JPH01291303A - プログラマブル制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マルチプロセッサシステムで構成されるプ
ログラマブル制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は例えば特開昭６１−２６２８５８号公報に示さ
れた従来のプログラマブル制御装置の演算プロセッサ部
及びメンテナンスツールを示すブロック図であり、図に
おいて、１はプログラムデバッグ装置であり、このプロ
グラムデバッグ装置１の内部において、１ａは演算プロ
セッサ部との　　　′インターフェース、１ｂはタスク
毎の実行時間、実行レベル、終了ステータス等の履歴情
報を読み出すタスク実行トレースメモリ続出部、ＩＣは
そのタスク実行トレースメモリ読出部１ｂにより読み出
された情報をタイムチャート形式にて表示するタスク実
行トレース表示部である。

２は操作部、３は処理結果を表示する表示部、４はプロ
グラムの処理を行うプロセッサ部であり、このプロセッ
サ部４の内部において、４ａはＣＰＵ、４ｂは複数のタ
スクの処理手順が記憶されたプログラムメモリ、４ｃは
プログラムデバッグ装置とのインターフェース、４ｄは
複数のタスクの実行スケジュールが格納され、ＣＰＵ４
ａに対し実行するタスクの制御を行う実行管理部、４ｅ
はタスクの実行時間の計数を行う実行時間計数部、４ｆ
は実行したタスク毎に実行時間、実行レベル、終了ステ
ータス等の情報を実行順序に従って複数点履歴情報とし
て収納する実行トレースメモリである。

次に動作について説明する。ＣＰ　Ｕ　４　ａが、実行
管理部４ｄからのタスク実行要求に従ってタスク実行を
行う場合には、実行時間計数部４ｅにより、実行される
タスクが切換るまでの時間が計数されている。

次に、ＣＰ　Ｕ　４　ａは実行するタスクが切換った場
合には、切換前に実行していたタスクナンバとともにタ
スクの実行時間、実行レベル、終了ステータス等の情報
をタスク実行トレースメモリ４ｆに格納する。

このタスク実行トレースメモリ４ｆには、複数点の実行
タスク切換時の情報が実行順序に従って格納される構成
となっており、メモリが一杯になると順次、最も古い情
報が捨てられ、最新の実行タスク切換時の情報が格納さ
れる。

一方、プログラムデバッグ装置１側の操作部２から要求
があれば、タスク実行トレースメモリ読出部１ｂは、イ
ンターフェース１ａを介してストアードプログラム式演
算制御装置４側のタスク実行トレースメモリ４ｆの内容
を読み出し、タスク実行トレース表示部ＩＣは、その情
報をタイムチャート形式の表現に変換し、表示部３に表
示する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のプログラマブル制御装置は以上のように＝３− 構成されているので、１つのプロセッサ上のタスクにつ
いてのみ実行時間が計測でき、マルチプロセッサにて並
列処理されたプログラムタスク群（タスクグループ）の
処理実行時間については測定できないという問題点があ
った。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、マルチプロセッサにて並列処理されるタスク
グループの処理実行時間を計測し、この計測結果をメン
テナンスツール上で表示できるプログラマブル制御装置
を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るプログラマブル制御装置は、各々のプロ
セッサがタスクの開始時及び終了時にアクセスするＩＯ
プロセッサ上に、実行時間を計測するための計測タイマ
ー、入出力タスクＮＯを格納するタスクＮＯ格納部、実
行時間を計測したいタスクグループの先頭タスクＮＯ及
び最終タスクＮＯを格納する。スタート／エンドタスク
ＮＯ格納部、及び計測結果を格納する計測値格納部を具
備したものである。

〔作用〕

この発明における計測タイマーはスタート／エンドタス
クＮＯ格納部より読み出した先頭タスクＮＯとタスクＮ
Ｏ格納部より読み出したタスクＮＯが一致した場合に起
動して計数を始め、スタート／エンドタスクＮＯ格納部
より読み出した最終タスクＮＯとタスクＮＯ格納部より
読み出したタスクＮＯが一致した場合に停止し、その計
測値を計測値格納部へ格納する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、ｌｌａ〜１１Ｃは各々プログラムの実行処
理を行うマイクロプロセッサ、１２はプログラマ−がプ
ログラムの作成を実施したり、システムの監視を行うプ
ログラミングメンテナンスツール、１３は表示部でプロ
グラミングメンテナンスツールと接続されている。１５
はマイクロプロセッサｌｌａ〜１１Ｃとプロセス入出力
装置（以下、プロセスＩ１０と略称する）１４とのイン
ターフェース（以下、Ｉ／Ｆと略称する）を司どる入出
力プロセッサ（以下、Ｉ１０プロセッサと略称する）、
１６は各々のマイクロプロセッサｌｌａ〜１１ｃが共通
にアクセスできる共有メモリであり、上記マイクロプロ
セッサｌｌａ〜ｌｉｅ、プログラミングメンテナンスツ
ール１２、ＩＯプロセッサ１５、共有メモリ１６はシス
テムバス１７を介して接続されている。

工０プロセッサ１５の内部において、１５ａは制御部で
あり、この制御部１５．ａはプロセスＩ１０への入出力
及びタスクグループの実行時間計測の制御を行う。１５
ｂは入出力データを一時格納しておく人出力バッファメ
モリであり、この人出カバラフアメモリ１５ｂは各々シ
ステムバス１７を介してマイクロプロセッサｌｌａ〜１
．１ｃに、またＩＯ／（ス１８を介してプロセスエ０１
４に接続されている。１５ｃは計測すべきタスクグルー
プの先頭タスクＮＯ及び最終タスクＮＯを格納するスタ
ート／エンドタスクＮＯ格納部であり、このスタート／
エンドタスクＮＯ格納部１５ｃへの入力はプログラミン
グメンテナンスツール１２よリシステムバス１７を介し
て行われ、制御部１５ａに出力される。

１５ｄはタスクＮＯ格納部であり、このタスクＮＯ格納
部１５ｄはマイクロプロセッサｌｌａ〜１１ｃからの入
出力要求メツセージのうちタスクＮＯ３０を挿出して格
納する。

１５ｅはタスクグループの実効時間を計測する計測タイ
マであり、スタート／ストップの制御は制御部１５ａに
よって行われ、計測結果は計測値格納部１５ｆに一時格
納され、プログラミングメンテナンスツール１２によっ
て吸い上げられ、決められたフォーマットで表示部１３
に表示される。

次に動作について説明する。まず、操作者は例えば表示
部１３の操作キーにより実行時間を測定したいタスクグ
ループＮＯおよびその測定回数を入力する。その入力デ
ータによりプログラミングメンテナンスツール１２は指
定されたタスクグループの先頭タスクＮＯ及び最終タス
クＮＯを１０プロセツサ１５内のスタート／エンドタス
クＮ。

格納部１５ｃへ、また、測定回数が制御部１５ａへ格納
される。

第２図はタスクグループの一例を示すブロック図であり
、タスク「＃１」〜タスクｒ＃５Ｊ　２０〜２４は、例
えばタスクグループの実行時間を計測する場合、「＃１
」が先頭タスクＮＯ、「＃５」が最終タスクＮＯとなる
。

マイクロプロセッサ１１ａ〜ｌｉｅは、プログラムタス
クの開始時にプロセスｌ１０１４のデータを入力し、プ
ログラムタスクの終了時に演算結果をプロセスｌ１０１
４に出力する。この時、マイクロプロセッサｌｌａ〜ｌ
ｌｃは、ＩＯプロセッサ１５に対し、例えば第３図に示
すような入出力要求メツセージを出力し、この入出力要
求メツセージ内のタスクＮＯ３０はタスクＮＯ格納部１
５ｄに、コマンド３１は制御部１５ａに格納される。

制御部１５ａは受は取ったコマンド３１を解読し、入力
要求ならばプロセスｌ１０１４よりデータを入力すると
共にスタート／エンドタスクＮ。

格納部１５ｃより先頭タスクＮＯ及びタスクＮ。

格納部１５ｄより入力要求を行ったタスクＮＯを読み出
し、各々のタスクＮＯが一致した場合は計測タイマ１５
ｅを起動し、計測を開始する。

次にコマンド３１が出力要求の場合は、プロセスｌ１０
１４へのデータ出力を実施すると共にスタート／エンド
タスクＮＯ格納部１５ｃより最終タスクＮＯ及びタスク
ＮＯ格納部１５ｄより出力要求を行ったタスクＮＯを読
み出し、各々のタスクＮＯが一致した場合は、計測タイ
マー１５ｅを停止させると共しこその計測値を計測値格
納部１５ｆへ格納する。これにより、タスクグループの
開始から終了までの実行時間が計測できる。例えば、第
２図のようなタスクグループの場合、タスクＮＯ＃１の
入力時に計数を開始し、タスクＮＯ＃５の出力時に計測
を終了する。

制御部１５ａは、以上のような測定を測定回数分実施し
、計測値格納部１５ｆへ測定結果を順次格納し、終了後
測定データ群をプログラミングメンテナンスツール１２
へ送る。プログラミングメンテナンスツール１２は受は
取ったデータを例えば第４図のように表示部１３に表示
することにより、操作者はタスクグループの実行時間を
知ることができる。

なお、上記実施例では、ＩＯプロセッサ１５上に計数タ
イマ１５ｅ等を設けて計数処理を実施するようにしたが
、Ｉ○プロセッサ１５と同様に、タスク処理の開始時と
終了時にアクセスされる共有メモリ１６上に計数タイマ
ー１５ｅ等を設け、計数処理を実施するようにしても同
様の効果が得られる。

また、計数を開始する先頭タスクＮＯと計数を終了する
最終タスクＮＯは、操作者がタスクグループＮＯを入力
することにより、プログラミングメンテナンスツール１
２が指定されたタスクグループの先頭のタスクＮＯ及び
最終のタスクＮＯを代入するとしたが、操作者が表示部
１３より先頭タスクＮＯ及び最終タスクＮＯを設定でき
るようにしてもよい。これによって、複数のタスク間の
実効時間計測がフレキシブルに実施できるようになる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、マルチプロセッサで
並列処理されるようなプログラムタスク群の処理実行時
間を計測できるように構成したので、プログラマ−はタ
スク構築がしやすくなり、また、一連のプログラムタス
クの処理時間がわかり、精度計算等が容易に実施できる
とともにメンテナンス性も向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるプログラマブル制御
装置の構成を示すブロック図、第２図はタスクグループ
の一例を示すブロック図、第３図は入出力要求メツセー
ジの構成図、第４図は表示器に表示された計測結果の表
示図、第５図は従来のプログラマブル制御装置の演算プ
ロセッサ部およびメンテナンスツールを示すブロック図
である。 １１ａ〜ｌｌｃはマイクロプロセッサ、１２はプログラ
ミングメンテナンスツール、１４はプロセス入出力装置
（プロセスエ／○）、１５は人出＝１１− カプロセッサ（Ｉ１０プロセッサ）、１６は共有メモリ
、１７はシステムバス、１５ｃはスタート／エンドタス
クＮＯ格納部、１５ｄはタスクＮ。 格納部、１５ｅは計測タイマ、１５ｆは計測値格納部。 特許出願人　　三菱電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自己が所有する各々異なった複数のプログラムタスクに
   応じて動作する複数のマイクロプロセッサと、プログラ
   ムを作成したりシステムの監視を行うプログラミングメ
   ンテナンスツールと、前記マイクロプロセッサとプロセ
   ス入出力装置とのインタフェースを司どり前記各マイク
   ロプロセッサで並列実行されるプログラムタスク群の処
   理時間を計測する入出力プロセッサと、前記各々のマイ
   クロプロセッサが共通にアクセスできる共有メモリと、
   前記の各々のマイクロプロセッサ、プログラミングメン
   テナンスツール、入出力プロセッサ、共有メモリの相互
   を接続するシステムバスとを有するプログラマブル制御
   装置において、前記入出力プロセッサまたは前記共有メ
   モリ上に、実行時間を計測するための計測タイマーと、
   入出力タスクＮＯを格納するタスクＮＯ格納部と、実行
   時間を計測したいタスクグループの先頭タスクＮＯおよ
   び最終タスクＮＯを格納するスタート／エンドタスクＮ
   Ｏ格納部と、計測結果を格納する計測値格納部を具備し
   たことを特徴とするプログラマブル制御装置。