JPH0622088A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0622088A
JPH0622088A JP4173266A JP17326692A JPH0622088A JP H0622088 A JPH0622088 A JP H0622088A JP 4173266 A JP4173266 A JP 4173266A JP 17326692 A JP17326692 A JP 17326692A JP H0622088 A JPH0622088 A JP H0622088A
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JP
Japan
Prior art keywords
image
illumination system
signals
color
line sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4173266A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kawasaki
茂 川崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4173266A priority Critical patent/JPH0622088A/ja
Publication of JPH0622088A publication Critical patent/JPH0622088A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のラインセンサーにより原稿画像を読み
取る画像読取装置において、照明系の調整不良による色
ムラを効率よく確実に除去する。 【構成】 照明系とラインセンサーの光学的な位置を調
整する調整手段と、ラインセンサーからの出力を表示装
置に出力する手段と、を画像読取装置に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のラインセンサー
により原稿画像を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の露光装置としては、ハロ
ゲンランプ等の蛍光ランプを光源としたものが多用さ
れ、一般的に以下に述べる構成のものが知られている。
【0003】図3にその一例を示す。装置は原稿を置く
為の原稿台ガラス317、原稿を照明するための蛍光ラ
ンプ301とメインリフレクタ302とサブリフレクタ
303から成る照明光学系、照明光学系の下に配置され
た遮光用スリット306、後で述べるシェーディング補
正する為のシェーディング板319(白板)、原稿の画
像をCCD素子に向ける為の第1反射ミラー312、及
び第2、第3反射ミラー313、314から成る反射光
学系、原稿の画像を結像する為の結像レンズ315、原
稿の画像を読み取る為のレッド(R),グリーン
(G),ブルー(B)3色のCCDセンサ311及び画
像処理系320から構成されている。
【0004】次に、露光動作を順を追って詳細に説明す
る。装置動作が開始されると、まず蛍光ランプ301が
発光して均一濃度(白)のシェーディング板319を照
明しそこの輝度をCCDセンサ311で読み取り蛍光ラ
ンプ301の照明ムラによるCCDセンサ311内の受
光素子のばらつきを補正(シェーディング補正)する。
【0005】ここでシェーディング補正について詳述す
る。図4に示すように一般に複写機の露光装置に用いら
れる蛍光ランプの主走査方向の配光は中心が高く端部に
行くにつれて光量が低下している。シェーディング補正
においては、その蛍光ランプの主走査方向の照明ムラに
対して、基準となる均一濃度のシェーディング板の反射
光をCCDラインセンサで検知したとき、CCDの端部
の出力と中央部の出力に差が生じてしまうため、CCD
の各出力(各画素に対応)に所定の補正係数を乗じて、
全出力が中央部の出力の値と等しくなるように補正す
る。
【0006】次に原稿の画像を読み取る為に矢印Aの方
向(図3)に原稿を照明しながら原稿を走査し、この
時、原稿の画像光はミラーで反射されレンズによってC
CDセンサの受光面上に結像される。また照明系、スリ
ット、第1反射ミラーは一定速度Vで移動しこれと同期
して第2、第3反射ミラーはV/2の速度で移動し原稿
とレンズ間の距離を常に一定にして結像関係を保つ。実
際にカラーの原稿を走査する時は記録紙にイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
K)4色のトナーを塗布するため上記の画像走査を4回
繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】ところで上記のよ
うな露光装置においては、一般的に次に述べるような問
題が考えられる。原稿を照明するには照明領域において
高輝度で均一な照明光が必要である。図5にR,G,B
3色のCCDセンサ511と各CCDセンサと結像関係
にある原稿面518上のP1,P2,P3の位置関係と
そこでの副走査方向の配光分布を示す。図に示すように
CCDセンサーは色によって読み取り位置が異なるが、
主走査方向に同一ラインのカラー画像を得るためには、
その異なっている分だけ各色データをズラす補正を行っ
ている。主走査方向においては照明光の配光が不均一で
あった場合、上述したシェーディング補正によって補正
することができる。しかしながら、副走査方向における
配光分布は図に示すように、均一な照明領域が数mmと
非常に狭く、例えば照明系を載置する光学台の取り付け
不良のために照明系とCCDセンサーとの位置関係にズ
レが生じ、配光分布がわずかでもP1の方へシフト(破
線)した場合P3の光量が極端に低下しシェーディング
補正を行った際、各色の基準となるCCD中央部の出力
に大きな差が生じてしまうためにカラーバランスが崩れ
画像に色ムラが生じ画質の劣化となる。また、上記の色
ムラを工場等の生産ラインで調整する場合、毎回出力画
像を見ながら光学台の調整を行い、その調整も試行錯誤
しながら行うため、効率及び歩留まりの低下を招く。
【0008】[発明の目的]本発明は、上記問題点を鑑
み、照明系を載置する光学台の調整不良による色ムラを
効率よく確実に除去することができる装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は、照明系とラ
インセンサーとの間の相対位置を調整するための調整手
段と、CCDからの出力をB,G,Rの信号からY,
M,C,BKへ変換する前に分岐して取り出し、その信
号を演算処理して色差信号とする手段と、その出力を外
部へ表示させる手段を設けることにより、色ムラを効率
よく確実に除去できるようにしたものである。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示しており、
同図において、本発明の画像走査装置は、大別して、原
稿露光系と画像処理系とそれらを制御する為の操作部と
制御回路部からなる制御系から構成されている。原稿露
光系は、原稿を照明するための蛍光ランプ1、メインリ
フレクタ2、サブリフレクタ3から成る照明系と、その
照明系をレール上で動かすためのスライダ5、照明系を
スライダ5に固定するためのスリットを持つ光学台7、
スライダ5の側面に固定された不図示のワイヤー固定治
具を取り付けるためのワイヤー台8から成る走査可動部
と、照明系が固定された光学台7とスライダ5の相対位
置を調整するために光学台7とワイヤー台8の間に取り
付けられたネジ9及び圧縮バネ10から成る調整機構
と、原稿の画像をCCD素子に向ける為の第1反射ミラ
ー12、及び第2、第3反射ミラー13,14から成る
反射光学系及び、原稿の画像を結像する為の結像レンズ
15から構成されている。つまり、調整機構はネジ9を
回転することにより光学台7を移動することができ、照
明系とCCDラインセンサーの相対的な位置関係を調整
することができる。画像処理系は、原稿を前述の照明系
で照明してその反射光を検知し、色分解及び画素分解す
るためのR,G,B3色の色フィルターが付いたCCD
ラインセンサ11及び、そのドライバーと、その検知し
た反射光を順次電気信号に変換するためのアナログプロ
セッサ16(A/D変換)と、変換された電気信号を各
画素の濃度に応じた電気信号に変換し、B,G,Rの信
号をY,M,Cの信号に変換するためのイメージプロセ
ッサ17から構成されている。そして本実施例では、ア
ナログプロセッサー16からのR,G,Bの出力信号が
イメージプロセッサー17に入力しY,M,Cに信号変
換される前にその信号を分岐して取り出し、その信号を
演算処理して色差信号とし、操作パネル等の表示装置、
あるいは外部の表示装置に出力させ、その信号の出力値
を比較することにより簡単に色ムラを定量的に評価する
ことができ、その出力信号に応じて、前述した原稿露光
系の調整機構を用い、色ムラを許容範囲内に抑えること
ができる。
【0011】実際には、全走査領域にわたって色ムラを
除去しなければならないので、例えば図2のように最大
の原稿サイズに対して3×3=9ポイント(1ポイント
の出力はCCD10×10=100画素の平均値をと
る)の読み取り位置を決めておき、走査後その9ポイン
ト中の各色B,G,R信号のうちGの信号値を基準にし
て他の2色との差分をとることによってあらかじめ決め
ておいた色ムラの許容範囲を超えたポイントの位置から
照明系がCCDに対してどの方向にズレているかを知る
ことができ、またその差分量と調整量をあらかじめキャ
リブレーションすることによってその差分から調整方向
と調整量を知ることができ、簡単に効率よく確実に色ム
ラを除去することができる。また本実施例においては、
ネジとスプリングの組み合わせで調整機構としたがステ
ッピングモーター等のアクチュエーターを用いた電気的
な調整機構でもかまわないし、またこの調整を自動化し
ても良い。
【0012】本実施例の画像走査装置のでは、工場のラ
インの組立後に画像評価を行う際や、ユーザー元で設置
後に色バランス等のチェックを行う際に、前述の課題で
述べた色ムラが生じた場合、簡単に効率よく確実に色ム
ラを除去することができる。
【0013】尚、調整機構は、画像走査装置の前側と後
側とに別々に設けても良い。つまり、照明系の光軸全体
が副走査方向にズレた場合、主走査方向の前側と後側と
の色バランスとしてはあまり顕著には崩れないが、前側
と後側で照明系の光学系に対する光軸がズレた場合、つ
まり、副走査方向に対して照明系が傾いた場合、主走査
方向で前側と後側の色バランスはかなり顕著に崩れる。
この時上に述べた方法と同様にCCDセンサの出力値よ
り調整機構の調整方向及び調整量を知ることができる
が、この場合は、前側と後側に別々に調整機構を有して
いるので、どちらか一方の調整機構を調整することによ
り、光軸全体の副走査方向のズレを考慮して簡単に色バ
ランスを補正することができる。
【0014】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、照明
系とラインセンサーの間の相対位置を調整するための調
整手段と、CCDからの出力を外部へ表示させる手段を
設けることにより、色ムラを効率よく確実に除去できる
ようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表す構成図。
【図2】本発明を実施した場合の原稿読み取り位置を示
す図。
【図3】従来装置の構成を表す構成図。
【図4】蛍光ランプの主走査方向の配光分布を表す図。
【図5】光学系の位置と蛍光ランプの副走査方向の配光
分布との位置関係を表す図。
【符号の説明】
1 蛍光ランプ 2 リフレクタ 12 反射ミラー 15 結像レンズ 11 CCDラインセンサ 16 アナログプロセッサ 17 イメージプロセッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明する光源を備えた照明系とこ
    の照明系により原稿を照明し得られる原稿からの画像光
    をレンズを介して複数のラインセンサを用いて読み取
    り、その画像の読み取りデータを画像処理して画像出力
    装置へデータを送る画像読取装置において、 原稿を照明する上記照明系と画像を読み取る上記ライン
    センサの光学的な位置を調整するための調整手段と、上
    記ラインセンサからの出力を表示装置に出力する手段
    と、を有することを特徴とする画像読取装置。
JP4173266A 1992-06-30 1992-06-30 画像読取装置 Pending JPH0622088A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4173266A JPH0622088A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4173266A JPH0622088A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 画像読取装置

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JPH0622088A true JPH0622088A (ja) 1994-01-28

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JP4173266A Pending JPH0622088A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 画像読取装置

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Effective date: 20000523