JPH06220810A - 弾性舗装材による舗装構造の空気排出方法,およびその空気排出部材 - Google Patents

弾性舗装材による舗装構造の空気排出方法,およびその空気排出部材

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JPH06220810A
JPH06220810A JP1031991A JP1031991A JPH06220810A JP H06220810 A JPH06220810 A JP H06220810A JP 1031991 A JP1031991 A JP 1031991A JP 1031991 A JP1031991 A JP 1031991A JP H06220810 A JPH06220810 A JP H06220810A
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air discharge
pavement
air
layer
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JP1031991A
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Shigeto Kumagai
成人 熊谷
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K K S KK
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K K S KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 所要層厚の基礎砕石(切込み砂利)層12,
およびアスファルトコンクリート層13,14を順次に
積層させ、かつ上層のアスファルトコンクリート層上に
ウレタン,ゴムなどの弾性舗装材層15を表面被覆して
密閉仕上げする舗装構造において、舗装構造内部の空気
を迅速かつ効果的に排出できるようにする。 【構成】 内部に排気空間を形成して下方に開口された
本体頭部,本体頭部の内面に垂下された支柱部,当該支
柱部の下部を分岐して左右斜め下方に延長させた上で、
前記排気空間に連通する連通孔を上方に開穿した本体裾
部を、少なくとも有して一連に形成させた空気排出部材
21を用い、空気排出部材を基礎砕石層内12の上部所
要箇所毎に埋設させて、その端部の排気空間を舗装面外
で外部に開放させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に運動場,競技場
のコート施設などの表面舗装として多用される弾性舗装
材によって表面被覆した舗装構造の空気排出方法,およ
びその空気排出部材に関し、さらに詳しくは、ウレタ
ン,ゴムなどの弾性舗装材によって表面被覆した舗装構
造において、構造内部に混在,もしくは侵入する空気を
排出するための空気排出方法,および当該空気排出のた
めに構造内部に埋設して設置される空気排出部材に係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の弾性舗装材によって
表面被覆した舗装構造としては、通常の場合,例えば、
図5に示す構成が知られている。すなわち、図5の従来
例による弾性舗装材を用いた舗装構造においては、舗装
対象土壌のあらかじめ整備された基礎地盤1上にあっ
て、200〜300mm程度の層厚の水捌け層を兼ねる
基礎砕石(切込み砂利)層2と、比較的粒径の大きい砂
利などの骨材を混入した40mm程度の層厚の第1のア
スファルトコンクリート層3,およびこれよりも粒径の
小さい同様な骨材を混入した30mm程度の層厚の第2
のアスファルトコンクリート層4とを順次に積層させる
と共に、上層の第2のアスファルトコンクリート層4上
に対して、ウレタン,ゴムなどの弾性舗装材層5を10
mm程度の層厚により表面被覆させて密閉仕上げしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、土壌中にあっ
ては、予期以上の空気が包含されており、この包含され
た空気は、通常,周囲から何らかの圧力が加えられない
限り包含されたまゝの状態で安定している。そして、前
記状態は、この種の弾性舗装材により表面被覆させて密
閉仕上げする舗装構造においても例外ではなく、このよ
うな土壌形態において、前記図5に示されているよう
に、降雨などに伴い、舗装仕上げ面の周囲土壌6から実
線矢印7で示す水が浸透すると、この侵入する水の浸透
圧などによって、当該土壌6中に包含される先住空気の
安定性が崩れて流動を始め、例えば、点線矢印8で示す
ように基礎地盤1内から、水捌け作用を円滑に行なわせ
るために比較的空隙率の高い基礎砕石層2内に追いやら
れることになり、やがては、この基礎砕石層2内に存在
する空気と共々に、第1のアスファルトコンクリート層
3,および第2のアスファルトコンクリート層4を順次
に透過して密閉仕上げされた最上層の弾性舗装材層5の
下部に達し、この弾性舗装材層5における強度の低い部
分を膨出させて滞溜するもので、この結果,舗装表面が
部分的に隆起して、いわゆる不陸現象を生ずるという欠
点がある。
【0004】この発明は、このような従来の問題点を解
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、舗装構造内部の空気を迅速かつ効果的に排出し得る
ようにした,この種の弾性舗装材による舗装構造の空気
排出方法,およびその空気排出部材を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る弾性舗装材による舗装構造の空気排
出方法は、所要層厚の基礎砕石(切込み砂利)層,およ
びアスファルトコンクリート層を順次に積層させ、かつ
上層のアスファルトコンクリート層上にウレタン,ゴム
などの弾性舗装材層を表面被覆して密閉仕上げする舗装
構造において、内部に排気空間を形成して下方に開口さ
れた本体頭部と、当該本体頭部の内面に垂下された支柱
部と、当該支柱部の下部を分岐して左右斜め下方に延長
させた上で、前記排気空間に連通する連通孔を上方に開
穿した本体裾部とを、少なくとも有して一連に形成させ
た空気排出部材を用い、当該空気排出部材を前記基礎砕
石層内の上部所要箇所毎に埋設させると共に、その端部
の排気空間を前記舗装面外で適宜,外部に開放させてな
り、前記基礎砕石層内の空気を、空気排出部材の本体裾
部に添わせて連通孔から、また、本体頭部の下方開口か
ら、それぞれ排気空間に導いて外部に排出させることを
特徴とするものである。
【0006】また、この発明に係る弾性舗装材による舗
装構造の空気排出部材は、内部に排気空間を形成して下
方に開口された本体頭部と、当該本体頭部の内面に垂下
された支柱部と、当該支柱部の下部を分岐して左右斜め
下方に延長させると共に、前記排気空間に連通する連通
孔を開穿した本体裾部とを、少なくとも有して一連に形
成させたことを特徴とするものである。そしてまた、前
記構成の空気排出部材において、所要間隔位置毎に長手
方向に直交する方向で、少なくとも前記支柱部,および
各本体裾部のそれぞれを包含して、前記本体頭部にリブ
片を係着させたことを特徴とし、さらに、端部相互を突
き合わせた状態で、当該突き合わせ部を含む各本体頭部
上に所要長さの接続ソケットを被嵌して連接させたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】従って、この発明によれば、降雨などに伴い、
舗装仕上げ面の周囲土壌からの水の浸透で、当該周囲土
壌中に包含されている先住空気が基礎地盤内に流動し、
この基礎地盤内に存在する空気と共々に基礎砕石層内に
押出された場合,この空気を、一方では、空気排出部材
に設けられた左右の各本体裾部の下面に添い上方に導い
て各連通孔から排気空間内に、他方では、左右の各開口
部から直接,排気空間内にそれぞれ収容させ、当該排気
空間を通して舗装面外で外部に放出できるのであり、ま
た、空気排出部材の埋め込み部における水捌けは、本体
頭部の表面に添い流下させ、かつ各開口部の付近に入り
込んだ水は、その大部分を左右の各本体裾部の上面に添
わせて下方に流下させ、排気空間内に入った水について
も、空気排出に併せて同様に舗装面外で外部に排水させ
得るのである。
【0008】また、前記空気排出部材においては、全長
を通した所要間隔位置に長手方向に直交する方向で、支
柱部,各本体裾部を包含するように、本体頭部に対して
リブ片を係着させてあるために、これらの各部の保形が
確実になされ、併せて、全体の強度を充分に向上できる
のであり、かつまた、空気排出部材の各端部を相互に突
き合わせた状態で、当該突き合わせ部を含む各本体頭部
上に対して、その表面形状に一致する内面形状の接続ソ
ケットを被嵌し得るようにしたから、当該空気排出部材
を長手方向に連接させて接続使用することができる。
【0009】
【実施例】以下,この発明に係る弾性舗装材による舗装
構造の空気排出方法,およびその空気排出部材の実施例
につき、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例を適用した弾性
舗装材による舗装構造の概要を示す断面図であり、ま
た、図2,および図3は同上舗装構造に適用される空気
排出部材を取り出して示す側面図,および要部の断面
図、図4は当該空気排出部材を長手方向に連接させる場
合の接続態様の一例を示す部分側面図である。
【0011】まず、図1に示すこの実施例の舗装構造に
おいて、11は舗装対象土壌部分に対応してあらかじめ
所要通りに整備された基礎地盤である。また、12は前
記基礎地盤11上に、200〜300mm程度の層厚で
平坦に敷設された水捌け層を兼ねる基礎砕石(切込み砂
利)層であって、その上方部分には、必要とされる所要
間隔毎に後述する空気排出部材21を埋め込んで配設す
ると共に、当該空気排出部材21に形成される排気空間
をこゝでの舗装面外で、例えば、暗渠を構成するトラフ
内などを通して適宜,外部に開放させるようにしてあ
り、13は当該空気排出部材21を含む基礎砕石層12
上に、比較的粒径の大きい砂利などの骨材を混入して4
0mm程度の層厚で平坦に形成された第1のアスファル
トコンクリート層を示し、14は当該第1のアスファル
トコンクリート層13上に、これよりも粒径の小さい同
様な骨材を混入して30mm程度の層厚で平坦に形成さ
れた第2のアスファルトコンクリート層である。さら
に、15は前記上層の第2のアスファルトコンクリート
層13上に、ウレタン,ゴムなどの弾性舗装材を10m
m程度の層厚で可及的平坦に表面被覆させて密閉仕上げ
した弾性舗装材層である。なお、同図中,16は前記舗
装仕上げされる基礎地盤11の周囲土壌、17は当該周
囲土壌16から降雨などで浸透する水の浸透方向を示す
実線矢印、18は当該浸透水圧によって前記基礎地盤1
1から基礎砕石層12内に侵入する空気の流れ,ならび
に前記空気排出管21内を経て外部に排出される空気の
流れを示す点線矢印である。
【0012】しかして、前記空気排出部材21について
は、図2,および図3い示されているように、少なくと
も内部に排気空間23を配して下方に開口部24を開口
させた傘状,こゝでは部分円弧状をなす本体頭部22
と、当該本体頭部22の頂部内面から排気空間23を2
つに区分して垂下された支柱部25と、当該支柱部25
の下部を比較的急傾斜で斜め下方に分岐した分岐部2
6,26と、当該各分岐部26,26の端部をこれより
も充分に緩傾斜で左右斜め下方に拡開して延長した本体
裾部27,27とを有し、例えば、押出し成形などによ
って、これらの各部を所定長さで一連の部材に形成させ
たものであり、また、前記各分岐部26,26のそれぞ
れには、長手方向に添い所定間隔で交互に連通孔28,
28を開穿させると共に、当該部材の全長を通した所要
間隔位置には、長手方向に直交する方向において、少な
くとも前記支柱部25,各分岐部26,および各本体裾
部27のそれぞれを包含するようにして、前記本体頭部
22に対して補強などのためのリブ片29を係着させて
構成し、さらに、前記構成の空気排出部材21を長手方
向に連接させて接続使用する場合には、図4に示されて
いるように、端部相互を突き合わせた状態で、当該突き
合わせ部を含む各本体頭部22,22上に半円弧状断面
の所要長さに形成された接続ソケット30を被嵌して用
いるようにしたものである。
【0013】従って、前記のように構成されるこの実施
例の舗装構造においては、水捌け作用を円滑に行なわせ
るために比較的空隙率の高い基礎砕石層12内の上部に
あって、より一層,内部空気を受け入れ易い充分な内容
積の排気空間23を形成した空気排出部材21を埋め込
んで配設してあるために、図1からも明らかな如く、降
雨などに伴い、舗装仕上げ面の周囲土壌16に実線矢印
17で示すように水が浸透して、この侵入する水の浸透
圧などにより、当該土壌16中に包含される先住空気の
安定性が崩れて流動を始め、例えば、点線矢印18で示
すように基礎地盤11内に追いやられて、この基礎地盤
11内に存在する空気と共々に基礎砕石層12内に押出
されてくると、この空気は、一方で、空気排出部材11
における比較的緩傾斜で斜め下方に拡開して延長した左
右の各本体裾部27,27の下面に添って上方に導かれ
ると共に、比較的急傾斜で斜め下方に分岐される左右の
各分岐部26,26に穿設された左右の各連通孔28,
28を経て、それぞれの各排気空間23,23内に収容
され、他方では、左右の各開口部24,24から直接,
これらの各排気空間23,23内に収容された後、当該
各排気空間23,23を通して舗装面外で適宜,外部に
放出されるもので、この結果,従来のように弾性舗装材
層5の舗装表面が部分的に隆起するなどの不陸現象を生
ずる惧れが解消されるのである。
【0014】そして、こゝでの空気排出部材11の埋め
込み部における水捌けについては、本体頭部22の表面
に添って下方に流下されるほか、各開口部24,24の
付近に入り込んだ水は、その大部分が左右の各本体裾部
27,27の上面に添い下方に流下されて、それぞれ所
期通りに排水され、かつ各排気空間23,23内に入っ
た水は、前記の空気排出に併せて、全く同様に、舗装面
外で適宜,外部に排水されるのである。
【0015】また、この実施例構成の場合にあっては、
各分岐部26,26に形成される連通孔28,28を長
手方向に添い所定間隔で交互に開穿させてあるために、
空気排出部材21自体の強度を低減させてしまうような
惧れがなく、しかも、空気排出部材21での全長を通し
た所要間隔位置に、長手方向に直交する方向で、かつ支
柱部25,各分岐部26,および各本体裾部27のそれ
ぞれを包含するようにして、本体頭部22に対して補強
などのためのリブ片29を係着させたので、これらの各
部の保形が確実になされると共に、全体の強度を充分に
向上できるのであり、さらに、空気排出部材21の各端
部を相互に突き合わせた状態で、当該突き合わせ部を含
む各本体頭部22,22上に対して、その表面形状に一
致する内面形状の接続ソケット30を被嵌し得るように
したから、当該空気排出部材21を長手方向に連接させ
て接続使用することができるのである。
【0016】なお、前記実施例においては、支柱部25
を本体頭部22の頂部内面から排気空間23を2つに区
分して垂下させているが、当該支柱部25を本体頭部2
2の内面から任意に取出すようにしてもよく、また、支
柱部25の下部を分岐して一旦,各分岐部26,26を
形成した上で左右の各本体裾部27,27を形成してい
るが、当該各本体裾部27,27を支柱部25から直
接,分岐させるようにしてもよいもので、必ずしもこの
ような形態にのみ限定されない。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によると
きは、前記実施例からも明らかなように、所要層厚の基
礎砕石(切込み砂利)層,およびアスファルトコンクリ
ート層を順次に積層させ、かつ上層のアスファルトコン
クリート層上にウレタン,ゴムなどの弾性舗装材層を表
面被覆して密閉仕上げする舗装構造において、水捌け作
用を円滑に行なわせるために比較的空隙率の高い基礎砕
石層内の上部に、より一層,内部空気を受け入れ易い充
分な内容積の排気空間を形成した空気排出部材を埋め込
んで配設したから、降雨などに伴い、舗装仕上げ面の周
囲土壌に水が浸透して、この侵入する水の浸透圧などに
より、当該周囲土壌中に包含される先住空気が基礎地盤
内に流動し、この基礎地盤内に存在する空気と共々に基
礎砕石層内に押出された場合にあって、この空気を、一
方では、空気排出部材における比較的緩傾斜で斜め下方
に拡開して延長した左右の各本体裾部の下面に添い上方
に導いて排気空間内に、また他方では、左右の各開口部
から直接,排気空間内にそれぞれ円滑かつ効果的に収容
でき、当該排気空間を通して舗装面外で適宜,外部に放
出し得るもので、結果的に、従来でのように弾性舗装材
層の舗装表面が部分的に隆起するなどの不陸現象を生ず
る惧れを容易に解消できるのであり、また同時に、空気
排出部材の埋め込み部における水捌けは、本体頭部の表
面に添って下方に流下され、かつ各開口部の付近に入り
込んだ水は、その大部分が左右の各本体裾部の上面に添
い下方に流下されて、それぞれ所期通りに排水でき、各
排気空間内に入った水についても、前記の空気排出に併
せて、全く同様に、舗装面外で適宜,外部に排水し得る
のである。
【0018】また、前記空気排出部材については、その
全長を通した所要間隔位置に、長手方向に直交する方向
で、支柱部,および各本体裾部のそれぞれを包含するよ
うにして、本体頭部に補強などのためのリブ片を係着さ
せたので、これらの各部の保形が確実になされるほか、
全体の強度を充分に向上でき、さらに、当該空気排出部
材の各端部を相互に突き合わせた状態で、当該突き合わ
せ部を含む各本体頭部上に対して、その表面形状に一致
する内面形状の接続ソケットを被嵌し得るようにしたか
ら、この空気排出部材を長手方向に連接させて接続使用
し得るなどの優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用した弾性舗装材によ
る舗装構造の概要を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例による舗装構造に適用され
る空気排出部材を取り出して示す側面図である。
【図3】この発明の一実施例による舗装構造に適用され
る空気排出部材を取り出して示す要部の断面図である。
【図4】この発明の一実施例による舗装構造に適用され
る空気排出部材を長手方向に連接させて使用する場合の
側面図である。
【図5】従来の弾性舗装材による舗装構造の概要を示す
断面図である。
【符号の説明】
11 舗装対象土壌部分の基礎地盤 12 基礎砕石(切込み砂利)層 13 第1のアスファルトコンクリート層 14 第2のアスファルトコンクリート層 15 弾性舗装材層 16 基礎地盤の周囲土壌 17 水の浸透方向を示す実線矢印 18 空気の流れを示す点線矢印 21 空気排出部材 22 本体頭部 23 排気空間 24 開口部 25 支柱部 26 分岐部 27 本体裾部 28 連通孔 29 リブ片 30 接続ソケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要層厚の基礎砕石(切込み砂利)層,
    およびアスファルトコンクリート層を順次に積層させ、
    かつ上層のアスファルトコンクリート層上にウレタン,
    ゴムなどの弾性舗装材層を表面被覆して密閉仕上げする
    舗装構造において、内部に排気空間を形成して下方に開
    口された本体頭部と、当該本体頭部の内面に垂下された
    支柱部と、当該支柱部の下部を分岐して左右斜め下方に
    延長させた上で、前記排気空間に連通する連通孔を上方
    に開穿した本体裾部とを、少なくとも有して一連に形成
    させた空気排出部材を用い、当該空気排出部材を前記基
    礎砕石層内の上部所要箇所毎に埋設させると共に、その
    端部の排気空間を前記舗装面外で適宜,外部に開放させ
    てなり、前記基礎砕石層内の空気を、空気排出部材の本
    体裾部に添わせて連通孔から、また、本体頭部の下方開
    口から、それぞれ排気空間に導いて外部に排出させるこ
    とを特徴とする弾性舗装材による舗装構造の空気排出方
    法。
  2. 【請求項2】 内部に排気空間を形成して下方に開口さ
    れた本体頭部と、当該本体頭部の内面に垂下された支柱
    部と、当該支柱部の下部を分岐して左右斜め下方に延長
    させると共に、前記排気空間に連通する連通孔を開穿し
    た本体裾部とを、少なくとも有して一連に形成させたこ
    とを特徴とする弾性舗装材による舗装構造の空気排出部
    材。
  3. 【請求項3】 所要間隔位置毎に長手方向に直交する方
    向で、少なくとも前記支柱部,および各本体裾部のそれ
    ぞれを包含して、前記本体頭部にリブ片を係着させたこ
    とを特徴とする請求項2記載の弾性舗装材による舗装構
    造の空気排出部材。
  4. 【請求項4】 端部相互を突き合わせた状態で、当該突
    き合わせ部を含む各本体頭部上に所要長さの接続ソケッ
    トを被嵌して連接させ得るようにしたことを特徴とする
    請求項2,3記載の弾性舗装材による舗装構造の空気排
    出部材。
JP1031991A 1991-01-03 1991-01-03 弾性舗装材による舗装構造の空気排出方法,およびその空気排出部材 Pending JPH06220810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534833A (ja) * 2002-07-29 2005-11-17 デ・フリース,フーゴ 競技可能な面、例えば競技場を敷設する方法、およびそのように形成された面

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534833A (ja) * 2002-07-29 2005-11-17 デ・フリース,フーゴ 競技可能な面、例えば競技場を敷設する方法、およびそのように形成された面

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