JPH062176B2 - 運動用臼歯保護具の使用方法 - Google Patents

運動用臼歯保護具の使用方法

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JPH062176B2
JPH062176B2 JP32033189A JP32033189A JPH062176B2 JP H062176 B2 JPH062176 B2 JP H062176B2 JP 32033189 A JP32033189 A JP 32033189A JP 32033189 A JP32033189 A JP 32033189A JP H062176 B2 JPH062176 B2 JP H062176B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プロスポーツ選手や一般のスポーツ愛好家
あるいは重量物を持つ人が、運動等を行なう時に臼歯保
護のため着用する運動用臼歯保護具の使用方法に関し、
さらに詳細には、着用者自身が自己の歯形に完全に一致
した形状寸法に成形することができる運動用臼歯保護具
の使用方法に関するものである。
(従来の技術) ゴルフ、野球、ソフトボール等の運動全般において、集
中力や瞬発力など、その力を発揮させる時点および状態
は運動等の種類によりそれぞれ異なるが、その力を集中
発揮させる際に、運動者あるいは重い物を持つ人が上下
の臼歯を瞬間的に強く噛み締める点は、いずれの運動に
おいても共通している。
このように、運動者の集中力や瞬発力と臼歯の噛み締め
力とは、相互に密接な関係を有しているところ、この瞬
間的な臼歯の噛み締めが連続的ないし長期的に行われた
場合、上下の臼歯が互いに擦り減ったり、歯が欠けたり
することがある。その結果、上記集中力や瞬発力が発揮
できなくなったり、臼歯のガタ付きにより抜歯が必要と
なったりするなどの問題があり、さらには、咬合状態に
不正を生じる結果、腰痛、肩こりあるいはその他の神経
系の病気を誘発したりするという深刻な事態も生じるこ
とが、医学的に解明されている。このような事態は、一
般スポーツ愛好家よりもプロスポーツ選手に、また、プ
ロスポーツ選手にあっては、平均的レベルにある選手よ
りも高度なレベルにあるいわゆる一流選手に見られる傾
向が強い。
そこで、近時、特にプロスポーツ選手は、このような事
態を未然に防止するため、臼歯保護具を着用して、運動
時の臼歯保護を図っている。
この運動用臼歯保護具の構造および製作方法は、一般歯
科用のテンプレート、つまり被施癒者の咬合状態を具象
化するために使用されるテンプレート(咬合歯形板)を
改良したものであって、歯科医院に特別注文することに
より、以下の手順で製作されていた。
まず、歯科医師が、上下の歯の型をとって、バイトワ
ックス(咬合採取用ロウ材料)により、着用者の上下臼
歯の咬合位置を設定する。次に、咬合器に装着して、ロ
ウ歯型(テンプレート型)をとる。次に、このテンプ
レート型を石膏に埋設して、石膏を硬化させる。そし
て、この石膏を上下に分割して加熱し、ロウ歯型を熔融
除去(ロウ抜き)することにより、石膏製の上下成形型
を製作する。さらに、この上下成形型内にアクリル樹
脂を填入して加熱し重合硬化させる。この後、該上下
成形型から成形品であるアクリル樹脂製のテンプレート
(運動用臼歯保護具)を開輪して、これを研磨する。
最後に、このテンプレートを模型上で調整し、さらに着
用者の口腔内に装着して、歯科医師が、その装着具合を
見ながら適宜調整して、完成品とする。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構造および製作方法では、以
下に述べるような種々の問題点があり、前述した問題の
完全解決には、さらなる改良が要望されていた。
(1)製作工程数が多くて、製作に長時間を要するととも
に、着用者は完成品を得るまでに何度も歯科医院に足を
運ぶ必要があり、製作が非常に面倒である。これがた
め、従来の臼歯保護具は、着用を必須とする一部のプロ
スポーツ選手以外には、余り利用されていないというの
が実情である。
(2)製作工程自体に特殊技術や熟練を要するため、製作
者毎に仕上がり精度にばらつきがあることは否めず、し
かも、複雑かつ多数の製作工程を経るため、着用者の歯
形にピッタリ適合するような、最適な臼歯保護具がなか
なか得難い。
(3)製作工程数の多さ、要求される高い熟練度などか
ら、必然的に、製造コストさらには製品コストの高額化
を招いている。
(4)従来のアクリル樹脂製テンプレートは、製品硬度が
かなり高いため、たとえ上下臼歯と充分に適合するもの
を得たとしても、弾力性に乏しく、これがため、長期間
使用すると、歯が欠けるなど臼歯に有害な衝撃を与える
危険性が内在している。
(5)上記(1)ないし(4)の理由により、特に、気軽にスポ
ーツを楽しむことを目的としている一般スポーツ愛好家
にとっての利用度がきわめて低い。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
あって、プロスポーツ選手はもちろんのこと、一般スポ
ーツ愛好家も手軽に入手でき、しかも製作になんら時間
および熟練を要することなく、各着用者自身が自己の歯
形に最適なものを得ることができ、材質の柔軟性により
使用上の危惧もない運動用臼歯保護具の使用方法を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の運動用臼歯保護具の
使用方法は、人の体温よりも高くかつ水の沸騰温度より
も低い軟化温度(60〜90℃)を有するとともに、適度の柔
軟性をもつ熱可塑性樹脂からなり、上下臼歯の咬合面に
対応した上下面を有する左右一対の臼歯保護部と、該両
臼歯保護部の前部同士を連接する連接部とを備えてなる
運動用臼歯保護具の使用方法であって、該臼歯保護具
を、前記軟化温度まで加熱して軟化状態とし、軟化状態
の該臼歯保護具を、着用者の口腔内に挿入して、前記左
右の臼歯保護部を下顎左右の臼歯上にそれぞれ密着させ
るとともに、前記連接部を下顎の前歯の裏側面に密着さ
せ、下顎と上顎を噛み締めることにより、軟化状態にあ
る前記左右臼歯保護部の上下面を、前記上下臼歯の歯形
に合致した形状に使用成形し、その後軟化温度以下まで
冷却して、硬化させることを特徴とする。
(作用) 本発明の使用方法は、まず、予め基本的構造を有するよ
うに一体成形された臼歯保護具を、例えば80℃程度の軟
化温度まで加熱した熱湯の中に、所定時間浸漬させて軟
化させる。この後、軟化した臼歯保護具を、着用者の口
腔内に挿入する。この際、左右の臼歯保護部を下顎左右
の臼歯上にそれぞれ当接させるとともに、連接部を下顎
の前歯の裏側面(舌側面)に当接させた状態で、これら
を手指にて押圧して各歯に密着させる(予備成形)。
続いて、この状態のまま、着用者自身が下顎と上顎を噛
み締めることにより、軟化状態にある左右臼歯保護部の
上下面が変形されて、上下臼歯の歯形に合致した形状に
使用成形される。なお、「使用成形」という語は、この
使用時の成形作業を、臼歯保護具の製造時の成形作業と
区別するために用いられ、以下同様とする。
使用成形された臼歯保護具は、口腔内でまたは口腔内か
ら取り出して、軟化温度以下まで冷却させて硬化させ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本発明に係る運動用臼歯保護具を第1図および第2図に
示し、該臼歯保護具1は、熱可塑性樹脂製の一体成形品
であって、左右一対の臼歯保護部2,2および連接部3
とからなる。
臼歯保護具1を構成する熱可塑性樹脂としては、その軟
化温度が比較的低いもの、つまり、人の体温よりも高く
かつ熱湯温度よりも低い軟化温度(例えば60〜90℃)を
有するものであって、かつ適度の柔軟性を有するものが
好ましい。例えば、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、
酢酸ビニル樹脂などが好適に使用される。なお、図示例
の臼歯保護具1は、エチレン−酢酸ビニル共重合体から
なり、その軟化温度は80℃前後で、しかも成型後におい
ても、適度の柔軟性を保つ。
左右一対の臼歯保護部2,2は、左右対称の同一形状と
されている。各臼歯保護具2は、略矩形状の断面を有す
るとともに、その上下面2a,2bが、標準的体格の人
間を基準として、上下臼歯4,5…の咬合面4a,5a
…(第3図参照)に対応した平面とされている。つま
り、上記上下面2a,2bはそれぞれ、上記咬合面4
a,5a…の輪郭よりも若干大きな輪郭形状を有する平
面に形成されている。また、上記上下面2a,2b間の
高さ寸法は、これら両面間の使用成形時の厚さ寸法を考
慮して設定され、好ましくは5〜12mmに設定されてい
る。
なお、ここにいう標準的体格とは、対象となる人種や運
動の種類によって異なるものである。
連接部3は、上記左右の臼歯保護部2,2の前部2c,
2c同士を連接するもので、その形状寸法は、標準的体
格の人間を基準として、下顎の前歯6…の裏側面6a…
(第3図参照)に沿う薄肉の湾曲形状とされている。
次に、以上のように構成された臼歯保護具1の使用方法
について、第3図ないし第6図により説明するが、この
使用方法は一般家庭において行なうことができる。
(1)水を満した鍋などの容器を、ガスコンロ等の火器に
より加熱して、80℃程度の熱湯を作る。
(2)この熱湯の中に、上記臼歯保護具1を浸漬させる。
すると、該臼歯保護具1は、30秒〜1分間程度で軟化温
度まで温められて、可撓性の軟化状態となる。
(3)上記着用者自身が、この軟化した臼歯保護具1を上
記容器から取り出して、第3図に示すように、自身の口
腔内に挿入して、位置決めする。
この位置決めは、各臼歯保護部2の下面2bを、下側の
臼歯5…の咬合面5a…上にそれぞれ当接させるととも
に、連接部3の前側面を、下顎の前歯6…の舌側面6a
…の歯肉部に当接させて行う。
(4)続いて、手指により、上記臼歯保護具1の各部位
を、上記下側の臼歯5…の咬合面5a…と前歯6…の舌
側面6a…の歯肉部に押しつけて密着させる(予備成
形)。
(5)臼歯保護具1が予備成形された状態で、着用者自身
が、第4図に示すように、下顎と上顎を噛み締めると、
自己の歯形に合致する形状に使用成形される。
すなわち、上記噛み締め力によって、軟化状態にある臼
歯保護具1が塑性変形されて、上記左右臼歯保護部2,
2の上下面2a,2bは、その中央部分が上下臼歯4,
5の咬合面4a,5aに沿った凹凸面12a,12bに
成形されるとともに、その周囲部分が上記咬合面4a,
5aの外周部分を覆い、これにより、着用者個人の歯形
にピッタリ適合した形状が使用成形される(第5図およ
び第6図参照)。なお、この使用成形により、上記上下
面2a,2b(12a,12b)間の厚さ寸法は、5〜
12mmから3〜9mmに減少する。
(6)このように使用成形された臼歯保護具1は、その後2
0秒〜1分間程度で軟化温度以下まで冷却して硬化さ
せ、使用成形が完了する。
なお、この冷却は、口腔内における使用成形状態のまま
で行っても、使用成形後口腔内から取り出して行っても
よく、また、冷却方法は、そのまま放置する自然冷却で
も、水等による急速冷却でもよい。
しかして、以上のように使用成形された臼歯保護具1
は、第4図に示すように、再び着用者の口腔内に装着さ
れて、上下臼歯4,5…間に噛み締めた状態で使用に供
され、臼歯保護具1自体のもつ適度の柔軟性により、臼
歯が有効に保護される。また、臼歯を強く噛み締め得る
ので、運動時における集中力および瞬発力も有効に発揮
しうる。
この場合、臼歯保護具1の左右臼歯保護部2,2の上下
面2a,2bは、第5図に示すように、それぞれ上下臼
歯歯4,5の咬合面4a,5aに完全に一致するため、
口腔内におけるなじみがきわめて良く、異物感もほとん
どない着用状態が得られる。
なお、本発明に使用する臼歯保護具1の形状は第1図に
示すものに限定されず、種々変形可能である。例えば、
第7図に示すように、臼歯保護部2の下面2bが、下側
臼歯5の咬合面5aの周囲部分を覆う凹面に形成された
ものや、第8図に示すように、上下両面2a,2bが、
それぞれ、上下臼歯4,5の咬合面4a,5aの周囲部
分を覆う凹面に形成されたものも使用可能である。この
ように、臼歯保護部2,2が予め臼歯4,5に嵌り込む
形状とされていれば、使用時における臼歯保護具1の位
置決め、予備成形および使用成形が、容易になる利点が
ある。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、以下に列挙する
すぐれた効果が得られ、プロスポーツ選手はもちろんの
こと、一般スポーツ愛好家あるいは重い物を持つ人も手
軽に入手でき、しかも各着用者自身が自己の歯形に最適
なものを得ることができる運動用臼歯保護具の使用方法
を提供することができる。
(1)熱可塑性樹脂からなる臼歯保護具を使用して、該臼
歯保護具を、その軟化温度程度に加熱して軟化させた
後、着用者の口腔内に挿入して位置決めし、この状態の
まま下顎と上顎を噛み締めることにより、着用者自身の
上下臼歯の歯形に使用成形するようにしたから、従来比
較して、はるかに簡単かつ迅速に使用することができ
る。
(2)しかも、特殊な技術や熟練を全く要さず、かつ上記
軟化温度も一般家庭の熱湯により容易に得られる比較的
低い温度であるため、臼歯保護具を購入後、各家庭にお
いて簡単に使用成形することができ、歯科医院に特別注
文するという従来のような煩わしさがない。
したがって、プロスポーツ選手はもちろんのこと、一般
スポーツ愛好家も容易に使用することができ、きわめて
汎用性に富む。
(3)使用成形に特殊な技術や熟練を要さず、各個人に最
適な形状を確実に得ることができ、しかも、経時的に自
己の歯形に合わなくなっても、熱湯中で軟化させれば、
再度使用成形することができる。
(4)歯形成形に必要な基本的構造を備えた臼歯保護具を
使用し、かつその使用成形が各個人レベルで行なえるた
め、上記臼歯保護具を多量生産品として量産化すること
により、製品コストの大幅な低減化が図れ、これによ
り、一般スポーツ愛好家にも入手し易い低価格品を得る
ことが可能である。
(5)各着用者自身が自己の歯形に最適なものを得ること
ができるため、口腔内におけるなじみがきわめて良く
て、異物感もほとんどなく、運動時の臼歯保護が有効に
なされるとともに、臼歯を強く噛み締め得るので、運動
時における集中力および瞬発力も有効に発揮しうる。ち
なみに、背筋力を例にとった場合、本発明の臼歯保護具
を着用すると、着用しないときよりも10〜15%程度の背
筋力向上が望めることが実験により判明している。
(6)臼歯保護部の上面または下面、あるいは上下両面
が、臼歯の咬合面の周囲部分を覆う凹面に形成されてい
れば、使用に際して、臼歯の咬合面に対する臼歯保護部
の、位置決め、予備成形および使用成形が非常に容易と
なる。
(7)熱可塑性樹脂で、成型後も適度の柔軟性を保持する
材料を使用するため、臼歯を強くかみ締めた際にも、咬
合面に弾力性を有し、臼歯保護の機能を一層効果的に達
成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する運動用臼歯保護具を一部切断
して示す斜視図、第2図は同平面図、第3図は同臼歯保
護具を着用者の口腔内に挿入した使用成形前の状態を一
部断面で示す側面図、第4図は同臼歯保護具の使用成形
時および使用時の状態を一部断面で示す側面図、第5図
は第4図におけるV−V線に沿った同断面図、第6図は
同臼歯保護具の使用成形時および使用時の形状を示す斜
視図、第7図は運動用臼歯保護具の変形例を一部切断し
て示す斜視図、第8図は同じく運動用保護具のもう一つ
の変形例を一部切断して示す斜視図である。 1…臼歯保護具、2…臼歯保護部、2a…臼歯保護部の
上面、2b…臼歯保護部の下面、3…連接部、4…上側
臼歯、4a…上側臼歯の咬合面、5…下側臼歯、5a…
下側臼歯の咬合面、6…下顎の前歯、6a…下顎前歯の
裏側面、12a,12b…歯形に合致する凹凸面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の体温よりも高くかつ水の沸騰温度より
    も低い軟化温度を有するとともに、適度の柔軟性をもつ
    熱可塑性樹脂からなり、上下臼歯の咬合面に対応した上
    下面を有する左右一対の臼歯保護部と、該両臼歯保護部
    の前部同士を連接する連接部とを備えてなる臼歯保護具
    の使用方法であって、 該臼歯保護具を、前記軟化温度まで加熱して軟化状態と
    し、 軟化状態の該臼歯保護具を、着用者の口腔内に挿入し
    て、前記左右の臼歯保護部を下顎左右の臼歯上にそれぞ
    れ密着させるとともに、前記連接部を下顎の前歯の裏側
    面に密着させ、 下顎と上顎を噛み締めることにより、軟化状態にある前
    記左右臼歯保護部の上下面を、前記上下臼歯の歯形に合
    致した形状に使用成形し、 その後軟化温度以下まで冷却して、硬化させることを特
    徴とする臼歯保護具の使用方法。
  2. 【請求項2】前記臼歯保護具を、前記軟化温度まで加熱
    した熱湯の中に、所定時間浸漬させて、軟化状態にする
    請求項第1項記載の運動用臼歯保護具の使用方法。
  3. 【請求項3】前記臼歯保護具を、前記口腔内における使
    用成形状態のまま軟化温度以下まで冷却して、硬化させ
    る請求項第1項記載の運動用臼歯保護具の使用方法。
  4. 【請求項4】前記臼歯保護具を、前記使用成形後口腔内
    から取り出し、軟化温度以下まで冷却して、硬化させる
    請求項第1項記載の運動用臼歯保護具の使用方法。
  5. 【請求項5】前記熱可塑性樹脂の軟化温度が60〜90℃で
    ある請求項第1項記載の運動用臼歯保護具の使用方法。
  6. 【請求項6】前記臼歯保護部の上下面が、それぞれ上下
    臼歯の咬合面の輪郭形状に対応した平面に形成された前
    記運動用臼歯保護具を使用する請求項第1項記載の運動
    用臼歯保護具の使用方法。
  7. 【請求項7】前記臼歯保護部の上面が、上側臼歯の咬合
    面の輪郭形状に対応した平面に形成され、 前記臼歯保護部の下面が、下側臼歯の咬合面の周囲部分
    を覆う凹面に形成されている前記運動用臼歯保護具を使
    用する請求項第1項記載の運動用臼歯保護具の使用方
    法。
  8. 【請求項8】前記臼歯保護部の上下面が、それぞれ上下
    臼歯の咬合面の周囲部分を覆う凹面に形成されている前
    記運動用臼歯保護具を使用する請求項第1項記載の運動
    用臼歯保護具の使用方法。
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