JPH083540Y2 - クロス貼り分割パネル - Google Patents

クロス貼り分割パネル

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JPH083540Y2
JPH083540Y2 JP10117390U JP10117390U JPH083540Y2 JP H083540 Y2 JPH083540 Y2 JP H083540Y2 JP 10117390 U JP10117390 U JP 10117390U JP 10117390 U JP10117390 U JP 10117390U JP H083540 Y2 JPH083540 Y2 JP H083540Y2
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JP
Japan
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plate
plates
panel
attached
groove
Prior art date
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JP10117390U
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JPH0459209U (ja
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可彦 古澤
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Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クロス貼りの曲面間仕切パネルに係わり、
更に詳しくは上下中間位置に帯状の異色クロスを貼った
クロス貼り分割パネルに関する。
〔従来の技術〕
従来のクロス貼り間仕切パネルは、スチール製の表面
板の全面に同一色のクロスを貼ったものであった。そし
て、間仕切パネルには机やテーブル等を接近させて設置
することが多く、その場合には全面を同一色となしたク
ロス貼り間仕切パネルを用いることにより、オフィス空
間をシンプルにまとめることができる。
しかし、間仕切パネルを孤立させて、本来の機能であ
るオフィス空間等の仕切りにのみ利用する場合には、そ
の単調な色調がマイナスイメージになることがある。
尚、オフィス空間の仕切りには、直線状の間仕切パネ
ルの他に曲線状のものも用い、その仕切り態様の多様化
を図っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、クロス貼りの曲面間仕切パネルにおいて、その表面
の上下中間位置に帯状の異色クロスを貼った曲面状の分
割表面板を取付け、パネル表面の色調に変化をもたら
し、間仕切パネルを孤立させて設置し、オフィス空間等
を仕切った場合にも単調になることがなく、更に曲面状
の分割表面板を取付けた際に、該分割表面板の中央部が
ガタつくことのないクロス貼り分割パネルを提供する点
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、表面をクロス貼り
となすとともに、上下中間位置に帯状の異色クロスを貼
った曲面間仕切パネルであって、上下表面板の間に横方
向へ延びた凹溝を形成するとともに、該凹溝内に単又は
複数の当止板をその外面を表面板よりやや内方位置に設
定して固定し、該凹溝内に嵌合する分割表面板の曲率半
径を、凹面の上下表面板より小さく、凸面の上下表面板
より大きく設定するとともに、裏面両側にパネルの両側
縦枠に固定する取付片を突設してなり、前記上下表面板
に基本色クロス、分割表面板には異色クロスを貼り、分
割表面板の取付片を縦枠に固定するとともに、その裏面
を前記当止板に圧接してなるクロス貼り分割パネルを構
成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案のクロス貼り分割パネ
ルは、上下表面板に基本色クロスを貼り、該上下表面板
の間に異色クロスを貼った分割表面板を取付けること
で、パネルの表面の色調に変化を与えるのであり、また
分割表面板の取付片をパネルの縦枠に固定した取付状態
においては、分割表面板の曲率半径を、凹面の上下表面
板より小さく、凸面の上下表面板より大きく設定したこ
とにより、分割表面板の裏面をその弾力を利用して当止
板に圧接するのである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳
細を説明する。
第1図は本考案のクロス貼り分割パネルAを示し、第
2図はその要部の分解状態を示し、図中1は表面板、2
は上表面板、3は下表面板、4は分割表面板をそれぞれ
示している。
本考案のパネルAは、全体を平面視曲面状に形成し、
オフィス空間等を該曲面を利用して円弧状に仕切るもの
であり、各表面板はそれに応じて所定曲率半径に設定さ
れている。
本実施例では、パネルAの一側面を単一の表面板1と
なし、他側面に上表面板2と下表面板3及びその中間に
分割表面板4を設けたものを示した。各表面板はスチー
ル板の周縁を内側に折返して形成し、表面板1と、互い
に上下に間隔を隔てた状態の上表面板2と下表面板3の
両側端間に縦枠5,5を溶着するとともに、互いの裏面間
内部にロックウール6を充填し、吸音と断熱効果を持た
せている。更に、上下端間にも横枠7,7を適宜溶着して
パネル体を形成している。
パネルAの両側には、縦枠5及び表裏の表面板で形成
される連結溝8を形成し、該連結溝8内であって縦枠5
の上下にフック9,9を突設し、該連結溝8内に嵌合する
支柱Bの側面に嵌合係止して、多数連結できるようにな
している。尚、端部に位置する支柱Bには図示しない化
粧カバーを装着するのである。
前記上表面板2と下表面板3の間には、それぞれの端
縁と、対面する表面板1間に円弧状の仕切板10,10を溶
着して凹溝11を形成し、該凹溝11内に単又は複数の当止
板12をその外面を上下表面板2,3よりやや内方位置に設
定して固定している。該当止板12は、側面視コ字形の支
持部材13の基板で形成し、両脚板14,14の先端を表面板
1の裏面に当接してその当止板12の位置決めをなした状
態で前記仕切板10,10に溶着して設けたものである。ま
た、前記凹溝11に対応する前記縦枠5の側縁に切欠15を
形成し、前記分割表面板4を受け入れ可能となしてい
る。
そして、前記上表面板2と仕切板10には基本色クロス
16を貼着するとともに、その切断端縁17を凹溝11内に位
置させ、一部を前記当止板12まで被せている。また、表
面板1にも同色の基本色クロス16を貼着している。尚、
上下表面板2,3にそれぞれ異なった色の基本色クロス16
を貼着することも可能であり、更に表面板1の基本色ク
ロス16の色を変えることも可能である。
前記分割表面板4は、第2図及び第3図に示す如く、
前記凹溝11内に嵌合し得る上下幅及び横方向長さを有
し、裏面両側に前記縦枠5,5の外面に当接し固定し得る
取付片18,18を突設している。分割表面板4は、やや厚
めのスチール板から形成され、裏面両側に前記取付片18
を有する取付部材19を溶着して形成している。該取付部
材19は、平面視略L字形の部材からなり、その一片を前
記取付片18となし、溶着する他片の端縁を内方へコ字形
に折曲して、上下表面板2,3の端縁と同一形状となした
ものである。そして、前記取付片18には取付孔20を形成
し、該取付孔20と対応する縦枠5には螺孔又は取付孔20
より径の小さい通孔21を形成し、木ネジ状のビス22にて
固定できるようになしている。また、分割表面板4には
前記基本色クロス16とは異なった色の異色クロス23を貼
着するとともに、その切断端縁24を裏面周縁に至らせて
いる。
そして、分割表面板4の曲率半径は、第4図に示す如
く、凹面の上下表面板2,3にあってはその曲率半径より
小さく設定し、実質上は前記両縦枠5,5の切欠15,15と当
止板12,…を結ぶ包絡曲面Pの曲率半径より小さく設定
している。また、凸面の上下表面板2,3にあってはその
曲率半径より分割表面板4の曲率半径を大きく設定して
いる。
しかして、第1図に示すように、前記分割表面板4を
凹溝11内に嵌合するとともに、取付片18に設けた取付孔
20に挿通したビス22を通孔21に螺合して縦枠5に固定す
る。この状態では、第4図及び第5図に図示したよう
に、分割表面板4の裏面はその弾力を利用して当止板1
2,…に圧接され、その中央部がガタついたり、撓んだり
することが全くないのである。更に、上表面板2と下表
面板3に貼着した基本色クロス16の切断端縁17及び分割
表面板4の異色クロス23の切断端縁24は、それぞれ当止
板12と分割表面板4の裏面上下面に挟み込まれ、その剥
がれが防止される。この効果は、分割表面板4の裏面を
その弾力を利用して当止板12に圧接していることで更に
高まるのである。
尚、前記凹溝11内にもロックウール6が充填され、吸
音と断熱効果を持たせている。
また、本実施例のパネルAには、第1図に示す如く、
上端の横枠7に連結部材25をビス止めし、該連結部材25
に笠木26を装着するとともに、下端の横枠7には巾木27
を同様にビス止めしている。ここて、前記連結部材25は
隣接するパネルA,Aを強固に連結するためにも用いるこ
とが可能である。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案のクロス貼り分割パネルによれ
ば、基本色クロスを貼った上下表面板の間に形成した横
方向へ延びた凹溝内に、異色クロスを貼った分割表面板
を嵌合するとともに、その取付片を縦枠にビス止めする
ことにより、パネルの表面の上下中間位置に上下表面板
に貼った基本色クロスとは異なる色の帯状の異色クロス
を設けてパネル表面の色調に変化をもたらし、パネルを
孤立させて設置し、オフィス空間等を仕切った場合にも
空間の雰囲気が単調になることがないのである。
また、凹溝内に単又は複数の当止板をその外面を上下
表面板よりやや内方位置に設定して固定し、該凹溝内に
嵌合する分割表面板の曲率半径を、凹面の上下表面板よ
り小さく、凸面の上下表面板より大きく設定したことに
より、分割表面板を凹溝内に嵌合するとともに、取付片
を縦枠に固定した取付状態においては、分割表面板の弾
力を利用してその裏面を前記当止板に圧接した状態とな
り、該分割表面板の中央部がガタついたり、撓んだりす
ることが全くないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクロス貼り分割パネルの全体斜視図、
第2図は要部を一部断面で示した分解斜視図、第3図は
分割表面板の裏面から見た斜視図、第4図は上下表面板
と分割表面板の曲率半径の関係を示した簡略横断平面
図、第5図は組立状態の縦断側面図である。 A:パネル、B:支柱、1:表面板、2:上表面板、3:下表面
板、4:分割表面板、5:縦枠、6:ロックウール、7:横枠、
8:連結溝、9:フック、10:仕切板、11:凹溝、12:当止
板、13:支持部材、14:脚板、15:切欠、16:基本色クロ
ス、17:切断端縁、18:取付片、19:取付部材、20:取付
孔、21:通孔、22:ビス、23:異色クロス、24:切断端縁、
25:連結部材、26:笠木、27:巾木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面をクロス貼りとなすとともに、上下中
    間位置に帯状の異色クロスを貼った曲面間仕切パネルで
    あって、上下表面板の間に横方向へ延びた凹溝を形成す
    るとともに、該凹溝内に単又は複数の当止板をその外面
    を表面板よりやや内方位置に設定して固定し、該凹溝内
    に嵌合する分割表面板の曲率半径を、凹面の上下表面板
    より小さく、凸面の上下表面板より大きく設定するとと
    もに、裏面両側にパネルの両側縦枠に固定する取付片を
    突設してなり、前記上下表面板に基本色クロス、分割表
    面板には異色クロスを貼り、分割表面板の取付片を縦枠
    に固定するとともに、その裏面を前記当止板に圧接して
    なることを特徴とするクロス貼り分割パネル。
JP10117390U 1990-09-26 1990-09-26 クロス貼り分割パネル Expired - Lifetime JPH083540Y2 (ja)

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JPH0459209U JPH0459209U (ja) 1992-05-21
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