JP4867503B2 - 冷却装置 - Google Patents

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本発明は、収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、収容庫に配設した蒸発器に対する冷媒の供給制御を行うことにより該収容庫を所望の温度状態とする冷却装置に関するものである。
例えば、商品を冷却した状態で陳列販売するショーケースでは、収容庫の内部に蒸発器が設けられ、また収容庫の外部に圧縮機、凝縮器及び電子膨張弁が設けられており、これら蒸発器、圧縮機、凝縮器及び電子膨張弁に冷媒を循環供給することによって収容庫を所望の温度状態に維持するようにしている。具体的には、収容庫の内部温度が設定温度よりも低くなった場合に電子膨張弁の開度を縮小させる一方、収容庫の内部温度が設定温度よりも高くなった場合に電子膨張弁の開度を拡大させて収容庫の内部が所望の温度状態となるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−180815号公報
ところで、上述した冷却装置にあっては、電子膨張弁の開度を調節することにより収容庫の内部が所望の温度状態となるものの、常時冷却効率が良好であるとは限らない。すなわち、冷却効率の指標となる蒸発器における冷媒の過熱度は、上述した冷凍サイクルの場合、蒸発器に供給される冷媒の温度と、蒸発器から吐出された冷媒の温度との差に等しいものとなり、収容庫の内部温度が同一であっても種々の条件によって変化する。従って、収容庫が同じ内部温度の状態であっても、冷媒の過熱度が大きい状態においては過熱度が小さい状態の場合に比べて冷却効率が低下することになる。もちろん、冷媒の過熱度が目標値となるように電子膨張弁の開度を制御すれば、冷却効率を向上させることは可能になる。しかしながら、冷媒の過熱度が目標値となるように電子膨張弁の開度を制御した場合には、収容庫の内部を所望の温度状態とすることが困難となる。
本発明は、上記実情に鑑みて、収容庫を所望の温度状態に維持し、かつ冷却効率の向上を図ることのできる冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る冷却装置は、収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、収容庫に配設した蒸発器に対する冷媒の供給制御を行うことにより該収容庫を所望の温度状態とする冷却装置において、設定された吸入圧力に従って、蒸発器から吐出された冷媒の圧縮を行う圧縮手段と、現在の運転状態に係る状態量を検出することによって冷却能力が適正であるか否か、もしくは蒸発器の利用状態が適正であるか否か、を判断し、この判断結果から冷却能力が適正となるように、もしくは蒸発器の利用状態が適正となるように、圧縮手段における吸入圧力の設定値を調節する吸入圧力制御手段とを備え、前記吸入圧力制御手段は、状態量として収容庫の内部温度と蒸発器における冷媒の過熱度と検出するものであり、収容庫の内部温度が予め設定した設定値を超えた場合に冷却能力が不足していると判断して吸入圧力の設定値を低下させる一方、収容庫の内部温度が予め設定した設定値以下となり、かつ蒸発器における冷媒の過熱度が予め設定した閾値以上となった場合には蒸発器が有効利用されていないと判断して吸入圧力の設定値を上昇させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却装置は、上述した請求項1において、前記吸入圧力制御手段は、複数の収容庫それぞれに個別の蒸発器が設けられ、かつこれらの蒸発器に冷媒を分岐供給する場合、少なくともいずれか1台の収容庫で内部温度が予め設定した設定値を超えた場合に冷却能力が不足していると判断して吸入圧力の設定値を低下させる一方、全ての収容庫で内部温度が予め設定した設定値以下となり、かつ全ての蒸発器における冷媒の過熱度が予め設定した閾値以上となった場合に蒸発器が有効利用されていないと判断して吸入圧力の設定値を上昇させることを特徴とする。
本発明によれば、冷却能力が過剰であると判断した場合、あるいは蒸発器が有効利用されていないと判断した場合、圧縮機における吸入圧力の設定値を変化させることで過熱度を小さくすることができるため、収容庫を所望の温度状態に維持しつつ冷却効率を向上させることが可能になる。
以下、添付図面を適宜参照しながら、本発明に係る冷却装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である冷却装置の構成を概念的に示したものである。ここで例示する冷却装置は、収容庫10の内部に収納した商品を冷却した状態で陳列販売するオープンショーケース11に適用するもので、複数のオープンショーケース11にそれぞれ蒸発器12及び電子膨張弁13を個別に備える一方、オープンショーケース11の外部に凝縮器14及び圧縮機(圧縮手段)15をそれぞれ1つずつ備えている。電子膨張弁13は、凝縮器14から吐出された液冷媒を断熱膨張して蒸発器12に供給するためのものである。本実施の形態1では、開度指令が与えられた場合に開度指令に応じて開度を変更し、通過する冷媒の流量を調節することのできる電子膨張弁13を適用している。圧縮機15は、蒸発器12から吐出された低温低圧のガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒として凝縮器14に与えるためのものである。本実施の形態1では、圧力値設定指令が与えられた場合にこの圧力値設定指令に応じて吸入圧力を変更することのできるインバータ圧縮機15を適用している。
この冷却装置では、凝縮器14及び圧縮機15に対してそれぞれのオープンショーケース11に設けた蒸発器12及び電子膨張弁13を並列に接続して冷凍サイクルが構成してある。すなわち、圧縮機15から吐出された高温高圧のガス冷媒が凝縮器14において放熱して高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷媒は、各収容庫10の電子膨張弁13に分岐供給され、断熱膨張されて冷温低圧の気液2相冷媒となって収容庫10の蒸発器12に供給される。蒸発器12に供給された低温低圧の気液2相冷媒は、送風ファン16によって供給された収容庫10の内部雰囲気と熱交換し、吸熱して低温低圧のガス冷媒となることにより収容庫10の冷却を行う。蒸発器12を経た低温低圧のガス冷媒は、オープンショーケース11の外部において合流し、圧縮機15に吸入される。
個々のオープンショーケース11において蒸発器12の入口部及び出口部に接続した冷媒供給管路17にはそれぞれ冷媒温度センサ20,21が設けてあるとともに、収容庫10の内部にはそれぞれ内部温度センサ22が設けてある。入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21は、それぞれの冷媒供給管路17を通過する冷媒の温度を検出するものである。内部温度センサ22は、収容庫10の内部温度を検出するものである。本実施の形態1では、内部温度センサ22として、収容庫10の内部においてそれぞれの蒸発器12を通過した後の空気の温度を収容庫10の内部温度として検出するものを適用している。
また、上記冷却装置は、その制御系として弁開度調節手段30及び吸入圧力制御手段40を備えている。図1からも明らかなように、本実施の形態1では、それぞれのオープンショーケース11に個別の弁開度調節手段30が設けてある一方、複数のオープンショーケース11で共通となる唯一の吸入圧力制御手段40が設けてある。
弁開度調節手段30は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度に基づいて電子膨張弁13の開度調節を行うもので、目標値設定記憶部31と弁開度設定部32とを備えている。
目標値設定記憶部31は、収容庫10の目標温度を予め設定し、かつこれを記憶するものである。本実施の形態1では、収容庫10の目標温度としてその上限値及び下限値がそれぞれ設定してある。弁開度設定部32は、それぞれの内部温度センサ22の検出結果と収容庫10の目標温度との比較結果に基づいて各電子膨張弁13の開度を設定するものである。図2は、収容庫10の内部温度と弁開度設定部32が設定する電子膨張弁13の開度との関係の一例を示したものである。
吸入圧力制御手段40は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度と、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21の検出結果から算出される過熱度とに基づいて圧縮機15の吸入圧力を制御するもので、目標値設定記憶部41、状態判定部42及び吸入圧力設定部43を備えている。
目標値設定記憶部41は、収容庫10の目標温度及び蒸発器12における冷媒の過熱度目標値を予め設定し、かつこれらを記憶するものである。本実施の形態1では、収容庫10の目標温度として、弁開度調節手段30の目標値設定記憶部31と同じ上限値及び下限値がそれぞれ設定してあり、また過熱度目標値として、その上限値(例えば、5K)と下限値(例えば、1K)とがそれぞれ設定してある。状態判定部42は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度と、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21の検出結果から算出される過熱度とに基づいてオープンショーケース11の運転状態を判定するものである。吸入圧力設定部43は、状態判定部42の判定結果に応じて圧縮機15の吸入圧力を設定するものである。図3は、収容庫10の内部温度と、蒸発器12における冷媒の過熱度と、状態判定部42が判定する運転状態と、吸入圧力設定部43が設定する圧縮機15の吸入圧力設定値との関係の一例を示したものである。尚、本実施の形態1では、それぞれのオープンショーケース11に設けた弁開度調節手段30を介して吸入圧力制御手段40が内部温度センサ22、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21の検出結果を取得するようにしている。
図4は、図1に示した弁開度調節手段30が実施する膨張弁開度制御処理の内容を示すフローチャートである。以下、この図4を参照しながら、冷却装置の動作について説明する。
まず、図4に示す膨張弁開度制御処理において弁開度調節手段30は、内部温度センサ22を通じてそれぞれのオープンショーケース11における収容庫10の内部温度を検出し(ステップS101)、検出した内部温度が目標値設定記憶部31に記憶された目標温度の上限値を超えているか否かを判断する(ステップS102)。
いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度上限値を超えている場合(ステップS102:YES)、弁開度調節手段30は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を開動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を増大させ(ステップS103)、その後に手順をリターンさせる。この結果、該当するオープンショーケース11の収容庫10が冷却され、その内部温度が目標温度上限値以下となるように推移することになる。
ステップS102においていずれのオープンショーケース11においても収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下であった場合(ステップS102:NO)、弁開度調節手段30は、次いでいずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標値設定記憶部31に記憶された目標下限値を下回っているか否かを判断する(ステップS104)。
いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度下限値を下回っている場合(ステップS104:YES)、弁開度調節手段30は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を閉動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を減少もしくは停止させ(ステップS105)、その後に手順をリターンさせる。この結果、該当するオープンショーケース11において収容庫10の内部雰囲気と蒸発器12との間の熱交換が抑制され、その内部温度が目標温度下限値以上となるように推移することになる。
ステップS104においていずれのオープンショーケース11においても収容庫10の内部温度が目標温度下限値以上であった場合(ステップS104:NO)、つまり収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下、かつ目標上限値以上(以下、「目標温度範囲」という)である場合、弁開度調節手段30は、電子膨張弁13の状態を維持して今回の処理を終了し、手順をリターンする。
以下、所定のサイクルタイムで膨張弁開度制御処理を繰り返し実施することにより、全てのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度範囲に維持されることになる。
但し、この膨張弁開度制御処理では、予め設定した冷媒の蒸発温度(=圧縮機15の吸入圧力)に合わせて収容庫10の内部温度が目標温度範囲となるように過熱度が変化することになるため、最も冷却効率の良い状態に比べて冷媒の蒸発温度が低く、過熱度が高くなっており、冷却効率の点では必ずしも好ましいものとはいえない。
そこで、本実施の形態1では、所定のタイミングで吸入圧力制御手段40による吸入圧力制御処理を実施するようにしている。図5は、図1に示した吸入圧力制御手段40が実施する吸入圧力制御処理の内容を示すフローチャートである。以下、この図5を参照しながら冷却装置の動作についてさらに説明する。
図5に示す吸入圧力制御処理において吸入圧力制御手段40は、まず、内部温度センサ22を通じてそれぞれのオープンショーケース11における収容庫10の内部温度を検出し(ステップS201)、検出した内部温度が目標値設定記憶部41に記憶された目標温度の上限値を超えるオープンショーケース11が1台以上あるか否かを判断する(ステップS202)。
内部温度が目標温度上限値を超える収容庫10が1台でもあれば、状態判定部42を通じて冷却能力が不足していると判断し、圧縮機15の吸入圧力設定値を低下させ(ステップS203)、その後に手順をリターンさせる。この結果、全てのオープンショーケース11において冷媒の蒸発温度が低下し、冷却能力が増大することになるため、収容庫10の内部温度が漸次低下するように推移する。
これに対して全ての収容庫10において内部温度が目標温度上限値を下回っている場合(ステップS202:NO)、吸入圧力制御手段40は、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21を通じて冷媒の温度を検出し(ステップS204)、さらにこれらの検出結果の差からそれぞれの蒸発器12における冷媒の過熱度を算出する(ステップS205)。
ステップS205において過熱度を算出した吸入圧力制御手段40は、次いで全てのオープンショーケース11において算出過熱度が目標値設定記憶部41に記憶された過熱度目標上限値を超えているか否かを判断する(ステップS206)。
全てのオープンショーケース11において算出過熱度が過熱度目標上限値以上となっている場合(ステップS206:YES)、吸入圧力制御手段40は、状態判定部42を通じて蒸発器12が有効利用されていないと判断し、圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させ(ステップS207)、その後に手順をリターンさせる。この結果、全てのオープンショーケース11において冷媒の蒸発温度が上昇し、かつ冷媒の過熱度が小さくなる。
一方、算出過熱度が過熱度目標上限値を下回っている(但し、過熱度目標下限値以上)オープンショーケース11が1台でもある場合(ステップS206:NO)、吸入圧力制御手段40は、状態判定部42を通じて蒸発器12が有効利用されていると判断し、圧縮機15の吸入圧力設定値を現状に維持して手順をリターンさせる。
ここで、全ての収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下の状態(ステップS202:NO)とは、冷却能力が適正もしくは過剰であると判断することができる。
具体的には、全ての収容庫10の内部温度が目標温度範囲にあれば、冷却能力としては適正であるが、全ての収容庫10の蒸発器12において過熱度が十分に大きければ(ステップS206:YES)、蒸発器12が有効利用されておらず、冷却効率の点で好ましいとはいえない。この場合には、圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させることにより、蒸発器12の過熱度を低下させる。圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させることにより収容庫10の内部温度が上昇することになるが、その後に弁開度調節手段30が実施する膨張弁開度制御処理により蒸発完了点が蒸発器12の出口部方向に移行して内部温度が目標温度範囲に向かうため収容庫10の内部温度を目標温度範囲に収束させることが可能となる。これにより、低過熱度で高蒸発温度状態下の運転が具現化でき、蒸発器12も有効利用されることになる。
これに対して、全ての収容庫10の内部温度が目標温度範囲にあり、かつ過熱度が十分に小さい蒸発器12が1台でも存在する場合(ステップS206:NO)には、冷却能力が適正であるとともに、蒸発器12の有効利用された状態である。従って、この場合には、圧縮機15の吸入圧力設定値を現状に維持して手順をリターンさせる。
一方、全ての収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下で1台でも目標温度下限値以下である場合には、冷却能力自体は過剰と判断することができる。
この状態で全ての収容庫10の蒸発器12において過熱度が十分に大きければ(ステップS206:YES)、蒸発器12が有効利用されておらず、圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させることにより、蒸発器12の過熱度を低下させる。この場合にも圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させることにより収容庫10の内部温度が上昇することになるが、その後に弁開度調節手段30が実施する膨張弁開度制御処理により蒸発完了点が蒸発器12の出口部方向に移行して内部温度が目標温度範囲に向かうため収容庫10の内部温度を目標温度範囲に収束させることが可能となる。これにより、低過熱度で高蒸発温度状態下の運転が具現化でき、蒸発器12も有効利用されることになる。
これに対し全ての収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下で1台でも目標温度下限値以下である場合にも、全ての収容庫10の蒸発器12において過熱度が十分に大きい状態でなければ、換言すれば過熱度が十分に小さい蒸発器12が1台でも存在する場合には(ステップS206:NO)、圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させて過熱度が低下すると、その後の膨張弁開度制御処理において最早過熱度を低下させることができなくなるため(液バック現象防止)、収容庫10の内部温度を目標温度範囲に収束させることができない。従って、この場合には、圧縮機15の吸入圧力設定値を現状に維持し、手順をリターンさせるようにしている。
以下、所定のサイクルタイムで弁開度調節手段30による膨張弁開度制御処理及び吸入圧力制御手段40による吸入圧力制御処理を繰り返し実施することにより、収容庫10の内部温度を目標温度範囲に維持することができる範囲で、負荷が最も大きいオープンショーケース11において過熱度を低下させるべく蒸発温度が高くなるように圧縮機15の吸入圧力を設定することができるため、収容庫10を所望の温度状態に維持した上で冷却効率の向上を図ることが可能となる。
尚、図1に示すように、圧縮機15の吸入口に至る冷媒供給管路17に圧力センサ18を配設し、圧縮機15の吸入圧力設定値が吸入圧力制御処理によって設定した値となるようにフィードバック制御するようにしても良い。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2である冷却装置を示したものである。ここで例示する冷却装置は、実施の形態1で示したものと同様の構成を有するものであり、弁開度調節手段130及び吸入圧力制御手段140の詳細構成のみが異なっている。尚、実施の形態1と同様の構成に関しては同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
図6に示すように、実施の形態2における弁開度調節手段130は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度と、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21の検出結果から算出される過熱度とに基づいて電子膨張弁13の開度調節を行うもので、目標値設定記憶部131及び弁開度設定部132を備えている。
目標値設定記憶部131は、収容庫10の目標温度及び蒸発器12における冷媒の過熱度目標値を予め設定し、かつこれらを記憶するものである。本実施の形態2では、収容庫10の目標温度としてその上限値及び下限値がそれぞれ設定してあり、また過熱度目標値として、その上限値(例えば、5K)と下限値(例えば、1K)とがそれぞれ設定してある。弁開度設定部132は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度と、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21の検出結果から算出される過熱度とに基づいて各電子膨張弁13の開度を設定するものである。図7は、蒸発器12における冷媒の過熱度と弁開度設定部132が設定する電子膨張弁13の開度との関係の一例を示すものである。収容庫10の内部温度と弁開度設定部132が設定する電子膨張弁13の開度との関係は、実施の形態1において図2に示したものと同様である。
吸入圧力制御手段140は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度に基づいて圧縮機15の吸入圧力を制御するもので、目標値設定記憶部141、状態判定部142及び吸入圧力設定部143を備えている。
目標値設定記憶部141は、収容庫10の目標温度を予め設定し、かつこれを記憶するものである。本実施の形態2では、収容庫10の目標温度として、弁開度調節手段130の目標値設定記憶部131と同じ上限値及び下限値がそれぞれ設定してある。状態判定部142は、内部温度センサ22の検出した収容庫10の内部温度に基づいてオープンショーケース11の運転状態を判定するものである。吸入圧力設定部143は、状態判定部142の判定結果に応じて圧縮機15の吸入圧力を設定するものである。図8は、収容庫10の内部温度と、状態判定部142が判定する運転状態と、吸入圧力設定部143が設定する圧縮機15の吸入圧力設定値との関係の一例を示したものである。
尚、本実施の形態2においても、それぞれのオープンショーケース11に設けた弁開度調節手段130を介して吸入圧力制御手段140が内部温度センサ22の検出結果を取得するようにしている。また、弁開度調節手段130がオープンショーケース11に個別に設けてある一方、吸入圧力制御手段140が全てで共通となるように設けてあるのは実施の形態1と同様である。
図9は、図6に示した弁開度調節手段130が実施する膨張弁開度制御処理の内容を示すフローチャートである。以下、この図を参照しながら、冷却装置の動作について説明する。
まず、図9に示す膨張弁開度制御処理において弁開度調節手段130は、内部温度センサ22を通じてそれぞれのオープンショーケース11における収容庫10の内部温度を検出し(ステップS301)、検出した内部温度が目標値設定記憶部131に記憶された目標温度の上限値を超えているか否かを判断する(ステップS302)。
いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度上限値を超えている場合(ステップS302:YES)、弁開度調節手段130は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を開動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を増大させる(ステップS303)。この結果、該当するオープンショーケース11の収容庫10が冷却され、その内部温度が目標温度上限値以下となるように推移することになる。
これに対しステップS302においていずれのオープンショーケース11においても収容庫10の内部温度が目標温度上限値を超えていなかった場合(ステップS302:NO)、弁開度調節手段130は、いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標値設定記憶部131に記憶された目標下限値を下回っているか否かを判断する(ステップS304)。
いずれかのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度下限値を下回っている場合(ステップS304:YES)、弁開度調節手段130は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を閉動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を減少もしくは停止させる(ステップS305)。この結果、該当するオープンショーケース11において収容庫10の内部雰囲気と蒸発器12との間の熱交換が抑制され、その内部温度が目標温度下限値以上となるように推移することになる。
尚、収容庫10の内部温度が目標温度上限値以下、かつ目標上限値以上(以下、「目標温度範囲」という)である場合、弁開度調節手段130は、電子膨張弁13の状態を維持して今回の処理を終了し、その後に手順をリターンさせる。
以下、収容庫10の内部温度が変化すると、これに応じて電子膨張弁13が適宜開閉動作することになり、全てのオープンショーケース11において収容庫10の内部温度が目標温度に維持されることになる。
但し、上述した電子膨張弁13の開閉動作による収容庫10の温度制御では、予め設定した冷媒の蒸発温度(=圧縮機15の吸入圧力)に合わせて収容庫10の内部温度が目標温度範囲となるように過熱度が変化することになるため、最も冷却効率の良い状態に比べて冷媒の蒸発温度が低く、過熱度が高くなっており、冷却効率の点では必ずしも好ましいものとはいえない。
そこで、本実施の形態2では、電子膨張弁13を開閉動作させた後、予め設定した時間が経過した場合に蒸発器12における冷媒の過熱度を制御するようにしている。すなわち、電子膨張弁13を開閉動作させた時点から予め設定した時間が経過し、過熱度を測定するタイミングであると判断した場合(ステップS306:YES)、弁開度調節手段130は、入口部冷媒温度センサ20及び出口部冷媒温度センサ21を通じて冷媒の温度を検出し(ステップS307)、さらにこれらの検出結果の差からそれぞれの蒸発器12における冷媒の過熱度を算出し(ステップS308)、その後、算出した過熱度(以下、「算出過熱度」という)に基づいて過熱度制御処理を実施し(ステップS309)、手順をリターンさせる。
図10は、弁開度調節手段130が実施する過熱度制御処理の内容を示すものである。この過熱度制御処理において弁開度調節手段130は、算出過熱度が目標値設定記憶部131に記憶された過熱度目標上限値を超えているか否かを判断する(ステップS401)。
いずれかのオープンショーケース11において算出過熱度が過熱度目標上限値を超えている場合(ステップS401:YES)、弁開度調節手段130は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を開動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を増大させ(ステップS402)、その後、手順をステップS405に進める。この結果、該当するオープンショーケース11の蒸発器12において冷媒の過熱度が過熱度目標上限値以下となるように推移することになる。
これに対して全てのオープンショーケース11において算出過熱度が過熱度目標上限値以下となっている場合(ステップS401:NO)、弁開度調節手段130は、次いで算出過熱度が目標値設定記憶部131に記憶された過熱度目標下限値を下回っているか否かを判断する(ステップS403)。算出過熱度が過熱度目標下限値以上である場合、弁開度調節手段130は、電子膨張弁13の状態を維持して手順をステップS405に進める。
一方、いずれかのオープンショーケース11において算出過熱度が過熱度目標下限値未満となっている場合(ステップS403:YES)、弁開度調節手段130は、該当するオープンショーケース11の電子膨張弁13を閉動作して蒸発器12に対する冷媒の供給を減少もしくは停止させ(ステップS404)、その後、手順をステップS405に進める。この結果、該当するオープンショーケース11の蒸発器12において冷媒の過熱度が過熱度目標下限値を上回るように推移することになる。
ステップS405において弁開度調節手段130は、算出過熱度が過熱度目標上限値以下で過熱度目標下限値以上(以下、「過熱度目標範囲」という)となっているか否かを判断し、算出過熱度が過熱度目標範囲となるまでの間、上述したステップS401〜ステップS404までの処理を繰り返し実施する。
ステップS405において算出過熱度が過熱度目標範囲となったと判断した場合、弁開度調節手段130は、吸入圧力制御手段140に対して過熱度制御実施情報を送信し(ステップS406)、その後に手順をリターンさせる。
以下、収容庫10の内部温度に応じて電子膨張弁13を開閉動作させた場合には、予め設定した時間の経過後に都度蒸発器12における冷媒の過熱度が過熱度目標範囲、つまりそれぞれの蒸発器12における冷媒の過熱度が液バック現象を招来しない程度に小さくなるように制御される。
但し、圧縮機15の吸入圧力が一定の条件下において蒸発器12における冷媒の過熱度を変化させると、冷却能力と負荷とのバランスがとれていない場合、収容庫10の内部温度とその目標温度とに差が生じることになる。
そこで、本実施の形態2では、弁開度調節手段130の膨張弁開度制御処理において蒸発器12における冷媒の過熱度を制御した場合、所定のタイミングで吸入圧力制御手段140による吸入圧力制御処理を実施するようにしている。図11は、図6に示した吸入圧力制御手段140が実施する吸入圧力制御処理の内容を示すフローチャートである。以下、この図11を参照しながら冷却装置の動作についてさらに説明する。
図11に示す吸入圧力制御処理において吸入圧力制御手段140は、まず、吸入圧力設定タイミングであるか否かを判断する(ステップS501)。吸入圧力設定タイミングか否かは、例えば上述した膨張弁開度制御処理のステップS406において過熱度制御実施情報が送信された時点から予め設定した時間が経過した否かで判断すれば良い。吸入圧力設定タイミングでないと判断した場合(ステップS501:NO)、つまり過熱度制御実施情報が送信された時点からの経過時間が設定時間となっていない場合、吸入圧力制御手段140は、後述の処理を実施することなく吸入圧力制御処理を終了する。
一方、吸入圧力制御手段140は、吸入圧力設定タイミングであると判断した場合(ステップS501:YES)、次いで内部温度センサ22を通じてそれぞれのオープンショーケース11における収容庫10の内部温度を検出し(ステップS502)、検出した内部温度が目標値設定記憶部141に記憶された目標温度の上限値を超えるオープンショーケース11が1台以上あるか否かを判断する(ステップS503)。
内部温度が目標温度上限値を超える収容庫10が1台でもあれば、状態判定部142を通じて冷却能力が不足していると判断し、圧縮機15の吸入圧力設定値を低下させ(ステップS504)、その後に手順をリターンさせる。この結果、冷媒の蒸発温度が低下し、かつ冷媒の過熱度が高くなり、冷却能力が増大することになるため、目標温度上限値を超えている収容庫10の内部温度が漸次低下するように推移する。
これに対して全ての収容庫10において内部温度が目標温度上限値以下となっている場合、吸入圧力制御手段140は、検出した内部温度が目標値設定記憶部141に記憶された目標温度の下限値未満となるオープンショーケース11が1台以上あるか否かを判断する(ステップS505)。
内部温度が目標温度下限値未満となる収容庫10が1台でもあれば、状態判定部142を通じて冷却能力が過剰であると判断し、圧縮機15の吸入圧力設定値を上昇させ(ステップS506)、その後に手順をリターンさせる。この結果、冷媒の蒸発温度が上昇し、かつ冷媒の過熱度が小さくなり、冷却能力が低下することになるため、目標温度下限値未満となっている収容庫10の内部温度が漸次上昇するように推移する。
以下、弁開度調節手段130による膨張弁開度制御処理及び吸入圧力制御手段140による吸入圧力制御処理を繰り返し実施することにより、蒸発器12における冷媒の過熱度を可及的に小さく、かつ収容庫10の内部温度を目標温度範囲に維持することができる範囲で蒸発温度が高くなるように圧縮機15の吸入圧力を設定することができるため、収容庫10を所望の温度状態に維持した上で冷却効率の向上を図ることが可能となる。
尚、図6に示すように、圧縮機15の吸入口に至る冷媒供給管路17に圧力センサ18を配設し、圧縮機15の吸入圧力設定値が吸入圧力制御処理によって設定した値となるようにフィードバック制御するようにしても良い。
また、上述した実施の形態1及び実施の形態2では、いずれも複数のオープンショーケースが個別に備える収容庫を適用対象とした冷却装置を例示しているが、必ずしも収容庫が複数である必要はない。
さらに、上述した実施の形態1及び実施の形態2では、いずれも収容庫10の内部温度として、蒸発器12を通過した後の空気の温度を検出するようにしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、収容庫10に対して冷気を吹き出す吹出口に内部温度センサ22を配設したり、ショーケースにおいて商品を陳列する棚に内部温度センサ22を配設し、これら内部温度センサ22の検出温度を収容庫10の内部温度として上述した制御を実施するようにしても構わない。
本発明の実施の形態1である冷却装置の構成を示す概念図である。 収容庫の内部温度と図1に示した弁開度設定部が設定する電子膨張弁の開度との関係の一例を示した図表である。 収容庫の内部温度と、蒸発器における冷媒の過熱度と、図1に示した状態判定部が判定する運転状態と、図1に示した吸入圧力設定部が設定する圧縮機の吸入圧力設定値との関係の一例を示した図表である。 図1に示した弁開度調節手段が実施する膨張弁開度制御処理の内容を示すフローチャートである。 図1に示した吸入圧力制御手段が実施する吸入圧力制御処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2である冷却装置の構成を示す概念図である。 蒸発器における冷媒の過熱度と図6に示した弁開度設定部が設定する電子膨張弁の開度との関係の一例を示した図表である。 収容庫の内部温度と、図6に示した状態判定部が判定する運転状態と、図6に示した吸入圧力設定部が設定する圧縮機の吸入圧力設定値との関係の一例を示した図表である。 図6に示した弁開度調節手段が実施する膨張弁開度制御処理の内容を示すフローチャートである。 図9に示した過熱度制御処理の内容を示すフローチャートである。 図6に示した吸入圧力制御手段が実施する吸入圧力制御処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 収容庫
11 オープンショーケース
12 蒸発器
13 電子膨張弁
14 凝縮器
15 圧縮機
16 送風ファン
17 冷媒供給管路
18 圧力センサ
20 入口部冷媒温度センサ
21 出口部冷媒温度センサ
22 内部温度センサ
30 弁開度調節手段
31 目標値設定記憶部
32 弁開度設定部
40 吸入圧力制御手段
41 目標値設定記憶部
42 状態判定部
43 吸入圧力設定部
130 弁開度調節手段
131 目標値設定記憶部
132 弁開度設定部
140 吸入圧力制御手段
141 目標値設定記憶部
142 状態判定部
143 吸入圧力設定部

Claims (2)

  1. 収容庫の内部温度に基づいて電子膨張弁の開度を調節し、収容庫に配設した蒸発器に対する冷媒の供給制御を行うことにより該収容庫を所望の温度状態とする冷却装置において、
    設定された吸入圧力に従って、蒸発器から吐出された冷媒の圧縮を行う圧縮手段と、
    現在の運転状態に係る状態量を検出することによって冷却能力が適正であるか否か、もしくは蒸発器の利用状態が適正であるか否か、を判断し、この判断結果から冷却能力が適正となるように、もしくは蒸発器の利用状態が適正となるように、圧縮手段における吸入圧力の設定値を調節する吸入圧力制御手段と
    を備え
    前記吸入圧力制御手段は、状態量として収容庫の内部温度と蒸発器における冷媒の過熱度と検出するものであり、収容庫の内部温度が予め設定した設定値を超えた場合に冷却能力が不足していると判断して吸入圧力の設定値を低下させる一方、収容庫の内部温度が予め設定した設定値以下となり、かつ蒸発器における冷媒の過熱度が予め設定した閾値以上となった場合には蒸発器が有効利用されていないと判断して吸入圧力の設定値を上昇させることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記吸入圧力制御手段は、複数の収容庫それぞれに個別の蒸発器が設けられ、かつこれらの蒸発器に冷媒を分岐供給する場合、
    少なくともいずれか1台の収容庫で内部温度が予め設定した設定値を超えた場合に冷却能力が不足していると判断して吸入圧力の設定値を低下させる一方、全ての収容庫で内部温度が予め設定した設定値以下となり、かつ全ての蒸発器における冷媒の過熱度が予め設定した閾値以上となった場合に蒸発器が有効利用されていないと判断して吸入圧力の設定値を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
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