JPH062208A - 安全ヘルメット - Google Patents

安全ヘルメット

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JPH062208A
JPH062208A JP5036828A JP3682893A JPH062208A JP H062208 A JPH062208 A JP H062208A JP 5036828 A JP5036828 A JP 5036828A JP 3682893 A JP3682893 A JP 3682893A JP H062208 A JPH062208 A JP H062208A
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crown
headband
pinion
safety helmet
actuation ring
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Jean Marc Hede
ジャン、マルク、ヘデ
Alain Maurice
アラン、モーリス
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ZEDERU
Zedel SAS
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ZEDERU
Zedel SAS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/10Linings
    • A42B3/14Suspension devices
    • A42B3/145Size adjustment devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘルメットが使用者の頭部に装着されている
ときの固定装置の調整を改良することにある。 【構成】 冠(12)を有する安全ヘルメット(10)
は、第1調整機構(38)によって調整される帯紐のヘ
ッドバンド(32)を備えており、この第1調整機構
(38)は、帯紐の両端に位置された第1及び第2クラ
ウン歯車(42、44)に噛合するインバータピニオン
(40)を有している。第1作動リング(46)は、ヘ
ルメット(10)が使用者の頭部に装着されているとき
に外側から調整されて、片手での調整が達成されてい
る。2つの第1及び第2クラウン歯車(42、44)
は、冠(12)の一側に配置されており、ヘッドバンド
の寸法に拘らずに、頭部の中心がヘルメットの垂直な中
央軸線に一致して保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的衝撃に抗する材
質から形成された冠を有し、隔離空隙により冠の頂上か
ら離間された裏張りキャップと、使用者の頭部の周囲を
把持するために冠の縁から離れて配置された可撓性で環
状の帯紐を有するヘッドバンドを備える固定装置と、ヘ
ッドバンドの長さを調整する手段とを含み、この手段
が、帯紐の両端に各々配置された第1及び第2クラウン
歯車と同時に噛合するインバータピニオンを作動する第
1調整機構と、使用者の頭部にヘルメットが装着された
状態で外側から利用でき且つ把持されることができ、イ
ンバータピニオンと機械的に連結され、インバータピニ
オンが取付けられたスピンドルを有する第1作動リング
によって構成され、インバータピニオンが第1作動リン
グの回動を2つのクラウン歯車の2つの逆スライド動に
変換し、その結果、第1作動リングの回動方向に依存し
て、ヘッドバンドの長さを増大させ又は減少させる第1
作動装置とを備える安全ヘルメットに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドバンドを調整する従来技術の手段
は、バンドの一端に固定されたループを用いて、他の自
由端と協働するように構成されている。このループは、
冠の内側に配置されており、ヘッドバンドの調整には、
ヘルメットを脱ぐこと、及び両手が使用されることが必
要とされている。適正な調整がなされる前に、幾つかの
動作が一般に必要とされている。ループを調整する他の
欠点は、環状バンドの有用長さが変えられるときに発生
される、冠の中央軸線に対してヘッドバンドが中心から
ずれていることに起因している。これらの欠点は、調整
の速度、及び使用の便利さにとって有害である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インバータピニオン及
び2つのクラウン歯車の機構によるヘッドバンドの調整
は、文献(US−A3,329,968及びUS−A
4,888,831)により既に公知になっている。し
かしながら、この機構は、冠の後部に位置されているた
め、頭部が冠の前部に保持されることになる。その結
果、ヘルメットの垂直な中央軸線に対してヘッドの中心
がずらされることになる。
【0004】本発明の目的は、ヘルメットが使用者の頭
部に装着されているときの固定装置の調整を改良するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴部による安
全ヘルメットでは、第1調整機構とヘッドバンドの両端
とは、冠の一側に、好適には、その中間領域に配置され
ており、2つのクラウン歯車の噛合によって、第1調整
機構により調整がなされるとき、ヘッドバンドの前部及
び後部がヘルメットの中心に維持されている。
【0006】
【作用】2つのクラウン歯車構造と、冠の一側に調整機
構を位置決めしていることとによって、使用者の頭部の
寸法に拘りなく、頭部の中心はヘルメットの垂直な中央
軸線に一致して保持される。
【0007】固定装置は、固定端と、第2作動機構に協
働された第2作動機構のピニオンと噛合する第3クラウ
ン歯車に設けられた対向端とを有する帯紐を保持するネ
ックバンドを更に備えていてもよい。
【0008】第1及び第2調整機構は、各々、冠の中間
領域近くで対向する両側において、第1及び第2空間内
に配置されていてもよい。
【0009】
【実施例】図1乃至6に示すように、安全ヘルメット1
0は、機械的衝撃に抗する材質から形成され、裏張キャ
ップ16を有する内部空間14を規定する冠12と、使
用者の頭部に適用される固定装置17とを備えている。
裏張キャップ16は、中央交差領域21で縫合され交差
した帯紐18,20から形成されており、これらの帯紐
18,20は、これらの端部で、冠12の縁30に沿っ
て所定間隔ずらされた取付点22,24,26,28に
取付けられている。裏張キャップ16は、頭部の頂上を
被覆して、隔離空隙(図示略)により冠12から離間さ
れており、この隔離空隙は、冠12が外部衝撃を被った
場合でも頭部への機械的力の如何なる伝達を妨げてい
る。
【0010】ヘルメット10の固定装置17は、使用者
の頭部の周囲を把持するように構成された内側のヘッド
バンド32と、ヘルメット10の後部36に向けて重ね
て取付けられた保持紐を有するネックバンド34とを備
えている。
【0011】ヘッドバンド32は、無端リングとして形
成され、縁30から離間して配置され、冠上部12の基
部の内形状をたどる可撓性の紐から造られている。この
ヘッドバンド32の周方向の調整は、このバンドの2つ
の幅狭の端43,45に設けられた第1及び第2クラウ
ン歯車42,44と係合するインバータピニオン40を
備える第1調整機構38によって行われている。このピ
ニオン40は、第1固定フランジ52の孔50に回転自
在に取付けられたスピンドル48に一体化された第1作
動リング46の肝要な部分を形成している。
【0012】第1固定フランジ52は、第1調整機構3
8を収納する第1横空間54によって冠12の内壁から
離間されている。この第1固定フランジ52は、第1固
定点56で冠12の内壁に一体化されており、好適に
は、樹脂から形成された冠12と一体成型されている。
スピンドル48は、明らかに、冠12の内壁に垂直に延
在されており、第1作動リング46とピニオン40との
アッセンブリは、スピンドル48に同軸に取付けられて
いる。
【0013】ヘッドバンド32の平坦な2つの幅狭の端
43,45は、互いに対向して、第1作動リング46の
スピンドル48に垂直な同じ面に配置されており、その
結果、第1及び第2クラウン歯車42,44は、これら
の間に位置されたピニオン40に互いに対向されてい
る。案内籠58は、スピンドル48に同軸に取付けられ
て、ピニオン40に対する第1及び第2クラウン歯車4
2,44の位置を維持している。
【0014】ピニオン40は、第1作動リング46と案
内籠58との間に位置される同じ面で第1及び第2クラ
ウン歯車42,44に噛合されている。第1クラウン歯
車42の歯は、冠12の基部に向けられており、ヘッド
バンド32の後部の端43の一部を形成している。第2
クラウン歯車44の歯は、ヘルメット10の内側に向け
られており、ヘッドバンド32の前部と協働する他端4
5の一部を形成している。各端43,45の幅は、明ら
かに同じであり、ヘッドバンド32の全幅の半分以下で
ある。第1及び第2クラウン歯車42,44の間のギャ
ップは、明らかに、ピニオン40の外径に対応してい
る。
【0015】ヘッドバンド32の前部には、2つの平行
な長円形スリット62,64を有する可撓性の取付部6
0が設けられており、一方のスリット62は、冠12の
内壁に固定された固定スタッド66にクリップ留めされ
得る。同様な構造の他の可撓性の取付部(図示略)が、
ヘッドバンド32の後部に取付部60に対向して設けら
れている。
【0016】ヘッドバンド32における第1調整機構3
8及び2つの端43,45は、冠12の一方の横側に配
置され、好適には、2つの対向する取付部60の間の中
間領域に配置されている。第1作動リング46は、冠1
2の縁30から若干突出されて、ヘッドバンド32の調
整時、これの把持を容易にしている。
【0017】ヘッドバンド32の第1調整機構38の作
用は、以下の通りである。
【0018】ヘルメット10が頭部に載置された後、ヘ
ッドバンド32の調整は、使用者の一方の手で所望の方
向に第1作動リング46が回動されることによって達成
される。ピニオン40は、第1作動リング46の回転動
を2つのクラウン歯車42,44に伝達し、その結果、
ヘッドバンド32の端43,45が互いに逆方向にスラ
イドされる。これにより、第1作動リング46が作動さ
れる方向に依存して、ヘッドバンド32の周方向の長さ
が減少され、増加される。
【0019】ヘッドバンド32の2つの端43,45の
移動距離は、同じであり、第1作動リング46の回転動
をスライド動に変換するピニオン40の半径によって決
定される。2つのクラウン歯車42,44と噛合するピ
ニオン40の存在によって、ヘッドバンド32の寸法に
拘りなく、バンドの前部及び後部がヘルメットの中心に
位置されることが可能にされている。2つの取付部60
の可撓性は、第1作動リング46が調整されるときに、
ヘッドバンド32の前部及び後部を共に移動させるとと
もに、ヘッドバンド32が冠12の縁30から若干離れ
て所定レベルに維持する。図3において、スリット62
は、固定スタッド66と協働している。ヘッドバンド3
2は、他の隣位のスリット64を使うことによって縁3
0寄りに移動されることができる。
【0020】ネックバンド34の帯紐の一端(図1の右
側)は、第1固定フランジ52に固定され、例えば固定
的に一体にされている。ネックバンド34の他端68に
は、図4乃至6に示されるように、第2調整機構74の
ピニオン72と噛合する第3クラウン歯車70が設けら
れている。
【0021】内部空間14内において、第2調整機構7
4は、第2固定点80で冠12の内壁に一体化された第
2固定フランジ78により形成された第2空間76内に
収納されている。ピニオン72は、第2作動リング84
のスピンドル82に同軸に取付けられている。スピンド
ル82は、第2フランジ78の孔86内に若干のクリア
ランスをおいて挿入されており、第1調整機構38の他
のスピンドル48に位置合せされている。
【0022】ヘッドバンド32に固定的に設けられた案
内部88は、第2フランジ78と接触して第2空間76
内に収納されており、ピニオン72に対して第3クラウ
ン歯車70を同一平面に位置決めすることを保証してい
る。クラウン歯車70及びピニオン72により構成され
たアッセンブリは、スピンドル82に垂直な面に配置さ
れており、案内部88と第2作動リング84との間に挿
入されている。
【0023】図4において、第2作動リング84の時計
回り回動は、右側に端68をスライドさせ、これは、ネ
ックバンド34の使用長さを増大することに対応してい
る。ヘルメット10の使用中にネックバンド34を締付
けるためには、第2作動リング84が単に反時計回りに
回動されればよい。
【0024】ヘッドバンド32とネックバンド34との
2つの調整は、ヘルメットを装着した状態でなされ、完
全な調整を得ることを可能にしている。2つの調整機構
38,74は、冠12の中間領域で両側に配置されてい
る。ヘッドバンド32の調整は、使用者の左手でなさ
れ、ネックバンド34の調整は、右手でなされる。これ
らの調整のためにヘルメット10を脱ぐことは不要であ
り、ヘッドバンド32をヘルメットの中心に対応してお
くことは、冠12の内部空間内で維持されている。
【0025】クラウン歯車42,44,70は、ヘッド
バンド32及びネックバンド34の対応する端43,4
5,68に取付けられた別部品であってもよい。
【0026】クラウン歯車42,44,70は、帯紐と
の一体成型によって直接的に形成されてもよい。
【0027】図示しない他の変形例では、第1調整機構
38のクラウン歯車42,44及びピニオン40は、ヘ
ッドバンド32の前部及び後部と協働する2つの独立し
た調整装置で置換されることもでき、各独立した調整装
置は、1つのピニオンと1つのクラウン歯車とを備えて
いる。ヘルメットの冠12は、樹脂又は金属から製造さ
れることができる。
【0028】図7の他の変形例では、取付部60は、狭
い断面の第1可撓性部93と、2つの孔90,91が設
けられた第2幅広部とを備えており、2つの孔90,9
1の一方が、ヘッドバンド32の所望高さに応じて、冠
の固定スタッド94にクリップ留めされる。
【0029】図8乃至10に示すように、図2の第1調
整機構38の他の実施例では、2つのクラウン歯車4
2,44が所定調整位置でロックされることができる。
この機構の他の実施例は、符号138により示されてお
り、以後、同じ符号は、同じ部材を示すために用いられ
ている。機構138の第1作動リング46は、可撓性の
リブ144によってピニオン40の中間支持部142
(第2支持部)に連結される周辺把持部140(第1握
持部)を備えている。この周辺把持部140の内面に
は、ヘッドバンド32の2つの端43,45を収納する
案内部150に固定的に一体化された歯付段部(止め)
148に噛合する環状歯146が設けられている。中間
支持部142には、周辺把持部140の駆動切欠154
内にクリアランスをおいて収納された複数の半径方向の
歯152が設けられている。
【0030】図9では、機構138は、ロックされた休
止状態にあり、リブ144の可撓性力が、固定された止
め148の歯に第1作動リング46の歯146を係合さ
せて付勢している。スピンドル48の回りの第1作動リ
ング46の回動力は、止め148により歯146がロッ
クされていることによって、不能にされている。ピニオ
ン40は不動の状態にあり、ヘッドバンド32の2つの
クラウン歯車42,44も不動にされている。
【0031】ヘッドバンド32の長さを変えるために、
第1段階で必要とされる全てのことは、矢印F(図1
0)の方向に作動リング46に圧力をかけることであ
り、これにより、歯146によるロックが止め148か
ら解除され、以後、第2段階では、所定方向に第1作動
リング46を回動し、歯152を駆動し、クラウン歯車
42,44を移動することである。ロック解除力は、対
抗するリブ144の可撓性力に打ち勝たなければなら
ず、第1作動リング46の回動の間始終維持されてい
る。ヘッドバンド32が調整された後には、使用者は作
動リング46への圧力を解除し、これにより、リブ14
4の可撓性の復帰力によって、図9におけるロックされ
た休止状態に自動的に戻される。ヘッドバンド32の帯
紐を引張る力が加えられた場合、特に、冠12に外部衝
撃が加わったとき、ピニオン40は、歯146のロック
によって固定されたままの状態にある。
【0032】
【発明の効果】2つのクラウン歯車構造と、冠の一側に
調整機構を位置決めしていることとによって、使用者の
頭部の寸法に拘りなく、頭部の中心はヘルメットの垂直
な中央軸線に一致して保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく安全ヘルメットの内側の正面
図。
【図2】ヘッドバンドの第1調整機構が設けられた安全
ヘルメットの斜視図。
【図3】ヘッドバンドの第1調整機構が設けられた安全
ヘルメットの斜視図。
【図4】ネックバンドの第2調整機構が設けられた安全
ヘルメットの他の斜視図。
【図5】図1の5−5線に沿う断面図。
【図6】図1の6−6線に沿う断面図。
【図7】変形例に係り、図3に対応する図。
【図8】ロックされた状態の調整機構の他の実施例の
図。
【図9】図8の9−9線に沿う断面図。
【図10】ロック解除された状態の調整機構の図8に対
応する図。
【符号の説明】
10 安全ヘルメット 12 冠 16 裏張りキャップ 17 固定装置 30 縁 32 ヘッドバンド 38 第1調整機構 40 インバータピニオン(ピニオン) 42 第1クラウン歯車 43 端 44 第2クラウン歯車 45 端 46 第1作動装置(第1作動リング) 48 スピンドル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械的衝撃に抗する材質から形成された冠
    (12)を有し、隔離空隙により冠(12)の頂上から
    離間された裏張りキャップ(16)と、使用者の頭部の
    周囲を把持するために冠(12)の縁(30)から離れ
    て配置された可撓性で環状の帯紐を有するヘッドバンド
    (32)を備える固定装置(17)と、ヘッドバンド
    (32)の長さを調整する手段とを含み、この手段が、 帯紐の両端(43,45)に各々配置された第1及び第
    2クラウン歯車(42,44)と同時に噛合するインバ
    ータピニオン(40)を作動する第1調整機構(38)
    と、 使用者の頭部にヘルメット(10)が装着された状態で
    外側から利用でき且つ把持されることができ、インバー
    タピニオン(40)と機械的に連結され、インバータピ
    ニオン(40)が取付けられたスピンドル(48)を有
    する第1作動リングによって構成され、インバータピニ
    オン(40)が第1作動リングの回動を2つのクラウン
    歯車(42,44)の2つの逆スライド動に変換し、そ
    の結果、第1作動リングの回動方向に依存して、ヘッド
    バンド(32)の長さを増大させ又は減少させる第1作
    動装置(46)とを備える安全ヘルメットにおいて、 第1調整機構(38)とヘッドバンド(32)の両端
    (43,45)とは、冠(12)の一側に、好適には、
    その中間領域に配置されており、2つのクラウン歯車
    (42,44)の噛合によって、第1調整機構(38)
    により調整がなされるとき、ヘッドバンド(32)の前
    部及び後部がヘルメットの中心に維持されていることを
    特徴とする安全ヘルメット。
  2. 【請求項2】第1作動リング(46)のスピンドル(4
    8)は、第1固定フランジ(52)の孔(50)内に回
    動自在であって、冠(12)の側壁に垂直な方向に取付
    けられ、インバータピニオン(40)は、スピンドル
    (48)に垂直な同じ面内で、クラウン歯車(42,4
    4)とともに配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の安全ヘルメット。
  3. 【請求項3】第1固定フランジ(52)は、第1調整機
    構(38)を収納する第1横空間(54)によって冠
    (12)の内壁から離間されており、この第1調整機構
    (38)は、2つのクラウン歯車(42,44)をイン
    バータピニオン(40)に位置決めすることを保証する
    案内籠(58)を更に備えており、2つのクラウン歯車
    (42,44)及びインバータピニオン(40)のアッ
    センブリは、第1作動リング(46)と案内籠(58)
    との間に位置されていることを特徴とする請求項2に記
    載の安全ヘルメット。
  4. 【請求項4】ヘッドバンド(32)の前部及び後部は、
    各々、冠(12)に一体化された可撓性の取付部(6
    0)を備えており、第1作動装置(46)が調整される
    とき、取付部(60)の可撓性によって、ヘッドバンド
    (32)の寸法の増大及び減少の動きに取付部(60)
    が追随し、これにより、ヘッドバンド(32)が所定レ
    ベルに維持されることを保証していることを特徴とする
    請求項1に記載の安全ヘルメット。
  5. 【請求項5】各取付部(60)は、位置が異なる2つの
    孔(62,64,90,91)を備えており、これらの
    孔の一方が、ヘッドバンド(32)の必要なレベルに応
    じて、固定スタッド(66)にクリップ留めされること
    ができることを特徴とする請求項4に記載の安全ヘルメ
    ット。
  6. 【請求項6】固定装置(17)は、固定端と、第2作動
    機構(84)に協働された第2作動機構(74)のピニ
    オン(72)と噛合する第3クラウン歯車(70)に設
    けられた対向端(68)とを有する帯紐からなるネック
    バンド(34)を更に備えていることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1項に記載の安全ヘルメット。
  7. 【請求項7】第1及び第2調整機構(38,74)は、
    各々、冠(12)の中間領域近くで対向する両側におい
    て、第1及び第2空間(54,76)内に配置されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の安全ヘルメット。
  8. 【請求項8】第2作動装置(84)は、ピニオン(7
    2)がスピンドル(82)に同軸に取付けられている第
    2固定フランジ(78)の孔(86)内に係合されたス
    ピンドル(82)を有する第2作動リングによって構成
    され、ヘッドバンド(32)に一体化された案内部(8
    8)は、第2空間(76)内に収納され、これにより、
    ピニオン(72)に第3クラウン歯車(68)を位置決
    めすることを保証していることを特徴とする請求項7に
    記載の安全ヘルメット。
  9. 【請求項9】第1作動リング(46)は、 ヘッドバンド(32)の両端(43,45)を収納する
    案内部(150)に一体化された歯付段部(148)に
    噛合するように構成された環状歯(146)が設けられ
    た第1把持部(140)と、 可撓性のリブ(144)によって第1把持部(140)
    に連結されたピニオン(40)の第2支持部(142)
    と、 環状歯(146)がロック解除された後に第1作動リン
    グ(46)の回転が生起されたとき、ピニオン(40)
    を駆動するための手段(152,154)とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の安全ヘルメッ
    ト。
  10. 【請求項10】リブ(144)の可撓性の力が、環状歯
    (146)を止め(148)の歯に係合して付勢して、
    2つのクラウン歯車(42,44)を所定の調整位置に
    ロックし、ロック解除は、第1作動リング(46)の反
    対方向への手動作によってなされ、環状歯(146)は
    止め(148)から解除されることを特徴とする請求項
    9に記載の安全ヘルメット。
JP03682893A 1992-02-27 1993-02-25 安全ヘルメット Expired - Fee Related JP3328351B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9202432A FR2687902B1 (fr) 1992-02-27 1992-02-27 Casque de securite a reglage du dispositif de maintien sur la tete.
FR9202432 1992-02-27

Publications (2)

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