JP2019141604A - 高さ調節型スプリント及びその作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者個人の顎関節の状態に合う、高さ調節型スプリントを提供する。【解決手段】熱成形性樹脂で作成され、上顎歯が装着される上顎歯保護部1310aと、下顎歯が装着される下顎歯保護部1310bと、前記上顎の奥歯と前記下顎の奥歯との間に位置する歯受け部1320と、を備え、前記上顎の奥歯と前記下顎の奥歯との間に合成樹脂が位置する、ことを特徴とする口腔装置。【選択図】図13

Description

本発明は、高さ調節可能なスプリント及びそれを作製する方法に関する。より詳細には、本発明は、個人の顎関節に合う高さを有するスプリント及びそれを作製する方法に関する。
顎関節は、口を開け閉めする運動及び下顎骨の回転中心となる関節であって、回転運動及び滑走運動が起こる関節部位である。顎関節は、左側顎関節と右側顎関節が同時に運動を行わなければならない。すなわち、顎関節を用いて、食物などを噛む咀嚼運動、または発音のための上下運動をするためには、左側顎関節と右側顎関節が同時に動かなければならない。したがって、顎関節は、一方の部位の顎関節に問題が発生すると、他方の部位の顎関節にも問題が発生せざるを得ない構造となっている。したがって、顎関節に問題が発生すると、左側顎関節と右側顎関節が均衡をなし得るようにする治療が必要である。
一方、顎関節の付近は、12個の脳神経のうち9個が通過しており、数多くの血管、リンパ、及び神経などが分布する重要な部分である。したがって、顎関節の不均衡は、上部頸椎が離脱する原因となり得る。これは、顎関節に関係する筋肉のバランスはもちろん、中枢神経系の混乱と共に、正常な頭骨の動きを妨げるため、全身的な神経系の混乱を引き起こす原因となる。このような全身的な神経系の混乱は、脊椎関節及び筋骨格系の疾患だけでなく、頭痛、目眩、循環器疾患、耳鼻咽喉科疾患、泌尿生殖器疾患、呼吸器疾患、成長障害、及び運動障害(チック障害、トゥレット障害、パーキンソン氏病)など、広範囲な全身病的症状を発生させる。
顎関節の不均衡は、各個人の生活習慣や、ストレスのような個人の周辺の外的状況によって発生する場合が多い。したがって、顎関節の不均衡の程度は個人毎に異なり、特に、左側顎関節と右側顎関節の不均衡の程度は、各個人毎にその偏差が異なる。
従来は、歯科専門医のような特殊な専門家によって、各個人の左/右側の顎関節の不均衡による奥歯の高さの差を調節してスプリントを作製しなければならなかった。
また、従来に存在していた顎関節均衡装置は、個人の左側顎関節と右側顎関節の不均衡を考慮せず、定型化された規格を有するように設計された。したがって、奥歯の高さを一定の高さに合わせるようになるため、従来に存在していた顎関節均衡装置では、左/右側の顎関節間の非対称がひどくて下顎が多くずれている場合、または片方の一部あるいは全体の歯の喪失により、左右の噛む高さの差が大きい場合には、効果的な治療効果を得ることができないという問題があった。
また、従来に存在していた顎関節均衡装置は、片方の歯を全部喪失して下顎から維持力を得ることができない場合、上顎や下顎のうち一方の歯が全部喪失された場合、左右の噛む高さが大きく低くなった場合、前歯を全部喪失し、奥歯だけがある場合、及び口腔内の全ての歯が全部喪失された無歯顎の場合には、装置の作製が不可能であるという問題があった。
(空行)
本発明が達成しようとする技術的課題は、上述した問題点を解決するためのもので、歯科専門家の助けなしにも一定の効果を得ることができる、使用者個人の顎関節の状態に合う、高さ調節型スプリントを作製することにある。
上述した技術的課題を解決するために、本発明の一実施例に係る高さ調節型スプリントは、熱成形樹脂を充填可能な構造であって、下顎歯が装着される受け台1000、前記下顎歯の前歯が位置する、前記受け台1000の前歯部分の上部において、上顎歯の前歯と前記受け台1000が装着された前記下顎歯の前歯との間隔を固定する前歯部位関係記録装置6010、及び成形材料を充填可能な構造であって、前記下顎歯の奥歯が位置する、前記受け台1000の奥歯部分の上部に装着される補助受け台2000;を含み、ここで、前記補助受け台2000は、前記前歯部位関係記録装置6010が示す上顎及び下顎の位置によって、前記下顎歯の奥歯及び前記上顎歯の奥歯に加わる圧力に応じて、前記補助受け台2000が前記受け台1000上に装着される高さが決定されることを特徴とする。
好ましくは、前記前歯部位関係記録装置6010は、前記下顎歯の奥歯と前記上顎歯の奥歯との間の間隔が3.8mm〜4.5mmの間の範囲の間隔を維持する、前記受け台1000の前歯部分と前記上顎歯の前歯との間隔を固定することを特徴とする。
好ましくは、前記前歯部位関係記録装置6010は、前記左側下顎歯の奥歯と前記上顎歯の奥歯との間の間隔が4.1mmの間隔を維持する、前記受け台1000の前歯部分と前記上顎歯の前歯との間隔を固定することを特徴とする。
好ましくは、前記受け台1000及び/又は前記補助受け台2000は、弾性を有する材質で作製されたことを特徴とする。
好ましくは、前記前歯部位関係記録装置6010は、スティック状に作製され、右側の厚さが最も厚く、左側に行くほど厚さが薄くなる形状の前歯高さ調節台4010として備えられることを特徴とする。
好ましくは、前記成形材料は、熱成形樹脂(EVA樹脂)又はビニルポリシロキサン(vinylpolysiloxane)であることを特徴とする。
本発明の他の実施例に係る、顎関節均衡装置は、上顎歯が装着される上顎歯保護部1310a、下顎歯が装着される下顎歯保護部1310b、及び前記上顎歯保護部1310aと前記下顎歯保護部1310bとの間に位置し、前記上顎歯の奥歯と前記下顎歯の奥歯との間の間隔が奥歯の支持部の材質の硬度に応じて3.8mm〜4.5mmの間の範囲の間隔を維持するようにする厚さを有する歯受け部1320を含む。
好ましくは、前記歯受け部1320は、弾性を有する材質で作製されたことを特徴とする。
好ましくは、前記歯受け部1320は、前記上顎歯の奥歯と前記下顎歯の奥歯との間の間隔が4.1mmの間隔を維持するようにする厚さを有することを特徴とする。
好ましくは、前記上顎歯保護部1310a及び/又は前記下顎歯保護部1310bは、熱成形樹脂を充填可能な構造で作製されたことを特徴とする。
好ましくは、前記歯受け部1320に結合され、左側又は右側の奥歯間の間隔をそれぞ
れ調節する奥歯受け台高さ調節装置21000をさらに含み、前記歯受け部1320と前記奥歯受け台高さ調節装置21000は、互いに結合可能な雌/雄の結合部を含むことを特徴とする。
本発明の他の実施例に係る、前歯部位のない顎関節均衡装置は、形状維持及び側方拡張のために金属で補強された前歯支持部7000、上顎歯の口蓋面に密着し、上顎を支持する上顎歯口蓋支持部7100、及び奥歯間の咬合面に位置し、奥歯を支持する奥歯受け部7200を含む。
好ましくは、前記奥歯受け部7200は、下方向又は上方向に傾斜を有する形状に作製されたことを特徴とする。
好ましくは、前記奥歯受け部7200は、内側の厚さが厚く、外側に行くほど厚さが薄くなったり、または前後の厚さに差がある形状に作製されたことを特徴とする。
本発明の一実施例に係るスポーツ用マウスガードは、左側上顎奥歯と左側下顎奥歯との間の間隔を維持する左側奥歯受け台20010a、右側上顎奥歯と右側下顎奥歯との間の間隔を維持する右側奥歯受け台20010b、及び上顎前歯と下顎前歯との間の間隔を維持する前歯受け台20020を含む。
好ましくは、前記左側奥歯受け台20010a又は前記右側奥歯受け台20010bに結合され、左側又は右側の奥歯間の間隔をそれぞれ調節する奥歯受け台高さ調節装置21000をさらに含み、前記左側奥歯受け台20010a又は前記右側奥歯受け台20010bと前記奥歯受け台高さ調節装置21000は、互いに結合可能な雌/雄の結合部を含むことを特徴とする。
好ましくは、前記左側奥歯受け台2010a及び前記右側奥歯受け台2010bは、前記奥歯間の間隔が左側4.1mm及び右側4.55mmを有するようにする厚さを有することを特徴とする。
本発明によれば、使用者個人の左/右側の顎関節の高さの差を考慮したスプリントの作製が容易であるという効果がある。
本発明によれば、使用者個人の歯の状態と関係なく、スプリントを作製することができる効果がある。
本発明によれば、専門家の助けなしにも、各個人が低廉なコストで、個人に合うスプリントを作製することができる効果がある。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントの受け台及びその六面図を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントの補助受け台及びその六面図を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の一部を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示す図である。
本発明の一実施例に係る、図3乃至図6の過程を経て生成された前歯部位関係記録装置が付着された受け台を示す図である。
本発明の一実施例に係る、図3乃至図6の過程を経て生成された前歯部位関係記録装置が付着された受け台から左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台が分離された状態を示す図である。
本発明の一実施例に係る、図3乃至図6の過程を経て生成された前歯部位関係記録装置が付着された受け台の底面図を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを示す図である。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを示す図である。
本発明の他の実施例に係る、顎関節均衡装置を示す図である。
本発明の他の実施例に係る、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔の変化による使用者の握力の変化を示す図である。
本発明の一実施例に係る、マウスピースを作製する過程を示す図である。
本発明の一実施例に係る、前歯部位がない高さ調節型スプリントを示す図である。
本発明の一実施例に係る、前歯部位がない高さ調節型スプリントの奥歯受け部を示す図である。
本発明の他の実施例に係る、前歯高さ調節台を示す図である。
本発明の他の実施例に係る、前歯高さ調節台の断面を示す図である。
本発明の他の実施例に係る、顎関節均衡装置を示す図である。
本発明の一実施例に係る奥歯受け台高さ調節装置を示す図である。
以下、添付の図面及び添付の図面に記載された内容を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明が実施例によって制限又は限定されるものではない。
本明細書で用いられる用語は、本発明での機能を考慮して、可能な限り現在広く用いられる一般的な用語を選択したが、これは、当分野に従事する技術者の意図、慣例又は新しい技術の出現などによって変更されてもよい。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合には該当する発明の説明部分でその意味を記載するものとする。したがって、本明細書で用いられる用語は、単なる用語の名称ではなく、その用語が持つ実質的な意味と本明細書の全般にわたる内容に基づいて解釈されなければならないことは明らかである。
(空行)
図1は、本発明の一実施例に係る高さ調節型スプリントの受け台及びその六面図を示した図である。
図1は、高さ調節型スプリントの受け台1000の正面図1010、背面図1020、左側面図1030、右側面図1040、平面図1050、及び底面図1060を含む。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントの受け台は、シリコン材質または既存のスプリントに使用される材質で作製されてもよく、当該材質の硬度[hardness]は、必要に応じて変更可能である。
図1の正面図1010及び底面図1060を参照すると、受け台は、上顎又は下顎の歯が位置し得る構造となっている。また、受け台は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂のような熱成形樹脂(EVA樹脂)を充填できる構造となっている。
図1の受け台は、上顎又は下顎に使用することができるが、本願では、説明の便宜上、下顎に受け台を使用する過程について説明する。
(空行)
図2は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントの補助受け台及びその六面図を示した図である。
図2は、高さ調節型スプリントの補助受け台2000の正面図2010、背面図2020、左側面図2030、右側面図2040、平面図2050、及び底面図2060を含む。
本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントの補助受け台2000は、シリコン材質または既存のスプリントに使用される材質で作製することができ、当該材質の硬度[hardness]は、必要に応じて変更可能である。
図2の正面図2010及び底面図2060を参照すると、補助受け台は、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂のような熱成形樹脂(EVA樹脂)を充填できる構造となっている。
図2の補助受け台は、上顎受け台または下顎受け台に使用することができるが、本願では、説明の便宜上、下顎受け台に使用される場合を説明する。
(空行)
図3は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の一部を示し
た図である。
図3を参照すると、受け台1000の内面の熱成形樹脂を熱い湯で軟化させる。軟化させた熱成形樹脂を含む受け台を、下顎の歯(又は、歯がない部分は下顎の歯茎)に位置させる。コットンロール(cotton roll)3010あるいは舌圧子を両側の奥歯で噛みながら、受け台を下顎に圧接して、受け台に含まれた熱成形樹脂を硬化させ、下顎のための受け台を完成する。
(空行)
図4は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示した図である。
図3の過程を通じて完成した受け台を下顎に付着した状態で、下顎の前歯と上顎の前歯との間の距離を決定する前歯高さ調節台4010を前歯に位置させる。図4では、前歯高さ調節台を木製スティックを使用して表現したが、高さを調節し、且つ使用者が楽に感じる、距離を測定するためのいかなる装置の形態でも使用可能である。
図4を参照すると、概略的な前歯間の高さを決定するために、前歯部位の受け台上に、様々な厚さを有する前歯高さ調節台の個数を増加させながら、使用者が最も楽に感じる前歯の高さを決定する。このとき、木製スティックを左右に移動させながら、使用者が最も楽に感じる、または使用者の握力などの力を測定して、その大きさが最も大きくなる位置及び高さを決定する。
例えば、使用者が最も楽に感じる前歯の高さは、奥歯間の高さ4.1mmを基準として、高さ調節台を増減させながら決定することができる。
(空行)
図5は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示した図である。
図4によって決定された前歯高さ調節台を前歯に噛まれた状態で、左側奥歯高さ調節台5010と右側奥歯高さ調節台(図示せず)を使用して、左側奥歯間の高さ及び右側奥歯間の高さを維持するように、左側奥歯高さ調節台と右側奥歯高さ調節台を位置させる。
左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台は、それぞれ左側と右側の奥歯間の高さを正確に測定できるように、様々な厚さを有することができる。このような様々な厚さを有する左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台の個数を増加させながら、両側の奥歯間の高さを維持する左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台を両側の奥歯にそれぞれ位置させる。
(空行)
図6は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示した図である。
図6を参照すると、図5の過程によって決定された左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台を両側の奥歯間に維持させながら、前歯高さ調節台を除去する。
左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台を両側の奥歯間に維持させた状態で、下顎を前/後/左/右に移動させながら、使用者が最も楽に感じる位置(力が最も強い位置)を見出す。当該位置で、前歯部位に前歯部位関係記録装置6010(例えば、歯科用印象材)を用いて上下顎の関係を記録する。このとき、前歯部位関係記録は、歯科用印象材の代わりに、前歯部位に軟化させた熱成形樹脂を位置させ、硬化させて行ってもよい。
ここで、前歯部位関係記録は、下顎の歯と上顎の前歯との間の位置に対する記録であって、各使用者が楽に感じる(力が最も強い)上顎及び下顎の位置に対する記録である。
(空行)
図7は、本発明の一実施例に係る、図3乃至図6の過程を経て生成された前歯部位関係記録装置が付着された受け台を示した図である。
(空行)
図8は、本発明の一実施例に係る、図3乃至図6の過程を経て生成された前歯部位関係記録装置が付着された受け台から左側奥歯高さ調節台及び右側奥歯高さ調節台が分離された状態を示した図である。
(空行)
図9は、本発明の一実施例に係る、図3乃至図6の過程を経て生成された前歯部位関係記録装置が付着された受け台の底面図を示した図である。
(空行)
図10は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを作製する過程の他の一部を示した図である。
図10を参照すると、図2で説明された補助受け台2000に熱成形樹脂を充填させ、これを熱い湯で軟化させた後、受け台1000の両側の奥歯部位にそれぞれ位置させ、前歯部位関係記録装置6010が付着された受け台と共に、下顎の歯(又は、歯の一部又は全部が喪失された場合は下顎の歯茎)に位置させる。
前歯に弱い圧力を加えながら、前歯部位関係記録装置が示す上顎と下顎との関係に応じて、両側の奥歯間に位置した補助受け台にも圧力を加える。この場合、補助受け台に充填された熱成形樹脂は、両側の奥歯に加わるそれぞれの圧力に応じて、その高さが決定されて硬化する。したがって、左側奥歯間の高さと右側奥歯間の高さとに差がある場合にも、当該差を反映させた高さ調節型スプリントが作製され得る。
図3、図4、図5、図6及び図10でそれぞれ説明した過程を順に行うことによって高さ調節型スプリントが作製されることが好ましいが、一部の過程は省略されてもよい。
例えば、図5及び/又は図6で説明した過程は省略し、高さ調節型スプリントが作製されてもよい。
この場合、図4で説明した過程に従って、前歯高さ調節台4010を用いて、使用者が楽に感じる前歯間の高さを測定する。図5の過程を省略し、図6に説明された前歯部位関係記録装置6010の代わりに、前歯高さ調節台4010を使用することができる。
すなわち、正確な前歯部位関係記録が不可能な場合、受け台1000に、補助受け台2000と前歯高さ調節台4010を共に位置させ、上顎と下顎を閉じる場合に、前歯高さ調節台4010によって、両側の奥歯に加わる圧力によって、両側の補助受け台の高さが決定される方法でスプリントが作製され得る。このとき、4010の位置を正確に再位置させることができるように上顎歯の輪郭を描いておくと、正確な位置に再位置させることができる。
前述した過程を経て生成される高さ調節型スプリントは、その目的を異にして使用されてもよい。すなわち、前述した過程を経て生成される高さ調節型スプリントは、マウスピースまたはナイトガードの用途にも使用可能である。
(空行)
図11は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを示した図である。
図11には、図10の過程によって高さが調節された補助受け台2000が受け台1000に付着された状態の高さ調節型スプリントが示されている。
(空行)
図12は、本発明の一実施例に係る、高さ調節型スプリントを示した図である。
図12には、下顎から分離された、高さ調節型スプリントが示されている。
(空行)
図13は、本発明の他の実施例に係る、顎関節均衡装置を示した図である。
図13は、顎関節均衡装置1310の斜視図13000、平面図13100、底面図13200、側面図13300及び正面図13400を示す。
図13に示された顎関節均衡装置は、熱成形樹脂を使用せず、奥歯の高さを個人に合わせて調節することはないが、一般的に適用できる最適の奥歯の高さを有するように設計することができる。
すなわち、図13に示された顎関節均衡装置は、一般的な市販用顎均衡装置とその形態が類似しているが、奥歯間の間隔を4.1mmに作製することができる。このときの奥歯間の間隔は、使用者がつばを飲み込んだときの間隔を基準にして作製することができる。
本発明の一実施例に係る顎関節均衡装置は、上顎の歯が装着される上顎歯保護部1310a、下顎の歯が装着される下顎歯保護部1310b、及び/又は上顎歯保護部1310aと下顎歯保護部1310bとの間に位置し、上顎歯の奥歯と下顎歯の奥歯との間に一定の間隔を維持させる厚さを有する歯受け部1320を含む。
歯受け部1320は、上顎歯の奥歯と下顎歯の奥歯との間の間隔が3.8mm〜4.4mmの間の範囲の間隔を維持するようにする厚さを有することができる。例えば、材料の強度に応じて、つばを飲み込んだとき、奥歯間の間隔が4.1mmになるように歯受け部1320が作製されてもよい。
歯受け部1320は、上顎歯の奥歯と下顎歯の奥歯との間の間隔が4.1mmを維持するようにする厚さを有することができる。このときの奥歯間の間隔は、使用者がつばを飲み込んだときの間隔を基準に作製され得る。
歯受け部1320は、弾性を有する材質で作製することができる。したがって、歯受け部1320は、奥歯の圧力又は顎関節の変化を反映して、奥歯間の間隔を維持することができる。
上顎歯保護部1310a及び/又は下顎歯保護部1310bは、熱成形樹脂を充填できる構造で作製することができる。
奥歯部位の歯受け部1320に左右の高さの差を与えるために、図11の2000のように様々な厚さに作製して、歯受け部1320に雌雄形態で左右に別々に結合されるように作製することができる。
(空行)
図14は、本発明の他の実施例に係る、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔の変化による使用者の握力の変化を示した図である。
マウスピース又はスプリントを使用するとき、適切な顎関節の位置は、使用者の力を増加させる効果があることは既に様々な実験を通じて証明された。誤った顎関節の位置による人体内の神経体系の問題をマウスピースやスプリントで矯正することによって得られる効果であると予想されている。
前記のような実験に基づいて、出願人は、既存の顎関節均衡装置での奥歯間の間隔による、使用者の相対的握力(grip strength)の変化を測定した。
使用者の筋疲労感による握力の変化を実験結果から除外するために、毎日、一定の時間の間のみ測定する方式で、実験を行った。
また、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔は、握力の変化が急激な部分では0.05mmの単位で、握力の変化を測定し、握力の変化が大きくない部分では0.1mmの単位で、握力の変化を測定した。
顎関節均衡装置を着用していない状態での使用者の握力を5としたとき、様々な間隔を有する顎関節均衡装置を着用しながら握力を測定した。
代表的な実験結果値を反映して図示された図14のグラフを見ると、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔が約1.6mm付近で、使用者の握力が増加する傾向を示すが、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔が少しずつ増加しながら、握力は再び5程度の大きさに減少する傾向を示すことがわかる。しかし、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔が約4.1mm付近でほとんどの使用者の握力が急激に増加することがわかった。また、図14のグラフを参照すると、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔が4.1mmを超えて増加し続ける場合、10mmまでは使用者の握力が減少することを確認できる。顎関節均衡装置の奥歯間の間隔が10mmを超える場合、使用者が顎関節に不便さを感じ始めたため、これに対する測定値は、意味のある実験結果とはいえず、これを除いた。
本実験を通じて、顎関節均衡装置の奥歯間の間隔が4.1mm付近で使用者の握力が増加することがわかった。これは、一般的に、4.1mmの奥歯間の間隔を維持する場合、
身体の神経伝達が円滑に行われることを類推することができる。
一方、4.1mmの奥歯間の間隔を維持する場合、側頭骨の後方移動の減少及び最適の運動性の増加により、蝶形骨と後頭骨の屈曲及び伸展運動(flection and extension)を正常化することによって、頭蓋骨の運動の正常化で顔の非対称の解消及び脳機能を向上させることによって、癲癇、痴呆、アルツハイマー、パーキンソン氏病、及び筋異緊張症(斜頸症)にさらに良い効果を奏することができる。実際にパーキンソン患者の場合、4.1mmを維持する場合、薬物にもあまり反応しなかった手足の震えがほとんどなくなる実験結果も得ることができた。
したがって、本発明では、奥歯間の間隔が4.1mmであるスプリント、マウスピース、ナイトガードなどの顎関節装置を提案する。
(空行)
図15は、本発明の一実施例に係る、マウスピースを作製する過程を示した図である。
運動中の負傷の防止のためのマウスピースを作製するために、図15に示したように、0.1mm又は0.05mmの厚さを有する左/右側奥歯高さ調節台15010,15020を積み上げながら、左/右側の奥歯間の咬合面の高さを口腔内で直接測定する。このとき、左/右側の奥歯間の間隔は、使用者が楽に感じる高さを選択することを最優先とするが、前述した図14の実験結果を参照して、4.1mm〜0.4mmの誤差間隔内の高さを測定の基準値とすることができる。
左/右側の奥歯間の間隔が決定されると、決定された間隔による左/右側奥歯高さ調節台15010,15020を奥歯に位置させた状態で、使用者が楽に感じる下顎の位置を設定する。その後、前述したような、前歯部位関係記録装置(例えば、歯科用印象材)を用いて前歯間の高さの型を取り、これを再び口の中に入れた状態で、奥歯部位に奥歯部位関係記録装置(例えば、歯科用印象材)を用いて、全体の歯間の高さの記録体を完成する。その後、上顎及び下顎の型(impression)を取った後、石膏模型を作る。その後、予め作製された全体の歯間の高さの記録体を用いて咬合器にマウンティング(mounting)した後、マウスピースを完成する。
前述した高さ調節型スプリント及びその作製方法は、マウスピース又はナイトガードに適用することができる。すなわち、一般用マウスピースの場合には、予め作製された4.1mmの高さを左右側の奥歯間で噛む。そして、奥歯の測定紙部位がない上下顎装置(EVA樹脂)を熱い湯で軟化させた後、前歯部位に呼吸のための穴付き部材を前歯間に入れて共に噛みながら装置を完成する。奥歯の高さに該当する奥歯高さパッドを熱い湯で軟化させた後、予め作製された前の装置と結合して、一般人用のマウスガードを完成する。
本発明の他の実施例によれば、両側の奥歯間の間隔が僅かな差を有するようにマウスピースを作製することができる。例えば、左側奥歯間の間隔が4.1mm、右側奥歯間の間隔が4.55mmを維持できるようにマウスピースを作製することができる。
専門家用ナイトガードには、0.05mmの測定紙を積み上げながら(約4.1mm付近)、左右側の奥歯間の咬合面の高さを口腔内で直接測定する。その後、下顎の前後左右の良い位置に移動させ、口の中の奥歯に左右側の測定紙を噛まれ、前歯に歯科用印象材を用いて前歯間の高さの型を取る。その型を再び口の中に入れた状態で、奥歯部位に歯科用印象材を用いて全体の歯間の高さの記録体を完成する。このように上顎及び下顎の型(impression)を取った後、石膏模型を作る。その後、予め作製された歯間の高さ
の記録体を用いて咬合器にマウンティング(mounting)した後、専門家用のマウスピースを完成する。
一般用ナイトガードの場合には、予め作製された4.1mmの高さを左右側の奥歯間で噛む。噛んだ状態で奥歯の測定紙部位がない上顎の装置(EVA樹脂)を熱い湯で軟化させる。その後、全て共に噛み、前歯部位装置が硬化した後、口の中から除去する。それを、奥歯部位装置(EVA樹脂)である上顎奥歯部位に軟化させた後、前歯装置と共に噛んで硬化させた装置を用いて、一般用のナイトガードを完成する。
本発明の他の実施例によれば、両側の奥歯間の間隔が僅かな差を有するようにナイトガードを作製することができる。例えば、左側奥歯間の間隔が4.1mm、右側奥歯間の間隔が4.55mmを維持し得るようにナイトガードを作製することができる。
(空行)
図16は、本発明の一実施例に係る、前歯部位がない高さ調節型スプリントを示した図である。
前歯部位がない高さ調節型スプリントは、奥歯部位を覆う装置からなり、装置の前歯部位の補強、及び個人の状態に合わせて調節及び拡張が必要な場合のために、TMA(Titanium molybdenum wire)やステンレス鋼線材(Stainless steel wire)で補強する。
前歯部位がない高さ調節型スプリントは、奥歯間の間隔を調節できる奥歯受け部1610及び/又は前歯受け部1620を含むことができる。
(空行)
図17は、本発明の一実施例に係る、前歯部位がない高さ調節型スプリントの奥歯受け部を示した図である。
前歯部位がない高さ調節型スプリントは、形状維持及び側方拡張のために、金属で補強された前歯支持部7000、上顎歯の口蓋面に密着し、上顎を支持する上顎歯口蓋支持部7100、奥歯間の咬合面に位置し、奥歯を支持する奥歯受け部7200、及び/又は下顎歯の内部面に密着し、下歯を支持する下顎歯舌側支持部7300を含む。
前述した前歯部位がない高さ調節型スプリントの奥歯受け部は、傾斜がない形状、傾斜を有する形状、及び/又は厚さの変化がある形状に作製されてもよい。
奥歯受け部7200は、傾斜がない形状の場合、歯の咬合面と平行に作製することができる。
奥歯受け部7200は、傾斜を有する形状の場合、上下歯及び顎弓の拡張を目的とする場合には、5〜10°の傾斜を下方向又は上方向に与え、噛む力によって拡張できるようにする。
奥歯受け部7200は、厚さの変化がある形状の場合、図示のように、内側の厚さが厚く、外側に行くほど厚さが薄くなる形状に作製することができ、下顎を前方又は後方に移動させる場合には、前側に行くほど薄く又は厚くなるように作製することができる。その作用は、使用者のつばを飲み込む力によって(普通、2kg/一日に2000回)自動的
になされ、傾斜及び厚さの変化による方向の変化で治療効果を得ることができる。
下歯と接触する部位(7200の下面)は、熱可塑性樹脂を用いて歯から維持力を得ることができる。
(空行)
図18は、本発明の他の実施例に係る、前歯高さ調節台を示した図である。
本発明の他の実施例によれば、前歯高さ調節台は、スティック状に作製することができ、右側の厚さが最も厚く、左側に行くほど厚さが薄くなる形状に作製することができる。
このような形状の前歯高さ調節台を左又は右方向に移動させながら、使用者が最も楽に感じる高さを決定することができる。または、このような形状の前歯高さ調節台を左又は右方向に移動させながら、使用者の握力などを測定し、その測定値が最も高い位置の前歯高さ調節台の厚さを前歯間の間隔として決定することができる。
上側に図示された前歯高さ調節台15030は、前歯間に直接位置させ、左右の顎の良い位置を見出すことができる。下側に図示された前歯高さ調節台4010は、前歯間にEVA樹脂の装置(例えば、受け台1000)の厚さを反映して、全体的な厚さを減少させた装置である。
(空行)
図19は、本発明の他の実施例に係る、前歯高さ調節台の断面を示した図である。
本発明の他の実施例に係る前歯高さ調節台は、口の内側に位置する後面、及び口の外側に位置する前面を含むことができる。前歯高さ調節台の断面を参照すると、前歯高さ調節台の前面から後面に行くほど、厚さが減少する形状に作製することができる。
このような形状の前歯高さ調節台を前又は後方向に移動させながら、使用者が最も楽に感じる高さを決定することができる。または、このような形状の前歯高さ調節台を前又は後方向に移動させながら、使用者の握力などを測定し、その測定値が最も高い位置の前歯高さ調節台の厚さを前歯間の間隔として決定することができる。
(空行)
図20は、本発明の他の実施例に係るマウスピースを示した図である。
本発明の他の実施例に係るマウスピース20000は、左側上顎奥歯と左側下顎奥歯との間の間隔を維持する左側奥歯受け台20010a、右側上顎奥歯と右側下顎奥歯との間の間隔を維持する右側奥歯受け台20010b、及び/又は上顎前歯と下顎前歯との間の間隔を維持する前歯受け台20020を含む。
このとき、左側奥歯間の間隔が4.1mm、右側奥歯間の間隔が4.55mmをそれぞれ有し得るように、左側奥歯受け台と右側奥歯受け台をそれぞれ作製することができる。
これは、前歯部位と奥歯部位の受け台が分離されて、前歯部位を先に作製し、奥歯部位を作製された前歯部位と結合して、全体の装置を完成する。
前歯受け台2020は、左側から右側に行くほど厚さが減少する形状、または右側から左側に行くほど厚さが減少する形状に作製することができる。このような形状の前歯受け台を用いて、左側顎と右側顎との不均衡がひどい使用者に適用する場合、より著しい顎関節の矯正効果を得ることができる。
(空行)
図21は、本発明の一実施例に係る奥歯受け台高さ調節装置を示した図である。
奥歯受け台高さ調節装置21000は、前述した顎関節均衡装置1310又はマウスピース20000に適用することができる。説明の便宜上、奥歯受け台高さ調節装置21000がマウスピース20000に適用される図面に基づいて詳細に説明する。
奥歯受け台高さ調節装置21000の平面図21010及び側面図21020を参照すると、奥歯受け台高さ調節装置21000は、マウスピース20000の奥歯受け台の上又は下に結合され、マウスピースを使用する使用者の奥歯間の間隔を調節することができる。
奥歯受け台高さ調節装置21000の結合のために、マウスピースは、穴(hole;雌の役割)を有することができ、奥歯受け台高さ調節装置21000は、側面図21020に示されたように、マウスピースの穴に結合される装置(雄の役割)を有することができる。
奥歯受け台高さ調節装置21000は、様々な厚さに作製することができる。
本発明の一実施例に係る、奥歯受け台高さ調節装置21000を用いると、使用者の顎関節の均衡の変化に応じて、左側又は右側の奥歯間の間隔を別々に調節することができる。
発明を実施するための形態は、前述したように、発明を実施するための最良の形態で詳述された。
本発明は、顎関節矯正分野、顎関節保護分野、運動補助機構及び/又は歯保護分野の産業全般において利用可能である。

Claims (10)

  1. 熱成形性樹脂で作成され、上顎歯が装着される上顎歯保護部(1310a)と、
    下顎歯が装着される下顎歯保護部(1310b)と、
    前記上顎の奥歯と前記下顎の奥歯との間に位置する歯受け部(1320)と、
    を備え、
    前記上顎の奥歯と前記下顎の奥歯との間に合成樹脂が位置する、
    口腔装置。
  2. 前記上顎歯保護部と前記下顎歯保護部は前記合成樹脂に基づいて生成されている、
    請求項1に記載の口腔装置。
  3. 前歯の高さを調節するように構成された前歯高さ調節台(4010)と、
    上顎の奥歯と下顎の奥歯の間の高さを記録する前歯部位関係記録装置(6010)、
    を備える、口腔装置。
  4. 上顎歯の口蓋面に密着し、上顎を支持する上顎歯口蓋支持部(7100)と、
    奥歯間の咬合面に位置し、奥歯を支持する奥歯受け部(7200)と
    を備える、口腔装置。
  5. 形状維持及び側方拡張のために金属で補強された前歯支持部(7000)をさらに備える、請求項4に記載の口腔装置。
  6. 前記奥歯受け部(7200)の接触部は、弾性のある熱成形性樹脂(EVA樹脂)で作成される、請求項4に記載の口腔装置。
  7. 左側上顎奥歯と左側下顎奥歯との間の間隔を維持する左側奥歯受け台(20010a)と、
    右側上顎奥歯と右側下顎奥歯との間の間隔を維持する右側奥歯受け台(20010b)と、
    前記上顎を支持する口蓋支持部(7100)と、
    を備える、口腔装置。
  8. 形状を維持するように構成された前歯受け部(7000)と、
    奥歯を支持し、前記奥歯間の咬合面に位置し、前記前歯受け部に接続する奥歯受け部(7200)と、
    を備える、口腔装置。
  9. 前記前歯受け部(7000)は、側方拡張のために金属で補強されている、請求項8に記載の口腔装置。
  10. 前記上顎の前歯と前記下顎の前歯の間の間隔を維持する前歯高さ調節台(4010)をさらに備え、
    前記前歯高さ調節台(4010)の役割は、前記上顎の前歯と前記下顎の前歯の支持を含む、
    請求項7に記載の口腔装置。
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