JPH05145053A - 固体イメージセンサ - Google Patents

固体イメージセンサ

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JPH05145053A
JPH05145053A JP4097890A JP9789092A JPH05145053A JP H05145053 A JPH05145053 A JP H05145053A JP 4097890 A JP4097890 A JP 4097890A JP 9789092 A JP9789092 A JP 9789092A JP H05145053 A JPH05145053 A JP H05145053A
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thin film
transistor
tft
layer
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Shinji Morozumi
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高性能かつ十分に信頼性があり、更には低コ
スト化を可能にする密着型のラインセンサを提供するこ
と。 【構成】 多結晶シリコン薄膜からなる薄膜トランジス
タ4(TFT)より構成されるスキャン回路1、前記ス
キャン回路1の出力により制御される前記TFT4より
なるスイッチング回路2、前記スイッチング回路2に接
続される蓄積用キャパシタ又はそれと等価な回路と薄膜
感光体層3を1エレメントとし、前記エレメントを複数
個ライン状に配列し、前記複数個のエレメントから各々
のスイッチング回路を介して共通の出力ラインVに各
エレメントに照射される光量に対応した電気信号を出力
することを特徴とする固体イメージセンサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体イメージセンサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来固体イメージセンサはライン・セン
サとエリア・センサに大別されており、ラインセンサは
ファクシミリ等の読み取り用に又、エリアセンサはビデ
オカメラ用に用いられている。近年の情報処理機器の発
展に伴ない安価で高性能のデバイスや機器が求められて
きつつある。特にオフィス用からパーソナル、ホームへ
と普及するにつれてこの要求は高まりつつある。例えば
ファクシミリにしても20万円以下のホーム用のものが
市場投入されつつある。ファクシミリにおいてはそのシ
ステム内は読み出し部(リード・アウト)と記録(プリ
ント)部及び通信系から成るが、記録部はサーマルヘッ
ド等の開発により、又通信系はLSIの発展により、か
なり低コストになる目処がたってきたが、リード・アウ
ト部は複雑な光学系とセンサ自体がコストが高いので、
全体としてコスト高になってしまう。従ってこのリード
・アウト部を低コストでしかも高性能に作り込む技術が
必要である。この部分の低コスト化が可能になると、更
にファクシミリ、コピーマシン、プリンタとの有機的な
結合によりインテリジェント機能を持たせた万能マシン
としてより高度の機器が実現できる。このリード・アウ
ト部の低コスト化、高性能化を可能にするには光学系を
簡単にできるようなイメージセンサが必要である。この
ために近年読み取り対象とイメージセンサを装着させる
密着型のセンサが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には特性が
不十分であったり、信頼性が劣っていたり、又外部処理
が複雑すぎてコスト的に成立しない等の欠点があった。
【0004】従って本発明の目的は、高性能かつ十分に
信頼性があり、更には低コスト化を可能にする密着型の
ラインセンサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の固体イメージセ
ンサは、多結晶シリコン薄膜からなる薄膜トランジスタ
(TFT)より構成されるスキャン回路、前記スキャン
回路の出力により制御される前記TFTよりなるスイッ
チング回路、前記スイッチング回路に接続される蓄積用
キャパシタ又はそれと等価な回路と薄膜感光体層を1エ
レメントとし、前記エレメントを複数個ライン状に配列
し、前記複数個のエレメントから各々のスイッチング回
路を介して共通の出力ラインに各エレメントに照射され
る光量に対応した電気信号を出力することを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】(実施例1)図1は本発明に用いるラインセ
ンサのブロック図である。エレメント8がライン状にN
ビット配置されており1つのエレメントはスキャン回路
1、スイッチング回路2、感光セル部3からなる。スキ
ャン回路1は基本的にはシフトレジスタであり、スイッ
チング回路2のスイッチングトランジスタ4のゲート5
に入力され、トランジスタ4をON−OFFのコントロ
ールをする。基本動作は感光セル部3内に蓄えられた電
荷の、照射される光量に応じた放電量をスイッチングト
ランジスタ4がONすることにより出力ラインV0 に読
み出される。Nビットのセルが順次スキャン回路により
読み出され、各セルのシリアル・データとして出力ライ
ンV0 に現われる。この結果各セルに照射された光量に
比例して電気量に変換されることになる。本発明の特徴
はトランジスタを含めて、全ての素子が薄膜で形成され
ることにある。
【0007】図3はこの回路の各部の動作波形を示して
おり、シフトレジスタ列の各出力Q1 〜QN が順次出力
されると、スイッチングトランジスタが順次選択される
ことに応じて、充電電流が出力ラインに出てくる。この
ピーク値が各セルの光量に対応するので、ローパスフィ
ルタやピークホールド回路を通すことにより、光量に比
例した信号レベルが得られる。
【0008】図4は本発明のスイッチングトランジスタ
と感光セル部の具体的実現例であり、(イ)は(ロ)の
AB断面を示す。ガラスやセラミックス等の材料からな
る基板31上に多結晶シリコン薄膜をデポジットしてパ
ターニングすることによりソース34、チャネル33、
ドレイン32領域を形成する。その後熱酸化又はCVD
法によりゲート絶縁用のゲート膜35を形成し更に例え
ば多結晶シリコン等のゲート電極材料をデポジットして
パターニングしてゲート36を形成する。そしてイオン
打ち込み法によりソース・ドレイン電極32、33とし
てP型又はN型域を作る。その後層間絶縁膜、例えばシ
リコン酸化膜41をCVD法で形成しコンタクトホール
37、43を開孔し出力ラインとなるAl配線層38と
感光層の下電極のAl層39を形成する。そして全体に
アモルファスシリコン等の感光体層40をプラズマCV
D法でデポジットして、その上に感光体の上電極となる
透明電極層42を形成する。感光体層40は光が照射し
ない状態では暗電流は1pA以下であり、光に対しては
数pA/lxに設定しておく。この方式は感光体とキャ
パシタが両方兼ねて形成されるのが利点である。感光体
層40としてアモルファスシリコンを用いると暗電流が
非常に小さく、又光電流が多いのが特徴でこの光読み取
り用に向いている。
【0009】図11はこのアモルファスシリコン膜の感
光特性の代表例であり、照度1lx(1ルックス)以下
まで用いることができることが特徴である。
【0010】図4のように感光体層を、縦型(膜垂直)
導電タイプの特徴は感光体層、及び上部電極のエッチン
グ・オフが不要で、単に膜をデポジットすればよいとい
う簡単さにある。
【0011】(実施例2)図5は本発明の他の方式例で
ある。これは感光体層を横型(膜水平)導電タイプを用
いるものである。(イ)は(ロ)のCD断面であり、形
成プロセスに従って説明する。基板51上にトランジス
タとキャパシタを形成するシリコン薄膜をCVD法で形
成する。その後電荷蓄積用キャパシタの下部電極部54
にはN又はP型層をイオン打込により形成しておく。そ
の後多結晶シリコン等のゲート電極56とキャパシタの
上部電極57を形成してから、更にもう1回イオン打込
を実施するとN又はP型のソース域52、真性領域のチ
ャネル部53、ドレイン域61とゲート電極56よりな
るスイッチングトランジスタ部と下部電極54、上部電
極57と絶縁膜55からなるキャパシタが形成される。
その後層間絶縁膜58をデポジットしてからコンタクト
ホール60、61、62を開孔し、出力ラインとなるA
l配線63と感光体層59を形成する。感光体層はCd
Sやアモルファスシリコン等の光に対して敏感な半導体
材料であり、キャパシタと並列に配置されている。この
結果光が照射されていない時は感光体層59は非常に高
抵抗であり、キャパシタに蓄積された電荷を放電するこ
とはないが、光が照射されるとキャパシタの電荷を放電
するので、スイッチングトランジスタがONした時充電
電流を生じることになり、この結果光量が電気量に変換
される。この図5に示す方法の特徴は、感光体膜を横型
導電性として用いることにより、上下の電極が不要とな
ることと、膜のピンホールが多くても使用可能なことに
ある。
【0012】(実施例3)本発明の他の実現例として、
感光体としてトランジスタをそのまま用いる方式であ
り、構造は最も簡単なことが特徴である。
【0013】図6はこの方式の回路図であり、トランジ
スタ66が感光体として動作する。図12はこのトラン
ジスタの光特性を示しており、光電流値はゲート電圧V
G により制御することができる。図6は一番簡単な使用
例としてVG =0の状態である。
【0014】図7は図6の実施例であり、(イ)は
(ロ)のEF断面である。基板70上にトランジスタを
形成する第1層目のシリコン薄膜を形成後パターニング
して、その上に熱酸化法等によりゲート絶縁膜78を形
成しその後ゲート電極76、77を形成してN型又はP
型のイオン打ち込み法によりトランジスタのソース域7
1、チャネル部72、ドレイン73、感光体チャネル7
4、固定電極75を形成する。この後層間絶縁膜79を
形成し、コンタクトホール83、84、85を開孔して
からAl層よりなる出力ライン80、光遮蔽層81、固
定電位ライン82を形成する。この方式で感光体域はト
ランジスタのチャネル74であり、キャパシタはゲート
電極77とドレイン域73との間の寄生容量をそのまま
利用する。
【0015】本発明に用いるスキャン回路はある程度の
速いスピードが要求される。例えばエレメント数が10
00で、読み出しサイクルが1msec とすると、スキャ
ン・スピードは1MHZ である。このためスキャン回路
は高速で動作可能のシフトレジスタと、それを構成する
トランジスタが要求される。
【0016】図8はC−MOS構成のスキャン回路の1
例であり、1エレメント分を示している。Pチャネル薄
膜トランジスタ(P−TFT)90〜93とNチャネル
薄膜トランジスタ(N−TFT)94〜97により形成
される。
【0017】図9はこのCMOS−TFTの構造例であ
り、基板100上に第1層目のシリコン薄膜101を形
成後、ゲート酸化膜102を形成この後ゲート電極10
3を形成する。この後Pチャネルトランジスタ104に
はボロンイオンを、Nチャネルトランジスタ105には
リン又はヒ素イオン打ち込むと各々のトランジスタがで
きる。このようにTFTの場合、従来の単結晶ウエハに
よるイメージセンサに比し、単にイオン打ち込み工程を
1回のみ追加するとモノチャネルデバイス(N−MOS
又はP−MOS)からCMOSができることが大きな特
徴である。これは1つにはチャネル領域がP型でもN型
でも不純物を含まない真性領域を共通に用いていること
による。
【0018】本発明に用いるトランジスタ(TFT)は
スキャン回路においても、スイッチングトランジスタに
おいてもスピードが要求され、即ちトランジスタの特性
を改良する必要がある。本発明に用いるトランジスタ部
の形成プロセスの1例として熱酸化膜をゲート絶縁膜と
して用いると良好なトランジスタ特性が得られる。第1
層目のチャネル部とソース・ドレインを構成する不純物
を含まないシリコン薄膜を減圧CVD法により570℃
のデポジション温度にて約2000〜5000Å形成
し、パターニングの後、1100℃〜1150℃にてO
2 雰囲気で熱酸化して約1500Åの良好なゲート絶縁
膜を形成すると同時に第1層目のシリコン薄膜のグレイ
ンを成長させて良好な多結晶とさせる。この後N+ ドー
プされた多結晶シリコンのゲート電極を形成し、その後
ゲート電極をマスクにしてPイオンを1×1015/cm2
のドーズ量で打ち込むとチャネルのみ真性領域として残
る。この後、H2 プラズマ処理を実施すると特性がより
改良される。
【0019】図4、図5の方式において感光体膜として
アモルファスシリコンを用いる際、水素ベースのプラズ
マCVDで行なうと、同時にTFTもH2プラズマ処理
が自動的に施される。又図7の方式でも別個に行なうこ
とは可能である。
【0020】図10はこのような工程を経て得られたN
−TFTの特性例であり、チャネル・キャリア移動度は
約80cm2 /V・sec であり、単結晶シリコンの約1/
5という良好な特性である。このトランジスタを用いて
構成したスキャン回路は約2〜5MHZ で動作し、十分
な高速性が得られる。又スイッチングトランジスタのス
イッチングスピードは100nsec である。
【0021】
【発明の効果】本発明は前に述べたように薄膜トランジ
スタによりスキャン回路、スイッチング回路を構成し、
更に薄膜感光体を感光体層として用いるものであり、次
の利点がある。
【0022】(1)絶縁膜基板上に簡単なプロセスによ
り構成されるので、単結晶シリコンのようにサイズ的な
制限がなく、10cm〜30cmの密着型センサが可能にな
り、低コスト化が実現する。
【0023】(2)スキャン回路とスイッチング回路を
内蔵することにより外部との配線はたかだか10本位で
済み、実装コストが大幅に低減される。又出力ラインは
絶縁物上に配置されるので浮遊容量が非常に小さく、出
力信号の振幅が使用電源電圧までとれ、S/Nが大幅に
改善されると共に後続に複雑なアンプがなくても十分な
シグナルレベルが保証され、印画される像がきれいにな
る。
【0024】(3)トランジスタとして多結晶シリコン
TFTの採用により、スイッチングのスピードが向上
し、又信頼性、安全性が大幅に改善される。又CMOS
化が容易であるのでスキャン回路に応用すると動作スピ
ードや消費電力が良好な値が得られる。又プロセスが簡
単であり、低コスト化が容易である。
【0025】(4)感光体層が薄膜化されるので、単結
晶シリコンのようにライフタイムの分布による感光バラ
ツキが押えられ、センサのライン方向の感度分布が大幅
に低減する。
【0026】本発明はこのように、高性能かつ高信頼性
で低コストの固体イメージセンサを実現できるものでそ
の効果は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いる固体イメージセンサのブロッ
ク図。
【図2】 図1の具体的回路図。
【図3】 図1の動作波形を示す図。
【図4】 本発明の具体的構造例を示す図。
【図5】 本発明の具体的構造例を示す図。
【図6】 図7の回路図。
【図7】 本発明の具体的構造例を示す図。
【図8】 スキャン回路の1例を示す図。
【図9】 CMOSTFTの構造例を示す図。
【図10】 本発明に用いるN−TFTの特性例を示す
図。
【図11】 感光体層の光特性を示す図。
【図12】 TFTを感光体として用いる場合の光特性
を示す図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 相補型トランジスタを用いたドライバ
回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライバ回路に関し、
特に、そのドライバ回路を構成するトランジスタ構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体イメージセンサとしてはライ
ン・センサとエリア・センサに大別されており、ライン
・センサはファクシミリ等の読み取り用に、またエリア
・センサはビデオカメラ用に用いられている。近年の情
報処理機器の発展に伴い安価で高性能のデバイスや機器
が求められてきつつある。特にオフィス用からパーソナ
ル,ホームへと普及するにつれてこの要求は高まりつつ
ある。例えばファクシミリにしても20万円以下のホー
ム用のものが市場投入されつつある。ファクシミリにお
いてはそのシステム内は読み出し(リード・アウト)部
と記録(プリント)部及び通信系から成るが、記録部は
サーマルヘッド等の開発により、また通信系はLSIの
発展により、かなり低コストになる目処がたってきた
が、リード・アウト部は複雑な光学系とセンサ自体のコ
ストが高いので、全体としてコスト高になってしまう。
従ってこのリード・アウト部を低コストでしかも高性能
に作り込む技術が必要である。この部分の低コスト化が
可能になると、更にファクシミリ,コピーマシーン,プ
リンタとの有機的な結合によりインテリジェント機能を
持たせた万能マシーンとして高度の機器が実現できる。
ところで、このリード・アウト部の低コスト化、高性能
化を可能にするには光学系を簡単にできるようなイメー
ジセンサが必要である。このために近年読み取り対象と
イメージセンサと装着させる密着型のセンサが提案され
ている。このような問題点を解決するものとして特開昭
56−138969号や特開昭57−114292号に
開示の薄膜撮像素子が知られている。これらの薄膜トラ
ンジスタは光電変換部のセル選択用スイッチとして使用
するのものであり、N型又はP型の一方導電型のトラン
ジスタに対して適用されている。ここで、光電変換部の
セル選択用トランジスタに対して選択パルスを供給する
スキャン回路等のドライバ回路(周辺回路)も同一の基
板上に形成したならば、光電変換装置全体のコンパクト
化や低コスト化を期すことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薄膜トランジスタで駆動回路を構成すると、以下のよう
な問題点があった。
【0004】薄膜トランジスタの電圧増幅率はバルク
トランジスタに比べて小さいので、十分な駆動出力の電
圧振幅を得るのが難しく、ノイズマージンが小さくなっ
てしまう。これは形成された集積回路パターン上に些細
な欠陥がある場合にも回路動作が不能となり易く、歩留
まりが悪い。
【0005】また薄膜トランジスタの電圧増幅率が小
さいことにより、電圧振幅のバラツキが目立ち、光電変
換装置にあっては選択パルスの波高値にバラツキが出て
しまう。このような選択パルスの波高値のバラツキは、
セル選択用薄膜トランジスタの寄生容量のバラツキが僅
少であっても、固定パターン雑音の原因となる。
【0006】薄膜トランジスタの駆動素子がオンして
いる場合、直流的な消費電流が流れ、消費電力が大き
く、発熱により温度上昇が大きい。特に、薄膜トランジ
スタに用いている半導体薄膜が非単結晶である場合に
は、その結晶性が不完全であること等を原因として、温
度変化によりトランジスタの電気的特性が不具合に変化
し、駆動回路の動作不能に至るおそれがあり、信頼性が
悪い。
【0007】そこで、本発明は上記問題点を解決するも
のであり、その課題は、ドライバ回路として好適な薄膜
トランジスタの構造を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、P型絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタとN型絶縁ゲート型電界効果
トランジスタとからなる相補型トランジスタを用いたド
ライバ回路において、P型絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタ及びN型絶縁ゲート型電界効果トランジスタは共
に絶縁物上の非単結晶シリコン薄膜に形成されたソー
ス,ドレイン及びチャネル領域からなる薄膜トランジス
タであって、そのP型薄膜トランジスタのソース及びド
レイン領域はP型不純物のドープ領域であると共に、そ
のN型薄膜トランジスタのソース及びドレイン領域はN
型不純物のドープ領域であり、P型薄膜トランジスタ及
びN型薄膜トランジスタのチャネル領域は不純物がドー
プされない真性半導体領域であることを特徴とする。
【0009】
【作用】薄膜トランジスタの電圧増幅率は一般に小さい
が、CMOS構成であるので、駆動出力の電圧振幅を必
ず電源電圧幅とすることができ、しかも電圧振幅のバラ
ツキを無くすことができる。このためノイズマージンが
大きくなる。これにより集積回路パターンに些細な欠陥
があっても回路動作は確実にできるので、歩留まりの向
上を図ることができる。また、電圧振幅のバラツキを除
去できるので、固体イメージセンサの走査回路に適用し
た場合にも、固定パターン雑音の発生を抑制することが
できる。ソース,ドレイン及びチャネル領域は非単結晶
の半導体薄膜に形成されているので、その結晶性の不完
全さ等によって、温度変化による電気的特性の変化が問
題となるが、貫通電流が流れないレシオレス回路で駆動
回路が構成されているので、直流的な消費電流が流れ
ず、消費電力は小さい。特に、チャネル領域を不純物が
ドープされない真性領域としてあるので、オフ電流は最
小に設定されている。この結果、熱伝導性の悪い絶縁物
の上に薄膜トランジスタを構成した場合であっても、温
度上昇が起こり難いので、電気的特性が不具合に変化せ
ず、回路が動作不能に陥ることがなく、信頼性を高める
ことができる。更にまた、N型及びP型の薄膜トランジ
スタのチャネル領域は共に不純物のドープされない真性
半導体領域としてあるので、製造プロセス上の簡略性に
より製造工程が削減できることは勿論のこと、負荷素子
と駆動素子との電気的分離が不要であり、加えて1回の
選択的イオン打ち込みの打ち分けマスクを必要とするだ
けであるのでレイアウトフリーであり、集積密度を高め
ることができる。
【0010】
【実施例】(実施例1)図1は本発明に用いるラインセ
ンサのブロック図である。エレメント8がライン状にN
ビット配置されており、1つのエレメント8はスキャン
回路1,スイッチング回路2,感光セル部3からなる。
スキャン回路1は基本的にはシフトレジスタであり、ス
イッチング回路2のスイッチングトランジスタ4のゲー
ト5に入力され、トランジスタ4のON−OFFの制御
をする。基本動作は感光セル部3内に蓄えられた電荷
の、照射される光量に応じた放電量をスイッチングトラ
ンジスタ4がONすることにより出力ラインVO に読み
出される。Nビットのセルが順次スキャン回路1により
読み出され、各セルのシリアル・データとして出力ライ
ンVO に現れる。この結果各セルに照射された光量に比
例して電気量に変換されることになる。本発明の特徴は
トランジスタを含めて、全ての素子が薄膜で形成されて
いることにある。
【0011】図2は図1の具体的回路図である。スキャ
ン回路1は基本的にはシフトレジスタであるから、例え
ば12はDフリップフロップであり、Nビット縦列接続
されている。図2,図3に示すように、走査データ入力
端子11(DIN)には走査データ入力信号DINが与えら
れ、走査クロック入力端子10(CLIN)には走査クロ
ック入力信号CLINが与えられる。スイッチング回路2
はスイッチングトランジスタであるから、例えば13は
薄膜トランジスタであり、Nビット分設けられている。
感光セル部3は、例えば光電変換素子14とコンデンサ
15で構成される。
【0012】図3はこの回路の各部の動作波形を示して
おり、シフトレジスタ列の各出力Q1 〜QN が順次出力
されると、スイッチングトランジスタが順次選択される
ことに応じて、充電電流が出力ラインに出てくる。この
ピーク値が各セルの光量に対応するので、ローパスフィ
ルタやピークホールド回路を通すことにより、光量に比
例した信号レベルが得られる。
【0013】図4は本発明のスイッチングトランジスタ
と感光セル部の具体的実施例であり、(イ)は(ロ)の
AB断面を示す。ガラスやセラミック等の材料からなる
基板31上に多結晶シリコン薄膜をデポジジットしてパ
ターニングすることによりソース34,チャネル33,
ドレイン32領域を形成する。その後熱酸化又はCVD
法によりゲート絶縁用のゲート膜35を形成し、更に例
えば多結晶シリコン等のゲート電極材料をデポジットし
てパターニングしてゲート36を形成する。そしてイオ
ン打込法によりソース・ドレイン電極32,33として
P型又はN型域を作る。その後層間絶縁膜,例えばシリ
コン酸化膜41をCVD法で形成しコンタクトホール3
7,43を開孔し出力ラインとなるAl配線層38と感
光像の下電極のAl層39を形成する。38は出力ライ
ンとなるAl配線層である。そして全体にアモルファス
シリコン等の感光体層40をプラズマCVD法でデポジ
ットして、その上に感光体の上電極となる透明電極層4
2を形成する。感光体層40は光が照射しない状態では
暗電流は1pA以下であり、光に対しては数pA/lx
に設定しておく、この方式は感光体とキャパシタが両方
兼ねて形成されるのが利点である。感光体層40として
アモルファスシリコンを用いると暗電流が非常に小さ
く、また光電流が多いのが特徴で、この光読み取り用に
向いている。図11はこのアモルファスシリコン膜の感
光特性の代表例であり、照度1lx(1ルックス)以下
まで用いることができることが特徴である。図4のよう
に感光体層を縦型(膜垂直)導電タイプとすると、感光
体層及び上部電極のエッチング・オフが不要であるの
で、単に膜をデポジットすればよいという簡単さを特長
としている。
【0014】(実施例2)図5は本発明の実施例2を示
す。これは感光体層を横型(膜水平)導電タイプを用い
るものである。(イ)は(ロ)のCD断面であり、形成
プロセスに従って説明する。基板51上にトランジスタ
とキャパシタを形成するシリコン薄膜をCVD法で形成
する。その後電荷蓄積用キャパシタを下部電極部54に
はN又はP型層をイオン打込により形成しておき、その
後多結晶シリコン等のゲート電極56とキャパシタの上
部電極57を形成してから、更にもう1回イオン打込み
を実施するとN型又はP型のソース域52,真性領域の
チャネル部53,ドレイン域611,ゲート電極56よ
りなるスイッチングトランジスタ部と下部電極54,上
部電極57と絶縁膜55からなるキャパシタが形成され
る。その後層間絶縁膜55からなるキャパシタが形成さ
れる。その後層間絶縁膜58をデポジットしてからコン
タクトホール60,61,62を開孔し、出力ラインと
なるAl配線63と感光体層59を形成する。感光体層
はCdSやアモルファスシリコン等の光に対して敏感な
半導体材料であり、キャパシタと並列に配置されてい
る。この結果光が照射されないときは感光体層59は非
常に高抵抗であり、キャパシタに蓄積された電荷を放電
することはないが、光が照射されると、キャパシタの電
荷を放電するので、スイッチングトランジスタがONし
たとき充電電流を生じることになり、この結果光量が電
気量に変換される。この図5に示す方法の特徴は、感光
体層を横型導電性として用いることにより、上下の電極
が不要となることと、膜のピンホールが多くても使用可
能なことである。
【0015】(実施例3)本発明の実施例3として、感
光体としてトランジスタをそのまま用いる方式であり、
構造は最も簡単なことが特徴である。
【0016】図6はこの方式の回路図であり、トランジ
スタ66が感光体として動作する。図12はこのトラン
ジスタの光特性を示しており、光電流値はゲート電圧V
G により制御することができる。図6は一番簡単な使用
例としてVG =0の状態である。ここで65は遮光され
た薄膜トランジスタ、67は感光体として動作するトラ
ンジスタ66のゲート電極、VO は出力ライン、VSS
共通電位、QN はシフトレジスタ列の各出力であって薄
膜トランジスタのゲート電極に出力される。
【0017】図7は図6の実施例であり、(イ)は
(ロ)のEF断面図である。基板70上にトランジスタ
を形成する第1層目のシリコン薄膜を形成後パターニン
グして、その上に熱酸化法等によりゲート絶縁膜78を
形成し、その後ゲート電極76,77を形成してN型又
はP型のイオン打込み法によりトランジスタのソース域
71,チャネル部72,ドレイン域73感光体チャネル
74,固定電極75を形成する。この後層間絶縁膜79
を形成し、コンタクトホール83,84,85を開孔し
てからAl層よりなる出力ライン80,光遮蔽層81,
固定電位ライン82を形成する。この方式で感光体域は
トランジスタのチャネル74であり、キャパシタはゲー
ト電極77とドレイン域73との間の寄生容量をそのま
ま利用する。
【0018】本発明に用いるスキャン回路はある程度の
速いスピードが要求される。例えばエレメント数が10
00で、読み出しサイクルが1msecとすると、スキャン
・スピードは1MHzである。このため、スキャン回路に
は高速で動作可能なシフトレジスタと、それを構成する
トランジスタが要求される。
【0019】図8はC−MOS構成のスキャン回路の一
例であり、1エレメント分を示している。ここでφは正
相クロック入力、反転φは逆相クロック入力、Dは走査
データ入力、Qは走査データ出力である。Pチャネル薄
膜トランジスタ(P−TFT)90〜93とNチャネル
薄膜トランジスタ(N−TFT)94〜97により形成
される。
【0020】図9はこのCMOS−TFTの構造例であ
り、基板100上に第1層目のシリコン薄膜101を形
成後、ゲート酸化膜102を形成しこの後ゲート電極1
03を形成する。この後Pチャネルトランジスタ104
にはボロンイオンを、Nチャネルトランジスタ105に
はリン又はヒ素イオンを打込むと各々のトランジスタが
できる。このようにTFTの場合、従来の単結晶ウェハ
によるイメージセンサに比し、単にイオン打込み工程を
1回のみ追加すると、モノチャネルデバイス(N−MO
S又はP−MOS)からCMOSができることが大きな
特徴である。これは1つにはチャネル領域がP型でもN
型でも不純物を含まない真性領域を共通に用いているこ
とによる。
【0021】薄膜トランジスタをアナログスイッチとし
て用いた場合、薄膜トランジスタのオン電流は大きく、
オフ電流は小さくしなくてはならない。一方、駆動回路
を薄膜トランジスタのCMOS回路とした場合には、そ
の薄膜トランジスタのオン電流は大きくなければならな
いが、オフ電流はある程度大きくなっても構わない。こ
のため、薄膜トランジスタのCMOS回路を駆動回路と
して用いることが好適である。薄膜トランジスタのチャ
ネル領域に用いる非単結晶半導体薄膜の不純物濃度がゼ
ロの場合に、ゲート・ソース間電圧がゼロのときオン電
流が最小となる。その不純物濃度がP型に傾いてもN型
に傾いても、オフ電流は増加する。チャネル領域を真性
としない場合には製造上若干のPNバラツキによりオフ
電流の増加が生じるが、チャネル領域を不純物ドープの
ない真性領域として設定することによってオフ電流を最
小にすることができる。
【0022】本発明に用いるトランジスタ(TFT)は
スキャン回路においても、スイッチングトランジスタに
おいてもスピードが要求され、即ちトランジスタの特性
を改良する必要がある。本発明に用いるトランジスタ部
の形成プロセスの一例として熱酸化膜をゲート絶縁膜と
して用いると、良好なトランジスタ特性が得られる。第
1層目のチャネル部とソース・ドレインを構成する不純
物を含まないシリコン薄膜を減圧CVD法により570
°Cのデポジジョン温度にて約2000〜5000Å形
成し、パターニングの後1100°C〜1150°Cに
てO2 雰囲気で熱酸化して1500Åの良好なゲート絶
縁膜を形成すると同時に第1層目のシリコン薄膜のグレ
インを成長させて良好な多結晶とさせる。この後N+
ープされた多結晶シリコンのゲート電極を形成し、その
後ゲート電極をマスクとしてPイオンを1×1015/cm
2 のドーズ量で打ち込むとチャネルのみ不純物がドープ
されない真性領域として残る。この後、H2 プラズマ処
理を実施すると特性がより改良される。図4,図5の方
式において感光体膜としてアモルファスシリコンを用い
る際、水素ベースのプラズマCVDで行うと、同時にT
FTもH2 プラズマ処理が自動的に施される。また図7
の方式でも別個に行うことが可能である。
【0023】図10はこのような工程を経て得られたN
−TFTの特性例であり、チャネル・キャリア移動度は
約80cm2 /V・sec であり、単結晶シリコンの約1/
5という良好な特性である。このトランジスタを用いて
構成したスキャン回路は約2〜5MHzで動作し、十分な
高速性が得られる。又スイッチングトランジスタのスイ
ッチングスピードは100nsecである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、薄膜ト
ランジスタからなるCMOS回路でドライバ回路を構成
し、そのP型及びN型トランジスタの非単結晶半導体薄
膜におけるチャネル領域を共に不純物のドープされない
真性領域として設定した点に特徴を有するものであるの
で、次の効果を奏する。
【0025】薄膜トランジスタの電圧増幅率は一般に
小さいが、CMOS構成であるので、駆動出力の電圧振
幅を必ず電源電圧幅とすることができ、しかも電圧振幅
のバラツキを無くすことができる。このためノイズマー
ジンが大きくなる。これにより集積回路パターンに些細
な欠陥があっても回路動作は確実にできるので、歩留ま
りの向上を図ることができる。
【0026】また、電圧振幅のバラツキを除去できる
ので、ドライバ回路として固体イメージセンサの走査回
路に適用した場合でも、固定パターン雑音の発生を抑制
することができる。
【0027】トランジスタが非単結晶の半導体薄膜で
形成されているので、その結晶性の不完全さ等によっ
て、温度変化による電気的特性の変化が問題となるが、
貫通電流が流れないレシオレス回路でドライバ回路が構
成されているので、直流的な消費電流が流れず、消費電
力は小さい。特に、チャネル領域を不純物がドープされ
ない真性領域としてあるので、オフ電流は最小に設定さ
れている。この結果、熱伝導性の悪い絶縁物の上に薄膜
トランジスタを構成した場合であっても、温度上昇が起
こり難いので、電気的特性が不具合に変化せず、回路が
動作不能に陥ることがなく、信頼性を高めることができ
る。
【0028】更にまた、N型及びP型の薄膜トランジ
スタのチャネル領域は共に不純物がドープされない真性
半導体領域としてあるので、製造プロセス上の簡略性に
より製造コストの低減化を図ることができる。そして、
負荷素子と駆動素子との電気的分離が不要であり、加え
て1回の選択的イオン打ち込みの打ち分けマスクを必要
とするだけであるのでレイアウトフリーであり、集積密
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる固体イメージセンサのブロック
図。
【図2】図1の具体的回路図。
【図3】図1の動作波形を示す図。
【図4】本発明の具体的構成例を示す図。
【図5】本発明の別の具体的構成例を示す図。
【図6】図7の回路図。
【図7】本発明の第3の具体的構成例を示す図。
【図8】本発明のスキャン回路の1例を示す図。
【図9】本発明のCMOSTFTの構成例を示す図。
【図10】本発明に用いるN−TFTの特性例を示す
図。
【図11】感光体層の光特性を示す図。
【図12】TFTを感光体として用いる場合の光特性を
示す図。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多結晶シリコン薄膜からなる薄膜トラン
    ジスタ(TFT)より構成されるスキャン回路、前記ス
    キャン回路の出力により制御される前記TFTよりなる
    スイッチング回路、前記スイッチング回路に接続される
    蓄積用キャパシタ又はそれと等価な回路と薄膜感光体層
    を1エレメントとし、前記エレメントを複数個ライン状
    に配列し、前記複数個のエレメントから各々のスイッチ
    ング回路を介して共通の出力ラインに各エレメントに照
    射される光量に対応した電気信号を出力することを特徴
    とする固体イメージセンサ。
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