JPH06216433A - アレスター - Google Patents
アレスターInfo
- Publication number
- JPH06216433A JPH06216433A JP50A JP598693A JPH06216433A JP H06216433 A JPH06216433 A JP H06216433A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 598693 A JP598693 A JP 598693A JP H06216433 A JPH06216433 A JP H06216433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- arrester
- gap
- wire
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付け工数のコストダウンとスペースファ
クターの向上が図れるアレスターを提供するにある。 【構成】 絶縁物本体に設けられた3極の電極で構成さ
れたアレスターにおいて、 前記絶縁物本体に設けられ
脚部が対向して配置されて該脚部が第1隙間を構成する
T字形状の第1,第2電極と、該第1,第2電極に対向
直交して前記絶縁物本体に設けられ該第1,第2電極に
対して前記第1隙間より間隔が広い第2隙間を構成する
第3電極とを具備してなるアレスターである。
クターの向上が図れるアレスターを提供するにある。 【構成】 絶縁物本体に設けられた3極の電極で構成さ
れたアレスターにおいて、 前記絶縁物本体に設けられ
脚部が対向して配置されて該脚部が第1隙間を構成する
T字形状の第1,第2電極と、該第1,第2電極に対向
直交して前記絶縁物本体に設けられ該第1,第2電極に
対して前記第1隙間より間隔が広い第2隙間を構成する
第3電極とを具備してなるアレスターである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サージ保護に使用さ
れ、取り付け工数のコストダウンとスペースファクター
の向上が図れるアレスターに関するものである。
れ、取り付け工数のコストダウンとスペースファクター
の向上が図れるアレスターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、研究報告:「電気通信
研究所 研究実用化報告」 発行所:日本電信電話公社
電気通信研究所 30巻5号 昭和56年5月22日発
行 「通信用ガス入避雷管」の見出しの項の頁1234
に示されている。
従来例の構成説明図で、例えば、研究報告:「電気通信
研究所 研究実用化報告」 発行所:日本電信電話公社
電気通信研究所 30巻5号 昭和56年5月22日発
行 「通信用ガス入避雷管」の見出しの項の頁1234
に示されている。
【0003】図3は、絶縁物本体1に、対向して設けら
れた2極の電極2,3で構成された2極放電管式のアレ
スターである。このようなものにおいては、電極2,3
間の隙間4の寸法が異なることにより放電電圧が異なる
放電管式のアレスターが得られる。図4は、従来より一
般に使用されている他の従来例の要部構成説明図で、上
記と同じく、「通信用ガス入避雷管」の見出しの項の頁
1234に示されている。図4において、絶縁物本体5
に設けられ、平行して配置された3極の電極6,7,8
で構成された3極放電管である。このようなものにおい
ては、電極6,7,8間の隙間9の寸法が異なることに
より放電電圧が異なる放電管式のアレスターが得られ
る。
れた2極の電極2,3で構成された2極放電管式のアレ
スターである。このようなものにおいては、電極2,3
間の隙間4の寸法が異なることにより放電電圧が異なる
放電管式のアレスターが得られる。図4は、従来より一
般に使用されている他の従来例の要部構成説明図で、上
記と同じく、「通信用ガス入避雷管」の見出しの項の頁
1234に示されている。図4において、絶縁物本体5
に設けられ、平行して配置された3極の電極6,7,8
で構成された3極放電管である。このようなものにおい
ては、電極6,7,8間の隙間9の寸法が異なることに
より放電電圧が異なる放電管式のアレスターが得られ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、2線式
伝送器においては、プラス線とマイナス線の線間と、プ
ラス線,マイナス線とアース間にアレスターが使用され
るが、プラス線とマイナス線の線間の放電電圧が、プラ
ス線,マイナス線とアース間の放電電圧より低いことが
必要とされる。この場合、図5に示す如く、プラス線,
マイナス線とアース間に2極管11を各1個、プラス線
とマイナス線の線間に2極管11より放電電圧の低い2
極管12を1個の計3個設ける。或いは、図6に示す如
く、プラス線,マイナス線とアース間に3極管13を1
個、プラス線とマイナス線の線間に3極管13より放電
電圧の低い2極管14を1個の計2個設ける。このよう
に、アレスターは2〜3個必要であり、取り付け工数が
掛りコストアップになる。また、スペースファクターが
悪い。更に、プラス線とマイナス線の線間のアレスター
の放電電圧が、プラス線,マイナス線とアース間のアレ
スターの放電電圧が異なるアレスターが必要である。本
発明は、これらの問題点を解決するものである。
伝送器においては、プラス線とマイナス線の線間と、プ
ラス線,マイナス線とアース間にアレスターが使用され
るが、プラス線とマイナス線の線間の放電電圧が、プラ
ス線,マイナス線とアース間の放電電圧より低いことが
必要とされる。この場合、図5に示す如く、プラス線,
マイナス線とアース間に2極管11を各1個、プラス線
とマイナス線の線間に2極管11より放電電圧の低い2
極管12を1個の計3個設ける。或いは、図6に示す如
く、プラス線,マイナス線とアース間に3極管13を1
個、プラス線とマイナス線の線間に3極管13より放電
電圧の低い2極管14を1個の計2個設ける。このよう
に、アレスターは2〜3個必要であり、取り付け工数が
掛りコストアップになる。また、スペースファクターが
悪い。更に、プラス線とマイナス線の線間のアレスター
の放電電圧が、プラス線,マイナス線とアース間のアレ
スターの放電電圧が異なるアレスターが必要である。本
発明は、これらの問題点を解決するものである。
【0005】本発明の目的は、取り付け工数のコストダ
ウンとスペースファクターの向上が図れるアレスターを
提供するにある。
ウンとスペースファクターの向上が図れるアレスターを
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、絶縁物本体に設けられた3極の電極で構
成されたアレスターにおいて、前記絶縁物本体に設けら
れ脚部が対向して配置されて該脚部が第1隙間を構成す
るT字形状の第1,第2電極と、該第1,第2電極に対
向直交して前記絶縁物本体に設けられ該第1,第2電極
に対して前記第1隙間より間隔が広い第2隙間を構成す
る第3電極とを具備してなるアレスターを構成したもの
である。
に、本発明は、絶縁物本体に設けられた3極の電極で構
成されたアレスターにおいて、前記絶縁物本体に設けら
れ脚部が対向して配置されて該脚部が第1隙間を構成す
るT字形状の第1,第2電極と、該第1,第2電極に対
向直交して前記絶縁物本体に設けられ該第1,第2電極
に対して前記第1隙間より間隔が広い第2隙間を構成す
る第3電極とを具備してなるアレスターを構成したもの
である。
【0007】
【作用】以上の構成において、第1,第2電極に対し
て、第1隙間より間隔が広い第2隙間を構成する第3電
極が設けられたので、第1,第2電極にプラス線,マイ
ナス線をそれぞれ結合し、第3電極にアース線を結合す
ることにより、プラス線とマイナス線の線間の放電電圧
が、プラス線,マイナス線とアース間の放電電圧より低
くすることができる。以下、実施例に基づき詳細に説明
する。
て、第1隙間より間隔が広い第2隙間を構成する第3電
極が設けられたので、第1,第2電極にプラス線,マイ
ナス線をそれぞれ結合し、第3電極にアース線を結合す
ることにより、プラス線とマイナス線の線間の放電電圧
が、プラス線,マイナス線とアース間の放電電圧より低
くすることができる。以下、実施例に基づき詳細に説明
する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の要部構成説明図
である。図において、32,33は、絶縁物本体31に
設けられ、脚部34,35が対向して配置されて、脚部
34,35が第1隙間36を構成するT字形状の第1,
第2電極である。37は,第1,第2電極32,33に
対向直交して、絶縁物本体31に設けられ、第1,第2
電極32,33に対して、第1隙間36より間隔が広い
第2隙間38を構成する第3電極である。以上の構成に
おいて、第1,第2電極32,33に対して、第1隙間
35より間隔が広い第2隙間37を構成する第3電極3
6が設けられたので、図2に示す如く、第1,第2電極
32,33にプラス線,マイナス線をそれぞれ結合し、
第3電極36にアース線を結合することにより、プラス
線とマイナス線の線間の放電電圧が、プラス線,マイナ
ス線とアース間の放電電圧より低くすることができる。
である。図において、32,33は、絶縁物本体31に
設けられ、脚部34,35が対向して配置されて、脚部
34,35が第1隙間36を構成するT字形状の第1,
第2電極である。37は,第1,第2電極32,33に
対向直交して、絶縁物本体31に設けられ、第1,第2
電極32,33に対して、第1隙間36より間隔が広い
第2隙間38を構成する第3電極である。以上の構成に
おいて、第1,第2電極32,33に対して、第1隙間
35より間隔が広い第2隙間37を構成する第3電極3
6が設けられたので、図2に示す如く、第1,第2電極
32,33にプラス線,マイナス線をそれぞれ結合し、
第3電極36にアース線を結合することにより、プラス
線とマイナス線の線間の放電電圧が、プラス線,マイナ
ス線とアース間の放電電圧より低くすることができる。
【0009】この結果、従来、2〜3個必要だったアレ
スターが1個で済むので、取り付け工数が少なくなり、
コストダウンになる。また、スペースファクターの向上
が図れる。更に、プラス線とマイナス線の線間のアレス
ターの放電電圧が、プラス線,マイナス線とアース間の
アレスターの放電電圧が異なるアレスターも必要としな
いものが得られる。
スターが1個で済むので、取り付け工数が少なくなり、
コストダウンになる。また、スペースファクターの向上
が図れる。更に、プラス線とマイナス線の線間のアレス
ターの放電電圧が、プラス線,マイナス線とアース間の
アレスターの放電電圧が異なるアレスターも必要としな
いものが得られる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、絶縁物
本体に設けられた3極の電極で構成されたアレスターに
おいて、前記絶縁物本体に設けられ脚部が対向して配置
されて該脚部が第1隙間を構成するT字形状の第1,第
2電極と、該第1,第2電極に対向直交して前記絶縁物
本体に設けられ該第1,第2電極に対して前記第1隙間
より間隔が広い第2隙間を構成する第3電極とを具備し
てなるアレスターを構成した。
本体に設けられた3極の電極で構成されたアレスターに
おいて、前記絶縁物本体に設けられ脚部が対向して配置
されて該脚部が第1隙間を構成するT字形状の第1,第
2電極と、該第1,第2電極に対向直交して前記絶縁物
本体に設けられ該第1,第2電極に対して前記第1隙間
より間隔が広い第2隙間を構成する第3電極とを具備し
てなるアレスターを構成した。
【0011】この結果、従来、2〜3個必要だったアレ
スターが1個で済むので、取り付け工数が少なくなり、
コストダウンになる。また、スペースファクターの向上
が図れる。更に、プラス線とマイナス線の線間のアレス
ターの放電電圧が、プラス線,マイナス線とアース間の
アレスターの放電電圧が異なるアレスターも必要としな
いものが得られる。
スターが1個で済むので、取り付け工数が少なくなり、
コストダウンになる。また、スペースファクターの向上
が図れる。更に、プラス線とマイナス線の線間のアレス
ターの放電電圧が、プラス線,マイナス線とアース間の
アレスターの放電電圧が異なるアレスターも必要としな
いものが得られる。
【図1】本発明の一実施例の構成説明図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
明図である。
【図4】従来より一般に使用されている他の従来例の構
成説明図である。
成説明図である。
【図5】図3の動作説明図である。
【図6】図3、図4の動作説明図である。
31…絶縁物本体 32…第1電極 33…第2電極 34…脚部 35…脚部 36…第1隙間 37…第3電極 38…第2隙間
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁物本体に設けられた3極の電極で構成
されたアレスターにおいて、 前記絶縁物本体に設けられ脚部が対向して配置されて該
脚部が第1隙間を構成するT字形状の第1,第2電極
と、 該第1,第2電極に対向直交して前記絶縁物本体に設け
られ該第1,第2電極に対して前記第1隙間より間隔が
広い第2隙間を構成する第3電極とを具備してなるアレ
スター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06216433A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | アレスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06216433A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | アレスター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216433A true JPH06216433A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11626131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50A Pending JPH06216433A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | アレスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06216433A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3208899A1 (en) | 2016-02-19 | 2017-08-23 | Yokogawa Electric Corporation | Surge protection device and field device including surge protection device |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP50A patent/JPH06216433A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3208899A1 (en) | 2016-02-19 | 2017-08-23 | Yokogawa Electric Corporation | Surge protection device and field device including surge protection device |
US10418807B2 (en) | 2016-02-19 | 2019-09-17 | Yokogawa Electric Corporation | Surge protection device and field device including surge protection device |
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