JPH06216360A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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JPH06216360A
JPH06216360A JP5054063A JP5406393A JPH06216360A JP H06216360 A JPH06216360 A JP H06216360A JP 5054063 A JP5054063 A JP 5054063A JP 5406393 A JP5406393 A JP 5406393A JP H06216360 A JPH06216360 A JP H06216360A
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thin film
electrode
transistor
drain
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Shinji Morozumi
伸治 両角
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/30Transforming light or analogous information into electric information

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  • Signal Processing (AREA)
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  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 イメージセンサにおいて、光電変換素子と、
この光電変換素子による電気的変化を読み出す薄膜トラ
ンジスタを絶縁基板上に形成し、薄膜トランジスタのソ
ース・ドレイン領域の一方を延在形成して、光電変換素
子の一方の電極と容量を形成する。 【効果】 簡単な構成で、光電変換素子部の容量を増加
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体イメージセンサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来固体イメージセンサはライン・セン
サとエリア・センサに大別されており、ラインセンサは
ファクシミリ等の読み取り用に又、エリアセンサはビデ
オカメラ用に用いられている。近年の情報処理機器の発
展に伴ない安価で高性能のデバイスや機器がもとめられ
てきつつある。特にオフィス用からパーソナル,ホーム
へと普及するにつれてこの要求は高まりつつある。例え
ばファクシミリにしても20万円以下のホーム用のもの
が市場投入されつつある。ファクシミリにおいてはその
システム内は読み出し部(リード・アウト)と記録(プ
リント)部及び通信系」から成るが、記録部はサーマル
ヘッド等の開発により、又通信系はLSIの発展によ
り、かなり低コストになる目途がたってきた。
【0003】
【課題を解決するための手段】しかし、従来の技術で
は、リード・アウト部は複雑な光学系とセンサ自体がコ
ストが高いので、全体としてコスト高になってしまう。
従ってこのリードアウト部を低コストでしかも高性能に
作り込む技術が必要である。この部分の低コスト化が可
能になると、更にファクシミリ,コピーマシン,プリン
タとの有機的な結合によりインテリジェント機能を持た
せた万能マシンとしてより高度の機器が実現できる。こ
のリードアウト部の低コスト化,高性能化を可能にする
には光学系を簡単にできるようなイメージセンサが必要
である。このために近年読み取り対象とイメージセンサ
を装着させる密着型のセンサが提案されている。しかし
実際には特性が不十分であったり、信頼性が劣っていた
り、又外部処理が複雑すぎてコスト的に成立しない等の
欠点があった。
【0004】従って本発明の目的は、高性能かつ十分に
信頼性があり、更には低コスト化を可能にする密着型の
ラインセンサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、多結晶シリコ
ン薄膜からなる薄膜トランジスタ(TFT)より構成さ
れるスキャン回路、前記スキャン回路の出力により制御
される前記TFTよりなるスイッチング回路、前記スイ
ッチング回路に接続される蓄積用キャパシタ又はそれと
等価な回路と薄膜感光体層を1エレメントとし、前記エ
レメントを複数個ライン状に配列し、前記複数個のエレ
メントから各々のスイッチング回路を介して共通の出力
ラインに各エレメントに照射される光量に対応した電気
信号を出力することを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明に用いるラインセンサのブロッ
ク図である。エレメント8がライン状にNビット配置さ
れており1つのエレメントはスキャン回路1、スイッチ
ング回路2、感光セル部3からなる。スキャン回路1は
基本的にはイフトレジスタであり、スイッチング回路2
のスイッチングトランジスタ4のゲート5に入力され、
トランジスタ4をON−OFFのコントロールをする。
基本動作は感光セル部3内に蓄えられた電荷の、照射さ
れる光量に応じた放電量をスイッチングトランジスタ4
がONすることにより出力ラインVO に読み出される。
Nビットのセルが順次スキャン回路により読み出され、
各セルのシリアル・ゲータとして出力ラインVO に現わ
れる。この結果各セルに照射された光量に比例して電気
量に変換されることになる。本発明の特徴はトランジス
タを含めて、全ての素子が薄膜で形成されることにあ
る。
【0007】図3はこの回路の各部の動作波形を示して
おり、シフトレジスタ列の各出力Q1 〜QN が順次出力
されると、スイッチングトランジスタが順次選択される
ことに応じて、充電電流が出力ラインに出てくる。この
ピーク値が各セルの光量に対応するので、ローパスフィ
ルタやピークホールド回路を通すことにより、光量に比
例した信号レベルが得られる。
【0008】図4は本発明のスイッチングトランジスタ
と感光セル部の具体的実現例であり、(イ)は(ロ)の
AB断面を示す。ガラスやセラミック等の材料からなる
基板31上に多結晶シリコン薄膜をデポジットしてパタ
ーニングすることによりソース34、チャネル33、ド
レイン32領域を形成する。その後熱酸化又は」CVD
法によりゲート絶縁用のゲート膜35を形成し更に例え
ば多結晶シリコン等のゲート電極材料をデポジットして
パターニングしてゲート36を形成する。そしてイオン
打込法によりソース・ドレイン電極32,34としてP
型又はN型域を作る。その後層間絶縁膜、例えばシリコ
ン酸化膜41をCVD法で形成しコンタクトホール3
7,43を開孔し出力ラインとなるAl配線層と感光層
の下電極のAl層39を形成する。そして全体にアモル
ファスシリコン等の感光体層40をプラズマCVD法で
デポジットして、その上に感光体の上電極となる透明電
極層42を形成する。感光体層40は光が照射しない状
態では暗電流は1pA以下であり、光に対しては数pA
/Xに設定しておく。この方式は感光体とキャパシタが
両方兼ねて形成されるのが利点である。
【0009】感光体層40としてアモルファスシリコン
を用いると暗電流が非常に小さく、又光電流が多いのが
特徴でこの光読みとり用に向いている。図11はこのア
モルファスシリコン膜の感光特性の代表例であり、照度
1lX(1ルックス)以下まで用いることができること
が特徴である。図4のように感光体層を、たて型(膜垂
直)導電タイプの特長は感光体層、及び上部電極のエッ
チングオフが不要で、単に膜をデポシットすればよいと
いう簡単さにある。
【0010】図5は本発明の他の方式例である。これは
感光体層を横型(膜水平)導電タイプを用いるものであ
る。(イ)は(ロ)のCD断面であり、形成プロセスに
従って説明する。基板51上にトランジスタとキャパシ
タを形成するシリコン薄膜をCVD法で形成する。その
後電荷蓄積用キャパシタの下部電極部54にはN又はP
型層をイオン打込により形成しておく。その後多結晶シ
リコン等のゲート電極57を形成してから、更にもう1
回イオン打込みを実施するとN又はP型のソース域5
2、真性領域のチャネル部53、ドレイン域61とゲー
ト電極56よりなるスイッチングトランジスタ部と下部
電極54、上部電極62と絶縁膜55からなるキャパシ
タが形成される。その後層間絶縁膜58をデポジットし
てからコンタクトホール60,61,62を開孔し、出
力ラインとなるAl配線63と感光体層59を形成す
る。感光体層はCdSやアモルファスシリコン等の光に
対して敏感な半導体材料であり、キャパシタと並列に配
置されている。この結果光が照射されていない時は感光
体層59は非常に高抵抗であり、キャパシタに蓄積され
た電荷を放電することはないが、光が照射されるとキャ
パシタの電荷を放電するので、スイッチングトランジス
タがONした時充電電流を生じることになり、この結果
光量が電気量に変換される。この図5に示す方法の特徴
は、感光体膜を横型導電性として用いることにより、上
下の電極が不要となることと、膜のピンホールが多くて
も使用可能なことと、膜のピンホールが多くても使用可
能なことにある。
【0011】本発明の他の実現例として、感光体として
トランジスタをそのまま用いる方式であり、構造は最も
簡単なことが特徴である。
【0012】図6はこの方式の回路図であり、トランジ
スタ66が感光体として動作する。図12はこのトラン
ジスタの光特性を示しており、光電流値はゲート電圧V
G により制御することができる。図6は一番簡単な使用
例としてVG =0の状態である。
【0013】図7は図6の実現例であり、(イ)は
(ロ)のEF断面である。基板70上にトランジスタを
形成する第1層目のシリコン薄膜を形成後パターニング
して、その上に熱酸化法等によりゲート絶縁膜78を形
成しその後ゲート電極76,77を形成してN型又はP
型のイオン打込み法によりトランジスタのソース域7
1、チャネル部72、ドレイン73、感光体チャネル7
4、固定電極75を形成する。この後層間絶縁膜79を
形成し、コンタクトホール83,84,85を開孔して
からAl層よりなる出力ライン80、光遮蔽層81、固
定電位ライン85を形成する。この方式で感光体域はト
ランジスタのチャネル74であり、キャパシタはゲート
電極77とドレイン域73との間の寄生容量をそのまま
利用する。
【0014】本発明に用いるスキャン回路はある程度の
速いスピードが要求される。例えばエレメント数が10
00で、読み出しサイクルが1msec とすると、スキャ
ン・スピードは1MHZ である。このためスキャン回路
は高速で動作可能なシフトレジスタと、それを構成する
トランジスタが要求される。
【0015】図8はC−MOS構成のスキャン回路の1
例であり、1エレメント分を示している。Pチャネル薄
膜トランジスタ(P−TFT)90〜93とNチャネル
薄膜トランジスタ(N−TFT)94〜97により形成
される。
【0016】図9はこのCMOS−TFTの構造例であ
り、基板100上に第1層目のシリコン薄膜101を形
成後、ゲート酸化膜102を形成この後ゲート電極10
3を形成する。この後Pチャネルトランジスタ104に
はボロンイオンを、Nチャネルトランジスタ105には
リン又はヒ素イオン打込むと各々のトランジスタができ
る。このようにTFTの場合、従来の単結晶ウエハによ
るイメージセンサに比し、単にイオン打込み工程を1回
のみ追加するとモノチャネルデバイス(N−MOS又は
P−MOS)からCMOSができることが大きな特徴で
ある。これは1つにはチャネル領域がP型でもN型でも
不純物を含まない真性領域を共通に用いていることによ
る。
【0017】本発明に用いるトランジスタ(TFT)は
スキャン回路においても、スイッチングトランジスタに
おいてもスピードが要求され、即ちトランジスタの特性
を改良する必要がある。本発明に用いるトランジスタ部
の形成プロセスの1例として熱酸化膜をゲート絶縁膜と
して用いると良好なトランジスタ特性が得られる。第1
層目のチャネル部とソース・ドレインを構成する不純物
を含まないシリコン薄膜を減圧CVD法により570℃
のデポジション温度にて約2000〜5000Å形成
し、パターニングの後、1100℃〜1150℃にてO
2 雰囲気で熱酸化して約1500Åの良好なゲート絶縁
膜を形成すると同時に第1層目のシリコン薄膜のドレイ
ンを成長させて良好な多結晶とさせる。この後N+ ドー
プされた多結晶シリコンのゲート電極を形成し、その後
ゲート電極をマスクにしてPイオンを1×1015/cm2
のドーズ量で打込むとチャネルのみ真性領域として残
る。この後、H2 プラズマ処理を実施すると特性がより
改良される。図4,図5の方式において感光体膜として
アモルファスシリコンを用いる際、水素ベースのプラズ
マCVDで行なうと、同時にTFTもH2 プラズマ処理
が自動的に施こされる。又図7の方式でも別個に行なう
ことは可能である。図10はこのような工程を経て得ら
れたN−TFTの特性例であり、チャネル・キャリア移
動度は約80cm2/V・sec であり、単結晶シリコンの
約1/5という良好な特性である。このトランジスタを
用いて構成したスキャン回路は約2〜5MHZ で動作
し、十分な高速性が得られる。又スイッチングトランジ
スタのスイッチングスピードは100n sec である。
【0018】
【発明の効果】本発明は前に述べたように薄膜トランジ
スタによりスキャン回路、スイッチング回路を構成し、
更に薄膜感光体を感光体層として用いるものであり、次
の利点がある。
【0019】(1) 絶縁物基板上に簡単なプロセスに
より構成されるので、単結晶シリコンのようにサイズ的
な制限がなく、10cm〜30cmの密着型センサが可能に
なり、低コスト化が実現する。
【0020】(2) スキャン回路とスイッチング回路
を内蔵することにより外部との配線はたかだか10本位
で済み、実装コストが大幅に低減される。又出力ライン
は絶縁物上に配置されるので浮遊容量が非常に小さく、
出力信号の振幅が使用電源電圧までとれ、S/Nが大幅
に改善されると共に後続に複雑なアンプがなくても十分
なシグナルレベルが保証され、印画される像がきれいに
なる。
【0021】(3) トランジスタとして多結晶シリコ
ンTFTの採用により、スイッチングのスピードが向上
し、又信頼性,安定性が大幅に改善される。又CMOS
化が容易であるのでスキャン回路に応用すると動作スピ
ードや消費電力が良好な値が得られる。又プロセスが簡
単であり、低コスト化が容易である。
【0022】(4) 感光体層が薄膜化されるので、単
結晶シリコンのようにライフタイムの分布による感光バ
ラツキが押えられ、センサのライン方向の感度分布が大
幅に低減する。
【0023】本発明はこのように、高性能かつ高信頼度
で低コストの固体イメージセンサを実現できるものでそ
の効果は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いる固体イメージセンサのブロッ
ク図。
【図2】 本発明に用いる固体イメージセンサの具体的
回路図。
【図3】 本発明に用いる固体イメージセンサの動作波
形を示す図。
【図4】 本発明の具体的構造図。
【図5】 本発明の具体的構造図。
【図6】 本発明の具体的構造例を示す回路図。
【図7】 本発明の具体的構造図。
【図8】 スキャン回路の1例を示す図。
【図9】 CMOSTFTの構造例を示す図。
【図10】 本発明に用いるN−TFTの特性例を示す
図。
【図11】 感光体層の光特性を示す図。
【図12】 TFTを感光体として用いる場合の光特性
を示す図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 イメージセンサ
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイメージセンサに関する
ものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、従来の技術で
は、リード・アウト部は複雑な光学系とセンサ自体がコ
ストが高いので、全体としてコスト高になってしまう。
従ってこのリードアウト部を低コストでしかも高性能に
作り込む技術が必要である。この部分の低コスト化が可
能になると、更にファクシミリ,コピーマシン,プリン
タとの有機的な結合によりインテリジェント機能を持た
せた万能マシンとしてより高度の機器が実現できる。こ
のリードアウト部の低コスト化,高性能化を可能にする
には光学系を簡単にできるようなイメージセンサが必要
である。このために近年読み取り対象とイメージセンサ
を装着させる密着型のセンサが提案されている。しかし
実際には特性が不十分であったり、信頼性が劣っていた
り、又外部処理が複雑すぎてコスト的に成立しない等の
欠点があった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージセンサ
は、感光体素子と該感光体素子に接続される薄膜トラン
ジスタを有するイメージセンサにおいて、前記薄膜トラ
ンジスタは表面の絶縁された基板上に形成されたゲート
電極と、ソース・ドレイン領域を形成する半導体層を有
し、前記感光素子は前記半導体層と一部が電気的に接続
され、電極層と他部が電気的に接続された感光体層を有
し、前記半導体層と前記電極層とは平面的に重なる位置
に配置されてなることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】図1は本発明に用いるラインセンサのブロッ
ク図であり、図2はその具体的な構成を示す。エレメン
がライン状にNビット配置されており1つのエレメン
トはスキャン回路1、スイッチング回路2、感光セル部
3からなる。スキャン回路1は基本的にはクロック10
によりデータ11をシフトするフリップフロップ12か
らなるシフトレジスタであり、スイッチング回路2のス
イッチングトランジスタ4(13)のゲート5に入力さ
れ、トランジスタ4(13)をON−OFFのコントロ
ールをする。基本動作は感光セル部3内に蓄えられた電
15の、照射される光量に応じた抵抗14による放電
量をスイッチングトランジスタ4がONすることにより
出力ラインVに読み出される。Nビットのセルが順次
スキャン回路により読み出され、各セルのシリアル・ゲ
ータとして出カラインVに現われる。この結果各セル
に照射された光量に比例して電気量に変換されることに
なる。本発明の特徴はトランジスタを含めて、全ての素
子が薄膜で形成されることにある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】図4は本発明のスイッチングトランジスタ
と感光セル部の具体的実現例であり、(イ)は(ロ)の
AB断面を示す。ガラスやセラミック等の材料からなる
基板31上に多結晶シリコン薄膜をデポジットしてパタ
ーニングすることによりソース34、チャネル33、ド
レイン32領域を形成する。その後熱酸化又は」CVD
法によりゲート絶縁用のゲート膜35を形成し更に例え
ば多結晶シリコン等のゲート電極材料をデポジットして
パターニングしてゲート36を形成する。そしてイオン
打込法によりソース・ドレイン電極32,34としてP
型又はN型域を作る。その後層間絶縁膜、例えばシリコ
ン酸化膜41をCVD法で形成しコンタクトホール3
7,43を開孔し出力ラインとなるAl配線層と感光層
の下電極のAl層39を形成する。そして全体にアモル
ファスシリコン等の感光体層40をプラズマCVD法で
デポジットして、その上に感光体の上電極となる透明電
極層42を形成する。感光体層40は光が照射しない状
態では暗電流は1pA以下であり、光に対しては数pA
/Xに設定しておく。この方式は感光体とキャパシタが
両方兼ねて形成されるのが利点である。また図4では、
ドレインとなった半導体層43を延在配置し、透明電極
42と平面的に重なる位置に配置することにより半導体
層43と透明導電膜42の間にも容量が形成され、蓄積
容量を増加させている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図5は本発明の他の方式例である。これは
感光体層を横型(膜水平)導電タイプを用いるものであ
る。(イ)は(ロ)のCD断面であり、形成プロセスに
従って説明する。基板51上にトランジスタとキャパシ
タを形成するシリコン薄膜をCVD法で形成する。その
後電荷蓄積用キャパシタの下部電極部54にはN又はP
型層をイオン打込により形成しておく。その後多結晶シ
リコン等のゲート電極57を形成してから、更にもう1
回イオン打込みを実施するとN又はP型のソース域5
2、真性領域のチャネル部53、ドレイン域61とゲー
ト電極56よりなるスイッチングトランジスタ部と下部
電極54、上部電極57と絶縁膜55からなるキャパシ
タが形成される。その後層間絶縁膜58をデポジットし
てからコンタクトホール60,61,62を開孔し、出
力ラインとなるAl配線63と感光体層59を形成す
る。感光体層はCdSやアモルファスシリコン等の光に
対して敏感な半導体材料であり、キャパシタと並列に配
置されている。この結果光が照射されていない時は感光
体層59は非常に高抵抗であり、キャパシタに蓄積され
た電荷を放電することはないが、光が照射されるとキャ
パシタの電荷を放電するので、スイッチングトランジス
タがONした時充電電流を生じることになり、この結果
光量が電気量に変換される。この図5に示す方法の特徴
は、感光体膜を横型導電性として用いることにより、上
下の電極が不要となることと、膜のピンホールが多くて
も使用可能なことと、膜のピンホールが多くても使用可
能なことにある。図5では、ドレインとなる半導体層5
4を延在形成し、電極層57との間で容量を形成し、蓄
積容量を簡単な構成で形成している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】(3) 薄膜トランジスタのソース・ドレ
インを構成する半導体層と感光体層に接続される電極の
一方とを平面的に重なる位置に配置し、その間に容量を
形成したので、蓄積容量が大きくとれる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いるイメージセンサのブロック
図。
【図2】 本発明に用いるイメージセンサの具体的回路
図。
【図3】 本発明に用いるイメージセンサの動作波形を
示す図。
【図4】 本発明の具体的構造図。
【図5】 本発明の具体的構造図。
【図6】 スキャン回路の1例を示す図。
【図7】 CMOSTFTの構造例を示す図。
【図8】 本発明に用いるN−TFTの特性例を示す
図。
【図9】 感光体層の光特性を示す図。
【図10】 TFTを感光体として用いる場合の光特性
を示す図。
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多結晶シリコン薄膜からなる薄膜トラン
    ジスタ(TFT)より構成されるスキャン回路、前記ス
    キャン回路の出力により制御される前記TFTよりなる
    スイッチング回路、前記スイッチング回路に接続される
    蓄積用キャパシタ又はそれと等価な回路と薄膜感光体層
    を1エレメントとし、前記エレメントを複数個ライン状
    に配列し、前記複数個のエレメントから各々のスイッチ
    ング回路を介して共通の出力ラインに各エレメントに照
    射される光量に対応した電気信号を出力することを特徴
    とする固体イメージセンサ。
JP5054063A 1983-04-04 1993-03-15 イメージセンサ Expired - Lifetime JP2624112B2 (ja)

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