JPH0621938A - 位相修正値記憶型クロック再生回路 - Google Patents
位相修正値記憶型クロック再生回路Info
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- JPH0621938A JPH0621938A JP4175842A JP17584292A JPH0621938A JP H0621938 A JPH0621938 A JP H0621938A JP 4175842 A JP4175842 A JP 4175842A JP 17584292 A JP17584292 A JP 17584292A JP H0621938 A JPH0621938 A JP H0621938A
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- clock
- phase
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- phase correction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クロック再生回路に関し、バーストデータを
受信する局の数が多くともクロック再生回路は1個で各
局に対応した再生クロックを生成出来る位相修正値記憶
型クロック再生回路の提供を目的とする。 【構成】 時分割で送られて来る複数局夫々のバースト
受信データと、マスタクロックを可変分周器1にて分周
したクロックとの位相を位相比較器2にて比較し、比較
結果によりクロック挿入削除部3にてクロックの挿入削
除を行い位相を修正し可変分周器1の出力よりバースト
受信データに位相同期した再生クロックを生成するクロ
ック再生回路20を用い、複数局夫々の再生クロックを
生成した場合のクロック挿入削除回数による位相修正値
を位相修正値メモリ部30の各局対応のメモリに記憶し
ておき、複数局夫々のバースト信号受信時、局対応のメ
モリに記憶した位相修正値をクロック再生回路20の可
変分周器1にロードし、位相修正値だけ可変分周器1に
入力するクロックの位相を変化させ、クロック再生回路
20にて再生クロックを生成する構成とする。
受信する局の数が多くともクロック再生回路は1個で各
局に対応した再生クロックを生成出来る位相修正値記憶
型クロック再生回路の提供を目的とする。 【構成】 時分割で送られて来る複数局夫々のバースト
受信データと、マスタクロックを可変分周器1にて分周
したクロックとの位相を位相比較器2にて比較し、比較
結果によりクロック挿入削除部3にてクロックの挿入削
除を行い位相を修正し可変分周器1の出力よりバースト
受信データに位相同期した再生クロックを生成するクロ
ック再生回路20を用い、複数局夫々の再生クロックを
生成した場合のクロック挿入削除回数による位相修正値
を位相修正値メモリ部30の各局対応のメモリに記憶し
ておき、複数局夫々のバースト信号受信時、局対応のメ
モリに記憶した位相修正値をクロック再生回路20の可
変分周器1にロードし、位相修正値だけ可変分周器1に
入力するクロックの位相を変化させ、クロック再生回路
20にて再生クロックを生成する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信等に使用され
る時分割多元接続通信(TDMA)システムの各局に
て、複数局より時分割で送られてくるバースト受信デー
タを受信する為に、バースト受信データに同期した再生
クロックを生成する為に用いる位相修正値記憶型クロッ
ク再生回路に関する。
る時分割多元接続通信(TDMA)システムの各局に
て、複数局より時分割で送られてくるバースト受信デー
タを受信する為に、バースト受信データに同期した再生
クロックを生成する為に用いる位相修正値記憶型クロッ
ク再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は1例のクロック再生回路のブロッ
ク図、図5〜図9は図4の各部のタイムチャート、図1
0は従来例のクロック再生装置のブロック図、図11は
図10の各部のタイムチャート、図12はクロック再生
回路1個にて4局分の再生クロックを生成する場合のタ
イムチャートである。
ク図、図5〜図9は図4の各部のタイムチャート、図1
0は従来例のクロック再生装置のブロック図、図11は
図10の各部のタイムチャート、図12はクロック再生
回路1個にて4局分の再生クロックを生成する場合のタ
イムチャートである。
【0003】図4は、図5〜図9のBSGSに示す、デ
ータ受信のバースト区間をHレベルで示すバーストゲー
ト信号が入力し、図5〜図9のXINTに示すLレベル
の時位相合わせを行う信号が入力した時動作し、図5〜
図9のQNに示す受信データに同期した、図5〜図9の
SBCKに示す再生クロックを出力させるもので、バー
ストゲート信号BSGSがLレベルでデータ受信でない
時は動作を停めている。
ータ受信のバースト区間をHレベルで示すバーストゲー
ト信号が入力し、図5〜図9のXINTに示すLレベル
の時位相合わせを行う信号が入力した時動作し、図5〜
図9のQNに示す受信データに同期した、図5〜図9の
SBCKに示す再生クロックを出力させるもので、バー
ストゲート信号BSGSがLレベルでデータ受信でない
時は動作を停めている。
【0004】図4では、モード制御部8より出力する図
5〜図9のMS0,MS1で示すモードは、00、0
1、11、10の4つとし、セレクタ9より出力する図
5〜図9のSM0〜3で示す閾値は、MS0,MS1で
示すモードが00、01、11、10により1、1、
1、7とするようにし、又モード制御部8よりMS0,
MS1で示すモードの、00、01、11、10が入力
した時セレクタ10より出力する図5〜図9のSN0,
SN1で示す分周比をかえる信号は00、01、11、
10の4つとしてある。
5〜図9のMS0,MS1で示すモードは、00、0
1、11、10の4つとし、セレクタ9より出力する図
5〜図9のSM0〜3で示す閾値は、MS0,MS1で
示すモードが00、01、11、10により1、1、
1、7とするようにし、又モード制御部8よりMS0,
MS1で示すモードの、00、01、11、10が入力
した時セレクタ10より出力する図5〜図9のSN0,
SN1で示す分周比をかえる信号は00、01、11、
10の4つとしてある。
【0005】図4のエッジ検出部4では、受信データQ
Nの立ち上がり立ち下がりのエッジを、クロック挿入部
3ー1の出力の図5FCKに示すクロックを用い検出
し、図5〜図9のEGSに示す如く、FCK1周期のパ
ルスを出力し、位相比較器2及び初期位相プリセット部
5に入力し、初期位相プリセット部5では図5〜図9の
XFEに示す如きEGSの立ち下がりで立ち下がりFC
K1周期後で立ち上がるパルスを出力し、立ち下がり時
の位相を初期位相として初期位相プリセット可変分周器
1にプリセットする。
Nの立ち上がり立ち下がりのエッジを、クロック挿入部
3ー1の出力の図5FCKに示すクロックを用い検出
し、図5〜図9のEGSに示す如く、FCK1周期のパ
ルスを出力し、位相比較器2及び初期位相プリセット部
5に入力し、初期位相プリセット部5では図5〜図9の
XFEに示す如きEGSの立ち下がりで立ち下がりFC
K1周期後で立ち上がるパルスを出力し、立ち下がり時
の位相を初期位相として初期位相プリセット可変分周器
1にプリセットする。
【0006】位相比較器2では、入力したEGSの位相
と、初期位相プリセット可変分周器1の出力の図5〜図
9のSBCKで示す再生クロックの位相を比較し、SB
CKの位相が遅れているとアップダウンカウンタ6をF
CKの立ち上がりでアップカウントさせ、SBCKの位
相が進んでいると、FCKの立ち上がりでダウンカウン
トさせ、図5〜図9のDU0〜3で示すカウント値をコ
ンパレータ7に入力する。
と、初期位相プリセット可変分周器1の出力の図5〜図
9のSBCKで示す再生クロックの位相を比較し、SB
CKの位相が遅れているとアップダウンカウンタ6をF
CKの立ち上がりでアップカウントさせ、SBCKの位
相が進んでいると、FCKの立ち上がりでダウンカウン
トさせ、図5〜図9のDU0〜3で示すカウント値をコ
ンパレータ7に入力する。
【0007】コンパレータ7には、先に説明せる図5〜
図9のSM0〜3で示す閾値が入力しており、DU0〜
3で示すカウント値が閾値と等しくなると、図5〜図9
のMCKで示す閾値を越えたことを示す信号を出力しモ
ード制御部8に入力する。
図9のSM0〜3で示す閾値が入力しており、DU0〜
3で示すカウント値が閾値と等しくなると、図5〜図9
のMCKで示す閾値を越えたことを示す信号を出力しモ
ード制御部8に入力する。
【0008】モード制御部8ではMCKが2回入力する
度にMS0,MS1で示すモードを00、01、11、
10と変えセレクタ9,10に入力する。セレクタ9で
は、モードが00、01、11、10と変化すると閾値
を1,1,1,7としてコンパレータ7に入力し、セレ
クタ10では、初期位相プリセット可変分周器1の出力
のSBCKで示す再生クロックを、出来るだけ受信デー
タQNに同期させる為に、図5〜図9のSN0,SN1
に示す00、01、11、10の分周比をかえる信号
を、可変分周器11及び初期位相プリセット可変分周器
1に入力し、可変分周器11では分周比を順次小さく
し、初期位相プリセット可変分周器1ではその分順次分
周比を大きくさせる。
度にMS0,MS1で示すモードを00、01、11、
10と変えセレクタ9,10に入力する。セレクタ9で
は、モードが00、01、11、10と変化すると閾値
を1,1,1,7としてコンパレータ7に入力し、セレ
クタ10では、初期位相プリセット可変分周器1の出力
のSBCKで示す再生クロックを、出来るだけ受信デー
タQNに同期させる為に、図5〜図9のSN0,SN1
に示す00、01、11、10の分周比をかえる信号
を、可変分周器11及び初期位相プリセット可変分周器
1に入力し、可変分周器11では分周比を順次小さく
し、初期位相プリセット可変分周器1ではその分順次分
周比を大きくさせる。
【0009】コンパレータ7では、アップダウンカウン
タ6のカウント値DU0〜3が+なら図5〜図9のSE
Lにて示す信号をクロック挿入部3ー1に送り、図5〜
図9のFCKに示す如くクロックを挿入し位相を進ませ
たクロックをクロック削除部3ー2に入力してその儘出
力させ初期位相プリセット可変分周器1に入力させる。
タ6のカウント値DU0〜3が+なら図5〜図9のSE
Lにて示す信号をクロック挿入部3ー1に送り、図5〜
図9のFCKに示す如くクロックを挿入し位相を進ませ
たクロックをクロック削除部3ー2に入力してその儘出
力させ初期位相プリセット可変分周器1に入力させる。
【0010】又コンパレータ7では、アップダウンカウ
ンタ6のカウント値DU0〜3が−で閾値を越えたこと
を示すMCKが出力した時クロックを削除させる信号M
SKをクロック削除部3ー2に送り同時にSELにて示
す信号をクロック挿入部3に入力する。
ンタ6のカウント値DU0〜3が−で閾値を越えたこと
を示すMCKが出力した時クロックを削除させる信号M
SKをクロック削除部3ー2に送り同時にSELにて示
す信号をクロック挿入部3に入力する。
【0011】そして、図5〜図9のNCKに示す如くク
ロックを削除し位相を送らせたクロックを初期位相プリ
セット可変分周器1に入力し、図5SBCKに示す如き
再生クロックを出力させる。
ロックを削除し位相を送らせたクロックを初期位相プリ
セット可変分周器1に入力し、図5SBCKに示す如き
再生クロックを出力させる。
【0012】即ち、図5〜図9のMASCに示すマスタ
クロックが入力する可変分周器11による分周比を段々
小さくし周波数の高いクロックを出力させ、クロック挿
入部3ー1,クロック削除部3ー2により木目の細かい
位相制御をさせ、初期位相プリセット可変分周器1の分
周比を大きくし、受信データQNに同期した再生クロッ
クを生成するようにしている。
クロックが入力する可変分周器11による分周比を段々
小さくし周波数の高いクロックを出力させ、クロック挿
入部3ー1,クロック削除部3ー2により木目の細かい
位相制御をさせ、初期位相プリセット可変分周器1の分
周比を大きくし、受信データQNに同期した再生クロッ
クを生成するようにしている。
【0013】以下は、バースト信号を受信する局は4局
で、これを区別するのはフレームパルスFRP0,FR
P1を、図12に示す如く、00、10、01、11と
することで行うものとして説明する。
で、これを区別するのはフレームパルスFRP0,FR
P1を、図12に示す如く、00、10、01、11と
することで行うものとして説明する。
【0014】上記のクロック再生回路を使用し、A〜D
の4局の再生クロックを順次生成しようとすると、第1
2図に示す如く、最初の4つのバースト信号入力で、A
〜D局の再生クロックを生成し、5つ目のバースト信号
入力でA局の再生クロックを生成することになるが、こ
の時、クロック再生回路の可変部はD局の再生クロック
を生成した状態になっており、各局に対応した再生クロ
ックとなっていない。
の4局の再生クロックを順次生成しようとすると、第1
2図に示す如く、最初の4つのバースト信号入力で、A
〜D局の再生クロックを生成し、5つ目のバースト信号
入力でA局の再生クロックを生成することになるが、こ
の時、クロック再生回路の可変部はD局の再生クロック
を生成した状態になっており、各局に対応した再生クロ
ックとなっていない。
【0015】そこで、従来は図10に示す如き、各局専
用のクロック再生回路51〜54を持つクロック再生装
置を用い各局の再生クロックを生成するようにしてい
る。図10の動作を図11を用いて説明すると、デコー
ダ50は、バーストゲート信号BSGSがHレベルで、
フレームパルスFRP0,FRP1が00の時はバース
トゲート信号BSG1をクロック再生回路51に送り、
フレームパルスFRP0,FRP1が10の時はバース
トゲート信号BSG2をクロック再生回路52に送り、
フレームパルスFRP0,FRP1が01の時はバース
トゲート信号BSG3をクロック再生回路53に送り、
フレームパルスFRP0,FRP1が11の時はバース
トゲート信号BSG4をクロック再生回路54に送り、
何れも、バーストゲート信号BSGSがHレベルで、バ
ーストゲート信号入力時夫々クロック再生回路51,5
2,53,54を動作させ、生成した再生クロックをセ
レクタ55に入力する。
用のクロック再生回路51〜54を持つクロック再生装
置を用い各局の再生クロックを生成するようにしてい
る。図10の動作を図11を用いて説明すると、デコー
ダ50は、バーストゲート信号BSGSがHレベルで、
フレームパルスFRP0,FRP1が00の時はバース
トゲート信号BSG1をクロック再生回路51に送り、
フレームパルスFRP0,FRP1が10の時はバース
トゲート信号BSG2をクロック再生回路52に送り、
フレームパルスFRP0,FRP1が01の時はバース
トゲート信号BSG3をクロック再生回路53に送り、
フレームパルスFRP0,FRP1が11の時はバース
トゲート信号BSG4をクロック再生回路54に送り、
何れも、バーストゲート信号BSGSがHレベルで、バ
ーストゲート信号入力時夫々クロック再生回路51,5
2,53,54を動作させ、生成した再生クロックをセ
レクタ55に入力する。
【0016】セレクタ55では、フレームパルスFRP
0,FRP1が00、10,01,11の時夫々クロッ
ク再生回路51,52,53,54の出力の再生クロッ
クをセレクトして出力する。
0,FRP1が00、10,01,11の時夫々クロッ
ク再生回路51,52,53,54の出力の再生クロッ
クをセレクトして出力する。
【0017】このように、クロック再生回路51,5
2,53,54をA局,B局,C局,D局専用にすれ
ば、クロック再生回路51,52,53,54の可変部
は夫々A局,B局,C局,D局の再生クロックを生成し
た時の状態であり、これを元に再生クロックを生成する
ので、各局に対応した再生クロックを生成することが出
来る。
2,53,54をA局,B局,C局,D局専用にすれ
ば、クロック再生回路51,52,53,54の可変部
は夫々A局,B局,C局,D局の再生クロックを生成し
た時の状態であり、これを元に再生クロックを生成する
ので、各局に対応した再生クロックを生成することが出
来る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クロッ
ク再生回路をバーストデータを受信する局の数だけ必要
とし回路規模が大きくなる問題点がある。
ク再生回路をバーストデータを受信する局の数だけ必要
とし回路規模が大きくなる問題点がある。
【0019】本発明は、バーストデータを受信する局の
数が多くともクロック再生回路は1個で各局に対応した
再生クロックを生成出来る位相修正値記憶型クロック再
生回路の提供を目的としている。
数が多くともクロック再生回路は1個で各局に対応した
再生クロックを生成出来る位相修正値記憶型クロック再
生回路の提供を目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図1に示す如く、時分割で送られて来る
複数局夫々のバースト受信データと、マスタクロックを
可変分周器1にて分周したクロックとの位相を位相比較
器2にて比較し、比較結果によりクロック挿入削除部3
にてクロックの挿入削除を行い位相を修正し該可変分周
器1の出力より該バースト受信データに位相同期した再
生クロックを生成するクロック再生回路20を用い、該
複数局夫々の再生クロックを生成した場合のクロック挿
入削除回数による位相修正値を位相修正値メモリ部30
の各局対応のメモリに記憶しておき、該複数局夫々のバ
ースト信号受信時、該位相修正値メモリ部30の夫々の
局対応のメモリに記憶した位相修正値を該クロック再生
回路20の該可変分周器1にロードし、位相修正値だけ
該可変分周器1に入力するクロックの位相を変化させ、
該クロック再生回路20にて再生クロックを生成するよ
うに構成する。
ック図である。図1に示す如く、時分割で送られて来る
複数局夫々のバースト受信データと、マスタクロックを
可変分周器1にて分周したクロックとの位相を位相比較
器2にて比較し、比較結果によりクロック挿入削除部3
にてクロックの挿入削除を行い位相を修正し該可変分周
器1の出力より該バースト受信データに位相同期した再
生クロックを生成するクロック再生回路20を用い、該
複数局夫々の再生クロックを生成した場合のクロック挿
入削除回数による位相修正値を位相修正値メモリ部30
の各局対応のメモリに記憶しておき、該複数局夫々のバ
ースト信号受信時、該位相修正値メモリ部30の夫々の
局対応のメモリに記憶した位相修正値を該クロック再生
回路20の該可変分周器1にロードし、位相修正値だけ
該可変分周器1に入力するクロックの位相を変化させ、
該クロック再生回路20にて再生クロックを生成するよ
うに構成する。
【0021】
【作用】本発明によれば、A局〜D局の再生クロックを
生成した時の、クロック挿入削除部3にてのクロック挿
入削除回数による位相修正値を、位相修正値メモリ部3
0のA局〜D局のメモリに記憶しておき、クロック再生
回路20にて、例えばA局の再生クロックを生成する時
は、A局のメモリより位相修正値を読み出し、可変分周
器1に入力し、位相修正値だけ可変分周器1に入力する
クロックの位相を変化させ、クロック再生回路20にて
再生クロックを生成するようにするので、回路規模が小
さくて各局に対応した再生クロックを生成出来るように
なる。
生成した時の、クロック挿入削除部3にてのクロック挿
入削除回数による位相修正値を、位相修正値メモリ部3
0のA局〜D局のメモリに記憶しておき、クロック再生
回路20にて、例えばA局の再生クロックを生成する時
は、A局のメモリより位相修正値を読み出し、可変分周
器1に入力し、位相修正値だけ可変分周器1に入力する
クロックの位相を変化させ、クロック再生回路20にて
再生クロックを生成するようにするので、回路規模が小
さくて各局に対応した再生クロックを生成出来るように
なる。
【0022】
【実施例】図2は本発明の実施例の位相修正値メモリ部
のブロック図、図3は図2の各部のタイムチャートであ
る。
のブロック図、図3は図2の各部のタイムチャートであ
る。
【0023】本発明では、図4に示すクロック再生回路
に、図2に示す位相修正値メモリ部を付加し、A局〜D
局の再生クロックを生成するもので、図2には位相修正
値メモリ部を示している。
に、図2に示す位相修正値メモリ部を付加し、A局〜D
局の再生クロックを生成するもので、図2には位相修正
値メモリ部を示している。
【0024】位相修正値は図2の上段の回路で求める
が、図4のクロック再生回路の、モード制御部8の出力
のモードを示す信号MS0,MS1(図3のMS0,M
S1)及びコンパレータ7の出力の閾値と等しくなった
時出力するパルスMCK(図3のMCK)を、各モード
に対する位相修正値テーブルを持つセレクタ31に入力
し、又位相比較器2の出力の位相進み遅れを示す信号D
USをセレクタ33に入力し、セレクタ31では入力す
るモードに応じ位相修正値を出力し、又符号反転部32
にて反転した−の位相修正値も出力してセレクタ33に
入力する。
が、図4のクロック再生回路の、モード制御部8の出力
のモードを示す信号MS0,MS1(図3のMS0,M
S1)及びコンパレータ7の出力の閾値と等しくなった
時出力するパルスMCK(図3のMCK)を、各モード
に対する位相修正値テーブルを持つセレクタ31に入力
し、又位相比較器2の出力の位相進み遅れを示す信号D
USをセレクタ33に入力し、セレクタ31では入力す
るモードに応じ位相修正値を出力し、又符号反転部32
にて反転した−の位相修正値も出力してセレクタ33に
入力する。
【0025】セレクタ33では、図3Xに示す如く、D
USが位相遅れを示す信号の場合は、位相修正値を出力
し、DUSが位相進みを示す信号の場合は、−の位相修
正値を出力して加算器34に入力する。
USが位相遅れを示す信号の場合は、位相修正値を出力
し、DUSが位相進みを示す信号の場合は、−の位相修
正値を出力して加算器34に入力する。
【0026】加算器34では、図3Zに示す如く、図3
Yに示すシフトレジスタ35にてシフトした前回迄の位
相修正値とを加算し、又シフトレジスタ35に入力して
シフトさせて、新しく加算器34に入力する位相修正値
と加算することを、バースト信号が閉となる迄繰り返
し、バースト区間内の位相修正値を求める。
Yに示すシフトレジスタ35にてシフトした前回迄の位
相修正値とを加算し、又シフトレジスタ35に入力して
シフトさせて、新しく加算器34に入力する位相修正値
と加算することを、バースト信号が閉となる迄繰り返
し、バースト区間内の位相修正値を求める。
【0027】デコーダ36には図3のFRP0,FRP
1に示すフレームパルスが入力しており、FRP0,F
RP1が00、10、01、11に応じてメモリ37,
38,39,40を選択し、バースト信号が閉となった
時、求めた位相修正値を該当する局のメモリに記憶す
る。
1に示すフレームパルスが入力しており、FRP0,F
RP1が00、10、01、11に応じてメモリ37,
38,39,40を選択し、バースト信号が閉となった
時、求めた位相修正値を該当する局のメモリに記憶す
る。
【0028】次に、位相修正値をメモリより読み出し出
力する場合につき説明する。フレームパルスFRP0,
FRP1が00、10、01、11と変化すると、デコ
ーダ36は夫々メモリ37,38,39,40に書き込
んだ、図3M1,M2,M3,M4に示す位相修正値を
読出しセレクタ41に送り、セレクタ41では、フレー
ムパルスFRP0,FRP1が00、10、01、11
と変化すると、メモリ37,38,39,40の出力を
夫々選択し、図3の位相修正値に示す如く、A局〜D局
の位相修正値を選択して出力する。
力する場合につき説明する。フレームパルスFRP0,
FRP1が00、10、01、11と変化すると、デコ
ーダ36は夫々メモリ37,38,39,40に書き込
んだ、図3M1,M2,M3,M4に示す位相修正値を
読出しセレクタ41に送り、セレクタ41では、フレー
ムパルスFRP0,FRP1が00、10、01、11
と変化すると、メモリ37,38,39,40の出力を
夫々選択し、図3の位相修正値に示す如く、A局〜D局
の位相修正値を選択して出力する。
【0029】ロード信号生成部42では、セレクタ41
よりA局〜D局の位相修正値を出力する時で、バースト
ゲート信号が入力する最初に図3ロード信号に示す如く
ロードパルスを出力し、クロック再生回路の初期位相プ
リセット可変分周器1に入力し、ロードパルスにより位
相修正値をロードし、入力するクロックの位相を位相修
正値だけ変化させて動作させる。
よりA局〜D局の位相修正値を出力する時で、バースト
ゲート信号が入力する最初に図3ロード信号に示す如く
ロードパルスを出力し、クロック再生回路の初期位相プ
リセット可変分周器1に入力し、ロードパルスにより位
相修正値をロードし、入力するクロックの位相を位相修
正値だけ変化させて動作させる。
【0030】即ち、クロック再生回路で最初A局〜D局
の再生クロックを生成した時の位相修正値をA局〜D局
用のメモリ37〜40に記憶しておき、クロック再生回
路にて、例えばA局の再生クロックを生成する時は、A
局用のメモリ37に記憶している位相修正値を初期位相
プリセット可変分周器1にロードし、入力するクロック
の位相を位相修正値だけ変化させ、それから再生クロッ
クを生成するので、クロック再生回路は1個で各局に対
応した再生クロックを生成することが出来るようにな
る。
の再生クロックを生成した時の位相修正値をA局〜D局
用のメモリ37〜40に記憶しておき、クロック再生回
路にて、例えばA局の再生クロックを生成する時は、A
局用のメモリ37に記憶している位相修正値を初期位相
プリセット可変分周器1にロードし、入力するクロック
の位相を位相修正値だけ変化させ、それから再生クロッ
クを生成するので、クロック再生回路は1個で各局に対
応した再生クロックを生成することが出来るようにな
る。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明せる如く本発明によれ
ば、バーストデータを受信する局の数が多くともクロッ
ク再生回路は1個で回路規模は小さくて、各局の再生ク
ロックを生成出来る効果がある。
ば、バーストデータを受信する局の数が多くともクロッ
ク再生回路は1個で回路規模は小さくて、各局の再生ク
ロックを生成出来る効果がある。
【図1】は本発明の原理ブロック図、
【図2】は本発明の実施例の位相修正値メモリ部のブロ
ック図、
ック図、
【図3】は図2の各部のタイムチャート、
【図4】は1例のクロック再生回路のブロック図、
【図5】は図4の各部のタイムチャート(其の1)、
【図6】は図4の各部のタイムチャート(其の2)、
【図7】は図4の各部のタイムチャート(其の3)、
【図8】は図4の各部のタイムチャート(其の4)、
【図9】は図4の各部のタイムチャート(其の5)、
【図10】は従来例のクロック再生装置のブロック図、
【図11】は図10の各部のタイムチャート、
【図12】はクロック再生回路1個にて4局分の再生ク
ロックを生成する場合のタイムチャートである。
ロックを生成する場合のタイムチャートである。
1は可変分周器,初期位相プリセット可変分周器、2は
位相比較器、3はクロック挿入削除部、3ー1はクロッ
ク挿入部、3ー2はクロック削除部、4はエッジ検出
部、5は初期位相プリセット部、6はアップダウンカウ
ンタ、7はコンパレータ、8はモード制御部、9,1
0,31,33,41,55はセレクタ、11は可変分
周器、20,51〜54はクロック再生回路、30は位
相修正値メモリ部、32は符号反転部、34は加算器、
35はシフトレジスタ、36,50はデコーダ、37〜
40はメモリ、42はロード信号生成部を示す。
位相比較器、3はクロック挿入削除部、3ー1はクロッ
ク挿入部、3ー2はクロック削除部、4はエッジ検出
部、5は初期位相プリセット部、6はアップダウンカウ
ンタ、7はコンパレータ、8はモード制御部、9,1
0,31,33,41,55はセレクタ、11は可変分
周器、20,51〜54はクロック再生回路、30は位
相修正値メモリ部、32は符号反転部、34は加算器、
35はシフトレジスタ、36,50はデコーダ、37〜
40はメモリ、42はロード信号生成部を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 時分割で送られて来る複数局夫々のバー
スト受信データと、マスタクロックを可変分周器(1)
にて分周したクロックとの位相を位相比較器(2)にて
比較し、比較結果によりクロック挿入削除部(3)にて
クロックの挿入削除を行い位相を修正し該可変分周器
(1)の出力より該バースト受信データに位相同期した
再生クロックを生成するクロック再生回路(20)を用
い、該複数局夫々の再生クロックを生成した場合のクロ
ック挿入削除回数による位相修正値を位相修正値メモリ
部(30)の各局対応のメモリに記憶しておき、 該複数局夫々のバースト信号受信時、該位相修正値メモ
リ部(30)の夫々の局対応のメモリに記憶した位相修
正値を該クロック再生回路(20)の該可変分周器
(1)にロードし、位相修正値だけ該可変分周器(1)
に入力するクロックの位相を変化させ、該クロック再生
回路(20)にて再生クロックを生成するようにしたこ
とを特徴とする位相修正値記憶型クロック再生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175842A JPH0621938A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 位相修正値記憶型クロック再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175842A JPH0621938A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 位相修正値記憶型クロック再生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621938A true JPH0621938A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16003175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4175842A Withdrawn JPH0621938A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 位相修正値記憶型クロック再生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621938A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7226035B2 (en) | 2002-04-12 | 2007-06-05 | Seiko Epson Corporation | Valve device |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4175842A patent/JPH0621938A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7226035B2 (en) | 2002-04-12 | 2007-06-05 | Seiko Epson Corporation | Valve device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |