JP4935411B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、収容庫に配設した蒸発器に対する冷媒の供給制御を行うことにより該収容庫を所望の温度状態にする冷却装置に関するものである。
例えば、商品を冷却した状態で陳列販売するショーケースでは、収容庫の内部に蒸発器が設けられ、また収容庫の外部に圧縮機、凝縮器および電子膨張弁が設けられており、これら蒸発器、圧縮機、凝縮器および電子膨張弁に冷媒を循環供給することによって収容庫の所望の温度状態に維持する通常運転を行っている。具体的には、収容庫の内部温度が設定温度よりも低くなった場合に電子膨張弁の開度を縮小させる一方、収容庫の内部温度が設定温度よりも高くなった場合に電子膨張弁の開度を増大させて収容庫の内部が所望の温度状態となるようにしている(例えば、特許文献1参照)。かかる冷却装置では、電子膨張弁を用いているために蒸発器へ供給する冷媒流量を細かく制御することが可能で、そのために蒸発温度を高くすることができ、これにより圧縮機の運転負荷を軽減させることができ、省エネルギー化を図ることができるという利点を有している。
特開2005−180815号公報
ところで、上述したような冷却装置では、上記通常運転時に蒸発器の伝熱面に霜が付着してしまういわゆる着霜現象が生ずるため、1日に例えば4回程度付着した霜を除去する除霜処理を行っている。この除霜処理では、冷媒の循環を停止させて蒸発器の伝熱面の温度を上昇させることにより付着した霜の除去を行うのが一般的である。そして、除霜処理終了後から次の除霜処理が開始されるまでの間に上述した通常運転、すなわち収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、蒸発器に対する冷媒の供給制御を行っている。
ところが、例えば収容庫の外部が高温多湿の環境下にある等の場合には、次の除霜処理が開始されるまでの通常運転時に蒸発器の伝熱面全域に着霜現象が発生してしまい、収容庫の内部を良好に冷却することができず、次の除霜処理の開始直前には収容庫の内部温度が非常に高くなってしまう虞れがある。
このような着霜現象の発生を抑制するために、1日に行う除霜処理の回数を増加させることも考えられるが、それでは圧縮機の運転負荷が過大となってしまい、結果的に省エネルギー化を図ることができず好ましいとはいえない。
本発明は、上記実情に鑑みて、通常運転時における蒸発器への着霜量を低減させて、収容庫の内部を良好に冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る冷却装置は、通常運転時に収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、前記収容庫に配設した蒸発器に対する冷媒の供給制御を行うことにより該収容庫を所望の温度状態にする冷却装置において、前記通常運転時に収容庫の内部温度が予め決められている目標温度の上限値を所定時間継続して超えている場合に、予め設定された弁開度の上限値と、この上限値よりも小さい下限値との間で前記電子膨張弁の開度を交互に切り換えることで、前記電子膨張弁の開度が上限値にあるときには前記蒸発器に霜が付着することを許容する一方、前記電子膨張弁の開度が下限値にあるときには前記蒸発器に付着した霜を融解する着霜低減制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却装置は、上述した請求項1において、前記制御手段は、前記弁開度の上限値と下限値との弁開度差が70%以上の大きさとなる態様で前記着霜低減制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る冷却装置は、上述した請求項1または請求項2において、前記制御手段は、前記下限値を弁開度が10%以下に相当する大きさにして前記着霜低減制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る冷却装置は、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記制御手段は、前記上限値を弁開度が90%以上に相当する大きさにして前記着霜低減制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る冷却装置は、上述した請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記制御手段は、前記弁開度の上限値を全開状態に相当する大きさにし、かつ前記弁開度の下限値を全閉状態に相当する大きさにして、これらの間で前記電子膨張弁の開度を交互に切り換えて前記着霜低減制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る冷却装置は、上述した請求項1〜5のいずれか一つにおいて、前記制御手段は、予め決められた時間ごとに前記上限値と下限値との間で交互に切り換えて前記着霜低減制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る冷却装置は、上述した請求項1〜5のいずれか一つにおいて、前記制御手段は、前記電子膨張弁の開度を上限値とする時間は予め決められた大きさにする一方、前記電子膨張弁の開度を下限値とする時間は、前記内部温度が目標温度の上限値に達するまでとする着霜低減制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る冷却装置は、上述した請求項1〜7のいずれか一つにおいて、設定された吸入圧力に従って、前記蒸発器から吐出された冷媒の圧縮を行う圧縮手段を備え、前記制御手段は、前記着霜低減制御を行う場合に、前記圧縮手段における吸入圧力を低下させる吸入圧力制御を行うことを特徴とする。
本発明の冷却装置によれば、通常運転時に収容庫の内部温度が予め決められている目標温度の上限値を所定時間継続して超えている場合に、予め設定された弁開度の上限値と、この上限値よりも小さい下限値との間で電子膨張弁の開度を交互に切り換える着霜低減制御を行うので、電子膨張弁の開度が下限値にあるときに付着した霜を融解する一方、該開度が上限値にあるときに霜が付着することを許容する。そして、冷媒の蒸発温度が0℃〜−20℃くらいまでの間における単位時間あたりの着霜量は単位時間あたりの霜の融解量に比して極めて小さいという事実から、上記着霜低減運転制御を行うことにより蒸発器への着霜量を徐々に低減させることができる。従って、通常運転時における蒸発器への着霜量を低減させて、収容庫の内部を良好に冷却することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を適宜参照しながら、本発明に係る冷却装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1である冷却装置の構成を概念的に示したものである。ここで例示する冷却装置は、収容庫10の内部に収納した商品を冷却した状態で陳列販売するオープンショーケース11に適用するもので、複数のオープンショーケース11にそれぞれ蒸発器12および電子膨張弁13を個別に備える一方、オープンショーケース11の外部に凝縮器14および圧縮機(圧縮手段)15をそれぞれ1つずつ備えている。尚、図1には、説明の便宜上、1つのオープンショーケース11を示している。
電子膨張弁13は、凝縮器14から吐出された液冷媒を断熱膨張して蒸発器12に供給するものである。本実施の形態1では、開度指令が与えられた場合に開度指令に応じて開度を変更し、通過する冷媒の流量を調節することのできる電子膨張弁13を適用している。圧縮機15は、蒸発器12から吐出された低温低圧のガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒として凝縮器14に与えるものである。
この冷却装置では、凝縮器14および圧縮機15に対してそれぞれのオープンショーケース11に設けた蒸発器12および電子膨張弁13を並列となる態様で冷媒供給管路16で接続することにより冷凍サイクルが構成してある。すなわち、この冷却装置では、圧縮機15から吐出された高温高圧のガス冷媒が凝縮器14において冷却されて高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷媒は、電子膨張弁13により断熱膨張されて低温低圧の気液2相冷媒となり、収容庫10の蒸発器12に供給される。蒸発器12に供給された低温低圧の気液2相冷媒は、図示しない送風ファンによって供給された収容庫10の内部空気と熱交換し、吸熱して低温低圧のガス冷媒となることにより収容庫10の冷却を行う。蒸発器12から吐出された低温低圧のガス冷媒は、圧縮機15に吸入され、再び高温高圧のガス冷媒となって凝縮器14に供給される。
オープンショーケース11において蒸発器12に接続した冷媒供給管路16の入口部および出口部には、それぞれ冷媒温度センサ20,21が設けてある。入口部冷媒温度センサ20および出口部冷媒温度センサ21は、それぞれの冷媒供給管路16を通過する冷媒の温度を検出するものである。
収容庫10の内部には、内部温度センサ22が設けてある。内部温度センサ22は、収容庫10の内部温度を検出するものである。本実施の形態1では、内部温度センサ22として、収容庫10の内部において蒸発器12を通過した後の空気、すなわち吹出空気の温度を収容庫10の内部温度として検出するものを適用している。ここで、内部温度は、吹出空気の温度ではなく、収容庫10の内部に設けられる庫内温度センサ(図示せず)により検出される温度としても構わない。
上記冷却装置は、その制御系としてコントローラ30を備えている。コントローラ30は、設定記憶部31、状態判断部32、弁開度制御部33および吸入圧力設定部34を備えている。
設定記憶部31は、収容庫10の目標温度を設定し、かつこれを記憶するものである。本実施の形態1では、収容庫10の目標温度としてその上限値(2℃)および下限値(−2℃)がそれぞれ設定してある。
状態判断部32は、蒸発器12が着霜状態にあるか否かを判断するもので、具体的には、収容庫10の内部温度が目標温度の上限値を所定時間継続して超えている場合に、蒸発器12が着霜状態にあるものと判断するものである。ここでの判断基準となる所定時間は、本実施の形態1では10分間としている。
弁開度制御部33は、電子膨張弁13の開度を制御するものであり、より詳細には、内部温度センサ22の検出結果と収容庫10の目標温度との比較結果に基づいて電子膨張弁13の開度を制御する一方、状態判断部32により蒸発器12が着霜状態にあると判断された場合には、電子膨張弁13の開度を予め決められた時間ごとに上限値と下限値との間で交互に切り換える制御を行うものである。ここで、上限値と下限値との弁開度差は70%以上の大きさがあることが好ましく、また下限値は弁開度が10%以下に相当する大きさであることがさらに好ましく、さらに上限値は弁開度が90%以上に相当する大きさであることが好ましい。本発明の実施の形態1では、上限値として最大値、すなわち全開状態(弁開度が100%)に相当する大きさとし、下限値として最小値、すなわち全閉状態(弁開度が0%)に相当する大きさとしている。吸入圧力設定部34は、圧縮機15の吸入圧力を設定するものである。
図2は、図1に示したコントローラが実施する膨張弁開度制御処理の内容を示すフローチャートである。以下、この図2を参照しながら、冷却装置の動作について説明する。
まず、図2に示す膨張弁開度制御処理においてコントローラ30は、内部温度センサ22を通じてそれぞれのオープンショーケース11における収容庫10の内部温度を検出し(ステップS101)、検出した内部温度が設定記憶部31に記憶された目標温度の上限値を超えているか否かを判断する(ステップS102)。
いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度上限値を超えている場合(ステップS102:Yes)、コントローラ30は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を開動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を増大させ(ステップS103)、その後に手順をリターンさせる。この結果、該当するオープンショーケース11の収容庫10が冷却され、その内部温度が目標温度上限値以下となるように推移することになる。
ステップS102においていずれのオープンショーケース11においても収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下であった場合(ステップS102:No)、コントローラ30は、次いでいずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が設定記憶部31に記憶された目標下限値を下回っているか否かを判断する(ステップS104)。
いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度下限値を下回っている場合(ステップS104:Yes)、コントローラ30は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を閉動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を減少させ(ステップS105)、その後に手順をリターンさせる。この結果、該当するオープンショーケース11において収容庫10の内部雰囲気と蒸発器12との間の熱交換が抑制され、その内部温度が目標下限値以上となるように推移することになる。
ステップS104においていずれのオープンショーケース11においても収容庫10の内部温度が目標温度下限値以上であった場合(ステップS104:No)、つまり収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下、かつ目標温度下限値以上(以下、「目標温度範囲」という)である場合、コントローラ30は、電子膨張弁13の状態を維持して今回の処理を終了し、手順をリターンさせる。
以下、所定のサイクルタイムで膨張弁開度制御処理を繰り返し実施して通常運転を行うことにより、全てのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度範囲に維持されることになる。
但し、この膨張弁開度制御処理では、例えば収容庫10の外部が高温多湿の環境下にある等の場合には、次の除霜処理が開始されるまでの間に蒸発器12の伝熱面全域に着霜現象が発生してしまう虞れがある。
そこで、本実施の形態1では、次のような着霜低減制御を所定のタイミングで実施するようにしている。図3は、図1に示したコントローラが実施する着霜低減制御を説明するためのタイムチャートである。以下、この図3を参照しながら冷却装置の動作についてさらに説明する。
時点t1で内部温度センサ22により検出される収容庫10の内部温度(以下、単に内部温度とも称する)が目標温度上限値を超え、かかる内部温度が目標温度上限値を継続して当該時点t1から例えば10分間経過した時点t2まで超えている場合に、コントローラ30の状態判断部32は、蒸発器12が着霜状態にあるものと判断する。つまり、時点t2で蒸発器12が着霜状態にあるものと判断する。
時点t2で蒸発器12が着霜状態にあるものと判断したコントローラ30は、弁開度制御部33を通じて電子膨張弁13の開度を下限値、すなわち全閉状態(弁開度0%)に相当する大きさにする。これにより、内部温度センサ22により検出される内部温度は徐々に上昇する。その結果、蒸発器12の伝熱面(表面)に付着する霜が徐々に融ける。
時点t2から例えば5分間が経過した時点t3において、コントローラ30は、弁開度制御部33を通じて電子膨張弁13の開度を上限値、すなわち全開状態(弁開度100%)に相当する大きさにする。ここで、時点t2から時点t3までの時間は、予め決められた時間であっても構わないし、目標温度上限値+2℃以内の時間であっても構わない。
かかる時点t3以降、コントローラ30は、弁開度制御部33を通じて所定時間ごと、例えば10分間ごとに電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で交互に切り換える着霜低減制御を行う。より詳細に説明すると次のようになる。
時点t3から時点t4までの間、電子膨張弁13の開度は、上述のように全開状態となる。これにより蒸発器12に対する冷媒の供給量が増大し、その結果、内部温度が下降する。従って、蒸発器12の伝熱面に再び霜が付着することになる。
時点t4から時点t5までの間、電子膨張弁13の開度は、全閉状態に相当する大きさとなる。これにより蒸発器12に対する冷媒の供給が遮断され、その結果、内部温度が上昇する。従って、蒸発器12の伝熱面に付着した霜が徐々に融ける。ここで、冷媒の蒸発温度が0℃〜−20℃くらいまでの間における単位時間あたりの着霜量は、単位時間あたりの霜の融解量に比して極めて小さいことが知られている。従って、時点t3から時点t5までにおいて、時点t3から時点t4までの間における着霜量は、時点t4から時点t5までの間における融解量に比して極めて小さいものとなる。従って、時点t3から時点t5までの間に、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で同時間ずつ切り換えても、全体的に見れば付着した霜が低減していることが理解できる。
時点t5から所定時間ごとに電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと全閉状態に相当する大きさとの間で交互に切り換える結果、蒸発器12に付着する霜の量は徐々に減っていく。
そして、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさにして所定時間(例えば10分間)後の内部温度が目標温度下限値(−2℃)となる時点t10において、霜が90%以上融解したものとして着霜低減制御を終了し、時点t10以降、上述したような膨張弁開度制御処理を実施する。
以上説明したように本発明の実施の形態1における冷却装置によれば、通常運転時に収容庫10の内部温度が目標温度の上限値を所定時間継続して超えている場合に、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で所定時間ごとに交互に切り換える着霜低減制御を行うので、通常運転時における蒸発器12への着霜量を低減させて、収容庫10の内部を良好に冷却することができる。特に、除霜処理を必要回数以上実施することがないので、省エネルギー化を図ることもできる。
以上、本発明の好適な実施の形態1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のように変形することも可能である。図4は、コントローラが実施する着霜低減制御の変形例を説明するためのタイムチャートである。以下、この図4を参照しながら冷却装置の動作の変形例について説明する。
時点t11で内部温度センサ22により検出される収容庫10の内部温度が目標温度上限値を超え、かかる内部温度が目標温度上限値を継続して当該時点t11から例えば10分間経過した時点t12まで超えている場合に、コントローラ30の状態判断部32は、蒸発器12が着霜状態にあるものと判断する。つまり、時点t12で蒸発器12が着霜状態にあるものと判断する。
時点t12で蒸発器12が着霜状態にあるものと判断したコントローラ30は、吸入圧力設定部34を通じて圧縮機15における吸入圧力を低下させる。これにより冷凍サイクルの低圧側の圧力が低下し、蒸発器12における冷媒の蒸発温度が例えば−14℃から−17℃に低下する。これにより、時点t12から時点t13の間、電子膨張弁13の開度は変化しないが、冷媒の蒸発温度が低下したために内部温度が下降する。
時点t13において、コントローラ30は、弁開度制御部33を通じて電子膨張弁13の開度を全閉状態に相当する大きさにする。これにより、内部温度センサ22により検出される内部温度は徐々に上昇する。その結果、蒸発器12の伝熱面(表面)に付着する霜が徐々に融ける。
時点t13から例えば10分間が経過した時点t14において、コントローラ30は、弁開度制御部33を通じて電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさにする。
かかる時点t13以降、コントローラ30は、弁開度制御部33を通じて所定時間ごと、例えば10分間ごとに電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で交互に切り換える着霜低減制御を行う。より詳細に説明すると次のようになる。
時点t13から時点t14までの間、電子膨張弁13の開度は、上述のように全閉状態に相当する大きさとなる。これにより蒸発器12に対する冷媒の供給が遮断され、その結果、内部温度が上昇する。従って、蒸発器12の伝熱面に付着した霜が徐々に融ける。
時点t14からt15までの間、電子膨張弁13の開度は、上述のように全開状態に相当する大きさとなる。これにより蒸発器12に対する冷媒の供給量が増大し、その結果、内部温度が下降する。従って、蒸発器12の伝熱面に再び霜が付着することになる。上述したように、冷媒の蒸発温度が0℃〜−20℃くらいまでの間における単位時間あたりの着霜量は、単位時間あたりの霜の融解量に比して極めて小さいことが知られている。従って、時点t13から時点t15までにおいて、時点t13から時点t14までの間における融解量は、時点t14から時点t15までの間における着霜量に比して極めて大きいものとなる。従って、時点t13から時点t15までの間に、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で同時間ずつ切り換えても、全体的に見れば付着した霜が低減していることが理解できる。
時点t15から所定時間ごとに電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で交互に切り換える結果、蒸発器12に付着する霜の量は徐々に減っていく。
そして、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさにして所定時間(例えば10分間)後の内部温度が目標温度下限値(−2℃)となる時点t19において、霜が90%以上融解したものとして着霜低減制御を終了するとともに、吸入圧力制御を終了し、時点t19以降、上述したような膨張弁開度制御処理を実施する。
このようにコントローラ30は、着霜低減制御を行う際に、吸入圧力設定部34を通じて圧縮機15の吸入圧力を低下させる吸入圧力制御を行うので、収容庫10の内部温度を一旦低下させて内部温度が目標温度範囲にある状態で、通常運転時における蒸発器12への着霜量を低減させて、収容庫10の内部を良好に冷却することができる。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2である冷却装置の構成を概念的に示したものである。尚、上述した実施の形態1における冷却装置と同一の構成を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
ここに例示する冷却装置は、収容庫10の内部に収納した商品を冷却した状態で陳列販売するオープンショーケース11に適用するもので、複数のオープンショーケース11にそれぞれ蒸発器12および電子膨張弁13を個別に備える一方、オープンショーケース11の外部に凝縮器14および圧縮機15(圧縮手段)をそれぞれ1つずつ備えている。尚、図5には、説明の便宜上、1つのオープンショーケース11を示している。
かかる冷却装置は、その制御系としてコントローラ300を備えている。コントローラ300は、設定記憶部31、状態判断部32、弁開度制御部330および吸入圧力設定部34を備えている。
弁開度制御部330は、電子膨張弁13の開度を制御するものであり、より詳細には、内部温度センサ22の検出結果と収容庫10の目標温度との比較結果に基づいて電子膨張弁13の開度を制御する一方、状態判断部32により蒸発器12が着霜状態にあると判断された場合には、上限値と下限値との間で交互に切り換える制御を行うものである。より詳細には、電子膨張弁13の開度を上限値とする時間は予め決められた大きさにする一方、電子膨張弁13の開度を下限値とする時間は、内部温度が目標温度の上限値に達するまでとする。本発明の実施の形態2では、上限値として最大値、すなわち全開状態(弁開度が100%)に相当する大きさとし、下限値として最小値、すなわち全閉状態(弁開度が0%)に相当する大きさとしている。
以上のような本実施の形態2における冷却装置は、実施の形態1と同様の膨張弁開度制御処理を実施する。ここで、膨張弁開度制御処理は、実施の形態1と同じ手順の処理であるから、ここではその説明を割愛する(図2参照)。
但し、この膨張弁開度制御処理では、例えば収容庫10の外部が高温多湿の環境下にある等の場合には、次の除霜処理が開始されるまでの間に蒸発器12の伝熱面全域に着霜現象が発生してしまう虞れがある。
そこで、本実施の形態2では、次のような着霜低減制御を所定のタイミングで実施するようにしている。図6は、図5に示したコントローラが実施する着霜低減制御を説明するためのタイムチャートである。以下、この図6を参照しながら冷却装置の動作について説明する。
時点t21で内部温度センサ22により検出される収容庫10の内部温度が目標温度上限値を超え、かかる内部温度が目標温度上限値を継続して当該時点t21から例えば10分間経過した時点t22まで超えている場合に、コントローラ300の状態判断部32は、蒸発器12が着霜状態にあるものと判断する。つまり、時点t22で蒸発器12が着霜状態にあるものと判断する。
時点t22で蒸発器12が着霜状態にあるものと判断したコントローラ300は、弁開度制御部330を通じて電子膨張弁13の開度を上限値、すなわち全開状態(弁開度100%)に相当する大きさにし、該時点t22から予め決められた所定時間(例えば10分間)が経過する時点23までかかる開度を維持する。これにより、内部温度センサ22により検出される内部温度は徐々に下降する。その結果、蒸発器12の伝熱面(表面)に付着する霜が徐々に付着する。
時点t23において、コントローラ300は、弁開度制御部330を通じて電子膨張弁13の開度を下限値、すなわち全閉状態(弁開度0%)に相当する大きさにする。これにより、内部温度は徐々に上昇する。そして、内部温度が目標温度上限値に達する時点t24において、コントローラ300は、弁開度制御部330を通じて電子膨張弁13の開度を上限値(全開状態に相当する大きさ)にして、所定時間維持する。すなわち、コントローラ300は、時点t22以降、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で交互に切り換える着霜低減制御を行うが、その際、開度を全開状態に相当する大きさにする時間は予め決められた所定時間(例えば10分間)とし、開度を全閉状態に相当する大きさにする時間は、内部温度が目標温度上限値に達するまでの時間とする。
この場合でも冷媒の蒸発温度が0℃〜−20℃くらいまでの間にあるため、単位時間あたりの着霜量は、単位時間あたりの霜の融解量に比して極めて小さい。従って、時点22以降上記着霜低減制御を行うことにより、蒸発器12に付着する霜の量は徐々に減っていくことになる。
そして、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさにして所定時間(例えば10分間)後の内部温度が目標温度下限値(−2℃)となる時点t27において、霜が90%以上融解したものとして着霜低減制御を終了し、時点t27以降上述したような膨張弁開度制御処理を実施する。
以上説明したように本発明の実施の形態2における冷却装置によれば、通常運転時に収容庫10の内部温度が目標温度の上限値を所定時間継続して超えている場合に、電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさと、全閉状態に相当する大きさとの間で所定時間ごとに交互に切り換える着霜低減制御を行い、しかも電子膨張弁13の開度を全開状態に相当する大きさにする時間は予め決められた所定時間(例えば10分間)とし、電子膨張弁13の開度を全閉状態に相当する大きさにする時間は、内部温度が目標温度上限値に達するまでの時間とするので、着霜低減に要する時間の短縮化を図ることができる。
以上のように、本発明に係る冷却装置は、オープンショーケースの収容庫の冷却に有用である。
本発明の実施の形態1である冷却装置の構成を概念的に示した概念図である。 図1に示したコントローラが実施する膨張弁開度制御処理の内容を示すフローチャートである。 図1に示したコントローラが実施する着霜低減制御を説明するためのタイムチャートである。 コントローラが実施する着霜低減制御の変形例を説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態2である冷却装置の構成を概念的に示した概念図である。 図5に示したコントローラが実施する着霜低減制御を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
10 収容庫
11 オープンショーケース
12 蒸発器
13 電子膨張弁
14 凝縮器
15 圧縮機
16 冷媒供給管路
20 入口部冷媒温度センサ
21 出口部冷媒温度センサ
22 内部温度センサ
30,300 コントローラ
31 設定記憶部
32 状態判断部
33,330 弁開度制御部
34 吸入圧力設定部

Claims (8)

  1. 通常運転時に収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、前記収容庫に配設した蒸発器に対する冷媒の供給制御を行うことにより該収容庫を所望の温度状態にする冷却装置において、
    前記通常運転時に収容庫の内部温度が予め決められている目標温度の上限値を所定時間継続して超えている場合に、予め設定された弁開度の上限値と、この上限値よりも小さい下限値との間で前記電子膨張弁の開度を交互に切り換えることで、前記電子膨張弁の開度が上限値にあるときには前記蒸発器に霜が付着することを許容する一方、前記電子膨張弁の開度が下限値にあるときには前記蒸発器に付着した霜を融解する着霜低減制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記制御手段は、前記弁開度の上限値と下限値との弁開度差が70%以上の大きさとなる態様で前記着霜低減制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記制御手段は、前記下限値を弁開度が10%以下に相当する大きさにして前記着霜低減制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記制御手段は、前記上限値を弁開度が90%以上に相当する大きさにして前記着霜低減制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の冷却装置。
  5. 前記制御手段は、前記弁開度の上限値を全開状態に相当する大きさにし、かつ前記弁開度の下限値を全閉状態に相当する大きさにして、これらの間で前記電子膨張弁の開度を交互に切り換えて前記着霜低減制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の冷却装置。
  6. 前記制御手段は、予め決められた時間ごとに前記上限値と下限値との間で交互に切り換えて前記着霜低減制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の冷却装置。
  7. 前記制御手段は、前記電子膨張弁の開度を上限値とする時間は予め決められた大きさにする一方、前記電子膨張弁の開度を下限値とする時間は、前記内部温度が目標温度の上限値に達するまでとする着霜低減制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の冷却装置。
  8. 設定された吸入圧力に従って、前記蒸発器から吐出された冷媒の圧縮を行う圧縮手段を備え、
    前記制御手段は、前記着霜低減制御を行う場合に、前記圧縮手段における吸入圧力を低下させる吸入圧力制御を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の冷却装置。
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