JP2690937B2 - Pmc装置におけるマルチタスク監視方式 - Google Patents

Pmc装置におけるマルチタスク監視方式

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JP2690937B2
JP2690937B2 JP63111837A JP11183788A JP2690937B2 JP 2690937 B2 JP2690937 B2 JP 2690937B2 JP 63111837 A JP63111837 A JP 63111837A JP 11183788 A JP11183788 A JP 11183788A JP 2690937 B2 JP2690937 B2 JP 2690937B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はプログラマブル・コントローラ(PMC装置)
におけるマルチタスク管理方式に係り、特にマルチタス
クの実行状況をデイスプレイ画面に表示させるマルチタ
スク管理方式に関する。
<従来技術> 数値制御システムにおいてはNC装置側からの指令に基
づいて工作機械の各機械要素が制御される。そして、NC
装置側と工作機械間の信号の授受制御は、NC装置側に設
けられたプログラマブル・コントローラ(PMC装置)が
シーケンスプログラムに基づいて実行する。
かかるシーケンスプログラムは従来、ラダー言語によ
り作成されているが、複雑な計算処理や画像処理が不得
手であるため高級言語であるパスカル言語がこれらの処
理に用いられるようになり、ラダー言語とパスカル言語
が併用されるようになっている。そして、パスカル言語
はマルチタスク化が可能であるため、パスカル言語によ
るシーケンス処理(タスク)は同時並行的に行われるよ
うに構成される。
<発明が解決しようとしている問題点> ところで、従来パスカル言語を有するPMC装置におい
ては、マルチタスクの実行状況を明確に把握する手段が
なかった。
このため、パスカル言語によりマルチタスク化したPM
C装置において、予想される結果と異なる現象が発生し
た場合、その原因調査が困難となる問題があった。すな
わち、上記原因としては (i)各パスカルタスクの処理が十分に作成されていな
かった場合、 (ii)各パスカルタスクの相互の動作が予想された動き
をしていない場合 が考えられるが、(ii)の原因は各タスク相互の動きを
想定し調査するしかなく、正確な原因の把握ができな
い。尚、(i)の原因は各タスク毎に調査することによ
り修正が可能である。
以上から、本発明の目的はマルチタスクの動作確認、
すなわちパスカルタスク相互の実行状況を正確に、かつ
容易に把握できるマルチタスク管理方式を提供すること
である。
<課題を解決するための手段> 第1図は本発明にかかるPMC装置を含むNCシステムの
ブロック図である。
3はプログラマブル・コントローラ(PMC装置)、CTP
は管理ソフトウエア(OS)、SQPはラダープログラム部
分LADと多数のパスカルタスクTSK0〜TSKnにより構成さ
れたシーケンスプログラム、PRTは各タスクの優先順
位、SCDは各タスクの起動条件、QUEはタスク実行順序を
示す待ち行列、TTRはタスク実行状況である。
<作用> シーケンス処理の一部を複数のタスクTSK0〜TSKnに分
け、パスカル言語により各タスクの処理プログラムを作
成し、かつ各タスクに優先順位PRTと起動条件SCDを対応
させる。そして、管理ソフトウエアCTPは、起動条件が
成立したタスクを優先順に並べて待ち行列QUEを作成
し、該優先順位にタスク処理を実行すると共に各タスク
の実行状況を監視しその実行履歴TTRを必要に大じてデ
イスプレイ画面に表示する。
<実施例> 第1図はNCシステムのブロック図であり、1は数値制
御装置(NC装置)、2は工作機械、3はプログラマブル
・コントローラ(PMC装置)、4はデータ授受制御部、
5はデイスプレイ装置とキーボードを有するCRT&MDI装
置である。
NC装置1はNCプログラムデータに基づいて所定のNC制
御を行って機械可動部(工具またはテーブル)を移動さ
せ、PMC装置3はシーケンスプログラムSQPに基づいてNC
装置1からのM−,S−,T−機能命令及び工作機械2から
の接点信号等に応じた所定のシーケンス制御を実行し、
該処理結果をNC装置1に転送すると共に、処理結果に基
づいて工作機械2の各機構要素を制御する。NC装置1と
PMC装置3間のデジタル信号の授受は、たとえば共通RAM
とバスアービタ(バス制御部)を備えたデータ授受制御
部4を介して行われる。
PMC装置3はコンピュータ構成になっており、プロセ
ッサ3aと、ROMであるプログラムメモリ3b、RAM3cと、デ
ジタル信号の入出力装置(DI/DO装置)3dを有してい
る。ROM3bにはシーケンスプログラムSQPや該シーケンス
プログラムを走らせたり、その他の処理を実行させるた
めの管理ソフトウェアCTP等が記憶されている。
シーケンスプログラムSQPはラダー言語によるラダー
プログラム部分LADとパスカル言語で作成された多数の
タスクTSK0〜TSKnにより構成されている。シーケンス処
理は (i)非常停止等の緊急を要する処理と、 (ii)工作機械やNC装置からのデータに基づく処理で、
NC装置等との同期が要求される処理と、 (iii)画像処理、メッセージ作成などの同期が不要で
ありPMC装置側で勝手にできる処理とに区分されるか
ら、たとえば(i)及び(ii)はラダー言語により、
(iii)はパスカル言語により作成する。そして、かか
る場合には、ラダープログラム部分LADが所定時間毎に
周期的に実行され、各パスカルタスクは要求があった時
にマルチタスク処理される。尚、ROM3bには各タスクの
は優先順位PRT及び起動条件SCDが対応ずけられて記憶さ
れる。
RAM3cには、NC装置1や機械3との間で授受されるデ
ータや、各タスクの実行順序を示す待ち行列QUE、各タ
スクの実行状況データTTRが記憶される。
以下、第1図の全体的動作を説明する。予め、シーケ
ンス処理の一部を複数のタスクTSK0〜TSKnに分け、パス
カル言語により各タスクの処理プログラムを作成し、か
つ各タスクに優先順位PRTと起動条件SCDを対応させ、こ
れらをラダープログラム部分LAD及び管理ソフトウエアC
TPと共にROMに書き込み、該ROM3cをPMC装置3に組込
む。
かかる状態において、装置に起動がかかると、ラダー
プログラム部分が周期的に繰り返し実行されてシーケン
ス処理が行われる。
そして、シーケンス処理中に、管理ソフトウェアCTP
は各タスクの起動条件が成立したかチェックし、成立し
たタスクを優先順に並べて待ち行列QUEを作成してRAM3c
に格納する。尚、起動条件としては周期起動条件(タイ
マー割込に対応)や外部起動条件(外部割込に対応)が
ある。
管理ソフトウェアCTPは、ラダープログラム処理後
に、待ち行列の先頭から優先順にパスカルタスク処理を
プロセッサ3aをして実行させると共に、処理が終了した
タスクは待ち行列から除去し、次の最優先順位のタスク
を同様に実行させる。
以上と並行して、管理ソフトウェアCTPは各タスクの
実行状況を監視させ、その実行履歴(タイムチャート)
であるトレースデータTTRをRAM3cに格納する。尚、トレ
ースデータは所定時間分を格納するようにする。
以後、上記タスク管理を実行する。そして、かかる状
況において、各タスクの実行履歴の描画がキーボード等
から要求されれば、該実行履歴を示す各タスクのタイム
チャートを第2図に示すようにデイスプレイ装置に描画
する。
これにより、オペレータは該タイムチャートから各タ
スク相互の動きを正確に把握できる。
<発明の効果> 以上本発明によれば、シーケンスプログラムによる処
理の一部を複数のタスクに分離し、パスカル言語により
各タスクの処理プログラムを作成すると共に、各タスク
に優先順位と起動条件と対応させ、起動条件が成立した
タスクを優先順に並べて待ち行列を作成し、該優先順に
タスク処理を実行すると共に各タスクの実行状況を監視
し、必要に応じて該実況状況をデイスプレイ画面に表示
するように構成したから、マルチタスクの動作確認、す
なわち各タスク相互の実行状況を正確に、かつ容易に把
握でき、従って予想される結果と異なる現象が生じて
も、原因調査を正確に、かつ容易に行えデバッグ時間を
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現するシステムのブロック図、 第2図はタスク実行状況表示例である。 3……PMC装置、 CTP……管理ソフトウエア、 SQP……シーケンスプログラム、 TSK0〜TSKn……タスク、 PRT……各タスクの優先順位、 SCD……各タスクの起動条件、 QUE……タスク実行順序を示す待ち行列、 TTR……タスク実行状況
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−17803(JP,A) 特開 昭62−210511(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーケンス処理を実行するシーケンスプロ
    グラムを有し、NC装置と工作機械間のデータ授受を制御
    するPMC装置におけるマルチタスク管理方式において、 前記シーケンスプログラムによる処理を複数のタスクに
    分離し、 高級言語により各タスクの処理プログラムを作成すると
    共に、各タスクに優先順位と起動条件を対応させ、 起動条件が成立したタスクを優先順に並べて待ち行列を
    作成し、該優先順にタスク処理を実行すると共に各タス
    クの実行状況を監視し、 必要に応じて該実行状況をデイスプレイ画面に表示する
    ことを特徴とするPMC装置におけるマルチタスク管理方
    式。
JP63111837A 1988-05-09 1988-05-09 Pmc装置におけるマルチタスク監視方式 Expired - Fee Related JP2690937B2 (ja)

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