JPH06215156A - マルチトリガ測定装置 - Google Patents

マルチトリガ測定装置

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JPH06215156A
JPH06215156A JP5005748A JP574893A JPH06215156A JP H06215156 A JPH06215156 A JP H06215156A JP 5005748 A JP5005748 A JP 5005748A JP 574893 A JP574893 A JP 574893A JP H06215156 A JPH06215156 A JP H06215156A
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JP
Japan
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buffer memory
data
external
signal
trigger
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JP5005748A
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Kazuyoshi Eura
和義 江浦
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の外部イベントトリガ信号が発生した場
合でも、一定時間内で高速変化するそれぞれの外部信号
のデータを損失することなく測定することのできるマル
チトリガ測定装置を提供する。 【構成】 プロセス入力装置31は、外部イベントトリ
ガ信号A、Bと、外部信号Cとを入力する。バッファメ
モリA32は外部イベントトリガ信号Aとこれに伴う外
部信号Cを蓄え、バッファメモリB33は外部イベント
トリガ信号Bとこれに伴う外部信号Cを蓄える。バッフ
ァメモリA32、バッファメモリB33に蓄えられたデ
ータは、それぞれメモリA編集処理部42、メモリB編
集処理部43によって編集され、バッファメモリA編集
データベース35、バッファメモリB編集データベース
36に収容される。バッファメモリA32とバッファメ
モリB33へのデータの収容処理、メモリA編集処理部
42とメモリB編集処理部43の起動処理は、マルチト
リガスキャン処理部41によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラントにおける
計測および解析診断等に利用されるマルチトリガ測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、1つの外部イベントトリガ信
号の変化により、一定時間内に高速変化する現象の計測
信号(外部信号)を入力し、編集、記憶する測定装置、
いわゆるトリガ測定装置が知られている。
【0003】一般に、このようなトリガ測定装置は、外
部信号が一定時間内に高速変化するため、測定装置内に
この外部信号を入力したままのデータ形式にて蓄えるバ
ッファメモリを備えている。そして、このバッファメモ
リのデータから、所定のフォーマットにデータを編集
し、その編集結果を表示することにより、オペレータに
測定データを提供する。
【0004】以下、図面を参照してこのような従来のト
リガ測定装置の構成を説明する。なお、以下の説明で
は、便宜上、外部イベントトリガ信号の数は1個、外部
イベントトリガ信号発生から10秒間で動作する100
ポイントを外部信号とし、またプロセス入力装置の入力
周期は1ミリ秒とする。
【0005】図3に示すように、トリガ測定装置1は、
プロセス入力装置11、バッファメモリ12、測定時間
監視用タイマ13、バッファメモリ編集データベース1
4、CRTおよびキーボード等からなる入出力装置1
5、プリンタ16、トリガスキャン処理部17、メモリ
編集処理部18、スキャンデータ出力処理部19等を備
えている。
【0006】上記プロセス入力装置11は、外部イベン
トトリガ信号Aを入力すると同時に、この外部イベント
トリガ信号Aの変化にて高速で変化する複数の外部信号
Cを入力する装置である。このプロセス入力装置11を
介して入力された外部イベントトリガ信号Aと外部信号
Cは、バッファメモリ12に入力される。
【0007】このバッファメモリ12は、図4に示すよ
うに構成されており、図中最上部に示すように、その先
頭にスキャンデータ更新指示のエリアがある。このエリ
アには、プロセス入力装置11にて入力した全点のスキ
ャンデータをバッファメモリ12に蓄えるか否かの指標
が格納される。すなわち、入力した外部信号を蓄える場
合は、スキャンデータ更新指示のエリアに、スキャンデ
ータ更新指示「要」の指標(例えば0)をセットし、蓄
えない場合は、スキャンデータ更新指示「否」の指標
(例えば1)をセットする。
【0008】このエリアの次には、スキャンステータス
を格納するエリア、その次に外部信号を格納するための
入力エリアが設けられている。入力エリアは、プロセス
入力装置11の全点の入力データを入力周期毎(ここで
は1ミリ秒毎)に時系列に後続へ蓄えていく方式となっ
ている。この入力エリアのサイズは、一定の時間内で変
化する複数の外部信号Cのデータ個数以上のサイズを有
するが、万一この入力エリアがオーバーフローした場合
は、入力エリアの先頭から再びプロセス入力装置11の
スキャンデータを蓄えていく循環バッファ方式となって
いる。
【0009】また、スキャンステータスには、プロセス
入力装置11を含めた入力機能の健全性を示す指標であ
る正常コード、異常コードがセットされる。
【0010】トリガスキャン処理部17は、上記バッフ
ァメモリ12を制御する。このトリガスキャン処理部1
7の機能は、大別して3つあり、外部イベントトリガ信
号Aの検出と、この検出によりバッファメモリ12にプ
ロセス入力装置11のスキャンデータを蓄えるためのバ
ッファメモリを割り当てる機能と、外部イベントトリガ
信号発生から測定が完了するまでの測定時間を監視する
機能である。
【0011】測定時間監視用タイマ13は、測定時間を
カウントするものであり、トリガスキャン処理部17か
ら測定時間の初期値(ここでは10秒)がセットされ、
測定時間監視用タイマ13自身で入力周期(ここでは1
ミリ秒)で減算し続け、0秒となるとトリガスキャン処
理部17に通知する。
【0012】メモリ編集処理部18は、プロセス入力装
置11を介して入力された外部信号Cのデータを蓄えて
いるバッファメモリ12のデータから、所定のフォーマ
ットにデータを編集し、その編集結果をバッファメモリ
編集データベース14に保存する。これらの処理により
求められた編集データは、オペレータが、外部イベント
トリガ信号の種別と外部信号Cのポイントを、入出力装
置15から入力することにより、スキャンデータ出力処
理部19にて、メモリ編集データベース14から検索を
行い、プリンタ16に出力する。
【0013】次に、上述したトリガスキャン処理部17
の処理について、さらに詳細に説明する。
【0014】図5のフローチャートに示すように、トリ
ガスキャン処理部17は、2つの事象を待ち構える処理
形態となっている。この事象とは、外部イベントトリガ
信号Aの発生と、測定時間監視用タイマ13のタイマー
切れである。
【0015】なお、初期状態として、プロセス入力装置
11からのスキャンデータは、バッファメモリ12に更
新されていない状態にある。
【0016】ここで、例えば、外部イベントトリガ信号
Aが発生すると(100)、外部イベントトリガ発生か
ら一定時間(ここでは10秒)内に変化する外部信号C
をバッファメモリ12に蓄えるために、バッファメモリ
12内のデータ更新指示エリアに「1」をセットすると
ともに(101)、測定時間(ここでは10秒)のカウ
ント値を測定時間監視用タイマ13にセットする(10
2)。
【0017】これにより、測定時間監視用タイマ13自
身で、このカウント値を入力周期(1ミリ秒)で減算し
始める。また、バッファメモリ12内には、高速で変化
する外部信号Cのスキャンデータがバッファリングされ
始める。
【0018】このバッファリングが継続されている間
に、測定時間監視用タイマ13の内容が0となると、第
2の事象である測定時間監視用タイマ13のタイマ切れ
が発生する。この事象は測定完了を意味しているため、
トリガスキャン処理部17に通知される。
【0019】この通知を受けたトリガスキャン処理部1
7は(103)、測定したデータを編集するため、バッ
ファメモリ12のデータ更新指示エリアに「0」をセッ
トしてプロセス入力装置11からの入力データのスキャ
ン停止を行う(104)。
【0020】その後、バッファメモリ12に蓄えられた
測定データを予め定められた編集フォーマットに編集す
るため、メモリー編集処理部18に編集要求を行う(1
05)。
【0021】そして、この編集要求の後は、前述したよ
うにオペレータが、所定事項を入出力装置15から入力
することにより、スキャンデータ出力処理部19にて、
蓄えられたデータがメモリ編集データベース14からプ
リンタ16に出力される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のトリガ測定装置では、例えば、原子力発電所に
おける制御棒挿入時間の時間計測において、SRI(選
択制御棒挿入)と全制御棒挿入が連続して発生したよう
な場合、先に入力されているSRI時間測定データが消
滅してしまうという問題があった。
【0023】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、複数の外部イベントトリガ信号が発生し
た場合でも、一定時間内で高速変化するそれぞれの外部
信号のデータを損失することなく測定することのできる
マルチトリガ測定装置を提供しようとするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のマル
チトリガ測定装置は、複数の独立した外部イベントトリ
ガ信号の変化により、一定時間内に高速変化する外部信
号を、前記外部イベントトリガ信号別に測定するマルチ
トリガ測定装置であって、前記複数の外部イベントトリ
ガ信号と、前記外部信号を入力する入力手段と、前記入
力手段を介して入力された前記外部信号を、前記外部イ
ベントトリガ信号に対応して蓄えるバッファメモリと、
前記バッファメモリに、前記外部イベントトリガ信号に
応じて前記入力手段を介して入力された前記外部信号を
割り当てるトリガスキャン処理手段と、前記バッファメ
モリに蓄えられた前記外部信号のデータを、編集する編
集手段と、前記編集手段によって編集されたデータを保
存する編集データ保存手段と、前記編集データ保存手段
内の所望のデータを出力する出力手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0025】
【作用】上記構成の本発明のマルチトリガ測定装置で
は、複数の外部イベントトリガ信号毎に、それぞれ外部
信号を蓄えるためのバッファメモリが設けられており、
トリガスキャン処理手段によって外部信号がこれらのバ
ッファメモリに割り当てられ、蓄えられる。
【0026】したがって、複数の外部イベントトリガ信
号が発生した場合でも、一定時間内で高速変化するそれ
ぞれの外部信号のデータを損失することなく測定するこ
とができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明のマルチトリガ測定装置の詳細
を、一実施例について図面を参照して説明する。
【0028】本実施例では、原子力発電所における制御
棒挿入時間の時間計測に適用した場合について説明す
る。原子力発電所では、原子炉に何らかの異常が発生し
た場合に、炉出力を急速に低下させるために制御棒の挿
入操作を行うが、この制御棒の挿入操作には2種類あ
る。1つは、任意の制御棒を挿入する選択制御棒挿入
(SRI)であり、もう1つは、原子炉内の全ての制御
棒を挿入する全制御棒挿入である。このいずれの場合も
制御棒挿入時間は、約10秒である。
【0029】ここで、選択制御棒挿入操作で炉出力が、
ある一定レベルまで低下しなければ、続いて全制御棒挿
入が行われる可能性があるが、これらの2つの事象によ
る制御棒挿入時間を計測する時に、以下に示すようなマ
ルチトリガ測定が行われる。
【0030】図1は、本発明の一実施例のマルチトリガ
測定装置の構成を示すもので、この実施例のマルチトリ
ガ測定装置30は、プロセス入力装置31、バッファメ
モリA32、バッファメモリB33、測定時間監視用タ
イマ34、バッファメモリA編集データベース35、バ
ッファメモリB編集データベース36、入出力装置3
7、プリンタ38、監視周期管理用タイマ39、警報窓
40、マルチトリガスキャン処理部41、メモリA編集
処理部42、メモリB編集処理部43、スキャンデータ
出力処理部44、監視処理部45を備えている。
【0031】上記プロセス入力装置31は、外部イベン
トトリガ信号A(全制御棒挿入)と、外部イベントトリ
ガ信号B(選択制御棒挿入)と、外部信号C(制御棒駆
動信号)とを入力するよう構成されている。また、バッ
ファメモリA32は、プロセス入力装置31によって入
力された外部イベントトリガ信号Aとこれに伴う外部信
号Cを蓄え、バッファメモリB33は、プロセス入力装
置31によって入力された外部イベントトリガ信号Bと
これに伴う外部信号Cを蓄えるように構成されている。
これらのバッファメモリA32およびバッファメモリB
33は、トリガ毎の循環バッファ方式とされている。こ
のように、バッファメモリA32およびバッファメモリ
B33をトリガ毎の循環バッファ方式とすることによ
り、測定データの編集処理に影響を与えることなく、後
述するように測定機能の健全性をチェックしながら次の
イベントを待ち構えることができる。
【0032】また、バッファメモリA32およびバッフ
ァメモリB33に蓄えられたデータは、それぞれメモリ
A編集処理部42、メモリB編集処理部43によって編
集され、バッファメモリA編集データベース35、バッ
ファメモリB編集データベース36に収容されるよう構
成されており、バッファメモリA編集データベース35
およびバッファメモリB編集データベース36に収容さ
れたデータは、入出力装置37からのオペレータ入力に
よって起動されたスキャンデータ出力処理部44によ
り、入出力装置37あるいはプリンタ38に出力される
よう構成されている。
【0033】なお、上記バッファメモリA32とバッフ
ァメモリB33へのデータの収容処理およびメモリA編
集処理部42とメモリB編集処理部43の起動処理等
は、後述するようにしてマルチトリガスキャン処理部4
1によって行われる。
【0034】また、警報処理部45は、バッファメモリ
A32あるいはバッファメモリB33内にあるプロセス
入力装置31を含めた入力機能の健全性を示すステータ
スをチェックすることにより、測定機能の健全性を常時
監視するよう構成されており、この警報処理部45から
の測定不可の出力は、警報窓40によってオペレータに
通知されるよう構成されている。さらに、監視周期管理
用タイマ39は、警報処理部45による測定機能の健全
性の監視周期を管理するためのものであり、この監視周
期管理用タイマ39には、警報処理部45から、測定機
能の健全性チェックの周期時間(ここでは10ミリ秒)
がセットされ、自身で1ミリ秒周期で減算し続け、0秒
となった時点で警報処理部39に対して測定機能の健全
性チェックの周期が到来したことを通知するよう構成さ
れている。
【0035】次に、図2を参照してマルチトリガスキャ
ン部41の処理手順について説明する。
【0036】全制御棒挿入の事象(外部イベントトリガ
信号A)が発生した場合(200)、この時に、SRI
の発生による制御棒駆動信号Cのデータをバッファメモ
リB33にて測定中である可能性があるため、まず、マ
ルチトリガスキャン処理部41にて、SRIの測定フラ
グの状態を見て、測定中か否かのチェックを行う(20
1)。
【0037】この時、測定中であれば、外部イベントト
リガ信号B(SRI)の発生による制御棒駆動信号Cの
測定は完了となるので、マルチトリガスキャン処理部4
1は、バッファメモリB33に対して、データスキャン
を停止する処理を行い、バッファメモリB33に蓄えら
れたスキャンデータをバッファメモリB編集データベー
ス36に保存するため、メモリB編集処理部43に対し
て編集処理の要求を行う(202)。
【0038】なお、この編集処理の要求をうけてメモリ
B編集処理部43では、前述したような編集処理を行っ
た後、外部イベントトリガ信号B(SRI)の発生によ
る測定が完了した事を示すSRIの測定フラグをリセッ
トする。また、SRIの測定フラグが測定中でなけれ
ば、バッファメモリB33にはスキャンデータがないた
め、マルチトリガスキャン処理部41は、メモリB編集
処理部43に対する編集処理の要求を行わない。
【0039】次に、マルチトリガスキャン処理部41
は、バッファメモリA32に対して更新要の指標(例え
ば1)をセットすることにより、外部イベントトリガ信
号A(全制御棒挿入)の発生に基づいて、制御棒駆動信
号Cを測定するための処理を行い(203)、全制御棒
挿入の測定フラグをセットして(204)、測定時間監
視用タイマ34にデータスキャン時間(ここでは10秒
間)をセットする(205)。
【0040】以上の処理により、全制御棒挿入のイベン
トにより動作する制御棒駆動信号Cのデータが、バッフ
ァメモリA32に逐次時系列に蓄えられていく。
【0041】また、選択御棒挿入の事象(外部イベント
トリガ信号B)が発生した場合も(220)、同様にし
て、測定中か否かのチェックを行い(221)、測定中
であれば、バッファメモリA32に対して、データスキ
ャンを停止する処理を行った後メモリA編集処理部42
に対して編集処理の要求を行い(222)、制御棒駆動
信号Cを測定するための処理を行い(223)、SRI
の測定フラグをセットして(224)、測定時間監視用
タイマ34にデータスキャン時間(ここでは10秒間)
をセットする(215)。
【0042】このようにして測定を開始した後、データ
スキャン時間の経過により、測定時間監視用タイマ34
のタイマー切れが起きると(210)、マルチトリガス
キャン処理部41では、まず、どの外部イベントトリガ
信号に基づく制御棒駆動信号Cのデータスキャンの測定
完了であるかの判定を、測定フラグによって行う(21
1)。
【0043】そして、外部イベントトリガ信号A(全制
御棒挿入)に基づくデータスキャンの測定完了の場合
は、バッファメモリA32内のデータ更新指示に対して
データ更新否の指標(例えば0)をセットした後、メモ
リA編集処理部42に対して編集処理の要求を行い(2
12)、この後、いつ発生するか予測不可能な次のイベ
ントトリガ信号を待ち構えること、ならびに測定機能の
健全性をチェックするために、バッファメモリB33に
プロセス入力装置31のデータを常時蓄えるように設定
する(213)。
【0044】これは、バッファメモリB33のスキャン
データ更新指示に対して、データ更新要の指標(例えば
1)をセットすることによって行われる。また、編集処
理の要求をうけたメモリA編集処理部42では、バッフ
ァメモリA32内のデータの編集処理を行った後、外部
イベントトリガ信号A(全制御棒挿入)に基づく測定を
行っていることを示す測定フラグをリセットし、測定完
了の状態とする。これにより、外部イベントトリガ信号
A(全制御棒挿入)に基づく測定は完了し、オペレータ
にそれぞれの測定データの提供が可能となる。
【0045】一方、外部イベントトリガ信号B(SR
I)に基づくデータスキャンの測定完了の場合も、同様
に、バッファメモリB33内のデータ更新指示に対して
データ更新否の指標(例えば0)をセットした後、メモ
リB編集処理部43に対して編集処理の要求を行い(2
14)、この後、バッファメモリA32にプロセス入力
装置31のデータを常時蓄えるように設定する(21
5)。
【0046】次に、監視処理部45の動作について説明
する。
【0047】プロセス入力装置31を含む入力機能の健
全性をチェックするための監視周期管理用タイマ39の
タイマ切れが発生すると、監視処理部45は、現在デー
タスキャンを行っているバッファメモリA32またはバ
ッファメモリB33のスキャンステータスをチェックす
る。この時、バッファメモリA32またはバッファメモ
リB33に異常ステータスがセットされていれば、監視
処理部45は、警報窓40に対して警報を発し、オペレ
ータに対して復旧要求を行う。そして、次の周期のスキ
ャン機能の健全性チェックのために、チェック周期(こ
こでは10ミリ秒)を再び監視周期管理用タイマ39に
セットする。
【0048】以上のように、本実施例によれば、複数の
外部イベントトリガ信号が発生した場合でも、一定時間
内で高速変化するそれぞれの外部信号のデータを損失す
ることなく測定することができ、また、万が一、測定機
能に異常が発生した場合も、測定機能の健全性を常時チ
ェックすることができるので、測定チャンスを逃すこと
無く、所定の外部信号の測定を行うことができる。
【0049】なお、以上の実施例では、外部イベントト
リガ信号が2つの場合について説明したが、外部イベン
トトリガ信号毎に、プロセス入力装置の入力点を追加す
るとともに、バッフアメモリエリアとメモリ編集処理と
バッフアメモリ編集データベースを個々に割り当てる事
によって、さらに多数の外部イベントトリガ信号に基づ
くマルチトリガ測定を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチト
リガ測定装置によれば、複数の外部イベントトリガ信号
が発生した場合でも、一定時間内で高速変化するそれぞ
れの外部信号のデータを損失することなく測定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマルチトリガ測定装置の構
成を示す図。
【図2】図1のマルチトリガ測定装置の動作を説明する
ための図。
【図3】従来の装置の構成を示す図。
【図4】バッファメモリの構成を示す図。
【図5】従来の装置の動作を説明するための図。
【符号の説明】
30 マルチトリガ測定装置 31 プロセス入力装置 32 バッファメモリA 33 バッファメモリB 34 測定時間監視用タイマ 35 バッファメモリA編集データベース 36 バッファメモリB編集データベース 37 入出力装置 39 監視周期管理用タイマ 41 マルチトリガスキャン処理部 42 メモリA編集処理部 43 メモリB編集処理部 44 スキャンデータ出力処理部 45 監視処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の独立した外部イベントトリガ信号
    の変化により、一定時間内に高速変化する外部信号を、
    前記外部イベントトリガ信号別に測定するマルチトリガ
    測定装置であって、 前記複数の外部イベントトリガ信号と、前記外部信号を
    入力する入力手段と、 前記入力手段を介して入力された前記外部信号を、前記
    外部イベントトリガ信号に対応して蓄えるバッファメモ
    リと、 前記バッファメモリに、前記外部イベントトリガ信号に
    応じて前記入力手段を介して入力された前記外部信号を
    割り当てるトリガスキャン処理手段と、 前記バッファメモリに蓄えられた前記外部信号のデータ
    を、編集する編集手段と、 前記編集手段によって編集されたデータを保存する編集
    データ保存手段と、 前記編集データ保存手段内の所望のデータを出力する出
    力手段とを具備したことを特徴とするマルチトリガ測定
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチトリガ測定装置に
    おいて、 前記バッファメモリに蓄えられたデータから、少なくと
    も前記入力手段の機能の健全性を常時監視する警報処理
    部を具備したことを特徴とするマルチトリガ測定装置。
JP5005748A 1993-01-18 1993-01-18 マルチトリガ測定装置 Withdrawn JPH06215156A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161408A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Yokogawa Electric Corp マルチトリガ処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161408A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Yokogawa Electric Corp マルチトリガ処理装置

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