JPH06216628A - アンテナおよびその製造方法 - Google Patents

アンテナおよびその製造方法

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Publication number
JPH06216628A
JPH06216628A JP5018976A JP1897693A JPH06216628A JP H06216628 A JPH06216628 A JP H06216628A JP 5018976 A JP5018976 A JP 5018976A JP 1897693 A JP1897693 A JP 1897693A JP H06216628 A JPH06216628 A JP H06216628A
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JP
Japan
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antenna
magnetic core
film
printed wiring
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP5018976A
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English (en)
Inventor
Kurt Orthmann
オルセマン クルト
Heinrich Brenninger
ブレニンガー ハインリッヒ
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JPH06216628A publication Critical patent/JPH06216628A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • H01Q7/06Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop with core of ferromagnetic material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49016Antenna or wave energy "plumbing" making

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁心の全長にわたって可撓性であって磁心周
りの巻線と共に非常に薄いシート状を呈するHFアンテ
ナを提供する。 【構成】 強磁性材のシート状可撓性マルチパート磁心
(16)を具備するHFアンテナに磁心(16)周りの
複数ターンからなるアンテナ巻線が設けられる。アンテ
ナ巻線のターンは磁心(16)周りの可撓膜(10a,
10b)上に配置された印刷配線(12a,12b)に
より形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強磁性材のシート状可撓
マルチパート磁心および磁心周りの複数ターンからなる
アンテナ巻線により構成されるHF(短波)アンテナに
関する。
【0002】さらに、本発明はこのようなHFアンテナ
の製造方法およびこのようなアンテナを備えたトランス
ポンダシステムに関する。
【0003】
【従来の技術】前記した種類の一つの公知のHFアンテ
ナが精密な原子マスタークロックと同期された信号によ
り制御される特徴を有する腕時計に使用されている。こ
の応用に必要なHFアンテナの可撓性を提供するため
に、その磁心を複数の可撓性アモルファス金属ガラス薄
層で作成することができる。アンテナ巻線は磁心周りに
巻回された複数層の銅細線により構成されている。巻線
自体において磁心は可撓性ではないためコイルのターン
数はあまり大きくすることができない。事実、磁心の軸
方向の巻線長が長いと、磁心はそのかなりの部分につい
て剛性となり彎曲した際破損する恐れがある。さらに、
磁心周りに巻回する銅巻線により巻線に隣接する磁心の
厚さが実質的に増大するため、このようなアンテナは特
に薄い構成を必要とする応用には使用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的は
磁心の全長にわたって可撓性であって磁心周りの巻線と
共に非常に薄いシート状を呈する前記した種類のHFア
ンテナを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、磁心周
りの可撓膜上の印刷巻線状のターンを有する巻線を提供
することにより前記目的が達成される。
【0006】本発明によるHFアンテナでは、磁心だけ
でなくその周りの巻線も可撓性であるため磁心はどの部
分も剛性ではない。可撓膜上の印刷巻線により構成され
るターン形状により、磁心はその上の巻線により可撓性
が損われることは全くなく、それは印刷巻線を施した膜
自体が可撓構造を構成するためである。
【0007】本発明によるHFアンテナの有利な製造方
法が明細書に列挙される。
【0008】本発明によるHFアンテナは問合せ装置が
送信しHFアンテナが受信する問合せパルスに応答して
問合せ装置が受信可能な応答信号と応答装置に記憶され
たデータをアンテナを介して送信する受動応答装置を有
するトランスポンダーシステムに有利に使用できる。
【0009】
【実施例】ここで説明するHFアンテナの第1の実施例
は図1のa,bに示す2つの同じ膜部10a,10bに
より構成されている。膜部10a,10bの一面に印刷
巻線12a,12bが施される。膜部材10a,10b
上に前記印刷巻線12a,12bを施すことは現在の印
刷回路板製造方法を使用して行うことができる。図2に
示すように膜部10a,10bと共に使用される磁心1
6の縦軸14に対する印刷巻線12a,12bの角度
は、膜部材10a,10bの一端の終点18a,18b
が印刷巻線12a,12bの膜部10a,10b他端の
始点20a,20bから、磁心16の縦軸14に沿って
測定した印刷巻線部12a,12b間距離の半分だけオ
フセットされるようにされる。図1のaでは、終点18
aの距離はdでありオフセットはd/2である。
【0010】この実施例では、磁心16は後記するよう
にアモルファス金属ガラスの可撓薄層により構成され
る。
【0011】膜部材10a上の印刷巻線12aはHFア
ンテナ完成品の磁心16周りの完全巻線層の半分を形成
する。巻線層の残りの半分は膜部材10b上の印刷巻線
12bにより構成される。
【0012】図1に示すように、膜部10a,10bに
は始点20a,20bおよび終点18a,18bに隣接
して細長い窓22a,22bおよび24a,24bが形
成され、その間に印刷配線12a,12bが延在してい
る。第1の実施例では、これらの窓は印刷配線部を互い
に接続して磁心16周りの巻線層を完成するのに必要で
ある。HFアンテナの次の説明では、図1のaおよびb
の印刷配線12a,12bは膜部10a,10bの裏面
に施されるものとする。HFアンテナの組立体に対して
磁心16は図2に示す位置となるように膜部10a上に
配置される。これは、印刷配線12aが膜部10aの磁
心16から背を向ける面上にあることを意味する。その
後、膜部10bは印刷配線12bが膜部10bの磁心1
6から背を向ける面上にあるように磁心16上に配置さ
れ、この配置を図2に示す。この構成では、窓22b,
24aさらには22a,24bは互いに重畳配置され、
窓間を延在する印刷配線部は互いに直接対向しており中
間に膜材は無い。直接対向する印刷配線の始点および終
点はさまざまな方法で互いに接続して磁心16周りを始
点Aから終点Eまで完全な巻線層が延在するようにする
ことができる。実際には、個々の巻線間の距離を図示す
るものよりも実質的に短くして磁心16周りのターン数
を多くすることができる。
【0013】実施例において、図2のIII−III線
に沿った断面を示す図3は印刷配線12a,12bを施
した2つの膜部10a,10bが磁心16の周りにどの
ように巻き付けられるかを示している。互いに関連する
窓部22a,24bおよび22b,24aにおいて、印
刷配線12a,12bは直接対向する始終点20b,2
0aおよび18a,18bにおいて互いに電気的に接続
されている。この接続ははんだ付けや溶着により行うこ
とができる。
【0014】次に、図4〜図6を参照してHFアンテナ
のもう一つの実施例について説明を行う。
【0015】図4に膜26を示し、それは一体的に接合
された2つの膜部26a,26bからなっている。膜2
6の裏面には完全な巻線層を構成する印刷巻線28が施
されている。印刷配線28は接続された印刷配線部28
a,28bからなり、それは図5に示す磁心32の縦軸
20に対して、膜26を線38に沿って180°曲げた
場合に印刷配線部28aの終点34が印刷配線部28b
の始点36真上に位置するような角度で延在している。
これは終点34を始点36に関して(磁心32の縦軸3
0方向に測定した)印刷配線32間の(磁心32の縦軸
30方向に測定した)全間隔だけオフセットした場合に
生じる。HFアンテナを完成するために、磁心26は縦
軸30が図4に破線で示す位置となるように膜26上に
配置され、その後膜26を線38周りに180°彎曲し
て磁心32をループ状に包囲するようにされる。印刷配
線を斜めに設定するため、終点34は始点36直上に来
て互いに電気的に接続することができる。次に、印刷配
線28は磁心32周りの完全巻線層を構成し、このよう
な層は始点Aから終点Eまで延在する。
【0016】図4に示すように、印刷配線28の始点3
6および終点34に隣接する窓は形成されない。それに
もかかわらず、膜26に特殊材料を選定すれば、印刷配
線間の導電接続を行うことができる。ポリエステルを使
用すると、接続点において両側からホットダイでプレス
することにより印刷配線を始終点に隣接して互いに溶着
することができる。伝熱により膜材が軟化して側方へ流
出し印刷配線材が直接接触される。次に、印刷配線材を
従来の方法で溶着することができる。図5のVI−VI
線に沿った断面を示す図6は始終点における印刷配線の
指示された種類の接続を明示している。さらに、別の膜
材を使用することとは無関係に、印刷配線の始終点の接
続に他の方法を使用することもできる。
【0017】接続領域の断面図である図7に示すよう
に、膜材がポリアミドであれば特別な接続方法を使用す
ることができる。この膜を使用してこの接続方法で作成
したHFアンテナの特徴はポリアミド膜44の磁心42
に対向する面上に印刷配線40が配置されることであ
る。また、ポリアミド膜44の磁心42と接触しない裏
面に印刷配線40を施す場合には、図1および図2に示
す窓が必要となる。始終点に隣接して印刷配線40を接
続するために従来のフォイル構成を使用して、印刷配線
時にこれらの位置に突起46,48が設けられる。印刷
配線を磁心42から絶縁するために、膜44の印刷配線
側に接着層50が設けられ、それは絶縁効果の他に膜と
磁心42の接着を保証する。接着層50は元々印刷配線
の突起46,48上まで延在されるが、始終点での接続
を行うために膜上のこれらの領域に圧力を加えて突起4
6,48が接着層50を貫通して互いに接触するように
される。接着層50を使用することにより、接続圏に圧
力が加わらない場合でも導電接続が持続される。
【0018】図7と同様に、図8は印刷配線54,56
の電気的接続を行う別の方法を示すための、膜52の印
刷配線54,56の接続領域の拡大断面図である。膜5
2は図7の実施例と同様にポリアミドからなり、印刷配
線54,56は膜52の磁心58に対向する面上に配置
されている。印刷配線54,56と磁心58間の電気的
絶縁を行うために接着層60が使用される。接続を行う
位置で接着層60に開口が形成され、開口内の露出印刷
配線材はスズめっきされる。接続を行うために、ポリア
ミド膜を介して接続圏に熱および圧力を加えて印刷配線
の54および56部間ではんだ接合62が行われる。
【0019】単層巻線の作成について前記したシステム
を使用すれば、所望の可撓性を維持しながら磁心上に多
層巻線を形成することができる。図9に示すように、膜
64は第1の巻線層を構成するための印刷配線部66お
よび第2の巻線層を形成する印刷配線部68を有してい
る。対層HFアンテナを作成するために、磁心70は図
9に破線で示すように膜64の72部に配置される。次
に、膜部74は線76に沿って180°磁心70上へ折
り曲げられる。印刷配線66の互いに対向する始終点は
前記いずれかの方法を使用して互いに電気的に接続され
る。次に、膜部78,80を有する膜64は線82に沿
って(図9において)左へ180°折り曲げられ膜部7
8が膜部72および磁心70上に配置されるようにす
る。次のステップで、膜部80は膜部74および磁心7
0の下となるように線84に沿って180°折り曲げら
れる。この状態で重畳されている印刷配線68の始終点
は前記いずれかの方法を使用して互いに電気的に接続さ
れる。図9に示すように、印刷配線66の最下部は直接
膜上で印刷配線68の最下部と接続され、前記折曲げも
しくは彎曲および接続操作を行った後で連続巻線が第1
の巻線層を印刷配線66と共にまた第2の巻線層が印刷
配線68と共に始点Aから終点Eまで延在するようにさ
れる。
【0020】本発明のもう一つの実施例として、多層巻
線を形成する第2の方法を図10に示す。2つの膜10
0,102にはそれぞれ印刷配線部106,104が施
されている。最初と最終の印刷配線は印刷配線部104
の残部を延在して延長部108,126を形成する。膜
102は内側膜であり膜100は外側膜である。両膜1
00,102の裏面に印刷配線106,104が施され
ている。対層アンテナを作成するために、磁心70は図
10に膜102内の破線で示すように膜104の下層部
110に配置されている。次に、膜部112を線114
に沿って180°折り戻し、磁心70下面で移動させ磁
心70が膜部110,112間に来るようにする。印刷
配線102の互いに対向する始終点は前記いずれかの方
法により互いに電気的に接続される。その後、折曲げら
れた膜102は膜100の印刷配線部122上に重ねら
れ、膜102の印刷配線部122が膜100の印刷配線
部122上に直接重なるようにされる。したがって、中
心線114,118が一致し折曲膜102接続点a2は
印刷配線部122の始点a1と一直線とされる。したが
って、膜100を線118に沿ってこちら側へ180°
折り曲げると、折曲膜102も180°折曲げられて印
刷配線106の互いに対向する始終点が互いに電気的に
接続されて、延長部108が同時に印刷膜106の始点
124へ接続される。このようにして、印刷配線104
および106が接続されて1個の連続コイルを形成す
る。図10に示すように、必要数のコイル層を容易に形
成することができる。
【0021】図11は図3および図6と同様な対層巻線
を有するHFアンテナの断面を示す。図11に示すよう
に、一層を付加することにより容易に三重層巻線を作成
することができる。膜64はさらに2つの膜部を持たな
ければならず、それは対応する印刷配線および接続によ
り提供される。
【0022】さらに、図11は磁心が従来の実施例のよ
うにアモルファス金属グラスの薄層ではなくベースもし
くはキャリア材内に埋設された強磁性材の個別プレート
86により形成され磁心は可撓チェーンのような所望の
可撓性を有するという特徴を示している。
【0023】図12は絶縁強磁性材もしくはアモルファ
ス合金130の個別プレートを使用して磁心を形成する
別の方法を示している。絶縁は細片を被覆する酸化物層
とすることができる。アモルファス合金130の絶縁細
片のスタックが形成され細片は、例えば、50mm長、
20μm厚、12mm幅とされるが、50mm長12m
m幅で厚さは20μmよりも厚くすることができる。残
念ながら、こうして得られるコアはQ性能が低い。しか
しながら、細片130の幅を12mmから2もしくは3
mmへ短縮して50mm長、3mm幅で例えば0.6m
m厚のスタックとすると、磁心のQ性能は著しく向上す
る。さらに、細片が細い程Q性能は高くなる。
【0024】アモルファス合金のこれらのスタックすな
わちブロックを移動の柔軟性を維持しながら互いに貼り
付ける方法がいろいろある。図13に示す一つの方法で
は細片間の粘着層134を使用して細片の層が互いに接
着される。細片表面上のでこぼこに接着剤が充填され
る。スプレー、ロールもしくは浸漬により非常に薄い接
着剤層が得られる。テープ状の接着剤も利用できる。前
記いずれかの方法により、慎重に接着剤を施して移動の
柔軟性が拘束されないようにすることができる。細片を
接着剤と共に積重ねた後、熱、圧力、紫外線源および光
源を含む多くの方法で接着剤を硬化させることができ
る。硬化所要時間は接着剤の種類による。
【0025】積重ねアモルファスコアを形成する第2の
方法は、例えば、アモルファス合金130の50mm
長、3mm幅および20μm厚細片を30層互いに積重
ね、次に接着剤塗布フォイル片136をスタック周りに
巻き付け図14のaに示すように接着剤が全細片の縁だ
けでなく頂底部細片とも接触するようにする。フォイル
136は細片ブロック130周りに図14のbに示すよ
うに全長に沿って、図14のcに示すように両端の2つ
の細片でクランプのように、もしくは図14のdに示す
ように両端の可撓性を促進するために中央の一つの細片
で巻き付けることができる。
【0026】積重ねアモルファスコアを形成する第3の
方法はやはり30層のアモルファス合金の50mm長、
3mm幅、20μm厚細片を互いに積重ね、次にスタッ
ク周りに非被覆フォイル138を巻き付けて図15に示
すようにフォイルの一端が他端を被覆するようにするこ
とである。次に、加熱、加圧および/もしくは接着剤を
使用してフォイル140の重畳領域を積層し重畳フォイ
ル自体を接着する。ここでも、フォイル138は単体細
片もしくは細片ブロック周りに全長に沿って、両端の2
つの細片でクランプのように、もしくは両端の可撓性を
促進するために中央の1つの細片で巻き付けることがで
きる。
【0027】数ブロックの細片もしくは数個の単体細片
からアンテナを形成する方法を図16に示す。図16の
aではアモルファス合金130のブロックもしくは単体
細片が絶縁および配向空間を置いて接着剤を塗布したフ
ォイル136上に横並びに配置される。ブロックもしく
は単体細片130がベースフォイル136に接着する
と、アンテナコアは図16のbに示すように任意所望の
半径でおよび形状で彎曲することができる。次に第2の
接着フォイル136をブロックもしくは単体細片130
の頂部へ接着してアンテナコアを所要の形状に維持する
ことができる。また、接着テープを一体としてブロック
もしくは単体細片の周りにその全長に沿って、両側の2
つの細片でクランプ状に、もしくは両端の柔軟性を促進
するために中央の一つの細片で巻き付けることができ
る。さらに、両面接着テープによりブロックもしくは単
体細片の一層をテープ両面に貼付することができる。
【0028】前記HFアンテナは図18に線図で示す実
施例のトランスポンダシステムで有利に使用することが
できる。このトランスポンダシステムは送信部91、受
信部92および処理部93を有する問合せ装置90を具
備している。送信部91および受信部92はHF信号を
送受信できるアンテナ94に接続されている。さらに、
トランスポンダシステムは送信部96、受信部97およ
びデータメモリ98を有する応答装置95を具備してい
る。送信部96および受信部97はHF信号を送受信で
きるアンテナ99に接続されている。
【0029】応答装置95は識別番号で指示されるある
物体上に配置することができ、この識別番号はデータメ
モリ98に記憶される。データメモリ98の内容は問合
せ装置90へ送信して処理部93により処理することが
できる。このようにして応答装置95を搭載した物体を
識別することができる。完全な応答装置は例えばクレジ
ットカード状の合成樹脂カードもしくはボード内に収容
することができる。この応用では、アンテナ99はその
アンテナ巻線と共に非常に薄くさらには可撓性として、
アンテナを収容した合成樹脂カードを曲げてもアンテナ
が損傷しないようにする必要がある。
【0030】図示する応用では識別操作中に次のステッ
プが行われる。
【0031】問合せ装置90は連続的にもしくは図示せ
ぬ押釦を起動した後で、アンテナ94を介して(送信部
91で発生される)HF問合せパルスを送信する。HF
パルスの周波数は例えばおよそ130KHzである。放
出されるHF問合せパルスは応答装置95のアンテナ9
9により受信される。アンテナ99により受信されるH
F問合せパルスは受信部97で検波されエネルギ蓄積手
段として機能するコンデンサを充電するのに使用されそ
こからHF問合せパルス終了後に応答装置95の電源エ
ネルギーが取り出される。HF問合せパルスの終了後に
エネルギー蓄積コンデンサの電圧が充分な値であれば、
応答装置95内でアンテナ99を介したHF信号の送信
が行われ送信部96からデータメモリ26の内容を含む
コード化信号が送信される。このコード化は例えばHF
信号の変調により行われる。アンテナ99から送信され
たHF信号は問合せ装置90のアンテナ94により受信
されその受信部91から処理部93へ送られて復号され
る。このようにして問合せ装置90によりデータメモリ
98の内容を読み取り復号された情報を参照して応答装
置95を搭載した物体を確実に識別したり応答装置95
を携行する人間を識別することができる。
【0032】問合せ装置90および応答装置95の詳細
設計はここに記載するHFアンテナにとってあまり重要
ではなく欧州特許第0301127A号に記載されたよ
うなものとすることができる。
【0033】同業者ならばここに記載したHFアンテナ
は薄い可撓性構造により合成樹脂カード状の応答装置に
応用するのに特に適していることが容易にお判りと思
う。
【0034】次に前記HFアンテナのいくつかの実施例
について使用材料の詳細と共に説明を行う。
【0035】例 1 12〜50ミクロン厚のポリエステル膜片を使用し、そ
の上に35ミクロン厚の銅の印刷配線を施す。印刷配線
の始終点に隣接して図1に示すような窓を形成し、その
上に印刷配線が行われる。印刷配線の幅は100ミクロ
ンに等しくさらに、印刷配線間の距離も100ミクロン
に等しい。例えば、A.I.P.Cosf.第24巻、
1974年、第745〜746頁のシャーウッド等の論
文 "金属ガラスの強磁性挙動”に記載されているような
アモルファス金属ガラス薄層が磁心に使用される。磁心
の層に使用できる材料は "Elektronik”19
87年のボル.アール.およびヒルツィンガーの論文
"強磁性結晶およびアモルファス金属”に記載されてい
るようなものである。窓圏内で露出されている始終点の
接続は溶着やはんだ付けにより行われる。完成アンテナ
では印刷配線はポリエステル膜の磁心とは反対面に施さ
れている。
【0036】例 2 膜、印刷配線および磁心に使用する材料は例1と同じで
ある。しかしながら、印刷配線の始終点では膜に窓が形
成されない。印刷配線を施した膜は印刷配線が膜の磁心
と対向しない側に来るように磁心周りに巻き付けられ
る。印刷配線の始終点間の導電接続は2つのダイスを両
側で使用して加圧し接続圏を加熱して接続圏内のポリエ
ステル膜を加熱し圧力により変位させて行われる。
【0037】例 3 膜、印刷配線および磁心には実施例1と同じ材料が使用
される。ただし、印刷配線には接着剤が塗布され膜は外
側とされ接着剤が磁心と接触して接続圏も一緒に保持す
るように磁心周りに巻き付けられる。印刷配線部の始終
点に隣接して突起が形成され、それを一緒に接合して電
気接点が形成される。接着剤により電気的接続が維持さ
れる。
【0038】例 4 12ミクロン厚ポリアミド膜が使用され、その上に18
もしくは35ミクロン厚の銅印刷配線が施される。銅材
には4〜5ミクロン厚のスズめっきが施されさらに印刷
配線部の幅および離隔距離は100ミクロンとされる。
磁心には例1と同じ材料が使用される。印刷配線側には
例3と同様に接着剤層があり、印刷配線および接着剤層
を施した膜は接着剤が磁心と一体化されるように磁心周
りに巻き付けられる。印刷配線の始終点の近くで、ポリ
アミド膜を介して印刷配線に熱が伝達されスズめっきさ
れた印刷配線が接続点で互いにはんだ付けされる。
【0039】前記全ての例において、磁心はアモルファ
ス金属ガラスの個別層ではなく強磁性材の個別プレート
で形成することができ、このような個別プレートはキャ
リアもしくはベース材で接続して鎖状とすることができ
る。さらに、任意の可撓性コアを前記実施例に使用する
ことができる。
【0040】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 強磁性材の可撓性磁心および磁心周りの複数タ
ーンからなるアンテナ巻線により構成されるアンテナに
おいて、アンテナ巻線の前記ターンは磁心周りの可撓膜
上の印刷配線からなるアンテナ。
【0041】(2) 第(1)項記載のアンテナにおい
て、前記膜は第1部分および第2部分からなり、前記第
1部分は磁心の一方側に配置され、前記第2部分は磁心
の他方側に配置され、前記印刷配線は膜の各部で半巻線
として配置され前記第1および第2の膜部上の印刷配線
部は磁心の縦軸に平行に延在する縁部で一緒に接合され
半巻線層が磁心周りの全体巻線層として一体化されるア
ンテナ。
【0042】(3) 第(2)項記載のアンテナにおい
て、前記第1および第2の膜部上の印刷配線は、印刷配
線の前記第1の膜部の一方の縁の終点が前記第2の膜部
の他方の縁上の始点に対して磁心の縦軸方向で測定した
個々の印刷巻線間距離の半分だけオフセットされるよう
に、磁心の縦軸に対して角度をなして同じ離隔距離で平
行に延在し、前記第1および第2の膜部は第1の膜部上
の印刷配線の始終点と第2の膜部上の印刷配線の始終点
が互いに一致して第1および第2の膜部の一致した始終
点が一緒に電気的に接続されて完全な巻線層を構成する
ようにされているアンテナ。
【0043】(4) 第(2)項記載のアンテナにおい
て、前記第1および第2の膜部の各々が磁心の縦軸に対
して選定角度で延在する個別の印刷配線を画定し、前記
第1および第2の膜部の各々が互いに一体化されて前記
第1の膜部上の印刷配線の前記個別の配線は前記第2の
膜部上の印刷配線の前記個別配線へ延在して電気的に接
続され連続した印刷配線を形成し、前記第1および第2
の膜部の個別配線は印刷配線の膜の一方の縁における個
別配線の終点が一体化された膜部の他方の縁における個
別配線の始点に対して磁心の縦軸に沿って測定した個別
配線間の全距離だけオフセットされるように磁心の縦軸
に対して角度をなして延在して第1および第2の膜部材
が全巻線層を構成するようにされ、前記全巻線層は一体
化された膜の中点周りに180°折り曲げられて始終点
が一致され互いに電気的に接続されるようにされたアン
テナ。
【0044】(5) 問合せ装置から送信されアンテナ
を介してトランスポンダーにより受信される問合せパル
スに応答する受動応答装置を含むトランスポンダーシス
テムにおいて、該トランスポンダーは問合せ装置が受信
するのに適した応答信号を送信し、前記信号は応答装置
に格納されたデータを含み前記トランスポンダーアンテ
ナは可撓性磁心周りの可撓膜上の印刷配線からなるトラ
ンスポンダーシステム。
【0045】(6) 第(1)項記載のアンテナにおい
て、さらに各々が磁心周りに配置された巻線層を構成す
る複数の膜部を有し、一層の巻線の終端がそれぞれもう
一つの巻線層の巻始めに接続されているアンテナ。
【0046】(7) アンテナ製造方法において、該方
法は、各々が始終点を有する複数の印刷配線を第1およ
び第2の膜上に形成し、前記第1および第2の膜に窓を
画定して前記個別配線の始終点を露出させ、前記第1お
よび第2の膜間に磁心を配置して前記第1の膜の露出さ
れた始点が前記第2の膜の露出された終点と一致し前記
第2の膜の前記露出された始点が前記第1の膜の前記終
点と一致するようにし、互いに一致する始終点を電気的
に接続する、ステップからなるアンテナ製造方法。
【0047】(8) 第(7)項記載の方法において、
前記電気的接続ステップは前記一致する始終点を溶着す
るステップからなるアンテナ製造方法。
【0048】(9) 第(7)項記載の方法において、
前記電気的接続ステップは前記露出された始終点をスズ
めっきし次に前記一致する始終点をはんだ付けするステ
ップからなるアンテナ製造方法。
【0049】(10) 第(7)項記載の方法におい
て、前記第1および第2の膜間に磁心を配置するステッ
プはアモルファス金属接着剤の薄層で構成された磁心を
配置するステップからなるアンテナ製造方法。
【0050】(11) 第(7)項記載の方法におい
て、前記配置ステップは可撓膜により一緒に保持された
一直線に組立てられたフェライトプレートで構成された
磁心を配置するステップからなるアンテナ製造方法。
【0051】(12) アンテナ製造方法において、該
方法は、各々が始終点を有する複数の印刷配線を膜とし
て形成し、前記膜内に窓を画定して各配線の始終点を露
出し、前記印刷配線を施した前記膜を直線周りにおよそ
180°折り曲げて露出された各終点が露出された各始
点と一致するようにし、前記折り曲げた膜の折目内に磁
心を配置し、互いに一致する始終点を電気的に接続す
る、ステップからなるアンテナ製造方法。
【0052】(13) 第(12)項記載の方法におい
て、前記電気的接続ステップは前記一致する始終点を溶
着するステップからなるアンテナ製造方法。
【0053】(14) 第(12)項記載の方法におい
て、前記電気的接続ステップは前記露出された始終点を
薄くし次に前記一致する始終点をはんだ付けするステッ
プからなるアンテナ製造方法。
【0054】(15) アンテナ製造方法において、該
方法は、各々が始終点を有する複数の印刷配線を第1お
よび第2の膜上に形成し、前記第1および第2の膜間に
磁心を配置して前記第1の膜の始点が前記第2の膜の終
点と一致し前記第2の膜の前記始点が前記第1の膜の前
記終点と一致するようにし、前記始終点が一致する所で
前記第1および第2の膜を一緒に締め付け、締付けステ
ップ中に加熱して前記膜を溶かして変位させ前記一致す
る始終点を互いに電気的に接続する、ステップからなる
アンテナ製造方法。
【0055】(16) 強磁性材のシート状可撓性マル
チパート磁心16を具備するHFアンテナに磁心16周
りの複数ターンからなるアンテナ巻線が設けられる。ア
ンテナ巻線のターンは磁心16周りの可撓膜10a,1
0b上に配置された印刷配線12a,12bにより形成
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷回路を施した2つの同じ膜部材を示す図で
あって、aは終点間距離dおよびオフセットd/2を示
す図。
【図2】本発明による磁心を挿入した図1のa,bに示
す膜材を使用して形成されるHFアンテナの線図。
【図3】図2のIII−III線に沿った拡大断面図。
【図4】完全な巻線層を形成するために印刷配線を施し
た膜を示す図。
【図5】本発明による磁心を挿入した図4の膜を使用し
て形成されるHFアンテナを示す図。
【図6】図5のVI−VI線に沿った拡大断面図。
【図7】さまざまな設計の印刷配線の接続部の拡大断面
図。
【図8】さまざまな設計の印刷配線の接続部の拡大断面
図。
【図9】2層配線を形成するための印刷配線を有する膜
を示す図。
【図10】別の膜レイアウト法により対層巻線を作成す
る本発明の第2の実施例を示す図。
【図11】図6と同じ2層巻線を有するHFアンテナの
断面図。
【図12】アモルファス合金可撓コアを形成する方法の
3つの図。
【図13】合金細片周りの酸化物層および細片を保持す
るのに使用できる接着層を示す、積重ねられた図12の
いくつかのアモルファス合金細片の拡大断面図。
【図14】アモルファス合金細片を一緒に保持する第2
の方法を示す図であって、aは断面図、b〜dはさまざ
まな構成のフォイル136を示す線図。
【図15】アモルファス細片を一緒に保持するもう一つ
の方法の断面図。
【図16】アモルファス合金ブロックで形成されるアン
テナの可撓コアを示す図であって、aはその断面図を示
しbは彎曲断面図を示す。
【図17】得られる可撓性アンテナ構成の断面図。
【図18】本発明によるHFアンテナを使用できるトラ
ンスポンダーシステムの線図。
【符号の説明】
10a 可撓膜 10b 可撓膜 12a 印刷配線 12b 印刷配線 16 磁心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性材の可撓性磁心および磁心周りの
    複数ターンからなるアンテナ巻線により構成されるアン
    テナにおいて、アンテナ巻線の前記ターンは磁心周りの
    可撓膜上の印刷配線からなるアンテナ。
  2. 【請求項2】 アンテナ製造方法において、該方法は各
    々が始終点を有する複数の印刷配線を第1および第2の
    膜上に形成し、前記第1および第2の膜に窓を画定して
    前記個別配線の始終点を露出させ、前記第1および第2
    の膜間に磁心を配置して前記第1の膜の露出された始点
    が前記第2の膜の露出された終点と一致し前記第2の膜
    の前記露出された始点が前記第1の膜の前記終点と一致
    するようにし、 互いに一致する始終点を電気的に接続する、 ステップからなるアンテナ製造方法。
JP5018976A 1992-02-05 1993-02-05 アンテナおよびその製造方法 Pending JPH06216628A (ja)

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