JPH06215615A - 紫外線ランプの冷却方法 - Google Patents

紫外線ランプの冷却方法

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JPH06215615A
JPH06215615A JP5023210A JP2321093A JPH06215615A JP H06215615 A JPH06215615 A JP H06215615A JP 5023210 A JP5023210 A JP 5023210A JP 2321093 A JP2321093 A JP 2321093A JP H06215615 A JPH06215615 A JP H06215615A
Authority
JP
Japan
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cooling means
lamp
cooling
air
blowing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5023210A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyoshi Iwai
道義 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP5023210A priority Critical patent/JPH06215615A/ja
Publication of JPH06215615A publication Critical patent/JPH06215615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂、塗料、インク、接着剤等の硬化に使う紫
外線ランプを高出力化させても、良好に効率よく冷却す
ることができる方法を提供する。 【構成】紫外線ランプ1を取り囲む樋状反射ミラ2の頂
部近傍から、ランプ1に冷却風を吹き付ける送風冷却手
段4と、この送風冷却手段4に隣接した位置からランプ
近傍の空気を排風することができる排風冷却手段5とよ
りなって、これらは選択的に使用することによって達成
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紫外線ランプの冷却
方法に関する。特に、樹脂、塗料、インク、接着剤等の
硬化に関する紫外線ランプの冷却方法に関する。
【0002】
【従来技術】樹脂、塗料、インク、接着剤等の硬化に
は、メタルハライドランプや高圧水銀ランプからの紫外
線が利用される。最近は、この紫外線照射による硬化処
理の生産性を上げるために硬化時間、すなわち紫外線の
照射時間を短縮することが要求されている。この要求に
対して、ランプの高出力化をはかることが検討され、そ
れに伴って冷却方法もいろいろと工夫されている。
【0003】以下、従来の紫外線ランプの冷却方法を説
明する。発光長1cmあたりの入力160W以上の紫外線
ランプを冷却する場合、ランプを取り囲む樋状反射ミラ
ーの3カ所に冷却用空気吹出口を設ける。この3カ所は
ランプ円周表面に対してほぼ3等分になる方向で吹き付
けることができるように設けられている。そして、これ
らの3つの吹出口を選択的に使用して、ランプに冷却風
を吹き付けていた。この技術を開示したものに、特開昭
62─294439号や特開昭62─294438号が
ある。
【0004】ランプは、数段階の出力を切り換えて点灯
させることが多い。例えば、照射処理をする時は高出力
点灯モードとして、照射処理をしない時、すなわち、被
照射物を搬送させる間は低出力点灯モードとして使う。
この場合、ランプの高出力化に伴い、各点灯モード間の
出力差が大きくなる。このため、従来のように冷却風吹
出口を複数設けて、これら吹出口を選択的に使うだけだ
と、いずれかの点灯モードでは良好に冷却をすることが
できたとしても、全ての点灯のモードについて良好に冷
却することは難しくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、ランプが高出力化しても良好に冷却する
ことができる紫外線ランプの冷却方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するためにこ
の発明は、紫外線ランプを取り囲む樋状反射ミラーの頂
部近傍から、当該ランプに向けて冷却風を吹き付ける送
風冷却手段と、この送風冷却手段に隣接した位置からラ
ンプ近傍の空気を排風することができて、送風冷却手段
と、同時に或いは単独で働くことができる排風冷却手段
とよりなり、これらの冷却手段を、選択的に使用するこ
とを特徴とする。さらに、この紫外線ランプ冷却方法
に、送風冷却手段と同時に或いは単独で働くことができ
て、当該送風冷却手段と合わせてランプ円周表面に対し
てほぼ3等分になる方向から、当該ランプに冷却風を吹
き付ける2つの補助送風冷却手段を設けて、これらを選
択的に使うことを特徴とする。さらに、高出力点灯モー
ドと低出力点灯モードの2つの点灯モードを有する紫外
線ランプの冷却方法においては、上記構成に加えて、高
出力点灯モードにおいては、送風冷却手段と、補助送風
冷却手段と、排風冷却手段を全て働かせて、低出力点灯
モードにおいては、排風冷却手段のみを働かせることを
特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の紫外線ランプの冷却方法によれば、
ランプに向けて冷却風を吹き付ける送風冷却手段及び冷
却風の吹き付けられる面を除くランプ外表面に沿って風
の流れを形成するための排風手段を具えて、これら冷却
手段の選択的使用により、ランプ出力の変化に対応した
冷却をすることができる。また、補助冷却手段を設ける
ことにより、より一層、ランプ出力の変化に対応した冷
却をすることができる。特に、照射処理を行っている高
出力点灯モードでは、3つの冷却手段を全て利用して、
照射処理を行わない低出力点灯モードでは、排風手段の
みを利用することによって、効率良い冷却をすることが
できる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の説明用の図である。紫外
線ランプ1は、メタルハライドランプもしくは高圧水銀
ランプである。この紫外線ランプ(以下、ランプとも言
う)は、樹脂、塗料、インク、接着剤等を硬化するため
に、250〜400nmの光を効率良く放射する。ラン
プ1は、例えば、660V7000Wで発光長25cm、
管径26mmΦのものが使われる。ランプ1からの放射光
は、コールドミラーなどからなる反射ミラー2によって
被照射物3を照射する。
【0009】反射ミラー2の頂部には、ランプ1に対し
て冷却風を吹き付ける送風冷却手段4を有する。この送
風冷却手段4は、図2に示すように、スリット状の開口
がランプ1の長手方向に設けられている。スリット状開
口は、ダクト41を介して、ブロア42につながる。ス
リットの幅は、例えば、3mmであり、スリットからラン
プ1までの距離は、例えば、5mmである。これによっ
て、約3mm3 /分の送風ができる。
【0010】送風冷却手段4の両側には排風冷却手段5
を有する。この排風冷却手段5もスリット状開口が、ラ
ンプ1の長手方向に設けられ、開口にはダクト51を介
してブロア52がつながる。スリットの幅は、例えば、
12mmである。これによって、約5m3 の排風ができ
る。
【0011】次に、これら冷却手段によるランプ1の冷
却方法を説明する。送風冷却手段4によって、ランプ1
の円周表面において一番高温となる部分を、集中的に冷
却することができる。この冷却は、ランプの高出力化に
伴い効果がでてくる。一番高温となる部分とは、発光管
内の対流により、上面(重力の働く方向と反対の面)の
温度が最も高くなる。排風冷却手段5によって、ランプ
1の外表面で、冷却風が吹き付けられる面以外の部分
を、沿って流れるような風が形成される。これによって
外表面近傍の高温の空気を排除できるとともに、円周表
面に対して均一の冷却するとができる。このようにし
て、送風冷却手段4は、特に、高温となった部分を集中
的に冷却する効果があり、排風冷却手段5は、ランプ1
の円周表面を均一に冷却することに効果がある。そし
て、これらの機能を組み合わせることによって、高出力
化したランプも良好に冷却することができる。
【0012】また、これらの冷却手段は、常に、同時に
働かせる必要はなく、事情に応じて選択的に使うことも
できる。送風冷却手段4、排風冷却手段5は、上記冷却
効果を有するものであれば、特に実施例に限定されるも
のではない。例えば、ブロアの位置やダクトの形状等は
いろいろな応用が適用できる。実施例では、排風冷却手
段5のスリット状開口は、送風冷却手段4のスリット状
開口に隣接して設けられている。しかし、上記冷却効果
を有するのであれば、若干の間隔をもって形成されても
よい。
【0013】次に、この発明を応用した紫外線ランプの
冷却方法を説明する。図1、図2と同一番号は、同一部
分を示す。反射ミラー2には、ランプ1に対して冷却風
を吹き付ける2つの補助送風冷却手段6を有する。この
補助送風冷却手段6は、送風冷却手段4と合わせて、ラ
ンプ1の円周表面をほぼ3等分する方向から送風できる
位置にあって、反射ミラー2の長手方向にスリット状開
口を有する。この送風は、送風冷却手段4のブロア41
を使うことができるが、別に専用のブロアを設けてもよ
い。この補助送風冷却手段6は、ランプの高出力化に伴
い、前述の冷却手段だけでは十分に冷却しきれないとき
に有効である。そして、送風冷却手段4、排風冷却手段
5、補助送風冷却手段6を、必要に応じて、選択的に使
うことができる。
【0014】次に、図3に示した、送風冷却手段4、排
風冷却手段5、補助送風冷却手段6を選択的に使ってラ
ンプを冷却するときの具体的方法を説明する。図4
(a)は、ランプ1を高出力点灯モードで点灯させてい
る状態を示す。図4(b)は、ランプ1を低出力点灯モ
ードで点灯させている状態を示す。一例を上げれば、高
出力点灯モードは発光長1cmあたりのランプ入力が28
0Wであり、低出力点灯モードでは発光長1cmあたりの
ランプ入力が60Wである。図4(a)は、シャッター
7を開いて、ランプ1からの放射光を被照射物に照射し
ている状態を示す。このとき、ランプ1は高温であるた
め、送風冷却手段4、排風冷却手段5、補助送風冷却手
段6を全て使って冷却させる。そして、温度上昇によ
る、発光管の破損や失透を防止することができる。図4
(b)では、シャッター7を閉めることによって、ラン
プ1からの放射光を被照射物に照射しない状態を示す。
この状態では、例えば、被照射物は停止している。この
状態で、ランプ1を高出力点灯させることは効率が悪
く、またシャッターの熱変形が発生するため、通常はす
ぐに高出力点灯に移行できる程度の出力まで落として点
灯を維持させる。そして、排風冷却手段5のみを使っ
て、発光管を過冷却することなく、かつ外表面を均一に
冷却することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明の紫外線ランプの冷却方法によ
れば、ランプに向けて冷却風を吹き付ける送風冷却手段
及び補助送風冷却手段と、ランプ近傍の高温になった空
気の排風手段を具えて、これら冷却手段の選択的使用に
より、ランプ出力の変化に対応した冷却をすることがで
きる。特に、照射処理を行っている高出力点灯モードで
は、3つの冷却手段を全て利用して、照射処理を行わな
い低出力点灯モードでは、排風手段のみを利用すること
によって、効率良い冷却をすることがけできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紫外線ランプ冷却方法の説明用の図
を示す。
【図2】この発明の紫外線ランプ冷却方法の説明用の図
を示す。
【図3】この発明の紫外線ランプ冷却方法を応用した例
を示す。
【図4】この発明の紫外線ランプの冷却方法を使用例を
示す。
【符号の説明】
1 紫外線ランプ 2 反射ミラー 3 被照射物 4 送風冷却手段 5 排風冷却手段 6 補助送風冷却手段 7 シャッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線ランプを取り囲む樋状反射ミラーの
    頂部近傍から、当該ランプに向けて冷却風を吹き付ける
    送風冷却手段と、 この送風冷却手段に隣接した位置からランプ近傍の空気
    を排風することができて、送風冷却手段と、同時に或い
    は単独で働くことができる排風冷却手段とよりなり、 これらの冷却手段を、選択的に使用することを特徴とす
    る紫外線ランプの冷却方法。
  2. 【請求項2】紫外線ランプを取り囲む樋状反射ミラーの
    頂部近傍から、当該ランプに向けて冷却風を吹き付ける
    送風冷却手段と、 この送風冷却手段と同時に或いは単独で働くことができ
    て、当該送風冷却手段と合わせてランプ円周表面に対し
    てほぼ3等分になる方向から、当該ランプに冷却風を吹
    き付ける2つの補助送風冷却手段と、 送風冷却手段に隣接した位置からランプ近傍の空気を排
    風することができて、送風冷却手段及び補助送風冷却手
    段と、同時に或いは単独で働くことができる排風冷却手
    段とよりなり、 これらの冷却手段を、選択的に使用することを特徴とす
    る紫外線ランプの冷却方法。
  3. 【請求項3】高出力点灯モードと低出力点灯モードの2
    つの点灯モードを有する紫外線ランプの冷却方法におい
    て、 紫外線ランプを取り囲む樋状反射ミラーの頂部近傍か
    ら、当該ランプに向けて冷却風を吹き付ける送風冷却手
    段と、 この送風冷却手段と同時に或いは単独で働くことができ
    て、当該送風冷却手段と合わせてランプ円周表面に対し
    てほぼ3等分になる方向から、当該ランプに冷却風を吹
    き付ける2つの補助冷却冷却手段と、 送風冷却手段に隣接した位置からランプ近傍の空気を排
    風することができて、送風冷却手段及び補助送風冷却手
    段と同時に或いは単独で働くことができる排風冷却手段
    とよりなり、 高出力点灯モードにおいては、3つの冷却手段を全て働
    かせて、 低出力点灯モードにおいては、排風冷却手段のみを働か
    せることを特徴とする紫外線ランプの冷却方法。
JP5023210A 1993-01-19 1993-01-19 紫外線ランプの冷却方法 Pending JPH06215615A (ja)

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JP5023210A JPH06215615A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 紫外線ランプの冷却方法

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JP (1) JPH06215615A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5565903A (en) * 1994-10-18 1996-10-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Lamp temperature control device suitable for color direct thermal printer
US5585832A (en) * 1993-01-07 1996-12-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Control device for temperature of ultraviolet lamp for color direct thermal printer
KR100724558B1 (ko) * 2001-06-19 2007-06-04 삼성전자주식회사 반도체 제조용 자외선 베이크 장치
JP2014044883A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Gs Yuasa Corp 紫外線照射装置

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JP2014044883A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Gs Yuasa Corp 紫外線照射装置

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