JPH0621726B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0621726B2 JPH0621726B2 JP60267826A JP26782685A JPH0621726B2 JP H0621726 B2 JPH0621726 B2 JP H0621726B2 JP 60267826 A JP60267826 A JP 60267826A JP 26782685 A JP26782685 A JP 26782685A JP H0621726 B2 JPH0621726 B2 JP H0621726B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- heat exchanger
- refrigerant
- expansion valve
- electric expansion
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は空気調和機、特にその暖房運転時の除霜に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] 第7図及び第8図は、例えば実公昭57−49093号
公報第7図及び第8図に示された従来のヒートポンプ式
空気調和機の冷媒回路図及び除霜時の電気制御回路図で
ある。
公報第7図及び第8図に示された従来のヒートポンプ式
空気調和機の冷媒回路図及び除霜時の電気制御回路図で
ある。
図中、(1) は圧縮機、(2) は駆動コイル(2A)により動作
する四方弁、(3) は室内熱交換器、(4) は減圧装置、
(5) は室外熱交換器で、これらは冷媒配管(6) により環
状に連結されて冷媒を通す冷媒回路(7) が構成されてい
る。(8) は室内熱交換器(3) に送風してこれを室内へ送
る室内ファン、(9) は室外熱交換器(5) に送風してこれ
を室外へ送る室外ファン、(10)は室外熱交換器(5) の入
口配管に設けられこの部分の温度が所定温度以下になる
と出力を発する除霜条件検出器、(11)は除霜条件検出器
(10)が出力を発すると接点(11a) から接点(11b) に切り
換えられる切換開閉装置で、接点(11a) は四方弁(2) の
駆動コイル(2A)と暖房スイッチ(13)の一方の接点を介し
て、接点(11b) はリレー(12)及び暖房スイッチ(13)の他
方の接点を介して、それぞれ電源(15)に接続されてい
る。また、電源(15)間にはリレー(12)の常閉接点(12
a)、室内ファン(8) 及び室内ファン(8) の複数(図では
3個)の速度端子に接続された送風速度スイッチ(14)か
らなる直列回路が接続されている。
する四方弁、(3) は室内熱交換器、(4) は減圧装置、
(5) は室外熱交換器で、これらは冷媒配管(6) により環
状に連結されて冷媒を通す冷媒回路(7) が構成されてい
る。(8) は室内熱交換器(3) に送風してこれを室内へ送
る室内ファン、(9) は室外熱交換器(5) に送風してこれ
を室外へ送る室外ファン、(10)は室外熱交換器(5) の入
口配管に設けられこの部分の温度が所定温度以下になる
と出力を発する除霜条件検出器、(11)は除霜条件検出器
(10)が出力を発すると接点(11a) から接点(11b) に切り
換えられる切換開閉装置で、接点(11a) は四方弁(2) の
駆動コイル(2A)と暖房スイッチ(13)の一方の接点を介し
て、接点(11b) はリレー(12)及び暖房スイッチ(13)の他
方の接点を介して、それぞれ電源(15)に接続されてい
る。また、電源(15)間にはリレー(12)の常閉接点(12
a)、室内ファン(8) 及び室内ファン(8) の複数(図では
3個)の速度端子に接続された送風速度スイッチ(14)か
らなる直列回路が接続されている。
従来の空気調和機は上記のように構成され、常時切換開
閉装置(11)の接点(11a) は閉成している。
閉装置(11)の接点(11a) は閉成している。
暖房運転時は暖房スイッチ(13)を閉成すると、駆動コイ
ル(2A)は付勢され、四方弁(2) は暖房サイクル側に設定
される。これにより、圧縮機(1) から吐出された高温高
圧ガスは矢印のように流れ四方弁(2) を通り室内熱交換
器(3) で室内ファン(8) で強制通風されるので、室内に
温風が吹き出される。一方、雑木強制通風により、冷却
されたガス冷媒は凝縮液となって減圧装置(4) で断熱膨
張して、低圧冷媒となる。そして、室外熱交換器(5) で
室外ファン(9) の強制通風により加熱されて蒸発し、低
圧ガスとなって四方弁(2) を通り、圧縮器(1) に吸入さ
れる。
ル(2A)は付勢され、四方弁(2) は暖房サイクル側に設定
される。これにより、圧縮機(1) から吐出された高温高
圧ガスは矢印のように流れ四方弁(2) を通り室内熱交換
器(3) で室内ファン(8) で強制通風されるので、室内に
温風が吹き出される。一方、雑木強制通風により、冷却
されたガス冷媒は凝縮液となって減圧装置(4) で断熱膨
張して、低圧冷媒となる。そして、室外熱交換器(5) で
室外ファン(9) の強制通風により加熱されて蒸発し、低
圧ガスとなって四方弁(2) を通り、圧縮器(1) に吸入さ
れる。
外気温が低下するに従い、室外熱交換器(5) から冷媒回
路(7) への吸上げ熱量が減少し、蒸発温度が低下して零
点温度以下になると、室外熱交換器(5) に着霜が始ま
る。これにより熱を吸い上げる能力が減少し、室外熱交
換器(5) の入力配管温度は更に低下し、所定温度以下に
なると、除霜条件検出器(10)は出力を発する。この出力
により、切換開閉装置(11)の接点(11a) は開放するの
で、駆動コイル(2A)は消勢され、四方弁(2) は切り換え
られ、冷媒の流れる方向は矢印と反対方向となり、冷媒
回路(7) は冷房運転となる。接点(11a) の開放と同時に
接点(11b) は閉成し、リレー(12)は付勢され、接点(12
a) は開放するので、室内ファン(8) の送風は停止す
る。これで、居住者への冷気送風は防止される。このよ
うにして、四方弁(2) が切り換えられ、冷房運転になる
ことにより、圧縮機(1) から吐出された高温高圧冷媒ガ
スは、四方弁(2) を通過した後、室外熱交換器(5) に入
り、そこに付着した霜を、冷媒を有する熱で融解する。
これが除霜運転である。
路(7) への吸上げ熱量が減少し、蒸発温度が低下して零
点温度以下になると、室外熱交換器(5) に着霜が始ま
る。これにより熱を吸い上げる能力が減少し、室外熱交
換器(5) の入力配管温度は更に低下し、所定温度以下に
なると、除霜条件検出器(10)は出力を発する。この出力
により、切換開閉装置(11)の接点(11a) は開放するの
で、駆動コイル(2A)は消勢され、四方弁(2) は切り換え
られ、冷媒の流れる方向は矢印と反対方向となり、冷媒
回路(7) は冷房運転となる。接点(11a) の開放と同時に
接点(11b) は閉成し、リレー(12)は付勢され、接点(12
a) は開放するので、室内ファン(8) の送風は停止す
る。これで、居住者への冷気送風は防止される。このよ
うにして、四方弁(2) が切り換えられ、冷房運転になる
ことにより、圧縮機(1) から吐出された高温高圧冷媒ガ
スは、四方弁(2) を通過した後、室外熱交換器(5) に入
り、そこに付着した霜を、冷媒を有する熱で融解する。
これが除霜運転である。
除霜終了に伴い、室外熱交換器(5) の入力配管温度が上
昇すると、除霜条件検出器(10)は復帰し、切換開閉装置
(11)の接点(11b) は開放し、接点(11a) は閉成する。こ
れで、リレー(12)は再び消勢されて接点(12a) は閉成
し、室内ファン(8) は送風を開始する。また、駆動コイ
ル(2A)は再び付勢されて四方弁(2) は切り換えられ、暖
房運転に戻るようになる。
昇すると、除霜条件検出器(10)は復帰し、切換開閉装置
(11)の接点(11b) は開放し、接点(11a) は閉成する。こ
れで、リレー(12)は再び消勢されて接点(12a) は閉成
し、室内ファン(8) は送風を開始する。また、駆動コイ
ル(2A)は再び付勢されて四方弁(2) は切り換えられ、暖
房運転に戻るようになる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の空気調和機では、除霜運転の間及び
暖房運転復帰後しばらくの間は、暖房が行われず、室内
温度が低下し、居住者に不快感を与えるという問題点が
ある。
暖房運転復帰後しばらくの間は、暖房が行われず、室内
温度が低下し、居住者に不快感を与えるという問題点が
ある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、除霜運転中も室内温度を低下させないようにして、
居住者に不快感を与えないようにした空気調和機を提供
することを目的とする。
で、除霜運転中も室内温度を低下させないようにして、
居住者に不快感を与えないようにした空気調和機を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る空気調和機は、圧縮機、四方弁、室内熱
交換器、電気式膨張弁及び室外熱交換器を冷媒配管によ
り環状に連結して冷媒を通し、上記四方弁が上記冷媒を
上記室内熱交換器の方へ流すことにより暖房運転を行う
冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側と上記四方弁の間に挿
入された逆止弁と、上記圧縮機の吐出側と上記暖房運転
時の上記室外熱交換器の入口側とに冷媒配管により接続
された電磁弁と、上記室外熱交換器の除霜条件を検出す
る除霜条件検出器と、この除霜条件検出器が出力を発す
ると上記電磁弁を開く電磁弁開閉手段と、上記除霜条件
検出器が出力を発すると上記電気式膨張弁を全開にし一
定時間後にこれを閉じる膨張弁制御手段とを備えてなる
ものである。
交換器、電気式膨張弁及び室外熱交換器を冷媒配管によ
り環状に連結して冷媒を通し、上記四方弁が上記冷媒を
上記室内熱交換器の方へ流すことにより暖房運転を行う
冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側と上記四方弁の間に挿
入された逆止弁と、上記圧縮機の吐出側と上記暖房運転
時の上記室外熱交換器の入口側とに冷媒配管により接続
された電磁弁と、上記室外熱交換器の除霜条件を検出す
る除霜条件検出器と、この除霜条件検出器が出力を発す
ると上記電磁弁を開く電磁弁開閉手段と、上記除霜条件
検出器が出力を発すると上記電気式膨張弁を全開にし一
定時間後にこれを閉じる膨張弁制御手段とを備えてなる
ものである。
[作用] この発明における空気調和機は、除霜条件成立後、電気
式膨張弁を全開にし一定時間後にこれを閉じるので、簡
易な装置除霜時間を短縮することができる。
式膨張弁を全開にし一定時間後にこれを閉じるので、簡
易な装置除霜時間を短縮することができる。
[実施例] 第1図〜第6図はこの発明の一実施例を示す図で、(1)
〜(3) 、(5) 〜(7) 、(10)〜(15)は上記従来装置と同様
のものである。
〜(3) 、(5) 〜(7) 、(10)〜(15)は上記従来装置と同様
のものである。
第1図は冷媒回路図で、図中、(16)は圧縮機(1) の吐出
側と四方弁(2) の間に挿入された逆止弁、(17)は第7図
の減圧装置(4) の位置に挿入され入力信号により弁体
(図示しない)を全閉から全開まで、また全開から全閉
まで制御する電気式膨張弁、(18)は圧縮機(1) の吐出側
と室外熱交換器(5) の暖房運転時の入口側の間に接続さ
れた電磁弁である。ただし、第7図の室内ファン(8) 及
び室外ファン(9) は図示を省略してある。
側と四方弁(2) の間に挿入された逆止弁、(17)は第7図
の減圧装置(4) の位置に挿入され入力信号により弁体
(図示しない)を全閉から全開まで、また全開から全閉
まで制御する電気式膨張弁、(18)は圧縮機(1) の吐出側
と室外熱交換器(5) の暖房運転時の入口側の間に接続さ
れた電磁弁である。ただし、第7図の室内ファン(8) 及
び室外ファン(9) は図示を省略してある。
第2図は全体構成図で、この実施例は第2図から明らか
なように、除霜条件検出器(10)の出力を入力とする電磁
弁開閉手段(21)により、電磁弁(18)を開き、除霜条件検
出器(10)の出力を入力とする膨張弁制御手段(22)によ
り、電気式膨張弁(17)を開くと共に、その弁開度を制御
するように構成されている。
なように、除霜条件検出器(10)の出力を入力とする電磁
弁開閉手段(21)により、電磁弁(18)を開き、除霜条件検
出器(10)の出力を入力とする膨張弁制御手段(22)によ
り、電気式膨張弁(17)を開くと共に、その弁開度を制御
するように構成されている。
第3図及び第4図は第2図の実施例の電気接続を示す電
気回路図及び除霜制御装置のブロック回路図である。
気回路図及び除霜制御装置のブロック回路図である。
図中、(23)は除霜制御装置で、マイクロコンピュータ
(以下マイコンという)で構成され、CPU(23A) 、メ
モリ(23B) 、入力回路(23C) 及び出力回路(23D) を有し
ている。入力回路(23C) の入力端子I1には除霜条件検
出器(10)が接続されている。出力回路(23D) の出力端子
O1には電磁弁(18)に接続された接点(24)の駆動装置
(図示しない)が接続され、出力端子O2、O3には電
気式膨張弁(17)が接続されている。
(以下マイコンという)で構成され、CPU(23A) 、メ
モリ(23B) 、入力回路(23C) 及び出力回路(23D) を有し
ている。入力回路(23C) の入力端子I1には除霜条件検
出器(10)が接続されている。出力回路(23D) の出力端子
O1には電磁弁(18)に接続された接点(24)の駆動装置
(図示しない)が接続され、出力端子O2、O3には電
気式膨張弁(17)が接続されている。
次に、この実施例の動作を第5図及び第6図を参照しな
がら説明する。第5図は除霜制御装置(23)のメモリ(23
B) に記憶された動作プログラムを示すフローチャー
ト、第6図は電気式膨張弁(17)の動作説明図である。
がら説明する。第5図は除霜制御装置(23)のメモリ(23
B) に記憶された動作プログラムを示すフローチャー
ト、第6図は電気式膨張弁(17)の動作説明図である。
まず、手順(31)で暖房運転を行い、手順(32)で除霜条件
検出器(10)の出力を監視して除霜条件に達するのを待
つ。条件が成立すると手順(33)に進み、除霜制御装置(2
3)ので出力端子O1から出力を発し、接点(24)を閉成さ
せて電磁弁(18)を開く。また、手順(34)で出力端子O3
から出力を発する。この出力が発せられると、第6図に
示すように、電気式膨張弁(17)は上記出力の大きさに応
じて弁体を開く方向へ駆動してこれを全開にする。電磁
弁(18)が開かれることによって、圧縮機(1) で発生され
る高温の冷媒ガスは、電磁弁(18)を通って室外熱交換器
(5) に入り、そこに付着した霜を融解する。同時に、電
気式膨張弁(17)も全開になるので、暖房運転時室内熱交
換器(3) に蓄えられていた高温の冷媒は、室外熱交換器
(5) に流入し、除霜時間を短縮させる。
検出器(10)の出力を監視して除霜条件に達するのを待
つ。条件が成立すると手順(33)に進み、除霜制御装置(2
3)ので出力端子O1から出力を発し、接点(24)を閉成さ
せて電磁弁(18)を開く。また、手順(34)で出力端子O3
から出力を発する。この出力が発せられると、第6図に
示すように、電気式膨張弁(17)は上記出力の大きさに応
じて弁体を開く方向へ駆動してこれを全開にする。電磁
弁(18)が開かれることによって、圧縮機(1) で発生され
る高温の冷媒ガスは、電磁弁(18)を通って室外熱交換器
(5) に入り、そこに付着した霜を融解する。同時に、電
気式膨張弁(17)も全開になるので、暖房運転時室内熱交
換器(3) に蓄えられていた高温の冷媒は、室外熱交換器
(5) に流入し、除霜時間を短縮させる。
手順(34)で電気式膨張弁(17)を全開にした後、手順(41)
で時間ΔS経過するのを待つ。時間ΔS経過すれば、手
順(42)に進み、電気式膨張弁(17)を全閉にする。なお、
時間ΔSは、電気式膨張弁(17)が全開になり、室内熱交
換器(3) の温度が暖房感を低下させるまでの時間を設定
すればよい。
で時間ΔS経過するのを待つ。時間ΔS経過すれば、手
順(42)に進み、電気式膨張弁(17)を全閉にする。なお、
時間ΔSは、電気式膨張弁(17)が全開になり、室内熱交
換器(3) の温度が暖房感を低下させるまでの時間を設定
すればよい。
次に、手順(38)で除霜条件が解除されるのを待つ。条件
が解除されると手順(39)に進み、電磁弁(18)を閉じて、
手順(40)で元の暖房運転に戻る。ここで、温度Tは、暖
房感を低下させる限界の温度で、暖房の吹出し温度に対
応するもので、任意に設定を変更してもよい。
が解除されると手順(39)に進み、電磁弁(18)を閉じて、
手順(40)で元の暖房運転に戻る。ここで、温度Tは、暖
房感を低下させる限界の温度で、暖房の吹出し温度に対
応するもので、任意に設定を変更してもよい。
この実施例は一定時間電気式膨張弁(17)を全開にして、
その後全閉する制御をするものであり、装置を簡易化す
ることが可能となる。
その後全閉する制御をするものであり、装置を簡易化す
ることが可能となる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、圧縮機、四方弁、室
内熱交換器、電気式膨張弁及び室外熱交換器を冷媒配管
により環状に連結して冷媒を通し、上記四方弁が上記冷
媒を上記室内熱交換器の方へ流すことにより暖房運転を
行う冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側と上記四方弁の間
に挿入された逆止弁と、上記圧縮機の吐出側と上記暖房
運転時の上記室外熱交換器の入口側とに冷媒配管により
接続された電磁弁と、上記室外熱交換器の除霜条件を検
出する除霜条件検出器と、この除霜条件検出器が出力を
発すると上記電磁弁を開く電磁弁開閉手段と、上記除霜
条件検出器が出力を発すると上記電気式膨張弁を全開に
し一定時間後にこれを閉じる膨張弁制御手段とを備えた
構成にしたため、除霜条件成立後、電気式膨張弁を全開
にし一定時間後にこれを閉じるので、簡易な装置で除霜
時間を短縮することができる。
内熱交換器、電気式膨張弁及び室外熱交換器を冷媒配管
により環状に連結して冷媒を通し、上記四方弁が上記冷
媒を上記室内熱交換器の方へ流すことにより暖房運転を
行う冷媒回路と、上記圧縮機の吐出側と上記四方弁の間
に挿入された逆止弁と、上記圧縮機の吐出側と上記暖房
運転時の上記室外熱交換器の入口側とに冷媒配管により
接続された電磁弁と、上記室外熱交換器の除霜条件を検
出する除霜条件検出器と、この除霜条件検出器が出力を
発すると上記電磁弁を開く電磁弁開閉手段と、上記除霜
条件検出器が出力を発すると上記電気式膨張弁を全開に
し一定時間後にこれを閉じる膨張弁制御手段とを備えた
構成にしたため、除霜条件成立後、電気式膨張弁を全開
にし一定時間後にこれを閉じるので、簡易な装置で除霜
時間を短縮することができる。
第1図〜第6図はこの発明による空気調和機の一実施例
を示す図で、第1図は冷媒回路図、第2図は全体構成
図、第3図は電気回路図、第4図は第3図の除霜制御装
置のブロック回路図、第5図は第4図の動作を示すフロ
ーチャート、第6図は第1図の電気式膨張弁の動作説明
図、第7図及び第8図は従来の空気調和機を示す図で、
第7図は冷媒回路図、第8図は電気回路図である。 図中、(1) は圧縮機、(2) は四方弁、(3) は室内熱交換
器、(5) は室外熱交換器、(6) は冷媒配管、(7) は冷媒
回路、(10)は除霜条件検出器、(16)は逆止弁、(17)は電
気式膨張弁、(18)は電磁弁、(21)は電磁弁開閉手段、(2
2)は膨張弁制御手段、(23)は除霜制御装置である。 なお、図中同一符号は同一部分を示す。
を示す図で、第1図は冷媒回路図、第2図は全体構成
図、第3図は電気回路図、第4図は第3図の除霜制御装
置のブロック回路図、第5図は第4図の動作を示すフロ
ーチャート、第6図は第1図の電気式膨張弁の動作説明
図、第7図及び第8図は従来の空気調和機を示す図で、
第7図は冷媒回路図、第8図は電気回路図である。 図中、(1) は圧縮機、(2) は四方弁、(3) は室内熱交換
器、(5) は室外熱交換器、(6) は冷媒配管、(7) は冷媒
回路、(10)は除霜条件検出器、(16)は逆止弁、(17)は電
気式膨張弁、(18)は電磁弁、(21)は電磁弁開閉手段、(2
2)は膨張弁制御手段、(23)は除霜制御装置である。 なお、図中同一符号は同一部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅村 博之 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 磯野 一明 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 石岡 秀哲 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 飯島 等 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社中央研究所内 (72)発明者 松岡 文雄 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三菱 電機株式会社商品研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−219668(JP,A) 特開 昭58−102067(JP,A) 実開 昭59−21467(JP,U) 実開 昭62−62169(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機、四方弁、室内熱交換器、電気式膨
張弁及び室外熱交換器を冷媒配管により環状に連結して
冷媒を通し、上記四方弁が上記冷媒を上記室内熱交換器
の方へ流すことにより暖房運転を行う冷媒回路と、上記
圧縮機の吐出側と上記四方弁の間に挿入された逆止弁
と、上記圧縮機の吐出側と上記暖房運転時の上記室外熱
交換器の入口側とに冷媒配管により接続された電磁弁
と、上記室外熱交換器の除霜条件を検出する除霜条件検
出器と、この除霜条件検出器が出力を発すると上記電磁
弁を開く電磁弁開閉手段と、上記除霜条件検出器が出力
を発すると上記電気式膨張弁を全開にし一定時間後にこ
れを閉じる膨張弁制御手段とを備えてなる空気調和機。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60267826A JPH0621726B2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 空気調和機 |
KR1019860006265A KR900005979B1 (ko) | 1985-08-22 | 1986-07-30 | 공기조화장치 |
DE8686111450T DE3685862T2 (de) | 1985-08-22 | 1986-08-19 | Klimageraet. |
EP86111450A EP0213540B1 (en) | 1985-08-22 | 1986-08-19 | Air conditioning apparatus |
US06/898,492 US4709554A (en) | 1985-08-22 | 1986-08-21 | Air conditioning apparatus |
AU61785/86A AU580509B2 (en) | 1985-08-22 | 1986-08-22 | Air conditioning apparatus |
CN86105455.5A CN1005210B (zh) | 1985-08-22 | 1986-08-22 | 空调设备 |
CN88106586A CN1008131B (zh) | 1985-08-22 | 1988-09-07 | 空调设备 |
HK150/93A HK15093A (en) | 1985-08-22 | 1993-02-25 | Air conditioning apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60267826A JPH0621726B2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129659A JPS62129659A (ja) | 1987-06-11 |
JPH0621726B2 true JPH0621726B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
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Family Applications (1)
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JP (1) | JPH0621726B2 (ja) |
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-
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- 1985-11-28 JP JP60267826A patent/JPH0621726B2/ja not_active Expired - Lifetime
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