JPH062147U - 計器の照明装置 - Google Patents

計器の照明装置

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JPH062147U
JPH062147U JP4163792U JP4163792U JPH062147U JP H062147 U JPH062147 U JP H062147U JP 4163792 U JP4163792 U JP 4163792U JP 4163792 U JP4163792 U JP 4163792U JP H062147 U JPH062147 U JP H062147U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバー内に配設したバルブからの光によって
文字板の前面および指針をも照明する計器の照明装置に
関し、少ない部品点数で文字板の前面などをバルブから
の間接光で照明でき、文字板を固定できるとともに、計
器を車両に搭載させても間接光を車両のフロントガラス
に映らないようにすることを目的とする。 【構成】 カバー1内に文字板5を固定する蓋体11の
壁部の上側半分の一部を残して第1の壁部11aとし、
蓋体11の壁部の下側半分の中央部分を所定幅で残した
壁部分11b1 と、この壁部分11b1 から離れるにつ
れて高さが低くなる左傾斜壁部分11b2Lおよび右傾斜
壁部分11b2Rとからなる第2の壁部分11bとして第
1の切り欠き部11c1 および第2の切り欠き部11c
2 を設け、カバー11内に配設したバルブ3,3からの
光を第1および第2の切り欠き部11c1 ,11c2
介して文字板5の前面に供給する構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、カバー内に配設したバルブからの光によって文字板の前面および 指針をも照明する計器の照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の上記した計器の照明装置を運行記録計に適用した主要部分を示す 分解斜視図である。 図3において、1は合成樹脂で成形したカバーを示し、図示を省略したムーブ メントが中心部分に配設される。 3,3はカバー1内に配設したムーブメントの左右に配設されるバルブ、4は カバー1内に配設される光導板を示し、この光導板4はバルブ3,3からの光を 後述する文字板5の背面に導光するものであり、例えば透明な合成樹脂で成形さ れている。
【0003】 5は光導板4の前面にねじ6,6で取り付けられる文字板を示し、時刻を表示 するための目盛り5aが、例えば光導板4から供給される光を透過するように形 成されている。 7は時針を示し、光導板4および文字板5を貫通する図示を省略したムーブメ ントの第1の軸に取り付けられる。 8は分針を示し、光導板4および文字板5を貫通する図示を省略したムーブメ ントの第2の軸に取り付けられる。
【0004】 9は文字板5の表側(前面側)に位置するようにカバー1内に配設される見返 しを示し、バルブ3,3からの光を導光して内側周縁9aから文字板5の前面に 出射するものであり、例えば透明な合成樹脂で成形され、前面に不要な光を出さ ないように黒色塗装10(ハッチングを施して表してある。)が施されている。 なお、蓋体の図示は省略してある。
【0005】 次に、バルブ3,3を点灯させたときの作用について説明する。 まず、バルブ3,3が点灯すると、バルブ3,3からの光の一部は光導板4で 文字板5の背面に導光されるので、文字板5に設けられている目盛り5aを透過 光で光輝させることができる。 また、バルブ3,3からの光の一部は見返し9で導光されて内側周縁9aから 文字板5の前面に出射されるので、文字板5の前面を間接光で一様に照らすこと ができるとともに、時針7および分針8をも間接光で照らすことができる。
【0006】 このようにバルブ3,3からの間接光で文字板5の前面、時針7および分針8 を照明するとき、見返し9の前面に黒色塗装10が施されているので、見返し9 の前面に間接光が出射されなくなり、他の部分への間接光による影響を取り除く ことができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の計器の照明装置は、見返し9を設けて文字板5の前面、時針7および分 針8をバルブ3,3からの間接光で照明しているので、見返し9が必要になり、 部品点数が多くなる。 また、運行記録計を車両に搭載したとき、見返し9の内側周縁9aの下側部分 9a1 が車両のフロントガラスと対向するため、下側部分9a1 からの間接光の 一部がフロントガラスに映って視認されるという不都合があった。
【0008】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、少ない 部品点数で文字板の前面および指針をバルブからの間接光で照明でき、文字板を 固定できるとともに、計器を車両に搭載させても間接光を車両のフロントガラス に映らないようにすることのできる計器の照明装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる計器の照明装置は、カバー内に文字板を固定する蓋体の壁部 の上側半分の一部を残して第1の壁部とし、蓋体の壁部の下側半分の中央部分を 所定幅で残した壁部分と、この壁部分から離れるにつれて高さが低くなる左傾斜 壁部分および右傾斜壁部分とからなる第2の壁部分として第1の切り欠き部およ び第2の切り欠き部を設け、カバー内に配設したバルブからの光を第1および第 2の切り欠き部を介して文字板の前面に供給する構成としたものである。
【0010】
【作用】
この考案におけるバルブからの光の一部は、カバーの内面で反射された後に第 1および第2の切り欠き部から文字板の前面に供給される。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の一実施例である計器の照明装置を適用した運行記録計を示す 平面図、図2は図1のA−A線による部分断面図であり、図3と同一または相当 部分に同一符号を付して説明を省略する。 図1および図2において、2は時計用のムーブメント、2aは時針7を回転さ せるムーブメント2の第1の軸、2bは分針8を回転させるムーブメント2の第 2の軸を示す。
【0012】 11はカバー1に一端(下側)が回動可能に取り付けられた蓋体、11aは蓋 体11の背面の上側半分の一部に垂下させて設けられた第1の壁部を示し、この 第1の壁部11aは文字板5を、例えばカバー1に設けた係止部分に固定するた めのものである。 11bは蓋体11の背面の下側半分に垂下させて設けられた第2の壁部を示し 、中央部分に所定幅で位置する壁部分11b1 と、この壁部分11b1 から離れ るにつれて高さが低くなる左傾斜壁部分11b2Lおよび右傾斜壁部分11b2Rと からなり、壁部分11b1 は文字板5を、例えばカバー1に設けた係止部分に固 定するためのものである。
【0013】 11c1 は第1の切り欠き部(左側)を示し、第1の壁部11aと第2の壁部 11bとの間に形成されている。 11c2 は第2の切り欠き部(右側)を示し、第1の壁部11aと第2の壁部 11bとの間に形成されている。 12は蓋体11に取り付けられている表ガラスを示す。 なお、カバー1の内面にバルブ3,3からの光を反射するように、例えば白色 塗装を施したり、反射膜を設けることが望ましい。
【0014】 次に、バルブ3,3を点灯させたときの作用について説明する。 まず、バルブ3,3が点灯すると、バルブ3,3からの光の一部は光導板4で 文字板5の背面に導光されるので、文字板5に設けられている目盛り5aを透過 光で光輝させることができる。 また、バルブ3,3からの光の一部はカバー1の内面で反射されてカバー1と 光導板4および文字板5との間を通過した後に第1および第2の切り欠き部分1 1c1 ,11c2 から文字板5の前面に供給されるので、文字板5の前面を間接 光で一様に照らすことができるとともに、時針7および分針8をも間接光で照ら すことができる。
【0015】 このようにバルブ3,3からの間接光で文字板5の前面、時針7および分針8 を照明するとき、文字板5をカバー1に固定するとともに、バルブ3,3からの 光を遮光する壁部分11b1 が第2の壁部分11bの中央部分に設けられ、バル ブ3,3からの光を遮光する左、右傾斜壁部分11b2L,11b2Rが下側から上 側にゆくにつれて高さが低くなっているので、運行記録計を車両に搭載しても車 両のフロントガラスと対向する運行記録計の下側部分から間接光がフロントガラ スに出射されないため、運行記録計からの間接光をフロントガラスに映らないよ うにすることができる。
【0016】 上記したように、この考案の一実施例である計器の照明装置によれば、従来例 における見返し9が不要となるので、少ない部品点数で文字板5の前面、時針7 および分針8をバルブ3,3からの間接光で照明することができるとともに、文 字板5を固定することもできる。 なお、上記した実施例では、ムーブメント2を時計用として運行記録計に適用 した例で説明したが、指針を通常の計器の指針として他の計器にも適用できるこ とは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、カバー内に文字板を固定する蓋体の壁部の 上側半分の一部を残して第1の壁部とし、蓋体の壁部の下側半分の中央部分を所 定幅で残した壁部分と、この壁部分から離れるにつれて高さが低くなる左傾斜壁 部分および右傾斜壁部分とからなる第2の壁部分として第1の切り欠き部および 第2の切り欠き部を設け、カバー内に配設したバルブからの光を第1および第2 の切り欠き部を介して文字板の前面に供給する構成としたので、少ない部品点数 で文字板の前面をバルブからの間接光で照明でき、文字板を固定することのでき る。 また、計器を車両に搭載しても車両のフロントガラスと対向する計器の下側部 分から間接光がフロントガラスに出射されないため、計器からの間接光をフロン トガラスに映らないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である計器の照明装置を適
用した運行記録計を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線による部分断面図である。
【図3】従来の計器の照明装置を運行記録計に適用した
主要部分を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 1 カバー 2 ムーブメント 2a 第1の軸 2b 第2の軸 3 バルブ 4 光導板 5 文字板 5a 目盛り 6 ねじ 7 時針 8 分針 11 蓋体 11a 第1の壁部 11b 第2の壁部 11b1 壁部分 11b2L 左傾斜壁部分 11b2R 右傾斜壁部分 11c1 第1の切り欠き部分 11c2 第2の切り欠き部分 12 表ガラス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー内にバルブを配設し、蓋体の壁部
    で文字板を前記カバー内に固定するとともに、前記バル
    ブからの光を光導板で前記文字板の背面に導光して前記
    文字板を照明する計器の照明装置において、 前記蓋体の壁部の上側半分の一部を残して第1の壁部と
    し、前記蓋体の壁部の下側半分の中央部分を所定幅で残
    した壁部分と、この壁部分から離れるにつれて高さが低
    くなる左傾斜壁部分および右傾斜壁部分とからなる第2
    の壁部分として第1の切り欠き部および第2の切り欠き
    部を設け、 前記バルブからの光を前記第1および第2の切り欠き部
    を介して前記文字板の前面に供給する構成とした、 ことを特徴とする計器の照明装置。
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