JPH0425239Y2 - - Google Patents

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JPH0425239Y2
JPH0425239Y2 JP19333385U JP19333385U JPH0425239Y2 JP H0425239 Y2 JPH0425239 Y2 JP H0425239Y2 JP 19333385 U JP19333385 U JP 19333385U JP 19333385 U JP19333385 U JP 19333385U JP H0425239 Y2 JPH0425239 Y2 JP H0425239Y2
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nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体注出ノズルに係り、特にトリガー
式噴霧器に取り付けられる液体注出ノズルに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、窓ガラスなどの掃除用洗浄液を噴霧する
装置として、いわゆるトリガー式噴霧器がある
が、近頃、洗浄液を噴霧状態でガラス面に散布す
ると、液垂れが起きてしまうことから、液垂れを
起こりにくくするため、泡状に散布するものが市
販されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のタイプのものは、泡の出が十分
でなく、ともすると液垂れが生じてしまうことが
ある。また、泡状に散布する場合、従来のもので
はノズル口が1つであるため、スポツト状もしく
はある程度の狭い範囲にしか散布できず、広範囲
に散布したい場合時間がかかり、しかも均一に散
布しにくいという問題がある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、トリガー式噴霧器などにおいて、そのノズル
を泡の出やすいものにするとともに、散布範囲を
広くでき、かつ、均一に散布できるようにするこ
とを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
すなわち、筒状のノズル本体1内に充填駒5を
設けるとともに、ノズル本体1にノズルカバー1
3を取り付け、前記充填駒5とノズルカバー13
との間に螺旋流路4を形成し、そして、ノズルカ
バー13には前記螺旋流路4に続く注出孔12を
穿設する。螺旋流路4を通る液体は渦流となつて
注出孔12から出るので出る際に霧状となる。
さらに、前記注出孔12に連通する一対のノズ
ル口15,15を並設してあるノズルキヤツプ1
6をノズルカバー13に取り付ける。このノズル
キヤツプ16の中央部に仕切壁21を設け、この
仕切壁21は前記一対のノズル口15,15を隔
て、かつ、ノズル口奥側の端面が前記注出孔12
に対向するように形成してあり、この仕切壁21
で注出孔12から噴霧された液体を各ノズル口1
5,15へと分配する。
また、ノズルキヤツプ16には、ノズル口1
5,15の奥部分に連通する通気孔22を設けて
あり、前記一対のノズル口15,15は、ノズル
口15,15の奥に行くにつれて徐々に径大とな
るようその奥部内壁面をテーパー面19に形成す
るとともに、一対のノズル口15,15それぞれ
の開口縁において、対の外側となる部分を面取り
して開口テーパー面20として液体注出ノズルと
する。
〔作用〕
本考案のノズルは、トリガー式噴霧器や、他の
蓄圧式噴霧器等のノズルとして用いられる。
そして、充填駒5とノズルカバー13との間の
螺旋流路4を通過して注出孔12からノズルキヤ
ツプ16の各ノズル口15,15内に噴霧される
液体はノズル口15,15の内壁のテーパー面に
衝突し、また、注出孔12に対向してその目前に
位置している仕切壁21の端面にも衝突してノズ
ル口15,15内で攪拌状態となる。そして、こ
れに通気孔22からノズル口15,15内に入つ
てくる空気が混ざつて泡となり、ノズル口15,
15から噴出される。その際、噴出される泡はノ
ズル口15,15が2つあるため、偏平状態とな
つて噴出されるとともに、ノズル口15,15の
開口テーパー面に案内されて2つのノズル口1
5,15を結ぶ軸線方向により広げられて散布さ
れる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第6図に
基づいて説明する。
これは、トリガー式噴霧器の先端を筒状のノズ
ル本体1としたもので、このノズル本体1にはト
リガー式噴霧器の図示しないポンプ室から注出路
2が形成され、この注出路2の奥に逆止弁3が設
けられている。また、ノズル本体1内におけるノ
ズル本体1の開口端側には、螺旋流路4を形成し
てある充填駒5が設けられ、この充填駒5と前記
逆止弁3とはリングばね6を中間部に有する連結
杆7で連結されている。
このノズル本体1には、ノズル本体1の開口端
を塞ぐ閉塞板11を有し、この閉塞板11の中央
に注出孔12を穿設してあるノズルカバー13が
螺着されている。
また、このノズルカバー13には、前記注出孔
12に連通した一対の円形のノズル口15,15
を形成してあるノズルキヤツプ16が螺着され、
螺子の締め付け、緩めによりノズル本体1の軸方
向に向かつて進退自在となつている。そして、注
出孔12は前記充填駒5の螺旋流路4に接続して
いる。
そして、ノズルカバー13の外面とノズルキヤ
ツプ16の外壁内面には螺子を緩めたとき、ノズ
ルキヤツプ16がノズルカバー13から外れない
ように突起状のストツパ18がそれぞれアンダー
カツトにより形成されている。また、ノズル口1
5,15は中間部からノズル口15,15の奥に
行くにつれて径が大きくなるように、その内壁面
をテーパー面19としている。また、一対のノズ
ル口15,15それぞれの開口縁において、対の
外側となる部分を面取りして開口テーパー面20
としている。ここで、面取りは0.5〜1mmで十分
である。そして、ここでいうテーパー面20は直
線状の面または弧状の面のいずれでもよい。
ここで、前記ノズルキヤツプ16の中央部に
は、ノズル口15,15を隔て、かつ、ノズルキ
ヤツプ16がノズルカバー13側へと移動したと
き、そのノズル口奥側の端面が前記注出孔12に
当接してこの注出孔12を塞ぐとともに、ノズル
キヤツプ16がノズルカバー13から離れる方向
に移動したときその端面が注出孔12から離れて
この注出孔12との間に一定の間隔をあけて対向
する仕切壁21を設けてある。さらに、ノズルキ
ヤツプ16の前面において、ノズル口15,15
の外側部分にノズル口15,15と隔壁17を隔
ててノズルカバー13側へと回り込み、ノズル口
15,15の奥部分に連通する通気孔22が設け
られている。
次に、この実施例の作用について説明する。
ノズルキヤツプ16の螺着を緩めて進出させ、
仕切壁21を注出孔12から離して開き、噴霧器
のポンプ室を加圧する。そして、加圧され注出路
2から出ようとしてノズル本体1内の逆止弁3を
押す液体の液圧がリングばね6の付勢力より大き
くなると、逆止弁3が開いて液体がノズル本体1
内に流入し、充填駒5の螺旋流路4を通つて注出
孔12から回転しつつ噴出され、その回転力によ
り霧状となつてノズル口15,15内に吹き付け
られる。ノズル口15,15内に吹き付けられる
液体は、ノズル口15,15内壁のテーパー面1
9に衝突し、あるいは、注出孔12の目前に位置
している仕切壁21に衝突して攪拌され、通気孔
22からの空気を引き込んで混合され、泡となつ
て一対のノズル口15,15から噴出される。
噴出される泡はノズル口15が並設されている
ため、その並んだ方向にやや偏平となる。また、
ノズル口15,15からの噴出時に、泡がノズル
口15,15の開口テーパー面20に沿つて案内
されるので、大きな角度をもつて広がる。
また、隔壁17の内面は中間部からノズル口1
5,15の奥に行くにつれて径の大きくなるテー
パー面19となつているが、このようなテーパー
面19にする必要は必ずしもない。但し、テーパ
ー面19にすると隔壁17に衝突する噴霧液の衝
突角度が大きくなり、よつて、泡になりやすい。
第7図は他の実施例を示すものであり、先の実
施例と同様の部分は同一の符号を付してその説明
を省略する。
この実施例では螺旋流路4をノズルカバー13
側に形成してあり、このようにすると螺旋流路4
と注出孔12の位置合わせをする必要がなくな
る。
〔考案の効果〕
本考案は、ノズル口15,15の内壁のテーパ
ー面19及び仕切壁21に注出孔12から噴霧さ
れる液体が衝突するので、液体の攪拌作用が大き
く、しかも、通気孔22から空気が供給されるの
で、この空気と混じり合つて液体は泡になりやす
い。
そして、泡は2つのノズル口15,15から散
布されるので、ノズル口15,15の並列方向に
拡散し、また、ノズル口15,15の開口縁に開
口テーパー面20を設けたので、噴出する泡はこ
の開口テーパー面20に案内され、さらに広がつ
て散布されるので、散布範囲が広く、かつ、特定
部分に集中して散布されることがなく、比較的均
等に散布できる。
従つて、面積の広い部分に散布する場合、その
散布作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はその横断面図、第3図はその使用時の縦断
面図、第4図はそのノズルキヤツプの正面図、第
5図はノズルキヤツプの背面図、第6図はトリガ
ー式噴霧器に本考案を利用したものの一部を破砕
した図、第7図は他の実施例を示す縦断面図であ
る。 1……ノズル本体、4……螺旋流路、5……充
填駒、11……閉塞板、12……注出孔、13…
…ノズルカバー、15,15……ノズル口、16
……ノズルキヤツプ、17……隔壁、21……仕
切壁、22……通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状のノズル本体1内に充填駒5を設けるとと
    もに、ノズル本体1にノズルカバー13を取り付
    け、前記充填駒5とノズルカバー13との間に螺
    旋流路4を形成し、そして、ノズルカバー13に
    は前記螺旋流路4に続く注出孔12を穿設し、さ
    らに、前記注出孔12に連通する一対のノズル口
    15,15を並設してあるノズルキヤツプ16を
    ノズルカバー13に取り付け、前記ノズルキヤツ
    プ16の中央部に仕切壁21を設け、この仕切壁
    21は前記一対のノズル口15,15を隔て、か
    つ、ノズル口奥側の端面が前記注出孔12に対向
    するように形成してあるとともに、ノズルキヤツ
    プ16には、ノズル口15,15の奥部分に連通
    する通気孔22を設けてあり、前記一対のノズル
    口15,15は、ノズル口15,15の奥に行く
    につれて徐々に径大となるようその奥部内壁面を
    テーパー面19に形成するとともに、一対のノズ
    ル口15,15それぞれの開口縁において、対の
    外側となる部分を面取りして開口テーパー面20
    としたことを特徴とする液体注出ノズル。
JP19333385U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0425239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19333385U JPH0425239Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP19333385U JPH0425239Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JPS62103460U JPS62103460U (ja) 1987-07-01
JPH0425239Y2 true JPH0425239Y2 (ja) 1992-06-16

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