JPH06217869A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH06217869A
JPH06217869A JP1315593A JP1315593A JPH06217869A JP H06217869 A JPH06217869 A JP H06217869A JP 1315593 A JP1315593 A JP 1315593A JP 1315593 A JP1315593 A JP 1315593A JP H06217869 A JPH06217869 A JP H06217869A
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JP
Japan
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heater
rice cooking
heating means
relay
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1315593A
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English (en)
Inventor
Wataru Fujimoto
渉 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、構成が簡単で故障が少なく、しか
も製作費の安価な炊飯器を実現することを目的とする。 【構成】 この発明は、電源と、電源に接続され釜の底
を加熱する底加熱手段と、底加熱手段に直列に接続され
釜の側面を加熱する胴加熱手段と、胴加熱手段及び底加
熱手段に並列に接続され釜の上部を加熱する蓋加熱手段
と、底加熱手段の電源回路を開閉する第1スイッチと、
底加熱手段と胴加熱手段及び蓋加熱手段の電源回路を開
閉する第2スイッチと、第2スイッチと第1スイッチと
を制御する制御手段とを備え、制御手段により炊飯中に
第1と第2のスイッチを介して底加熱手段と胴加熱手段
及び蓋加熱手段に電源を供給する炊飯器を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯器に係わり、更に詳
しくはツユ取り機能を備えて炊飯後の御飯を保温する炊
飯器に関するものであ。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の炊飯器の構成を示す原理的
な回路図である。図3において、eは商用電源、Hs は
炊飯ヒータ、Hd は炊飯ヒータHs に直列な胴ヒータ、
Hf は炊飯ヒータHs と胴ヒータHd に並列な蓋ヒータ
である。また、Rはリレー、T1 とT2 は第1と第2の
トライアックである。リレーRの一端は炊飯ヒータHs
とリレーRの接続点に接続されて、他端が商用電源eに
接続されている。また、第1トライアックT1 の一端は
胴ヒータHd に接続され、他端は商用電源eに接続され
ている。さらに、第2トライアックT2 の一端は蓋ヒー
タHf に接続され、他端は商用電源eに接続されてい
る。
【0003】このような構成の従来の炊飯器において炊
飯がスタートすると、リレーRによって炊飯ヒータHs
が通電する(図4)。次に、炊飯工程に移ると第2トラ
イアックT2 が導通して蓋ヒータHf も発熱して、2つ
のヒータHs とHf で釜内を加熱して炊飯温度を上昇さ
せる。釜内の温度上昇で水が沸騰して水分がなくなり炊
飯終了温度になると、リレーRが切れて蒸らし工程に入
り追い炊きしてから保温工程に入る。保温工程に移ると
第1トライアックT1 も導通されて、全部のヒータHs
,Hf ,Hd によって釜内が保温される。炊飯中には
蓋ヒータHf が発熱しているので、蓋に付着した水滴が
蒸発されてツユ取りが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯器は上記の
ように、蓋ヒータHf が炊飯中に発熱しているので、蓋
に付着した水滴が蒸発してツユ取り機能が達成できる。
しかしながら、ツユ取り機能を行うために炊飯中に蓋ヒ
ータHf を発熱させる第2トライアックT2 と、保温工
程に入って胴ヒータHd を発熱させるための第1トライ
アックT1 との2つのスイッチング素子が必要になる。
このため、電子部品の点数が増えて故障原因が多くなり
コストアップに繋がるばかりか、多少に拘らず電力も消
費されて不経済になる等の問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の炊飯器の問題
点を解消するためになされたもので、構成が簡単で故障
が少なく、しかも製作費の安価な炊飯器を実現すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、電源と、電
源に接続され釜の底を加熱する底加熱手段と、底加熱手
段に直列に接続され釜の側面を加熱する胴加熱手段と、
胴加熱手段及び底加熱手段に並列に接続され釜の上部を
加熱する蓋加熱手段と、底加熱手段の電源回路を開閉す
る第1スイッチと、底加熱手段と胴加熱手段及び蓋加熱
手段の電源回路を開閉する第2スイッチと、第2スイッ
チと第1スイッチとを制御する制御手段とを備え、制御
手段により炊飯中に第1と第2のスイッチを介して底加
熱手段と胴加熱手段及び蓋加熱手段に電源を供給する炊
飯器を構成したものである。
【0007】
【作用】炊飯がスタートして最初の予熱工程では、マイ
コンによりリレーが励磁されて炊飯ヒータが通電して釜
の加熱が開始される。炊飯ヒータの通電で釜内の水温が
所定温度に保たれ、米に十分な水分を吸収させる。炊飯
工程に移るとトライアックが導通されて蓋ヒータも発熱
して、2つのヒータで釜内を加熱して炊飯温度を上昇さ
せる。
【0008】温度上昇で内部の水が沸騰して釜内の水分
がなくなって炊飯終了温度になると、炊飯ヒータの通電
が停止されて蒸らし工程に入る。蒸らし工程の途中で追
い炊きしてから保温工程に移ると、トライアックも導通
されて全部のヒータが発熱して保温される。蓋ヒータは
炊飯中に通電されているので、蓋に付着した水滴が蒸発
されてツユ取り機能が達成される。
【0009】上記の炊飯工程では炊飯ヒータと蓋ヒータ
が100%発熱し、胴ヒータは事実上オフ状態になる。
また、保温工程ではリレーがオフされトライアックがオ
ンされるので、炊飯ヒータと胴ヒータ及び蓋ヒータの全
ヒータに通電されるため良好な保温加熱が行われる。さ
らに、炊飯工程でリレーをオフにして弱火加熱を行うと
保温回路が形成されるが、蓋ヒータには直接100Vが
加わるのでこの場合でもツユ取り機能が働く。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1は本発明実施例の電気的接続図である。本発明を示
す図では従来装置と同じ部分でも、異なる符号が付され
ているので一部重複するがやや詳しく説明することとす
る。
【0011】1はAC100Vの商用電源である。2は
比較的発熱量の大きい炊飯ヒータ、3は胴ヒータ、4は
蓋ヒータである。炊飯ヒータ2には普通ニクロム線を金
属外皮で覆ったシース形の電熱線が用いられ、炊飯用の
釜の底面を加熱する。また、胴ヒータ3は釜の側面を加
熱して保温用に用いられ、蓋ヒータ4は釜の上部を加熱
して主に内蓋等から流れ落ちるにツユ取り用に供され
る。炊飯ヒータ2と胴ヒータ3は直列に接続され、蓋ヒ
ータ4はこの直列接続された2つのヒータ2と3に並列
に接続されている。
【0012】5は接点と励磁コイルからなるリレー、6
はトライアックである。リレー5の一方の端子は炊飯ヒ
ータ2と胴ヒータ3の接続点に接続され、他方の端子は
商用電源1に接続されている。また、トライアック6の
一端は胴ヒータ3と蓋ヒータ4の接続点に接続され、他
方の端子は商用電源1に接続されている。リレー5の励
磁コイルとトライアック6のゲートは、制御回路を構成
するマイクロコンピュータ(図示されていない…マイコ
ン)の出力端に接続されている。そして、炊飯ヒータ2
と胴ヒータ3及び蓋ヒータ4の通電が、マイコンにより
一定のシーケンスにしたがって制御されるようになって
いる。
【0013】このような構成の本発明の動作を、次に説
明する。炊飯がスタートして最初の予熱工程では、マイ
コンによりリレー5のコイルが励磁されて炊飯ヒータ2
にオン・オフ的な商用電源の電圧が印加されて釜の加熱
が開始される。炊飯ヒータ2の通電で釜内の水温が40
〜50℃程度に保たれ、米に十分な水分を吸収させる。
炊飯工程に移るとリレー5及びトライアック6が導通さ
れて蓋ヒータ4も発熱して、炊飯ヒータ2と蓋ヒータ4
の2つのヒータで釜内を加熱して炊飯温度を上昇させ
る。
【0014】釜の温度上昇で内部の水が沸騰して、暫く
は100℃付近の温度を保持する。釜内の水分がなくな
り炊飯終了温度になると、リレー5が作用して炊飯ヒー
タ2の通電が停止されて蒸らし工程に入る。蒸らし工程
の途中で短時間の炊飯ヒータ2の通電で追い炊きしてか
ら、保温工程に入る。保温工程に移るとトライアック6
も導通されて、全部のヒータ2〜4が発熱して釜内が回
り中から保温される。ここでも、蓋ヒータ4は炊飯中に
通電されて発熱しているので、蓋に付着した水滴が蒸発
されてツユ取り機能が達成される。
【0015】予熱から保温に至る炊飯工程の温度特性と
各ヒータ出力との関係が、図2に示されている。図2に
示されたように炊飯工程ではリレー5とトライアック6
が短絡状態でオンされるので、炊飯ヒータ2と蓋ヒータ
4が100%発熱し胴ヒータ3は事実上オフ状態にな
る。また、保温工程ではリレー5がオフされトライアッ
ク6がオンになるので、直列の炊飯ヒータ2の発熱は弱
いが、胴ヒータ3と蓋ヒータ4の発熱量はほぼ100%
になる。上記炊飯工程でリレー5をオフにして弱火加熱
を行うと保温回路が形成されるが、蓋ヒータ4には10
0Vが加わるのでこの場合でもツユ取り機能が働くよう
になっている。
【0016】なお、上述の実施例では各ヒータの切換え
にリレー5とトライアック6を用いた場合を例示して説
明したが、回路をオン・オフするスイッチであれば逆或
いは同じ素子等を用いてもよい。また、蓋ヒータ4の通
電を炊飯工程から開始したが、例えば沸騰以降等として
も良く、蓋ヒータ4を100%通電としたが通電率制御
等の加熱制御を行ってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、電源と、電源に接続され釜の
底を加熱する底加熱手段と、底加熱手段に直列に接続さ
れ釜の側面を加熱する胴加熱手段と、胴加熱手段及び底
加熱手段に並列に接続され釜の上部を加熱する蓋加熱手
段と、底加熱手段の電源回路を開閉する第1スイッチ
と、底加熱手段と胴加熱手段及び蓋加熱手段の電源回路
を開閉する第2スイッチと、第2スイッチと第1スイッ
チとを制御する制御手段とを備え、制御手段により炊飯
中に第1と第2のスイッチを介して底加熱手段と胴加熱
手段及び蓋加熱手段に電源を供給する炊飯器を構成し
た。
【0018】この結果、炊飯中は第1と第2の2つのス
イッチを共にオンにすることにより底加熱手段と蓋加熱
手段だけを通電でき、保温中は第2スイッチだけをオン
することにより底・胴・蓋の全ての加熱手段を制御する
ことができる。したがって、従来の炊飯器に比較して、
スイッチが少なくなり動作も簡単化される。
【0019】よって、本発明によれば、構成が簡単で故
障が少なく、しかも製作費の安価な炊飯器を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成説明図である。
【図2】この発明の実施例の動作説明図である。
【図3】従来の炊飯器の構成説明図である。
【図4】従来の炊飯器の動作説明図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 炊飯ヒータ(底加熱手段) 3 胴ヒータ(胴加熱手段) 4 蓋ヒータ(蓋加熱手段) 5 リレー(第1スイッチ) 6 トライアック(第2スイッチ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、該電源に接続され釜の底を加熱
    する底加熱手段と、該底加熱手段に直列に接続され釜の
    側面を加熱する胴加熱手段と、該胴加熱手段及び前記底
    加熱手段に並列に接続され釜の上部を加熱する蓋加熱手
    段と、前記底加熱手段の電源回路を開閉する第1スイッ
    チと、前記底加熱手段と胴加熱手段及び蓋加熱手段の電
    源回路を開閉する第2スイッチと、該第2スイッチと前
    記第1スイッチとを制御する制御手段とを備え、該制御
    手段により炊飯中に前記第1と第2のスイッチを介して
    前記底加熱手段と胴加熱手段及び蓋加熱手段に電源を供
    給することを特徴とする炊飯器。
JP1315593A 1993-01-29 1993-01-29 炊飯器 Pending JPH06217869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1315593A JPH06217869A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1315593A JPH06217869A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPH06217869A true JPH06217869A (ja) 1994-08-09

Family

ID=11825284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1315593A Pending JPH06217869A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 炊飯器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112021924A (zh) * 2020-09-11 2020-12-04 杭州老板电器股份有限公司 上盖加热控制装置及控制方法和多功能蒸箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112021924A (zh) * 2020-09-11 2020-12-04 杭州老板电器股份有限公司 上盖加热控制装置及控制方法和多功能蒸箱
CN112021924B (zh) * 2020-09-11 2021-11-23 杭州老板电器股份有限公司 上盖加热控制装置及控制方法和多功能蒸箱

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