JPH0439539Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439539Y2 JPH0439539Y2 JP1983081978U JP8197883U JPH0439539Y2 JP H0439539 Y2 JPH0439539 Y2 JP H0439539Y2 JP 1983081978 U JP1983081978 U JP 1983081978U JP 8197883 U JP8197883 U JP 8197883U JP H0439539 Y2 JPH0439539 Y2 JP H0439539Y2
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- totalizer
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 13
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は特に自動車、自動二輪車等に使用され
る走行距離積算計の照明構造に関するもので、特
に前面に配置される透光性の表示板に形成した上
記積算計表示窓からの照明光洩れを防ぐための改
良構造に関する。
る走行距離積算計の照明構造に関するもので、特
に前面に配置される透光性の表示板に形成した上
記積算計表示窓からの照明光洩れを防ぐための改
良構造に関する。
従来より汎用される積算計の照明機構(たとえ
ば、実公昭46−4474号に開示される)を第1図に
ついて説明すれば以下のようになる。
ば、実公昭46−4474号に開示される)を第1図に
ついて説明すれば以下のようになる。
すなわち、ハウジング1の内部に収納固定され
る計器本体2(特に速度計)の一部に走行距離を
数字表示する積算計3が、図示しない駆動機構に
より桁上げ駆動可能に軸支され、ハウジング1内
を覆う前面板4に形成した表示窓5を透して視認
されるように配設されており、夜間においてはハ
ウジング1内の適所に配した光源6からの照射光
線により照明するようにしている。この場合、上
記光線は直接的あるいはハウジング1、前面板4
の内面等で反射した間接的照射により積算計3の
表示面を照明することになるが、表示窓5と積算
計3との間隙から表面側へ洩光する光線によつて
表示窓5の周囲が必要以上に明るくなり、あるい
はこうした直接光が視認者に眩惑を与えるといつ
た不具合を生じさせることがある。
る計器本体2(特に速度計)の一部に走行距離を
数字表示する積算計3が、図示しない駆動機構に
より桁上げ駆動可能に軸支され、ハウジング1内
を覆う前面板4に形成した表示窓5を透して視認
されるように配設されており、夜間においてはハ
ウジング1内の適所に配した光源6からの照射光
線により照明するようにしている。この場合、上
記光線は直接的あるいはハウジング1、前面板4
の内面等で反射した間接的照射により積算計3の
表示面を照明することになるが、表示窓5と積算
計3との間隙から表面側へ洩光する光線によつて
表示窓5の周囲が必要以上に明るくなり、あるい
はこうした直接光が視認者に眩惑を与えるといつ
た不具合を生じさせることがある。
特に前面板4を透光性基盤で形成し、文字、目
盛を透光表示するようにした照明構造では、前面
板4の裏面に向かつて光源6の光を積極的に照射
するため、表示窓5への直接光も多くなり、従つ
て洩光も目立ちやすくなる。
盛を透光表示するようにした照明構造では、前面
板4の裏面に向かつて光源6の光を積極的に照射
するため、表示窓5への直接光も多くなり、従つ
て洩光も目立ちやすくなる。
本考案の目的は表示窓周辺の洩光現象による眩
惑を防止し、均等な照明により積算計表示面を良
好に視認させ得る照明機構を提供せんとするもの
で、透光表示部を形成した透光性表示板に積算計
を視認し得る表示窓を形成するとともに、この表
示窓の窓枠周辺から積算計表面側までに垂下する
透光性材料からなる光拡散板を設けたことを特徴
とするものである。
惑を防止し、均等な照明により積算計表示面を良
好に視認させ得る照明機構を提供せんとするもの
で、透光表示部を形成した透光性表示板に積算計
を視認し得る表示窓を形成するとともに、この表
示窓の窓枠周辺から積算計表面側までに垂下する
透光性材料からなる光拡散板を設けたことを特徴
とするものである。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説
明する。
明する。
第2図においてハウジング7内には速度計等の
計器本体8が収納固定され、その一部に積算計9
が配設されて表示機構を構成している。計器前面
側には積算計9の表示面を透視し得る表示窓10
を切り欠き形成した表示板11が配設される。表
示板11は光透過率の良好な合成樹脂製の透光性
基盤12で形成され、その表側あるいは裏側の表
面部分には文字、目盛等の透光性表示部を有した
遮光素地からなる表示層13(印刷あるいは薄
板)が設けられている。また、表示板11の表示
窓10の窓枠部分には透光性基盤12から一体に
垂下する光拡散板14が形成されている。この光
拡散板14は光透過性の筒状壁部として積算計9
の表示面側に垂下され、その表面に梨地状あるい
はダイヤカツト等の光拡散面を形成している。ま
た、ハウジング7内の適所には光源15が配設さ
れ、表示板11をその背後から透過照明するとと
もに、直接的あるいは内部機構に乱反射した間接
的光線により、積算計9を照明可能としている。
計器本体8が収納固定され、その一部に積算計9
が配設されて表示機構を構成している。計器前面
側には積算計9の表示面を透視し得る表示窓10
を切り欠き形成した表示板11が配設される。表
示板11は光透過率の良好な合成樹脂製の透光性
基盤12で形成され、その表側あるいは裏側の表
面部分には文字、目盛等の透光性表示部を有した
遮光素地からなる表示層13(印刷あるいは薄
板)が設けられている。また、表示板11の表示
窓10の窓枠部分には透光性基盤12から一体に
垂下する光拡散板14が形成されている。この光
拡散板14は光透過性の筒状壁部として積算計9
の表示面側に垂下され、その表面に梨地状あるい
はダイヤカツト等の光拡散面を形成している。ま
た、ハウジング7内の適所には光源15が配設さ
れ、表示板11をその背後から透過照明するとと
もに、直接的あるいは内部機構に乱反射した間接
的光線により、積算計9を照明可能としている。
以上の構成によれば、光源15から表示窓10
や積算計9の表示面に向かう直接光あるいはハウ
ジング7の内面や内部機構に乱反射して集光的に
表示窓10側へ向かう間接光が上記光拡散板14
を透過し、その拡散面によつて拡散されて積算計
9の表示面に照射されるため、表示窓10周辺の
部分的光輝等による著しい照明ムラが緩和され、
比較的均等なやわらかい照明が可能となる。
や積算計9の表示面に向かう直接光あるいはハウ
ジング7の内面や内部機構に乱反射して集光的に
表示窓10側へ向かう間接光が上記光拡散板14
を透過し、その拡散面によつて拡散されて積算計
9の表示面に照射されるため、表示窓10周辺の
部分的光輝等による著しい照明ムラが緩和され、
比較的均等なやわらかい照明が可能となる。
また、光拡散板14は光拡散面により透視困難
な壁部として構成されるため、この光拡散板14
自体が表示窓10と積算計9との隙間からの内部
機構の透視を遮るマスクとしての機能も果たすこ
とが可能となる。なお、上述した実施例では光拡
散板14を表示窓10の周壁全周に形成したが、
計器機構の配設位置によつては全周に設けなくと
もよい。
な壁部として構成されるため、この光拡散板14
自体が表示窓10と積算計9との隙間からの内部
機構の透視を遮るマスクとしての機能も果たすこ
とが可能となる。なお、上述した実施例では光拡
散板14を表示窓10の周壁全周に形成したが、
計器機構の配設位置によつては全周に設けなくと
もよい。
特に積算計9においては数字輪上に0〜9の数
字が近接して印刷形成されることがあり、表示窓
10から現在表示すべき数字と隣接する数字が見
えることがあるため、こうした隣接する数字を隠
蔽し、現表示値のみを確実に視認させる場合に
は、光拡散板14を下方に向かつて次第に狭まる
逆台形状に形成して、その下端が現表示値である
数字列の上下部に臨むよう構成すればよく、第3
図に示すように積算計9の効果的な照明とともに
視認性の良好な表示を得ることができる。
字が近接して印刷形成されることがあり、表示窓
10から現在表示すべき数字と隣接する数字が見
えることがあるため、こうした隣接する数字を隠
蔽し、現表示値のみを確実に視認させる場合に
は、光拡散板14を下方に向かつて次第に狭まる
逆台形状に形成して、その下端が現表示値である
数字列の上下部に臨むよう構成すればよく、第3
図に示すように積算計9の効果的な照明とともに
視認性の良好な表示を得ることができる。
なお、上述した実施例は速度計等の計器本体の
一部に積算計を軸支した、計器機構との一体的構
造について説明したが、他の計器機構とは全く分
離した積算計機構単独で設計される場合にも、そ
の前面に透過率の良好な透光性表示板が配されて
表示窓を形成した構造についても同様に適用し得
るものである。また、光拡散板は表示板の表示窓
枠から一体に垂下形成する構造でなく、表示板材
料とは透過率の異なる別体の透光性樹脂材料から
なる光拡散板を表示窓周辺下部に垂下させて配設
してもよく、同様の照明効果を得られることはい
うまでもない。
一部に積算計を軸支した、計器機構との一体的構
造について説明したが、他の計器機構とは全く分
離した積算計機構単独で設計される場合にも、そ
の前面に透過率の良好な透光性表示板が配されて
表示窓を形成した構造についても同様に適用し得
るものである。また、光拡散板は表示板の表示窓
枠から一体に垂下形成する構造でなく、表示板材
料とは透過率の異なる別体の透光性樹脂材料から
なる光拡散板を表示窓周辺下部に垂下させて配設
してもよく、同様の照明効果を得られることはい
うまでもない。
以上詳述したように、本考案は積算計を透視し
得る表示窓および文字目盛等の表示部とを有する
表示板を備えた指示装置であつて、透光性基盤に
透光性表示部を設けた表示板に積算計の数字列を
透視し得る表示窓を形成するとともに、この表示
窓の窓枠周辺に積算計表面側まで垂下する透光性
樹脂材料からなる光拡散板を設けたことにより、
表示窓と積算計の間隙から洩光する照射光を拡散
して表示窓周辺の部分的光輝を防止し得、積算計
表示面を良好に照明することができ、あわせて透
光性表示板の背後からの照明構造が制約を受ける
ことなく透光表示部の透過照明をも良好になると
いうきわめて効果的な照明機構を提供し得るもの
である。
得る表示窓および文字目盛等の表示部とを有する
表示板を備えた指示装置であつて、透光性基盤に
透光性表示部を設けた表示板に積算計の数字列を
透視し得る表示窓を形成するとともに、この表示
窓の窓枠周辺に積算計表面側まで垂下する透光性
樹脂材料からなる光拡散板を設けたことにより、
表示窓と積算計の間隙から洩光する照射光を拡散
して表示窓周辺の部分的光輝を防止し得、積算計
表示面を良好に照明することができ、あわせて透
光性表示板の背後からの照明構造が制約を受ける
ことなく透光表示部の透過照明をも良好になると
いうきわめて効果的な照明機構を提供し得るもの
である。
第1図は積算計照明装置の従来構造を示す断面
図、第2図は本考案に係る積算計照明装置の一実
施例を示す断面図、第3図は本考案照明装置の他
の実施例を示す要部断面図と正面図である。 ハウジング……7、計器本体……8、積算計…
…9、表示窓……10、表示板……11、透光性
基盤……12、表示層……13、光拡散板……1
4、光源……15。
図、第2図は本考案に係る積算計照明装置の一実
施例を示す断面図、第3図は本考案照明装置の他
の実施例を示す要部断面図と正面図である。 ハウジング……7、計器本体……8、積算計…
…9、表示窓……10、表示板……11、透光性
基盤……12、表示層……13、光拡散板……1
4、光源……15。
Claims (1)
- 車輌用指示計器等に具備された積算計の表示窓
および文字・目盛等の表示部とを有する表示板を
備えた指示装置において、透過率の良好な合成樹
脂製の透光性基盤に上記積算計の数字列を視認し
得る表示窓を形成し、この表示窓箇所および上記
表示部を除く基盤表面部分に遮光素地を形成して
表示板を構成するとともに、上記表示板の表示窓
の窓枠周辺には積算計表面側まで垂下する透光性
樹脂材料からなる光拡散板を設けたことを特徴と
する積算計の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197883U JPS59187717U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 積算計の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197883U JPS59187717U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 積算計の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187717U JPS59187717U (ja) | 1984-12-13 |
JPH0439539Y2 true JPH0439539Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=30211928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8197883U Granted JPS59187717U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 積算計の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187717U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515056Y2 (ja) * | 1987-02-03 | 1993-04-21 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716317U (ja) * | 1980-07-01 | 1982-01-27 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5296051U (ja) * | 1976-01-17 | 1977-07-18 | ||
JPS5452250U (ja) * | 1977-09-20 | 1979-04-11 |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP8197883U patent/JPS59187717U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716317U (ja) * | 1980-07-01 | 1982-01-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59187717U (ja) | 1984-12-13 |
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