JPH06222177A - コリウム防護用アセンブリ - Google Patents

コリウム防護用アセンブリ

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JPH06222177A
JPH06222177A JP5289695A JP28969593A JPH06222177A JP H06222177 A JPH06222177 A JP H06222177A JP 5289695 A JP5289695 A JP 5289695A JP 28969593 A JP28969593 A JP 28969593A JP H06222177 A JPH06222177 A JP H06222177A
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ハロルド・エドワード・タウンゼンド
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    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C9/00Emergency protection arrangements structurally associated with the reactor, e.g. safety valves provided with pressure equalisation devices
    • G21C9/016Core catchers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事故時に生じるコリウムから格納容器を防護
するためのアセンブリ32を提供する。 【構成】 炉心22を収容した圧力容器14の下方に配
置されかつ格納容器12の床16から上方に離隔して中
間に水溜め36を画成する支持格子板34と、かかる支
持格子板上に配置された保護ブロック42から成る、コ
リウム30に対して格納容器の床を防護するための複数
のブロック層40とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は原子炉に関するものであって、更
に詳しく言えば、事故に際して炉心から放出されたコリ
ウムに対して格納容器を防護するためのアセンブリに関
する。
【0002】
【発明の背景】沸騰水型原子炉(BWR)のごとき典型
的な原子炉は圧力容器内に収容された炉心を含んでお
り、また圧力容器は格納容器内に収容されている。炉心
内には、熱を発生するために役立つ多数の燃料棒が燃料
バンドルを成して配置されている。こうして生じた熱は
炉心を通って循環する水に伝達され、それによって(た
とえば)蒸気タービン発電機を駆動するための蒸気が発
生される。
【0003】炉心の反応度は、通例、圧力容器の底部か
ら鉛直方向に沿って上方に伸びる複数の制御棒によって
調節される。圧力容器の下方においては、炉心に対する
制御棒の選択的な挿入および引抜きを行うために役立つ
通常の制御棒駆動機構(CRD)が格納容器の下部ドラ
イウェル内に取付けられている。かかる下部ドライウェ
ルは、圧力容器を支持すると共に、運転停止時において
CRDの保守を行うためCRDの下方に配置された回転
可能なプラットホームを支持するためにも役立つ環状の
ペデスタルによって規定されている。このように、ペデ
スタルは圧力容器の大きな重量を支持しなければならな
いと共に、保守のための運転停止時においてCRDの適
正な取外しおよび据付けを行うためにCRD保守用プラ
ットホームを正確に支持しなければならないのである。
【0004】格納容器は、通例、事故の発生時に予想さ
れる高い圧力を内部に閉込めかつそれの結果として多量
の放射線が放出されるのを防止し得るように設計された
鋼製ライナを内側に有するコンクリート構造物である。
炉心が融解して(コリウムとして知られる)高温の溶融
炉心崩壊物を生じるような重大な事故が発生した場合に
は、格納容器およびペデスタルに顕著な損害を及ぼすこ
となしにコリウムを格納容器の内部に適宜に閉込めるこ
とが必要である。従来の設計に基づく下部ドライウェル
内においては、コリウムが格納容器の床のライナを破壊
するのを防止するために十分な厚さを有するコンクリー
ト製のスラブが格納容器の床上に直接に配置されてい
た。上記のごとき事故に際しては、圧力容器から放出さ
れたコリウムは熱の放散の結果として凝固するまでスラ
ブを浸食し続ける。それ故、スラブはコリウムが冷却す
るまでそれを閉込めるのに十分なだけの厚さを有してい
なければならない。しかしながら、かかる防護用のスラ
ブは格納容器の寸法を増大させ、それはまたプラントの
建設費を増加させる。
【0005】また、かかるスラブは格納容器の床のライ
ナ上に配置されているから、以後のライナの検査は(不
可能ではないにせよ)実行困難である。なぜなら、かか
る検査のためにはスラブを取除かなければならないから
である。更にまた、漏れ出た水を溜めておいて後から除
去するための適当な水溜めを設けることも必要である。
【0006】
【発明の概要】本発明に従えば、炉心を収容した圧力容
器の下方に配置されかつ格納容器の床から上方に離隔し
て中間に水溜めを画成する支持格子板と、かかる支持格
子板上に配置された保護ブロックから成りかつコリウム
に対して格納容器の床を防護するために役立つ複数のブ
ロック層とから構成されるようなコリウム防護用アセン
ブリが提供される。
【0007】本発明の好適な実施の態様並びに追加の目
的や利点は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説
明を読むことによって明確に理解されよう。
【0008】
【好適な実施の態様の説明】先ず図1を見ると、典型的
な原子炉プラント10が示されている。かかる原子炉プ
ラント10は、原子炉圧力容器14を内部に収容した格
納容器12を含んでいる。かかる格納容器12はコンク
リートシェル12bの内側に通常の鋼製ライナ12aを
有すると共に、床(またはべた基礎)16およびそれか
ら上方に伸びる環状の側壁18を成していて、それによ
り圧力容器14の下方に下部ドライウェル20を規定し
ている。
【0009】圧力容器14は、通常の燃料バンドル(図
示せず)を内部に収容した通常の炉心22を含んでい
る。圧力容器14は循環する冷却水24で部分的に満た
されている。かかる冷却水24は運転に際して炉心22
により加熱されるが、こうして発生した蒸気24aは圧
力容器14から適宜に排出されて、たとえば蒸気タービ
ン発電機を駆動するための動力源として使用される。炉
心22の反応度は通常のごとき複数の制御棒26によっ
て調節されるが、これらの制御棒26は対応する通常の
制御棒駆動機構(CRD)28によって選択的に炉心2
2内に挿入され、もしくは炉心22から引抜かれる。C
RD28は圧力容器14の下部鏡板を貫通して下部ドラ
イウェル20内にまで伸びている。
【0010】炉心22が過熱し、そしてウランを含む核
燃料が融解して液状溶融物(すなわち、コリウム)30
を生じるような重大な事故が発生した場合、かかるコリ
ウム30は圧力容器14の下部鏡板を融解して通過し、
そして図中に点線で示されているごとく下部ドライウェ
ル20の底に落下する。かかるコリウム30に対して格
納容器の床16を防護しかつコリウム30を格納容器1
0内に閉込めるため、本発明の実施の一態様に基づくコ
リウム防護用アセンブリ32が設置されている。かかる
アセンブリ32は、下部ドライウェル20内において圧
力容器14の下方に配置されると共に、格納容器の床1
6から上方に離隔して中間に水溜め36を画成する支持
格子板34を含んでいる。水溜め36の寸法は、遠隔操
作検査装置の使用または保守作業員による目視検査によ
って床16上のライナ12a(それの溶接部を含む)の
検査を可能にするよう適宜に設定することができる。
【0011】支持格子板34は、横方向に沿って互いに
離隔した複数のIビーム38上に簡単に取付けられてい
ればよい。支持格子板34上には横方向に沿って互いに
隣接した保護ブロック42から成る複数のブロック層4
0が配置されていて、それらの寸法および形状はコリウ
ム30に対して格納容器の床16を防護し得るように設
定されている。従来のごとき単一のコンクリート製スラ
ブを格納容器の床16上に直接に設置した場合と異な
り、支持格子板34上に配置されたブロック42はコリ
ウムに対するより有効な防護をもたらすばかりでなく、
全体的に見て単一のスラブよりも顕著に薄いので格納容
器の寸法の増加が少なくて済む。かかるブロック42
は、石灰岩または玄武岩骨材を含む通常のコンクリート
から製造することができる。あるいはまた、コリウム3
0から熱を吸収するのに十分なだけの熱容量を与えると
共に、冷却されて凝固するまでのコリウム30による浸
食を低減させるのに十分なだけのアブレーション特性を
与えるために適した金属、セラミックまたはそれらの組
合せから製造することもできる。
【0012】一層詳しく述べれば、炉心22からコリウ
ム30が放出された際に水溜め36を選択的に水で満た
してブロック42およびコリウム30を冷却するため、
弁44および導管46を含む注水手段が設けられてい
る。弁44は導管46によって水溜め36と水50を含
む通常のサプレッションプール48との間に連通状態で
配置されていて、圧力容器14からコリウム30が放出
された際に水50をサプレッションプール48から水溜
め36内に選択的に導いてブロック42を冷却するため
に役立つ。サプレッションプール48は格納容器12の
内部に配置されていると共に、ブロック層40よりも高
くかつ炉心22よりも部分的に高い位置に配置されてい
る。コリウム30が放出された場合、弁44は適宜に開
放されて水50をサプレッションプール48から水溜め
36内に流出させる。その結果、水は支持格子板34を
通って上昇してブロック42を冷却することになる。
【0013】次の図2および3に示されるごとく、各々
のブロック層40中において互いに隣接したブロック4
2の間には、ブロック層40を通して上から下または下
から上に向かう液体の流れを可能にするような(好まし
くは接合されずかつ充填されていない)継目52が規定
されている。たとえば、コリウム30の放出を伴わない
炉心22の定常運転時には、プラント10内の様々な配
管、弁、シールおよびその他の典型的な部品から水が漏
れ、そして重力の作用下で下部ドライウェル20の底に
落下することがある。こうして漏れ出た水はブロック4
2間の継目52を通って流れ、次いで支持格子板34を
通って下方に落下する。支持格子板34は横方向に沿っ
て互いに離隔した複数の開口54を有していて、それに
より漏れ出た水は下方に流れて水溜め36内に集められ
る。なお、水溜め36内に集められた水を除去するた
め、図1に示されるごとく、適当な導管58を介して通
常の排水ポンプ56を水溜め36と連通した状態で配置
することもできる。
【0014】また、炉心22からコリウム30が放出さ
れるような重大な事故に際しては、コリウム30自体が
継目52内に流れ込み、そして少なくとも一部のブロッ
ク層40を通って下方に流れ落ちる。上方のブロック層
を構成するブロック42はそれの下方のブロック層を構
成するブロック42の上に単に載っているだけであるか
ら、漏れ出た水またはコリウム30は複数のブロック層
40を通って下方に流れ落ちることになる。それに対
し、サプレッションプール48から水溜め36内に供給
された水50は支持格子板34および複数のブロック層
40の継目52を通って上昇し、そしてブロック42お
よびコリウム30を冷却する。その結果、コリウム30
は継目52内で凝固するから、ブロック層40を通って
コリウム30が下方に流れ落ちることは停止し、従って
コリウム30が格納容器の床16のライナ12aに到達
することは防止される。水溜め36内に放出された水5
0はコリウム30により加熱されたブロック42を冷却
して蒸気50aを発生するが、これは水溜め36から流
れ出て下部ドライウェル20内に入る。継目52の横方
向寸法または幅Sは、一番上のブロック層40a、中間
のブロック層40bおよび一番下のブロック層40cの
順序で次第に減少していることが好ましい。これは、コ
リウム30の流れをある程度まで可能にすると共に、コ
リウム30によって加熱されたブロック42の熱膨張を
許すために役立つ。ブロック層40中における温度勾配
は一番上のブロック層40aから一番下のブロック層4
0cに向かって低下しているから、一番上のブロック層
40a中においては一番下のブロック層40c中よりも
大きい熱膨張が起こる。それ故に継目52の寸法は、予
想される熱膨張を許すと共に、少なくとも下方のブロッ
ク層中ではブロック42同士が互いに接触してコリウム
30の落下を防止するように設定すればよいのである。
なお、継目52に流れ込んだコリウム30は、下方のブ
ロック層中では水溜め36内に放出された水50により
冷却されて凝固するはずである。
【0015】ブロック層40の数およびそれの総合厚さ
Tは、個々の設計目的に合わせて選定される。なお、横
方向に沿って互いに隣接したブロック42から成るブロ
ック層40は水50によって冷却されるから、それの総
合厚さTはかかる冷却を受けない単一のコンクリート製
スラブの厚さよりも小さくすることができる。こうして
得られる薄いブロック層40は下部ドライウェル20内
においてそれが占める体積を減少させ、ひいては格納容
器12自体に対して要求される寸法を減少させるから、
これは従来のごとき単一の厚いコンクリート製スラブに
比べて改良をもたらすことになる。
【0016】図1および4に示されるごとく、鉛直方向
に伸びる環状の遮蔽壁60が格納容器の側壁18から半
径方向に沿って内方に離隔して配置され、それによって
両者間に環状の流路62が形成されている。かかる遮蔽
壁60はブロック層40の外周から上方に伸び、それに
よって格納容器の側壁18のライナ12aにはねかかっ
たり一番上のブロック層40a上に堆積したりするコリ
ウム30に対して格納容器の側壁18のライナ12aを
防護するために役立つ。コリウム30が格納容器の側壁
18のライナ12aにはねかかるのを確実に防止してラ
イナ12aおよび(圧力容器14を支持する)ペデスタ
ル64を防護するため、遮蔽壁60は図1に示されるご
とく下部ドライウェル20内において適当な高さまで上
方に伸びている。
【0017】遮蔽壁60はコリウム30のはねかかりを
防御するのに十分なだけの厚さを有する金属円筒であれ
ばよく、またそれの基部にはブロック層40の外周から
上方に伸びる環状はり66が設けられている。かかる環
状はり66はまた、格納容器の側壁18および遮蔽壁6
0の基部から半径方向に沿って内方にも伸びると共に、
格納容器の側壁18によって適宜に支持されている。な
お、格納容器の側壁18に向かって流れることがないよ
うにコリウム30を一層確実に閉込めるため、環状はり
66は硬化したコンクリート68で充填されていること
が好ましい。
【0018】図1に示されるごとく、環状はり66上に
取付けられた通常のごとき制御棒駆動機構保守用のプラ
ットホーム70を安定に支持するため、環状はり66は
格納容器の側壁18に対して固定支持されている。かか
るプラットホーム70はそれの外周部において軸受また
はローラ72により環状はり66上に支持されている結
果、CRD28の保守のために必要ならばプラットホー
ム70を回転させることができる。CRD28の保守に
際して使用するため、プラットホーム70には通常の保
守用キャリッジ74が旋回可能に取付けられている。こ
のように、環状はり66はコリウム30に対して格納容
器の側壁18を一層確実に防護するばかりでなく、保守
用のプラットホーム70を安定に支持するためにも役立
つのである。
【0019】ブロック42は、支持格子板34上におけ
る組立ておよび取外しを可能にする任意の形状を有し得
る。とは言え、ブロック42がコンクリート、セラミッ
ク、または原子炉内において通例使用される金属から成
る場合には、それらは相対的に重い溶融ウランを含有す
るコリウム30の比重よりも小さい比重を有している。
従って、ブロック42が拘束されていなければ、ブロッ
ク42上に流れ落ちたコリウム30はブロック42を浮
揚させることになる。それ故、コリウム30中における
自由な浮揚を防止するため、ブロック42は複数のブロ
ック層40中において横方向に沿って互いにかみ合うよ
うな形状を有している。その結果、ブロック層40の結
合性が維持され、それによってコリウム30が格納容器
の床16に到達することは防止されるのである。
【0020】図2〜4には、ブロック42同士がかみ合
うような配列状態の一例が示されている。図2および3
に示されるごとく、各々のブロック層について円形の中
心ブロック42aが設けられているが、これは相対的に
薄い環状の下部フランジ76を有している。各々のブロ
ック42は円の弓形セグメントであって、かかるブロッ
ク42が円周方向に沿って互いに隣接することによって
複数の円形ブロック列を成している。鉛直方向に沿って
見ると、各々のブロック42は(第1の円形ブロック列
について述べれば)中心ブロック42aの下部フランジ
76上に載る内側の上部フランジ78を有すると共に、
半径方向に沿って外側に隣接したブロック42の上部フ
ランジ78が載る外側の下部フランジ80をも有してい
る。このように、中心ブロック42aから半径方向に沿
って外方に伸びる各々のブロック42は上部フランジ7
8および下部フランジ80によって形成された概してZ
形の形状を有していて、外側に位置するブロック42の
上部フランジ78がそれの内側に位置するブロック42
の下部フランジ80上に載っている結果、各々のブロッ
ク列を構成するブロック42はそれの内側のブロック列
を構成するブロック42がコリウム30中において浮揚
しないように制止するために役立つことになる。
【0021】上記のごとくに各々のブロック列を構成す
るブロック42がそれの内側のブロック列を構成するブ
ロック42を保持するという関係は、図4に示されるご
とく、遮蔽壁60および環状はり66に隣接した周辺の
ブロック42bに至るまで繰返される。環状はり66
は、周辺のブロック42bとかみ合ってコリウム30中
におけるブロック42の浮揚を防止するのに適した形状
を有している。すなわち、図4に示されるごとく、各々
のブロック層40の外周部を構成するブロック42bは
環状はり66によって半径方向および鉛直方向から拘束
されている。この実施の態様における周辺のブロック4
2bは上部フランジ78を有しているが、下部フランジ
80は有していない。それ故、周辺のブロック42bは
中間のブロック42のごとく下部フランジ80によって
拘束されることはなく、その代りに保持ブロック82が
周辺のブロック42bと環状はり66の階段部84との
間に配置されている。このようにすれば、中心ブロック
42aから始めてそれぞれの下部フランジ80上に載せ
ながらブロック42を同心円状に配置し、そして最後に
周辺のブロック42bを設置することにより、各々のブ
ロック層40を組立てることができる。同様にして複数
のブロック層40を組立てればよいが、少なくとも一番
上のブロック層40aは保持ブロック82を介して環状
はり66により保持する必要がある。環状はり66は一
番上のブロック層42aの外周部ひいては下方のブロッ
ク層40の外周部を保持するが、それに応じてZ形のブ
ロック42はそれぞれの内側に位置するブロック42を
環状はり66に対して保持することになる。その結果、
コリウム30中においてブロック42が浮揚する傾向を
示す場合でも、かかる浮揚は互いに隣接するブロック4
2間のかみ合いおよび周辺のブロック42bと環状はり
66とのかみ合いによって制止されるのである。更にま
た、ブロック42および保持ブロック84の組立ておよ
び取外しをできるだけ容易にするため、それらの寸法を
所望に応じて適宜に加減することもできる。
【0022】上記のごとく、本発明のコリウム防護用ア
センブリ32は、サプレッションプール48から水溜め
36内に導かれた水50によってブロック42およびコ
リウム30を効果的に冷却することを可能にする改良さ
れた構成を有している。こうして生じた蒸気50aは流
路62を通って上方に流れ、そして格納容器12内に放
出される。コリウム30を閉込めるために必要なブロッ
ク層40の数は、個々の設計目的に合わせて選定するこ
とができる。すなわち、摩耗、融解または蒸発のために
上部のブロック層のアブレーションが起こった場合で
も、中間および下部のブロック層は健全な状態を維持し
てコリウム30が格納容器の床16に到達するのを防止
し得るようにすればよいのである。水溜め36は、コリ
ウム放出事故に際してサプレッションプール48から導
かれる水50によってブロック42を効果的に冷却する
ために役立つと共に、原子炉プラント10の定常運転に
際して通例漏れ出る水を集めるための空間としても役立
つ。こうして漏れ出た水は、定常運転中に所望に応じて
排水ポンプ56により除去される。水溜め36はまた、
原子炉プラント10の寿命期間中におけるライナ12a
の検査をも可能にする。支持格子板34の下方のライナ
12aは、流路62を通して挿入された適当な計器また
はカメラによって検査することができる。あるいはま
た、保守のための運転停止時にブロック42を取外し、
それにより支持格子板34を通してそれの下方のライナ
12aを検査することもできる。ブロック42、環状は
り66および遮蔽壁60は格納容器の側壁18をコリウ
ム30による浸食から保護し、ひいては圧力容器支持用
のペデスタル64を保護すると共に、環状はり66は保
守用のプラットホーム70を安定に支持する。好適な実
施の態様に従えば、ブロック42はコリウム30による
加熱または蒸発を受けた場合に非凝縮性のガス、水素ま
たは二酸化炭素をできるだけ放出しないような材料から
製造される。たとえば、石灰岩骨材を含むコンクリート
から放出された二酸化炭素のために起こる格納容器12
内の圧力上昇を抑制するため、石灰岩骨材を含むコンク
リートよりも玄武岩骨材を含むコンクリートを使用する
ことが好ましい。ブロック42同士は継目にモルタルや
その他の充填材を使用することなく単に接触した状態で
結合されているから、保守のための運転停止に際して修
理や交換のために必要ならばそれらを容易に取外すこと
ができる。
【0023】以上、本発明の好適な実施の態様を記載し
たが、上記の説明に基づけばその他の変更態様も可能で
あることは当業者にとって自明であろう。それ故、本発
明の精神および範囲から逸脱しない限り、前記特許請求
の範囲はかかる変更態様の全てをも包括するものと解す
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一態様に基づくコリウム防護用
アセンブリを含む典型的な原子炉プラントの部分断面概
略立面図である。
【図2】図1に示されたコリウム防護用アセンブリの保
護ブロックの一部分を示す、線2−2に関する平面図で
ある。
【図3】図2に示されたコリウム防護用アセンブリの一
部分を示す、線3−3に関する断面立面図である。
【図4】図1に示されたコリウム防護用アセンブリの外
周に隣接した部分および格納容器の床を示す部分切欠き
斜視図である。
【符号の説明】
10 原子炉プラント 12 格納容器 12a ライナ 12b コンクリートシェル 14 原子炉圧力容器 16 床 18 側壁 20 下部ドライウェル 22 炉心 30 コリウム 32 コリウム防護用アセンブリ 34 支持格子板 36 水溜め 38 Iビーム 40 ブロック層 42 ブロック 42a 中心ブロック 42b 周辺のブロック 44 弁 46 導管 48 サプレッションプール 50 水 52 継目 54 開口 56 排水ポンプ 58 導管 60 遮蔽壁 62 環状の流路 64 ペデスタル 66 環状はり 68 コンクリート 70 プラットホーム 78 上部フランジ 80 下部フランジ 82 支持ブロック
フロントページの続き (72)発明者 ハロルド・エドワード・タウンゼンド アメリカ合衆国、カリフォルニア州、キャ ンベル、ハイランド・パーク・レーン、 2293番 (72)発明者 ジアンカルロ・バルバンティ イタリア、シルトリィ、10/エフ、22060、 ビア・デラ・チーサ (番地なし)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉格納容器の内部において原子炉圧
    力容器内に収容された炉心から放出されることのあるコ
    リウムに対して前記格納容器を防護するためのアセンブ
    リにおいて、(a) 前記圧力容器の下方に配置され、かつ
    前記格納容器の床から上方に離隔して中間に水溜めを画
    成する支持格子板と、(b) 前記支持格子板上において横
    方向に沿って互いに隣接した状態で配置された保護ブロ
    ックから成り、かつ前記コリウムに対して前記格納容器
    の床を防護し得るように設定された寸法および形状を有
    する複数のブロック層とから構成されることを特徴とす
    るアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記炉心から前記コリウムが放出された
    際には、前記水溜めを選択的に水で満たして前記ブロッ
    クおよび前記コリウムを冷却するための注水手段が含ま
    れている請求項1記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 互いに隣接した前記ブロックの間に、前
    記ブロック層を通して液体を流すために役立つ継目が形
    成されている請求項2記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記継目の幅が一番上のブロック層から
    一番下のブロック層に向かって減少している請求項3記
    載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記ブロックが前記コリウムの比重より
    も小さい比重を有すると共に、前記コリウム中における
    自由な浮揚を防止するため前記ブロック層中において横
    方向に沿って互いにかみ合うような形状を有している請
    求項3記載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記格納容器の側壁から半径方向に沿っ
    て内方に離隔して配置されてそれとの間に環状の流路を
    画成すると共に、前記ブロック層の外周から上方に伸び
    て前記格納容器の前記側壁を前記コリウムから防護する
    ために役立つ環状の遮蔽壁が含まれている請求項3記載
    のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記遮蔽壁の基部に配置されかつ前記前
    記ブロック層の上方において前記遮蔽壁から半径方向に
    沿って内方に伸びると共に、前記コリウムを閉込めるた
    めにコンクリートで満たされている環状はりが含まれて
    いる請求項6記載のアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記環状はり上に取付けられた制御棒駆
    動機構保守用のプラットホームを安定に支持するため、
    前記環状はりが前記格納容器の前記側壁に対して固定支
    持されている請求項7記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記ブロックが前記コリウムの比重より
    も小さい比重を有し、かつ前記ブロック層中において横
    方向に沿って互いにかみ合うような形状を有すると共
    に、前記環状はりが前記ブロック層の外周部とかみ合っ
    て前記コリウム中における前記ブロックの浮揚を制止す
    るような形状を有している請求項7記載のアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記格納容器が前記ブロック層の上方
    に配置されたサプレッションプールを含むと共に、前記
    注水手段が前記サプレッションプールと前記水溜めとの
    間に連通状態で配置されかつ前記コリウムの放出に際し
    て前記ブロックを冷却するため前記サプレッションプー
    ルからの水を選択的に前記水溜めに導くために役立つ弁
    を含む請求項7記載のアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記炉心の定常運転に際して前記水溜
    め内に集められた水を除去するため、前記水溜めと連通
    状態で配置された排水ポンプが含まれている請求項7記
    載のアセンブリ。
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