JPH0621880Y2 - 泡噴出容器 - Google Patents

泡噴出容器

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JPH0621880Y2
JPH0621880Y2 JP1987130480U JP13048087U JPH0621880Y2 JP H0621880 Y2 JPH0621880 Y2 JP H0621880Y2 JP 1987130480 U JP1987130480 U JP 1987130480U JP 13048087 U JP13048087 U JP 13048087U JP H0621880 Y2 JPH0621880 Y2 JP H0621880Y2
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JP
Japan
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flexible container
hole
container
flow path
columnar body
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Expired - Lifetime
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JP1987130480U
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English (en)
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JPS6435859U (ja
Inventor
彰 西上
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は泡噴出容器に関する。
〔従来の技術〕
従来より、内容物が泡状にして噴出する容器としては実
開昭58−174272号公報に記載されているものが
ある。
これは第4図に示すように、可撓性容器1の口部2に、
栓本体26を嵌着し、この栓本体26の上部にノズル体4を
設け、下部に筒体27を嵌着し、この筒体27の下端には圧
送管5を接続し、筒体27の下部寄りの位置に筒体27内と
可撓性容器1内を連通させる1個の流体噴出孔10を設
け、前記筒体27の中央部には多孔板28を設け、上部には
網又は不織布29を、1個又は2個設けたスクイズフォー
マーである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来のスクイズフォーマーは、圧搾時及び復元時の
抵抗が小さくでき、泡の噴出操作が容易にでき優れたも
のである。
しかし、前記のものも流体を強く混合させる多孔板28
と、網又は不織布29の部分を流体が通過するのは一瞬で
あるので、混合する液体の種類によっては、泡状化が充
分でないこともあり、多孔板28や網又は不織布29を増加
させると抵抗が大きくなるものである。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、流体の泡状
化が充分にできるとともに、可撓性容器の圧搾が容易で
あり、かつ、その復元が短時間でできる泡噴出容器とす
ることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、可撓性容器1の口部2に管体3を密嵌し、この管
体3の上端にノズル体4を接続する。
一方、管体3の下端に前記可撓性容器1の底部に至る圧
送管5を接続する。
さらに、前記管体3内に柱状体6を嵌装し、この柱状体
6には、前記ノズル体4と圧送管5に接続する貫通孔7
を設けるとともに、前記柱状体6に、前記貫通孔7に向
かって内側に延出する邪魔板9を対向して互い違いに設
けて、ジクザグ状の流路Rを形成し、前記管体3に、前
記流路Rの流れの向きが反転する反転路8と、前記可撓
性容器1内とを連通させる流体噴出孔10を形成して泡噴
出容器とした。
〔作用〕
貫通孔7内に邪魔板9が互い違いに延出されているた
め、貫通孔7内にはジグザグ状の流路Rが形成される。
ここで、容器全体を正立にした状態で、可撓性容器1を
スクイズすると、内容物は圧送管5を昇って貫通孔7を
上昇する。
一方、可撓性容器1内の圧力は高まっているため、空気
は前記流体噴出孔10から流入し、流体導入口8を介して
貫通孔7内に噴出する。
このため、貫通孔7内では内容物が空気とが混合され、
泡状となって上昇し、ノズル体4を介して排出される。
次に容器全体を倒立にした状態で使用する例を説明す
る。可撓性容器1をスクイズすると、内容物は前記流体
噴出孔10から流入し、貫通孔7内に噴出する。一方、圧
送管5には空気が圧送され、貫通孔7を下降する。この
ため貫通孔7内では内容物と空気とが混合され泡状とな
ってノズル体4を介して排出される。
そして、邪魔板9によって流体の流れの向きが反転させ
られる部分である反転路8では、流体が極度の乱流とな
る。そして、この極度の乱流となる反転路8に、流体噴
出孔10から混合される流体が噴出されるので、二つの流
体は良好に混合され泡状化する。
さらに、内容物と空気の混合する流路Rは、複数箇所で
反転するので長くなり、しかも、特に強く混合される反
転路8も長く形成できるものでありながら、流路Rの抵
抗はそれ程大きくならない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明す
る。
スクイズ自在に形成した可撓性容器1の口部2に管体3
が密嵌されており、この管体3の上端にノズル体4が接
続されている。前記管体3には鍔部3aが設けられてお
り、この鍔部3aが口部2の口縁に当接することによって
位置決めがなされるようになっている。
一方、管体3の下端には底蓋5aが嵌着されており、この
底蓋5aの中央に前記可撓性容器1の底部に至る圧送管5
が接続されている。そして、前記管体3内には柱状体6
が嵌装されている。
この柱状体6には、前記ノズル体4と圧送管5に接続す
る貫通孔7が穿設されており、前記柱状体6には、一側
方から前記貫通孔7に向かって内側に延出する邪魔板9
が4枚設けてあり、柱状体6の他側方からは、前記一側
方の邪魔板9に対向して互い違いに内側に延出する邪魔
板9が3枚設けてあり、この邪魔板9によりジグザグ状
の流路Rが形成される。
そして、前記邪魔板9によって流体の流れの向きが反転
させられる部分である反転路8と、可撓性容器1内とを
連通させる流体噴出孔10を、前記管体3の一側と他側に
それぞれ2個づつ形成してある。
そして、この邪魔板9は前記のように貫通孔7を完全に
閉塞しないよう短く形成され、その先端は対面に接触し
ないようになっている。前記柱状体6の上面には貫通孔
7に連通する排出口8aが形成され、また、柱状体6の下
面には貫通孔7に連通する導入口8bが形成されており、
夫々ノズル体4側と圧送管5とに連通している。
以下、動作例を説明する。
まず、容器全体Aを正立にした状態で、可撓性容器1を
スクイズすると、内容物は圧送管5を昇って導入口8bか
ら流路Rに侵入し上昇する。
一方、可撓性容器1内の圧力は高まっているため、空気
は前記流体噴出孔10から流入し、流路R内の反転路8に
噴出する。
このため、流路R内で、特に反転路8では流れが極度の
乱流となるので内容物が空気と強く混合され、泡状とな
って上昇し、排出口8aからノズル体4を介して排出され
る。
次に容器全体Aを倒立にした状態で使用する例を説明す
る。可撓性容器1をスクイズすると、内容物は前記流体
噴出孔10から流入し、流路R内の反転路8に噴出する。
一方、圧送管5には空気が圧送され、導入口8bから流路
Rに侵入し下降する。このため流路R内で、特に反転路
8では流れが極度の乱流となり、内容物と空気とが強く
混合され泡状となって排出口8aからノズル体4を介して
排出される。
〔考案の効果〕 本考案によれば、邪魔板9を対向して互い違いに設けて
ジグザグ状の流路Rを形成したので、液体は良好に混合
される。そして、流れが極度の乱流となる反転路8に、
流体噴出孔10より他の流体を噴出させるので、二つの流
体は極めて良好に混合され泡状化できる。
そして、流体を良く混合できるものでありながら、流路
Rは絞られていないので、流体の流れの抵抗は小さく、
操作は容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
要部の断面図、第2図(A)は柱状体の平面図、第2図(B)
は第2図(A)のB−B断面図、第3図は柱状体の側面
図、第4図は従来の泡噴出容器を示す断面図である。 1……可撓性容器、2……口部、 3……管体、4……ノズル体、 5……圧送管、6……柱状体、 7……貫通孔、8……反転路、 9……邪魔板、10……流体噴出孔、 R……流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性容器1の口部2に管体3を密嵌し、
    この管体3の上端にノズル体4を接続する一方、管体3
    の下端に前記可撓性容器1の底部に至る圧送管5を接続
    し、さらに前記管体3内に柱状体6を嵌装し、この柱状
    体6には、前記ノズル体4と圧送管5に接続する貫通孔
    7を設けるとともに、前記柱状体6に、前記貫通孔7に
    向かって内側に延出する邪魔板9を対向して互い違いに
    設けて、ジグザグ状の流路Rを形成し、前記管体3に、
    前記流路Rの流れの向きが反転する反転路8と、前記可
    撓性容器1内とを連通させる流体噴出孔10を形成したこ
    とを特徴とする泡噴出容器。
JP1987130480U 1987-08-27 1987-08-27 泡噴出容器 Expired - Lifetime JPH0621880Y2 (ja)

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JP1987130480U JPH0621880Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 泡噴出容器

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Publication Number Publication Date
JPS6435859U JPS6435859U (ja) 1989-03-03
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JP2016013859A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 伸晃化学株式会社 泡生成ユニットと、それを使用する泡噴出容器

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JP2005313110A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Puresuko Kk 泡形成装置、およびポンプ式泡出し容器
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JPS6435859U (ja) 1989-03-03

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