JPH08265510A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH08265510A JPH08265510A JP7062609A JP6260995A JPH08265510A JP H08265510 A JPH08265510 A JP H08265510A JP 7062609 A JP7062609 A JP 7062609A JP 6260995 A JP6260995 A JP 6260995A JP H08265510 A JPH08265510 A JP H08265510A
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- Japan
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- scanning
- optical system
- image reading
- image
- scanning optical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高画質な画像読み取りのできる画像読取装置
を提供する。 【構成】 走査部115をレール110上に摺動させる
スライダー302aの高さを調整し、走査部115とレ
ール110の間に生じる隙間をなくす。
を提供する。 【構成】 走査部115をレール110上に摺動させる
スライダー302aの高さを調整し、走査部115とレ
ール110の間に生じる隙間をなくす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿上の画像を読み取
る画像読取装置に関するものである。
る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置の構成を図6に示
す。装置は大きく分けて、画像入力部30Rと画像出力
部30Pとからなる。そのうち画像入力部30Rは、読
み取る画像情報を入力し、画像信号に変換し各種処理を
施した後に画像出力部へその画像信号を送るためのもの
である。また、画像出力部30Pは、入力された画像信
号から記録画像を形成するための画像形成部31、記録
紙Pを積載してそれを1枚ずつ送り出すための給紙ユニ
ット32、給紙ユニットから送り出された記録紙を保持
しながら画像形成部まで搬送し、画像を記録紙上に転写
するための転写搬送ユニット33、記録紙上に記録され
た画像を定着するための定着ユニット34から構成され
る。
す。装置は大きく分けて、画像入力部30Rと画像出力
部30Pとからなる。そのうち画像入力部30Rは、読
み取る画像情報を入力し、画像信号に変換し各種処理を
施した後に画像出力部へその画像信号を送るためのもの
である。また、画像出力部30Pは、入力された画像信
号から記録画像を形成するための画像形成部31、記録
紙Pを積載してそれを1枚ずつ送り出すための給紙ユニ
ット32、給紙ユニットから送り出された記録紙を保持
しながら画像形成部まで搬送し、画像を記録紙上に転写
するための転写搬送ユニット33、記録紙上に記録され
た画像を定着するための定着ユニット34から構成され
る。
【0003】ここで画像入力部としては、ハロゲンラン
プ等の蛍光ランプを光源としたものが多用され、一般的
に以下に述べる構成のものが知られている。その構成と
しては、原稿を置くための原稿台ガラス401、原稿を
照明するための蛍光ランプ404と原稿の画像をCCD
ラインセンサに向けるための第1のミラー407を備え
た第1の走査部601、第2,第3のミラー408,4
09を備えた第2の操作部602からなる反射光学系、
原稿の画像を結像するための結像レンズ410、原稿の
画像を読み取るためのレッド(R),グリーン(G),
ブルー(B)の3色のフィルタを備えたCCDラインセ
ンサ411及び画像処理系412から構成されている。
プ等の蛍光ランプを光源としたものが多用され、一般的
に以下に述べる構成のものが知られている。その構成と
しては、原稿を置くための原稿台ガラス401、原稿を
照明するための蛍光ランプ404と原稿の画像をCCD
ラインセンサに向けるための第1のミラー407を備え
た第1の走査部601、第2,第3のミラー408,4
09を備えた第2の操作部602からなる反射光学系、
原稿の画像を結像するための結像レンズ410、原稿の
画像を読み取るためのレッド(R),グリーン(G),
ブルー(B)の3色のフィルタを備えたCCDラインセ
ンサ411及び画像処理系412から構成されている。
【0004】次に駆動系を図7を用いて簡単に説明す
る。原稿台ガラス上の原稿を走査するための駆動系は、
駆動源となる駆動モータ701、駆動モータの駆動を伝
達するためのタイミングプーリー702,703とタイ
ミングベルト704、タイミングプーリーの回転を前側
と奥側両方に伝達するための駆動軸705、駆動軸の両
側に取りついた駆動プーリー706、駆動プーリーの回
転を第1,第2の走査部に伝達するための駆動ワイヤ7
07、アイドラプーリー708及び駆動ワイヤにテンシ
ョンを与えるテンションバネ709から構成されてい
る。ここで駆動ワイヤ707は、図示されているように
一端Aは露光装置枠体に固定され、第2の走査部602
のアイドラプーリー710を介して駆動プーリー706
に所定量だけ巻きつき、駆動プーリーと反対側のアイド
ラプーリーを介して駆動ワイヤ終端をテンションバネの
一端に固定され、テンションバネの他端を露光装置枠体
に固定されている。
る。原稿台ガラス上の原稿を走査するための駆動系は、
駆動源となる駆動モータ701、駆動モータの駆動を伝
達するためのタイミングプーリー702,703とタイ
ミングベルト704、タイミングプーリーの回転を前側
と奥側両方に伝達するための駆動軸705、駆動軸の両
側に取りついた駆動プーリー706、駆動プーリーの回
転を第1,第2の走査部に伝達するための駆動ワイヤ7
07、アイドラプーリー708及び駆動ワイヤにテンシ
ョンを与えるテンションバネ709から構成されてい
る。ここで駆動ワイヤ707は、図示されているように
一端Aは露光装置枠体に固定され、第2の走査部602
のアイドラプーリー710を介して駆動プーリー706
に所定量だけ巻きつき、駆動プーリーと反対側のアイド
ラプーリーを介して駆動ワイヤ終端をテンションバネの
一端に固定され、テンションバネの他端を露光装置枠体
に固定されている。
【0005】次に、画像読取動作を順を追って詳細に説
明する。まず、蛍光ランプ404が発光して均一濃度
(白)のシェーディング板406を照明し、反射光をC
CDラインセンサ411で読み取り、蛍光ランプ404
の照明ムラ及びCCDラインセンサ411内の受光素子
のばらつきを補正する(シェーディング補正)。
明する。まず、蛍光ランプ404が発光して均一濃度
(白)のシェーディング板406を照明し、反射光をC
CDラインセンサ411で読み取り、蛍光ランプ404
の照明ムラ及びCCDラインセンサ411内の受光素子
のばらつきを補正する(シェーディング補正)。
【0006】シェーディング補正後、原稿の画像を読み
取るために、紙面に平行な矢印A方向に原稿を照明しな
がら原稿を走査する。このとき原稿画像は、ミラーで反
射してレンズによってCCDセンサの受光面上に結像さ
れる。また照明系、第1のミラーを搭載した第1の走査
部は、一定速度Vで移動し、これと同期して第2,第3
のミラーを搭載した第2の走査部は、V/2の速度で移
動し、原稿とレンズ及びCCD間の距離を常に一定とし
結像関係を保つ。
取るために、紙面に平行な矢印A方向に原稿を照明しな
がら原稿を走査する。このとき原稿画像は、ミラーで反
射してレンズによってCCDセンサの受光面上に結像さ
れる。また照明系、第1のミラーを搭載した第1の走査
部は、一定速度Vで移動し、これと同期して第2,第3
のミラーを搭載した第2の走査部は、V/2の速度で移
動し、原稿とレンズ及びCCD間の距離を常に一定とし
結像関係を保つ。
【0007】ここでカラーの原稿を走査する時は、一般
に記録紙に対してイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(BK)4色のトナーを塗布する
ため上記の画像走査を4回繰り返し、上記画像出力部3
0Pが原稿の複写画像を出力する。
に記録紙に対してイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(BK)4色のトナーを塗布する
ため上記の画像走査を4回繰り返し、上記画像出力部3
0Pが原稿の複写画像を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、走査部が静止した状態から駆動系による駆動が
開始されるため、特に原稿先端において、この画像走査
部の立ち上がりの振動が問題となる。
例では、走査部が静止した状態から駆動系による駆動が
開始されるため、特に原稿先端において、この画像走査
部の立ち上がりの振動が問題となる。
【0009】この原因としては、図8のように第1の走
査部601をレール110上に設置する際、第1の走査
部1001a〜1001dの4個の内1個が、第1の走
査部の部品精度が悪いため、レールとの間に隙間を生じ
させる。したがって、静止した状態でも常に不安定であ
る。その隙間のガタを持った第1の走査部により走査時
に発生する振動の様子を図9に示す。図9のように、走
査開始位置(1)から始まった振動が、画像読み取り開
始位置(3)においても、収束しない。つまり、第1の
走査部による走査開始位置(1)から画像読み取り開始
位置(3)までの初期状態において、第1の操作部とレ
ールの間の隙間により生じるガタにより振動が増大して
しまい、画像読み取り開始位置においても振動が収束せ
ずに画像ブレとなり画質の劣化となる。
査部601をレール110上に設置する際、第1の走査
部1001a〜1001dの4個の内1個が、第1の走
査部の部品精度が悪いため、レールとの間に隙間を生じ
させる。したがって、静止した状態でも常に不安定であ
る。その隙間のガタを持った第1の走査部により走査時
に発生する振動の様子を図9に示す。図9のように、走
査開始位置(1)から始まった振動が、画像読み取り開
始位置(3)においても、収束しない。つまり、第1の
走査部による走査開始位置(1)から画像読み取り開始
位置(3)までの初期状態において、第1の操作部とレ
ールの間の隙間により生じるガタにより振動が増大して
しまい、画像読み取り開始位置においても振動が収束せ
ずに画像ブレとなり画質の劣化となる。
【0010】このような画像走査部の立ち上がり振動を
低減する方法として、画像走査部の助走距離(第1の走
査部の走査開始位置から原稿画像の読み取り開始位置ま
での距離)を伸ばす方法があるが、装置が大型化してし
まう。
低減する方法として、画像走査部の助走距離(第1の走
査部の走査開始位置から原稿画像の読み取り開始位置ま
での距離)を伸ばす方法があるが、装置が大型化してし
まう。
【0011】また、図10(a),(b)に示すような
構成とすることで、スライダのガタをなくす方法もあ
る。図10(a)は、レール902上に設置した第1の
走査部601の構成図である。レール902にスライダ
901a〜903cの3個で設置しているため、3個の
スライダとレールの間には隙間は生じない。したがって
第1の走査部とレールの間の隙間により生じる振動を抑
えることができる。ここで副走査方向のスライダ間距離
L1と主走査方向のスライダ間距離L2の関係が、L1
/L2=1に近づくほどより安定した状態になるが、こ
のような関係で装置を構成しようとすると、装置が大型
化してしまうという問題がある。
構成とすることで、スライダのガタをなくす方法もあ
る。図10(a)は、レール902上に設置した第1の
走査部601の構成図である。レール902にスライダ
901a〜903cの3個で設置しているため、3個の
スライダとレールの間には隙間は生じない。したがって
第1の走査部とレールの間の隙間により生じる振動を抑
えることができる。ここで副走査方向のスライダ間距離
L1と主走査方向のスライダ間距離L2の関係が、L1
/L2=1に近づくほどより安定した状態になるが、こ
のような関係で装置を構成しようとすると、装置が大型
化してしまうという問題がある。
【0012】また、図10(b)は、レール902上に
設置した第2の走査部602の構成図である。図のよう
に第2の走査部の立ち上がり振動を低減するために、第
2の走査部602の奥側のスライダー取付部904を段
ビス903によって固定しているため、図10(b)の
矢印B方向に回転可能となるイコライズ機構を設け、常
にスライダーとレール902が接触する状態をつくり、
立ち上がり時に第2の走査部602ががたつかない構成
に成っている。しかしながら、このような構成では、部
品点数が多くコストアップになり、しかも同じレール間
距離を取った場合、有効画像領域が狭くなる。つまり同
じ画像サイズを読み取れるようにすると、装置が大型化
してしまう。
設置した第2の走査部602の構成図である。図のよう
に第2の走査部の立ち上がり振動を低減するために、第
2の走査部602の奥側のスライダー取付部904を段
ビス903によって固定しているため、図10(b)の
矢印B方向に回転可能となるイコライズ機構を設け、常
にスライダーとレール902が接触する状態をつくり、
立ち上がり時に第2の走査部602ががたつかない構成
に成っている。しかしながら、このような構成では、部
品点数が多くコストアップになり、しかも同じレール間
距離を取った場合、有効画像領域が狭くなる。つまり同
じ画像サイズを読み取れるようにすると、装置が大型化
してしまう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、レール上を摺動する走査光学系を原稿に対して相対
移動することで前記原稿上の画像を読み取る画像読取装
置において、前記走査光学系に前記レールと摺動可能に
取りつけられている摺動部材を、前記走査光学系の摺動
面に直交する方向に高さ調整する調整手段を有すること
を特徴とするものである。
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、レール上を摺動する走査光学系を原稿に対して相対
移動することで前記原稿上の画像を読み取る画像読取装
置において、前記走査光学系に前記レールと摺動可能に
取りつけられている摺動部材を、前記走査光学系の摺動
面に直交する方向に高さ調整する調整手段を有すること
を特徴とするものである。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整することを特徴とするものである。
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整することを特徴とするものである。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすことを特徴とするものである。
2に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすことを特徴とするものである。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査光
学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーである
ことを特徴とするものである。
2に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査光
学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーである
ことを特徴とするものである。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記調整手段をナットにより固定する
ことを特徴とするものである。
の発明において、前記調整手段をナットにより固定する
ことを特徴とするものである。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、前記調整手段を接着剤により
固定することを特徴とするものである。
4に記載の発明において、前記調整手段を接着剤により
固定することを特徴とするものである。
【0019】また、請求項7に記載の発明は、レール上
を摺動する走査光学系を原稿に対して相対移動すること
で前記原稿上の画像を読み取る画像読取装置において、
前記走査光学系は、駆動モータと、走査方向に対して略
平行に張った駆動ワイヤと、前記駆動ワイヤに前記駆動
モータの駆動力を伝達する駆動プーリーとによって前記
原稿に対して相対移動し、前記走査光学系に前記レール
と摺動可能に取りつけられている摺動部材を、前記走査
光学系の摺動面に直交する方向に高さ調整する調整手段
を有することを特徴とするものである。
を摺動する走査光学系を原稿に対して相対移動すること
で前記原稿上の画像を読み取る画像読取装置において、
前記走査光学系は、駆動モータと、走査方向に対して略
平行に張った駆動ワイヤと、前記駆動ワイヤに前記駆動
モータの駆動力を伝達する駆動プーリーとによって前記
原稿に対して相対移動し、前記走査光学系に前記レール
と摺動可能に取りつけられている摺動部材を、前記走査
光学系の摺動面に直交する方向に高さ調整する調整手段
を有することを特徴とするものである。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整することを特徴とするものである。
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整することを特徴とするものである。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項7または
8に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすことを特徴とするものである。
8に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすことを特徴とするものである。
【0022】請求項10に記載の発明は、請求項7また
は8に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査
光学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーであ
ることを特徴とするものである。
は8に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査
光学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーであ
ることを特徴とするものである。
【0023】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載の発明において、前記調整手段をナットにより固定す
ることを特徴とするものである。
載の発明において、前記調整手段をナットにより固定す
ることを特徴とするものである。
【0024】請求項12に記載の発明は、請求項9また
は10に記載の発明において、前記調整手段を接着剤に
より固定することを特徴とするものである。
は10に記載の発明において、前記調整手段を接着剤に
より固定することを特徴とするものである。
【0025】
(第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例の画像
読取装置の構成図である。本画像読取装置は、大別して
画像入力部10Rと画像出力部10Pとからなる。
読取装置の構成図である。本画像読取装置は、大別して
画像入力部10Rと画像出力部10Pとからなる。
【0026】画像入力部10Rは、原稿照明系101と
画像処理系102とそれらを制御するための不図示の操
作部と制御回路部からなる制御系から構成されている。
原稿照明系101は、前記したシェーディング板(白
板)103と、原稿を照明するための蛍光ランプ107
と反射笠108からなる照明系及びその照明系を光学レ
ール110上で動かし、かつ第1のミラー111を保持
するためのスライダ114からなる走査光学系である第
1の走査部115と、第2,第3のミラー112,11
3を保持し第1の走査部115とともにレール110上
を動く走査光学系である第2の走査部117と、前記照
明系により照明され、第1,第2,第3のミラーにより
反射した原稿の画像を結像するための結像レンズ118
から構成される。画像処理系102は、原稿を前述の照
明系で照明してその反射光を検知し、色分解及び画素分
解するためのR,G,B3色の色フィルタが付いたCC
Dラインセンサ116及びそのドライバ121と、その
検知した反射光を順次電気信号に変換するためのアナロ
グプロセッサ119(A/D変換)と、変換された電気
信号を各画素の濃度に応じた電気信号に変換し、また、
B,G,Rの信号をY,M,Cの信号に変換するための
イメージプロセッサ(I/P)120から構成されてい
る。
画像処理系102とそれらを制御するための不図示の操
作部と制御回路部からなる制御系から構成されている。
原稿照明系101は、前記したシェーディング板(白
板)103と、原稿を照明するための蛍光ランプ107
と反射笠108からなる照明系及びその照明系を光学レ
ール110上で動かし、かつ第1のミラー111を保持
するためのスライダ114からなる走査光学系である第
1の走査部115と、第2,第3のミラー112,11
3を保持し第1の走査部115とともにレール110上
を動く走査光学系である第2の走査部117と、前記照
明系により照明され、第1,第2,第3のミラーにより
反射した原稿の画像を結像するための結像レンズ118
から構成される。画像処理系102は、原稿を前述の照
明系で照明してその反射光を検知し、色分解及び画素分
解するためのR,G,B3色の色フィルタが付いたCC
Dラインセンサ116及びそのドライバ121と、その
検知した反射光を順次電気信号に変換するためのアナロ
グプロセッサ119(A/D変換)と、変換された電気
信号を各画素の濃度に応じた電気信号に変換し、また、
B,G,Rの信号をY,M,Cの信号に変換するための
イメージプロセッサ(I/P)120から構成されてい
る。
【0027】次に第1及び第2の走査部を駆動する駆動
系を図2を用いて簡単に説明する。原稿台ガラス上の原
稿を走査するための駆動系は、駆動源となる駆動モータ
201、駆動モータ201の駆動を伝達するためのタイ
ミングプーリー202,203とタイミングベルト20
4、タイミングプーリー202,203の回転を前側と
奥側両方に伝達するための駆動軸205、駆動軸の両端
に取りついた駆動プーリー206の回転を第1,第2の
走査部に伝達するための駆動ワイヤ207、アイドラプ
ーリー208及び駆動ワイヤにテンションを与えるテン
ションバネ209から構成されている。ここで駆動ワイ
ヤは、図示されているように一端Aは露光装置枠体に固
定され、第2の走査部のアイドラプーリー211及び駆
動プーリー206を介して終端がテンションバネの一端
に固定され、テンションバネの他端が露光装置枠体に固
定されている。
系を図2を用いて簡単に説明する。原稿台ガラス上の原
稿を走査するための駆動系は、駆動源となる駆動モータ
201、駆動モータ201の駆動を伝達するためのタイ
ミングプーリー202,203とタイミングベルト20
4、タイミングプーリー202,203の回転を前側と
奥側両方に伝達するための駆動軸205、駆動軸の両端
に取りついた駆動プーリー206の回転を第1,第2の
走査部に伝達するための駆動ワイヤ207、アイドラプ
ーリー208及び駆動ワイヤにテンションを与えるテン
ションバネ209から構成されている。ここで駆動ワイ
ヤは、図示されているように一端Aは露光装置枠体に固
定され、第2の走査部のアイドラプーリー211及び駆
動プーリー206を介して終端がテンションバネの一端
に固定され、テンションバネの他端が露光装置枠体に固
定されている。
【0028】次に、読み取り動作を順を追って説明す
る。まず蛍光ランプ107が発光して均一濃度(白)の
シェーディング板103を照明し、反射光をCCDライ
ンセンサ116内の受光素子のばらつきを補正する(シ
ェーディング補正)。
る。まず蛍光ランプ107が発光して均一濃度(白)の
シェーディング板103を照明し、反射光をCCDライ
ンセンサ116内の受光素子のばらつきを補正する(シ
ェーディング補正)。
【0029】シェーディング補正後、原稿の画像を読み
取るために紙面に平行に矢印の方向に原稿を照明しなが
ら原稿を走査する。このとき原稿の画像は、ミラーで反
射し、レンズ118によってCCDラインセンサ116
の受光面上に結像され、また照明系、第1のミラーを搭
載した第1の走査部は、一定速度Vで移動し、これと同
期して第2,第3のミラーを搭載した第2の操作部は、
V/2の速度で移動し、原稿とレンズ及びCCD間の距
離を常に一定とし、結像関係を保つ。
取るために紙面に平行に矢印の方向に原稿を照明しなが
ら原稿を走査する。このとき原稿の画像は、ミラーで反
射し、レンズ118によってCCDラインセンサ116
の受光面上に結像され、また照明系、第1のミラーを搭
載した第1の走査部は、一定速度Vで移動し、これと同
期して第2,第3のミラーを搭載した第2の操作部は、
V/2の速度で移動し、原稿とレンズ及びCCD間の距
離を常に一定とし、結像関係を保つ。
【0030】また、カラーの原稿を走査するときには、
一般に記録紙に対してイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(BK)4色のトナー
を塗布するため、上記の画像走査を4回繰り返し、上記
画像出力部により原稿の読取画像を出力する。
一般に記録紙に対してイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(BK)4色のトナー
を塗布するため、上記の画像走査を4回繰り返し、上記
画像出力部により原稿の読取画像を出力する。
【0031】ここで第1の走査部の構成について図3を
用いて簡単に説明する。図に示すように第1の走査部1
15は、レール110に対して隙間なく、つまりガタつ
きがないような状態に設置している。これは第1の走査
部115のユニット組立時、摺動部材であるスライダー
のうち1個(302a)をネジ形状にして調整手段と
し、定盤上でスライダー4個ががたつかないように走査
部115が摺動する方向と垂直方向にあらかじめ調整し
てガタ取りを行っている。ネジ形状のスライダー302
aは、ナット303によって固定されているが、接着剤
で固定するようにしてもよい。また、第1の走査部11
5、第2の走査部117を画像読取装置内に取りつけた
後、画像読取装置内のレール上で調整用のスライダー1
個を摺動する方向と垂直方向に調整して、ガタ取りを行
ってもよい。
用いて簡単に説明する。図に示すように第1の走査部1
15は、レール110に対して隙間なく、つまりガタつ
きがないような状態に設置している。これは第1の走査
部115のユニット組立時、摺動部材であるスライダー
のうち1個(302a)をネジ形状にして調整手段と
し、定盤上でスライダー4個ががたつかないように走査
部115が摺動する方向と垂直方向にあらかじめ調整し
てガタ取りを行っている。ネジ形状のスライダー302
aは、ナット303によって固定されているが、接着剤
で固定するようにしてもよい。また、第1の走査部11
5、第2の走査部117を画像読取装置内に取りつけた
後、画像読取装置内のレール上で調整用のスライダー1
個を摺動する方向と垂直方向に調整して、ガタ取りを行
ってもよい。
【0032】このように構成することで、第1の走査部
による走査開始位置から原稿上の画像読み取り開始位置
までの初期状態において第1の走査部とレールの間の隙
間により生じる振動を抑えることができる。このときの
上記第1の走査部の画像走査時における振動の収束過程
を図4に示す。図4よりわかるように原稿上の画像読み
取り開始位置(3)までに第1の走査部の立ち上がり振
動は収束している。したがって、画像読取装置を大型化
することなく、第1の走査部の立ち上がり振動により画
像先端のぶれが発生しないため、画像の劣化を防止する
ことができる。そして、常に安定した状態で走査を行う
ことができる。
による走査開始位置から原稿上の画像読み取り開始位置
までの初期状態において第1の走査部とレールの間の隙
間により生じる振動を抑えることができる。このときの
上記第1の走査部の画像走査時における振動の収束過程
を図4に示す。図4よりわかるように原稿上の画像読み
取り開始位置(3)までに第1の走査部の立ち上がり振
動は収束している。したがって、画像読取装置を大型化
することなく、第1の走査部の立ち上がり振動により画
像先端のぶれが発生しないため、画像の劣化を防止する
ことができる。そして、常に安定した状態で走査を行う
ことができる。
【0033】(第2の実施例)図5に第2の実施例の画
像読取装置の構成図を示す。本実施例では、走査光学系
である第1の走査部115のユニット組立時、定盤上で
摺動部材であるスライダー4個がガタつかないようにス
ライダー302とレール110の間に隙間のある箇所の
スライダー302とスライダーが取りつく部材の間に調
整手段であるスペーサー501を挿入することによりガ
タ取りを行っている。また、このスペーサー501は、
接着剤によって固定されている。したがって、本発明の
画像走査部は、常に4個の足(スライダー)でレール1
10上に設置しているため、常に安定した状態にある。
ゆえに、第1の走査部115とレール110の間の隙間
により生じる振動を抑えることができる。このときの上
記第1の走査部115の画像走査時における振動の収束
過程も第1の実施例と同様に図4のようになる。したが
って、画像読取装置を大型化することなく、第1の走査
部115の立ち上がり振動による画像先端ぶれが発生し
ないため、画像の劣化を防止することができる。
像読取装置の構成図を示す。本実施例では、走査光学系
である第1の走査部115のユニット組立時、定盤上で
摺動部材であるスライダー4個がガタつかないようにス
ライダー302とレール110の間に隙間のある箇所の
スライダー302とスライダーが取りつく部材の間に調
整手段であるスペーサー501を挿入することによりガ
タ取りを行っている。また、このスペーサー501は、
接着剤によって固定されている。したがって、本発明の
画像走査部は、常に4個の足(スライダー)でレール1
10上に設置しているため、常に安定した状態にある。
ゆえに、第1の走査部115とレール110の間の隙間
により生じる振動を抑えることができる。このときの上
記第1の走査部115の画像走査時における振動の収束
過程も第1の実施例と同様に図4のようになる。したが
って、画像読取装置を大型化することなく、第1の走査
部115の立ち上がり振動による画像先端ぶれが発生し
ないため、画像の劣化を防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明で
は、レール上を摺動する走査光学系を原稿に対して相対
移動することで前記原稿上の画像を読み取る画像読取装
置において、前記走査光学系に前記レールと摺動可能に
取りつけられている摺動部材を、前記走査光学系の摺動
面に直交する方向に高さ調整する調整手段を有するよう
な構成とした。このように構成することで、走査光学系
とレールとの隙間により生じる振動を抑えることができ
る。
は、レール上を摺動する走査光学系を原稿に対して相対
移動することで前記原稿上の画像を読み取る画像読取装
置において、前記走査光学系に前記レールと摺動可能に
取りつけられている摺動部材を、前記走査光学系の摺動
面に直交する方向に高さ調整する調整手段を有するよう
な構成とした。このように構成することで、走査光学系
とレールとの隙間により生じる振動を抑えることができ
る。
【0035】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整する構成とした。このように構成す
ることで、4つの摺動部材を取りつけた場合に走査光学
系とレールとの隙間により生じる振動を抑えることがで
きる。
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整する構成とした。このように構成す
ることで、4つの摺動部材を取りつけた場合に走査光学
系とレールとの隙間により生じる振動を抑えることがで
きる。
【0036】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすような構成とした。このように構成することで、摺
動部材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
2に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすような構成とした。このように構成することで、摺
動部材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
【0037】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査光
学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーである
ような構成とした。このように構成することで、摺動部
材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
2に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査光
学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーである
ような構成とした。このように構成することで、摺動部
材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
【0038】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記調整手段をナットにより固定する
構成とした。このように構成することで、走査光学系と
レールとの隙間が変化しても、摺動部材の高さ調整を適
宜行えるようになった。
の発明において、前記調整手段をナットにより固定する
構成とした。このように構成することで、走査光学系と
レールとの隙間が変化しても、摺動部材の高さ調整を適
宜行えるようになった。
【0039】請求項6に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、前記調整手段を接着剤により
固定する構成とした。このように構成することで、確実
に振動を抑えることができるようになった。
4に記載の発明において、前記調整手段を接着剤により
固定する構成とした。このように構成することで、確実
に振動を抑えることができるようになった。
【0040】また、請求項7に記載の発明は、レール上
を摺動する走査光学系を原稿に対して相対移動すること
で前記原稿上の画像を読み取る画像読取装置において、
前記走査光学系は、駆動モータと、走査方向に対して略
平行に張った駆動ワイヤと、前記駆動ワイヤに前記駆動
モータの駆動力を伝達する駆動プーリーとによって前記
原稿に対して相対移動し、前記走査光学系に前記レール
と摺動可能に取りつけられている摺動部材を、前記走査
光学系の摺動面に直交する方向に高さ調整する調整手段
を有するような構成とした。このように構成すること
で、走査光学系とレールとの隙間により駆動系から生じ
る振動を抑えることができる。
を摺動する走査光学系を原稿に対して相対移動すること
で前記原稿上の画像を読み取る画像読取装置において、
前記走査光学系は、駆動モータと、走査方向に対して略
平行に張った駆動ワイヤと、前記駆動ワイヤに前記駆動
モータの駆動力を伝達する駆動プーリーとによって前記
原稿に対して相対移動し、前記走査光学系に前記レール
と摺動可能に取りつけられている摺動部材を、前記走査
光学系の摺動面に直交する方向に高さ調整する調整手段
を有するような構成とした。このように構成すること
で、走査光学系とレールとの隙間により駆動系から生じ
る振動を抑えることができる。
【0041】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整する構成とした。このように構成す
ることで、4つの摺動部材を取りつけた場合に走査光学
系とレールとの隙間により生じる振動を抑えることがで
きる。
の発明において、前記走査光学系には4つの摺動部材が
取りつけられ、前記調整手段は、前記摺動部材のうち少
なくとも1つを調整する構成とした。このように構成す
ることで、4つの摺動部材を取りつけた場合に走査光学
系とレールとの隙間により生じる振動を抑えることがで
きる。
【0042】請求項9に記載の発明は、請求項7または
8に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすような構成とした。このように構成することで、摺
動部材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
8に記載の発明において、前記調整手段は、ネジ形状を
なすような構成とした。このように構成することで、摺
動部材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
【0043】請求項10に記載の発明は、請求項7また
は8に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査
光学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーであ
るような構成とした。このように構成することで、摺動
部材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
は8に記載の発明において、前記調整手段は、前記走査
光学系と前記摺動部材の間に設けられたスペーサーであ
るような構成とした。このように構成することで、摺動
部材の高さ調整を簡単に行えるようになった。
【0044】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載の発明において、前記調整手段をナットにより固定す
る構成とした。このように構成することで、走査光学系
とレールとの隙間が変化しても、摺動部材の高さ調整を
適宜行えるようになった。
載の発明において、前記調整手段をナットにより固定す
る構成とした。このように構成することで、走査光学系
とレールとの隙間が変化しても、摺動部材の高さ調整を
適宜行えるようになった。
【0045】請求項12に記載の発明は、請求項9また
は10に記載の発明において、前記調整手段を接着剤に
より固定する構成とした。このように構成することで、
確実に振動を抑えることができるようになった。
は10に記載の発明において、前記調整手段を接着剤に
より固定する構成とした。このように構成することで、
確実に振動を抑えることができるようになった。
【図1】実施例の画像読取装置の構成図である。
【図2】実施例の駆動系の構成図である。
【図3】実施例の第1の走査部の構成図である。
【図4】実施例の第1の走査部の振動状態を示す図であ
る。
る。
【図5】実施例の画像読取装置の構成図である。
【図6】従来の画像読取装置の構成図である。
【図7】従来の駆動系の構成図である。
【図8】従来の走査部の構成図である。
【図9】従来の第1の走査部の振動状態を示す図であ
る。
る。
【図10】従来の走査部の構成図である。
302 スライダー 501 スペイサー
Claims (12)
- 【請求項1】 レール上を摺動する走査光学系を原稿に
対して相対移動することで前記原稿上の画像を読み取る
画像読取装置において、 前記走査光学系に前記レールと摺動可能に取りつけられ
ている摺動部材を、前記走査光学系の摺動面に直交する
方向に高さ調整する調整手段を有することを特徴とする
画像読取装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記走査光学系には
4つの摺動部材が取りつけられ、前記調整手段は、前記
摺動部材のうち少なくとも1つを調整することを特徴と
する画像読取装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記調整手
段は、ネジ形状をなすことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項4】 請求項1または2において、前記調整手
段は、前記走査光学系と前記摺動部材の間に設けられた
スペーサーであることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項5】 請求項3において、前記調整手段をナッ
トにより固定することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項6】 請求項3または4において、前記調整手
段を接着剤により固定することを特徴とする画像読取装
置。 - 【請求項7】 レール上を摺動する走査光学系を原稿に
対して相対移動することで前記原稿上の画像を読み取る
画像読取装置において、 前記走査光学系は、駆動モータと、走査方向に対して略
平行に張った駆動ワイヤと、前記駆動ワイヤに前記駆動
モータの駆動力を伝達する駆動プーリーとによって前記
原稿に対して相対移動し、前記走査光学系に前記レール
と摺動可能に取りつけられている摺動部材を、前記走査
光学系の摺動面に直交する方向に高さ調整する調整手段
を有することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記走査光学系には
4つの摺動部材が取りつけられ、前記調整手段は、前記
摺動部材のうち少なくとも1つを調整することを特徴と
する画像読取装置。 - 【請求項9】 請求項7または8において、前記調整手
段は、ネジ形状をなすことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項10】 請求項7または8において、前記調整
手段は、前記走査光学系と前記摺動部材の間に設けられ
たスペーサーであることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項11】 請求項9において、前記調整手段をナ
ットにより固定することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項12】 請求項9または10において、前記調
整手段を接着剤により固定することを特徴とする画像読
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062609A JPH08265510A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062609A JPH08265510A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265510A true JPH08265510A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13205236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7062609A Pending JPH08265510A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265510A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6075960A (en) * | 1998-03-31 | 2000-06-13 | Nec Corporation | Image scanner pulley system for maintaining a constant distance between an optical sensor and a scanned document |
US6369875B1 (en) | 1999-01-26 | 2002-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Slidable assembly including slider pieces with an upper and lower part |
JP2009151341A (ja) * | 2009-04-06 | 2009-07-09 | Toshiba Corp | 画像読取装置及び画像読取方法 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP7062609A patent/JPH08265510A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6075960A (en) * | 1998-03-31 | 2000-06-13 | Nec Corporation | Image scanner pulley system for maintaining a constant distance between an optical sensor and a scanned document |
US6369875B1 (en) | 1999-01-26 | 2002-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Slidable assembly including slider pieces with an upper and lower part |
JP2009151341A (ja) * | 2009-04-06 | 2009-07-09 | Toshiba Corp | 画像読取装置及び画像読取方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021210 |