JPH0621488B2 - 間仕切り用パネル - Google Patents

間仕切り用パネル

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JPH0621488B2
JPH0621488B2 JP1554488A JP1554488A JPH0621488B2 JP H0621488 B2 JPH0621488 B2 JP H0621488B2 JP 1554488 A JP1554488 A JP 1554488A JP 1554488 A JP1554488 A JP 1554488A JP H0621488 B2 JPH0621488 B2 JP H0621488B2
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Komatsu Wall Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、事務所フロア等を仕切るための間仕切り装
置に使用する、間仕切り用パネルに関する。
従来技術 事務所フロア等を簡便に仕切るために、いわゆる間仕切
り装置が使用されている。
このものは、適当間隔おきに支柱を立て並べ、これらの
支柱間にパネルを連結して行くことによって、簡単に、
組立・設置ができるものである。
かかる用途に使用する間仕切り用パネルとして従来知ら
れているものは、たとえば、プラスタボードのような芯
材を長方形に裁断するとともに、この芯材の表面側に、
同一サイズの表面板を重ね合わせ、両者の周囲に、コ字
形断面の枠体を組み立てることによって、芯材と表面板
とを一枚のパネル状に形成し、枠体からパネルの裏面側
に突設したフックを、支柱に設けたスリットに挿し込む
ようにして、支柱とパネルとの連結を行なうものであ
る。
発明が解決しようとする課題 而して、この従来技術によるときは、枠体の組立は、芯
材の上下両端面と左右両側端面を囲むようにして配設し
た各部材を、溶接またはねじ止めによって一体化して行
かなければならないものであるから、作業能率が良くな
い上、溶接によるときは、溶接の際の歪みによって、枠
体の組立精度が不十分になりがちであるという欠点が避
けられなかった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、表面板を芯材よりも大きく形成し、表面板を、芯材
の両側端面に沿って裏面側に折り返して、裏面側への折
曲げ部を形成することによって、芯材と表面板との一体
化を図ることができ、このときの折曲げ作業はプレス作
業であるから、極めて作業能率が高く、しかも、必要十
分な精度を簡単に得ることができる、新規の間仕切り用
パネルを提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、長方形
の芯材と、この芯材の表面を覆うとともに両側端面に沿
って裏面側への折曲げ部を形成した表面板とを設け、こ
の折曲げ部、または、折曲げ部によって芯材との間に挟
持される裏面材にスリットを形成する一方、芯材には、
スリットに対応して、空間部を形成したことをその要旨
とする。
なお、裏面板は、芯材の裏面、全体、または、側端に沿
う一部分を覆うようにすることができ、また、スリット
は、その上端部を先細に形成することができるものとす
る。
作 用 而して、この構成によるときは、芯材は、表面板を裏面
側に折り曲げることによって形成する折曲げ部によって
保持することができるから、芯材と表面板とは、後者を
折曲げ加工することのみによって一体化することができ
る。
一方、折曲げ部、または、折曲げ部によって挟持される
裏面板に形成したスリットと、支柱に突設したフックと
を掛合することにより、パネルと支柱との連結作業を簡
単に実施することができ、このとき、スリットに対応し
て、芯材に空間部を形成してあるので、スリットに挿し
入れられたフックは、この空間部内にあって、芯材と接
触することなく、パネルを掛止することができる。
なお、裏面板は、芯材の裏面の全体を覆うようにすれ
ば、頑丈な重量タイプのパネルを作ることができ、ま
た、側端面に沿う一部分のみを覆うようにすれば、表面
板の折曲げ加工の際に、芯材を保護することができる。
さらに、スリットは、上端部を先細に形成することによ
って、下方の幅広の部分でフックを挿し込み、上方の先
細の部分でパネルの位置決めをすることができるので、
作業能率を阻害することなく高精度の連結を行なうこと
ができる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
曲仕切り用パネル(以下、単に、パネルという)10
は、芯材11と、表面板12とからなる(第1図、第2
図)。
芯材11は、プラスタボーダ・ベニヤ板等の板材を、パ
ネル10のサイズに合わせて、長方形に裁断したもので
ある。
表面板12は、芯材11よりも大きいサイズの薄鋼板
を、芯材11の全周に沿って、折り曲げ加工したもので
ある。すなわち、表面板12は、芯材11の表面11a
の全面を覆うとともに、芯材11の上下両端面11b、
11bに沿って、芯材11の厚さに一致する保護リブ1
2a、12aを立設形成し、また、芯材11の左右両側
端面11c、11cに沿って、端面部12b、12bを
形成した上、さらに、端面部12b、12bの先端部を
芯材11の裏面11d側に折り返すことによって、折曲
げ部12c、12cを形成してある(第1図、ただし、
ここでは、パネル10の一隅部分のみを図示する)。な
お、端面部12bは、芯材11の厚さよりやや高く形成
するとともに(第3図)、折曲げ部12cは、端面部1
2bに対して90度以上に折り返すことにより、芯材1
1の裏面11dを弾発的に押圧するようになっている。
左右の折曲げ部12c、12cには、スリット12d、
12d…が、上下方向に、各一列に形成されている(第
2図)。各スリット12dは、上端部において先細に形
成され、また、下端部において半円弧状に丸めた長孔で
あって(第1図、第4図)、その配設位置は、組み合わ
せる支柱R、Rに突設したフックR1、R1…に対応す
るものとなっている(第2図)。また、各スリット12
dに対応して、芯材11には、角孔11eが形成されて
いる(第1図、第3図)。角孔11eは、スリット12
dに対して、上下方向の中心線が一致し、しかも、上方
に充分な余裕寸法dを有するように、上方に長く形成さ
れている(第4図)。
かかる構成のパネル10は、水平部材R2、R2…を介
して連結された2本の支柱R、R間において、支柱R、
Rに突設されたフックR1、R1…にスリット12d、
12d…を掛合することによって、間仕切り装置を構成
することができる(第2図)。ただし、各支柱Rは、そ
の基端部に高さ調節用の伸縮ベースR3を装着してあ
る。各フックR1は、支柱R、Rの前後両面に向けて対
称形に鈎部R1c、R1cを突出しているので、パネル10
は、支柱R、Rの前後両面に掛合して設置することがで
き、また、1本の支柱Rに対しては、左右2枚のパネル
10、10が、支柱Rの前後面の中央において、その側
端面がほぼ突き合うようにして設置することができるも
のである。さらに、各パネル10の下方には、必要に応
じて、巾木Wを装着することができる。
フックR1は、支柱Rに対しては、鈎部R1cの内側の最
少突出寸法kが、パネル10の表面板12の板厚よりや
や小さくなるように取り付けられている(第5図)。た
だし、ここで、フックR1は、支柱Rに形成した図示し
ないスリットに、脚R1a、R1aを挿通した上、ボルトR
1bによって螺着されているものとする(第3図)。そこ
で、フックR1、R1…の各鈎部R1cを、パネル10の
対応するスリット12dに挿し入れた上、パネル10を
下方に落ち付かせることによって、パネル10の装着を
完了することができるが、このとき、スリット12dの
上方の折曲げ部12cは、鈎部R1cによって支柱Rに密
着するように変形するので(第3図、第5図)、パネル
10は支柱R、Rに対して堅個に固定することができ
る。と同時に、各スリット12dの上端部が先細に形成
されているので、スリット12dの最少幅寸法aを、フ
ックR1の板厚にほぼ等しくしておけば、パネル10の
左右方向の位置決めも自動的に行なうことができるもの
である。
また、このようにして、パネル10の装着を完了したと
きには、フックR1の鈎部R1cは、芯材11は角孔11
e内にあり、角孔11eは、スリット12dに対して、
上方に充分な余裕寸法dを設けてあるので、鈎部R1c
は、芯材11に接触したり、芯材11を破損させたりす
るおそれはない。
他の実施例 表面板12の折曲げ部12cの幅を小さくするととも
に、芯材11の側端面11cに沿って、裏面11dの一
部分を覆うL形の裏面板13を設けることができる(第
6図、第7図)。このときは、折曲げ部12cに形成す
るスリット12dに代えて、裏面板13にスリット13
aを形成すればよく、裏面板13は、折曲げ部12cに
よって、芯材11の裏面11dとの間に挟持することが
できる。表面板12を折曲げ加工して、端面部12b、
折曲げ部12cを形成するに際して、裏面板13は、芯
材11を保護するとともに、折曲げ部12cによって芯
材11に加えられる力の分散を図ることができるので、
芯材11を不用意に破損するおそれがない。
また、裏面板13は、芯材11の裏面11dの全体を覆
うようにしてもよい(第8図)。芯材11の両面を表面
板12と裏面板13とによって覆うことができるので、
頑丈な重量タイプのパネルを作ることができる。
以上の説明において、スリット12d、13aに対応し
て芯材11に形成する角孔11eは、単に、スリット1
2d、13aに掛合されるフックR1の鈎部R1cを収納
するための空間部を形成するものである。したがって、
その形状は、角孔状とするばかりでなく、たとえば、芯
材11の側端面11cに開口する切欠き状としてもよい
ものとする。
また、表面板12に形成する上下両端縁の保護リブ12
a、12aは、芯材11を保持することができる限り、
その一方または双方を省略することができ、さらには、
その高さは、芯材11の厚さより小さくし、または、芯
材11の裏面11d側に折り返すようにしてもよいもの
とする。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、長方形の芯材
と、この芯材の表面を覆う表面板とを設け、表面板は、
裏面側への折曲げ部を形成し、この折曲げ部、または、
折曲げ部によって芯材との間に挟持される裏面板にスリ
ットを形成した上、芯材には、スリットに対応する空間
部を形成することにより、芯材と表面板とは、表面板を
プレス加工によって折曲げ加工することにより一体化す
ることができるので、組立作業能率は、溶接作業によっ
て組み立てる場合に比して、極めて高くすることがで
き、しかも、必要充分な組立精度を容易に実現すること
ができるという優れた効果がある。
さらに、裏面板は、芯材の裏面の全体を覆い、または、
側端面に沿う一部分のみを覆うようにすることができ、
前者の場合は、頑丈な重量タイプを作ることができ、後
者の場合は、表面板の加工の際の芯材の保護を行なうこ
とができるという効果があり、スリットの上端部を先細
に形成すれば、パネルの装着に際して、パネルの位置決
めを簡単に行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は実施例を示し、第1図は要部斜視
説明図、第2図は使用状態を示す分解斜視図、第3図は
要部横断面説明図、第4図はスリットの拡大正面図、第
5図は要部縦断面説明図である。 第6図と第7図は他の実施例を示し、第6図は第1図相
当図、第7図は要部横断面図である。 第8図は、さらに他の実施例を示す第7図相当図であ
る。 R……支柱、R1……フック 10……間仕切り用パネル 11……芯材、11a……表面 11c……側端面、11d……裏面 12……表面板、12c……折曲げ部 13……裏面板、12d、13a……スリット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形の芯材と、該芯材の表面を覆うとと
    もに、両側端面に沿って裏面側への折曲げ部を形成した
    表面板とからなり、前記折曲げ部には、支柱のフックに
    掛合するためのスリットを形成する一方、前記芯材は、
    前記スリットに対応して空間部を形成したことを特徴と
    する間仕切り用パネル。
  2. 【請求項2】長方形の芯材と、該芯材の表面を覆うとと
    もに、両側端面に沿って裏面側への折曲げ部を形成した
    表面板とを備え、前記折曲げ部は、前記芯材との間に裏
    面板を挟持し、該裏面板には、支柱のフックに掛合する
    ためのスリットを形成する一方、前記芯材は、前記スリ
    ットに対応して空間部を形成したことを特徴とする間仕
    切り用パネル。
  3. 【請求項3】前記裏面板は、前記芯材の裏面の全体を覆
    うことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の間仕切
    り用パネル。
  4. 【請求項4】前記裏面板は、前記芯材の、側端面に沿う
    裏面の一部分を覆うことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の間仕切り用パネル。
  5. 【請求項5】前記スリットは、上端部を先細に形成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項の
    いずれか記載の間仕切り用パネル。
JP1554488A 1988-01-25 1988-01-25 間仕切り用パネル Expired - Lifetime JPH0621488B2 (ja)

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JPH01190857A JPH01190857A (ja) 1989-07-31
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JPH0810610Y2 (ja) * 1990-10-19 1996-03-29 株式会社岡村製作所 パネル取付装置
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