JPS5826027Y2 - 複数液混合噴霧ノズル - Google Patents

複数液混合噴霧ノズル

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Publication number
JPS5826027Y2
JPS5826027Y2 JP2201177U JP2201177U JPS5826027Y2 JP S5826027 Y2 JPS5826027 Y2 JP S5826027Y2 JP 2201177 U JP2201177 U JP 2201177U JP 2201177 U JP2201177 U JP 2201177U JP S5826027 Y2 JPS5826027 Y2 JP S5826027Y2
Authority
JP
Japan
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liquid
passage
air
port
liquids
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Expired
Application number
JP2201177U
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JPS53117606U (ja
Inventor
武雄 佐藤
Original Assignee
イカリ消毒株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数液を混合して噴霧するためのノズルに関
する。
例えば、殺虫液に水を加えて保存する場合および複数の
殺虫液を混合して保存する場合には、それらの液体が化
学反応を起こして殺虫効力が減少または消滅することが
あるので、その場合にはそれらの液体を別々に保存する
と共に殺虫に用いる時にノズルで混合して噴霧する必要
がある。
本考案の目的は、複数液を所望の割合で混合すると共に
充分に攪拌して噴霧することができるノズルを提供する
ことにある。
以下に図示した一実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図において符号1は柱状基体を示しておりこの柱状
基体1の軸心部には長手方向へ第2図に示すように液通
路2が形成されている。
この液通路2の先端部には徐々に細くなっている液噴出
口3が形成されていると共に、液通路2の後端部には2
つの吸液口4(ひとつの吸液口4は図示してない)が形
成されていて、それらの吸液口4にはそれぞれ図示して
ない液を収容した容器に連絡された給液管5,6が取り
付けられている。
上記吸液口4.4および給液管5,6の断面積比は、2
液の混合割合によって決められるもので、例えばほぼ粘
度が同じである2液を3:2の割合で混合する場合には
吸液口4,4の断面積比は3:2とされる。
吸液口4,4の断面積比に応じて給液管5,6が連絡さ
れる液を収容した容器の断面積を決める必要があり、例
えば吸液口4,4の断面積比が3:2である場合には、
それぞれの給液管5,6が連絡される容器の断面積比は
3:2とする必要がある。
上記吸液口4,4の近くの液通路2には円柱体の外表面
にら旋状の溝を形成してなる攪拌部材7が設けられてお
り、この攪拌部材7は吸液口4,4からの2つの液体を
ら旋状の溝で案内して混合すると共に攪拌し、かつ、回
転するものである。
上記柱状基体1の後端部には攪拌部材7を固定するため
の止め部材8が螺合されていると共に、止め部材8と柱
状基体1との間にはバッキング9が設けられている。
柱状基体1の外周部の近くにはその長手方向へ空気通路
10が形成されている。
その空気通路10の先端部には上記液噴出口3を包囲す
るように空気噴出口11が形成されている。
上記空気通路10の空気噴出口11の近くの先端部は、
第3図に示すように上記攪拌部材7の溝と反対向きの3
条のら旋状の溝10 aで構成されている。
上記空気噴出口11は先に行くにしたがって急に小さく
なってからまた急に大きくなるという形状である。
空気通路10の後端部には圧縮空気を吸入するための吸
気口12が形成されており、この吸気口12には図示し
てないコンプレッサーに連結された給気管13が取り付
けられている。
給気管13からの圧縮空気は吸気口12を経て空気通路
10に入り空気噴出口11から噴出する。
空気噴出口11から圧縮空気が噴出すると液噴出口3の
近くの空気の圧力が非常に小さくなるので液噴出口3か
ら液体が霧状となって噴出すると共に液通路2に吸液口
4,4から液体が吸入される。
吸液口4,4から液通路2に吸入された液体は攪拌部材
7により充分に攪拌された後に液噴出口3へ行く。
吸気口12から空気通路10に入った空気は、空気通路
10の先端部の攪拌部材7のら旋状の溝と反対向きのら
旋状の溝10 aを通ると共に液通路2内の液体の回転
と逆の方向へ回転されてがら空気噴出口11へ行くので
、液噴出口3から噴出する液体は非常に微小な霧となる
なお、空気通路10の先端部をら旋状の溝で構威しなく
とも液噴出口3から噴出する液体を微小な霧とすること
ができる。
上記の実施例はほぼ粘度が同じである2液を混合して噴
霧する場合であるが、2液以上のほぼ粘度が同じである
複数の液を所定の割合で混合して噴霧する場合には、液
通路2の後端部に複数の吸液口を所定の断面積比となる
ように、たとえば3液を3:2:1の割合で混合する場
合には吸液口の断面積比を3: 2 :1となるように
形成すればよい。
混合して噴霧すべき液体の粘度が大きく異なる場合には
吸液口の断面積比は液体の混合の割合のほか液体の粘度
の差も考慮して決めなければならない。
上記吸液口4,4を第2図に示すように液通路2の上端
部に形成すると共に、吸液口4,4を液噴出口3より上
部に位置させて液体の噴霧中に吸液ロ4,4付近の液通
路2の上部に空気を残しておき、かつ、その空気の量が
液通路2内にある液量より多くなるようにすると、液体
の噴霧を停止したときに液通路2内の液体が給液管5,
6に逆流することを確実に防止することができる。
本考案によれば、複数液を所望の割合で混合すると共に
充分に攪拌して噴霧することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複数液混合噴霧ノズルを示す一部切欠
平面図、第2図は同上ノズルを第1図におけるX−X線
に沿って切断して示す断面図、第3図は同上ノズルの先
端部の一部を示す側面図である。 1・・・・・・柱状基体、2・・・・・・液通路、3・
・・・・・液噴出口、4・・・・・・吸液口、5,6・
・・・・・給液管、7・・・・・・攪拌部材、10・・
・・・・空気通路、11・・・・・・空気噴出口、12
・・・・・・吸気口、13・・・・・・給気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱状基体の軸心部に長平方向へ液通路を形成すると共に
    その液通路の先端部に液噴出口を形成し流通路の後端部
    に所定の断面積比の複数の吸液口を形成し、それらの吸
    液口の近くの液通路に液を混合して攪拌するための円柱
    体にら旋状の溝を形成された攪拌部材を設け、柱状基体
    の外周部の近くに空気通路を長手方向へ形成し、その空
    気通路の先端部に上記液噴出口を包囲するように空気噴
    出口を形成し空気通路の後端部に圧縮空気を吸入するた
    めの吸気口を形成したことを特徴とする複数液混合噴霧
    ノズル。
JP2201177U 1977-02-25 1977-02-25 複数液混合噴霧ノズル Expired JPS5826027Y2 (ja)

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JP2201177U JPS5826027Y2 (ja) 1977-02-25 1977-02-25 複数液混合噴霧ノズル

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Publication Number Publication Date
JPS53117606U JPS53117606U (ja) 1978-09-19
JPS5826027Y2 true JPS5826027Y2 (ja) 1983-06-04

Family

ID=28855974

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