JPH06216504A - プリント配線板への端子の接続方法 - Google Patents

プリント配線板への端子の接続方法

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JPH06216504A
JPH06216504A JP458593A JP458593A JPH06216504A JP H06216504 A JPH06216504 A JP H06216504A JP 458593 A JP458593 A JP 458593A JP 458593 A JP458593 A JP 458593A JP H06216504 A JPH06216504 A JP H06216504A
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JP
Japan
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terminal
groove
conductor circuit
wiring board
printed wiring
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JP458593A
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Toshimasa Kitagawa
利正 北川
Takashi Sugimoto
敞 杉本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな超音波振動のエネルギーで端子の接合
をおこなう。 【構成】 プリント配線板1の導体回路2の表面に端子
3の先部を密着させて加圧しつつ超音波振動を与えるこ
とによって、端子3を導体回路2に金属拡散接合させ
る。この際に、接合部3aより基部寄りの表面に端子3
の長手方向と略直交する方向で溝4を凹設した端子3を
用いる。端子3に与えた超音波振動は溝4によって減衰
されて端子3の接合部3aから基部へと伝播することを
防がれ、接合部3a以外の部位に超音波振動のエネルギ
ーが消費されることが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のパッケー
ジなどに用いられるプリント配線板への端子の接続方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板に形成される金属の導体
回路に金属で形成される外部接続用の端子を接続するに
あたっては、半田や銀ろうなどのろう材を用いてろう付
けすることによっておこなうのが一般的である。しかし
このようにろう付けすることによって接続をおこなう
と、溶融させたろう材の高熱がプリント配線板に作用し
てプリント配線板に劣化が発生するおそれがある等の問
題がある。
【0003】そこで、本出願人によって超音波振動を与
えることによる金属拡散接合でプリント配線板1の導体
回路2に外部接続用の端子3を接続するようにした技術
が特願平3−50044号や特願平3−50043号な
どで提供されている。すなわち、図4に示すように、プ
リント配線板1の導体回路2の表面に端子3の先端部を
重ねて密着させ、超音波振動子の伝達ツール9を用いて
端子3を導体回路2に加圧しながら超音波振動を与える
ことによって、導体回路2と端子3とを金属拡散接合さ
せて接続するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし図4のように超
音波振動子の伝達ツール9を用いて超音波振動を与える
場合、超音波振動は端子3の全体に伝播し、特に端子3
の基部の方向に伝播して、金属拡散接合をおこなう接合
部3a以外の部位に超音波振動のエネルギーが消費され
るものであった。従って端子3を金属拡散接合するにあ
たって大きな超音波振動のエネルギーが必要になるとい
う問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、小さな超音波振動のエネルギーで端子の接合をお
こなうことができるプリント配線板への端子の接続法を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリント配
線板への端子の接続方法は、プリント配線板1の導体回
路2の表面に端子3の先部を密着させて加圧しつつ超音
波振動を与えることによって、端子3を導体回路2に金
属拡散接合させるにあたって、接合部3aより基部寄り
の表面に端子3の長手方向と略直交する方向で溝4を凹
設した端子3を用いることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】端子3の接合部3aより基部寄りの表面に端子
3の長手方向と略直交する方向で溝4を凹設してあるた
めに、端子3に与えた超音波振動は溝4によって減衰さ
れて端子3の接合部3aから基部へと伝播することを防
ぐことができ、接合部3a以外の部位に超音波振動のエ
ネルギーが消費されることを低減することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。プリ
ント配線板1としては、ガラス布基材エポキシ樹脂積層
板やガラス布基材ポリイミド樹脂積層板、ガラス布基材
フッ素樹脂積層板、ガラス布基材ポリフェニレンオキサ
イド樹脂積層板などの樹脂積層板で絶縁基板1aを作成
すると共に、その表面に導体回路2を、銅箔やアルミニ
ウム箔などの金属箔をサブトラクティブ法で加工して設
けたり、アディティブ法でメッキして設けたりして形成
されるプラスチック基板のものや、あるいはセラミック
板で絶縁基板1aを作成すると共にその表面に金属導体
ペースト等で導体回路2を設けたセラミック基板のもの
など、任意のものを使用することができる。
【0009】また、外部接続用の端子3としては、例え
ば銅や銅合金、42アロイ、鉄、鉄合金、アルミニウム
などで作成されたリードフレームや、短冊状リード、端
子ピンなどを用いることができる。この端子3の先端部
の接合部3aよりも基部寄りの部分に溝4が設けてあ
る。溝4は端子3の長手方向と直交する方向に設けられ
るものであり、図2(a)の実施例では端子3の上面に
幅方向に亘るように、図2(b)の実施例では端子の両
側面に縦方向に亘るようにそれぞれ凹設してある。また
図2(c)の実施例では溝4を端子3の上面に二本、下
面に一本それぞれ設けるようにしてあり、図2(d)の
実施例では端子3の上面から両側面にかけて溝4を設け
るようにしてある。さらに図2(e)の実施例では端子
3の全周に条痕を設けて溝4を形成するようにしてあ
る。このように溝4の形成箇所、本数、断面形状等は特
に制限されるものではないが、溝4は端子3の接合部3
aの近傍に設けるのが好ましく、溝4は幅を0.05m
m程度に形成するのが好ましい。また溝4を形成するに
あたっては、パンチング加工、絞り加工、刻印、けがき
等の機械加工や、エッチング等の化学加工など任意の方
法でおこなうことができる。
【0010】そして、図1に示すように、プリント配線
板1の導体回路2の表面に端子3の先端部の接合部3a
を密着させ、接合部3aにおいて端子3の上面に超音波
振動子の振動伝達ツール9を圧接させることによって、
端子3を導体回路2に加圧しつつ超音波を印加して端子
3と導体回路2の接触面に超音波振動を作用させると共
に必要に応じて加熱し、導体回路2の金属と端子3の金
属をその密着部分において金属拡散現象に基づく結合を
おこなわせ、導体回路2に端子3を接合一体化して接続
することができるものである。
【0011】このように加圧しつつ超音波振動を与える
ことによって導体回路2に端子3を金属拡散接合させる
にあたって、端子3には接合部3aよりも基部寄りの位
置において溝4が設けてあるために、接合部3aに与え
られた超音波振動は端子3に沿ってその基部側へ伝播す
る際に溝4によって減衰され、溝4よりも基部側へ伝播
することを防ぐことができるものであり、従って金属拡
散接合をおこなう接合部3a以外の部位に超音波振動の
エネルギーが余分に消費されることを低減することがで
き、大きな超音波振動エネルギーを必要とすることなく
端子3の接合をおこなうことができるものである。
【0012】上記のようにして導体回路2に端子3を接
合した後に、プリント配線板1にIC等の半導体チップ
10を搭載して半導体チップ10の電極とプリント配線
板1の導体回路2とを金線等のワイヤーボンディング1
1で接続し、半導体チップ10を覆うように封止樹脂1
2で被覆することによって、端子1が外部出力端子とな
りプリント配線板1がパッケージ基板となったQFP等
の半導体装置を作成することができるものである。図3
(a)は端子1を外側に折り曲げて半導体装置を作成し
たもの、図3(b)は端子1を内側に折り曲げて半導体
装置を作成したもの、図3(c)はプリント配線板1の
一方の端部から突出させるように端子3を取り付けて縦
型に半導体装置を作成したもの、図3(d)は端子3を
倒L型に折曲して半導体装置を作成したものである。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は、プリント配線板
の導体回路の表面に端子の先部を密着させて加圧しつつ
超音波振動を与えることによって、端子を導体回路に金
属拡散接合させるにあたって、接合部より基部寄りの表
面に端子の長手方向と略直交する方向で溝を凹設した端
子を用いるようにしたので、端子に与えた超音波振動は
溝によって減衰されて端子の接合部から基部側へと伝播
することを防ぐことができ、接合部以外の部位に超音波
振動のエネルギーが消費されることを低減することがで
きるものであり、小さな超音波振動のエネルギーで端子
の接合をおこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図である。
【図2】同上の端子を示すものであり、(a),
(b),(c),(d),(e)はそれぞれ一部の拡大
した斜視図である。
【図3】端子を接合したプリント配線板をパッケージ基
板とする半導体装置を示すものであり、(a),
(b),(c),(d)はそれぞれ概略断面図である。
【図4】従来例の概略図である。
【符号の説明】
1 プリント配線板 2 導体回路 3 端子 4 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の導体回路の表面に端子
    の先部を密着させて加圧しつつ超音波振動を与えること
    によって、端子を導体回路に金属拡散接合させるにあた
    って、接合部より基部寄りの表面に端子の長手方向と略
    直交する方向で溝を凹設した端子を用いることを特徴と
    するプリント配線板への端子の接続方法。
JP5004585A 1991-03-03 1993-01-14 プリント配線板への端子の接続方法 Expired - Lifetime JP2777035B2 (ja)

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US08/063,059 US5403785A (en) 1991-03-03 1993-05-19 Process of fabrication IC chip package from an IC chip carrier substrate and a leadframe and the IC chip package fabricated thereby

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012004289A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 部材接合方法
CN109822206A (zh) * 2019-03-26 2019-05-31 上海工程技术大学 一种超薄铝-铜超声波焊接工艺

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03494A (ja) * 1989-05-30 1991-01-07 Koito Mfg Co Ltd 超音波溶着方法および超音波ホーンならびに超音波溶着体
JPH0338033A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Sony Corp 低温エッチング装置

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