JPH06215916A - チップ部品の側面電極形成方法 - Google Patents

チップ部品の側面電極形成方法

Info

Publication number
JPH06215916A
JPH06215916A JP50A JP2372493A JPH06215916A JP H06215916 A JPH06215916 A JP H06215916A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2372493 A JP2372493 A JP 2372493A JP H06215916 A JPH06215916 A JP H06215916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
electrode
forming
chip
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Furuyama
清文 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYOUSHIYA DENKI KK
Taiyosha Electric Co Ltd
Original Assignee
TAIYOUSHIYA DENKI KK
Taiyosha Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIYOUSHIYA DENKI KK, Taiyosha Electric Co Ltd filed Critical TAIYOUSHIYA DENKI KK
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06215916A/ja
Publication of JPH06215916A publication Critical patent/JPH06215916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持フィルム上の電極層をチップ基板の端面
に熱転写して、基板の端面に電極を形成することによ
り、まわり込み量を所望のものとして厚さを均一にし、
寸法精度が良くて信頼性が高く、かつ、製造容易なチツ
プ部品の側面電極形成方法を提供する。 【構成】 短冊状基板1aを治具2aの案内溝21aに
挿入して整列、保持させた後、保持フィルム3aの裏面
の電極層4aを前記短冊状基板1aの端部に当設せし
め、さらに、保持フィルム3aの表面に熱転写用のヒ−
タヘッド5aを押圧後、保持フィルム3aを短冊状基板
1aから離して短冊状基板1aの端部に側面電極を形成
しうるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保持フィルム上の電極
層をチップ基板の端面に熱転写し、該基板に側面電極を
形成して、各種民生用、産業用電気製品の抵抗器、コン
デンサ等のチップ部品として使用しうべくなしたチップ
部品の側面電極形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ部品の側面電極形成方法と
しては印刷、ディップ、蒸着、スパッタリング等の方法
がある。この中で、印刷による方法は、図17に示すよ
うに、治具21の案内溝211により短冊状基板11を
整列、保持させた後、電極ペ−ストP1の流入量をスキ
−ジS1により調節しながら、スクリ−ンC1を介し
て、該基板11の端面に側面電極61としうべく印刷す
るものである。また、ディップによる方法は、図18な
いし図20に示すように、治具22の案内溝212に入
れた電極ペ−ストP2の中に短冊状基板12の端面を浸
漬後、該基板12を引き揚げて電極ペ−ストP2を付着
せしめて側面電極62を形成するものであり、いずれの
方法も、側面電極の厚さや基板表裏面へのまわり込み量
がばらつき、寸法精度や信頼性に問題があった。また、
図示していないが、蒸着、あるいはスパッタリングによ
る方法では、複雑な設備が必要となるため、コスト面で
問題があった。さらに、以上の方法はいずれも所定時間
乾燥して硬化させることが必要であり、よって、いずれ
の方法にも問題のあるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の欠点を除去するためなされたものであっ
て、保持フィルム上の電極層をチップ基板の両端面に交
互にあるいは同時に熱転写して電極を形成することによ
り、乾燥工程が不要で、基板表裏面へのまわり込み量を
所望のものとして厚さを均一にし、寸法精度が良くて信
頼性が高く、かつ、製造容易なチップ部品の側面電極形
成方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、保持フィルム上の電極層をチップ基板の端面に熱転
写して、該基板の端面に電極を形成しうべくなすことに
よる。また第二に、短冊状基板をチャックにより保持
し、該基板の両端面に同時に電極を形成しうべくなすこ
とによる。また第三に、複数のチップ基板を一端が外部
に突成しうべく治具に整列、保持させて、該各基板の一
端面に電極を形成後、該各基板を反転し、他の端面に電
極を形成しうべくなすことによる。さらに第四に、複数
のチップ基板を両端が外部に突成しうべく治具に整列、
保持させて、該各基板の両端面に同時に電極を形成しう
べくなすことにより、上記目的を達成しようとするもの
である。
【0005】
【作用】本発明においては、保持フィルム上の電極層を
チップ基板の端面に熱転写して、該基板の端面に電極を
形成することにより、乾燥工程が不要で、基板表裏面へ
のまわり込み量を所望のものとして厚さを均一にし、寸
法精度が良くて信頼性が高く、かつ、製造容易な側面電
極を形成することが可能となる。さらに、短冊状基板を
チャックによりチャッキングすることによって保持し、
該基板の両端面に同時に熱転写して電極を形成したり、
複数のチップ基板を治具に整列、保持させて、該各基板
の両端面に交互にあるいは同時に電極を形成することに
より、作業効率の向上と品質の均一化をはかり、大量生
産に適したものとすることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下引き続き、本発明のチップ部品の側面電
極形成方法の要旨をさらに明確にするため、図面を利用
して、一実施例を説明する。図1ないし図4を利用して
第一実施例を説明する。1aは短冊状基板、2aは該基
板1aを整列、保持させる任意数の案内溝21aを備え
た治具、3aはポリエステル製の保持フィルム、4aは
該保持フィルム上の全面に形成された電極層、5aは該
電極層4aを熱転写するヒ−タヘッド、6aは前記基板
1aの端面に形成された側面電極である。
【0007】次に、前記各基板1aの端面に側面電極6
aを形成するには、まず、該各基板1aを治具2aの案
内溝21aに挿入して整列、保持させ、ついで、保持フ
ィルム3aの裏面の電極層4aを前記各基板1aの上端
面に当設し、該保持フィルム3aの表面に熱転写するヒ
−タヘッド5aを押圧して、該保持フィルム3aを基板
1aの上端面から離すと、該基板1a上の一端面に側面
電極6aが所望のまわり込み量を有して転写形成され
る。ついで、各基板1aを反転して再び治具2aの案内
溝21aに挿入して整列、保持させ、前記と同様の操作
を繰り返すことにより、該基板1aの両端面に側面電極
6aを形成することが可能となる。
【0008】次に、図5ないし図8を利用して第二実施
例を説明する。本実施例の構成については、2bが基板
1bを保持するチャックであり、一対の保持フィルム3
b、電極層4b、および熱転写するヒ−タヘッド5bが
該基板1bの両端面に配置されているほかは第一実施例
と同様であり、本実施例の作用については、側面電極6
bの形成を該基板1bの両端面同時に実施するほかは、
第一実施例と同様であるので省略する。
【0009】次に、図9ないし図12を利用して第三実
施例を説明する。本実施例の構成については、1cがチ
ップの基板であり、2cが基板1cの一端を外部に突成
して整列、保持しうる案内溝21cを備えた治具である
ほかは第一実施例と同様であり、本実施例の作用につい
ては、基板1cを一端が外部に突成しうべく治具2cに
整列、保持させるほかは第一実施例と同様であるので省
略する。
【0010】さらに、図13ないし図16を使用して第
四実施例を説明する。本実施例の構成については、2d
が基板1dの両端を外部に突成して整列、保持しうる案
内溝21dを備えた治具であるほかは第三実施例と同様
であり、本実施例の作用については、側面電極6dの形
成を基板1dの両端面に同時に実施するほかは第三実施
例と同様であるので省略する。
【0011】なお、本実施例では、保持フィルムの材質
をポリマ−系としたが、メタルグレイズ系など耐熱性を
備えた任意のものでよく、また、保持フィルムの電極層
は全面に配設使用したが、熱転写する部分のみ独立させ
て配設使用してもよいなど、本発明に係わるチップ部品
の側面電極形成方法における各構成要素の形状、大き
さ、材質、作動方法等は、前記した目的、作用および後
記する発明の効果が達成される範囲内においてそれぞれ
任意に定められてよく、これらの変更はいずれも本発明
の要旨を何ら変更するものでないことは申すまでもな
い。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
保持フィルム上に形成された電極層をチップ基板の端面
に熱転写して、該基板の側面に電極を形成することによ
り、乾燥工程が不要で、基板表裏面へのまわり込み量を
所望のものとして厚さを均一にし、寸法精度が良くて信
頼性が高く、かつ、製造容易な側面電極を形成すること
が可能となる。さらに、短冊状基板をチャック等により
保持し、該基板の両端面に同時に電極を形成したり、複
数のチップ基板を治具に整列、保持させて、該各基板の
両端面に交互にあるいは同時に電極を形成することによ
り、作業効率の向上と品質の均一化をはかり得て、大量
生産に好適である。以上説明したように、本発明は、従
来にない独特の効果を奏し、まことに実用的で優れた発
明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図2】本発明第一実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図3】本発明第一実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図4】本発明第一実施例の基板配置の斜視図である。
【図5】本発明第二実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図6】本発明第二実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図7】本発明第二実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図8】本発明第二実施例の基板配置の斜視図である。
【図9】本発明第三実施例の側面電極形成の説明図であ
る。
【図10】本発明第三実施例の側面電極形成の説明図で
ある。
【図11】本発明第三実施例の側面電極形成の説明図で
ある。
【図12】本発明第三実施例の基板配置の斜視図であ
る。
【図13】本発明第四実施例の側面電極形成の説明図で
ある。
【図14】本発明第四実施例の側面電極形成の説明図で
ある。
【図15】本発明第四実施例の側面電極形成の説明図で
ある。
【図16】本発明第四実施例の基板配置の斜視図であ
る。
【図17】従来の印刷手法による側面電極形成の説明図
である。
【図18】従来のディップ手法による側面電極形成の説
明図である。
【図19】従来のディップ手法による側面電極形成の説
明図である。
【図20】従来のディップ手法による側面電極形成の説
明図である。
【符号の説明】
1a、1b 短冊状基板 1c、1d 基板 2a、2c、2d 治具 2b チャック 21a、21c、21d、211 案内溝 3a、3b、3c、3d 保持フィルム 4a、4b、4c、4d 電極層 5a、5b、5c、5d ヒ−タヘッド 6a、6b、6b、6d 側面電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持フィルム上の電極層をチップ基板の
    端面に熱転写して、該基板の端面に電極を形成しうべく
    なしたることを特徴とするチップ部品の側面電極形成方
    法。
  2. 【請求項2】 短冊状基板をチャックにより保持し、該
    基板の両端面に同時に電極を形成しうべくなした請求項
    1記載のチップ部品の側面電極形成方法。
  3. 【請求項3】 複数のチップ基板を一端が外部に突成し
    うべく治具に整列、保持させて、該各基板の一端面に電
    極を形成後、該各基板を反転し、他の端面に電極を形成
    しうべくなした請求項1記載のチップ部品の側面電極形
    成方法。
  4. 【請求項4】 複数のチップ基板を両端が外部に突成し
    うべく治具に整列、保持させて、該各基板の両端面に同
    時に電極を形成しうべくなした請求項1記載のチップ部
    品の側面電極形成方法。
JP50A 1993-01-18 1993-01-18 チップ部品の側面電極形成方法 Pending JPH06215916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06215916A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 チップ部品の側面電極形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06215916A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 チップ部品の側面電極形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06215916A true JPH06215916A (ja) 1994-08-05

Family

ID=12118272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06215916A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 チップ部品の側面電極形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06215916A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156807A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 関西日本電気株式会社 チツプ部品の電極形成方法
JPS6341010A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 株式会社村田製作所 電子部品の製造方法
JPH01143209A (ja) * 1987-11-28 1989-06-05 Murata Mfg Co Ltd 電子部品チップ保持治具および電子部品チップのメタライズ面への金属コーティング方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156807A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 関西日本電気株式会社 チツプ部品の電極形成方法
JPS6341010A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 株式会社村田製作所 電子部品の製造方法
JPH01143209A (ja) * 1987-11-28 1989-06-05 Murata Mfg Co Ltd 電子部品チップ保持治具および電子部品チップのメタライズ面への金属コーティング方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06215916A (ja) チップ部品の側面電極形成方法
US5416502A (en) High-density circuit and method of its manufacture
US4897676A (en) High-density circuit and method of its manufacture
JPH0620035B2 (ja) 複数端子電極付き部品の製造方法
KR100292444B1 (ko) 칩전자부품및서지업소버의제조방법
JP3503501B2 (ja) 電子部品の製造方法
JPH06163338A (ja) 電子部品の製造方法および装置
JPS5947704A (ja) 角形チツプ抵抗器とその製造方法
JPH09246125A (ja) チップ型電子部品の製造方法
JPH07176455A (ja) 電子部品の製造方法および電子部品連
JPH054543U (ja) 多面付けプリント配線板
JP3065743B2 (ja) 電子部品用セラミック製絶縁基板の製造方法
JP2921623B2 (ja) チップ状回路部品の保護膜形成方法
JP2002208502A (ja) チップ抵抗器及びその製造方法
JP2837853B2 (ja) サーマルヘッド
JP2000068114A (ja) 板状部材保管方法
JP2003258409A (ja) 被パターン形成物およびそのパターン形成方法
JPH0621232Y2 (ja) 電子部品の素地配列用治具
KR960002377A (ko) 칲 저항기의 외부 전극 제조 방법
JPS5939001A (ja) チツプ抵抗器
JPS61192565A (ja) サ−マルプリントヘツドの製造方法
JPH08213223A (ja) チップ抵抗器用の棒状基板における側面電極膜の塗布方法
JPS6341003A (ja) チツプ形電子部品の製造方法
JPH01259990A (ja) クリーム半田の印刷版
JPS5953874B2 (ja) 厚膜型サ−マルヘッドの発熱抵抗体形成法