準クロックパルスを1/N(Nは整
    数)に分周した分周パルスを出力するパルス発生手段
    と、 このパルス発生手段より出力される前記基準クロックパ
    ルスを1/Nに分周して出力パルスを発生する分周手段
    と、 前記パルス発生手段の出力する分周パルスを受けてアッ
    プカウントし、前記分周手段の出力パルスを受けてダウ
    ンカウントするアップダウンカウンタと、 このアップダウンカウンタのカウント値が零に戻ったと
    きリセット出力を発生するリセット手段と、 前記アップダウンカウンタのカウント値が零でないと
    き、前記基準クロックパルスをカウントし、予め設定し
    た所望のカウント値に達すると出力を発生する遅延時間
    発生手段と、 この遅延時間発生手段の出力により前記分周手段を作動
    させるとともにリセット信号により分周を停止させる分
    周制御手段とを具備してなる遅延装置。
JP59278418A 1984-12-25 1984-12-25 遅延装置 Expired - Lifetime JPH0622319B2 (ja)

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