JPH02306302A - マルチタスクによるコンピュータシミュレーション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は工作機械等の設備を作業スケジュールに基づい
て制御する装置を、コンピュータ上で模擬するコンピュ
ータシミュレーション装置に関する。

Ｂ１発明の概要 本発明は、作業スケシノールに沿って複数の設備を制御
したときの模擬を行うコンピュータシミュレーション装
置において、 模擬対象モデルを複数のタスクで表現し、各タスク毎に
模擬実行に必要な手続きおよびデータを持たせることに
より、 データのアクセス時間を短縮することができるとともに
、各タスク間でメツセージの通信を行うだけで模擬が実
行できるようにし、且つ各タスクの独立性を高めたもの
である。

Ｃ３従来の技術 従来のコンピュータシミュレーション装置は例えば第５
図や第６図のように構成されていた。第５図は模擬対象
モデルを１個のタスク（プログラムの作業単位）で表現
したものであり、ｌはコンピュータ本体、２はＣＲＴ等
の出力装置、３はキーボード、マウス等の入力装置、４
は外部入出力部を示している。また第６図は模擬対象モ
デルを複数のタスクで表現したものであり、５はシミュ
レート環境状態のデータを示している。尚第６図におい
て第５図と同一部分は同一符号をもって示している。

Ｄ１発明が解決しようとする課題 第５図のように構成された装置は、シングルタスクで表
現しているためプログラムが膨大なものとなり、メンテ
ナンスが非常に困難である。

また第６図のように複数のタスクを用いた装置は、状態
を示すデータを共通データとして持つ必要があり、この
ためデータアクセスのタイミングがとり辛く、アクセス
時間が長くなり、並列処理が困難である等の問題点があ
った。

本発明は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、
データのアクセス時間を短縮することができるとともに
各タスクの独立性を高めたマルチタスクによるコンピュ
ータシミュレーンヨン装置を提供することにある。

Ｅ１課題を解決するための手段 本発明は作業スケジュールに沿って複数の設備を制御し
たときの模擬をコンピュータ上で行うコンピュータシミ
ュレーション装置において、シミュレーションタスクを
制御タスクと所定数の設備タスクとで構成し、前記各タ
スク毎に模擬実行に必要な手続きおよびデータを持たせ
、各タスク間でメツセージを通信することによって模擬
を実行することを特徴としている。

Ｆ１作用 模擬対象のモデルは、各設備毎や各設備の種類毎に分割
して複数のタスクで表現される。前記タスク毎に、模擬
実行に必要な手続きおよびデータを有しているので必要
なデータのアクセス時間が短い。また各タスク毎にデー
タを有していることによって各タスクの独立性が高めら
れる。このため複数のコンピュータ上で模擬を実行する
ことができる。

Ｇ、実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する
。まずスケジュールに基づいて工作機械等を制御する装
置は例えば第７図のように構成される。第７図において
６は、例えばスケジューラ（図示省略）から導かれるス
ケジュールデータに基づいて各種の設備７．．７．．７
．・・・・・・を制御するコントローラである。尚設備
７．，７．，７．・・・・・・は移動台車や機械等で構
成されている。

第７図のような装置を模擬対象モデルとしてコンピュー
タ上で模擬を行う場合模擬タスクは例えば第１図のよう
に制御タスクと１個の設備タスクで表現する。第１図に
おいて第５図と同一部分は同一符号をもって示している
。制御タスク１１と設備タスク１２は各々実行に必要な
全ての手続きとデータ（シミュレート環境状態のデータ
）を有している。第１図においては、通信タスク１３を
通して各タスク１１．１２の状態データを初期化し、ス
ケジューラ等から取り込んだスケジュールデータを制御
タスク１１へ送る。そしてキーボードやマウス等の入力
装置３によってシミコレートの開始や中断、待機等の指
示を与え、模擬状態の表示はマンマシンタスク１４を通
してＣＲＴ等の出力装置２によって行う。この場合各タ
スク１１゜１２毎に実行に必要な全ての手続きとデータ
を有しているので、各タスク間でメツセージのやり取り
を行うだけでシミコレートを実行することができる。尚
スケジュールデータは、ファイルに保存しておきそこか
ら読み出す方法を採用しても良い。

またシミュレートの開始、中断等の指示は通信タスクを
通してＬ位マンンから人力する上うにしてら良い。また
模擬状態の出力はＣＲ，Ｔに表示するに限らず、表示ル
ーチンを対象モデルのタスク内に組み込んでも良く、さ
らに通信タスクを通して」三位マシンに渡すようにして
も良い。

第１図の装置において、模擬対象の設備モデルは、第２
図に示すように複数のタスクに分割して表現［７ても良
い。この場合タスクの分割は各設備毎でも良いし、各設
備の種類毎でも良い。このようにすることによって模擬
対象が変更された場合にも柔軟に対処することができる
。

また各タスク間の実行タイミングのコントロールが取り
ずらい場合は、第３図に示すようにタイミングコントロ
ールタスク１５を追加しても良い。

さらに、模擬対象モデルの各タスクはそれ自身に実行に
必要な全ての手続きおよびデータを有しているので独立
性が高い。このため第４図のようにコンビコータｌａに
制御タスク１１を設けるとともにコンピュータｌ　ｂに
設備タスク１２を設け、これら複数のコントローラによ
って模擬を実行するように構成しても良い。

Ｈ１発明の効果 以上のように本発明によれば、模擬対象モデルを複数の
タスクで表現し、実行に必要なデータお上にび手続きを
全て内部に持たせ、メツセージ通信により模擬を実行す
るようにしたので、データのアクセスが容易となってア
クセス時間が短縮される。また各タスクの独立性が高め
られるので、単体のコンピュータ上だけではなく、複数
のコンピュータ上で模擬を実行することができる。さら
にタスクを設備毎又は設備の種類毎に分割して表現する
ことにより、模擬対象の変更にも柔軟に対処することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は本発
明の他の実施例の要部説明図、第３図は本発明の他の実
施例の要部説明図、第４図は本発明の他の実施例を示す
構成図、第５図はシングルタスクを用いた従来装置の一
例を示す構成図、第６図は複数のタスクを用いた従来装
置の一例を示す構成図、第７図はスケジュールに基づい
て各設備を制御する装置のブロック図である。 １、ｌａ、ｌｂ・・・コンピュータ本体、２・・・出力
装置、３・・入力装置、４・・・外部入出力部、５　・
シミュレート環境状態のデータ、６・・コントローラ、
７１．７−．７３・・・設備、１１・・・制御タスク、
１２・・・設備タスク、１３，１３ａ、１３ｂ・・・通
信タスク、１４・・・マンマシンタスク、１５・・・タ
イミングコントロールタスク。 外２名 他の実施例の要部説明図 第３図 他の実施例の要部説明図 第５図 第６図 第７図 ブロック図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）作業スケジュールに沿って複数の設備を制御した
   ときの模擬をコンピュータ上で行うコンピュータシミュ
   レーション装置において、 シミュレーションタスクを制御タスクと所定数の設備タ
   スクで構成し、前記各タスク毎に模擬実行に必要な手続
   きおよびデータを持たせ、各タスク間でメッセージを通
   信することによって模擬を実行することを特徴とするマ
   ルチタスクによるコンピュータシミュレーション装置。