JPH075369Y2 - 積算計付車両用計器 - Google Patents
積算計付車両用計器Info
- Publication number
- JPH075369Y2 JPH075369Y2 JP1988145359U JP14535988U JPH075369Y2 JP H075369 Y2 JPH075369 Y2 JP H075369Y2 JP 1988145359 U JP1988145359 U JP 1988145359U JP 14535988 U JP14535988 U JP 14535988U JP H075369 Y2 JPH075369 Y2 JP H075369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- totalizer
- frame
- guide plate
- light guide
- dial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
- Details Of Measuring Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行距離積算計を有する車両用の速度計等の
積算計付車両用計器に関し、特に、夜間等に使用する際
の、計器の照明設備の構造に関するものである。
積算計付車両用計器に関し、特に、夜間等に使用する際
の、計器の照明設備の構造に関するものである。
〔従来の技術〕 積算計付車両用計器の従来例を、第3図に基づいて説明
する。
する。
第3図は、走行距離計用積算計を有する車両用速度計を
示している。同図において1は積算計で、上方に速度計
の文字盤7がビス8によって固定されている。文字盤7
には、表面に描かれた速度目盛と、積算計1の数字を読
み取るための表示用窓7cがあり、裏面には、反射発光部
材7bが印刷または貼付けされている。積算計1の外側は
フレーム3′になっており、フレーム3′の下方には、
プリント基板5が固定され、内部には複数の数字輪2
が、図示しないトータル軸によって回動可能に嵌装され
ている。これらの各数字輪2は、ピニオンギヤを用いた
公知の機構により、下位の数字輪から上位の数字輪に順
次桁送りされ、走行距離等を表示する。
示している。同図において1は積算計で、上方に速度計
の文字盤7がビス8によって固定されている。文字盤7
には、表面に描かれた速度目盛と、積算計1の数字を読
み取るための表示用窓7cがあり、裏面には、反射発光部
材7bが印刷または貼付けされている。積算計1の外側は
フレーム3′になっており、フレーム3′の下方には、
プリント基板5が固定され、内部には複数の数字輪2
が、図示しないトータル軸によって回動可能に嵌装され
ている。これらの各数字輪2は、ピニオンギヤを用いた
公知の機構により、下位の数字輪から上位の数字輪に順
次桁送りされ、走行距離等を表示する。
このような積算計付車両用計器は、夜間等には周囲が暗
いために読み取りができなくなる。そのため計量器内
に、以下に説明するような照明構造がある。先ず、プリ
ント基板5には、照明用のランプ6を設け、フレーム
3′と文字盤7の間には、ランプ6の照明光を受ける導
光板4を取付けている。文字盤7の裏面には前述した反
射発光部材7bがある。以上の構成によって、ランプ6か
らの照明光は、導光板4に入射し、文字盤7の裏面に達
して反射発光部材7bを照射し、速度目盛りを明るく浮き
上がるように照明している。反射発光部材7bとしては、
例えば白色の蛍光材が使用される。
いために読み取りができなくなる。そのため計量器内
に、以下に説明するような照明構造がある。先ず、プリ
ント基板5には、照明用のランプ6を設け、フレーム
3′と文字盤7の間には、ランプ6の照明光を受ける導
光板4を取付けている。文字盤7の裏面には前述した反
射発光部材7bがある。以上の構成によって、ランプ6か
らの照明光は、導光板4に入射し、文字盤7の裏面に達
して反射発光部材7bを照射し、速度目盛りを明るく浮き
上がるように照明している。反射発光部材7bとしては、
例えば白色の蛍光材が使用される。
なお、上記の導光板4にも、積算計1の数字の部分には
露出窓4cが穿設されていて、ランプ6からの照明光が、
この露出窓4cに達すれば、その光によって積算計1の数
字輪2も照明される構成になっている。
露出窓4cが穿設されていて、ランプ6からの照明光が、
この露出窓4cに達すれば、その光によって積算計1の数
字輪2も照明される構成になっている。
しかし、上記の積算計1の数字は、頻繁に見られるもの
ではなく、そのため文字盤7上の他の表示に比べて小さ
い。しかも、上述した反射発光部材7bによって周囲が明
るくなって、相対的に視認性が低下している。また、照
明用の光も導光板4からの光だけに限定され、周囲を不
透明な金属性フレーム3′で囲われているので、光量が
不足し、さらに視認性を悪くする。
ではなく、そのため文字盤7上の他の表示に比べて小さ
い。しかも、上述した反射発光部材7bによって周囲が明
るくなって、相対的に視認性が低下している。また、照
明用の光も導光板4からの光だけに限定され、周囲を不
透明な金属性フレーム3′で囲われているので、光量が
不足し、さらに視認性を悪くする。
本考案は上記の事実に鑑みてなされたもので、積算計に
も充分な照明ができる積算計付車両用計器を提供しよう
とするものである。
も充分な照明ができる積算計付車両用計器を提供しよう
とするものである。
上記目的を達成するため本考案は、フレームに両端を固
定したトータル軸上に複数の数字輪を並設してなる積算
計と、該積算計の表示用窓を有する計器用の文字盤と、
前記フレーム上に設けられると共に、前記文字盤の表示
用窓に対応する露出窓が穿設された透明素材からなる導
光板とを備える積算計付車両用計器において、前記フレ
ームを前記導光板と一体的に透明素材で形成したことを
特徴としている。
定したトータル軸上に複数の数字輪を並設してなる積算
計と、該積算計の表示用窓を有する計器用の文字盤と、
前記フレーム上に設けられると共に、前記文字盤の表示
用窓に対応する露出窓が穿設された透明素材からなる導
光板とを備える積算計付車両用計器において、前記フレ
ームを前記導光板と一体的に透明素材で形成したことを
特徴としている。
第1図は、本考案の要部を示す分解斜視図である。同図
において1は積算計で、内部に複数の数字輪2等を有し
ており、その基本構造は従来例と同様のものである。本
実施例においては、フレーム3と導光板4とを、透明な
素材で一体的に形成している。透明な素材としては、例
えば、ポリカーボネート,アクリル樹脂等が使用され
る。
において1は積算計で、内部に複数の数字輪2等を有し
ており、その基本構造は従来例と同様のものである。本
実施例においては、フレーム3と導光板4とを、透明な
素材で一体的に形成している。透明な素材としては、例
えば、ポリカーボネート,アクリル樹脂等が使用され
る。
積算計1の下側にはプリント配線基板5が固定され、そ
の上に照明用のランプ6,6が設けられている。
の上に照明用のランプ6,6が設けられている。
導光板4は、中央部がメーターの文字盤7に沿うように
平面になって、フレーム3と一体化され、左右両端は突
出して、ランプ6に端面を向けて湾曲している。ランプ
6に相対する端面は、凹状の曲面4aになって、ランプ6
からの入射光が導光板4全体に拡がるようになってい
る。
平面になって、フレーム3と一体化され、左右両端は突
出して、ランプ6に端面を向けて湾曲している。ランプ
6に相対する端面は、凹状の曲面4aになって、ランプ6
からの入射光が導光板4全体に拡がるようになってい
る。
メーターの文字盤7には、従来例と同様に、速度目盛り
7aが描かれて、その裏面には反射発光部材7bが印刷また
は貼付されている。
7aが描かれて、その裏面には反射発光部材7bが印刷また
は貼付されている。
本考案の積算計付車両用計器の組み立ては以下のように
行う。先ず、フレーム3内に数字輪2をトータル軸2aで
貫通して嵌装する。トータル軸2aは、その一端2bがフレ
ーム3に穿設された孔3aに嵌合し、他端2cがフレーム3
の反対側に穿設された孔3bに嵌合してフレーム3に固定
される。次に、フレーム3と一体になった導光板4の上
に文字盤7を置き、二本のビス8,8によって締め付け固
定して計器が完成する。
行う。先ず、フレーム3内に数字輪2をトータル軸2aで
貫通して嵌装する。トータル軸2aは、その一端2bがフレ
ーム3に穿設された孔3aに嵌合し、他端2cがフレーム3
の反対側に穿設された孔3bに嵌合してフレーム3に固定
される。次に、フレーム3と一体になった導光板4の上
に文字盤7を置き、二本のビス8,8によって締め付け固
定して計器が完成する。
従来は、導光板4と不透明のフレーム3′が別個であっ
たから、両者の位置決めが困難で、位置決め治具を使用
していた。しかし本考案では一体化されたので、位置決
めは全く問題とならない。単に、導光板4の露出窓4cの
位置を正確に設計しておけばよいだけである。
たから、両者の位置決めが困難で、位置決め治具を使用
していた。しかし本考案では一体化されたので、位置決
めは全く問題とならない。単に、導光板4の露出窓4cの
位置を正確に設計しておけばよいだけである。
夜間等にランプ6を点灯すると、ランプ6の光は、導光
板4の端面4aから入射し、端面4aの曲面によって導光板
4の幅全体に拡げられ、反対側の端面4aに向かって進
む。照明光は導光板4を通り、反射発光部材7bの下部に
達し、下から照射する。これによって、文字盤7の目盛
り7aが裏面から照明され、浮き上がって見える。また、
積算計の露出窓4cの周囲に達した照明光は積算計1の数
字輪2を照明する。
板4の端面4aから入射し、端面4aの曲面によって導光板
4の幅全体に拡げられ、反対側の端面4aに向かって進
む。照明光は導光板4を通り、反射発光部材7bの下部に
達し、下から照射する。これによって、文字盤7の目盛
り7aが裏面から照明され、浮き上がって見える。また、
積算計の露出窓4cの周囲に達した照明光は積算計1の数
字輪2を照明する。
本考案においては、数字輪2の照明はこれだけによるも
のではなく、従来より数段明るくなる。すなわち、フレ
ーム3が導光板4と一体化して透明になっているので、
ランプ6の光がフレーム3を通過して直接数字輪2を照
明できる。
のではなく、従来より数段明るくなる。すなわち、フレ
ーム3が導光板4と一体化して透明になっているので、
ランプ6の光がフレーム3を通過して直接数字輪2を照
明できる。
第2図は導光板4に形成された積算計の露出窓4cの他の
実施例である。この実施例においては、積算計の露出窓
4cの縁を斜面4dとして形成し、斜面4dには反射発光部材
4eを印刷または貼付している。このような構成とするこ
とによって、数字輪2はより明るく照明され、さらに視
認性を向上することができる。
実施例である。この実施例においては、積算計の露出窓
4cの縁を斜面4dとして形成し、斜面4dには反射発光部材
4eを印刷または貼付している。このような構成とするこ
とによって、数字輪2はより明るく照明され、さらに視
認性を向上することができる。
以上に説明したように本考案は、フレームと前記導光板
とを透明素材で一体的に形成したので、以下のような効
果を奏する。
とを透明素材で一体的に形成したので、以下のような効
果を奏する。
フレームが透明になっているので、フレームを通して
照明光を取り込むことができ、数字輪に達する光量が、
従来の光量より大幅に増加する。
照明光を取り込むことができ、数字輪に達する光量が、
従来の光量より大幅に増加する。
積算計の組立て作業が容易になり、また組立後フレー
ムと導光板がズレる心配もない。
ムと導光板がズレる心配もない。
第1図は本考案の積算計付車両用計器の分解斜視図、 第2図は第1図のA−A断面図、 第3図は従来の積算計付車両用計器の一部断面図であ
る。 1…積算計、2…数字輪、3…フレーム、3a…突起、3b
…導光板取付け面、4…導光板、4b…穴、7…文字盤、
7c…表示用窓。
る。 1…積算計、2…数字輪、3…フレーム、3a…突起、3b
…導光板取付け面、4…導光板、4b…穴、7…文字盤、
7c…表示用窓。
Claims (1)
- 【請求項1】フレームに両端を固定したトータル軸上に
複数の数字輪を並設してなる積算計と、該積算計の表示
用窓を有する計器用の文字盤と、前記フレーム上に設け
られると共に、前記文字盤の表示用窓に対応する露出窓
が穿設された透明素材からなる導光板とを備える積算計
付車両用計器において、 前記フレームを前記導光板と一体的に透明素材で形成し
たことを特徴とする積算計付車両用計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988145359U JPH075369Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 積算計付車両用計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988145359U JPH075369Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 積算計付車両用計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0267215U JPH0267215U (ja) | 1990-05-22 |
JPH075369Y2 true JPH075369Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31413876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988145359U Expired - Lifetime JPH075369Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 積算計付車両用計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075369Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004060757A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Taiko Shiko Co., Ltd. | 着脱自在な輸送用グリップ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57156966U (ja) * | 1981-03-28 | 1982-10-02 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP1988145359U patent/JPH075369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004060757A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Taiko Shiko Co., Ltd. | 着脱自在な輸送用グリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0267215U (ja) | 1990-05-22 |
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